JP5204695B2 - 車両用ブースタ装置 - Google Patents

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本発明に係る車両用ブースタ装置は、アンテナで受信した信号を増幅してチューナ等に出力する車両用のブースタ装置に関する。
従来より、自動車等の車両にはラジオやテレビ番組を視聴するためにアンテナが取り付けられている。このアンテナは、車両が走行中であっても一定の受信感度を得ることが要求されることから車外取り付け型のアンテナが主流である。しかし、車外取り付け型のアンテナでは、車両のデザインを損ねる場合があるという外観上の問題から車両のリアガラスやフロントガラスに貼り付けられるフィルム状のアンテナや、スポイラー又はバンパー内部に配置したアンテナ等が望まれる場合がある。
雨水が浸入するバンパー内部にアンテナを配置した場合には、車室に開けた孔に止水機能を有するグロメットを設け、グロメットを通してケーブルを車室内まで引き込み、車室内に設けたアンプやチューナに接続する必要がある。さらに、弱・中電界域でも一定の受信感度を得ると共に電磁ノイズの混入を防ぐため、アンテナからアンプやチューナに接続するケーブルの長さを短くし、アンテナを2個設けてダイバーシチアンテナとするなどの配慮が必要であった。
しかし、アンテナからアンプに伸びるケーブルの長さを短くすることは、ケーブル引き回しの制限となり、車両への搭載性が悪くなる。そこで、ケーブルの長さに関する制約を緩和するため、アンテナで受信した信号を増幅するブースタ装置をアンテナ近傍に配置することがある。
無線周波数帯を扱う電子回路では、安定した作動を実現するため、振動や外部からの電磁ノイズに対して遮蔽効果を有する筐体に収容する必要がある。さらに、雨中で使用する場合には防水性又は止水性が必要であることから、上記ブースタ装置を収容する筐体は防水筐体が望ましい。
特開平02−276296号公報
防水筐体としては、特許文献1に示されるような筐体があり、ケース本体と蓋との間に防水ゴムを挟むことによりケース内を防水しているが、ケーブルを挿入する部分には別の防水構造を施さなければ防水構造とならず、部品点数の増加となっていた。また、近年の車両安全性の向上のため、バンパー内部に搭載する機器も衝撃を吸収する構造を有することが望まれている。
そこで、本発明では、基板を設けたシールドケースにケーブルを貫通した場合でも、部品点数を増加させず、衝撃を吸収し易く、かつ、防水効果を有する車両用ブースタ装置を提供することを目的とする。
以上のような目的を達成するために、本発明に係る車両用ブースタ装置は、アンテナで受信された信号を増幅して出力する車両用ブースタ装置において、ベースカバーの縁部に組み込まれたシール部材と、シール部材の内側に設けられたアンプ基板と、シール部材およびアンプ基板を覆い、アンプ基板を密封するカバーと、ール部材の側面に設けられた挿通口を通じて外部から内部のアンプ基板に接続されるケーブルと、を有し、シール部材は、ベースカバーとカバーとの間を密封し、ベースカバーはその外側に伸びるアームを有し、アームは、挿通口より外側でケーブルを保持することを特徴とする。
また、本発明に係る車両用ブースタ装置においては、望ましくは、シール部材の内側に配置され、ベースカバーに固定された導電性の基板ケースを備え、カバー、ベースカバー、および基板ケースは、車両用ブースタ装置が車両に固定されると共に、GNDとしての車両ボデーに電気的に接続され、アンプ基板は、基板ケースに固定され、基板ケースにGND接続される。また、本発明に係る車両用ブースタ装置においては、望ましくは、衝突時の衝撃を吸収させるため、アンテナに接続された車両用ブースタ装置をボデーとバンパーとの間に配置する
本発明に係る車両用ブースタ装置によると、基板を設けたシールドケースにケーブルを貫通した場合でも、部品点数を増加させず、衝撃を吸収し易く、かつ、防水効果を発揮することができるという効果がある。
本発明の実施形態に係る車両用ブースタ装置の外観を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る車両用ブースタ装置のカバーを外した状態を示す斜視図である。 本実施形態の車両用ブースタ装置の組み立て方法を説明する説明図である。 本実施形態の車両用ブースタ装置の正面図である。 本実施形態の車両用ブースタ装置のA−A断面を示す断面図である。 本実施形態の車両用ブースタ装置のB−B断面を示す断面図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態(以下実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1は車両用ブースタ装置1の外観を示している。車両用ブースタ装置1は、例えば、バンパー内部に取り付けられたアンテナからの信号を増幅して、車室内のチューナ等に出力するものであり、雨水が浸入するバンパー内部に装着されるため、防水機能を有している。
図1の車両用ブースタ装置1は、車体に固定されるベースカバー12と、ベースカバー12を覆うカバー11と、アンテナが受信した信号が入力される入力ケーブル13と、アンプ基板により増幅された信号を出力する出力ケーブル14と、アンプ基板に電源を供給する電源ケーブル15と、を有している。なお、カバー11の中央部にはアンプ基板を収容するために、膨らみが設けられている。また、車両用ブースタ装置1は、アンテナが受信した信号を増幅して出力することにより車両への搭載を容易とするため、ケーブル長を延長可能とすると共に、配線の取り回しを考慮して入力ケーブル13と出力ケーブル14は直線状に配置されている。
図2は車両用ブースタ装置1のカバーを外した状態を示している。ベースカバー12の内周には、防水機能を実現するために防水ゴム製のシール部材20を設け、シール部材20の内側に基板ケース21に取り付けられたアンプ基板22が納められている。ベースカバー12とカバー11に接触するシール部材20には、全周にわたる凸形状のリップ部を設けることにより密着性を高め、ベースカバー12と図示しないカバーでシール部材を挟むことにより、アンプ基板22への雨水の浸入を防いでいる。
アンプ基板22には、シール部材20の側面に設けられた挿通口を通じて入力ケーブル13、出力ケーブル14及び電源ケーブル15が接続されている。ベースカバー12には、入力ケーブル13と出力ケーブル14及び電源ケーブル15とを固定するアーム19が設けられ、ケーブルは結束バンド18によりアーム19に固定されている。本実施形態で特徴的な事項の一つは、ケーブルがシール部材より外側でベースカバー12に固定されているため、挿通口には変形が発生せず、雨水の浸入を防ぐことができることである。
基板ケース21にはアンプ基板22のGNDとフレームGNDを接続するためのGND接合部(a〜c)が対ノイズ性を高めるために設けられ、図示しない車両取り付けブラケットは、車両用ブースタ装置1を車両に固定すると共に、ボデーとアンプ基板22とを電気的に接続し、GND性能を確保している。
図3は車両用ブースタ装置の組み立て方法を示している。最初に、アンプ基板22に設けられた半田クリップ23のそれぞれに入力ケーブル13,出力ケーブル14及び電源ケーブル15を半田付けにより固定し、ケーブルをシール部材20の挿通口に通して挿通口の防水を行う。次に、シール部材をベースカバー12にはめ込むと共に、アンプ基板22を基板ケースにはめ込み、基板ケースのGND接合部により電気的に接続する。
図4は車両用ブースタ装置1の正面図である。外周部に補強の為のリブと中央部に膨らみとを設けたカバー11は、2個の止め金具17によって位置決めされ、4本のネジ16によってベースカバー12に固定されると共に、入力ケーブル13と出力ケーブル14及び電源ケーブル15とは結束バンド18によりアーム19にそれぞれ固定されている。また、図4には、入力ケーブル13と出力ケーブル14とを通る長手方向のA−Aと、長手方向に直交して2本のネジ16とを通る横方向のB−Bと、を示している。
図5は車両用ブースタ装置1のA−A断面を示し、図6は車両用ブースタ装置のB−B断面を示している。図5において、アンテナから受信した信号は入力ケーブル13より入力され、アンプ基板22で増幅された信号が出力ケーブル14から図示しないチューナへ出力される。入力ケーブル13と出力ケーブル14及び電源ケーブルは、ベースカバー12のアーム19に結束バンド18でそれぞれ固定され、さらに、アンプ基板22の半田クリップ23で固定され、シール部材の挿通口の変形を防いでいる。図6において、カバー11の中央部には膨らみが設けられてアンプ基板22を収納すると共に、ベースカバー12に設けられた基板ケース21にアンプ基板が保持されると共にGND接続されている。さらに、ベースカバー12とカバー11はネジ16により固定されていると共に、GND接続されている。
本実施形態における車両用ブースタ装置1のその他の特徴的な事項は、衝突の際に、バンパーとボデーのわずかな空間で車両用ブースタ装置のカバーとベースカバーが塑性変形すると共にシール部材が緩衝材として機能するように、弾性材で成形されたシール材の縁部を肉厚にしたことである。具体的には、車両の衝突時に図5の上方向から荷重が加わった場合、カバー11の膨らみ部が変形すると共に、結束バンド18に加わった荷重によりアーム19が変形し、さらに、弾性素材であるシール部材20が緩やかに荷重を吸収することで、バンパー単体による荷重吸収と、ダイバシチ構成により設けられた2つの車両用ブースタ装置と、による荷重吸収が行われる。
なお、本実施形態に係る車両用ブースタ装置において、ベースカバーは外側に伸びるアームを有し、アームは、シール部材の側面に設けられた挿通口を通るケーブルを、挿通口より外側で保持している。
以上、上述したように、本実施形態に係る車両用ブースタ装置によると、基板を設けたシールドケースにケーブルを貫通した場合でも、部品点数を増加させず、衝撃を吸収し易く、かつ、防水効果を発揮することが可能である。また、本実施形態に限らず、アンプ基板と基板ケースとベースカバーとを電気的に接続した後に、シール部材の代わりに弾性のある樹脂によりベースカバー内側をモールディングしてもよいことはいうまでもない。
本発明に係る車両用ブースタ装置は、アンテナで受信した信号を増幅してチューナ等に出力するブースタ装置として利用することが可能である。
1 車両用ブースタ装置、11 カバー、12 ベースカバー、13 入力ケーブル、14 出力ケーブル、15 電源ケーブル、16 ネジ、17 止め金具、18 結束バンド、19 アーム、20 シール部材、21 基板ケース、22 アンプ基板、23 半田クリップ。

Claims (3)

  1. アンテナで受信された信号を増幅して出力する車両用ブースタ装置において、
    ベースカバーの縁部に組み込まれたシール部材と、
    シール部材の内側に設けられたアンプ基板と、
    シール部材およびアンプ基板を覆い、アンプ基板を密封するカバーと、
    ール部材の側面に設けられた挿通口を通じて外部から内部のアンプ基板に接続されるケーブルと、
    を有し、
    シール部材は、ベースカバーとカバーとの間を密封し、
    ベースカバーはその外側に伸びるアームを有し、
    アームは、挿通口より外側でケーブルを保持することを特徴とする車両用ブースタ装置。
  2. 請求項1に記載の車両用ブースタ装置において、
    シール部材の内側に配置され、ベースカバーに固定された導電性の基板ケースを備え、
    カバー、ベースカバー、および基板ケースは、車両用ブースタ装置が車両に固定されると共に、GNDとしての車両ボデーに電気的に接続され、
    アンプ基板は、基板ケースに固定され、基板ケースにGND接続されることを特徴とする車両用ブースタ装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用ブースタ装置において、
    衝突時の衝撃を吸収させるため、アンテナに接続された車両用ブースタ装置をボデーとバンパーとの間に配置したことを特徴とする車両用ブースタ装置。
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