JP5204441B2 - 注文情報処理装置、注文情報処理プログラム、注文情報処理方法、及び注文情報処理システム - Google Patents

注文情報処理装置、注文情報処理プログラム、注文情報処理方法、及び注文情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は、飲食店において用いられる注文情報処理装置、注文情報処理プログラム、注文情報処理方法、及び注文情報処理システムに関する。
レストランなどの飲食店において、接客担当者が顧客の注文をハンディターミナルに入力し、この入力された注文情報を処理する注文情報処理システムが使われている。この注文情報処理システムは、ハンディターミナル、注文情報処理装置、調理指示装置などから構成される。ハンディターミナルは入力された注文情報を注文情報処理装置に送信し、注文情報処理装置は受信した注文情報を処理し、調理指示装置に調理指示情報を送信する。
このようなシステムを用いるレストランにおいても、スープ、サラダ、メインディッシュ、デザートなど、複数の調理品目を順番に顧客に提供するコース料理の提供では、図14に示すように接客担当者が顧客の食事の状況を常に監視している。そして次の調理のタイミングになったときに、ハンディターミナルに調理指示を入力し、この調理指示情報を注文情報処理装置が処理し、調理場に調理指示を行うシステムがある(例えば特許文献1参照)。
特開平11−250143公報
このようなシステムでは接客担当者が、繁忙のため顧客の食事の状況を監視できない場合や、確認そのものを失念して調理指示が遅れてしまうなどの場合には、適切なタイミングで料理を提供することができない。また、接客担当者は、次の提供品目を把握し、その料理品目の調理時間を考慮して調理指示を出さなければならないため、非常に高いスキルが要求される。このようなスキルを持たない接客担当者の場合には、同様に適切なタイミングで調理指示を出すことができない。
この問題の解決のために、注文受付時に全品目の提供時間を算出するシステムもあるが、このシステムでは客の食事の進捗状況が考慮されていないために、適切なタイミングで調理指示をだすことができない。
そこで、本発明の目的は、客の食事進捗に合わせて次の料理を最適の時刻に提供できるように、顧客の食事状況を確認するタイミングを接客係に通知することにある。
本発明は、前記課題を解決するための第1の構成として、顧客からの注文情報が入力され、該注文情報を送信するハンディターミナルと、受信した前記注文情報に基づいて調理指示情報を作成し送信する注文情報処理装置と、受信した前記調理指示情報に従い調理指示を出力する調理指示装置と、調理の完了または調理品の提供完了を示す完了情報が入力され、該完了情報を前記注文情報処理装置に送信する完了情報入力装置とを備え、複数品目からなるコース料理を顧客に提供する際に、顧客の飲食の速度に対応して各品目が定められた提供順に提供されるように支援する注文情報処理システムに用いられる注文情報処理装置であり、前記完了情報の対象品目である現在提供品目の顧客の食事の状況を確認すべき時刻である食事状況確認時刻を、前記完了情報の受信時刻またはその直後の時刻に前記現在提供品目の次に提供する次回提供品目の待ち時間である次回提供品目待ち時間を加えて求める確認時刻算出手段と、前記食事状況確認時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が前記食事状況確認時刻を経過したことを検出すると、顧客の食事の状況を確認する時刻であることを通知する食事状況確認通知を前記ハンディターミナルに送信する食事状況確認通知送信手段と、を有する注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第2の構成として、前記第1の構成において、前記確認時刻算出手段は、前記次回提供品目待ち時間として、予め設定された基準待ち時間を用いる注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第3の構成として、前記第2の構成において、前記確認時刻算出手段は、前記基準待ち時間に対し、要因毎に定められた補正係数を乗じ、この計算結果を前記次回提供品目待ち時間として用いる注文情報処理装置提供する。
さらに、前記課題を解決するための第4の構成として、前記第1から第3のいずれかの構成において、前記確認時刻算出手段は、前記次回提供品目待ち時間を、前記現在提供品目を顧客が食べる時間である現在品目食事時間から、前記次回提供品目の調理時間である次回品目調理時間を減じて求める注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第5の構成として、前記第1から第4のいずれかの構成において、前記確認時刻算出手段は、前記次回提供品目待ち時間を、前記現在品目食事時間から、前記次回品目調理時間及び前記食事状況確認通知を送信後に応答を受信するまでの通信予測時間を減じて求める注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第6の構成として、前記第1から第5のいずれかの構成において、前記確認時刻算出手段は、前記現在提供品目の予め設定された食事時間の基準値に対し、要因毎に定められた補正係数を乗じ、この計算結果を前記現在品目食事時間とする注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第7の構成として、前記第1から第6のいずれかの構成において、前記確認時刻算出手段は、前記次回提供品目の予め設定された調理時間の基準値に対し、要因毎に定められた補正係数を乗じ、この計算結果を前期次回品目調理時間とする注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第8の構成として、前記第1から第7のいずれかの構成において、前記確認時刻算出手段は、前記通信予測時間に影響を与える要因に係る補正を行い、前記通信予測時間を算出する注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第9の構成として、前記第1から第8のいずれかの構成において、前記注文情報処理装置は、前記食事状況確認通知に対する応答である食事状況情報を受信し、前記食事状況情報が調理開始を指示する場合、前記調理指示情報を作成し、前記調理指示装置に前記調理指示情報を送信する注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第10の構成として、前記第1から第9のいずれかの構成において、前記注文情報処理装置は前記食事状況情報が調理開始を指示するものでない場合には、指定時間経過後に前記食事状況確認通知を再度送信する注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第11の構成として、前記第1から第9のいずれかの構成において、前記注文情報処理装置は前記食事状況確認通知に対する応答が所定時間以内に受信できない場合は、当該所定時間経過後に、前記調理指示装置に前記調理指示情報を送信する注文情報処理装置を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第12の構成として、顧客からの注文情報が入力され、該注文情報を送信するハンディターミナルと、受信した前記注文情報に基づいて調理指示情報を作成し送信する注文情報処理装置と、受信した前記調理指示情報に従い調理指示を出力する調理指示装置と、調理の完了または調理品の提供完了を示す完了情報が入力され、該完了情報を前記注文情報処理装置に送信する完了情報入力装置とを備え、複数品目からなるコース料理を顧客に提供する際に、顧客の飲食の速度に対応して各品目が定められた提供順に提供されるように支援する注文情報処理システムに用いられる注文情報処理装置のプログラムであり、前記完了情報の対象品目である現在提供品目の顧客の食事の状況を確認すべき時刻である食事状況確認時刻を、前記完了情報の受信時刻またはその直後の時刻に前記現在提供品目の次に提供する次回提供品目の待ち時間である次回提供品目待ち時間を加えて求める確認時刻算出処理と、前記食事状況確認時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が前記食事状況確認時刻を経過したことを検出すると、顧客の食事の状況を確認する時刻であることを通知する食事状況確認通知を前記ハンディターミナルに送信する食事状況確認通知送信処理と、を有する注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第13の構成として、前記第12の構成において、前記確認時刻算出処理は、前記次回提供品目待ち時間として、予め設定された基準待ち時間を用いる注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第14の構成として、前記第13において、前記確認時刻算出処理は、前記基準待ち時間に対し、要因毎に定められた補正係数を乗じ、この計算結果を前記次回提供品目待ち時間として用いる注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第15の構成として、前記第12の構成において、前記確認時刻算出処理は、前記次回提供品目待ち時間を、前記現在提供品目を顧客が食べる時間である現在品目食事時間から、前記次回提供品目の調理時間である次回品目調理時間を減じて求める注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第16の構成として、前記第12の構成において、前記確認時刻算出処理は、前記次回提供品目待ち時間を、前記現在品目食事時間から、前記次回品目調理時間及び前記食事状況確認通知を送信後に応答を受信するまでの通信予測時間を減じて求める注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第17の構成として、前記第12から第16のいずれかの構成において、前記確認時刻算出処理は、前記現在提供品目の予め設定された食事時間の基準値に対し、要因毎に定められた補正係数を乗じ、この計算結果を前記現在品目食事時間とする注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第18の構成として、前記第12から第17のいずれかの構成において、前記確認時刻算出処理は、前記次回提供品目の予め設定された調理時間の基準値に対し、要因毎に定められた補正係数を乗じ、この計算結果を前期次回品目調理時間とする注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第19の構成として、前記第12から第18のいずれかの構成において、前記確認時刻算出処理は、前記通信予測時間に影響を与える要因に係る補正を行い、前記通信予測時間を算出する注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第20の構成として、前記第12から第19のいずれかの構成において、前記注文情報処理は、前記食事状況確認通知に対する応答である食事状況情報を受信し、前記食事状況情報が調理開始を指示する場合、前記調理指示情報を作成し、前記調理指示装置に前記調理指示情報を送信する注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第21の構成として、前記第12から第20のいずれかの構成において、前記注文情報処理は前記食事状況情報が調理開始を指示するものでない場合には、指定時間経過後に前記食事状況確認通知を再度送信する注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第22の構成として、前記第12から第20のいずれかの構成において、前記注文情報処理装置は前記食事状況確認通知に対する応答が所定時間以内に受信できない場合は、当該所定時間経過後に、前記調理指示装置に前記調理指示情報を送信する請注文情報処理プログラムを提供する。
さらに、前記課題を解決するための第23の構成として、顧客からの注文情報が入力され、該注文情報を送信するハンディターミナルと、受信した前記注文情報に基づいて調理指示情報を作成し送信する注文情報処理装置と、受信した前記調理指示情報に従い調理指示を出力する調理指示装置と、調理の完了または調理品の提供完了を示す完了情報が入力され、該完了情報を前記注文情報処理装置に送信する完了情報入力装置とを備え、複数品目からなるコース料理を顧客に提供する際に、顧客の飲食の速度に対応して各品目が定められた提供順に提供されるように支援する注文情報処理システムに用いられる注文情報処理方法であり、前記完了情報の対象品目である現在提供品目の顧客の食事の状況を確認すべき時刻である食事状況確認時刻を、前記完了情報の受信時刻またはその直後の時刻に前記現在提供品目の次に提供する次回提供品目の待ち時間である次回提供品目待ち時間を加えて求める確認時刻算出ステップと、前記食事状況確認時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が前記食事状況確認時刻を経過したことを検出すると、顧客の食事の状況を確認する時刻であることを通知する食事状況確認通知を前記ハンディターミナルに送信する食事状況確認通知送信ステップと、を有する注文情報処理方法を提供する。
さらに、前記課題を解決するための第24の構成として、顧客からの注文情報が入力され、該注文情報を送信するハンディターミナルと、受信した前記注文情報に基づいて調理指示情報を作成し送信する注文情報処理装置と、受信した前記調理指示情報に従い調理指示を出力する調理指示装置と、調理の完了または調理品の提供完了を示す完了情報が入力され、該完了情報を前記注文情報処理装置に送信する完了情報入力装置とを備え、複数品目からなるコース料理を顧客に提供する際に、顧客の飲食の速度に対応して各品目が定められた提供順に提供されるように支援する注文情報処理システムであり、前記注文情報処理装置が、前記完了情報の対象品目である現在提供品目の顧客の食事の状況を確認すべき時刻である食事状況確認時刻を、前記完了情報の受信時刻またはその直後の時刻に前記現在提供品目の次に提供する次回提供品目の待ち時間である次回提供品目待ち時間を加えて求める確認時刻算出手段と、前記食事状況確認時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が前記食事状況確認時刻を経過したことを検出すると、顧客の食事の状況を確認する時刻であることを通知する食事状況確認通知を前記ハンディターミナルに送信する食事状況確認通知送信手段と、を有する注文情報処理システムを提供する。
本発明の注文情報処理装置は、コース料理において、次に提供する品目に応じた適切な時刻に、顧客の食事状況を確認する通知をその接客担当者が有するハンディターミナルに送信する。このため、顧客担当のスキルによらず最適な時間に顧客の食事状況を確認することができる。
また、食事状況の確認時刻は、注文情報処理装置が、一つの料理が調理完了かまたは提供完了する度に算出する。このため、顧客の食事の進捗に応じた最適な時刻に次の品種の調理指示を行うための顧客の食事状態を確認する通知を行うことができる。
(1)実施の形態の概要
本発明の一実施形態である注文情報処理システムは、主にハンディターミナル2と、注文情報処理装置1と調理指示装置3とキー入力装置6とバーコードリーダー7とから構成される。
ハンディターミナル2は、接客係によって顧客の注文情報が入力され、当該注文情報を注文情報処理装置1に送信する。注文情報処理装置1は、ハンディターミナル2からの注文情報を受信し、メモリー部22に当該注文入力情報を格納するとともに、この注文情報に基づいて調理指示情報を作成し、この調理指示情報を調理指示装置3に送信する。この調理指示装置3は、注文情報処理装置1から送信された調理指示情報を受信し、調理指示を出力する。この調理指示の出力を調理伝票により行う場合には、調理指示装置3はプリンタにより構成される。調理指示の出力を単にディスプレイに表示する場合には、調理指示装置3は表示装置付きの電子機器により構成される。
上記の構成のシステムにおける注文情報処理装置1は、確認時刻算出手段と食事状況確認通知手段を有する。メニューのある品目の調理完了または提供完了時に、完了情報入力装置9は調理者等により入力された完了情報を注文情報処理装置1に送信する。このデータを受け取った確認時刻算出手段は、次の品目の調理指示を送信するために、対象品目である現在提供品目の顧客の食事状況を確認すべき時刻である食事状況確認時刻を、前記完了情報の受信時刻に前記現在提供品目の次に提供する次回提供品目の待ち時間である次回提供品目待ち時間を加えて求める。
食事状況確認通知手段は、その食事状況確認時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が食事状況確認時刻を経過したときに、顧客の食事の状況を確認する時刻であることを通知する食事状況確認通知を前記ハンディターミナル2に送信する。
(2)実施の形態の詳細
図1は本発明の一実施形態である注文情報処理システムのシステム構成図である。LAN(Local Area Network)などの通信回線8に、注文情報処理装置1、無線通信中継器4、会計装置5などの電子機器が接続されている。無線通信中継器4は、ハンディターミナル2や調理指示装置3の無線データを、通信回線8を介して注文情報処理装置1や会計装置5に送信する。
ハンディターミナル2に入力された注文情報はテーブル番号、ハンディターミナルID、客層などの付帯情報とともに無線通信中継器4を介して注文情報処理装置1に送信される。ここで、テーブル番号は、顧客がいるテーブル固有の番号であり、ハンディターミナルIDはこのデータの送信元であるハンディターミナル2の固有の番号である。客層は顧客をグループ分けするための顧客の情報である。無線通信中継器4はこの注文情報を受信し、通信回線8に送信できるようデータ変換した後に、このあて先の注文情報処理装置1に送信する。
注文情報処理装置1は、受信した注文情報に固有の番号である伝票番号を付与し、メモリー部22に記憶する。さらに、注文情報の各メニューについて調理する単位に分類し、調理指示情報を作成する。この調理指示情報の作成は、例えば、予め決められた印字フォーマットに分類した注文情報を代入して行われる。調理指示情報の作成については、以後同様に行われる。また、注文情報処理装置1は、顧客伝票を印字するための顧客伝票情報を作成する。顧客伝票情報の作成は、顧客の飲食したメニューの支払い代金を算出し、この値や、注文された各メニューや個数等のデータを予め決められたフォーマットに代入して顧客伝票情報を作成する。顧客伝票情報の作成については、以後同様に行われる。その後、注文情報処理装置1は、この調理指示情報と顧客伝票情報を調理指示装置3に送信する。
調理指示装置3はプリンタにより構成される場合には、これらのデータに基づいて、調理指示伝票または顧客伝票を印字する。表示装置により構成される場合には、調理指示情報を表示する。調理指示装置3には、キー入力装置6やバーコードリーダー7を装着可能である。キー入力装置6及びバーコードリーダー7は、調理人による調理完了情報の入力や、接客係からの調理提供完了情報の入力を受付ける。これらの完了情報は、調理指示装置3を介して注文情報処理装置1に送信される。
図1に二点鎖線の枠で示すように、完了情報入力装置9とは、調理完了または調理品提供完了を示す完了情報を入力し送信するときの調理指示装置3及びこれに接続されたキー入力装置6またはバーコードリーダー7を示すものである。調理指示装置3がタッチパネル機能を有する表示装置により構成される場合には、完了情報の入力はこの表示装置の入力画面から入力されるため、キー入力装置6またはバーコードリーダー7が接続されずに当該表示装置が完了情報入力装置9となる。
キー入力装置6及びバーコードリーダー7は必ずしも両方存在しなければならないわけではなく、片方であっても、存在しなくてもよい。キー入力装置6及びバーコードリーダー7が、注文情報処理システム内に存在しない場合には、当該完了情報の入力は、ハンディターミナル2を用いて行なっても良い。この場合はハンディターミナル2が完了情報入力装置9となる。完了情報入力装置9には、その他の入力手段を用いても良い。その他の入力手段としては、例えば、通信回線8に接続されたPC(パーソナル・コンピュータ)などが挙げられる。
会計装置5は顧客伝票に印字されている伝票番号の入力があると、この伝票番号を注文情報処理装置1に送信し。注文情報処理装置1から該当する伝票番号の会計情報を受信する。この会計情報は顧客が支払うべき代金の情報が含まれている。会計装置5は、この会計情報に基づいて会計処理を行い、会計結果を注文情報処理装置1に通知する。
図2に同実施の形態における注文情報処理装置の主要部の構成に関するブロック図を示す。制御部21は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等から構成され、ROMに格納されているプログラムを読み出し、RAMなどのメモリーを用いて、プログラムを動作させ、各ハードウェアユニットを制御する。
メモリー部22は、ハンディターミナル2から受信した注文情報の他に、コース料理品目テーブル71、現在品目食事時間テーブル81、コース別補正係数テーブル91、客層別補正係数テーブル92、食事時間日時補正係数テーブル93、人数別補正係数テーブル94、現在品目調理時間テーブル101、調理時間日時補正係数テーブル111等が記憶されている。
通信部23は制御部21からの制御により、ハンディターミナル2、調理指示装置3や会計装置5と通信する。ハンディターミナル2や調理指示装置3と通信する場合には、無線通信中継器4を介して行う。
表示部24は注文情報処理装置1の状態を表示するためのものであり、LED(Light Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)により構成される。入力部25は、キーやタッチパネルなどで構成される。
図3に同実施の形態におけるハンディターミナル2の主要部の構成に関するブロック図を示す。ハンディターミナル2は主に制御部31、メモリー部32、通信部33、表示部34、入力部35、出力部36から構成される。
制御部31は注文情報処理装置1と同様に、CPU、ROM、RAM等から構成され、メモリー部32、通信部33、表示部34、入力部35を制御する。メモリー部32は、RAMなどのメモリーから構成され、注文情報や完了情報を記憶する。通信部33は無線通信中継器4と無線通信を行い、この無線通信中継器4を介して注文情報処理装置1に注文情報を送信する。表示部34はLEDやLCDパネルから構成される。LEDは通信状態などを示し、LCDは注文情報を入力するためのメニュー情報などが表示される。入力部35はキーやタッチパネルから構成され、接客係により入力された顧客からの注文情報や、調理提供完了情報を入力し制御部31に送る。出力部36はブザーなど、ハンディターミナル2の情報を外部に出力するためのものである。
図4に同実施の形態における調理指示装置3の主要部の構成に関するブロック図を示す。調理指示装置3はプリンタにより構成される場合は、主に制御部41、メモリー部42、通信部43、表示部44、入力部45、調理指示装置部46から構成される。さらに、入力部にキー入力装置6やバーコードリーダー7が接続される形態もある。
制御部41は注文情報処理装置1と同様に、CPU、ROM、RAM等から構成され、メモリー部42、通信部43、表示部44、入力部45、調理指示装置部46を制御する。メモリー部42はフォントや特殊文字、及び調理指示情報等の情報を記憶する。通信部43は、注文情報処理装置1と通信を行う。図1の如く無線通信が可能である場合には、通信部43は無線通信中継器4を介して調理指示情報を受信、または送信する。調理指示装置3が、通信回線8に直接接続されている場合には、通信部43無線通信中継器4を介さずに直接注文情報処理装置1と通信を行う。
表示部44はLEDなどにより構成され、プリンタの状態情報などを表示する。入力部45はキーなどのほか、シリアル通信ポートから入力されたデータ入力を受け付ける。シリアルポートからの入力としては、例えばキー入力装置に入力されたキー情報や、バーコードリーダー7から入力された情報がある。調理指示部46はプリンタモジュールなどにより構成され、調理指示情報を印字する。
調理指示装置3が表示装置により構成される場合であっても、主なハードウェアブロック構成は、プリンタである場合と同様である。調理指示装置3がプリンタである場合との主な違いは、調理指示部46が表示部44を用いて調理指示を行うことである。
図5に同実施の形態における無線通信中継器4の主要部の構成に関するブロック図を示す。無線通信中継器4は主に制御部51、メモリー部52、表示部54、入力部55、無線通信部57、有線通信部58から構成される。
制御部51は、注文情報処理装置1と同様に構成され、メモリー部52、表示部54、入力部55、無線通信部57、有線通信部58などの各ブロックを制御する。メモリー部52は、無線通信回線と有線通信回線との間のデータ変換のためのワーク領域等に用いられる。表示部54はLED、LCDなどで構成され、機器の使用状態を示す。入力部55は、キースイッチ等からの入力情報を処理する。無線通信部57は、ハンディターミナル2や調理指示装置3等の機器と無線通信を行う。有線通信部58は注文情報処理装置1や会計装置5などの通信回線8に接続された機器との通信を行う。
次に、システム全体の処理手順について説明する。図6は、同実施の形態におけるシステム全体の処理を示すシーケンス図である。
図6に示すように、このシーケンス図では、注文情報処理装置1で行なわれる処理を左側、ハンディターミナル2で行なわれる処理を中央、調理指示装置3または完了情報入力装置9で行なわれる処理を右側に配置し、それら各装置間で送受信される信号を矢印で示してある。
まず、ハンディターミナル2に顧客から注文を受けたコース料理の注文情報が接客係により入力されると、注文情報処理装置1の制御部21は、これらの注文情報を所定の無線通信のフォーマットに変換する。通信部23はこの変換された注文情報を、無線通信中継器4を介して注文情報処理装置1に送信する(ステップS221)。
注文情報処理装置1は、受信した注文情報に固有の伝票番号を付与し、メモリー部22に記憶する(ステップS211)。このときに制御部21はこの注文情報の各料理品目について、コース料理品目の提供状況及び食事状況確認時刻テーブルを作成する。図7は、作成されたコース料理品目の提供状況及び食事状況確認時刻テーブルの1例を示す図である。制御部21は、図7に示すような提供状況及び食事状況確認時刻テーブル71をコースごとに作成する。この提供状況及び食事状況確認時刻テーブル71は提供順、提供品目、提供状況、食事状況確認時刻等から構成される。
提供順は提供する順番を示し、提供品目はコース料理で提供される各品目名を示す。提供状況は現在どの品目まで提供されたかを示す。図7に示すテーブルの例では、提供順1番のコーンスープと2番の和風サラダが既に提供済みであることを示している。食事状況確認時刻は、いつ顧客の食事状況を確認するのがよいか、注文情報処理装置1が算出した最適な時刻を示している。本実施例では、この食事状況確認時刻は、提供品目ごとに設けられているが、直近の食事状況確認時刻を示す記憶領域を設けて、そこを制御部21が参照する構成としてもよい。
図6に示すように、注文情報処理装置1はこの注文情報に基づいて、前述したように顧客伝票情報を作成する。通信部23は顧客伝票情報を、無線通信中継器4を介して、調理指示装置3に送信する(ステップS212)。さらに、注文情報処理装置1は、最初に調理する品目の情報をステップS212と同様に調理伝票情報を作成し、調理指示装置3へ送信する(ステップS213)。
調理指示装置3は、注文情報処理装置1から送信された調理伝票情報および顧客伝票情報を受信し、印字する(ステップS231、S234)。その後、調理人は当該調理指示に従って調理する。調理が完了したときに、調理人は調理指示装置3に接続されているキー入力装置6に調理完了情報を入力する。完了情報入力装置9を構成する調理指示装置3の制御部41はキー入力装置に入力された調理完了情報を通信部43を使い注文情報処理装置1に送信する(ステップS235)。調理指示装置3が表示装置によって構成される場合には、調理人はディスプレイのタッチパネルなどを用いて完了情報を入力する。
注文情報処理装置1は完了情報を受信し、その制御部21は次回客状況確認時刻(TS)を算出する(確認時刻算出手段)。次回客状況確認時刻(TS)とは、コース料理の顧客が現在食べている食事の次に提供する品目の調理を開始する時刻を厨房に指示するために、接客係がコース料理を食事している顧客の食事状況を確認するための時刻のことをいう。
図8は、本実施の形態における客食事状況確認時刻(TS)の算出方法の例を示す図である。この次回客状況確認時刻(TS)は、現在時刻(TN)に次回提供品目待ち時間(t0)を加えた値となる(式1)。現在時刻(TN)は、当該処理が完了情報受信直後に行われていることから、実質的には注文情報処理装置1が完了情報を受信した時刻に近い値となる。
ここで、次回提供品目待ち時間(t0)とは、注文情報処理装置1が完了情報を受信したときから次回客状況確認時刻(TS)までの時間をいい、品目ごとに異なる値である。次回提供品目待ち時間(t0)は予め決められた基準待ち時間を用いてもよいが、各種補正値を利用し、より最適な値とすることもできる。予め決められた基準待ち時間を用いる場合には、コースの品目ごとの次回提供品目待ち時間(t0)の基準値が格納されているテーブルを用いることにより実現できる。
図9は、図7に示すコース料理品目に対応する各品目間の基準待ち時間のテーブルの例を示す図である。図9に示すように、コースの品目ごとの次回提供品目待ち時間(t0)の基準値として、各提供品目間の基準待ち時間が予め設定されている。例えば、コース1品目のコーンスープと2品目の和風サラダとの間の基準待ち時間(待ち時間(t0)の基準値)は5分である。これらのコースの品目ごとの基準待ち時間は、過去からの統計的データに基づく平均的な値で設定されている。
次回提供品目待ち時間(t0)は、本実施例では、制御部21が、例えば通信予測時間(t2)と調理予測時間(t3)を加えて得られた値を、顧客食事予想時間(t1)から減じることにより、求める(式2)。顧客食事予想時間(t1)とは、現在顧客が食べている品目の予想食事時間をいう。通信予測時間(t2)とは、注文情報処理装置1が接客係のハンディターミナル2に客食事状況確認情報を送信した後、調理指示情報を受信するまでの時間をいう。調理予測時間(t3)とは、その次に提供する品目の調理に必要な時間をいう。
制御部21は、品目ごとに予め設定されている食事時間の基準値を現在品目食事時間のテーブルとしてメモリー部22に格納する。図10は、同実施の形態における現在品目食事時間テーブルの例を示す。図10に示すように、現在品目食事時間テーブル81は、コース料理の品目ごとの食事時間の基準値が対応して格納されているものである。例えば、オニオンスープを提供した場合には、制御部21は現在品目食事時間テーブル81のオニオンスープに対応する時間である7分を顧客食事予想時間(t1)として用いて、式1、式2により次回客状況確認時刻(TS)を算出する。これらのコースの品目ごとの食事時間の基準値は、過去からの統計的データに基づく平均的な値で設定されている。
制御部21は、品目ごとに予め設定されている調理時間の基準値を品目別調理時間のテーブルとしてメモリー部22に格納する。図11は、同実施の形態における品目別調理時間のテーブルの例を示す。図11に示すように、品目別調理時間テーブル101は、各品目の調理時間の基準値を示しており、ビーフステーキの調理時間の基準値は5分であることを示している。制御部21は、品目別調理時間テーブル101から例えばビーフステーキに対応する調理時間の基準値である5分という値を読み出し、調理予測時間(t3)として用いる。これらのコースの品目ごとの調理時間の基準値は、過去からの統計的データに基づく平均的な値で設定されている。
制御部21は、通信予測時間(t2)を標準的な通信時間、またはそのシステムの平均的な通信時間である平均通信時間を動的に求めた値により使用する。制御部21は、ハンディターミナル2と通信を行うたびにメモリー部22に、通信に要した時間と通信回数とを記憶し、この値を用いて平均通信時間を算出する。標準的な通信時間とは、システム構成上の通信回線速度から演算した通信時間の理論値である。
制御部21は、上記の計算方法により算出した次回客状況確認時刻(TS)をコース料理品目の提供状況及び食事状況確認時刻テーブル71から定期的に読み出す。この読み出した次回客状況確認時刻(TS)が現在時刻と同じか、または次回客状況確認時刻(TS)が現在時刻を過ぎていることを検出した場合には、制御部21は客食事状態確認情報を作成する。客食事状態確認情報はテーブル番号、コース料理名、現在食事品目等から構成され、制御部21が予め決まったフォーマットにこれらの値を代入することにより、客食事状態確認情報を作成する。この客食事状態確認情報を作成した後、制御部21は通信部23に当該客食事状態確認情報を該当する接客係の持つハンディターミナル2に送信する(ステップS215)(食事状況確認通知手段)。なお、制御部21は割り込み処理により、次回客状況確認時刻(TS)が現在時刻と同じか、または次回客状況確認時刻(TS)が現在時刻を過ぎていることを検出する構成とすることも可能である。
当該客食事状態確認情報のハンディターミナル2への送信は、注文情報を入力したハンディターミナル2か、または現在そのテーブルの近くにいるハンディターミナル2等に直接送信することができる。送信先であるハンディターミナル2を特定する方法は、個々のハンディターミナル2に個別に設定されるハンディターミナルIDを使用する方法、または、特定の無線通信中継器4の通信範囲に属するすべてのハンディターミナル2を対象とする方法がある。ここで、ハンディターミナルIDを使用する方法において、接客担当者が、ハンディターミナル2を個人持ちとして持ったまま交代する場合が考えられる。この場合は、交代したことの情報を注文情報処理装置1に送ることにより、注文情報処理装置1の制御部21は、送信すべきハンディターミナル2を特定し、送信先とすることができる。また送信先ハンディターミナル2が特定できない場合であっても、制御部21が通信部23を用いて、全てのハンディターミナル2に同じ情報を一度に送信する一斉同報通信を行うことによっても、客食事状態確認情報をハンディターミナル2に伝えることができる。
ハンディターミナル2はこの客食事状態確認情報を受信した場合には、表示部34の点滅や、出力部36によってブザーを鳴らす等により、顧客の食事状態を確認するタイミングであることを接客係に知らせる。このときハンディターミナル2は、どのテーブルで何を食べている顧客の食事状態を確認すればよいのかを接客係に通知するために、表示部34に受信した客食事状態確認情報に含まれるテーブル番号、コース料理名、現在食事品目等の情報を表示する。接客係はこの表示内容を認識したあとに、顧客の食事状況を確認する。
接客係は、顧客の食事状況を確認した後、その状況をハンディターミナル2に入力し、入力部35はその情報を制御部31に送る。この情報は次の品目の調理に取りかかってよいか否かの情報である。制御部31は入力された情報から調理指示情報を作成する。調理指示情報は、例えば予め決まったフォーマットに伝票番号や、調理開始指示情報を代入することにより生成される。作成された調理指示情報は注文情報処理装置1に送信される(ステップS223)。
注文情報処理装置1はこの調理指示情報を受信し(ステップS216)、その内容が次の調理を行う指示であれば、制御部21が調理指示伝票を作成し、通信部21を用いて調理指示装置3に送信する(ステップS217)。制御部21は、調理指示伝票の次の調理品目を、前述の手順により作成する。
調理指示情報を受信した調理指示装置3はこの内容の調理指示伝票を印字する。調理指示装置3が表示装置である場合には、この内容を画面に表示する。これを見て、調理人が調理をする。調理が完了した場合には、調理指示装置3に接続されているキー入力装置6は調理人により調理完了を入力される。
調理完了を入力された調理指示装置3は完了情報を作成する。この完了情報の作成はステップS235と同じである(ステップS238)。この情報を注文情報処理装置1が受信し処理するステップはステップS214と同じであり(ステップS218)、以後同様の処理が行われる。
注文情報処理装置1が受信した調理指示情報の内容が「調理をまだ開始してはならない」という情報である場合には、制御部21は調理指示伝票を作成せずに一定期間経過後、ハンディターミナル2に再度、客食事状態確認情報を送信する。また、所定時間内に調理指示情報を受信できない場合は、注文情報処理装置1は調理指示伝票を作成し、調理指示装置3に送信する。
なお、顧客食事予想時間(t1)は各種要因により影響されるものである。このため、注文情報処理装置1の制御部21は、これら要因を予めテーブルとしてメモリー部22に格納しておき、必要に応じて顧客食事予想時間(t1)の補正を行う。以下に顧客食事予想時間(t1)の補正例を説明する。以下の補正係数のテーブルは制御部21が格納、読み出しするものである。
図12に同実施の形態における現在品目食事時間の補正係数のテーブルを示す。図12(a)にコース別補正係数テーブル91を示す。これはある品目の食事時間が、単品で顧客に提供されたときと、各種コースによって出されたときではその食事に要する時間に差があることから、これらの差を補正するための係数を格納したテーブルである。制御部21は単品、又はコース名とそれに対応する補正係数を格納する。
制御部21は、現在顧客が食べている品目に関するコース別補正係数テーブル91の顧客が注文したコース名称に対応する補正係数を読み出し、顧客食事予想時間(t1)に乗じた値を用いて、式1、式2により次回客状況確認時刻(TS)を算出する。本実施の形態で、例えば、現在提供している品目がコースAの注文である場合には、制御部21はコース別補正係数テーブル91のコースAに対応する補正係数1.2を読み出して、現在品目食事時間テーブル81から読み出した顧客食事予想時間(t1)に、この補正係数を乗じた値を用いて顧客食事予想時間(t1)を算出する。
同様に図12(b)では、制御部21は客層別補正係数テーブル92、図12(c)は平均食事時間日時別補正係数テーブル93、(d)は人数別補正係数テーブル94を示す。客層とは客の年代やグループ構成など、顧客固有の構成情報などである。客層別補正係数テーブル92は客層と補正係数の対応を示した表である。平均食事時間日時別補正係数テーブル93は食事をする曜日や時間帯などによる平均食事時間の違いを補正するためのテーブルである。人数別補正係数テーブル94は顧客のグループの構成人数による食事時間の違いを補正するための図である。
制御部21は、それぞれの表から現在のコース料理、食事中の品目等に対応する補正係数を読み出し、顧客食事予想時間(t1)に乗じた値を用いて顧客食事予想時間(t1)を算出する。例えば、休日昼頃に40歳代の顧客が4人のグループで来店した場合には、制御部21は図12に記載の表から、それぞれのメンバに対応する補正係数1.1と1.0と1.2を顧客食事予想時間(t1)に乗じた値を用いて次回客状況確認時刻(TS)を算出する。
図13は、同実施の形態における現在品目調理時間の補正係数を示す図である。この調理時間日時補正係数テーブル111には、調理する曜日や時刻に対応する補正係数が格納されている。制御部21は、この補正係数を調理予測時間(t3)に乗じた値を用いて、顧客食事予想時間(t1)を算出する。また現在品目調理時間は、同じ調理器具等を使用する品目が現在調理されているのであれば、制御部21はその待ち数を現在品目調理時間に乗じることにより補正することもできる。
本実施例では図12の補正係数は顧客食事予想時間(t1)に乗じて用いられたが、顧客食事予想時間(t1)を最適値に計算するように演算するものであれば、加減算や除算を用いるような係数であっても問題ない。
本発明の一実施形態である注文情報処理システムのシステム構成図である。 同実施の形態における注文情報処理装置の主要部の構成を示すブロック図である。 同実施の形態におけるハンディターミナルの主要部の構成を示すブロック図である。 同実施の形態における調理指示装置の主要部の構成を示すブロック図である。 同実施の形態における無線通信中継器の主要部の構成を示すブロック図である。 同実施の形態におけるシステム全体の処理を示すシーケンス図である。 同実施の形態におけるコース料理品目の提供状況及び食事状況確認時刻のテーブルを示すである。 同実施の形態における客食事状況確認時刻算出方法の例を示す図である。 図7に示すコース料理品目に対応する各品目間の基準待ち時間のテーブルの例を示す図である。 同実施の形態における現在品目食事時間テーブルの例を示す図である。 同実施の形態における品目別調理時間テーブルの例を示す図である。 同実施の形態における現在品目食事時間の補正係数テーブルの例を示す図である。 同実施の形態における現在品目調理時間の補正係数テーブルの例を示す図である。 従来の形態におけるシステム全体の処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 注文情報処理装置
2 ハンディターミナル
3 調理指示装置
4 無線通信中継器
5 会計装置
6 キー入力装置
7 バーコードリーダー
8 通信回線
9 完了情報入力装置
21 制御部
22 メモリー部
23 通信部
24 表示部
25 入力部
31 制御部
32 メモリー部
33 通信部
34 表示部
35 入力部
36 出力部
41 制御部
42 メモリー部
43 通信部
44 表示部
45 入力部
46 調理指示部
51 制御部
52 メモリー部
54 表示部
55 入力部
57 無線通信部
58 有線通信部

Claims (14)

  1. 顧客からの注文情報が入力され、該注文情報を送信するハンディターミナルと、受信した前記注文情報に基づいて調理指示情報を作成し送信する注文情報処理装置と、受信した前記調理指示情報に従い調理指示を出力する調理指示装置と、調理の完了または調理品の提供完了を示す完了情報が入力され、該完了情報を前記注文情報処理装置に送信する完了情報入力装置とを備え、複数品目からなるコース料理を顧客に提供する際に、顧客の飲食の速度に対応して各品目が定められた提供順に提供されるように支援する注文情報処理システムに用いられる注文情報処理装置であり、
    前記完了情報の対象品目である現在提供品目の顧客の食事の状況を確認すべき時刻である食事状況確認時刻を、前記完了情報の受信時刻またはその直後の時刻に、前記現在提供品目の次に提供する次回提供品目の待ち時間である次回提供品目待ち時間を加えて求める確認時刻算出手段と、
    前記食事状況確認時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が前記食事状況確認時刻を経過したことを検出すると、顧客の食事の状況を確認する時刻であることを通知する食事状況確認通知を前記ハンディターミナルに送信して、前記ハンディターミナルに当該通知の受信を報知させる食事状況確認通知送信手段と、
    を有し、
    前記食事状況確認通知送信手段は、当該注文情報が入力された前記ハンディターミナルまたは当該注文情報を注文した前記顧客がつくテーブルの近傍にあるハンディターミナルに対して、次回提供品目の調理開始の是非に関する情報を含む食事状況情報を返信させるため、前記食事状況確認通知として、前記テーブルの識別番号と、前記コース料理の名称と、前記現在提供品目の名称とを含む情報を送信する
    注文情報処理装置。
  2. 前記確認時刻算出手段は、前記次回提供品目待ち時間として、予め設定された基準待ち時間を用いる請求項1に記載の注文情報処理装置。
  3. 前記確認時刻算出手段は、前記基準待ち時間に対し、要因毎に定められた補正係数を乗じ、この計算結果を前記次回提供品目待ち時間として用いる請求項2に記載の注文情報処理装置。
  4. 前記確認時刻算出手段は、前記次回提供品目待ち時間を、前記現在提供品目を顧客が食べる時間である現在品目食事時間から、前記次回提供品目の調理時間である次回品目調理時間を減じて求める請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の注文情報処理装置。
  5. 前記確認時刻算出手段は、前記次回提供品目待ち時間を、前記現在提供品目を顧客が食べる時間である現在品目食事時間から、前記次回提供品目の調理時間である次回品目調理時間及び前記食事状況確認通知を送信後に応答を受信するまでの通信予測時間を減じて求める請求項1から請求項のいずれか1項に記載の注文情報処理装置。
  6. 前記確認時刻算出手段は、前記現在提供品目の予め設定された食事時間の基準値に対し、要因毎に定められた補正係数を乗じ、この計算結果を前記現在品目食事時間とする請求項4または5に記載の注文情報処理装置。
  7. 前記確認時刻算出手段は、前記次回提供品目の予め設定された調理時間の基準値に対し、要因毎に定められた補正係数を乗じ、この計算結果を前記次回品目調理時間とする請求項4または5に記載の注文情報処理装置。
  8. 前記確認時刻算出手段は、前記通信予測時間に影響を与える要因に係る補正を行い、前記通信予測時間を算出する請求項に記載の注文情報処理装置。
  9. 前記注文情報処理装置は、前記食事状況確認通知に対する応答である前記食事状況情報を受信し、前記食事状況情報が調理開始を指示する場合、前記調理指示情報を作成し、前記調理指示装置に前記調理指示情報を送信する請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の注文情報処理装置。
  10. 前記注文情報処理装置は前記食事状況情報が調理開始を指示するものでない場合には、指定時間経過後に前記食事状況確認通知を再度送信する請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の注文情報処理装置。
  11. 前記注文情報処理装置は前記食事状況確認通知に対する応答が所定時間以内に受信できない場合は、当該所定時間経過後に、前記調理指示装置に前記調理指示情報を送信する請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の注文情報処理装置。
  12. 顧客からの注文情報が入力され、該注文情報を送信するハンディターミナルと、受信した前記注文情報に基づいて調理指示情報を作成し送信する注文情報処理装置と、受信した前記調理指示情報に従い調理指示を出力する調理指示装置と、調理の完了または調理品の提供完了を示す完了情報が入力され、該完了情報を前記注文情報処理装置に送信する完了情報入力装置とを備え、複数品目からなるコース料理を顧客に提供する際に、顧客の飲食の速度に対応して各品目が定められた提供順に提供されるように支援する注文情報処理システムに用いられる注文情報処理装置のプログラムであり、
    前記完了情報の対象品目である現在提供品目の顧客の食事の状況を確認すべき時刻である食事状況確認時刻を、前記完了情報の受信時刻またはその直後の時刻に、前記現在提供品目の次に提供する次回提供品目の待ち時間である次回提供品目待ち時間を加えて求める確認時刻算出処理と、
    前記食事状況確認時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が前記食事状況確認時刻を経過したことを検出すると、顧客の食事の状況を確認する時刻であることを通知する食事状況確認通知を前記ハンディターミナルに送信して、前記ハンディターミナルに当該通知の受信を報知させる食事状況確認通知送信処理と、
    を有し、
    前記食事状況確認通知送信処理は、当該注文情報が入力された前記ハンディターミナルまたは当該注文情報を注文した前記顧客がつくテーブルの近傍にあるハンディターミナルに対して、次回提供品目の調理開始の是非に関する情報を含む食事状況情報を返信させるため、前記食事状況確認通知として、前記テーブルの識別番号と、前記コース料理の名称と、前記現在提供品目の名称とを含む情報を送信する
    注文情報処理プログラム。
  13. 顧客からの注文情報が入力され、該注文情報を送信するハンディターミナルと、受信した前記注文情報に基づいて調理指示情報を作成し送信する注文情報処理装置と、受信した前記調理指示情報に従い調理指示を出力する調理指示装置と、調理の完了または調理品の提供完了を示す完了情報が入力され、該完了情報を前記注文情報処理装置に送信する完了情報入力装置とを備え、複数品目からなるコース料理を顧客に提供する際に、顧客の飲食の速度に対応して各品目が定められた提供順に提供されるように支援する注文情報処理システムに用いられる注文情報処理装置において実施される注文情報処理方法であり、
    前記注文情報処理装置は、確認時刻算出手段と、食事状況確認通知送信手段とを有しており、
    前記確認時刻算出手段が、前記完了情報の対象品目である現在提供品目の顧客の食事の状況を確認すべき時刻である食事状況確認時刻を、前記完了情報の受信時刻またはその直後の時刻に、前記現在提供品目の次に提供する次回提供品目の待ち時間である次回提供品目待ち時間を加えて求める確認時刻算出ステップと、
    前記食事状況確認通知送信手段が、前記食事状況確認時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が前記食事状況確認時刻を経過したことを検出すると、当該注文情報が入力された前記ハンディターミナルまたは当該注文情報を注文した前記顧客がつくテーブルの近傍にあるハンディターミナルに対して、次回提供品目の調理開始の是非に関する情報を含む食事状況情報を返信させるため、前記テーブルの識別番号と、前記コース料理の名称と、前記現在提供品目の名称とを含んだ、顧客の食事の状況を確認する時刻であることを通知する食事状況確認通知を送信して、前記ハンディターミナルに当該通知の受信を報知させる食事状況確認通知送信ステップと、
    を有する注文情報処理方法。
  14. 顧客からの注文情報が入力され、該注文情報を送信するハンディターミナルと、受信した前記注文情報に基づいて調理指示情報を作成し送信する注文情報処理装置と、受信した前記調理指示情報に従い調理指示を出力する調理指示装置と、調理の完了または調理品の提供完了を示す完了情報が入力され、該完了情報を前記注文情報処理装置に送信する完了情報入力装置とを備え、複数品目からなるコース料理を顧客に提供する際に、顧客の飲食の速度に対応して各品目が定められた提供順に提供されるように支援する注文情報処理システムであり、
    前記注文情報処理装置が、
    前記完了情報の対象品目である現在提供品目の顧客の食事の状況を確認すべき時刻である食事状況確認時刻を、前記完了情報の受信時刻またはその直後の時刻に、前記現在提供品目の次に提供する次回提供品目の待ち時間である次回提供品目待ち時間を加えて求める確認時刻算出手段と、
    前記食事状況確認時刻と現在時刻を比較し、現在時刻が前記食事状況確認時刻を経過したことを検出すると、顧客の食事の状況を確認する時刻であることを通知する食事状況確認通知を前記ハンディターミナルに送信して、前記ハンディターミナルに当該通知の受信を報知させる食事状況確認通知送信手段と、
    を有し、
    前記食事状況確認通知送信手段は、当該注文情報が入力された前記ハンディターミナルまたは当該注文情報を注文した前記顧客がつくテーブルの近傍にあるハンディターミナルに対して、次回提供品目の調理開始の是非に関する情報を含む食事状況情報を返信させるため、前記食事状況確認通知として、前記テーブルの識別番号と、前記コース料理の名称と、前記現在提供品目の名称とを含む情報を送信し、
    前記ハンディターミナルは、前記注文情報処理装置から前記食事状況確認通知を受信すると、受信したこと報知するとともに、前食事状況確認通知に含まれる前記テーブルの識別番号と、前記コース料理の名称と、前記現在提供品目の名称とを含む情報を表示して、次回提供品目の調理開始の是非に関する情報を含む食事状況情報の入力を受け付け、入力された前記食事状況情報を前記注文情報処理装置に送信する
    ことを特徴とする注文情報処理システム。
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