JPH1142221A - カロリー表示システム - Google Patents

カロリー表示システム

Info

Publication number
JPH1142221A
JPH1142221A JP19846797A JP19846797A JPH1142221A JP H1142221 A JPH1142221 A JP H1142221A JP 19846797 A JP19846797 A JP 19846797A JP 19846797 A JP19846797 A JP 19846797A JP H1142221 A JPH1142221 A JP H1142221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
calories
dish
calorie
cooked food
food
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19846797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3746879B2 (ja
Inventor
Toyokazu Takahashi
豊和 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP19846797A priority Critical patent/JP3746879B2/ja
Publication of JPH1142221A publication Critical patent/JPH1142221A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3746879B2 publication Critical patent/JP3746879B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】弁当などの商品に詰め合わせる各調理済食品の
品目や重量を変更しても、それに伴って変わる商品の総
カロリーなどを容易に算出して表示することのできるカ
ロリー表示システムを提供する。 【解決手段】 料理を構成する各調理済食品を各料理に
対応させて記憶した第1の記憶手段ME1と、各調理済
食品のカロリーを記憶した第2の記憶手段ME2と、料
理の種類を指定入力する入力手段4と、入力された料理
の種類から、その料理を構成する調理済食品を第1の記
憶手段ME1から読み出し、各調理済食品のカロリーを
第2の記憶手段ME2から読み出して、入力された料理
の総カロリーを算出する演算手段1と、算出された総カ
ロリーを表示出力する出力手段9,11,12とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複種類の調理済食
品を組み合わせた料理、例えば弁当の総カロリーまたは
調理済食品毎のカロリーを、ラベルやレシートへの印字
または画面表示などにより表示するカロリー表示システ
ムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では、日々の食事の管理による健康
志向への関心が高まっている。このような点からも、弁
当のような料理にはその詰め合わせた調理済食品の各々
のカロリーを合計した総カロリーなどを表示するように
すれば、その弁当を食べることによるカロリー摂取量が
わかるので、顧客へのサービス向上や販売促進を図るこ
とができる。さらに、調理済食品個々のカロリーが表示
されていれば、例えば、ダイエット中の人は、食べる調
理済食品の適宜選択や量の加減によりカロリー摂取量を
自身で調整することができ、健康管理にも役立つ。従
来、料理のカロリーを表示する手段としては、食堂やレ
ストランなどにおいて、トレイに乗せた各食器に付した
マークをレジでスキャンすることにより各食器内の食品
の栄養価を読み取り、この栄養価の合計を算出してレシ
ートなどに印字するシステム(特開平5-334563号公報参
照)、食堂やレストランなどで個々のメニューのカロリ
ーを予め登録しておき、精算時に顧客が飲食したメニュ
ーのカロリーを合計してシレートに印字する装置(特開
平5-128127号公報参照)などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
料理のカロリーを表示する装置では、季節などに応じて
食品や食材を変更した場合に、その変更に伴って変わる
カロリーの表示を容易に変更して表記することができな
い問題がある。すなわち、前者のシステムでは、食器の
裏面に磁性金属片などによりマーキングしたマークを変
えなければならず、後者の装置では、登録商品ごとにカ
ロリー摂取情報を作成して印字しているから、登録商品
に応じたデータは固定的であって、そのデータを作成し
直すのが容易でない。しかも、材料の量が変わった場合
には、それに伴って変わる商品のカロリーの表記変更は
一層困難となる。
【0004】そこで、本発明は、弁当などの料理に詰め
合わせる各調理済食品の品目や重量を変更しても、それ
に伴って変わる料理の総カロリーを容易に算出してラベ
ルへの印字などの手段で表示できるカロリー表示システ
ムを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の一構成に係るカロリー表示システムは、客
に提供する料理のカロリーを計算して表示するものであ
って、料理を構成する各調理済食品を各料理に対応させ
て記憶した第1の記憶手段と、前記各調理済食品のカロ
リーを記憶した第2の記憶手段と、料理の種類を指定入
力する入力手段と、入力された料理の種類から、その料
理を構成する調理済食品を前記第1の記憶手段から読み
出し、各調理済食品のカロリーを前記第2の記憶手段か
ら読み出して、入力された料理の総カロリーを算出する
演算手段と、算出された総カロリーを表示出力する出力
手段とを備えている。
【0006】このカロリー表示システムでは、入力手段
により所要の料理を指定入力すると、演算手段が、第1
および第2の記憶手段から指定料理を構成する各調理済
食品の品目とカロリーの情報を読み出して、各調理済食
品のカロリーを合計して料理の総カロリーを算出し、こ
の算出された総カロリーが、出力手段により、ラベルや
レシートへの印字または画面表示により表示される。季
節や調理済食品の価格変動などに応じて調理済食品の品
目や重量を変更する場合には、第1の記憶手段に記憶さ
れている所要の料理を構成する各調理済食品の情報を変
更すればよい。
【0007】上記カロリー表示システムにおいて、さら
に、前記調理済食品毎にそれぞれに使用する食材とその
重量とを記憶した材料記憶手段と、前記各食材の単位重
量当たりのカロリーを記憶した基礎カロリー記憶手段と
を備え、前記演算手段は、前記各材料記憶手段および基
礎カロリー記憶手段に記憶された情報に基づいて、各調
理済食品のカロリーを求め、求めた各カロリーをそれぞ
れの調理済食品に対応させて前記第2の記憶手段に登録
する登録手段を備えた構成とすることができる。
【0008】これにより、演算手段は調理済食品を構成
する各食材毎の重量と単位重量当りのカロリーとから各
調理済食品のカロリーを簡単に求めることができるの
で、例えば、コロッケの中身の量を変えたり、焼き魚の
切身の大きさを変えたりしても、簡単にその調理済食品
のカロリーを算出して、記憶手段に登録することができ
る。
【0009】また、演算手段が各調理済食品毎のカロリ
ーを演算するので、この情報をも表示するようにすれ
ば、客は商品における各調理済食品の各々のカロリーを
知ることができ、食べるべき調理済食品の選択や量の加
減を自身で適切に判断することができ、健康管理に役立
つ。
【0010】また、本発明の他の構成に係るカロリー表
示システムは、客に提供する料理のカロリーを計算して
表示するものにおいて、料理を構成する各調理済食品と
その盛りつけ量とを各料理に対応させて記憶した第3の
記憶手段と、前記各調理済食品の単位重量当たりのカロ
リーを記憶した第4の記憶手段と、料理の種類を指定入
力する入力手段と、入力された料理の種類から、その料
理を構成する各調理済食品の盛りつけ量と単位重量当た
りのカロリーとを前記各記憶手段から読み出して各調理
済食品のカロリーをそれぞれ算出し、この算出したカロ
リーに基づいて料理の総カロリーを算出する演算手段
と、算出された調理済食品毎のカロリーおよび/または
料理の総カロリーを表示出力する出力手段とを備えてい
る。
【0011】このカロリー表示システムにおいても、入
力手段により料理を指定するだけで、演算手段が料理の
総カロリーおよび各調理済食品毎のカロリーをそれぞれ
正確に演算する。また、調理済食品の品目や盛り付け量
を変更する場合には、第3の記憶手段に記憶されている
所要の料理の情報を変更すればよい。特に、季節によっ
て盛り付け量が変わる場合、品目はそのままにして盛り
付け量のみを変更すればよいので、変更が容易である。
以後、演算手段は、変更された調理済食品の盛りつけ量
と第4の記憶手段に登録されている調理済食品の単位重
量当たりのカロリーとを乗算して調理済食品のカロリー
を正確に算出する。
【0012】また、上記発明において、さらに、前記入
力手段により指示された料理の各調理済食品を画面表示
する表示手段と、表示された各調理済食品の種類または
重量を必要に応じて変更する変更手段とを備え、前記演
算手段は、変更された調理済食品に基づいて前記入力手
段で指定された料理の総カロリーを算出する構成とする
こともできる。これにより、カロリーを画面表示により
確認でき、料理を構成する調理済食品の品目または重量
の変更を変更手段により容易に行うことができ、演算手
段が変更された調理済食品に基づいて総カロリーを正確
に算出できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の
一実施形態に係るカロリー表示システムを示すブロック
構成図であり、この実施形態では、調理済食品を詰め合
わせた料理としての弁当の総カロリーおよび調理済食品
毎のカロリーをそれぞれラベルに印字して表示する場合
を例示してある。同図において、中央演算処理ユニット
1は、キー入力部4から入力制御部7を介して入力され
る指令や情報に基づいて、ROM2に格納されている各
種の制御プログラムを実行してこのシステム全体を制御
する。
【0014】記憶手段であるRAM3には、図2(a)
に示すように、各種類の弁当(料理)とこれらを構成す
る各調理済食品の品目とを関連付けて記憶した第1の記
憶エリア(第1の記憶手段)ME1と、同図(b)に示
すように、各調理済食品の品目とそのカロリーを関連付
けて記憶した第2の記憶エリア(第2の記憶手段)ME
2と、図3に示すように、調理済食品毎にそれぞれに使
用する食材とその重量とを記憶した材料記憶エリアM1
および各食材の単位重量当たりのカロリーを記憶した基
礎カロリー記憶エリアM2からなるカロリー換算テーブ
ルMとを有している。
【0015】キー入力部4は、ラベルへの印字を指示し
たり、第1の記憶エリアME1における所望の料理のデ
ータを読み出すためにその料理の呼出コードを入力した
り、調理済食品の品目を変更する場合にその品目を呼び
出して変更したりするための各種のファンクショクキー
や、調理済食品の重量を変更したりするためのテンキー
などを有している。したがって、キー入力部4は、調理
済食品の品目または重量を必要に応じて変更するための
変更手段としても機能する。
【0016】中央演算処理ユニット(CPU)1には、
キー入力部4から入力される指示に基づいて、RAM3
から所要のデータを読み出すとともに、その読み出した
データを表示駆動部8を介して表示部9に表示させた
り、表示されたデータをラベルに印字するように印字制
御部10を介してラベル印字部11を駆動制御する。ま
た、CPU1には、演算手段15と、後述のようにして
求められる各調理済食品のカロリーをそれぞれの調理済
食品に対応させて第2の記憶エリアME2に登録する登
録手段16とが内蔵されている。なお、表示部9に表示
された内容は、必要に応じてプリンタ12からプリント
アウトされる。したがって、この実施形態では、カロリ
ーを表示出力する出力手段14として、表示部9,ラベ
ル印字部11およびプリンタ12の三つを備えている。
この出力手段14とは別に表示手段を設けてもよい。
【0017】つぎに、上記カロリー表示システムの動作
について、図5のフローチャートを参照しながら説明す
る。ここでは、弁当に貼着するラベルの発行を例に説明
する。キー入力部4(図1)のキー操作により、作るべ
き弁当の種別を呼出コードにより入力するとともに、そ
の弁当のその日の生産数をキー入力部4のテンキーによ
り入力する(ステップS1)と、CPU1は、キー入力
部4から指示入力された弁当に関連するデータをRAM
3の第1および第2の記憶エリアME1,ME2(図
2)並びにカロリー換算テーブルM(図3)から読み出
して、弁当に詰め合わされる調理済食品の品目とカロリ
ー、並びにその各調理済食品の食材の品目と重量とを表
示部9に表示させる(ステップS2)。
【0018】作業員は、表示部9に表示された内容を見
ながら弁当の内容を変更するか否かを判断する。例え
ば、表示された調理済食品に用いる野菜や魚などのその
日の価格が高いためにコスト的に採算がとれないような
場合には、その野菜または魚の量を減らしたり、或いは
安価な野菜または魚に変更するようにキー入力部4を操
作する。ここで、調理済食品の品目の入力は、品目の一
覧表を呼出して、該当する品目を指定することにより行
われる。CPU1は、キー入力部4から変更指示入力が
あったか否かの判別を行って(ステップS3)、変更指
示入力があった場合には、その入力された変更内容を表
示部9に表示されている内容に代えて表示させ(ステッ
プS4)、そののちに、キー入力部4から表示内容の確
定指示入力があったか否かの判別を行う(ステップS
5)。
【0019】CPU1は、確定指示入力があったと判別
したときに、変更指示入力があった場合にのみRAM3
に対してその第1の記憶エリアME1の調理済食品の品
目または必要に応じて材料記憶エリアM1の食材の種類
と重量などを登録済みの情報に代えて更新登録するよう
処理する(ステップS6)。なお、変更入力されること
なく確定指示入力があったと判別した場合(ステップ
7)には、RAM3に対して何ら変更を行わない。
【0020】つぎに、CPU1の演算手段15は、指示
された弁当に必要な各食材毎の重量にそれぞれ生産数を
乗算して、各食材の生産数に対応する総重量を演算する
とともに,各食材毎の重量に単位重量当たりのカロリー
値を乗算して、各食材のカロリー値を演算する(ステッ
プS8)。さらに、CPU1は、算出した各食材毎の生
産数に対応する総重量を、表示部9に表示させ、かつプ
リンタ12を駆動して印字用紙にプリントアウトさせる
(ステップS9)。したがって、調理現場では、表示部
9の表示または印字用紙により、その日に用意すべき各
食材ごとの総重量を一目瞭然に、かつ的確に知ることが
できる。
【0021】つぎに、CPU1は、上述のようにして算
出した各食材毎のカロリーを加算して調理済食品毎のカ
ロリーを演算するとともに、これら各調理済食品の各々
のカロリーを合計して弁当一つ当たりの総カロリーを算
出する(ステップS10)。算出した一人分の弁当に対
する各調理済食品のカロリーは、CPU1の登録手段1
5で第2の記憶エリアME2に登録される。したがっ
て、その日の状況に応じて調理済食品の品目やその重量
を容易に変更しながらも、弁当の総カロリーおよびその
弁当に詰め合わされる各調理済食品の各々のカロリーを
正確に算出することができる。
【0022】さらに、CPU1の登録手段16は、上述
のように算出した調理済食品のカロリーをそれぞれの調
理済食品に対応させて第2の記憶エリアME2に登録す
る(ステップS11)。続いて、CPU1は、図1の印
字制御部10を制御してラベル印字部11を駆動させる
ことにより、求めた弁当の総カロリーと各調理済食品の
各々のカロリーとを含む弁当の情報をラベルに印字させ
る(ステップS12)。図4はラベル印字部11により
発行されたラベル13の一例を示す。CPU1は、上記
ラベル13が弁当の生産数だけ発行されるよう監視しな
がら印字部11の駆動を制御する(ステップS13)。
発行されたラベルは弁当の容器または包装紙の表面に貼
り付けられる。
【0023】上記実施形態に例示したカロリー表示シス
テムは、例えば弁当製造工場などに設置されるものであ
り、この弁当製造システムについて簡単に説明する。弁
当製造システムにおいて、調理済食品のうちのごはん
は、ごはん供給装置により商品マスターファイルに登録
されている重量に対応する分量ずつ搬送コンベア上に切
り出されたのちに、搬送コンベアで搬送される過程で計
量器により計量され、計量結果が許容範囲内であるもの
について作業員の手作業により弁当容器に詰め込まれ
る。他の調理済食品のサラダなどは、作業員の手作業に
より商品マスターファイルに登録されている重量に対応
する計量カップで切り出して弁当容器に入れられ、同様
に計量器で重量が許容範囲内か否か確認される。コロッ
ケなどは、作業員により所定の個数だけ弁当容器に詰め
込まれる。全ての調理済食品が詰め込まれた弁当容器は
ラップにより全体を覆われ、上述のラベル発行装置から
発行されたラベルは、ラベル貼着装置によりラップ上に
貼り付けられる。
【0024】弁当のラップ上に貼り付けられたラベル1
3には、図4に明示するように、弁当の内容、加工日、
賞味有効日および正味量などの既存の情報の他に、弁当
の総カロリーと各調理済食品の各々のカロリー値とが表
示されている。したがって、消費者は、表示されたカロ
リー値を見ながら自身の状況に合わせて食べるべき調理
済食品を適宜選択したり、量を加減したりして健康管理
を心掛けることができる。
【0025】なお、上記実施形態は、弁当の総カロリー
および各調理済食品個々のカロリーを表示したラベル1
3を発行するための構成のみを示したものであり、図1
のRAM3には、一つの弁当に詰め合わせる各調理済食
品の各々の重量に関する情報の記憶エリアを有していな
いが、CPU1は、調理済食品の品目またはその食材の
重量が変更されたときに、材料記憶エリアM1に記憶さ
れる各食材の各々の重量を各調理済食品毎に加算して各
調理済食品の重量を算出しており、その重量に関する情
報を、弁当製造システムにおける商品マスターファイル
などのメモリに記憶させているのは言うまでもない。
【0026】また、このカロリー表示システムは、上述
の弁当のラベル13(図4)にカロリーを表示する用途
以外に、例えば、レストランや食堂などにおいて客が飲
食した料理の総カロリおよびその料理の各調理済食品毎
のカロリーを、出力手段14の表示部9に表示するとと
もに、プリンタ12によってレシートに印字することも
できる。その場合、レジのキー入力部4を操作して客が
飲食した料理を指定入力すると、CPU1は、第1の記
憶エリアME1からキー入力部4により指定した料理に
対応する各調理済食品を読み出すとともに、その読み出
した各調理済食品に対応するカロリーを第2の記憶エリ
アME2から読み出して加算し、料理の総カロリーを算
出する。調理済食品の品目の変更や食材の重量を変更し
た場合には、図5のフローチャートで説明したように処
理して各記憶エリアME1,ME2または材料記憶エリ
アM1の情報が更新登録される。
【0027】なお、上記実施形態では、各調理済食品の
種類または重量を必要に応じて変更するに際して、キー
入力部4により入力した変更内容をCPU1によりRA
M3に更新登録させるようにしたが、ホストコンピュー
タにおいて所要の情報の変更を行い、その変更内容をホ
ストコンピュータに内蔵のメモリに登録して適宜読み出
したり、或いはホストコンピュータによりRAM3の内
容を書き換えるようにすることもできる。
【0028】つぎに、本発明の他の実施形態のカロリー
表示システムについて説明する。このカロリー表示シス
テムにおいても、料理としての弁当に貼着するラベル1
3にカロリーを表示する場合を例示してある。その構成
は図1とほぼ同様であり、異なる点は、RAM3に、図
2に示した第1および第2の記憶エリアME1,ME2
並びに図3のカロリー換算テーブルMに代えて、図6
(a)に示すような弁当(料理)の種別と、それら弁当
にそれぞれ詰め合わされている調理済食品の品目および
重量との関連データを予め設定して記憶させた商品マス
ターファイルからなる第3の記憶エリア(第3の記憶手
段)ME3と、同図(b)に示すような各調理済食品と
これらの単位重量当たりのカロリーとを個々に対応させ
て予め記憶したカロリー換算テーブルからなる第4の記
憶エリア(第4の記憶手段)ME4とを有していること
と、CPU1がROM2の制御プログラムに基づいて図
7に示すフローチャートのような処理を行う構成のみで
ある。
【0029】つぎに、上記カロリー表示システムの動作
を、図6のテーブルと図7のフローチャートとを参照し
ながら説明する。キー入力部4(図1)のキー操作によ
り、作るべき弁当の種別、つまり料理名を呼出コードに
より呼出すとともに、その弁当のその日の生産数をキー
入力部4のテンキーにより入力する(ステップS2
1)。CPU1は、キー入力部4から指示入力された弁
当に関連するデータをRAM3の第3の記憶エリアME
3から読み出して表示部9に表示させる(ステップS2
2)。すなわち、表示部9には、キー入力部4により呼
出コードで呼出された弁当の種別と、その弁当に詰め合
わされる調理済食品の品目および重量とが表示される。
【0030】作業員は、表示部9に表示された内容を見
ながら弁当の内容を変更するか否かを判断する。すなわ
ち、作業員は、その日の価格に応じて調理済食品を変更
したり、あるいは調理済食品の重量つまり食材の重量を
増減したりしてコスト的に採算がとれるよう調整して、
その変更内容を変更手段を構成するキー入力部4の操作
により入力する。CPU1は、キー入力部4から変更指
示入力があったか否かの判別を行って(ステップS2
3)、変更指示入力があった場合には、その変更内容を
表示部9の表示内容に代えて表示させ(ステップS2
4)、そののちに、キー入力部4から表示内容の確定指
示入力があったか否かの判別を行う(ステップS2
5)。
【0031】CPU1は、確定指示入力があったと判別
したときに、変更指示入力があった場合にのみRAM3
に対してその第3の記憶エリアME3の調理済食品の品
目または重量などの変更内容を登録済みの情報に代えて
更新登録するよう処理する(ステップS27)。なお、
変更入力されることなく確定指示入力があったと判別し
た場合(ステップ26)には、RAM3に対して何ら変
更を行わない。つぎに、CPU1は、確定された各調理
済食品の各々の単位重量当たりのカロリーをRAM3の
第4の記憶エリアME4から読み出し、その読み出した
カロリーと対応する調理済食品の重量とをそれぞれ乗算
して各調理済食品個々のカロリーを算出した上で、その
算出した各カロリーを合計して、弁当の総カロリーを求
める演算を行う(ステップS28)。したがって、この
カロリー表示システムにおいても、その日の状況に応じ
て調理済食品の品目やその重量を簡単に変更できる上
に、弁当の総カロリーおよびその調理済食品の個々のカ
ロリー値を正確に算出することができる。
【0032】さらに、CPU1は、印字制御部10を制
御してラベル印字部11を駆動させることにより、求め
た弁当の総カロリーと各調理済食品の各々のカロリーと
を含む弁当の情報をラベルに印字させる(ステップS2
9)。この実施形態において発行されるラベル13も図
4と同様なものとなる。CPU1は、上記ラベル13が
弁当の生産数だけ発行されるよう監視しながらラベル印
字部11の駆動を制御する(ステップS30)。
【0033】なお、このカロリー表示システムにおいて
も、上述の弁当のラベル13にカロリーを表示する用途
以外に、レストランや食堂などにおいて客が飲食した料
理の総カロリーおよびその料理の各調理済食品毎のカロ
リーを表示パネルなどに表示するとともにレシートに印
字することもできる。その場合、レジのキー入力部4を
操作して客が飲食した料理を指定入力すると、CPU1
は、第3の記憶エリアME3から指定した料理に対応す
る各調理済食品の各々の重量を読み出すとともに、その
読み出した各重量に第4の記憶エリアME4から読み出
した対応する単位重量当たりのカロリーを乗算して、各
調理済食品個々のカロリーを算出した上で、このカロリ
ーを合計して料理の総カロリーを算出する。
【0034】また、図1の出力手段14は、表示部9、
ラベル印字部11またはプリンタ12のいずれか一つま
たは二つで構成してもよい。表示部9を省略した場合、
出力手段14とは別に表示手段を設けて、この表示手段
に、入力手段4により指示さ0た料理を構成する調理済
食品を画面表示させて、内容を確認するのが好ましい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明の一構成に係るカ
ロリー表示システムによれば、入力手段により料理を指
定するだけで、演算手段が料理の総カロリーおよび各調
理済食品毎のカロリーをそれぞれ正確に演算する。ま
た、調理済食品の品目などを変更する場合、第1の記憶
手段に記憶されている所要の料理を構成する各調理済食
品の情報を変更することで、変更された後の総カロリー
が容易に得られる。
【0036】また、本発明の他の構成に係るカロリー表
示システムによれば、やはり、入力手段により料理を指
定するだけで、演算手段が料理の総カロリーおよび各調
理済食品毎のカロリーをそれぞれ正確に演算する。ま
た、調理済食品の品目や重量を変更する場合、第3の記
憶手段に記憶されている所要の料理の情報を変更するこ
とで、変更された後の総カロリーまたは調理済食品毎の
カロリーが容易に得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカロリー表示システ
ムを示すブロック構成図である。
【図2】同上システムにおける記憶手段の説明図で、
(a)は第1の記憶手段を、(b)は第2の記憶手段を
それぞれ示す。
【図3】同上システムの他の記憶手段である材料記憶手
段と基礎カロリー記憶手段の説明図である。
【図4】同上システムによりカロリーが表示されたラベ
ルを示す正面図である。
【図5】同上装置における信号処理を示すフローチャー
トである。
【図6】本発明の他の実施形態のカロリー表示システム
における記憶手段の説明図で、(a)は第3の記憶手段
を、(b)は第4の記憶手段をそれぞれ示す。
【図7】同上システムにおける信号処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…中央演算処理ユニット(演算手段、登録手段)、4
…キー入力手段(入力手段,変更手段)、9…表示部
(表示手段)、11…ラベル印字部(出力手段)、12
…プリンタ(出力手段)、14…出力手段、15…演算
手段、16…登録手段、ME1…第1の記憶エリア(第
1の記憶手段)、ME2…第2の記憶エリア(第2の記
憶手段)、ME3…第3の記憶エリア(第3の記憶手
段)、ME4…第4の記憶エリア(第4の記憶手段)、
M1…材料記憶エリア(材料記憶手段)、M2…基礎カ
ロリー記憶エリア(基礎カロリー記憶手段)。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 客に提供する料理のカロリーを計算して
    表示するカロリー表示システムであって、 料理を構成する各調理済食品を各料理に対応させて記憶
    した第1の記憶手段と、 前記各調理済食品のカロリーを記憶した第2の記憶手段
    と、 料理の種類を指定入力する入力手段と、 入力された料理の種類から、その料理を構成する調理済
    食品を前記第1の記憶手段から読み出し、各調理済食品
    のカロリーを前記第2の記憶手段から読み出して、入力
    された料理の総カロリーを算出する演算手段と、 算出された総カロリーを表示出力する出力手段とを備え
    たカロリー表示システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、前記調理済
    食品毎にそれぞれに使用する食材とその重量とを記憶し
    た材料記憶手段と、前記各食材の単位重量当たりのカロ
    リーを記憶した基礎カロリー記憶手段とを備え、 前記演算手段は、前記各材料記憶手段および基礎カロリ
    ー記憶手段に記憶された情報に基づいて、各調理済食品
    のカロリーを求め、求めた各カロリーをそれぞれの調理
    済食品に対応させて前記第2の記憶手段に登録する登録
    手段を備えたカロリー表示システム。
  3. 【請求項3】 客に提供する料理のカロリーを計算して
    表示するカロリー表示システムであって、 料理を構成する各調理済食品とその盛りつけ量とを各料
    理に対応させて記憶した第3の記憶手段と、 前記各調理済食品の単位重量当たりのカロリーを記憶し
    た第4の記憶手段と、 料理の種類を指定入力する入力手段と、 入力された料理の種類から、その料理を構成する各調理
    済食品の盛りつけ量と単位重量当たりのカロリーとを前
    記各記憶手段から読み出して各調理済食品のカロリーを
    それぞれ算出し、この算出したカロリーに基づいて料理
    の総カロリーを算出する演算手段と、 算出された調理済食品毎のカロリーおよび/または料理
    の総カロリーを表示出力する出力手段とを備えたカロリ
    ー表示システム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    さらに、前記入力手段により指示された料理の各調理済
    食品を画面表示する表示手段と、表示された各調理済食
    品の種類または重量を必要に応じて変更する変更手段と
    を備え、前記演算手段は、変更された調理済食品に基づ
    いて前記入力手段で指定された料理の総カロリーを算出
    するものであるカロリー表示システム。
JP19846797A 1997-07-24 1997-07-24 カロリー表示システム Expired - Fee Related JP3746879B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19846797A JP3746879B2 (ja) 1997-07-24 1997-07-24 カロリー表示システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19846797A JP3746879B2 (ja) 1997-07-24 1997-07-24 カロリー表示システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1142221A true JPH1142221A (ja) 1999-02-16
JP3746879B2 JP3746879B2 (ja) 2006-02-15

Family

ID=16391601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19846797A Expired - Fee Related JP3746879B2 (ja) 1997-07-24 1997-07-24 カロリー表示システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3746879B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003004502A (ja) * 2001-06-27 2003-01-08 Nisshin Seifun Group Inc ペットのダイエット支援方法
US7057617B1 (en) 1999-02-19 2006-06-06 Fourie, Inc. Font memory and font data reading method
JP2008304221A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Shinya Fukumoto 弁当用カロリー量測定システム及び弁当用カロリー量測定器
JP2018013902A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 株式会社寺岡精工 商品販売データ処理装置
JP2018049358A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 株式会社イシダ 健康管理システム
JP2019096089A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 株式会社ドクターミール 調理食品を分類するための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム及び調理食品陳列構造

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7057617B1 (en) 1999-02-19 2006-06-06 Fourie, Inc. Font memory and font data reading method
JP2003004502A (ja) * 2001-06-27 2003-01-08 Nisshin Seifun Group Inc ペットのダイエット支援方法
JP2008304221A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Shinya Fukumoto 弁当用カロリー量測定システム及び弁当用カロリー量測定器
JP2018013902A (ja) * 2016-07-20 2018-01-25 株式会社寺岡精工 商品販売データ処理装置
JP2018049358A (ja) * 2016-09-20 2018-03-29 株式会社イシダ 健康管理システム
JP2019096089A (ja) * 2017-11-24 2019-06-20 株式会社ドクターミール 調理食品を分類するための処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム及び調理食品陳列構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP3746879B2 (ja) 2006-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3171825U (ja) 健康管理機能を具有する電子スケール
US6425862B1 (en) Interactive furniture for dieters
US6978221B1 (en) Computerized dietetic scale
US20080077455A1 (en) Method and system for selling food at restaurant
JPH0691950A (ja) 販売促進情報の印刷方法、その装置およびラベル
US20080191012A1 (en) Method for Tracking Food Product Using a Food Product Scale
US20040111321A1 (en) Graphical display system for use with a computerized point-of-sale system
JP3649627B2 (ja) 電子式キャッシュレジスタシステム
JPH1142221A (ja) カロリー表示システム
JP5023445B2 (ja) 販売データ処理装置
JP2019095202A (ja) 計量装置及びその制御のための情報処理プログラム
JP3469507B2 (ja) カロリースケール
JPH10207952A (ja) 電子機器
JP6892667B2 (ja) 商品登録処理装置
JP2000113325A (ja) キャッシュレジスタ
JP4265389B2 (ja) 生鮮商品の加工指示システム
JP2001180627A (ja) バックヤード作業支援システム
JPS62103764A (ja) Posシステム
JP2002221903A (ja) ラベル、ラベル発行装置、計量ラベル発行装置、及び商品情報表示器
JPH0650740Y2 (ja) 電子秤
JP2021050999A (ja) 計量装置、ラベルプリンタ付計量装置、及び遠隔注文処理システム
JP3018326B2 (ja) 飲食店の食事用カウンター
JP2002032863A (ja) オーダーシステム
JP2001222770A (ja) 商品情報出力装置
JP2004330454A (ja) ラベル作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040524

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050707

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050809

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051005

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051122

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051125

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081202

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees