JPS62103764A - Ｐｏｓシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は飲食店、スーパーマーケット等で使用するＰＯ
Ｓシステムに係り、特に売上商品が食品である場合、そ
の栄養価情報を記憶部に記憶しておき、売上、精算に際
して前記栄養価情報をも出力することができるＰＯＳシ
ステムに関する。

［発明の背景］ 近年、食生活を含む生活環境の向上に伴い、人々の生活
が豊かになってきて、人々の健康の維持、管理に対する
関心が高く、最近は肥満の予防や健康増進のための機器
または雑誌あるいは健康食品等さまざまな健康関連商品
が売り出されている。

このような時世に於て、人々は、自分の栄養摂取量に対
してはかなり気を使っているようであり、現在は、特に
健康に関心を持っている人は、各個人で商品の包装等に
表示された栄養価情報を、自分で計算したりして健康管
理を行っている人も多数見かけるようになった。

［従来の技術］ 一方、従来のＰＯＳシステムは、その取り扱う情報は商
品の種類、数量、価格及び在庫情報等の情報であり、い
わば、売手側に必要な情報処理を行なうものが主流であ
り、買手側すなわち顧客に対する情報サービス機能をも
備えたＰＯＳシステムは見当らない。

［発明が解決しようとする課題］ このような状況に鑑み、本発明は飲食店、食料品書等に
於て、各食品の栄養価情報と、顧客の性別、年齢に対応
する摂取必要栄養価等を、顧客の性別、年齢等の特定情
報とともに、予めＰＯＳシステム内に入力、記憶させて
おき、該商品の売上時にその商品の価格等の他の情報と
ともに、その商品のもつ前記栄養価情報をも同時にプリ
ントアウトすることにより、顧客へのサービスの拡大を
図るとともに、特に自分の健康状態に強い関心を寄せる
固定客の増加、安定化を図ることができるように、１客
に対する情報サービス機能を備えた新たなＰＯＳシステ
ムを提供することを目的とするものである。

［課題を解決するための手段］ 上記の目的を達成するために本発明は、食品の持つカロ
リー等の栄養素の栄養価情報を含む各種情報の入力及び
各種処理の指示を入力するためのキーボード部と、操作
手順、入力情報、処理結果等を表示する表示部と、前記
情報を記憶する記憶手段と、処理結果をプリントアウト
する印字部と、前記各機能部を制御したり、その他必要
な演算等を行なう制一部とを具備し、前記キーボードよ
り入力した商品に対応する前記栄養価情報を、売上、精
算時に他の情報とともに出力するように構成した。

［作　　用］ 上記の如く構成することにより、商品の栄養価情報及び
顧客の摂取必要栄養価、更に顧客毎の特定情報を予めＰ
ＯＳシステム内に入力、記憶させておくことができ、該
商品の売上、精算に際して必要な情報を出力させれば、
売上商品の価格等の従来情報の他に、その時の顧客が買
上げた商品の栄養価の合計値等をプリントアウトさせ、
そのＰＯＳシステムにより該顧客に種々の情報サービス
を提供することができる。

［実施例］ 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の一実施例を示すＰＯＳシステム１０
のブロック構成図であり、１１は売上商品毎のもつ栄養
価及び顧客の性別、年齢に対応した摂取必要栄養価量等
の必要情報をＰＯＳシステム１０内に入力したり、その
他各種の指示の入力を行なうためのキーボード部、１２
は操作手順、入力情報、処理結果等を表示する表示部、
１３及び１４は前記キーボード部１１に於て入力した、
各種情報を記憶するための記憶手段である記憶部及び記
憶媒体、１５は前記各種処理結果をプリントアウトする
ための印字部、１６は前記各機能部を制御したり、その
他必要な演算等を行なうための制御部である。

第２図は前記キーボード部１１の詳細を示す図であり、
１１１は各商品毎の栄養価等の各種の数１２は前記商品
の栄養価情報あるいは顧客に関する情報のうち、例えは
男、女の別、カロリー等の栄養価情報を入力または出力
する際に使用する特殊キーであり、この中には前記した
性別を区別するための実キー１１２ｄ、女キー１１２ｅ
の他、各商品の栄養価を登録するに際して使用する商品
登録キー１１２ｈ、各顧客の特定情報を登録する際に使
用する顧客登録キー１１２ｇ、更に各顧客の性別、年齢
に対応した摂取必要栄養価を登録するための栄養価登録
キー１１２ｆ及び各栄養素毎の登録キー（例えばカロリ
ーキー１１２ｋ、蛋白質キー１１２１等）がある。また
その他確認キー１１２ｂ、入力終了キー１１２ｃ、等が
含まれる。

１１３は商品（メニュー）キーを兼用したアルファへッ
トキー、カナ文字キー等の文字キーを示す。

ここには、前記アルファベットキー、カナ文字キー等に
兼用されたその店舗で取り扱っている商品、例えばＡ定
食キー１１３ａ、Ｂ定食キー１１３ｂ等の各商品の専用
キーがある。

第３図（ａ）はＰＯＳシステム１０内の記憶部１３また
は記憶媒体１４に入力、記憶された商品コード、商品名
、単価及び該商品の売上単位毎の各種栄養価情報等の商
品毎の情報ファイルの一例であり、その入力手順は第３
図（ｂ）のフローチャートによる。

第４図（ａ）は、前記同様記憶部１３または記憶媒体１
４に記憶された摂取必要栄養価情報ファイルの一例であ
り、この中には性別、年齢の他、前記性別、年齢に対応
した摂取必要カロリー等の栄養価情報が記憶される。な
おその入力手順は第４図（ｂ）のフローチャートによる
。

第５図（ａ）は、各顧客毎の特定情報が記憶部１３ある
いは記憶媒体１４に入力、記憶された顧客の情報ファイ
ルの一例であり、ここには顧客コード、氏名、性別、及
び年齢等が記憶される。なおその入力手順は第５図（ｂ
）のフローチャートによる。

第６図（ａ）は、食堂、レストラン等に於ける売上、精
算時の操作手順を示すフローチャートであり、この操作
により、第６図（ｂ）に示したような伝票に、売上商品
に対応した、顧客の摂取栄養価量及びその合計等が、該
商品の合価等の他の情報とともにプリントアウトされる
。

以下、食堂、レストラン等に於ける各商品の栄養価情報
等を記憶、出力するＰｏｓシステムの操作（動作）を図
面を参照しながら各フローチャートに基づいて詳細に説
明する。

１）扱い商品毎の栄養価情報の入力に当っては（第３図
（ｂ）のフローチャート）、先ず商品登録キー１１２ｈ
を押しくステップ１０１）、文字キー１１３の中の商品
キーを押す（ステップ１０２）　、次にテンキー１１１
により商品コードを入力しくステップ１０３）、その後
順次該商品に対応する必要な情報（単価及びカロリー、
蛋白質、脂肪等の該商品の単位当り有する栄養価情報）
を必要なキーを使用して入力する（ステップ１０４〜ス
テツプ１０ｎ）。

例えば今Ａ定食（単価８００円）に関する情報を入力し
ようとするときは該Ａ定食が持つ単位当りの力ａリーが
ｌ００３Ｋｃａ１．　、蛋白質が２８．８ｇその他・・
・とすれば、この時の入力は次の手順で行なう。つまり
商品登録キー１１２ｈ→Ａ定食キー１１３ａ→テンキー
１１１（７）”００００１”　（商品コードの入力）→
テンキー１１１の“８００”　（単価の入力）→テンキ
ー１１１の“１００３”→カロリーキー１１２に→テン
キー１１１の“２８．８”→蛋白質キー１１２１→争・
・・、その後必要なキーの押下を行って順次必要なデー
タを入力する。その結果第３図（ａ）に示したような情
報ファイルが記憶部１３または記憶媒体１４に記憶され
る。なおこの一連の操作はＰＯＳシステム内部に於ては
キーボード部１１から順次入力された前記各種の情報を
制御部１６が順次制御し、記憶部１３または記憶媒体１
４に入力登録される。また入力の途中あるいは入力が終
了した時点で確認キー１１２ｂを押して、入力した結果
を表示部１２に表示させ、入力結果に誤りがないか否か
を確認する（ステップ１ｏｏ）、入力結果に誤りがなけ
れば入力終了キー１１２ｃを押すことにより、必要な情
報の入力は完了する（ステップｌ０Ｐ）。以下同様にし
て順次性の商品の情報を入力していく。

、２）次に顧客毎の、１日に摂取必要な栄養価情報の入
力は（第４図（ｂ）のフローチャート）、先ず栄養価登
録キー１１２ｆを押しくステップ２ｏ１）、次に性別キ
ー（男性の場合は男キー１１２ｄ、女性の場合は女キー
１１２ｅ）を押して（ステップ２０２）、更に各性別毎
に年齢をテンキー１１１を押して入力しくステップ２０
３）　、その後順次前記性別及び年齢に対応したカロリ
ー等の必要な栄養価情報を、ｌ）と同様にテンキー１１
１及び特殊キー１１２の中の栄養素キー（１１２ｋ、１
１２１等）で入力しくステップ２０４”−２Ｏｎ）Ｌ／
、入力した結果に誤りがなければ入力終了キー１１２ｃ
を押す（ステップ２０Ｐ）。以下１）と同様。

その結果第４図（ａ）に示したような情ｔｔａファイル
が記憶される。なおこのときの一連の操作及びＰＯＳシ
ステム内部の動作は、１）に準するので省略する。

３）更に顧客毎の特定情報の入力は（第５図（ｂ）のフ
ローチャート）、顧客登録キー１１２ｇを押しくステッ
プ３０１）、テンキー１１１により顧客コードを入力し
くステップ３０２）、次いで文字キー１１３により該顧
客の氏名を入力しくステップ３０３）、その後順次性別
キー、及びテンキー１１１等を押して各顧客毎の特定情
報を入力する（ステップ３０４〜３０ｎ）。以下　ｌ）
と同様の手順による。その結果は第５図（ａ）に示した
情報ファイルとなる。

以上の操作で本発明に関連する必要な情報の入力は完了
する。

４）次に売上、精算に当っては以下の操作を行なう（第
６図（ａ）のフローチャート参照）。精算に際しては、
先ず当該客の顧客コードをテンキー１１１で入力しくス
テップ４０１）、次に売上商品に該当する商品（メニュ
ー）を、文字キー１１３の中の該当するキー（例えばＡ
定食の場合は１１３ａ）を押して入力する（ステップ４
０２）。次に該売上商品の数量をテンキー１１１で入力
しくステップ４０３）、確認キー１１２ｂにより表示部
１２に入力結果を表示させて、前記入力情報を確認する
（ステップ４０４）。確認した結果、入力に誤りがなけ
れば入力終了キー１１２ｃを押すと、ＰＯＳシステムｌ
Ｏ内部に於ては順次料金計算（ステップ４０５）及び売
上商品の総栄養価情報の計算（ステップ４０６）を行な
う。発行キー１１２ａを押すことにより、第６図（ｂ）
に示したような、当該顧客毎の売上商品と該商品の売上
数量に対応した各栄養価との合計等が、その商品の売上
価格等の他の必要情報とともに集計され、表示部１２に
該集計結果が表示されるとともに、印字部１５で売上伝
票に印字されてプリントアウトされる（ステップ４０７
）。

なお、各顧客がその日に飲食したメニューの摂取栄養価
及び該顧客の性別、年齢に対応した一日に必要な栄養摂
取量との関係から、必要に応じてその後必要な栄養価量
をＰＯ８内部で計算させ、前記種々の情報とともにプリ
ントアウトさせることも可能である。

また、カードを有する顧客については、顧客コードの登
録、出力に際してカードを使用できることは、勿論であ
る。

［発明の効果コ 以上説明したように、本発明によれば、各買上容筒に、
その買上客がその日に買い上げたあるいは飲食した商品
（メニュー）と、その数量に対応した摂取総栄養価量が
、該売上価格等の他の情報とともに売上伝票に印字され
、プリントアウトされてくるので、従来のＰＯＳシステ
ムには無かった各個人の栄養価情報が該顧客に即座に伝
えられる。また、該顧客の栄養摂取状況をある一定期間
（例えば−カ月あるいは一年等）ＰＯＳシステムに蓄え
、必要に応じて売上伝票にプリントアウトさせることに
より、該顧客に栄養摂取傾向を知らせることもできる。

このため顧客自身またはその家族の健康状態に強い関心
をもつ顧客に対しては、最高のサービスとなり、従って
本発明になる商品の栄養価情報の記憶、出力機能を具備
したＰＯＳシステムを設置した店舗に於ては、固定客の
増加、安定化が図れるという大きな効果がある。

特に独身者等が常時利用するいわゆる定食食堂等では、
前記固定客の増加、安定化への期待はますます大きいも
のといえる。

更に社員食堂等に於て、本発明になる栄養価情報を記憶
、出力する機能を具備した飲食店ＰＯＳシステムを設置
することにより、会社ぐるみで社員の健康管理が行なえ
るという効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るＰＯＳシステムのブロック構成図
、第２図はキーボード部１１の詳細図、第３図は商品毎
の栄養価情報に関する図であり、（ａ）は記憶部１３ま
たは記憶媒体１４に記憶された情報ファイルの一例、（
ｂ）はその入力手順を示すフローチャート、第４図は顧
客毎の摂取必要栄養価情報に関する図で、（ａ）は情報
ファイルの一例、（ｂ）はその入力手順を示すフローチ
ャート、第５図は顧客情報に間する図で、（ａ）は情報
ファイルの一例、第６図（ａ）は売上、精算時のフロー
チャート、（ｂ）はそれによりプリントアウトされた売
上伝票の一例を示す。 １０・・・ＰＯＳシステム、１１・・・キーボード部、
１２・・・表示部、１３・・・記憶部、１４・・・記憶
媒体、１５・・・印字部、１６・・・制御部、１１１・
・・テンキー、１１２・番・特殊キー、１１３・・φ文
字キー。 ５７　（Ｂ 茶３ｍ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　食品の持つカロリー等の栄養素の栄養価情報を含む各
   種情報の入力及び各種処理の指示を入力するためのキー
   ボード部と、操作手順、入力情報、処理結果等を表示す
   る表示部と、前記情報を記憶する記憶手段と、処理結果
   をプリントアウトする印字部と、前記各機能部を制御し
   たり、その他必要な演算等を行なう制御部とを具備し、
   前記キーボードより入力した商品に対応する前記栄養価
   情報を、売上、精算時に他の情報とともに出力するよう
   に構成したことを特徴とするＰＯＳシステム。