JP5200923B2 - 圧縮自己着火式エンジンの制御方法及びその装置 - Google Patents

圧縮自己着火式エンジンの制御方法及びその装置 Download PDF

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本発明は、圧縮自己着火式エンジンの制御方法及びその装置に関するものである。
エンジン、特に自動車用のエンジンにあっては、燃費向上等のために、あらかじめ設定された停止条件が満足されたときにエンジンを自動停止させ、エンジンの自動停止後にあらかじめ設定された再始動条件が満足されたときにエンジンを自動始動するようにしたものがある。自動停止が行われる状況としては、例えば交差点での信号待ちのとき(アイドルストップ)や、ハイブリッド車において、エンジンによって走行するモードからモータのみによって走行するモードへと移行した場合等がある。
特許文献1には、ディーゼルエンジンのように断熱圧縮による高熱を利用して自己着火を行う圧縮自己着火式エンジンにおいて、エンジン停止時に、圧縮行程にある気筒をグロープラグで加熱して、再始動を容易にすることが提案されている。特許文献2には、燃料カット中は、ラジエタへのエンジン冷却水の流通をカットすることにより、エンジン壁温の低下に起因する燃料の気化、霧化が悪化して排気エミッションが悪化することを防止することが提案されている。
特開2004−176569号公報 特開2006−242025号公報
ところで、圧縮自己着火式エンジン等のエンジンにあっては、エンジン冷却水によって冷却され、このエンジン冷却のために、ラジエタや、ラジエタへのエンジン冷却水の循環量(流通量)を切換えるバルブや、ウオータポンプ等が装備されることになる。また、エンジン冷却水によって水冷式EGRクーラの冷却を行うことも行われている。
エンジン冷却水によって冷却が行われる圧縮自己着火式エンジンにおいて、自動停止と自動再始動とを行う場合に、自動停止時にエンジン特に燃焼室回りの温度が低下すると、再始動しにくいものとなる。この一方、自動停止後の自動再始動を確実に行うことが強く要請されることになるが、自動停止時にはエンジン温度が少なからず低下されるので、自動再始動を確実に行うという点において改善の予知がある。
本発明は以上のような事情を勘案してなされたもので、その目的は、エンジンの自動停止時にエンジン温度が低下するのを抑制して、自動再始動を確実に行えるようにした圧縮自己着火式エンジンの制御方法及びその装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明における制御方法にあっては次のような第1の解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項1に記載のように、
エンジン出力を必要としないときであって、あらかじめ設定された停止条件が満足されたときにエンジンを自動停止させ、エンジンの自動停止後にあらかじめ設定された再始動条件が満足されたときにエンジンを自動始動するようにした圧縮自己着火式エンジンの制御方法であって、
前記停止条件として、エンジン冷却水温度が所定温度以上の温間時であることを含むように設定され、
前記停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、エンジン冷却水の放熱量を少なくすると共にエンジン冷却水の放熱量を増大させる制御を開始するときの制御開始温度を高くする、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度の放熱量を少なくする、つまりエンジン冷却水によるエンジンの冷却度合が低下されるので、自動停止中にエンジン温度が低下するのが抑制されてエンジン温度が極力高い温度に維持され、これにより自動再始動を確実に行うことが可能となり、またよりすみやかな始動を行うことが可能となる。また、本発明は、グロープラグのような消費電力を要する加熱手段を設けた場合でもその作動を極力少なくしつつエンジン温度を高温に維持することができるため、燃費の観点からも好ましいものとなる。以上に加えて、自動再始動性の確保とエンジン冷却とを共に十分に満足させることができる。
上記解決手法を前提とした好ましい態様は、請求項2、請求項3に記載のとおりである。すなわち、
前記停止条件が、車速が0ないし低車速であることを含むように設定されている、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、車速が0ないし低車速時は、走行風によるエンジン冷却が殆どされない状態となるので、自動停止時のエンジン温度を極力高い温度に維持して、再始動性をより高める上で好ましいものとなる。
エンジン冷却水が、水冷式EGRクーラの冷却用を兼用しており、
前記停止条件が満足されたときは、冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、前記水冷式EGRクーラへのエンジン冷却水の流通を停止させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、エンジン冷却水がEGRクーラに対して放熱してしまう事態を抑制してエンジン温度を極力高い温度を維持する上で好ましいものとなり、また、自動再始動時には、EGRクーラによる冷却作用を十分受けていない高温のEGRガスを気筒内に供給することが可能となり、これらによって自動再始動性をさらに高めることができる。
前記目的を達成するため、本発明における制御方法にあっては次のような第2の解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項4に記載のように、
エンジン出力を必要としないときであって、あらかじめ設定された停止条件が満足されたときにエンジンを自動停止させ、エンジンの自動停止後にあらかじめ設定された再始動条件が満足されたときにエンジンを自動始動するようにした圧縮自己着火式エンジンの制御方法であって、
前記停止条件として、エンジン冷却水温度が所定温度以上の温間時であることを含むように設定され、
前記停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、エンジン冷却水の放熱量を少なくし、
前記停止条件成立からエンジン自動停止のための燃料カットの実行までに所定の遅延時間が設定され、
前記エンジン冷却水の放熱量を少なくする制御の開始時期が、前記遅延時間の初期とされる、
ようにしてある。
上記解決手法によれば、停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度の放熱量を少なくする、つまりエンジン冷却水によるエンジンの冷却度合が低下されるので、自動停止中にエンジン温度が低下するのが抑制されてエンジン温度が極力高い温度に維持され、これにより自動再始動を確実に行うことが可能となり、またよりすみやかな始動を行うことが可能となる。また、本発明は、グロープラグのような消費電力を要する加熱手段を設けた場合でもその作動を極力少なくしつつエンジン温度を高温に維持することができるため、燃費の観点からも好ましいものとなる。以上に加えて、エンジン冷却水の燃焼室回りへの循環量を少なくするという簡単な手法で、例えばこの循環量を調整するウオータポンプを制御することで、エンジン冷却水の放熱量を少なくすることができる。
上記第2の解決手法を前提とした好ましい態様は、特許請求の範囲における請求項5、請求項6に記載のとおりである。
前記停止条件が満足されたときは、冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、ラジエタを循環するエンジン冷却水量を減少させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、ようにしてある(請求項対応)。この場合、エンジン冷却水のラジエタへの循環量を少なくするという簡単な手法で、例えばラジエタへの循環量を調整するサーモスタットバルブを制御することで、エンジン冷却水の放熱量を少なくすることができる。
前記停止条件が満足されたときは、冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、エンジンの燃焼室回りを循環するエンジン冷却水量を減少させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、ようにしてある(請求項対応)。この場合、エンジン冷却水の燃焼室回りへの循環量を少なくするという簡単な手法で、えばこの循環量を調整するウオータポンプを制御することで、エンジン冷却水の放熱量を少なくすることができる。
前記停止条件が、車速が0ないし低車速であることを含むように設定されている、ようにしてある(請求項7対応)。この場合、車速が0ないし低車速時は、走行風によるエンジン冷却が殆どされない状態となるので、自動停止時のエンジン温度を極力高い温度に維持して、再始動性をより高める上で好ましいものとなる。
エンジン冷却水が、水冷式EGRクーラの冷却用を兼用しており、
前記停止条件が満足されたときは、冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、前記水冷式EGRクーラへのエンジン冷却水の流通を停止させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、
ようにしてある(請求項8対応)。この場合、エンジン冷却水がEGRクーラに対して放熱してしまう事態を抑制してエンジン温度を極力高い温度を維持する上で好ましいものとなり、また、自動再始動時には、EGRクーラによる冷却作用を十分受けていない高温のEGRガスを気筒内に供給することが可能となり、これらによって自動再始動性をさらに高めることができる。
前記目的を達成するため、本発明における制御装置にあっては次のような解決手法を採択してある。すなわち、特許請求の範囲における請求項9に記載のように、
エンジン出力を必要としないときであって、あらかじめ設定された停止条件が満足されたときにエンジンを自動停止させ、エンジンの自動停止後にあらかじめ設定された再始動条件が満足されたときにエンジンを自動始動する制御手段を備えた圧縮自己着火式エンジンの制御装置であって、
エンジン冷却水温度を検出して、検出したエンジン冷却水温度を前記制御手段に出力する冷却水温度検出手段と、
前記制御手段によって制御され、ラジエタを循環するエンジン冷却水量を調整するバルブ手段と、
を備え、
前記停止条件として、前記冷却水温度検出手段で検出されるエンジン冷却水温度が所定温度以上の温間時であることを含むように設定され、
前記制御手段は、前記停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、前記バルブ手段を制御してラジエタを循環するエンジン冷却水量を減少させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくすると共に、エンジン冷却水の放熱量を増大させる制御を開始するときの制御開始温度を高くする、
ようにしてある。上記解決手法によれば、請求項1と請求項5とに対応した制御方法を実行するための制御装置が提供される。
エンジンの燃焼室回りを循環するエンジン冷却水量を調整するウオータポンプを備え、
前記制御手段は、前記停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、前記ウオータポンプを制御してエンジンの燃焼室回りを循環するエンジン冷却水量を減少させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、
ようにしてある(請求項10対応)。この場合、エンジン冷却水のラジエタへの循環量低減と燃焼室回りの循環量低減とで、エンジン冷却水の放熱量を大幅に少なくすることが可能にすることのできる制御装置が提供される。
前記停止条件成立からエンジン停止のために燃料カットを実行するまでに所定の遅延時間が設定され、
前記制御手段は、前記エンジン冷却水の放熱量を少なくする制御を、前記遅延時間の初期に開始する、
ようにしてある(請求項11対応)。この場合、請求項に対応した制御方法を実行するための制御装置が提供される。
前記停止条件が、車速が0ないし低車速であることを含むように設定されている、ようにしてある(請求項12対応)。この場合、請求項7に対応した制御方法を実行するための制御装置が提供される。
本発明によれば、圧縮自己着火式エンジンを自走停止した後の自動再始動を確実に行うことができる。
図1において、Eは、自動車用とされた圧縮自己着火式エンジン(ディーゼルエンジン)で、1はシリンダ、2はシリンダヘッド、3はピストンであり、ピストン3の上方に燃焼室4が構成される。燃焼室4には、吸気ポート5および排気ポート6が開口されている。この吸気ポート5は吸気弁7によって開閉され、排気ポート6は排気弁8によって開閉される。そして、燃焼室4に対しては、燃料噴射弁9から、高圧の燃料が直接噴射される。このようなエンジンEは、例えば直列4気筒とされて、吸気ポート5および排気ポート6は、各気筒毎にそれぞれ2つづつ設けられている。
吸気通路11は、その途中にサージタンク12を有する。このサージタンク12と各気筒毎の吸気ポート5とが、分岐吸気通路13によって個々独立して接続されている。また、サージタンク12に吸気を供給する共通吸気通路14には、図示を略すエアクリーナが配設されると共に、エアクリーナの下流側においてスロットル弁15が配設されている。
排気ポート6には、排気通路21が接続されている。この排気通路21と吸気通路11とがEGR通路22によって接続されている。すなわち、EGR通路22の上流側端が、排気通路21のうち各気筒毎の排気ガスが集合される部分よりも下流側に開口され、EGR通路22の下流側端は、スロットル弁15とサージタンク12との間の共通吸気通路14に開口されている。そして、このEGR通路22には、上流側(排気通路21側)から下流側へ順次、水冷式EGRクーラ23,EGRバルブ24が接続されている。
上記EGR通路22には、バイパス通路25が設けられている。このバイパス通路25は、EGRクーラ23をバイパスするもので、その上流端はEGRクーラ23の上流側においてEGR通路22に開口され、その下流端は、EGRクーラ23の下流側でかつEGRバルブ24の上流側においてEGR通路22に開口されている。そして、バイパス通路25の下流側端部には、切換弁26が配設されている。
上記切換弁26は、EGRガス(排気ガス)が、EGRクーラ23を流通する図中実線で示す開状態と、EGRクーラ23を通らないでバイパス通路25を流通する図中破線で示す閉状態とを選択的にとり得るようになっている。つまり、切換弁26が開状態のときは、EGRバルブ24に対して、EGRクーラ23が連通される一方、バイパス通路25が遮断される。また、上記閉状態のときは、EGRバルブ24に対して、バイパス通路25が連通される一方、EGRクーラ23が遮断される。
スロットル弁15は、基本的に全開とされるが、適宜閉弁方向に制御される。例えば、空燃比(EGR率)調整のためにスロットル弁15の開度が適宜変更される。また、アイドル運転時には、スロットル弁15が閉弁方向に制御されて、充填量低下によるエンジンEの振動抑制が行われる。さらに、排気通路21に配設されたDPF(排気ガス中のすすを吸着する装置)の再生時にもスロットル弁15が閉弁方向に制御され、さらにエンジンEを停止させる際には、振動抑制のために全閉とされる。そして、エンジンEの始動時にはスロットル弁15は全開とされる。
図2は、エンジンEに対する冷却水経路の一例が示される。この図2において、31は、エンジンEのシリンダヘッド2内(燃焼室4回り)のウオータジャケット、32はラジエタ、33はラジエタへ冷却風を送風するための電動式ファンである。
上記ウオータジャケット31の出口端とラジエタ32の入口端とが、供給経路41によって接続され、ウオータジャケット31の入口端とラジエタ32の出口端とが戻り経路42によって接続されている。この供給経路41と戻り経路42とが、ラジエタ32をバイパスするバイパス経路43によって接続されている。供給経路41とバイパス経路43との接続部位には、サーモスタット式の切換バルブ35が配設されている。また、戻り経路42には、バイパス経路43との合流部よりもウオータジャケット31側において、ウオータポンプ36が配設され、このウオータポンプ36は実施形態では電動式とされている。
ウオータポンプ36を運転することにより、エンジン冷却水は、ウオータジャケット31を通って、切換バルブ35へと流れる。切換バルブ35は、基本的に、ウオータジャケット31からのエンジン冷却水を、その温度が所定温度(例えば80度C)以上の場合はラジエタ32側に流し、エンジン冷却水温度が所定温度未満のときはバイパス経路43側に流すようになっている。そして、上記所定温度は変更(調整)可能となっている。
上記供給経路41のうち切換バルブ35よりもウオータジャケット31側とバイパス経路43とが、第2バイパス経路44によって接続されている。この第2バイパス経路44には、前述した水冷式EGRクーラ23が接続されている。ウオータポンプ36を運転する限り、エンジン冷却水は、ウオータジャケット31およびEGRクーラ23を流通するようになっており、ウオータポンプ36の運転を停止することによりこの流通がそれぞれ停止される。そして、ウオータポンプ36よりも下流側(ウオータジャケット31側)の戻り経路42に、冷却水温度を検出する温度センサS4が配設されている。なお、この温度センサS4は、ウオータジャケット31の出口側での供給経路41内の温度を検出するものであってもよい。
図3は、制御系統例を示すもので、図中Uは、マイクロコンピュータを利用して構成されたコントローラである。このコントローラUによって、後述のように、燃料噴射弁9,スロットル弁15,切換弁26,切換バルブ35,ウオータポンプ36およびエンジンEを始動するためのスタータモータ51等が制御される。また、コントローラUには、後述する制御のために、各種センサあるいはスイッチS1〜S12からの信号が入力される。センサS1は、車速を検出するものである。スイッチS2は、パーキングブレーキあるいは車両を停止あるいは減速させるためのフットブレーキの少なくとも一方が操作されているときにONとされるブレーキスイッチである。スイッチS3は、アクセルが踏み込み操作されているときにONとなるアクセルスイッチである。センサS4は、既述のように、エンジン冷却水温度を検出するものである。センサS5はバッテリ容量を検出する容量センサである。センサS6は、車両を減速あるいは停止させるための負圧式ブレーキの負圧室の負圧の大きさを検出するものである。センサS7は、ハンドル操作されているときにONとなるハンドルスイッチである(舵角センサでもよい)。センサS8は、エアコンの作動による負荷(消費電力)を検出するものである。センサS9は、エンジンEのクランク角を検出するものである。センサS10は、エンジン回転数を検出するものである。センサS11は、路面の傾斜角度を検出するものである。センサS12は吸気温度を検出するものである。
次に、コントローラUによるエンジンEの自動停止と自動再始動制御について説明する。まず、自動停止条件が、例えば次のa〜 の全ての条件を満足したときとして設定されている。
条件a:車速が0であること(所定車速以下の低車速としてもよい)。
条件b:ブレーキ操作されていること。
条件c:アクセルが踏み込み操作されていないこと。
条件d:エンジン冷却水温度が所定温度(例えば85度C)以上の温間時であること。
条件e:バッテリ容量が所定値(例えば95%)以上であること(自動再始動が不能になることの防止用)。
条件f:車両を減速あるいは停止させるための負圧式ブレーキ用の負圧室に所定値以上大きな負圧が確保されていること(ブレーキの確実な確保)。
条件g:ハンドル操作されていないこと(パワーステアリングによる操舵補助の確実な確保)。
条件h:エアコンの負荷が所定値以下の小さいこと(バッテリの容量低下防止)
条件i:路面の傾斜が、所定角度以上の上り坂でないこと。
エンジンEの自動再始動の条件は、上記自動停止条件のうちのいずれか1つの条件が満足されなくなったときとして設定される。
次に、図4以下に示すフローチャートを参照しつつ、コントローラUによる制御例について説明する。なお、以下の説明でQはステップを示し、また各種センサあるいはスイッチS1〜S12からの信号は、制御開始時あるいは適宜の割り込みタイミングでもって読み込まれる。
まず、図4のQ1において、自動停止の1つとなる車速が0であるか否かが判別される。このQ1の判別でYESのときは、Q2において、車速以外の自動停止条件が満足したか否かが判別される。このQ2の判別でYESのときは、エンジン冷却水温度が所定の高温度(例えば95度C)よりも低いか否かが判別される。このQ3の判別でYESのときは、ウオータポンプ36を停止させてエンジン冷却水の循環を全て停止させると共に、切換バルブ35を閉じてウオータジャケット31からのエンジン冷却水がラジエタ32へ流れないようにされる。これにより、ウオータジャケット31つまり燃焼室回りの温度がエンジン冷却水によって冷却される度合が極力小さくされる(エンジン冷却水の放熱量が少なくされる)。また、Q3の判別でNOのときは、Q5において、エンジン冷却水つまり燃焼室回りの温度が十分に高温であるということで、ウオータポンプ36が運転されると共に、切換バルブ35が開とされて、ウオータジャケット31からのエンジン冷却水がラジエタ32へ流れるようにされる(エンジン冷却水の放熱量が多くされる)。
上記Q4あるいはQ5の後はそれぞれ、Q6において、Q2の判別でYESとなった時点から、所定の遅延時間(例えば1秒)が経過したか否かが判別される。このQ6の判別でNOのときはQ6へ戻る。Q6の判別でYESのときは、Q7において、自動停止のために燃料噴射がカットされる。このように、自動停止条件が成立した時点(Q2の判別でYESとなった時点)から所定の遅延時間が経過した後に、エンジン自動停止のための燃料カットが実行される一方、この燃料カット実行の前に、あらかじめQ4において、エンジン冷却水の循環が停止されることになる。このような処理によって、燃焼が行われている時間内にエンジン冷却水の循環が停止されて、燃焼室回りを極力高温状態にしておく上で好ましいものとなる。
上記Q7の後は、Q8において、エンジン回転数が0になったか否か、つまりエンジンが停止したか否かが判別される。このQ8の判別でNOのときはQ8の判別が繰り返される。Q8の判別でYESのときは、Q9において、ウオータポンプ36が駆動されているか否かが判別される。このQ9の判別でYESのときは、Q10において、ウオータポンプ36が停止される。また、Q9の判別でNOのときは、そのまま終了される。
前記Q1の判別でNOのとき、あるいはQ2の判別でNOのときは、それぞれ、Q11において、ウオータポンプ36が運転されると共に、温度センサS4で検出される冷却水温度が、Q3での温度よりも低い温度に設定された所定温度(例えば80度C)以上の高温のときはエンジン冷却水をラジエタ32へ流し、所定温度よりも低いときはラジエタ32への流通が阻止される(バイパス経路43へ流れる)。このQ11の処理は、通常のエンジンにおけるエンジン冷却水の温度制御と同様な制御である。このQ11での処理は、自動停止条件の1つとなるエンジン冷却水温度が所定温度以上の高温時でかつ他の自動停止条件が満足されないときも実行されることになる(自動再始動が不用なので、エンジンの冷却性を優先した制御となる)。
図5は、自動停止された状態から、自動再始動するときの制御例を示すものである。まず、Q21において、自動再始動の条件が満足されか否かが判別される。この判別は、自動停止のいずれか1つを満足しなくなったときとされる。このQ21の判別でNOのときはQ21へ戻る、また、Q21の判別でYESのときは、Q22において、エンジンが停止しているときの圧縮気筒におけるクランク角から、その有効圧縮比が算出(推定)される。次いで、Q23において、冷却水温度と吸気温度と自動停止中の時間とから、現在の筒内温度が算出(推定)される。この後、Q24において、上記のように算出された筒内温度と有効圧縮比とから、圧縮上死点付近での筒内温度が算出(推定)される。
Q24の後、Q25において、圧縮上死点付近での筒内温度が所定値A以下であるか否かが判別される。このQ25の判別でYESのときは、筒内温度が低温なので、Q26において、圧縮気筒にある気筒への燃料噴射が禁止される。つまり、断熱圧縮によって十分な温度にならない気筒へ燃料噴射しても失火の可能性が高くなるだけなので、次に圧縮行程にくる気筒を、自動再始動時の最初の燃料噴射を行うための気筒として選択するための処理となる。
Q25の判別でNOのときは、Q27において、算出された圧縮上死点付近での筒内温度が、所定値B(B>A)以下であるか否かが判別される。このQ27の判別でYESのときは、圧縮上死点付近での筒内温度が中温のときである。このときは、Q28〜Q31の処理によって、圧縮初期時での燃料噴射と、圧縮上死点付近での燃料噴射との分割噴射が実行される。すなわち、Q28において、噴射すべき全燃料量の一部が前噴射として燃料噴射される。次いでQ29において、スタータモータ51が駆動される。この後、Q30において、前噴射された気筒のピストンが所定クランク角(圧縮上死点付近のクランク角)になるのを待って、Q31において、残りの燃料が噴射される(後噴射)。上記のような燃料の前噴射によって、圧縮上死点になるまでの時間が長く確保されるので、前噴射された燃料が気化、霧化することによる(潜熱による)筒内の温度低下よりも、燃焼室壁面からの受熱による温度上昇の方が大きくなって、圧縮上死点付近での筒内温度(混合気温度)をより高めて、圧縮自己着火を確実に行う上で好ましいものとなる。
前記Q27の判別でNOのときは、Q32において、スタータモータ51を駆動し、その後Q33において圧縮上死点付近になるのをまって、Q33において燃料噴射が行われる。このQ32〜Q33では、筒内温度が十分に高温になっているときなので、圧縮上死点付近での一括噴射を行なうようにしてある。
図6は、自動再始動の制御のうち、エンジン冷却水温度の制御に関するものである。すなわち、Q41において、自動再始動時であると判別されたときは、Q42において、温度センサS4で検出される冷却水温度が、所定の高温温度(例えば95度C)以下であるか否かが判別される。このQ42の判別でYESのときは、エンジン冷却水温度が比較的低いときなので、このときは、Q43において、ウオータポンプ36を停止させると共に切換バルブ35が閉にされる(図4におけるQ4対応)。また、Q42の判別でNOのときは、Q44において、ウオータポンプ36を駆動すると共に、切換バルブ35を開にする(図4のQ5対応)。
上記Q43あるいはQ44の後はそれぞれ、Q45において、スタータモータ51が駆動される。この後、Q45において、完爆したか否かが判別される(例えばエンジン回転数が500rpm以上になったか否かが判別される)。このQ46の判別でNOのときは、Q46へ戻る。また、Q46の判別でYESのときは、Q47において、ウオータポンプ36を駆動すると共に、切換バルブ35が開とされるときの温度を通常の基準温度(例えば80度C)とされる(図4のQ11対応)。
前記Q41の判別でNOのときは、Q48において、運転者がキースイッチを操作することによってエンジンEを強制始動しているか否かが判別される。このQ48の判別でNOのときはQ41へ戻る。また、Q48の判別でYESのときは、Q45に移行される。このように、エンジン冷却水の放熱量を増大させる制御の開始が、自動再始動時の冷却水温度が低いときは、高い温度に設定されることになる(Q43の処理で、Q44の処理との比較)。
図7は、自動停止するときに好ましいスロットル弁15の制御例を示すものである。本制御例では、吸入空気量制御によって、エンジンEが停止されたときに、一部のピストン3が確実に圧縮下死点付近に位置するようにして、その後の自動再始動のときに圧縮上死点に向けてストロークする際の有効圧縮比を十分大きくできるようにしたものである。
まず、Q51において自動停止条件が成立したことが確認されると、Q52において、燃料カットが行われる。この後、Q53においてスロットル弁15が全閉とされる。この後、Q54において、TDC(上死点)を通過するときのエンジン回転数が所定値(停止直前の極低回転数)以下であるか否かが判別される。このQ54の判別でNOのときは、Q54へ戻る。また、Q54の判別でYESのときは、Q55において、スロットル弁15が全開とされる。このQ55の処理によって、停止直前には、筒内に極力多量の吸気が供給されるので、吸気行程にある気筒のピストン3は、筒内の多量の吸気の圧力によって吸気下死点(つまり圧縮下死点)付近に位置した状態で停止されることになる。なお、燃料カット直後からスロットル弁15を全開にしておくことも考えられるが、この場合は、スロットル弁15が開弁されていることによって停止までにエンジンの回転数変動が大きくなって振動抑制の上からは好ましくないものとなり、またエンジン停止までの時間も長くなってしまうことになる。よって、エンジンが停止される初期から中期にかけてはスロットル弁15を全閉として回転数変動(振動)の抑制とすみやかな回転数低下とを行いつつ、エンジン停止直前にスロットル弁15を全開として、一部のピストンを圧縮下死点付近で停止させるようにするのが好ましいものとなる。
以上実施形態について説明したが、本発明は、実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載された範囲において適宜の変更が可能であり、例えば次のような場合をも含むものである。自動停止時には、ウオータポンプ36を停止させると共に、ラジエタ32へのエンジン冷却水の流通を完全に阻止するようにしたが(放熱量をもっとも少なくする態様)、ウオータポンプ36を運転しつつその運転能力を低下させることによって、あるいはラジエタ32へ流通させるエンジン冷却水の量をある程度減少させる(0ではない)ことの少なくとも一方によって、エンジン冷却水の放熱量を少なくするようにしてもよい。また、自動停止と自動再始動との制御は、アイドルストップの場合に限らず、ハイブリッド車におけるエンジンの自動停止と自動再始動との制御においても同様に適用し得るものである。自動停止の条件や自動再始動の条件は、適宜設定できるものである。勿論、本発明の目的は、明記されたものに限らず、実質的に好ましいあるいは利点として表現されたものを提供することをも暗黙的に含むものである。
本発明が適用されたエンジンの一例を示す簡略側面図。 図1に示すエンジンの冷却系統例を示す図。 本発明の制御系統例を示す図。 本発明の制御例を示すフローチャート。 本発明の制御例を示すフローチャート。 本発明の制御例を示すフローチャート。 本発明の制御例を示すフローチャート。
U:コントローラ
S4:温度センサ(エンジン冷却水温度検出手段)
E:エンジン
3:ピストン
4:燃焼室
9:燃料噴射弁
11:吸気通路
21:排気通路
22:EGR通路
23:EGRクーラ
26:切換弁
27:EGRバルブ
31:ウオータジャケット(シリンダヘッド)
32:ラジエタ
35:切換バルブ(バルブ手段)
36:ウオータポンプ


Claims (12)

  1. エンジン出力を必要としないときであって、あらかじめ設定された停止条件が満足されたときにエンジンを自動停止させ、エンジンの自動停止後にあらかじめ設定された再始動条件が満足されたときにエンジンを自動始動するようにした圧縮自己着火式エンジンの制御方法であって、
    前記停止条件として、エンジン冷却水温度が所定温度以上の温間時であることを含むように設定され、
    前記停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、エンジン冷却水の放熱量を少なくすると共にエンジン冷却水の放熱量を増大させる制御を開始するときの制御開始温度を高くする、
    ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御方法。
  2. 請求項1において、
    前記停止条件が、車速が0ないし低車速であることを含むように設定されている、ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御方法。
  3. 請求項2において、
    エンジン冷却水が、水冷式EGRクーラの冷却用を兼用しており、
    前記停止条件が満足されたときは、冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、前記水冷式EGRクーラへのエンジン冷却水の流通を停止させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、
    ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御方法。
  4. エンジン出力を必要としないときであって、あらかじめ設定された停止条件が満足されたときにエンジンを自動停止させ、エンジンの自動停止後にあらかじめ設定された再始動条件が満足されたときにエンジンを自動始動するようにした圧縮自己着火式エンジンの制御方法であって、
    前記停止条件として、エンジン冷却水温度が所定温度以上の温間時であることを含むように設定され、
    前記停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、エンジン冷却水の放熱量を少なくし、
    前記停止条件成立からエンジン自動停止のための燃料カットの実行までに所定の遅延時間が設定され、
    前記エンジン冷却水の放熱量を少なくする制御の開始時期が、前記遅延時間の初期とされる、
    ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御方法。
  5. 請求項において、
    前記停止条件が満足されたときは、冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、ラジエタを循環するエンジン冷却水量を減少させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御方法。
  6. 請求項において、
    前記停止条件が満足されたときは、冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、エンジンの燃焼室回りを循環するエンジン冷却水量を減少させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御方法。
  7. 請求項4において、
    前記停止条件が、車速が0ないし低車速であることを含むように設定されている、ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御方法。
  8. 請求項7において、
    エンジン冷却水が、水冷式EGRクーラの冷却用を兼用しており、
    前記停止条件が満足されたときは、冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、前記水冷式EGRクーラへのエンジン冷却水の流通を停止させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、
    ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御方法。
  9. エンジン出力を必要としないときであって、あらかじめ設定された停止条件が満足されたときにエンジンを自動停止させ、エンジンの自動停止後にあらかじめ設定された再始動条件が満足されたときにエンジンを自動始動する制御手段を備えた圧縮自己着火式エンジンの制御装置であって、
    エンジン冷却水温度を検出して、検出したエンジン冷却水温度を前記制御手段に出力する冷却水温度検出手段と、
    前記制御手段によって制御され、ラジエタを循環するエンジン冷却水量を調整するバルブ手段と、
    を備え、
    前記停止条件として、前記冷却水温度検出手段で検出されるエンジン冷却水温度が所定温度以上の温間時であることを含むように設定され、
    前記制御手段は、前記停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、前記バルブ手段を制御してラジエタを循環するエンジン冷却水量を減少させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくすると共に、エンジン冷却水の放熱量を増大させる制御を開始するときの制御開始温度を高くする、
    ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御装置。
  10. 請求項9において、
    エンジンの燃焼室回りを循環するエンジン冷却水量を調整するウオータポンプを備え、
    前記制御手段は、前記停止条件が満足されたときは、エンジン冷却水温度以外の要因で前記停止条件が満足されない場合に比して、前記ウオータポンプを制御してエンジンの燃焼室回りを循環するエンジン冷却水量を減少させることによってエンジン冷却水の放熱量を少なくする、
    ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御装置。
  11. 請求項9または請求項10において、
    前記停止条件成立からエンジン停止のために燃料カットを実行するまでに所定の遅延時間が設定され、
    前記制御手段は、前記エンジン冷却水の放熱量を少なくする制御を、前記遅延時間の初期に開始する、
    ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御装置。
  12. 請求項9ないし請求項11のいずれか1項において、
    前記停止条件が、車速が0ないし低車速であることを含むように設定されている、ことを特徴とする圧縮自己着火式エンジンの制御装置。
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