JP2005351173A - 蓄熱システム - Google Patents

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Abstract

【課題】プレヒート時に、加熱された冷却水の内燃機関への供給流量を最適化することができる技術を提供する。
【解決手段】 内燃機関の冷間時に、蓄熱タンク内に保温したまま貯蔵された冷却水を電動ウォータポンプで内燃機関内の冷却水通路に供給する蓄熱システムにおいて、内燃機関の壁面の温度を推定する機関壁温推定手段と、蓄熱タンク内に貯蔵された冷却水の温度を推定するタンク内水温推定手段と、推定された壁面の温度と蓄熱タンク内に貯蔵された冷却水の温度との温度差に応じて電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御する流量制御手段とを備える。そして、例えば、温度差が大きい程、加熱された冷却水の冷却水通路への供給流量が多くなるように制御することで、加熱された冷却水の内燃機関への供給流量を最適化することができる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、蓄熱タンク内に加熱された冷却水を貯蔵し、冷間始動時に当該加熱された冷却水を内燃機関内の冷却水通路に供給する蓄熱システムに関する。
自動車などに搭載される内燃機関が冷間状態で始動される場合には、吸気ポートや燃焼室等の壁面温度が低くなるため、燃料が気化・霧化し難くなり、始動性の低下や排気エミッションの悪化などが誘発されるおそれがある。
このような問題に対し、水冷式内燃機関において加熱されて高温となった冷却水を保温したまま貯蔵する蓄熱タンクを備え、内燃機関の始動時などに蓄熱タンクに貯蔵されている高温の冷却水を内燃機関へ供給することにより内燃機関の昇温を図り、以て始動性の向上や暖機の早期化を図る蓄熱システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1に記載された内燃機関に適用される蓄熱システムにおいては、内燃機関を循環する冷却水の一部を保温したまま貯蔵する蓄熱タンクと、内燃機関から駆動力を得て稼動するメカニカルポンプとは別に蓄熱タンク内に貯蔵された冷却水を内燃機関に供給させる電動ポンプとを備える。そして、内燃機関から外部に向かう冷却水の流路途中に設けられた水温センサにより検出される冷却水の温度が所定温度より低い場合は、内燃機関が冷間状態にあると認識して、内燃機関の始動に先立って電動ポンプの作動を開始させ、蓄熱タンクから内燃機関へ加熱された冷却水の供給を行う、プレヒートを開始する。そして、その後電動ポンプの作動を所定時間継続させて加熱された冷却水を供給継続し、プレヒートを完了させ、プレヒート完了後の内燃機関運転時にはメカニカルポンプで冷却水を循環させる。
一方、水冷式内燃機関の冷却装置として、内燃機関から駆動力を得て稼動するメカニカルポンプで冷却水を循環させるのではなく、内燃機関と独立して電動ポンプを稼動して冷却水を循環させる技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。これは、内燃機関の負荷に応じて冷却水の循環流量を変化させ、不必要なポンプ仕事の低減を図るためである。そして、冷却水の循環流量を制御するにあたっては、内燃機関の冷却水入口側と冷却水出口側に温度センサを備え、これらの検出値を基に、冷却水出口側の冷却水温度と冷却水入口側での冷却水温度との差が所定温度となるようにしている。
特開2002−38947号公報 特開2000−45774号公報 新谷治,「発行番号11500 内燃機関の冷却装置」,トヨタ技術公開集,トヨタ自動車株式会社,2000年10月31日,第119巻,p.145−146
上述した蓄熱システムを備えた内燃機関においても、メカニカルポンプと電動ポンプを併存するのではなく、電動ポンプのみを備え、電動ポンプのみでプレヒートから内燃機関運転時まで冷却水の循環(供給)流量を最適化することで、搭載性向上、コスト削減を図ることが望まれる。そして、かかる構成においても、内燃機関を早期に暖機させるとともに、電動ウォータポンプを駆動させるのに必要となる駆動力を最適化するために、プレヒート時における加熱された冷却水の供給流量の最適化を図ることが重要となる。
また、特許文献2に記載の内燃機関のように内燃機関の冷却水入口側と冷却水出口側に温度センサを備えてこれらの検出値を基に循環流量を制御するのではなく、安価に冷却水の循環(供給)流量を最適化することが望まれる。
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、蓄熱システムでのプレヒート時に、加熱された冷却水の内燃機関への供給流量を最適化することができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る蓄熱システムにあっては、加熱された冷却水を蓄熱タンク内に保温したまま貯蔵し、内燃機関の冷間時に保温された冷却水を電動ウォータポンプで内燃機関内の冷却水通路に供給して暖機を促進する蓄熱システムにおいて、前記冷却水通路近傍の内燃機関の壁面の温度を推定する機関壁温推定手段と、前記蓄熱タンク内に貯蔵された冷却水の温度を推定するタンク内水温推定手段と、前記機関壁温推定手段にて推定された壁面の温度と前記タンク内水温推定手段にて推定された冷却水の温度との温度差に応じて前記電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御する流量制御手段と、を備えたことを特徴とする。
ここで、機関壁温推定手段が推定する内燃機関の壁面としては、吸気ポート壁面、燃焼室壁面あるいはシリンダ壁面等を例示することができる。そして、このように構成された蓄熱システムにおいては、流量制御手段が、機関壁温推定手段にて推定された壁面の温度とタンク内水温推定手段にて推定された冷却水の温度との温度差に応じて電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御する。例えば、流量制御手段が、蓄熱タンク内に貯蔵されている冷却水の温度と推定された壁面の温度の温度差が大きい程、加熱された冷却水の冷却水通路への供給流量が多くなるように制御することで、温度差が大きい時には早期に内燃機関を暖機することができる。特に吸気ポートが早期に暖められることにより吸気ポートに付着する燃料を低減することで内燃機関から排出される未燃HCの低減を図ることができる。一方、温度差が小さい時には供給流量が少なくなるように制御するので、電動ウォータポンプを駆動させるのに必要となる駆動力を小さくすることができる。これらのことにより、プレヒート時に、加熱された冷却水の供給流量の最適化を図ることができる。
また、本発明に係る蓄熱システムにあっては、加熱された冷却水を蓄熱タンク内に保温したまま貯蔵し、内燃機関の冷間時に保温された冷却水を電動ウォータポンプで内燃機関内の冷却水通路に供給して暖機を促進する蓄熱システムにおいて、前記冷却水通路近傍の内燃機関の壁面の温度を推定する機関壁温推定手段と、前記機関壁温推定手段にて推定された壁面の温度と当該壁面の温度の目標温度との温度差に応じて前記電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御する流量制御手段と、を備えたことを特徴とする。
このように構成された蓄熱システムにおいては、流量制御手段が、推定された壁面の温度と当該壁面の温度の目標温度との温度差に応じて電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御する。そして、例えば、流量制御手段が、推定された壁面の温度と当該壁面の温度の目標温度との温度差が大きい程、加熱された冷却水の冷却水通路への供給流量が多くなるように制御することで、温度差が大きい時には早期に内燃機関を暖機することができる。一方、温度差が小さい時には供給流量が少なくなるように制御するので、電動ウォータポンプを駆動させるのに必要となる駆動力の効率化を図ることができる。これらのことにより、プレヒート時に、加熱された冷却水の供給流量の最適化を図ることができる。
また、上述した蓄熱システムにおける機関壁温推定手段は、前記内燃機関の各気筒にお
ける壁面の温度を推定するものであり、前記流量制御手段は、更に前記機関壁温推定手段にて推定される各気筒における壁面の温度の温度差が小さくなるように前記電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御することが好適である。
このように流量制御手段が、各気筒における壁面の温度の温度差が小さくなるように前記電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御することにより、内燃機関始動時に気筒間で燃料噴射量に差が生じないようにすることができるので内燃機関から排出される未燃HCの低減を図ることができる。
また、前記内燃機関は、前記機関壁温推定手段にて推定される各気筒における壁面の温度の温度差に応じて各気筒に供給される燃料量が補正されることが好適である。これにより、内燃機関始動時に気筒間で壁面の温度の差が生じていたとしても、早期に各気筒における壁面の温度の差がなくなるようになるので、内燃機関から排出される未燃HCの低減を図ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、蓄熱システムでのプレヒート時に、加熱された冷却水の内燃機関への供給流量を最適化することができる。
以下に図面を参照して、この発明を実施するための最良の形態を以下の実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
図1は、本実施例に係る蓄熱システムを備えた内燃機関1とその冷却水循環系の概略構成を示す図である。内燃機関1は、軽油を燃料とする圧縮着火式の内燃機関(ディーゼル機関)又はガソリンを燃料とする火花点火式の内燃機関(ガソリン機関)であり、自動車等に搭載される内燃機関である。
内燃機関1は、直列4気筒であり、シリンダヘッド1a、シリンダヘッドの下部に連結されたシリンダブロック1b等を備えて構成される。そして、シリンダヘッド1a及びシリンダブロック1bには熱媒体としての水が循環するための通路である機関内冷却水通路1cが設けられている。そして、図1に示すように、機関内冷却水通路1cの出口側には、車室内暖房用のヒータコア3に冷却水を導くヒータ側冷却水通路4とラジエータ5に冷却水を導くラジエータ側冷却水通路6が接続されている。
また、内燃機関1にはヒータ側冷却水通路4とラジエータ側冷却水通路6を流通してきた冷却水を外部から吸い込み、第1気筒(#1)側から機関内冷却水通路1cに冷却水を送り込む電動ウォータポンプ2が備えられている。この電動ウォータポンプ2は、バッテリ(図示省略)を駆動源とするウォータポンプであり、後述するECUの指令信号により電圧が印加されると、その印加電圧に応じた分の流量の冷却水を機関内冷却水通路1cに送り込む。
また、ヒータ側冷却水通路4には、ヒータコア3を迂回するためのヒータバイパス通路7が形成されている。そして、ヒータバイパス通路7の途中には、蓄熱タンク8が備えられている。蓄熱タンク8は、内部と外部とを断熱する断熱材により囲まれ、内部に貯蔵した冷却水を長時間保温することができる保温容器である。
また、ヒータバイパス通路7には開閉弁9が設けられている。この開閉弁9は、後述するECUの指令信号によりONにされると開いてヒータバイパス通路7に冷却水を流通させ、OFFにされると閉じてヒータバイパス通路7に冷却水を流通させないようにする。つまり、開閉弁9が開いている状態で電動ウォータポンプ2が駆動されると、蓄熱タンク8に貯蔵されていた冷却水が機関内冷却水通路1cに送り込まれ、それと入れ替わりに蓄熱タンク8に新たな冷却水が貯蔵される。また、蓄熱タンク8出口近傍のヒータバイパス通路7には、蓄熱タンク8から排出された冷却水の温度に対応した電気信号を出力する出口水温センサ10が設けられている。
ラジエータ側冷却水通路6には、ラジエータ5を迂回するためのラジエータバイパス通路11が接続されており、ラジエータ側冷却水通路6とラジエータバイパス通路11の接続部にはサーモスタット12が設けられている。そして、ラジエータバイパス通路11を通過しサーモスタット12へ到達した冷却水の温度が所定温度(約80〜90℃)に達していない場合は、サーモスタット12が閉じ、ラジエータ側冷却水通路6は遮断されるので、冷却水はラジエータバイパス通路11を通過し電動ウォータポンプ2へ流入する。一方、ラジエータバイパス通路11を通過しサーモスタット12へ到達した冷却水の温度が所定温度に達している場合は、サーモスタット12が開き、冷却水はラジエータ側冷却水通路6を介してラジエータ5に流入し、その後電動ウォータポンプ2へ流入する。
このように構成された蓄熱システムを備えた内燃機関1には、当該内燃機関等を制御する電子制御ユニット(ECU:Electronic Control Unit)13が併設されている。この
ECU13は、CPU、ROM、RAM、バックアップRAMなどからなる算術論理演算回路である。
ECU13には、上述した出口水温センサ10、シリンダヘッド1a側の機関内冷却水通路1c内を流通する冷却水の温度に対応した電気信号を出力する機関内水温センサ14等が電気的に接続され、それらの出力信号がECU13へ入力されるようになっている。更に、ECU13は、電動ウォータポンプ2と電気的に接続され、ECU13が、電動ウォータポンプ2を制御することで冷却水の循環流量を制御することが可能になっている。また、ECU13は、開閉弁9と電気的に接続され、ECU13が開閉弁9を制御することで当該冷却水循環系における冷却水の循環経路を変更することが可能になっている。また、ECU13は、電気的に接続された燃料噴射弁(図示省略)を制御することで周知の燃料噴射量制御をも実行することができる。
そして、本発明の実施例に係る蓄熱システムを備えた内燃機関においては、内燃機関1が冷間時に始動される前に内燃機関1を暖機するときには、内燃機関1の始動前から、蓄熱タンク8内に貯蔵された高温の冷却水(以下、「温水」という場合もある。)を機関内冷却水通路1cに供給するプレヒートを実行する。かかる場合の冷却水の循環経路について示したのが図2であり、本図の矢印が冷却水の流れを示す。
プレヒートを実行するにあたっては、ECU13は、開閉弁9を開き、バッテリから電力を供給して電動ウォータポンプ8を駆動させる。その結果、図2に示した矢印のように温水が流れる。そして、前回までの内燃機関1の運転中または運転停止後に回収され蓄熱タンク8内に貯蔵されていた温水が、蓄熱タンク8から流出し、機関内冷却水通路1cに供給される。そして、温水の熱の一部は、機関内冷却水通路1cの壁面へ伝わり、内燃機関1が加熱され暖機される。また、その分熱を失った温水の温度は低下する。温度が低下した温水は、ラジエータバイパス通路11を通過しサーモスタット12へ到達するが、到達した温水の温度は機関内冷却水通路1cを流通する際に熱を奪われたことにより温度が低下し、サーモスタット12が開く前記所定温度に達していないため、あるいは蓄熱タンク8内に貯蔵された温水の温度は前記所定温度以下に設定されているため、サーモスタッ
ト12は閉じたままとなり温水が矢印のように循環する。
そして、プレヒート時に機関内冷却水通路1cに供給される温水の流量は以下のように決定される。以下、具体的に本実施例における、プレヒート時における温水の供給流量制御について図3に基づいて説明する。
図3は、プレヒート時の供給流量制御の制御ルーチンを示すフローチャート図である。本ルーチンは、予めECU13に記憶されており、プレヒートが実行されている間、所定時間毎に繰り返されるルーチンである。
本ルーチンにおいて、先ずECU13は、ステップ(以下、「S」という。)101において、蓄熱タンク8内に貯蔵されている冷却水の温度THWを推定する。これは、出口水温センサ10の出力値を基に検出された温水の温度とTHWは等しいとして推定するものである。なお、蓄熱タンク8内に貯蔵されている冷却水の温度THWを直接検出可能なセンサを蓄熱タンク8に備え、THWを検出してもよい。
その後S102へ進み、内燃機関1の各気筒における壁面の温度(以下、「壁温」という場合もある。)THPW1〜THPWn(n=気筒数)を推定する。本実施例に係る内燃機関1は4気筒の内燃機関であるので、第1気筒(#1)〜第4気筒(#4)の壁温THPW1〜THPW4を推定する。なお、壁面としては、吸気ポート壁面、燃焼室壁面あるいはシリンダ壁面等を例示することができる。ただし、吸気ポートへ燃料を噴射する内燃機関においては、吸気ポート壁面への燃料付着が支配的であり、この部分を暖めて燃料気化を促進させることが重要であるため、吸気ポート周辺に機関内冷却水通路1cを形成しプレヒート時に温水を供給してこの部分を暖めるのが好適である。そして、推定する温度も吸気ポート壁面とする。
また、燃料噴射量等の制御に用いる機関内水温センサ14はシリンダヘッド1aに装着されているが、この水温センサは応答性が低いためプレヒート中は壁温に比べ低い値を示し、またシリンダヘッド内の水温を検出しているためプレヒート後は壁温よりも高い値になる。そのため、本実施例における蓄熱システムにおいては、機関内水温センサ14の値でプレヒート時の電動ウォータポンプ2による温水の供給流量あるいはプレヒート後の燃料噴射量増量補正を精度よく実施することは困難となる。
そこで、図4に示した流れのようにして各気筒の吸気ポート壁面の温度を推定する。
前処理として、まず出口水温センサ10そのものの応答遅れの修正(A)とプレヒート中の冷却水流量の計算(B)を行う。応答遅れの修正(A)は単純な一時遅れの修正とする。冷却水流量の計算(B)は蓄熱タンク8出口近傍に備えられた出口水温センサ10の値とシリンダヘッド1a内に装着された機関内水温センサ14が供給された温水に反応するのにかかる時間差とその間の容積をもとに行う。
次に、(A)、(B)の結果をもとに吸気ポート壁面の温度を推定(C)する。これは、機関内冷却水温度の初期値、修正されたタンク出口水温(A)と流量計算値(B)を入力として、各ポートの壁温を計算するものである。その際、吸気ポートからシリンダブロック1b等の周りに逃げる熱は外気への放熱とは別に考慮し、熱伝達・熱伝導を表す係数と比熱による係数は、いくつかの条件における実車測温データをもとに最適化する。
S102にて各気筒の壁温を推定した後はS103へ進み、電動ウォータポンプ(W/P)2による基本供給流量Vw1を決定する。これは、S101にて算出した蓄熱タンク8内に貯蔵されている冷却水の温度THWとS102にて推定した各気筒における壁面の温度(壁温)THPW1〜THPWnの最小値との差、つまりTHW−MIN(THPW
1〜THPWn)を、予め作成され記憶された図5のようなマップに代入することにより算出するものである。
なお、THW−MIN(THPW1〜THPWn)が非常に高い場合に、それに応じて供給流量を多くしてしまうと、電動ウォータポンプ2への印加電圧が非常に高くなりその分バッテリ電圧を消費するので燃費が悪化するおそれがある。そのため、図5に示すようにTHW−MIN(THPW1〜THPWn)が所定温度より高い場合には上限ガードを設けている。
その後S104へ進み、電動ウォータポンプ(W/P)2による補正供給流量Vw2を決定する。これは、温水の入口側(最上流側)の気筒の吸気ポート壁温と出口側(最下流側)の気筒の吸気ポート壁温の差、つまり|THPW1−THPWn|(内燃機関1においては|THPW1−THPW4|)を、予め作成され記憶された図6のようなマップに代入することにより算出するものである。これにより、内燃機関1の冷却水流れ方向の最上流側の気筒と最下流側の気筒の壁温の温度差が小さくなるように電動ウォータポンプ2にて供給する温水の流量が補正されることとなる。その結果、全ての気筒の壁温の温度差が小さくなる。
その後S105へ進み、S103で算出した基本供給流量Vw1にS104で算出した補正供給流量Vw2を加算した供給流量Vwを電動ウォータポンプ2が機関内冷却水通路1cに供給するように電動ウォータポンプ2に指令信号を出力する。
このようにしてプレヒート時の電動ウォータポンプ2による供給流量を制御することにより、蓄熱タンク8内に貯蔵されている冷却水の温度THWと推定された内燃機関の壁温の温度差が大きい時は温水の供給流量が多くなるので早期に暖機することができるとともに、温度差が小さい時は供給流量が少なくなるように電動ウォータポンプ2への印加電圧が制御され、余分な動力が使われなくなるので、電動ウォータポンプ2の駆動力の効率化を図ることができる。
また、特に吸気ポートが早期に暖められることにより吸気ポートに付着する燃料を低減することで内燃機関1から排出される未燃HCの低減を図ることができる。また、内燃機関1の壁温が上昇すると燃焼が安定し、点火時期の遅角限界も拡大することができる。また、内燃機関1から排出される排気ガスの温度も上昇させることができるので、触媒の早期暖機性向上にも有効である。また、吸気ポート壁温の気筒間差をなくすことにより、内燃機関始動時に気筒間で燃料噴射量に差が生じないようにすることができるので内燃機関1から排出される未燃HCの低減を図ることができる。
ところで、ECU13は、一定時間毎に実行すべき基本ルーチンにおいて、各種センサの出力信号の入力、機関回転数の演算、燃料噴射量の演算、燃料噴射時期の演算等を実行する。基本ルーチンにおいてECU13が入力した各種信号やECU13が演算して得られた各種制御値は、該ECU13のRAMに一時的に記憶される。
燃料噴射量を演算する場合には、ECU13は、下記の式(1)に基づき最終燃料噴射量Qfinを算出する。
Qfin=Qbse×FAF×KG(i)×A……(1)
Qbse:基本燃料噴射量
FAF:フィードバック補正係数
KG(i):空燃比学習値
A:増量係数
更に、ECU13は、各種のセンサやスイッチからの信号の入力、一定時間の経過、或いはクランクポジションセンサからのパルス信号の入力などをトリガーとした割り込み処理において、RAMから各種制御値を読み出し、それら制御値に従って燃料噴射弁(図示省略)を制御する。
そして、本実施例においては、プレヒート後の内燃機関1の始動時の各気筒の壁温を推定し、当該推定した壁温に応じて燃料噴射量を増量させるように前記増量係数Aを決定する。
図7は、プレヒート後の始動時の各気筒の燃料噴射量算出の増量係数Aを決定するための制御ルーチンを示すフローチャート図である。本ルーチンは、予めECU13に記憶されており、プレヒート後の始動時に所定時間毎に繰り返されるルーチンである。
本ルーチンにおいて、先ずECU13は、S201において、各気筒の壁温THPW1〜THPWn(n=気筒数)を推定する。本実施例においては、内燃機関1として4気筒の内燃機関を例示しているので、第1気筒(#1)〜第4気筒(#4)の壁温THPW1〜THPW4を推定する。これは、図4に示したフローチャートにおけるS102と同じ処理であり、その詳細な説明は省略する。
その後S202へ進み、各気筒における燃料噴射量算出用の増量係数Aを決定する。これは、S201にて算出した第X番目気筒の壁温の推定温度THPWxを、予め作成され記憶された図8のようなマップに代入することにより算出するものである。
そして、このようにして各気筒における増量係数Aを算出すると、ECU13は、当該増量係数A、上記の式(1)に基づいて最終燃料噴射量Qfinを算出し、当該Qfinを噴射するように燃料噴射弁を制御する。
これにより、内燃機関始動時に気筒間で壁面の温度の差が生じていたとしても、早期に各気筒における壁面の温度の差がなくなるようになるので、内燃機関から排出される未燃HCの低減を図ることができる。
本実施例は実施例1に対して、プレヒート時における温水の供給流量制御が異なるだけであり、その他については実施例1と同じであるのでその詳細な説明は省略する。
図9は、プレヒート時の供給流量制御の制御ルーチンを示すフローチャート図である。本ルーチンは、予めECU13に記憶されており、プレヒートが実行されている間、所定時間毎に繰り返されるルーチンである。
本ルーチンにおいて、先ずECU13は、S301において、内燃機関1の壁面の温度(壁温)の目標温度THPWrefを算出する。これは、IGスイッチがONにされた時など、プレヒートを実行する前に機関内水温センサ14にて検出された値(機関内冷却水温度)を、予め作成され記憶された図10に示したようなマップに代入することにより算出するものである。プレヒート時の目標壁温温度は可能な限り高い方が好ましいが、蓄熱タンク8に貯蔵できる冷却水の量には制限があるので、図10に示したマップでは、プレヒートを実行する前の機関内冷却水温度が低くなっていく程、目標壁温温度THPWrefを低くなるようにしている。なお、壁面としては、上述したように吸気ポート壁面、燃焼室壁面あるいはシリンダ壁面等を例示することができるが、本実施例においては吸気ポート壁面とする。
その後S302へ進み、各気筒の壁温THPW1〜THPWn(n=気筒数)を推定する。本実施例においては、内燃機関1として4気筒の内燃機関を例示しているので、第1気筒(#1)〜第4気筒(#4)の壁温THPW1〜THPW4を推定する。これは、図4に示したフローチャートにおけるS102と同じ処理であり、その詳細な説明は省略する。
その後、S303へ進み、電動ウォータポンプ(W/P)2による基本供給流量Vw1を決定する。これは、S301にて算出した壁温の目標温度THPWrefとS302にて推定した各気筒の壁温THPW1〜THPWnの最小値との差、つまりTHPWref−MIN(THPW1〜THPWn)を、予め作成され記憶された図11のようなマップに代入することにより算出するものである。なお、THPWref−MIN(THPW1〜THPWn)が非常に高い場合に、それに応じて供給流量を多くしてしまうと、電動ウォータポンプ2への印加電圧が非常に高くなりその分バッテリ電圧を消費することになるので燃費が悪化するおそれがある。そのため、図11に示すようにTHPWref−MIN(THPW1〜THPWn)が所定温度より高い場合には上限ガードを設けている。
その後S304へ進み、電動ウォータポンプ(W/P)による補正供給流量Vw2を決定する。これは、図3のフローチャート図におけるS104と同じ処理であり、温水の入口側(最上流側)の気筒の吸気ポート壁温と出口側(最下流側)の気筒の吸気ポート壁温の差、つまり|THPW1−THPWn|(内燃機関1においては|THPW1−THPW4|)を、予め作成され記憶された図6のようなマップに代入することにより算出するものである。これにより、内燃機関1の冷却水流れ方向の最上流側の気筒と最下流側の気筒の壁温の温度差が小さくなるように電動ウォータポンプ2にて供給する温水の流量が補正されることとなる。その結果、全ての気筒の壁温の温度差が小さくなる。
その後S305へ進み、S303で算出した基本供給流量Vw1にS304で算出した補正供給流量Vw2を加算した供給流量Vwを電動ウォータポンプ2が機関内冷却水通路1cに供給するように電動ウォータポンプ2に指令信号を出力する。
このようにしてプレヒート時の電動ウォータポンプ2による供給流量を制御することにより、プレヒート時の目標壁温温度THPWrefと推定された内燃機関の壁温の温度差が大きい時は温水の供給流量が多くなるので早期に暖機することができるとともに、温度差が小さい時は供給流量が少なくなるように電動ウォータポンプ2への印加電圧が制御され、余分な動力が使われなくなるので、電動ウォータポンプ2の駆動力の効率化を図ることができる。
また、特に吸気ポートが早期に暖められることにより吸気ポートに付着する燃料を低減することで内燃機関1から排出される未燃HCの低減を図ることができる。また、内燃機関1の壁温が上昇すると燃焼が安定し、点火時期の遅角限界も拡大することができる。また、内燃機関1から排出される排気ガスの温度も上昇させることができるので、触媒の早期暖機性向上にも有効である。
また、吸気ポート壁温の気筒間差をなくすことにより、内燃機関始動時に気筒間で燃料噴射量に差が生じないようにすることができるので内燃機関1から排出される未燃HCの低減を図ることができる。さらに、本実施例においては、蓄熱タンク8に貯蔵された冷却水の温度を推定することなしに、つまり出口水温センサ10を備えなくても、温水の内燃機関への供給流量を最適化することができるので、搭載性向上、コスト削減を図ることができる。
また、本実施例においても、プレヒート後の内燃機関1の始動時の各気筒の壁温を推定
し、当該推定した壁温に応じて燃料噴射量を増量させるようにすることが好適であるのは実施例1と同じである。また、その処理も実施例1と同じであるので詳細な説明は省略する。
実施の形態に係る蓄熱システムを備えた内燃機関の概略構成を示す図である。 実施の形態に係る蓄熱システムを備えた内燃機関におけるプレヒート時の温水の流れを示す図である。 実施例1に係るプレヒート時の供給流量制御の制御ルーチンを示すフローチャート図である。 実施例に係る各気筒の吸気ポート壁面の温度の推定の流れを示す図である。 蓄熱タンク内に貯蔵されている冷却水の温度THWと各気筒の推定壁温THPW1〜THPWnの最小値との差と、電動ウォータポンプの基本供給流量Vw1との関係を示すマップである。 温水の入口側(最上流側)の気筒の吸気ポート壁温と出口側(最下流側)の気筒の吸気ポート壁温の差と、電動ウォータポンプの補正供給流量Vw2との関係を示すマップである。 プレヒート後の始動時の各気筒の燃料噴射量算出用の増量係数Aを決定するための制御ルーチンを示すフローチャート図である。 第X番目気筒の壁温の推定温度THPWxと増量係数Aとの関係を示すマップである。 実施例2に係るプレヒート時の供給流量制御の制御ルーチンを示すフローチャート図である。 プレヒートを実行する前に機関内水温センサにて検出された値(機関内冷却水温度)と、内燃機関の目標壁温THPWrefとの関係を示すマップである。 目標壁温THPWrefと各気筒の推定壁温THPW1〜THPWnの最小値との差と、電動ウォータポンプの基本供給流量Vw1との関係を示すマップである。
符号の説明
1 内燃機関
2 電動ウォータポンプ
3 ヒータコア
4 ヒータ側冷却水通路
5 ラジエータ
6 ラジエータ側冷却水通路
7 ヒータバイパス通路
8 蓄熱タンク
9 開閉弁
10 出口水温センサ
11 ラジエータバイパス通路
12 サーモスタット
13 ECU
14 機関内水温センサ

Claims (4)

  1. 加熱された冷却水を蓄熱タンク内に保温したまま貯蔵し、内燃機関の冷間時に保温された冷却水を電動ウォータポンプで内燃機関内の冷却水通路に供給して暖機を促進する蓄熱システムにおいて、
    前記冷却水通路近傍の内燃機関の壁面の温度を推定する機関壁温推定手段と、
    前記蓄熱タンク内に貯蔵された冷却水の温度を推定するタンク内水温推定手段と、
    前記機関壁温推定手段にて推定された壁面の温度と前記タンク内水温推定手段にて推定された冷却水の温度との温度差に応じて前記電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御する流量制御手段と、
    を備えたことを特徴とする蓄熱システム。
  2. 加熱された冷却水を蓄熱タンク内に保温したまま貯蔵し、内燃機関の冷間時に保温された冷却水を電動ウォータポンプで内燃機関内の冷却水通路に供給して暖機を促進する蓄熱システムにおいて、
    前記冷却水通路近傍の内燃機関の壁面の温度を推定する機関壁温推定手段と、
    前記機関壁温推定手段にて推定された壁面の温度と当該壁面の温度の目標温度との温度差に応じて前記電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御する流量制御手段と、
    を備えたことを特徴とする蓄熱システム。
  3. 前記機関壁温推定手段は、前記内燃機関の各気筒における壁面の温度を推定するものであり、
    前記流量制御手段は、更に前記機関壁温推定手段にて推定される各気筒における壁面の温度の温度差が小さくなるように前記電動ウォータポンプにて供給する冷却水の流量を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の蓄熱システム。
  4. 前記内燃機関は、前記機関壁温推定手段にて推定される各気筒における壁面の温度の温度差に応じて各気筒に供給される燃料量が補正されることを特徴とする請求項3に記載の蓄熱システム。
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