JP5200079B2 - クランプ部材 - Google Patents

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本発明は、例えば、一端が自動車の燃料タンクに連通して、他端が給油口に連通するフィラパイプ等のパイプ状部材と、このパイプ状部材を保護するカバー部材と、を連結するためのクランプ部材に関する。
従来、自動車に搭載されるフィラパイプとしては、給油口から後部タイヤのフェンダ内を通って燃料タンクに連通するように配置されているものがある。そのように配置されたフィラパイプは、フェンダ内でフィラパイプが露出した状態になっているので、タイヤによって跳ね上げられた小石や泥水等から保護するために、カバー部材(保護カバー(その他「フィラパイププロテクタ」ともいう))で覆われている(例えば、特許文献1参照)。
カバー部材は、側面視して略への字状に形成された上部と下部との上下二箇所の車体側の背面に、フィラパイプを抱持する保持手段が合成樹脂によってそれぞれ一体形成されている。カバー部材は、取付穴が形成されて、その取付穴にクリップ、あるいは、ボルトを挿入して車体に締結されるようになっている。
特開平8−25983号公報(図1〜図4、図9及び図10)
従来、特許文献1に記載されているようなカバー部材は、コストダウン及び軽量化の観点と、耐ピッチングを持たせるという観点とから厚さが薄く、剛性が乏しい状態になっている。このため、従来のカバー部材は、組付時に、カバー部材の面が設計値よりもずれたり、撓んで膨らんだり、凹んだりすることで、タイヤやサスペンションなどとの必要なクリアランスを確保できないという問題点があった。
さらに、特許文献1に記載されたクランプ部材は、保持手段にカバー部材が合成樹脂で一体形成されているので、部品点数を削減できるものの、カバー部材が一体形成された分だけ、全体の重量が増加して重くなると共に、保持手段全体の構造が複雑化して、金型成形し難いという問題点があった。
また、保持手段は、カバー部材の背面側(車体側)の上下二箇所に一体形成されるので、保持手段をフィラパイプに取り付ける際に、その取付箇所がカバー部材の影になって見え難いため、視認性及び組付性が悪いという問題点があった。
また、カバー部材は、2つの保持手段が一体形成されているので、フィラパイプに対する2つの保持手段の位置や形状や寸法にバラツキがある場合、保持手段の位置調整が不可能であるため、所定形状以外のフィラパイプに取り付けることができないという問題点があった。
また、保持手段とカバー部材は、同一の樹脂材料によって一体形成されていることにより、ヒケやソリ等の発生を防止するために、全体を略均一な肉厚で形成しなければならない。したがって、保持部材とカバー部材とは、保持部材を厚肉にし、カバー部材を薄肉に形成することが困難であるという問題点があった。
そこで、本発明は、前記問題点を解消すべく発明されたものであり、フィラパイプへの組付性がよいクランプ部材を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のクランプ部材は、車体に固定されているパイプ状部材、前記パイプ状部材を保護するカバー部材を連結させるクランプ部材であって、前記カバー部材は、前記パイプ部材に沿って延び、前記パイプ状部材を覆うトンネル部と前記トンネル部の周縁に鍔部を有し、前記クランプ部材は、前記パイプ状部材に係合する第1係合部と、前記カバー部材に係合する第2係合部と、を有し、前記クランプ部材を前記カバー部材の前記トンネル部の外側から前記カバー部材側へ移動し、前記第1係合部を前記カバー部材の前記トンネル部に形成された切欠部の内側に挿入して前記パイプ状部材に係合させることにより、前記第2係合部を前記切欠部の周縁部の外壁面に押し付けて密接させると共に、前記カバー部材に係合させて前記切欠部を覆って閉塞させ、前記カバー部材のカバー面を外側から抑え付けて前記パイプ状部材と前記カバー部材とを連結することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、クランプ部材は、カバー部材の外側からカバー部材側へ移動し、第1係合部をカバー部材の切欠部の内側でパイプ状部材に係合させると共に、第2係合部を切欠部の外側でカバー部材に係合させることによって、パイプ状部材とカバー部材とを双方に係合して連結する。クランプ部材は、カバー部材と、パイプ状部材とに取り付けて、両者を連結する際に、カバー部材内のパイプ状部材を切欠部の外側から覗き見するようにして、カバー部材と第1係合部との係合を確認しながら係合させることができる。このため、クランプ部材は、カバー部材とパイプ状部材とを連結する際の連結作業が容易であり、組付性及び作業性がよい。
また、クランプ部材は、カバー部材の外側からそのカバー部材を介在してパイプ状部材に取り付けて両者を連結させる際に、第2係合部が、カバー部材のカバー面を外側からその内側にあるパイプ状部材側に抑え付けた状態で係合されるため、カバー部材のカバー面の撓み等を矯正することができる。
クランプ部材は、カバー部材とは別体に形成されているので、カバー部材だけを薄肉で形成して軽量化すると共に、クランプ部材だけを厚肉に形成することが可能である。
請求項2に記載のクランプ部材は、請求項1に記載のクランプ部材であって、前記クランプ部材は、前記カバー部材よりも剛性の高い材料からなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、クランプ部材は、カバー部材とは別体に形成されているので、カバー部材よりも剛性の高い材料によって形成して、クランプ部材だけの剛性を高めることが可能である。
請求項3に記載のクランプ部材は、請求項1または請求項2に記載のクランプ部材であって、前記第1係合部は、前記パイプ状部材を内包する断面略U字状の抱持部と、前記抱持部の両端部から突設されて前記パイプ状部材の外周面を弾性的に支持する弾性支持片と、からなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、第1係合部は、断面略U字状の抱持部を有することにより、この抱持部でパイプ状部材を内包して保持することができる。さらに、第1係合部は、抱持部の両端部から突設された弾性支持片を有することによって、この弾性支持片でパイプ状部材の外周面を弾性的に支持することができるため、フィラパイプをガタツキなく保持することができる。
請求項4に記載のクランプ部材は、請求項3に記載のクランプ部材であって、前記クランプ部材は、前記切欠部を覆って閉塞すると共に、両端部に前記第2係合部が一体形成されたクランプ外側本体と、前記クランプ外側本体と前記抱持部との間に形成された肉抜部と、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、クランプ部材は、切欠部を覆って閉塞すると共に、両端部に第2係合部が一体形成されたクランプ外側本体を有することにより、クランプ外側本体で切欠部を覆うようにしてクランプ部材をカバー部材に取り付けることができる。
また、クランプ部材は、クランプ外側本体と抱持部との間に肉抜部を有することによって、クランプ外側本体及び抱持部の肉厚を適宜な肉厚に形成することができると共に、クランプ外側本体と抱持部とを弾性変形可能に形成することができる。
本発明に係るクランプ部材は、重量を軽量化し、コストの低減を図ることができる。
本発明の実施形態に係るクランプ部材の取付状態を示す要部斜視図である。 本発明の実施形態に係るクランプ部材の取付状態を示す要部斜視図であり、カバー部材を取り外した状態を示す。 本発明の実施形態に係るクランプ部材の取付状態を示す要部斜視図である。 本発明の実施形態に係るクランプ部材を示す拡大要部分解斜視図である。 本発明の実施形態に係るクランプ部材の取付状態を示す一部断面を有する拡大要部斜視図である。 本発明の実施形態に係るクランプ部材の取付状態を示す一部断面を有する拡大要断面図である。 本発明の実施形態に係るクランプ部材を示す拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係るクランプ部材の変形例を示す拡大断面図である。
次に、図1〜図8を参照して本発明の実施形態に係るクランプ部材4を説明する。
図1に示すように、クランプ部材4は、車体1に固定されるパイプ状部材2と、このパイプ状部材2を保護するカバー部材3と、を連結してクランプするための部材である。このように、クランプ部材4は、パイプ状をしたパイプ状部材2と、このパイプ状部材2を覆うカバー部材3とを連結するものであればよく、パイプ状部材2及びカバー部材3の使用目的、設置箇所等は特に限定されない。
以下、本発明の実施形態の一例として、パイプ状部材2をフィラパイプ21(「フィラネック」ともいう)として、そのフィラパイプ21をクランプ部材4で保持する場合を例に挙げて説明する。
本発明の実施形態に係るクランプ部材4を説明するのに先立って、このクランプ部材4を説明する前に、クランプ部材4が取り付けられる車両、車体1、燃料タンク(図示省略)、パイプ状部材2等について説明する。
なお、本発明の実施形態では、前後左右等の方向がクランプ部材4の設置状態によって変化するが、便宜上、「前」は車両のフロント側、「後」は車両のリア側、「上」は鉛直上方側、「下」は鉛直下方側とする。
≪車両の構成≫
図1に示すクランプ部材4が設けられる車両は、例えば、給油口21aがリヤシート(図示省略)の後側に配置されて、その給油口21aと燃料タンク(図示省略)とを接続するフィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22が給油口21aから車体後部左側のタイヤ(図示省略)を覆うフェンダ1a内を通って燃料タンク(図示省略)に連通するように配置されている。
なお、車両は、クランプ部材4、カバー部材3及びパイプ状部材2を搭載可能なものであれば、作業車等であってもよく、車種等は特に限定されない。以下、車両の一例として乗用車を例に挙げて説明する。
≪車体の構成≫
図1に示すように、車体1は、例えば、不図示の客室内に設けた座席や、その座席の床下に設けられた燃料タンクや、キャニスタや、原動機等が搭載されて固定される車両の固定部材である。車体1は、例えば、不図示のサイドフレーム、クロスメンバ等のフレーム部材と、フェンダ1a、フロアパネル(図示省略)等パネル部材と、からなる。
フェンダ1aは、タイヤ(図示省略)から跳ね上げられる泥や水等を受けるタイヤハウスを形成する部材であって、タイヤの周囲に設置されている。フェンダ1a内には、このフェンダ1aに固定されるブラケット5,6(図2参照)で保持されると共に、カバー部材3によって覆われたフィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22が配置されている。
≪燃料タンクの構成≫
不図示の燃料タンクは、ガソリン等の自動車用燃料を貯留するための容器であり、車体1の床下やシート下等に配置されている。燃料タンクには、この燃料タンクと給油口21aとに連通するフィラパイプ21、ベーパーリターンチューブ22、不図示のフューエルパイプ、蒸発燃料配管、ベントパイプ等の複数の配管類が設けられている。
≪パイプ状部材の構成≫
前記したようにパイプ状部材2は、例えば、燃料を給油口21aから燃料タンク(図示省略)内に送るためのフィラパイプ21からなる。パイプ状部材2は、カバー部材3に覆われる略管形状、あるいは、略円筒形状をしたものであればよい。また、パイプ状部材2は、金属製のものであっても、合成樹脂製のものであっても構わない。
<フィラパイプの構成>
図2に示すように、フィラパイプ21は、給油口21aから給油された燃料を燃料タンク(図示省略)に送るための配管であり、一端が、給油口21aに接続され、他端が、フィラネックチューブ21b等を介して燃料タンク(図示省略)に接続されている。
なお、フィラパイプ21が設置される箇所の一例として、車体後部左側のフェンダ1a部分に設置される場合を例に挙げて本発明の実施形態を説明するが、勿論、それ以外の箇所にフィラパイプ21を設置しても構わない。
給油口21aには、燃料キャップ8が着脱自在に取り付けられて開閉される。
<ベーパーリターンチューブの構成>
ベーパーリターンチューブ22は、給油時に、燃料タンク(図示省略)内の上部空間の空気(蒸発燃料)の一部をフィラパイプ21の給油口21aの近傍に還流させて蒸発燃料の発生量を低減させたり、燃料タンク(図示省略)内の蒸発燃料を給油口21aに戻して燃料キャップ8に内設された気圧調整弁を介して外部に排出させるためのパイプである。このベーパーリターンチューブ22は、例えば、複数のパイプを連設してなる。このベーパーリターンチューブ22は、一端が、燃料タンク(図示省略)の上部に接続され、他端が、逆止弁(図示省略)等を介してフィラパイプ21の給油口21aの近傍に接続されている。
≪ブラケットの構成≫
図2に示すように、ブラケット5,6は、フィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22をフェンダ1aの内壁に、複数の固定具7によって固定するための保持部材である。ブラケット5,6には、フィラパイプ21を抱持する第1湾曲部5a,6aと、ベーパーリターンチューブ22を抱持する第2湾曲部5b,6bと、複数の固定具7がそれぞれ挿入される貫通孔(図示省略)と、がそれぞれ形成されている。ブラケット5,6は、金属製または樹脂製の略帯状部材を、フェンダ1aの内壁の形状、フィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22の外形に合わせて曲げ加工等によって適宜に曲げて形成されてなる。
上側のブラケット5は、フィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22の上部を保持して、フェンダ1aの内壁に固定するための板状部材である。ブラケット5は、長手方向の両端部二箇所と、第1湾曲部5aと第2湾曲部5bとの間の箇所と、の合計三箇所に固定具7をそれぞれ挿入して、フェンダ1aの内壁に締結することで固定される。
上側のブラケット5の第1湾曲部5a及び第2湾曲部5bは、フィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22の外径に合わせて、平面視して半円形状(トンネル形状)に形成されている。
下側のブラケット6は、フェンダ1a内のフィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22の下部を保持するための板状部材である。ブラケット6は、フィラパイプ21側の一端部と、第1湾曲部6aと第2湾曲部6bとの間の箇所と、の合計二箇所に固定具7をそれぞれ挿入してフェンダ1aの内壁に締結することで固定される。
下側のブラケット6の第1湾曲部6aは、フィラパイプ21の外径に合わせて、平面視して略半円形状(トンネル形状)に形成されている。第2湾曲部6bは、平面視して略C字状に形成されて、ベーパーリターンチューブ22を略一周して巻き付けるようにして配置されている。
≪カバー部材の構成≫
図3に示すように、カバー部材3は、フェンダ1a内で露出した状態になっているフィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22を覆って、タイヤによって跳ね上げられた小石や泥水等から保護するためのパイプ用プロテクタである。カバー部材3には、それぞれ後記する切欠部3aと、周縁部3bと、トンネル部3cと、鍔部3dと、稜線部3eと、フェンダ1aの内壁に複数取り付けられたクリップ9の先端部がそれぞれ挿入される取付孔(図示省略)と、が形成されている。カバー部材3は、正面視してフェンダ1aに沿って略く字状に形成されている。
前記切欠部3aは、クランプ部材4の左右一対の弾性支持片4d(図4参照)が挿入される部位であって、カバー部材3のトンネル部3cの中央部に形成された略長方形の孔からなる。
周縁部3bは、前記切欠部3aの周縁部位であって、クランプ部材4のクランプ外側本体4eが重なった状態に配置される箇所である(図4参照)。周縁部3bは、フィラパイプ21の外周面及び抱持部4cの内周面に沿って、横断面視して略U字状に湾曲形成されている。
トンネル部3cは、フィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22を覆う部位であって、縦断面視して上下方向に向けて湾曲形状(トンネル形状)に形成されている。
鍔部3dは、フェンダ1aに当接した状態で配置されるカバー部材3の当接部位であり、前記トンネル部3cの前後周縁及び上部周縁(カバー部材3の下端部以外の周縁部分)にフランジ状に形成されている。
稜線部3eは、略直角に折曲形成することによってカバー部材3の強度を向上させるための部位であり、トンネル部3cと鍔部3dとの間に形成されている。稜線部3eの外周には、前記鍔部3dが連続形成されている。
≪クランプ部材の構成≫
図4に示すように、クランプ部材4は、カバー部材3とパイプ状部材2との双方に係合して両者を連結するための部材である。クランプ部材4は、カバー部材3の外側からカバー部材3側へ移動し、第1係合部4aをカバー部材3に形成された切欠部3aの内側においてパイプ状部材2に係合させると共に、第2係合部4bを切欠部3aの外側でカバー部材3に係合させることによって、パイプ状部材2とカバー部材3とを連結する。換言すると、クランプ部材4は、カバー部材3の外方から弾性支持片4dを切欠部3a内に挿入するようにして、クランプ外側本体4eを切欠部3aの周縁部3bに装着することにより、カバー部材3及びパイプ状部材2に取り付けられる。このクランプ部材4は、フィラパイプ21をクランプする機能も果たす。
図5に示すように、クランプ部材4には、それぞれ後記する第1係合部4aと、第2係合部4bと、抱持部4cと、弾性支持片4dと、クランプ外側本体4eと、肉抜部4fと、折曲部4gと、横孔4hと、突片4iと、凸部4jと、連結部4kとが形成されている。
クランプ部材4は、カバー部材3よりも剛性の高い材料から形成されている。クランプ部材4は、例えば、強度、弾性率、耐衝撃性に優れたポリアセタール等のエンジニアリングプラスチックによって形成されている。このクランプ部材4は、カバー部材3と比較して、カバー部材3の肉厚よりも厚く形成されて、カバー部材3よりも剛性がある。
図5及び図6に示すように、第1係合部4aは、パイプ状部材2に係合する部位であり、抱持部4cと、弾性支持片4dとからなる。
第2係合部4bは、カバー部材3に係合する部位であり、クランプ外側本体4eの両側先端部の内壁面からなる。換言すると、この第2係合部4bは、クランプ部材4が切欠部3aの周縁部3bに当接してカバー部材3を支持する部位である。第2係合部4bは、切欠部3aの左右の縁部が入り込んで係合されるように、クランプ部材4の先端部内面と弾性支持片4dの外面とで、平面視して略V字溝状に形成されている。
抱持部4cは、パイプ状部材2を内包して保持する部位であり、平面視して略U字状(略半円形状)に形成されている。
弾性支持片4dは、抱持部4cの両端部からフェンダ1a側に突設されて、パイプ状部材2の外周面を弾性的に支持する一対の支持片である。弾性支持片4dには、この弾性支持片4dを折曲した状態に形成された折曲部4gと、この折曲部4gに沿って横方向に向けて穿設された横孔4hと、弾性支持片4dの内側基端部に突出形成された複数の突片4iと、が形成されている。弾性支持片4dは、抱持部4cの前後両端部からフェンダ1a側に向けて延設されると共に、平面視して略V字状に折曲形成されて、その先端がフィラパイプ21を車体内側から車体外側(抱持部4c側)に向けて押圧するように形成されている。この弾性支持片4dは、切欠部3a内に遊嵌するように配置される。
前記折曲部4gは薄肉に形成されて、弾性支持片4dの先端側が折曲部4gを中心として屈曲変形し易くなるように形成されている。
前記横孔4hは、折曲部4gを弾性変形し易くするために形成された長孔であり、折曲部4g付近に、弾性支持片4dの中心線に沿って穿設されている。なお、横孔4hは、クランプ部材4を軽量化するための機能も果たす。
前記突片4iは、弾性支持片4dの基端部の強度を向上させると共に、クランプ部材4内に保持されたフィラパイプ21の外周面に当接して支持する部位である。
クランプ外側本体4eは、クランプ部材4の車外側部分全体を形成するものであって、平面視して略U字状に形成された略平板状部位の両側先端部を拡開して形成されている。クランプ外側本体4eは、内壁面側に肉抜部4f及び弾性支持片4dが形成され、その弾性支持片4dの基端部付近の外壁面側に凸部4jが形成されている。クランプ外側本体4eは、切欠部3aを覆って閉塞するようにカバー部材3に配置されると共に、両端部に一体形成された第2係合部4bが切欠部3aの周縁部3bに密接するように配置される。
図6及び図7に示すように、肉抜部4fは、クランプ部材4を樹脂成形する際のヒケやソリを防止し、抱持部4cに弾性を持たせると共に、クランプ部材4全体の重量を削減するための中空部分である。肉抜部4fは、クランプ外側本体4eと抱持部4cとの間に上下方向に向けて形成された複数の中空孔からなり、中央部に連結部4kが肉抜部4fを二分するように形成されている。
凸部4jは、クランプ外側本体4eを補強するための部位であり、例えば、クランプ外側本体4eの外壁面に上下方向に向けて延設された半円柱形状のものからなる。
連結部4kは、クランプ外側本体4eの内壁中央部と、抱持部4cの外壁中央部とを連結する部位であり、平面視して略平板状に形成されている。
≪作用≫
次に、図2〜図6を参照して本発明の実施形態に係るクランプ部材4の作用を組付順に説明する。
図2に示すように、フィラパイプ21は、一端の給油口21aが、車体1の側面外板に設けられたフューエルリッド(図示省略)内に配置され、中間部分が、フェンダ1aの内壁からフロアパネル(図示省略)の床下に亘って配置されて、他端が、燃料タンク(図示省略)に接続される。ベーパーリターンチューブ22は、そのフィラパイプ21に沿って配置される。
フェンダ1a内のフィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22は、上部及び下部がブラケット5,6に抱持される。そのブラケット5,6は、固定具7でフェンダ1aの内壁に固定される。
図3に示すように、フィラパイプ21及びベーパーリターンチューブ22は、カバー部材3によって覆われる。車内側からフェンダ1a内に突出したクリップ9に、鍔部3d等に穿設された貫通孔(図示省略)を内嵌させて、そのクリップ9の先端部にナット状部材10を外嵌させることによって、カバー部材3をフェンダ1aの内壁に締結することにより固定する。
次に、図4に示すように、クランプ外側本体4eの周縁部位をカバー部材3の周縁部3bに重ねるようにしながら、カバー部材3の切欠部3a内に弾性支持片4dを挿入して、一対の弾性支持片4dをフィラパイプ21に押し付ける。
この弾性支持片4dをフィラパイプ21に押し付けて固定させる際には、カバー部材3に切欠部3aが形成されていることにより、カバー部材3の車体側に配置されたフィラパイプ21を切欠部3aから覗き見するようにして、フィラパイプ21と弾性支持片4dとの位置やクリアランスを視認しながら、確実に組付作業を行うことができる。このため、クランプ部材4をフィラパイプ21に取り付ける取付作業を容易に行うことができ、組付性、組付作業の作業性及び作業効率がよい。
弾性支持片4dをフィラパイプ21に押し当てると、クランプ部材4は、図5及び図6に示すように、第1係合部4aがフィラパイプ21に係合して取り付けられる。つまり、フィラパイプ21は、一対の弾性支持片4dが押し付けられることによって、一対の弾性支持片4dが前後方向に押し広がるように弾性変形して、フィラパイプ21が、抱持部4cと弾性支持片4dの先端との間に装着されて抱持される。
すると、クランプ外側本体4eは、切欠部3aを覆って閉塞するように配置されると共に、両端部の第2係合部4bが周縁部3bの外壁面に密着した状態に係合する。このため、クランプ部材4は、カバー部材3とクランプ部材4との隙間からその内側へカバー部材3内の泥水等が浸入するのを防止して、フェンダ1aの内壁部分の防錆性能を確保することができる。
また、フィラパイプ21を保持する一対の弾性支持片4dは、前後方向に拡開するように弾性変形可能なため、カバー部材3のフィラパイプ21に対する位置や形状がばらついて形成されて、取付位置が所定位置からずれていたとしても、弾性支持片4dの弾性変形により、そのバラツキを吸収して補正することが可能である。このため、クランプ部材4は、外径等の寸法が相違する所定形状以外のフィラパイプ21であっても、使用することが可能である。
このようにしてクランプ部材4は、フィラパイプ21とカバー部材3とを連結した状態に保持される。その結果、クランプ部材4とフィラパイプ21とカバー部材3とは、一体に固定される。
この場合、クランプ部材4は、カバー部材3の外方からそのカバー部材3を介在してフィラパイプ21に取り付ける際に、カバー部材3のカバー面を外側から内側のフィラパイプ21側に抑え付けて固定されることによって、カバー部材3のカバー面に撓み等があった場合、その撓み等を矯正することができる。
また、カバー部材3とクランプ部材4とは、別部材によって形成されているので、それぞれの部材を形成する自由度が向上されて、樹脂成形し易い。このため、カバー部材3は、カバー部材3自体の剛性を高めることが不要であるので、肉厚を薄くして薄肉化し、軽量化及びコストダウンを図ることができる。一方、クランプ部材4は、カバー部材3とは別材料のもので形成して剛性化を図ることも可能である。
≪変形例≫
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の改造及び変更が可能であり、本発明はこれら改造及び変更された発明にも及ぶことは勿論である。以下、前記実施形態の変形例を説明する。なお、既に説明した構成は同じ符号を付してその説明を省略する。
図8は、本発明の実施形態に係るクランプ部材の変形例を示す拡大断面図である。
図8に示すように、クランプ部材4Aの第1係合部4Aaは、平面視して略C字状に形成したものであって構わない。つまり、第1係合部4Aaは、弾性支持片4Adを、円弧状の抱持部4Acの両端部をさらに円形に延設した略C字状の弾性片からなるものでもよい。
この場合、弾性支持片4Adの先端部は、車体側に向けて拡開するように折曲形成された折曲部4Agを形成する。このように第1係合部4Aaを形成しても、円弧状の抱持部4Acがフィラパイプ21の外面を支持すると共に、一対の弾性支持片4Adがフィラパイプ21を抱持するため、前記実施形態と同様に、フィラパイプ21を弾性的に保持することができる。
また、突片4Aiは、肉抜部4Afの前後側の内壁を形成する連結部4Akの内面側に形成してもよい。
このようにすれば、第1係合部4Aa(弾性支持片4Ad及び抱持部4Ac)をクランプ外側本体4Aeの内壁にしっかりと連結した状態に形成することができる。
≪その他の変形例≫
また、クランプ部材4,4A及びカバー部材3内に保持されものは、クランプ部材4,4Aに保持できると共に、カバー部材3によって部分的に覆うことができるものであればよく、フィラパイプ21や、パイプ状部材2を保持するものに限定されるものではない。前記実施形態で説明したフィラパイプ21は、例えば、配管状のもの、筒状のもの、半筒状のもの、柱状のもの、あるいは、半柱状のものであってよい。
さらに、クランプ部材4,4Aの設置位置は、パイプ状部材2が車外に露出している車両のフェンダ1aに限らず、その他の車両部位や、車両以外にも使用可能であり、その設置位置は適宜に変更しても構わない。
1 車体
2 パイプ状部材
3 カバー部材
3a 切欠部
3b 周縁部
4,4A クランプ部材
4a,4Aa 第1係合部
4b 第2係合部
4c,4ac 抱持部
4d,4Ad 弾性支持片
4e,4Ae クランプ外側本体
4f,4Af 肉抜部

Claims (4)

  1. 車体に固定されているパイプ状部材、前記パイプ状部材を保護するカバー部材を連結させるクランプ部材であって、
    前記カバー部材は、前記パイプ部材に沿って延び、前記パイプ状部材を覆うトンネル部と前記トンネル部の周縁に鍔部を有し、
    前記クランプ部材は、前記パイプ状部材に係合する第1係合部と、前記カバー部材に係合する第2係合部と、を有し、
    前記クランプ部材を前記カバー部材の前記トンネル部の外側から前記カバー部材側へ移動し、前記第1係合部を前記カバー部材の前記トンネル部に形成された切欠部の内側に挿入して前記パイプ状部材に係合させることにより、前記第2係合部を前記切欠部の周縁部の外壁面に押し付けて密接させると共に、前記カバー部材に係合させて前記切欠部を覆って閉塞させ、前記カバー部材のカバー面を外側から抑え付けて前記パイプ状部材と前記カバー部材とを連結することを特徴とするクランプ部材。
  2. 前記クランプ部材は、前記カバー部材よりも剛性の高い材料からなることを特徴とする請求項1に記載のクランプ部材。
  3. 前記第1係合部は、前記パイプ状部材を内包する断面略U字状の抱持部と、
    前記抱持部の両端部から突設されて前記パイプ状部材の外周面を弾性的に支持する弾性支持片と、からなることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のクランプ部材。
  4. 前記クランプ部材は、前記切欠部を覆って閉塞すると共に、両端部に前記第2係合部が一体形成されたクランプ外側本体と、
    前記クランプ外側本体と前記抱持部との間に形成された肉抜部と、を有することを特徴とする請求項3に記載のクランプ部材。
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