JP5199834B2 - 宅配ボックスのダミー扉取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、宅配ボックスのダミー扉取付構造に関するものである。
従来から、集合住宅に設置する宅配ボックスとして、ボックス本体の取出し用開口部に扉を開閉自在に取付け、扉を閉じた際に、ロック機構を電磁ソレノイドを用いた電気錠により施錠するようにしたものが広く知られている(例えば特許文献1参照)。
宅配ボックスBは、図3に示すように、縦及び横に複数列配設した配達物集合受け取り装置をユニット単位として設置されるもので、宅配ボックスBの個数が異なる複数種類の配達物集合受け取り装置が製造されているものの、集合住宅の戸数と配達物集合受け取り装置(複数でも可)が備える宅配ボックスBの個数が一致しないことが多い。この場合、住宅の戸数より多い個数の宅配ボックスBを有する配達物集合受け取り装置を設置し、戸数を超えた数の宅配ボックスBは使用しないようにしていた。
使用しない宅配ボックスBは扉2を締め切りにして、外観上は使用している宅配ボックスBと同様にすることで、違和感がなく見栄えが悪くなるのを防止するものであった。
ここで、使用しない宅配ボックスBに高価な電気錠を設けるのは費用の無駄となるため、使用しない宅配ボックスBには電気錠を設けないのが好ましいが、電気錠を設けずそのままにしておくと扉2を締め切ることができないものであった。
実開平6−71498号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、簡単な構成で安価に使用しない宅配ボックスの扉を締め切ることができる宅配ボックスのダミー扉取付構造を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1に係る発明は、ボックス本体1の前面側に取出し用開口部11を形成すると共に、背面側にボックス本体1内に配達物を投入するための投入口12を形成し、ボックス本体1の取出し用開口部11の左右両側の一方に枢支部3を設け、他方電気錠40及び電気錠40により動作される係止部42aを設け、扉2の枢支側の側端部を枢支部3に枢支させると共に、扉2の回動側の側端部に設けた被係止部20を前記係止部42aに係脱自在に係合させることで、扉2を開閉自在に取出し用開口部11に設ける宅配ボックスBのダミー扉取付構造であって、扉固定部を備えた回動側のダミー扉固定部材7bをボックス本体1の取出し用開口部11の他方の電気錠40を設ける部分に電気錠40の代わりに設け、扉2の回動側の側端部を扉固定部に固定することを特徴とするものである。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、ボックス本体1の取出し用開口部11の左右両側にそれぞれボックス本体1の一部をなす前板17を備え、前記左右のうちの一方の前板17に枢支部3を設け、前記左右のうちの他方の前板17に錠用開口6を形成して、電気錠40を備えた基台41の縦片41a、41bを前板17に固定して前記電気錠40により動作される係止部42aを前記錠用開口6を介して前板17の前方に連通させ、扉2の枢支側の側端部を枢支部3に枢支させると共に、扉2の回動側の側端部に背方側に突出する被係止部20を設けて、被係止部20を錠用開口6を挿通させて前記電気錠40の係止部に係脱自在に係合させ、縦片73と該縦片73から前方に突出し固着孔74aを備える扉固定部としての突出片74とからなる回動側のダミー扉固定部材7bの突出片74を前板17の錠用開口6を介して前方に突出させると共に、回動側のダミー扉固定部材7bの縦片73を前板17に固定し、扉2の回動側の側端部の前記固着孔74aに対応する部分に固定孔28を形成し、扉2の回動側の側端部の内面に前記突出片74を当接させて、固着具76を扉2の外側より固定孔28を介して固着孔74aに固着させて扉2を固定することを特徴とするものである。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は2に係る発明において、扉固定部を備えた枢支側のダミー扉固定部材7aをボックス本体1の取出し用開口部11の枢支部3を設ける部分に枢支部3の代わりに設け、扉2の枢支側の側端部を扉固定部に固定することを特徴とするものである。
また、請求項4に係る発明は、請求項3に係る発明において、左右のうちの一方の前板17に枢支部用開口5を形成して、縦片32と該縦片32から前方に突出し扉2を枢支する横片(上側の横片31、下側の横片33)とからなる枢支部3の横片33を前記枢支部用開口5を介して前方に突出させて縦片32を前板17に固定するものにおいて、縦片(上部材71の縦片71b、下部材72の縦片72b)と該縦片71b、72bから前方に突出し扉固定部としての係合部(上部材71の係合部71c、下部材72の係合部72c)を備える横片(上部材71の横片71a、下部材72の横片72a)とからなる枢支側のダミー扉固定部材7aの横片71a、72aを前記枢支部用開口5を介して前方に突出させて縦片71b、72bを前板17に固定し、扉2の枢支側の側端部に前記係合部71c、72cに対応する部分に被係合部27を形成し、前記被係合部27と係合部71c、72cとを係合させることを特徴とするものである。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、回動側のダミー扉固定部材により扉を固定するため、使用しない宅配ボックスに電気錠を設けず、電気錠を設けるための既存の構成を利用して安価に使用しない宅配ボックスの扉を締め切ることが可能となる。
また、請求項2記載の発明にあっては、簡単な構成で回動側のダミー扉固定部材を固定することができる。
また、請求項3記載の発明にあっては、使用しない宅配ボックスに枢支部を設けずに済み、枢支部が無駄にならない。
また、請求項4記載の発明にあっては、簡単な構成で枢支側のダミー扉固定部材を固定することができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
宅配ボックスBは、図3〜図5に示すように、前面に開口する矩形箱状をしたボックス本体1と、ボックス本体1に設けた取出し用開口部11に開閉自在に取付けた扉2と、ボックス本体1内に配達物を投入するための投入口12とを備えることで構成してある。
本実施形態においては、図4、図5に示すように、ボックス本体1内を仕切り13により上下に複数の分割空間に仕切って各分割空間をそれぞれポスト部Pとして、上下複数のポスト部Pの前面開口部がそれぞれ取出し用開口部11となっている。このようにボックス本体1の前面側に上下方向に複数並んで開口した取出し用開口部11にはそれぞれ扉2が開閉自在に取付けてある。これらを横に並設して図3に示すような配達物集合受け取り装置が構成される。ここで便宜上、取出し用開口部11が開口する方向を前方、投入口12が開口する方向を後方(背方)とする。
また、ボックス本体1の背面部にはボックス本体1内に上下に複数設けた各ポスト部Pに対応した部位にそれぞれ宅配物や新聞等の配達物を投入するための投入口12が設けてある。
このように、本実施形態では、ボックス本体1の背面側に投入口12を設け、ボックス本体1の前面側に取出し用開口部11を設けると共に該取出し用開口部11に開閉自在に扉2を取付け、配達物を背面から入れ、前面から取り出すタイプの宅配ボックスBが示してある。
各扉2はそれぞれ一端部がボックス本体1の前面側に上下に複数設けた各取出し用開口部11の一方の側端部に後述する枢支部3を設けて回動自在に連結してあり、この扉2の他方の側端部(枢支部3と反対側の端部)の裏面側には被係止部20が設けてある。実施形態では扉2の裏面から突出する一対の突片29の先端間に被係止棒20aを架設することで被係止部20を構成してある。
ボックス本体1の側面部の前端部14は、外板15と内板16と、外板15と内板16との前端に前板17が架設される二重構造となっており、例えば平板をコ字状に折曲させて形成される。そして、前板17の各ポスト部Pに対応する位置にそれぞれ、扉2の枢支部3を取付けるための枢支部用開口5と、後述する錠機構4を取付けるための錠用開口6とが形成される。左右両側の前板17のうち、一方の前板17(本実施形態では図6の右側の前板17)に枢支部用開口5が形成され、他方の前板17(本実施形態では図6の左側の前板17)に錠用開口6が形成される。
枢支部用開口5は、上下に間隔をあけて穿設される二つの挿通口50(上側の挿通口50a、下側の挿通口50b)と、ねじからなる固着具52が挿通される固着具挿通孔51と、からなる。扉2を枢支する枢支部3は、上側の横片31と縦片32と下側の横片33とからなる側面視略コ字状をしたもので、上側の横片31に枢支孔34が形成してあると共に、下側の横片33の上面に枢支軸35が突設してあり、縦片32に固着孔36が螺設してある。
この枢支部3は、前板17の背面側から上側の横片31と下側の横片33とをそれぞれ上側の挿通口50aと下側の挿通口50bとに挿通させて前方に突出させる。上側の挿通口50aと下側の挿通口50bは、それぞれ上側の横片71と下側の横片33の断面形状と同じに形成してあり、特に下側の挿通口50bは下側の横片33の枢支軸35を突設した部分の断面形状と同じにしてあり、枢支軸35が挿通可能となっている。そして、縦片32を前板17の背面に当接させると、前板17の固着具挿通孔51と縦片32の固着孔36とが連通し、前方より固着具52を固着具挿通孔51に挿通して固着孔36に螺着する。なお、前記固着孔36をねじ孔とせず所謂ばか孔として、背方よりナットで固着具52に締結しても勿論よい。
扉2は、略矩形板状をした前面部21と、前面化粧部の各辺から背方に連設されるそれぞれ板状をした上面部22、左右の側面部23(回動側の側面部23、枢支側の側面部23)、下面部24、とで構成される。扉2の下面部24の枢支側の端部には、上記枢支部3の下側の横片33の枢支軸35が挿通される孔又は凹部からなる被枢支部25が形成される。また扉2の上面部22の枢支側の端部には、上記枢支部3の上側の横片31の枢支孔34に挿通される被枢支軸26が下方に突出するように形成される。また扉2の枢支側の側面部23の後端からは内側に向けて被係合部27となるフランジ片が連設されている。
そして、扉2の下面部24の被枢支部25に枢支部3の下側の横片33の枢支軸35を挿通させると共に、扉2の上面部22の被枢支軸26を枢支部3の上側の横片31の枢支孔34に挿通させることで、扉2を回動自在に枢支部3に枢支させる。なお、本実施形態では、上側の枢支については扉2側を凸(被枢支軸26)、枢支部3側を凹(枢支孔34)とし、下側の枢支については扉2側を凹(被枢支部25)、枢支部3側を凸(枢支軸35)としたが、凹凸は逆でもよく任意に選択できる。
ボックス本体1に複数設けた各取出し用開口部11の上記扉2を取付けている枢支部3と反対側の側面部23の前端部14内には錠機構4が収納される。
図7、図8に示すように、錠機構4は、基台41に係止具42、電気錠40、解除操作部を取付けて構成してあり、基台41をボックス本体1の一側壁の内面部に固定してある。
係止具42は、一端部にU字状部からなる係止部42aが設けてあって該係止部42aが上記扉2の前面部21の背面に設けた被係止部20の被係止棒20aを嵌め込んで係止するためのもので、また、係止具42の中央部を軸43で基台41に回動自在に軸支してあり、更に、係止具42の他端部に凹状をした第2係止部44が設けてある。
係止具42の一端部の係止部42aは、U字状の対向する側片部42b、42cのうち一方の側片部42bの先端から導入・導出部42dが突設してある。
係止具42にはばね45が取付けてあり、係止具42の先端部をボックス本体1の取出し用開口部11よりも外方に突出させるように回動するばね力を付与してある。錠機構4には回動防止部(図示せず)が設けてあり、ばね45により係止具42の先端部をボックス本体1の外に突出させると所定傾斜姿勢で係止具42が回動防止部に当ってそれ以上回動することなく、所定傾斜姿勢を保つようになっている。この係止具42の先端部がボックス本体1の外に突出して回動防止部に当っている所定傾斜姿勢において、上記側片部42bの先端部の導入・導出部42dがちょうど扉2に設けた被係止棒20aと同じ高さ位置となるように設定してあり、扉2を閉じると被係止棒20aが導入・導出部42dの先端部に当たり、更に扉2を閉じる方向に回動することで、被係止棒20aが導入・導出部42dを押すことで係止具42を回動して起立すると共に、被係止棒20aが導入・導出部42dにガイドされて係止部42aの開口から係止部42aの溝奥側に向けて被係止棒20aがはめ込まれ、図7のように係止される(つまり、被係止部20である被係止棒20aが係止部である係止部42aに係止される)。
電気錠40は電磁ソレノイドにより構成してあり、ボックス本体1の側面部23の内面側に取り付けた基台41に略水平に配置してあり、電気錠40は前方に向けて可動部46(つまり電磁ソレノイドのプランジャー)が突出しており、この可動部46はボックス本体1の側縁部の内面に沿って前後方向に移動自在となっている。可動部46には連結部47が設けてある。更に、この可動部46の先端部にはロック棒48が設けてあり、ロック棒48の先端(前端)に傾斜面が設けてある。可動部46はばね(図示せず)により突出方向(前方)に向けて弾性付勢力が付与してあり、電磁ソレノイドに通電することで、可動部46をばね力に抗して没入するようになっており、通電を停止すると、ばね力で再び可動部46が突出するように構成してある。
そして、係止具42がボックス本体1内に納まって起立姿勢になって被係止部20が係止部に係止すると、ロック棒48が先端の傾斜面にガイドされて第2係止部44に係止して被係止部20が係止部に係止された状態が維持され(図7の状態)、ボックス本体1の取出し用開口部11を扉2で閉塞した状態で施錠されることになる。
一方、電気錠40を開錠してロック棒48が没入して第2係止部44との係止が解除されると、ばね45のばね力で係止具42が回動して係止具42の先端部がボックス本体1の取出し用開口部11よりも外方に突出するようになっている。
このように、ばね45により先端部がボックス本体1の取出し用開口部11よりも外方に突出するように係止具42が回動すると、図8のように、係止部42aが回動して係止部42a内に嵌め込まれて係止されていた被係止棒20aが回動する側片部42bにより外方向に押されながら係止部42aの開口側に向けて外方に向けて移動し、更に、該被係止棒20aが側片部42bの先端部の導入・導出部42dにより押されることで扉2が外方に押出され、扉2が開くようになっている。
この錠機構4は、基台41を前板17に取付けて固定される。上述した錠用開口6は、図6に示すように、扉2の被係止部20が挿通される挿通口60と、ねじからなる固着具が挿通される固着具挿通孔61と、からなる。錠機構4の基台41は、前端の上下端部にそれぞれ上側の縦片41aと下側の縦片41bとを備えており、上側の縦片41aと下側の縦片41bとの間に形成される隙間41cを被係止部20が挿通して前方に突出したり没入したりする。また、上側の縦片41aと下側の縦片41bとには固着孔41dが螺設してある。
錠機構4は、前板17の背面側から基台41の上側の縦片41aと下側の縦片41bとを前板17の背面に当接させると、前板17の固着具挿通孔61と上側の縦片41a及び下側の縦片41bの固着孔41dとが連通し、前方より固着具を固着具挿通孔61に挿通して固着孔41dに螺着する。なお、前記固着孔41dをねじ孔とせず所謂ばか孔として、背方よりナットで固着具に締結しても勿論よい。
そして本発明では、使用しないポスト部Pには電気錠40を設けず、扉2を閉めた状態で固定して取付けて、使用しているポスト部Pと何ら変わりない外観を現出するもので、図1、図2に基づいて以下に説明する。
便宜上、使用するポスト部Pに設ける扉2を通常扉2とし、使用しないポスト部Pに取付ける扉2をダミー扉2aとして区別する。通常扉2とダミー扉2aとは、主体をなす前面部21、上面部22、側面部23、下面部24は略同じで、通常扉2では前面部21の背面の回動側端部に設ける突片29をダミー扉2aでは設けず、また、ダミー扉2aでは回動側の側面部23に固定孔28を形成する点で異なっている。
そして、枢支部用開口5と錠用開口6とに、ダミー扉固定部材7を取付けるものである。枢支部用開口5に取付けるものを枢支側のダミー扉固定部材7aとし、錠用開口6に取付けるものを回動側のダミー扉固定部材7bとする。
枢支側のダミー扉固定部材7aは、上側の横片71aと該上側の横片71aの後端より下側に連設される縦片71bとからなる側面視略逆L字状をした上部材71と、下側の横片72aと該下側の横片72aの後端より上側に連設される縦片72bとからなる側面視略L字状をした下部材72と、からなる。上側の横片71aと下側の横片72aとには、外側の端縁の前部より外方に突出する扉固定部としての係合部71c、72cが形成してあり、両縦片71b、72bには固着孔71d、72dが螺設してある。
この枢支側のダミー扉固定部材7aは、前板17の背面側から上部材71の上側の横片71aと下部材72の下側の横片72aとをそれぞれ上側の挿通口50aと下側の挿通口50bとに挿通させて前方に突出させる。上側の横片71aと下側の横片72aは、それぞれ上側の挿通口50aと下側の挿通口50bの断面形状と略同じに形成するのであるが、下側の挿通口50bの枢支軸35が挿通される部分は無いものとしてよい。そして、両縦片71b、72bを前板17の背面に当接させると、前板17の固着具挿通孔51と縦片71b、72bの固着孔71d、72dとが連通し、前方より固着具52を固着具挿通孔51に挿通して固着孔71d、72dに螺着する。なお、前記固着孔71d、72dをねじ孔とせず所謂ばか孔として、背方よりナットで固着具52に締結しても勿論よい。また、本実施形態では枢支側のダミー扉固定部材7aを上部材71と下部材72の二部材で構成したが、上側の横片、縦片、下側の横片からなる側面視略コ字状をした一部材で構成してもよい。
回動側のダミー扉固定部材7bは、前板17の幅より狭い幅の略矩形状をした縦片73と、縦片73から前方に突出する扉固定部としての突出片74と、からなる。突出片74には、扉2を固着するための固着孔74aが螺設してあり、縦片73には該縦片73を前板17に固着するための固着孔73aが螺設してある。
この回動側のダミー扉固定部材7bは、前板17の背面側から突出片74を挿通口60に挿通させて、縦片73を前板17の背面に当接させると、前板17の固着具挿通孔61と縦片73の固着孔73aとが連通し、前方より固着具75を固着具挿通孔61に挿通して固着孔73aに螺着する。なお、前記固着孔73aをねじ孔とせず所謂ばか孔として、背方よりナットで固着具75に締結しても勿論よい。
次に、ダミー扉2aをダミー扉固定部材7に取付けるもので、ダミー扉2aの枢支側の被係合部27となるフランジ片と前面部21との間に、枢支側のダミー扉固定部材7aの係合部71c、72cを挿入させて係合し、ダミー扉2aの回動側の側面部23の内側の面を、回動側のダミー扉固定部材7bの突出片74の外側の面と当接(又は近接)させ、側面部23に形成した固定孔28と突出片74に形成した固着孔74aとを連通させ、ねじからなる固着具76を固定孔28に挿通して固着孔74aに螺着する。
上記のように固定したダミー扉2aは、通常扉2と殆ど同じ外観とすることができる。
以上のような本発明にあっては、回動側のダミー扉固定部材7bにより扉2を固定するため、使用しない宅配ボックスBに電気錠40を設けず、簡単な構成で安価に使用しない宅配ボックスBの扉2を締め切ることが可能となる。また、枢支側のダミー扉固定部材7aを設けることで、使用しない宅配ボックスBに枢支部3を設けずに済み、枢支部3が無駄にならない。
本発明における宅配ボックスの要部の扉を外した状態の斜視図である。 同上の扉を取除いてダミー扉固定部材を外した状態の斜視図である。 宅配ボックスを複数備えた配達物集合受け取り装置であり、(a)は同上の正面図であり、(b)は同上の背面図である。 同上の宅配ボックスの背面から見た一部破断斜視図である。 同上の宅配ボックスの正面から見た斜視図である。 同上の宅配ボックスの枢支部、電気錠を取り外した状態の斜視図である。 同上の宅配ボックスを内側から見た要部の斜視図である。 同上の宅配ボックスを外側から見た要部の一部透過斜視図である。
符号の説明
B 宅配ボックス
1 ボックス本体
11 取出し用開口部
12 投入口
17 前板
2 扉
20 被係止部
28 固定孔
3 枢支部
40 電気錠
41 基台
6 錠用開口
41 基台
41a 上側の縦片
41b 下側の縦片
7b 回動側のダミー扉固定部材
73 縦片
74 突出片
74a 固着孔

Claims (4)

  1. ボックス本体の前面側に取出し用開口部を形成すると共に、背面側にボックス本体内に配達物を投入するための投入口を形成し、ボックス本体の取出し用開口部の左右両側の一方に枢支部を設け、他方に電気錠及び電気錠により動作される係止部を設け、扉の枢支側の側端部を枢支部に枢支させると共に、扉の回動側の側端部に設けた被係止部を前記係止部に係脱自在に係合させることで、扉を開閉自在に取出し用開口部に設ける宅配ボックスのダミー扉取付構造であって、扉固定部を備えた回動側のダミー扉固定部材をボックス本体の取出し用開口部の電気錠を設ける部分に電気錠の代わりに設け、扉の回動側の側端部を扉固定部に固定することを特徴とする宅配ボックスのダミー扉取付構造。
  2. ボックス本体の取出し用開口部の左右両側にそれぞれボックス本体の一部をなす前板を備え、前記左右のうちの一方の前板に枢支部を設け、前記左右のうちの他方の前板に錠用開口を形成して、電気錠を備えた基台の縦片を前板に固定して前記電気錠により動作される係止部を前記錠用開口を介して前板の前方に連通させ、扉の枢支側の側端部を枢支部に枢支させると共に、扉の回動側の側端部に背方側に突出する被係止部を設けて、被係止部を錠用開口を挿通させて前記電気錠の係止部に係脱自在に係合させ、縦片と該縦片から前方に突出し固着孔を備える扉固定部としての突出片とからなる回動側のダミー扉固定部材の突出片を前板の錠用開口を介して前方に突出させると共に、回動側のダミー扉固定部材の縦片を前板に固定し、扉の回動側の側端部の前記固着孔に対応する部分に固定孔を形成し、扉の回動側の側端部の内面に前記突出片を当接させて、固着具を扉の外側より固定孔を介して固着孔に固着させて扉を固定することを特徴とする請求項1記載の宅配ボックスのダミー扉取付構造。
  3. 扉固定部を備えた枢支側のダミー扉固定部材をボックス本体の取出し用開口部の枢支部を設ける部分に枢支部の代わりに設け、扉の枢支側の側端部を扉固定部に固定することを特徴とする請求項1又は2記載の宅配ボックスのダミー扉取付構造。
  4. 左右のうちの一方の前板に枢支部用開口を形成して、縦片と該縦片から前方に突出し扉を枢支する横片とからなる枢支部の横片を前記枢支部用開口を介して前方に突出させて縦片を前板に固定するものにおいて、縦片と該縦片から前方に突出し扉固定部としての係合部を備える横片とからなる枢支側のダミー扉固定部材の横片を前記枢支部用開口を介して前方に突出させて縦片を前板に固定し、扉の枢支側の側端部に前記係合部に対応する部分に被係合部を形成し、前記被係合部と係合部とを係合させることを特徴とする請求項3記載の宅配ボックスのダミー扉取付構造。
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