JP3150658U - 竿の支持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 受具の傾斜状態における安定性を向上させた竿の支持装置を提供する。【解決手段】 支持具2に、受具1を傾斜状態で保持するためのストッパピン23が固定されている。受具1に、傾斜状態において上方からストッパピン23に嵌め合わされる係合凹部17が形成されている。ストッパピン23と係合凹部17とが嵌め合わされることで、傾斜状態における受具1の垂直状態方向への移動および水平状態方向への移動の両方が阻止されている。【選択図】 図4

Description

この考案は、物干用として使用される竿の支持装置に関し、特に複数の竿受穴を有する受具が水平状態、傾斜状態および垂直状態のいずれにおいても固定可能とされている竿の支持装置に関する。
複数の竿受穴を有する受具と、受具を支持する支持具とからなり、受具が水平状態、傾斜状態および垂直状態のいずれにおいても固定可能とされている竿の支持装置は、特許文献1などに開示されている。
特許第4201088号公報
この種の竿の支持装置によると、受具を傾斜状態として使用できることで、シーツや布団のような長いものを干す場合に便利なものとなっている。しかしながら、この受具の傾斜状態において、受具に下方からの力が作用した際に、その力の方向や大きさによっては外れることがあり、受具の傾斜状態における安定性を向上させることが課題となっている。
この考案の目的は、受具の傾斜状態における安定性を向上させた竿の支持装置を提供することにある。
この考案による竿の支持装置は、複数の竿受穴を有する受具と、受具を支持する支持具とからなり、支持具に案内軸が設けられるとともに、受具に案内溝が設けられて、案内溝内に案内軸が挿通されることによって、案内溝に規制された範囲で受具が支持具に対して移動可能とされており、受具が水平状態、傾斜状態および垂直状態のいずれにおいても固定可能とされている竿の支持装置において、
支持具に、受具を傾斜状態で保持するためのストッパピンが設けられるとともに、受具に、傾斜状態において上方からストッパピンに嵌め合わされる係合凹部が設けられて、ストッパピンと係合凹部とが嵌め合わされることによって、傾斜状態における受具の垂直状態方向への移動および水平状態方向への移動の両方が阻止されていることを特徴とするものである。
この考案において、上下は、通常の上下(鉛直方向の上下)をいうものとし、前後については、物干を行う人を基準として、これに近い側を前、遠い側を後というものとする。
支持具は、複数の部材(金属製ストッパピンの他に、取付金具、合成樹脂製ピン保持具、金属製案内軸など)から構成され、受具は、例えばアルミダイキャスト製の一体品とされる。支持具の取付金具は、強度が必要なため金属製(例えばアルミダイキャスト製)とされるが、ピン保持具は、合成樹脂製として、取付金具と受具との間にこのピン保持具を介在させることで、金属同士の接触に伴う音の発生を防止することが好ましい。
ストッパピンは、断面円形で、係合凹部は、ストッパピンを納めるための奥部およびこれに連なる開口部を有し、奥部は、受具の傾斜状態において、ストッパピンの半部が下方から当接させられる半円形底面を有し、開口部は、受具の傾斜状態において、奥部の開口に等しい大きさで半円形底面の両側に連なって略下方にのびる1対の平坦状の前側および後側のストッパ面を有し、その前側ストッパ面の長さが後側ストッパ面の長さよりも大きくなされていることが好ましい。このようにすると、傾斜状態における受具の垂直状態方向への移動および水平状態方向への移動の両方を確実に阻止することができる。
案内溝は、受具の水平状態において、受具の上縁部に沿う水平状直線部と、受具の基端側において直線部に対して斜め下方に屈曲した屈曲部とを有しており、受具の垂直状態は、案内軸が案内溝の直線部の上端部に位置するときに得られ、受具の水平状態は、案内軸が案内溝の屈曲部の下端部に位置するときに得られ、受具の傾斜状態は、案内軸が案内溝の屈曲部の上端部に位置するときに得られることが好ましい。このようにすると、受具の回動に際し、竿受穴は、支持具の手前側を通ることになり、竿受穴に竿が挿通されている状態であっても、竿が支持具に干渉することがないので、竿受穴に竿を挿通したまま(その都度竿を抜くことなく)収納(受具の垂直状態への移動)および使用(受具の水平状態および傾斜状態への移動)することができる。
支持具は、1対の垂直状支持壁、支持壁の上下端部同士を連結する連結壁および連結壁から上下に突出する取付壁を有する取付金具と、取付金具の支持壁と連結壁とで囲まれた空間に収められたピン保持具と、ピン保持具に保持されて水平方向にのびるストッパピンと、取付金具の支持壁間に渡された水平方向にのびる案内軸とからなることが好ましい。このようにすると、支持具の構成が簡素化されるとともに、受具の支持具への取付けも容易なものとなる。
この場合に、ピン保持具は、合成樹脂製で、1対の垂直状支持壁および支持壁の上下端部同士を連結する連結壁を有し、ストッパピンは、ピン保持具の支持壁に設けられた貫通穴に嵌め入れられて、その両端部を支持壁から突出させており、取付金具の支持壁に、ストッパピンを保持したピン保持具を支持具に嵌め入れる際にストッパピンの両端部を案内する逃がし溝が形成されており、この逃がし溝の底面によってストッパピンの抜け止めが果たされていることが好ましい。このようにすると、ストッパピンを簡単にかつ確実に支持具に取り付けることができる。
この考案の竿の支持装置によると、支持具に、受具を傾斜状態で保持するためのストッパピンが固定されるとともに、受具に、傾斜状態において上方からストッパピンに嵌め合わされる係合凹部が形成されており、ストッパピンと係合凹部とが嵌め合わされることで、傾斜状態における受具の垂直状態方向への移動および水平状態方向への移動の両方が阻止されているので、受具の傾斜状態における安定性を向上させることができる。
この考案による竿の支持装置を示す側面図である。 この考案による竿の支持装置の水平状態を示す側面図である。 この考案による竿の支持装置の垂直状態を示す側面図である。 この考案による竿の支持装置の傾斜状態を示す側面図である。 この考案による竿の支持装置の要部の拡大側面図である。 この考案による竿の支持装置の分解斜視図である。
この考案の実施の形態を、以下図面を参照して説明する。
竿の支持装置は、複数の竿受穴(11)を有する受具(1)と、ベランダ等の壁面(4)に固定されて受具(1)を支持する支持具(2)とからなる。
この竿の支持装置は、図1に示すように、ベランダ等の壁面(4)等に左右所定間隔を置いて取り付けられることで、物干し用の竿(3)を左右の支持装置の受具(1)間に掛け渡すことができるとともに、竿(3)を持って左右受具(1)を水平、傾斜および垂直の3状態に変化させることができるようになっており、受具(1)が水平または傾斜の2種類の使用状態と受具(1)が垂直の収納状態とに使い分けできる。たとえば、これをベランダの壁面(4)に取り付ける場合、受具(1)を水平状態とすることで、外から見えない状態で使用することができ、シーツや布団のように長いものを干す場合に傾斜状態にして、これらが床面に接触することを防止することができる。
受具(1)は、アルミダイキャスト製で略長方形板状に形成されており、厚肉部とされた周縁(1a)に囲まれた薄肉部(1b)に、複数の竿受穴(11)が長手方向所定間隔で設けられている。
受具(1)は、その水平状態(図1に実線で示す状態および図2に示す状態)において、水平状の上面となる第1長辺面(1c)と、水平状の下面となる第2長辺面(1d)とを有している。複数の竿受穴(11)は、水平状態において、受具(1)の若干下方寄りに設けられており、こうして、竿受穴(11)のない部分とされた受具(1)の上縁部近傍には、前後のほぼ中程から後方にのびる案内溝(12)が設けられている。
案内溝(12)は、受具(1)の長手方向に沿ってのびる直線部(13)と、受具(1)の基端側において直線部(13)に対して45°の方向(受具(1)の水平状態における斜め下方)にのびる屈曲部(14)とからなる。案内溝(12)の周縁(12a)は、受具(1)の周縁(1a)と同じ厚みの厚肉部とされている。
受具(1)の基端部(水平状態において支持具(2)に近い方の端部)は、受具(1)の第1長辺面(1c)に対して45°下向きに傾斜した上部傾斜面(15)と、受具(1)の第2長辺面(1d)に対して45°上向きに傾斜した下部傾斜部(16)と、上部傾斜面(15)と下部傾斜面(16)との境界部に形成された第1係合凹部(17)と、下部傾斜面(16)と第2長辺面(1d)との境界部に形成された第2係合凹部(18)とを有している。
支持具(2)は、左右に対向する1対の垂直状支持壁(31)、支持壁(31)の上下端部同士を連結する連結壁(32)および連結壁(32)から上下に突出する取付壁(33)を有するアルミダイキャスト製取付金具(21)と、取付金具(21)の支持壁(31)と連結壁(32)とで囲まれた空間に収められた合成樹脂製ピン保持具(22)と、ピン保持具(22)に保持された金属製ストッパピン(23)と、支持壁(31)間に渡された金属製案内軸(24)とからなる。
取付金具(21)の取付壁(33)には、支持具(2)を壁等に取り付けるためのボルト(図示略)を挿通するためのボルト挿通穴(34)が形成されており、取付壁(33)がボルト等で固定されることで、支持具(2)が壁面(4)等に取り付けられる。
第1係合凹部(17)は、ストッパピン(23)を納めるための奥部(41)およびこれに連なる開口部(42)からなる。第2係合凹部(18)は、受具(1)の基端部がストッパピン(23)と干渉することを防止するためのもので、図2に示す受具(1)の水平状態において、第2係合凹部(18)の底面がストッパピン(23)に当接するようになっている。
取付金具(21)の左右の支持壁(31)には、互いに対応する位置に貫通穴(35)が設けられており、各貫通穴(35)に案内軸(24)の各端部が嵌め入れられることで案内軸(24)が支持壁(31)間に回転可能に支持されている。
ピン保持具(22)は、合成樹脂製の一体成形品で、左右に対向する1対の垂直状支持壁(51)、支持壁(51)の上下端部同士を連結する連結壁(52)およびこれらの壁(51)(52)によって形成された後側の開口を塞ぐ閉鎖壁(53)を有している。ピン保持具(22)の支持壁(51)が取付金具(21)の支持壁(31)間に嵌め入れられ、ピン保持具(22)の連結壁(52)が取付金具(21)の連結壁(32)間に嵌め入れられることで、ピン保持具(22)は、着脱可能にかつ容易には外れないように取付金具(21)に保持されている。ピン保持具(22)の支持壁(51)には、取付金具(21)の支持壁(31)の前面とほぼ面一のフランジ部(51a)が設けられており、ピン保持具(22)の連結壁(52)には、取付金具(21)の連結壁(32)前面によって受けられているフランジ部(52a)が設けられている。ピン保持具(22)の支持壁(51)には、案内軸(24)を挿通するための貫通穴(54)が支持具(2)の支持壁(31)に設けられた貫通穴(35)に対応するように設けられている。ピン保持具(22)の支持壁(51)には、さらに、ストッパピン(23)の両端部が嵌め入れられる貫通穴(55)が設けられている。
ストッパピン(23)は、その両端部をピン保持具(22)の支持壁(51)から突出させて、貫通穴(55)に嵌め入れられており、取付金具(21)の支持壁(31)には、ストッパピン(23)を保持したピン保持具(22)を取付金具(21)に嵌め入れる際にストッパピン(23)の両端部を案内する逃がし溝(36)が形成されている。ストッパピン(23)は、ピン保持具(22)の貫通穴(55)にゆるく嵌め入れられており、取付金具(21)の支持壁(31)に形成された逃がし溝(36)の底面によってその抜け止めが果たされている。
取付金具(21)の支持壁(31)には、案内軸(24)を覆うためのカバー(25)が設けられており、図1に示す使用状態においては、案内軸(24)の両端はカバー(25)で覆われている。
図2に示す受具(1)の水平状態においては、案内軸(24)は、案内溝(12)の屈曲部(14)の下端部に位置しており、受具(1)の基端部の下縁部(第2係合凹部(18)が設けられている部分)が支持具(2)の下縁部およびストッパピン(23)に当接していることで、受具(1)のそれ以上の移動(自重によるモーメントによって図の時計方向へ回動すること)が防止されている。一方、受具(1)の案内軸(24)を中心にした図の反時計方向への回動は可能となっている。したがって、この状態から受具(1)を垂直状態方向へ回動させると、受具(1)の第1長辺面(1c)がピン保持具(22)の上連結壁(52)の前面部に案内される形で、案内軸(24)が案内溝(12)の屈曲部(14)に沿って移動する。これにより、受具(1)は垂直状態となり、案内軸(24)が案内溝(12)の直線部(13)に沿って移動することで、受具(1)は、案内軸(24)が直線部(13)の上端部に位置するまで自重で落下し、これにより、図3に示す受具(1)の垂直状態(収納状態)が得られる。この状態では、受具(1)の第1長辺面(1c)がピン保持具(22)の上下連結壁(52)の前面部に当接することで、受具(1)の時計方向回動および反時計方向回動がともに防止されている。図3に示す受具(1)の垂直状態(収納状態)において、受具(1)を真上に引き上げ、案内軸(24)が案内溝(12)の屈曲部(14)内に入ったところで、受具(1)を手前に引くようにすることで、受具(1)を水平状態とすることができる。
図5に示すように、第1係合凹部(17)の奥部(41)は、受具(1)の傾斜状態において、ストッパピン(23)の半部が下方から当接させられる半円形底面(41a)を有し、開口部(42)は、受具(1)の傾斜状態において、奥部(41)の開口に等しい大きさで半円形底面(41a)の両側に連なって略下方にのびる1対の平坦状の前側および後側のストッパ面(42a)(42b)を有し、その前側ストッパ面(42a)の長さが後側ストッパ面(42b)の長さよりも大きくなされている。
図4および図5に示す受具(1)の傾斜状態において、受具(1)の重心は、案内軸(24)よりも受具(1)の先端側にあり、受具(1)には図の時計方向側に受具(1)を回転させるモーメントが作用している。この自重によるモーメントは、受具(1)の基端部が支持具(2)に当接することによって(より詳細には、図5において、受具(1)の基端部に設けられた前側ストッパ面(42a)がピン保持具(22)の下側の連結壁(52)に設けられたフランジ部(52a)に当接することによって)受け止められており、これにより、受具(1)の水平方向への回動が防止されている。一方、この傾斜状態において、受具(1)に図の反時計方向側に回転させる力が作用した場合、ストッパピン(23)に係合している第1係合凹部(17)の後側ストッパ面(42b)がストッパピン(23)に反時計方向側から当接していることで、この力によるモーメントが受け止められるので、受具(1)の自重分を越える大きな力が下から作用したとしても、受具(1)が垂直方向に回動することはない。この傾斜状態を得るには、受具(1)を水平状態から垂直状態に移動させるまでの半分(45°)回動させることで、図5に二点鎖線で示されている状態とし、この時点で、受具(1)全体を略真下に移動させることで、図5に実線で示す第1係合凹部(17)とストッパピン(23)との係合位置に移動させればよい。受具(1)が垂直状態にある場合には、水平状態に移動させるまでの半分(45°)回動させることで、図5に二点鎖線で示されている状態が得られるので、後は、上記と同様にすることで、図5に実線で示す第1係合凹部(17)とストッパピン(23)との係合位置に移動させることができる。
案内軸(24)は、図6に示すように、めねじが形成された雌部材(61)とおねじが形成された雄部材(62)とがねじ合わされることで形成されている。雌部材(61)は、頭部(61a)および軸部(61b)からなり、軸部(61b)先端部にめねじが形成されている。雌部材(61)の軸部(61b)には、合成樹脂製のスリーブ(26)が嵌められている。雌部材(61)の軸部(61b)の長さは、頭部(61a)が取付金具(21)の一方の支持壁(31)の外面に形成されたざぐりに収まった状態で、軸部(61b)の先端が取付金具(21)の他方の支持壁(31)の貫通穴(35)内に位置するように設定されている。したがって、雌部材(61)を取付金具(21)の一方の支持壁(31)の外側から挿通し、取付金具(21)の他方の支持壁(31)の外側から雌部材(61)をねじ込むことで、案内軸(24)を支持具(2)に取り付けることができる。
案内軸(24)を支持具(2)に取り付ける際には、ストッパピン(23)を保持したピン保持具(22)を取付金具(21)に嵌め入れ、ピン保持具(22)の支持壁(51)間に、受具(1)を挿入し、受具(1)の案内溝(12)と取付金具(21)およびピン保持具(22)の各貫通穴(35)(54)とが位置合わせされた状態で、雌部材(61)と雄部材(62)とをねじ合わせる。これにより、案内軸(24)の案内溝(12)に沿っての移動が可能となり、受具(1)は、案内溝(12)が設けられている範囲で支持具(2)に対して移動(ピン保持具(22)の支持壁(51)に挟まれて摺動)することができる。
この考案の竿の支持装置によると、受具(1)が水平状態、傾斜状態および垂直状態のいずれにおいても固定可能であり、特に、不安定となりやすい傾斜状態での受具(1)の固定を確実に行うことができる。また、案内溝(12)の直線部(13)は、受具(1)が水平状態のときにはその上縁に沿ってのびており、したがって、受具(1)が垂直状態のときにはその後縁に沿ってのびるようになっているので、受具(1)の回動に際し、竿受穴(11)は、支持具(2)の手前側を通ることになり、竿受穴(11)に竿(3)が挿通されている状態であっても、竿(3)が支持具(2)に干渉することはない。したがって、竿受穴(11)に竿(3)を挿通したまま収納および使用することができる。
(1) 受具
(2) 支持具
(11) 竿受穴
(12) 案内溝
(13) 直線部
(14) 屈曲部
(17) 第1係合凹部(係合凹部)
(21) 取付金具
(22) ピン保持具
(23) ストッパピン
(24) 案内軸
(31) 垂直状支持壁
(32) 連結壁
(33) 取付壁
(36) 逃がし溝
(41) 奥部
(41a) 半円形底面
(42) 開口部
(42a) 前側ストッパ面
(42b) 後側ストッパ面
(51) 垂直状支持壁
(52) 連結壁
(55) 貫通穴

Claims (5)

  1. 複数の竿受穴を有する受具と、受具を支持する支持具とからなり、支持具に案内軸が設けられるとともに、受具に案内溝が設けられて、案内溝内に案内軸が挿通されることによって、案内溝に規制された範囲で受具が支持具に対して移動可能とされており、受具が水平状態、傾斜状態および垂直状態のいずれにおいても固定可能とされている竿の支持装置において、
    支持具に、受具を傾斜状態で保持するためのストッパピンが設けられるとともに、受具に、傾斜状態において上方からストッパピンに嵌め合わされる係合凹部が設けられて、ストッパピンと係合凹部とが嵌め合わされることによって、傾斜状態における受具の垂直状態方向への移動および水平状態方向への移動の両方が阻止されていることを特徴とする竿の支持装置。
  2. ストッパピンは、断面円形で、係合凹部は、ストッパピンを納めるための奥部およびこれに連なる開口部を有し、奥部は、受具の傾斜状態において、ストッパピンの半部が下方から当接させられる半円形底面を有し、開口部は、受具の傾斜状態において、奥部の開口に等しい大きさで半円形底面の両側に連なって略下方にのびる前側および後側の平坦状ストッパ面を有し、その前側ストッパ面の長さが後側ストッパ面の長さよりも大きくなされていることを特徴とする請求項1の竿の支持装置。
  3. 案内溝は、受具の水平状態において、受具の上縁部に沿う水平状直線部と、受具の基端側において直線部に対して斜め下方に屈曲した屈曲部とを有しており、受具の垂直状態は、案内軸が案内溝の直線部の上端部に位置するときに得られ、受具の水平状態は、案内軸が案内溝の屈曲部の下端部に位置するときに得られ、受具の傾斜状態は、案内軸が案内溝の屈曲部の上端部に位置するときに得られることを特徴とする請求項1または2の竿の支持装置。
  4. 支持具は、1対の垂直状支持壁、支持壁の上下端部同士を連結する連結壁および連結壁から上下に突出する取付壁を有する取付金具と、取付金具の支持壁と連結壁とで囲まれた空間に収められたピン保持具と、ピン保持具に保持されて水平方向にのびるストッパピンと、取付金具の支持壁間に渡された水平方向にのびる案内軸とからなることを特徴とする請求項1から3までのいずれかの竿の支持装置。
  5. ピン保持具は、合成樹脂製で、1対の垂直状支持壁および支持壁の上下端部同士を連結する連結壁を有し、ストッパピンは、ピン保持具の支持壁に設けられた貫通穴に嵌め入れられて、その両端部を支持壁から突出させており、取付金具の支持壁に、ストッパピンを保持したピン保持具を支持具に嵌め入れる際にストッパピンの両端部を案内する逃がし溝が形成されており、この逃がし溝の底面によってストッパピンの抜け止めが果たされていることを特徴とする請求項4の竿の支持装置。
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