JP4206114B2 - 背もたれの迅速連結装置を備えた椅子 - Google Patents

背もたれの迅速連結装置を備えた椅子 Download PDF

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    • A47C7/42Support for the head or the back for the back of detachable or loose type

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Description

本発明は、請求項1の前文による椅子に関するものである。
製造業者から納入業者及び顧客に背もたれを備えた椅子を搬送する際に、この種の椅子は、一般に比較的多くのスペースを必要とするため、搬送車両の貯蔵容量が比較的早く満杯となり、これに対応して搬送価格が高騰する問題が生ずる。更に、固定して取り付けられる背もたれは、倉庫内に対応して大きなスペース需要も有するので、使用可能な倉庫容量が早く使い尽くされる欠点を有する。これらの問題は、背もたれを備えた多数の椅子を一時的に取り扱う場合のみならず、極力省スペースで取り扱う場合にも生ずる。
前記の問題を防止するために、椅子の他の部分に背もたれをネジで着脱可能に固定して、末端消費者現場で初めて背もたれを椅子に取り付ける構造が既に知られる。しかしながら、公知の背もたれ固定装置は、簡単に、迅速にかつ安定して椅子に背もたれを固定する構造に適さないものが多い。
本発明は、工具無しで簡単に迅速にかつ安定して背もたれを椅子の他の部分に固定できる前記種類の椅子を提供することを目的とする。
本発明では、請求項1に示す特徴部分によりこの課題を解決する。本発明の有利な実施の形態を他の請求項に記載する。
本発明の椅子は、背もたれ連結部材の固定部分を装着できかつ上方及び後方に向かって開放する受容室を後端領域に有する背もたれ支持部材を座部の下方に備えている。背もたれ連結部材の固定部分は、締付板により覆われる。また、背もたれ支持部材の下面に配置された偏心装置は、締付板に作動連結され、固定部分を受容室内に着脱自在に締付固定する。
従って、本発明の椅子は、工具無しに非常に簡単にかつ迅速に座部の下方に配置された背もたれ支持部材に背もたれを固定できる迅速連結装置を有する。L字形に構成される背もたれ連結部材は、形状的にも力学的にも背もたれ支持部材上に機能的に保持される。背もたれ連結部材の対応する固定部分を受容室に嵌合する形状を付与することにより、形状的連結が生ずる。形状的連結に加えて、上方から背もたれ連結部材の固定部分上に装着しかつ下方に向かって張架される締付板と偏心装置とが力学的に連結される。偏心装置を開放位置に揺動させて、力学的連結を解除するのみで、背もたれ連結部材を受容室に対して着脱自在に固定することができる。
これにより、本発明の装置は、背もたれ連結部材とそれに固定される背もたれの他の部分を椅子に固定する迅速な連結構造を構成し、これにより背もたれを短時間で取り付けかつ取り外すことができる。従って、残りの椅子から分離して、背もたれを搬送しかつ保管でき、相当なスペース上及びコスト上の利点が生ずる。椅子の他の部分から分離された要素として背もたれ連結部材を機能的に構成し、それに背もたれを固定し、例えば螺着するので、背もたれ連結部材は、アダプタ機能も利用でき、即ち種々の背もたれを同じ背もたれ連結部材に固定できる。これにより、簡便な方法で種々の背もたれを同じ台座に組合せることができる。
有利な実施の形態では、背もたれ連結部材の固定部分は、複数の長手方向に延びる互いに隔置された固定脚部を有し、固定脚部上に締付板を取り付けることができる。この実施の形態では、固定脚部を係合する機能的形状を有する長手方向の溝が受容室の底部に設けられる。
固定部分は、背もたれ連結部材他の部分を超えて棒状に突出しかつ開放空間を側方に形成する互いに隔置された2つの固定脚部を有し、コスト上有利に製造できかつ安定な構造の実施の形態が得られる。
締付板は、背もたれ支持部材の受容室内に装着されるカバー部となり、省スペースでデザイン上の視点に対応する解決法が得られる。また、前記実施の形態により、同時に側方で締付板が案内される。
引張りピンを介して偏心装置に締付板を連結すると、簡単でコスト上有利に製造できる実施の形態が得られる。偏心装置は、操作部及びベース部を備えた揺動レバーと、揺動レバーの外側で同軸上に配置されかつ引張りピンをリンク状に枢支する軸とを備える。
有利な実施の形態では、偏心装置は、背もたれ支持部材の下面上の底面に形成された凹部内に配置され、凹部の壁部は、受容室の隆起する底部を長手方向の2つの溝の間に形成する。
有利な実施の形態では、背もたれ連結部材を完全に受容室内に挿入するときにのみ偏心装置を固定できる安全装置が設けられる。これにより、背もたれ連結部材を正しく装着したか否かを背もたれの取り付け人に明確に知らせることにより、不正確な取り付けを阻止できる。
安全装置は、背もたれ連結部材と締付板との間に弾性力を作用する少なくとも一つの溝-バネ-装置を備えることが好ましく、バネは、背もたれ連結部材を完全に終端固定位置に挿入したときにのみ対応する溝に嵌合され、背もたれ連結部材を不完全に挿入するとき、固定部分に対して締付板がより大きい垂直間隔で保持される。この安全装置は、簡単にかつコスト上有利に製造できかつ有効に安全機能を果たす。
締付板の下面に設けられた保持突起と、背もたれ支持部材の底部部分の表面に設けられかつ保持突起を係合するスリットとを備えた補強装置を締付板の前端領域に設けることが好ましい。従って、不都合な締付板の前方又は後方に向かう移動を防止する機能を簡単に配慮する形状的連結部として補強装置を構成できる。
背もたれ連結部材は、背もたれ連結部材を終端固定位置に挿入したときに、背もたれ支持部材に嵌合する側方の突出部を有し、突出部は、後部の背もたれ支持部材からの背もたれ連結部材の浮上りを阻止することが好ましい。従って、側方の突出部は、背もたれを前方に押圧する際に、背もたれを前方に押圧するときに生ずる力を受けて、偏心装置及び締付板に過度の押圧力を付与されることを阻止する。
他の実施の形態では、背もたれ連結部材を持ち上げたときにのみ、受容室から背もたれ連結部材を取り外せる係止装置が受容室の底部に設けられる。従って、係止装置は、無意識に偏心装置を解放したときに、背もたれの受容室からの取外しを阻止する。しかしながら、他方では、背もたれ連結部材を僅かに持ち上げることにより、係止装置の固定要素が外側に離間されて、簡単に固定を外すことができる。また、係止装置は、背もたれ連結部材の挿入目標位置の決定に役立つ。
以下に図面について、本発明をより詳細に説明する。
図1は、柱脚として構成された台座1、座部2及び背もたれ3を備えた事務回転椅子の形態の椅子を示す。図2乃至図9についてより詳細に説明する迅速連結装置によって、背もたれ3は、フォーク状の背もたれ支持部材4に固定され、背もたれ支持部材4は、その前端領域に台座1に揺動可能に固定する固定穴5を有する。
図2に示すように、背もたれ−迅速連結装置は、本質的に、その垂直な脚部に背もたれ3を固定できるL字形の背もたれ連結部材6と、引張りピン8の形態の固定要素を介して偏心装置9と作用的に連結される締付板7とを備える。
背もたれ支持部材4の主面に配置される背もたれ連結部材6の脚部は、主要部分に対して、二つの側面に配置され隔置された固定脚部11を備えた固定部分10を有し、各固定脚部11は、実質的に長方形横断面の棒状に形成される。従って、前方に向かって開放する開放空間が固定脚部11の間に形成される。
背もたれ支持部材4の固定部分10の形状に適合する受容室12内に背もたれ連結部材6の固定部分10を装着できる。受容室12は、背もたれ支持部材4の後端領域、即ち中央部分13に設けられ、フォーク状の背もたれ支持部材4の双方の脚部が中央部分13に集結され、受容室12は、上方にも後方にも開放する溝として構成される。受容室12の幅及び長さは、背もたれ連結部材6の固定部分10の幅及び長さに対応する。
受容室12の底面は、実質的に閉鎖され、二つの側方の溝状の長手方向の溝14を有し、溝14の幅は固定脚部11の幅に適合する。従って、長手方向の溝14内に形状的に固定脚部11を挿入できる。
底面は、長手方向の溝14の間に隆起する底面部分15を有し、それは同時に図9に示すように、偏心装置9を嵌合する袋状の凹部16が対向する側部、即ち背もたれ支持部材4の下面に構成される。隆起する底面部分15は、背もたれ連結部材6の固定脚部11の間の間隙とほぼ同一幅を有し、長手方向の溝14内に固定脚部11を配置するとき、固定脚部11は、溝14の内面で側方に案内される。
固定部分10は、締付板7により受容室12内に締付固定される。締付板7の中に設けられる同心の貫通孔17に引張りピン8を挿通して、締付板7を下方に張架することができる。引張りピン8の上端に設けられたネジに締付板7の上面からナット18を螺合できる。その際、凹部19内に配置されるナット18は、締付板7の表面より上方に突出しない。更に、引張りピン8は、背もたれ支持部材4の隆起する底面部分15の貫通孔20を通って突出する。偏心装置9の軸22を貫通させる軸受穴21が引張りピン8の下端に設けられる。
図2に示すように、偏心装置9は、フレーム状の操作部23と、軸22に対して偏心するベース部24とを備えた揺動レバーとして形成され、ベース部24は、少なくとも上方に向かって遠ざかる(膨出する)円筒状の表面と、軸22を挿入する外側の同心状の軸受貫通孔25とを有する。ベース部24は、同心の開放空間により二つの部分に分割されて形成される開放空間内に引張りピン8が同心状に配置される。
締付位置に偏心装置9を回転する際に、背もたれ連結部材6の固定部分10上に締付板7を強固に引張して、偏心装置9のベース部24が背もたれ支持部材4の下面に、即ち底面側の凹部16のカバーに当接するように引張りピン8の長さが選定される。その際、ナット18の回転により引張りピン8の適正な長さを簡単に調整できる。更に、ベース部24は、機能的には、偏心装置9がその解放位置から僅かに死点、即ち最大引張り応力点を超えて、操作部23が底面側の凹部16のカバーに当接するまで、偏心装置9を更に回転できるように構成される。これにより、簡単な方法で、偏心装置9の自動的な逆回転を阻止する安全性を確立できる。
従って、偏心装置9は、引張りピン8のみにより吊下げられ、底面側の凹部16内に固定される。しかしながら、偏心装置9の凹部16内での他の支持構造も考えることができる。
僅かな遊びをもって受容室12内に締付板7を嵌合するように、締付板7の大きさが選定される。これにより、締付板7は、受容室12の外壁により側方で案内される。更に、これによって、背もたれ支持部材4の表面を超えて締付板7が突出しない構造を達成できる。
図3に示すように、締付板7の下面は、固定部分10の表面の形状に適合するので、背もたれ連結部材6を完全に挿入した状態で締付板7の固定脚部11とそれに続く固定脚部11に連結されたヨーク部26が締付板7の下面に確実に密着する。
前方に向かって解放位置に偏心装置9を回転すると、背もたれ連結部材6を受容室12内に着脱自在に取り付けることができる。これにより、引張りピン8の力が解除され、締付板7を少し持ち上げることができる。
背もたれ連結部材6を完全に受容室12内に装着したときにのみ、偏心装置9の固定を可能にする安全装置が締付板7と背もたれ連結部材6との間に作用する。図3及び図5に示すように、安全装置は、締付板7の下面に設けられ下面から下方に突出するバネ33,34を有する溝-バネ-装置を備え、背もたれ連結部材6を完全に挿入した状態でのみ、背もたれ連結部材6のヨーク部26の表面に設けられた溝35,36内にバネ33,34が嵌合される。これに対して、背もたれ支持部材4の受容室12内に背もたれ連結部材6を完全に挿入しないと、バネ33,34は、背もたれ連結部材6のヨーク部26上に載るため、締付板7は、固定部10に対して垂直に間隔をあけて保持され、これにより偏心装置9の締付長さが短いので、偏心装置9により、締付板7を固定部分10上に固定することができない。これに対して、固定部分10の背もたれ支持部材4の受容室12内に連結部材6を完全に挿入した位置では、バネ33,34が溝35,36内に嵌合されるので、締付板7は、固定部分10上に正しく配置され、偏心装置9に対して十分な取付け距離が付与され、締付板7を完全に固定することができる。
更に、バネ33は、締付板7の双方の互いに対向する側方の縁部領域に配置され、バネ34は、バネ33の間の中心領域に配置される。対応して、背もたれ連結部材6の固定部分10の双方の互いに対向する側方の縁部領域に双方の溝35を配置して、バネ33を溝35内に係合させる。背もたれ連結部材6のヨーク部26の溝36を側方の溝35間の中心に配置して、バネ34を溝36内に嵌合する。
更に、締付板7の前方領域に設けられる補強装置は、締付板7の下面に備えられた保持突起37と、背もたれ支持部材4の底面部分15の表面に備えられ、その中に保持突起37が係合するスリット38(図8)とを備える。締付板7は、保持突起37により形状的に背もたれ支持部材4の前後方向に対して固定される。
また、背もたれ連結部材6は、水平な固定部分10の端部、即ち背もたれ連結部材6の水平及び垂直な脚部間の移行領域で互いに対向する側面にて側方で外側に向かって突出する突出部39を有し、背もたれ連結部材6を完全に挿入した状態で背もたれ支持部材4に後端で突出部39が係合する。このため、図8及び図9に示すように、側方の突出部39を係合する溝40が背もたれ支持部材4の下面の後端に設けられる。
強く前方に背もたれ3を押圧するときに生ずる力により、締付板7及び偏心装置9に過度の押圧力を加えないように、側方の突出部39から直接に背もたれ支持部材4に力を伝達することができる。
図2に示すように、背もたれ連結部材6の垂直脚部の背面に固定カバー29を固定して螺着して、背もたれ連結部材6に背もたれ3を固定することができる。固定の際に、固定カバー29と背もたれ連結部材6との間に背もたれ3の下方端部を配置して、背もたれ3の下方端部が固定される。固定カバー29は、背もたれ連結部材6の貫通孔31(図7)内に挿入されかつスペーサとして役立つ4つの円筒スリーブ30を有し、力学的にも形状的にも固定カバー29を背もたれ連結部材6と連結することができる。円筒スリーブ30内に形成される貫通孔を通して背もたれ連結部材6の貫通孔32内に導入される図示しないネジにより、固定カバー29は背もたれ連結部材6に固定される。
背もたれ連結部材6に側方の突出部39を設けない他の実施の形態では、底面部分15を超えて上方に突出する図示しない固定要素(突出部)又は横木の形態の固定装置を設けて、無意識に偏心装置9を解放した状態でも、背もたれ連結部材6を受容室12からの引出し又は受容室12からの脱落を阻止することができる。固定部分10を受容室12の底面上に配置したとき、固定部分10の下面に設けられる図6に示す凹部28内に固定要素が嵌合される。この場合、背もたれ連結部材6を僅かに持ち上げて、凹部28が固定要素から外側に離間したときにのみ、背もたれ連結部材6を受容部12から取外すことができる。
本発明による椅子の側面図 背もたれ迅速連結装置の最も重要な部品の分解斜視図 斜め下方から見た締付板の斜視図 斜め上方から見た締付板の斜視図 背もたれ連結部材の斜視図 他の角度から見た背もたれ連結部材の斜視図 脚部の領域での背もたれ連結部材の垂直断面図 斜め上方から見た背もたれ支持部材の斜視図 斜め下方から見た背もたれ支持部材の斜視図
符号の説明
(1)・・台座(柱脚)、 (2)・・座部、 (3)・・背もたれ、 (4)・・背もたれ支持部材、 (5)・・固定穴、 (6)・・背もたれ連結部材、 (7)・・締付板、 (8)・・引張りピン、 (9)・・偏心装置、 (10)・・固定部分、 (11)・・固定脚部、 (12)・・受容室、 (13)・・中央部分、 (14)・・溝、 (15)・・底面部分、 (16)・・凹部、 (17)・・貫通孔、 (18)・・ナット、 (19)・・凹部、 (20)・・貫通孔、 (21)・・軸受穴、 (22)・・軸、 (23)・・操作部、 (24)・・ベース部、 (25)・・軸受貫通孔、 (26)・・ヨーク部、 (28)・・凹部、 (29)・・固定カバー、 (30)・・円筒スリーブ、 (31)・・貫通孔、 (32)・・貫通孔、 (33,34)・・バネ、 (35,36)・・溝、 (37)・・保持突起、 (38)・・スリット、 (39)・・突出部、 (40)・・溝、

Claims (16)

  1. 台座(1)と、台座(1)の上方に配置される座部(2)と、背もたれ(3)と、座部(2)の下方に配置される背もたれ支持部材(4)と、背もたれ支持部材(4)に背もたれ(3)を着脱自在に固定する背もたれ連結部材(6)とを備える椅子において、
    背もたれ支持部材(4)の後端領域に設けられて上方及び後方に向かって開放する受容室(12)内に装着される背もたれ連結部材(6)の固定部分(10)と、
    固定部分(10)を覆う締付板(7)と、
    背もたれ支持部材(4)の下面に配置されかつ軸(22)に対して偏心するベース部(24)とを有する偏心装置(9)と、
    偏心装置(9)に締付板(7)を連結する引張りピン(8)とを備え、
    背もたれ支持部材(4)に対してベース部(24)を回転するとき、背もたれ支持部材(4)の下面にベース部(24)が当接して、引張りピン(8)を介して固定部分(10)上に締付板(7)を強固に引張し、着脱自在に受容室(12)内に固定部分(10)を締付固定することを特徴とする椅子。
  2. 溝の形態に受容室(12)を形成する中心部分(13)を有するフォーク状に背もたれ支持部材(4)を構成した請求項1に記載の椅子。
  3. 長手方向に延び互いに隔置されて締付板(7)を取り付ける複数の固定脚部(11)を背もたれ連結部材(6)の固定部分(10)に設けた請求項1又は2に記載の椅子。
  4. 受容室(12)の底面に設けられる長手方向の溝(14)は、固定脚部(11)を係合できる形状を有する請求項3に記載の椅子。
  5. 固定部分(10)は、背もたれ連結部材(6)から互いに離間して突出しかつ開放空間を形成する2つの棒状の固定脚部(11)を有する請求項1〜4の何れか1項に記載の椅子。
  6. 締付板(7)は、背もたれ支持部材(4)の受容室(12)内に装着されるカバー部となる請求項1〜5の何れか1項に記載の椅子。
  7. 背もたれ連結部材(6)を終端固定位置に配置するときに、固定要素に係合する凹部(28)を背もたれ連結部材(6)の下面に設けた請求項1〜6の何れか1項に記載の椅子。
  8. 固定要素は、受容室(12)の底面部分(15)を超えて上方に突出する請求項7に記載の椅子。
  9. 偏心装置(9)は、操作部(23)を有する揺動レバーを備え、偏心装置(9)の軸(22)は、揺動レバーの外側で同軸上に配置されかつ引張りピン(8)をリンク状に枢支する請求項1に記載の椅子。
  10. 背もたれ支持部材(4)の下面上の底面に形成される凹部(16)内に偏心装置(9)を配置し、2つの溝(14)の間に受容室(12)の隆起する底面部分(15)を形成した請求項4〜9の何れか1項に記載の椅子。
  11. 背もたれ連結部材(6)をL字形に構成した請求項1〜10の何れか1項に記載の椅子。
  12. 背もたれ連結部材(6)と締付板(7)との間に弾性力を作用する少なくとも一つの溝-バネ-装置を備え、溝-バネ-装置に設けられる少なくとも一つのバネ(33,34)は、背もたれ連結部材(6)を完全に終端固定位置に挿入したときにのみ対応する溝(35,36)に嵌合され、背もたれ連結部材(6)を不完全に挿入するとき、固定部分(10)に対して締付板(7)をより大きな垂直間隔に保持する請求項1〜11の何れか1項に記載の椅子。
  13. 溝-バネ-装置は、背もたれ連結部材(6)を完全に受容室(12)内に挿入するときにのみ偏心装置(9)を固定できる安全装置として作用する請求項12に記載の椅子。
  14. 締付板(7)の下面に設けられる保持突起(37)と、背もたれ支持部材(4)の底面部分(15)の表面に設けられかつ保持突起(37)を係合するスリット(38)とを備える補強装置を締付板(7)の前端領域に設けた請求項1〜13の何れか1項に記載の椅子。
  15. 背もたれ連結部材(6)は、背もたれ連結部材(6)を終端固定位置に挿入したときに、背もたれ支持部材(4)に嵌合して、後部の背もたれ支持部材(4)からの背もたれ連結部材(6)の浮上りを阻止する側方の突出部(39)を有する請求項1〜14の何れか1項に記載の椅子。
  16. 背もたれ支持部材(4)と背もたれ連結部材(6)との間に設けられる固定要素は、背もたれ連結部材(6)を持ち上げたときにのみ、受容室(12)から背もたれ連結部材(6)を取り外せる係止装置となる請求項7又は8に記載の椅子。
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