JP5630780B2 - 物干装置 - Google Patents

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本発明は、窓の両側壁面等に取り付けて、物干竿を挿通して使用する物干装置に関するものである。
従来より、特願2007−122390号(特開2008−272354号)発明が提案されており、この従来例においては、台座14の開口部20からアーム部材36を取付部16の建築物12側の面から差し込み、台座14の開口部20からスペーサ26を入れ、アーム部材36の連結部42にスペーサ26を取り付ける。これにより、アーム部材36の軸部44は、台座14のスペーサ収容部24とスペーサ26の軸部収容部34で囲まれた範囲内で移動できるように、アーム部材36は、台座14に取り付けられるものである。
また、特願平3−23285号(特開平4−261953号)発明が提案されており、この従来例においては、手摺1(物干竿として使用)を軸9aで支持部9内で回動可能に支持され、支持部9内部にストッパピン11が軸11aに軸支されている。そして、ストッパピン11の係合爪11bと手摺1基端部の係合部1cとが係合・解除できるようになっている。
特開2008−272354号公報 特開平4−261953号公報
上記特許文献1記載の従来例においては、アーム部材36を台座14の中で移動させてその角度を変える構造であるが、その移動のさせ方がアーム部材36を単に回動させるだけではなく、軸部44をずらしてから回動する必要があり複雑でその操作が難しいという問題があり、上記特許文献2記載の従来例においては、手摺1と軸9a、ストッパピン11と軸11aをそれぞれ順に組み立てなければならず、部品数が多く組立に時間がかかりコストが高くなるし軸が露出して外観が悪いという問題があり、本発明は、これらの問題を解決することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するための物干装置であり、筐体を有する支持体と、竿受部を有する腕杆を具備し、支持体に腕杆を回動可能に取り付けて成る物干装置において、筐体は、上下左右に上板、底板及び両側板を有し、前面及び後面に開口部を設けてある略箱状で、腕杆は、先端部を後面の開口部から筐体に挿入して、後部を筐体の両側板の内面間に軸支して成り、さらに後面の開口部から係止部材を腕杆の後端部に当接するように筐体に挿入し、そして後面の開口部に裏蓋を係止部材に当接するように取り付けることによって、係止部材を回動可能又は摺動可能な状態に組み立てて成り、腕杆は、後端部に係合部を設けて成り、係止部材は、支持体の内部に位置する係止部と外部から操作可能な操作部を設けると共に、腕杆の後端部に当接したままの状態で回動可能又は摺動可能に設けて成り、係止部材の操作部を操作することによって係止部は回動又は摺動して係合部と係脱可能となり、腕杆の係合部と係止部材の係止部は、少なくともいずれか一方を複数設けて、腕杆を複数の角度位置に変更することができることを特徴とする物干装置である。
以上のように本発明によれば、係止部材を操作して腕杆を回動すれば角度位置を変更することができるので、軸をずらすことがなくその操作が簡単でわかりやすく、なおかつ組立も簡単であり、低コストで外観も良好であるという効果がある。
実施例1の腕杆が水平の使用状態を示す側面図である。 実施例1の腕杆が水平の使用状態を示す要部拡大断面図である。 実施例1の係止部材を操作して係止部と係合部を離脱させた状態の要部拡大断面図である。 実施例1の全体分解斜視図である。 実施例1の腕杆が上向きの使用状態を示す要部拡大断面図である。 実施例1の腕杆が下向きの使用状態を示す要部拡大断面図である。 実施例2の腕杆が水平の使用状態を示す要部拡大断面図である。 実施例2の係止部材を操作して係止部と係合部を離脱させた状態の要部拡大断面図である。
図1〜図6に基づいて本発明の実施例1を説明する。
本発明の物干装置は、窓の両側壁面等に固定される支持体1に、腕杆2を回動可能に取り付けると共に、腕杆2の下方への回動を不能にする係止部材3を回動可能に取り付けてある。
支持体1は、全体を金属で製してあり、略直方体で前面と後面に開口部15・開口部16を設けてある筐体8を有している。筐体8の両側の側板11・11は、上板9及び底板10よりも少し前方に突出し、その内面には、中間部に相対向するように、後面の開口部16に開放し前方に向かって徐々に幅が狭くなっていき前面の開口部15の手前で円弧状になっている凹溝状の軸受部12・12を設けると共に、下部に相対向するように、後面の開口部16に開放している略円弧状で凹溝状の軸受部13・13を設けてある。また、底板10の基端部には、孔14を設けてある。
腕杆2は、全体を金属で製してあり、複数の竿受部18・・・18を設けると共に、基端部両面に水滴状で厚さ方向に突出する軸部19・19を設け、基端縁には、ラチェット用の歯車溝である複数の係合部17・・・17を設け、一側面に、ラチェット用の歯車の先端面と略同一面に、腕杆2の回動中心を中心とする円弧状の摺接部25を設けてある。摺接部25は、係合部17・・・17を挟むように両側面に設けてもよい。また、腕杆2の基端部両面には、軸部19の部分を切り欠いた扇形状で合成樹脂製のスペーサー6・6を取り付けてある。このスペーサー6・6は、腕杆2が回動する時に、金属製の支持体1と腕杆2との間に位置し、摩擦を軽減し消音するためのものである。
係止部材3は、略三日月形状でその略中央に両側外面に突出する円柱状の軸部20・20を設け、上部前面にラチェット用の歯車突起である2つの係止部21・21を上下に設けると共に、下端部に支持体1の筐体8から突出する操作部22を設けてある。なお、操作部22は、筐体8から突出していなくても、支持体1の外部から操作することができるものであればよい。
裏蓋5は、縦長板状の前面に縦方向に2条の突条23・23を間隔をあけて設けてあり、支持体1の後面にねじ7・7で上下部を固定され、開口部16を塞ぐものである。
本実施例の物干装置の組立方法を説明する。
スペーサー6・6を取り付けた腕杆2の先端を、支持体1の後面の開口部16から挿入し、基端部の軸部19・19を凹溝状の軸受部12・12の先端に当接させて、腕杆2を支持体1前面の開口部15から突出させた状態にする。腕杆2は、水滴状の軸部19・19が軸受部12・12の上下端に当接する範囲内(図5の状態から図6の状態までの範囲内)で回動が可能な状態である。
次に、係止部材3を支持体1の後面の開口部16から挿入し、軸部20・20を凹溝状の軸受部13・13の先端に当接させると共に、操作部22を支持体1の筐体8の底板10に設けた孔14から突出させる。そして、係止部材3前面の係止部21・21を、腕杆2のいずれか2箇所の係合部17・17に係合させ、係止部材3上部後面にばね4を当接させて、そのばね4を縮めるようにして裏蓋5を、後面の開口部16にねじ7・7で固定する。すると、係止部材3の前面が腕杆2の後端縁に当接し、裏蓋5の突条23・23が係止部材3の軸部20・20に当接する状態になる。この状態では、軸部20・20は軸受部13・13の中に収納されることになり、係止部材3は、支持体1の中で軸部20・20を中心に回動が可能な状態となる。
本実施例の物干装置を使用するには、以上のように腕杆2が取り付けられた支持体1を、窓の両側壁面等に2つ一組にして固着して、それぞれの竿受部18・・・18に物干竿を挿架すればよい。
腕杆2の角度位置を変更するには、操作部22を上方へ押して係止部材3をばね4に抗して後方へ回動させ、係止部21・21を腕杆2の係合部17・17から離脱させ(図3の状態)、腕杆2を上方又は下方へ回動させて係止部材3をばね4の力で戻して、係止部21・21を腕杆2の別の係合部17・17に係止させればよい(図5や図6の状態)。腕杆2は、その摺接部25が係止部材3に摺接しながら回動するので、その動きがスムーズである。なお本実施例では、図2と図6の中間の角度位置にも腕杆2を設定することができるようになっている。また、本実施例では、腕杆2の係合部17・17と係止部材3の係止部21・21は、ラチェット機構になっており、腕杆2を上方へ回動すると、係止部材3はばね4の力に抗して後方へ回動して係合部17・17と係止部21・21との係合は外れるようになっているので、腕杆2を上方へ角度位置を変更するには、単に腕杆2を上方へ回動するだけでよい。
図7〜図8に基づいて本発明の実施例2を説明する。
この実施例では、支持体31に係止部材33を上下に摺動可能に取り付けてあり、係止部材33の係止部38が腕杆32の係合部37に係合している状態(図7の状態)から、支持体31に設けた孔36から突出している操作部39を押して、ばね34の力に抗して係止部材33を上方へ移動させると、係止部38が係合部37から離脱し、腕杆32が回動できる状態(図8の状態)となるようになっている。
この実施例2の物干装置の組立方法については、実施例1と同様に腕杆32を先端から支持体31の後面から挿入し、係止部材33を、その上端に取り付けたばね34と共に支持体1の後面から挿入し、操作部39を支持体31の孔36から突出させ、縦長板状の裏蓋35を、支持体31の後面にねじで固定するものである。すると、係止部材33の前面が腕杆32の後端縁に当接し、裏蓋35の前面が係止部材33の後面に当接する状態となり、係止部材33が支持体31の中で上下に摺動可能な状態となる。その他の構造は、実施例1とほぼ同様であるので省略する。
1 支持体
2 腕杆
3 係止部材
5 裏蓋
8 筐体
9 上板
10 底板
11 側板
15 開口部
16 開口部
17 係合部
18 竿受部
21 係止部
31 支持体
32 腕杆
33 係止部材
35 裏蓋
37 係合部
38 係止部

Claims (1)

  1. 筐体を有する支持体と、竿受部を有する腕杆を具備し、支持体に腕杆を回動可能に取り付けて成る物干装置において、筐体は、上下左右に上板、底板及び両側板を有し、前面及び後面に開口部を設けてある略箱状で、腕杆は、先端部を後面の開口部から筐体に挿入して、後部を筐体の両側板の内面間に軸支して成り、さらに後面の開口部から係止部材を腕杆の後端部に当接するように筐体に挿入し、そして後面の開口部に裏蓋を係止部材に当接するように取り付けることによって、係止部材を回動可能又は摺動可能な状態に組み立てて成り、腕杆は、後端部に係合部を設けて成り、係止部材は、支持体の内部に位置する係止部と外部から操作可能な操作部を設けると共に、腕杆の後端部に当接したままの状態で回動可能又は摺動可能に設けて成り、係止部材の操作部を操作することによって係止部は回動又は摺動して係合部と係脱可能となり、腕杆の係合部と係止部材の係止部は、少なくともいずれか一方を複数設けて、腕杆を複数の角度位置に変更することができることを特徴とする物干装置。
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