JP5199647B2 - 建築用開閉装置 - Google Patents
建築用開閉装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5199647B2 JP5199647B2 JP2007300417A JP2007300417A JP5199647B2 JP 5199647 B2 JP5199647 B2 JP 5199647B2 JP 2007300417 A JP2007300417 A JP 2007300417A JP 2007300417 A JP2007300417 A JP 2007300417A JP 5199647 B2 JP5199647 B2 JP 5199647B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- opening
- door body
- windbreak
- open
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
請求項2の発明は、制御部は、一方の戸体が全閉状態となる前の予め設定される開放状態で他方の戸体を開放する集中時自動開閉制御を行なうように構成されている請求項1に記載の建築用開閉装置である。
請求項3の発明は、戸体は、予め設定される開放状態までは所定の閉鎖速度で閉鎖作動し、全閉状態に近付くと減速して全閉状態となるものとし、制御部の集中時自動開閉制御は、一方の戸体が閉鎖速度を減速することに伴い他方の戸体を開放するように設定されている請求項2に記載の建築用開閉装置である。
請求項4の発明は、風除室は、二分割されて第一、第二風除室が隣接して設けられる構成とし、これら第一風除室の屋内外の開口部に第一内、外戸体を、第二風除室の屋内外の開口部に第二内、外戸体をそれぞれ設ける構成とし、制御部は、第一内戸体と第二外戸体、第一外戸体と第二内戸体とを同期して制御するように構成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の建築用開閉装置である。
請求項2、3の発明とすることにより、風除室としての機能を大きく損なうことがない状態で、通行体が風除室を一層円滑、かつ、迅速に通過することができる。
請求項4の発明とすることにより、通行体が集中しても、通行体が円滑、かつ、迅速に風除室を通過することが可能となる。
図面において、1、2は建築物の出入り口部に左右に隣接して設けられる左右一対の第一、第二風除室であって、これら第一、第二風除室1、2は、左右方向中央部に設けられる仕切り壁3により分割されれており、該仕切り壁3と、屋内外一対の側壁1a、1b、2a、2bと、仕切り壁3に対向する左右の側壁1c、2cとによりそれぞれ囲繞される空間となっている。そして、各風除室1、2は、屋内外一対の側壁1a、1b、2a、2bにそれぞれ屋内外の出入り口部1d、1e、2d、2eがそれぞれ形成されており、これら各出入り口部1d、1e、2d、2eに、それぞれスライド移動自在の第一内、外戸体4、5と、第二内、外戸体6、7とを設けて閉鎖状態とすることにより、第一、第二風除室1、2がそれぞれ個別に閉鎖されるように構成されている。
尚、これら第一、第二内、外戸体4、5、6、7は、それぞれ図示しない開閉機に連動連結されており、対応する開閉機の駆動に基づいて屋内外側壁1a、1b、2a、2bに沿って開閉作動するように構成されている。
(A)ステップにおいて、閉鎖状態の第一、第二風除室1、2の屋内外の開口部1d、1e、2d、2eに、通行体(○印、◎印)が近付くと第一、第二内、外側検知センサ8、9、10、11による検知がなされるが、最初に通行体を検知した検知センサであって、本実施の形態では、第一風除室1の屋外側開口部1eの第一外側検知センサ9からの検知信号が最初に制御部に入力されると、(B)ステップに示すように、第一風除室1の第一外戸体5と第二風除室2の第一内戸体6とが同期した状態で開放作動して、屋内側から屋外側に移動しようとする○印の通行体は第二風除室2に進入し、屋外側から屋内側に移動しようとする◎印の通行体は第一風除室1に進入することができる。
そして、制御部は、各検知センサ8、9、10、11からの入力があるあいだは、各戸体4、5、6、7を、(A)ステップ〜(F)ステップの作動手順に従って開閉作動を繰り返すように構成されており、これによって、通行体が集中したような場合であっても、第一、第二風除室1、2が閉鎖したままになって通行を妨げてしまうような不具合がなく、しかも、第一、第二風除室1、2の内外においての待機時間が少ない状態で第一、第二風除室1、2を通過することができるように構成されている。
尚、各検知センサ8、9、10、11からの検知信号の入力がなくなった場合では、制御部は、該検知センサに対応する戸体と、これに同期する戸体を開放させた後、これらの戸体に対向する戸体を開放させ、その後、全ての戸体を閉鎖状態とするように構成することで、通行体が存在するときだけ各戸体4、5、6、7を作動させることができるように設定されている。
しかも、本発明が実施されたものにあっては、第一、第二風除室1、2の屋内外の出入り口部1d、1e、2d、2eに設けた検知センサ8、9、10、11により通行体を検知することにより、対応する戸体4、5、6、7が強制的に開閉する自動開閉制御が開始されるので、遅滞なく通行することができる。
前記第二の実施の形態では、風除室13の屋内外に形成される出入り口部13a、13bに、一対の内、外側スライドドア14、15が、対応する開閉機の駆動に伴いそれぞれ左右方向に開閉移動するように設けられている。さらに、屋内外の出入り口部13a、13bには、通行体を検知することで検知信号を制御部に出力する内、外側検知センサ16、17がそれぞれ設けられている。そして、一方の検知センサ16または17が通行体を検知して制御部に検知信号が入力されると、制御部は、対応する側のスライドドア14または15を予め設定される所定時間のあいだ開放状態とした後閉鎖状態とし、続いて反対側のスライドドア15または14を予め設定される所定時間のあいだ開放状態とした後閉鎖状態とする制御を繰り返す自動開閉制御を実施するように構成されている。そして、この場合でも、内、外側スライドドア14、15が予め設定される時間毎に交互に強制的に開閉作動するので、一方のスライドドア14または15が開放したまま、あるいは、閉鎖したままとなるような不具合のないものとすることができる。
(A)ステップにおいて、閉鎖状態の風除室13の屋内外の開口部13a、13bに、通行体(○印、◎印)が近付くと内、外側検知センサ16、17による検知がなされるが、最初に通行体を検知した検知センサであって、本実施の形態では、風除室13の屋外側開口部13bの外側検知センサ17からの検知信号が最初に制御部に入力されると、(B)ステップに示すように、風除室13の外側スライドドア15が開放作動し、屋外側から屋内側に移動しようとする◎印の通行体は第一風除室1に進入することができる。このとき、屋内側には、屋外側に移動しようとする○印の通行体が待機しているが、先行して風除室13に近付いた◎印の通行体が優先して風除室13に進入することができる。
第三の実施の形態では、第二の実施の形態と同様に、風除室13、該風除室13の屋内外に形成される出入り口部13a、13bには、一対の内、外側スライドドア(本発明の戸体に相当する)14、15がそれぞれ設けられ、通行体を検知することで検知信号を制御部に出力する検知センサ16、17がそれぞれ設けられている。そして、このものでは、検知センサ16または17が通行体を検知して制御部に検知信号が入力されると、制御部は、対応する側のスライドドア14または15を予め設定される所定時間のあいだ開放状態とし、該スライドドア14または15が閉鎖作動を開始し、全閉状態となる前の予め設定される開放状態(開放姿勢)になることに伴い、反対側のスライドドア15または14が開放作動を開始し、該スライドドア15または14が予め設定される所定時間のあいだ開放状態とした後、スライドドア15または14が閉鎖作動を開始し、全閉状態となる前の予め設定される開放状態となることに伴い、再びスライドドア14または15の開放作動を開始するという制御を繰り返す集中時自動開閉制御を実施するように構成されている。
この場合では、閉鎖作動を開始したスライドドア14または15が全閉状態となる前の段階で反対側のスライドドア15または14が開放作動を始めるように構成されるため、風除室13の屋内外が開放される時間帯が形成され、屋内への外気流入防止機能は低下する。しかるに、このようにすることにより、通行体が集中しても風除室13の屋内外出入りが、前記自動開閉制御よりも一層円滑になって、風除室13内や屋内外の出入り口部13a、13bにおいて通行体が停滞するような不具合を確実に低減できるという利点がある。
尚、他方のスライドドアが開放作動を開始するときの一方のスライドドアの開放状態、即ち、予め設定される開放状態としては、設置環境等に合わせて設定することができ、例えば、スライドドアが減速を開始する状態から所定時間を経過した状態等とすることができる。
(A)ステップにおいて、閉鎖状態の風除室13の屋内外の開口部13a、13bに、通行体(○印、◎印)が近付くと内、外側検知センサ16、17による検知がなされるが、最初に通行体を検知した検知センサであって、本実施の形態では、風除室13の屋外側開口部13bの外側検知センサ17からの検知信号が最初に制御部に入力されると、(B)ステップに示すように、風除室13の外側スライドドア15が開放作動して、屋外側から屋内側に移動しようとする◎印の通行体が風除室13に進入することができる。このとき、屋内側には、屋外側に移動しようとする○印の通行体が待機しているが、先行して風除室13に近付いた◎印の通行体が優先して風除室13に進入することができる。
2 第二風除室
3 仕切り壁
4 第一内戸体
6 第二内戸体
8 第一内側検知センサ
10 第二内側検知センサ
Claims (4)
- 建築物に屋内外を仕切る風除室を設け、該風除室の屋内外の開口部に、開閉機の駆動により開口部を開閉する内、外戸体をそれぞれ設け、各開閉機を制御部により駆動制御するにあたり、
前記屋内外の開口部に、通行体を検知して制御部に検知信号を出力する内、外側検知センサを設けると共に、
制御部は、これら内、外側検知センサから検知信号が入力された場合には、対応する内、外戸体の何れか一方の戸体を、予め設定される所定時間のあいだ開放状態にし、該所定時間経過後は検知信号が入力されていても強制的に閉鎖状態にする一方、他方の戸体を、一方の戸体が開放状態になっているときには閉鎖状態にし、閉鎖状態になった際には開放するよう自動開閉制御する構成になっている建築用開閉装置。 - 制御部は、一方の戸体が全閉状態となる前の予め設定される開放状態で他方の戸体を開放する集中時自動開閉制御を行なうように構成されている請求項1に記載の建築用開閉装置。
- 戸体は、予め設定される開放状態までは所定の閉鎖速度で閉鎖作動し、全閉状態に近付くと減速して全閉状態となるものとし、制御部の集中時自動開閉制御は、一方の戸体が閉鎖速度を減速することに伴い他方の戸体を開放するように設定されている請求項2に記載の建築用開閉装置。
- 風除室は、二分割されて第一、第二風除室が隣接して設けられる構成とし、これら第一風除室の屋内外の開口部に第一内、外戸体を、第二風除室の屋内外の開口部に第二内、外戸体をそれぞれ設ける構成とし、制御部は、第一内戸体と第二外戸体、第一外戸体と第二内戸体とを同期して制御するように構成されている請求項1乃至3の何れか1項に記載の建築用開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007300417A JP5199647B2 (ja) | 2007-11-20 | 2007-11-20 | 建築用開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007300417A JP5199647B2 (ja) | 2007-11-20 | 2007-11-20 | 建築用開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009127205A JP2009127205A (ja) | 2009-06-11 |
JP5199647B2 true JP5199647B2 (ja) | 2013-05-15 |
Family
ID=40818419
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007300417A Active JP5199647B2 (ja) | 2007-11-20 | 2007-11-20 | 建築用開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5199647B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5324352B2 (ja) * | 2009-07-31 | 2013-10-23 | 寺岡ファシリティーズ株式会社 | 風除け室ドアの開閉制御方法及び装置 |
WO2015001786A1 (ja) * | 2013-07-01 | 2015-01-08 | ナブテスコ株式会社 | 自動ドアシステム、自動ドアシステムの制御ユニットおよび自動ドアシステムの制御方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5962103U (ja) * | 1982-10-18 | 1984-04-24 | 株式会社竹中工務店 | 空気膜構造建築に於ける出入口構造 |
JPH0613822B2 (ja) * | 1986-07-22 | 1994-02-23 | 清水建設株式会社 | エントランスフロア−の電磁遮蔽方式 |
JPH10102907A (ja) * | 1996-09-25 | 1998-04-21 | Matsushita Electric Works Ltd | 自動扉 |
JP2005351065A (ja) * | 2004-06-11 | 2005-12-22 | Mieko Kaneko | 回転ドア装置 |
-
2007
- 2007-11-20 JP JP2007300417A patent/JP5199647B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009127205A (ja) | 2009-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6084367A (en) | Method of operating a door system and a door system operating by this method | |
US9266538B2 (en) | Platform door system, method for operating a platform door system and door frame for a platform door system | |
JP5199647B2 (ja) | 建築用開閉装置 | |
US20190218068A1 (en) | Door operation controller | |
US20060061313A1 (en) | Ventilation system for a garage | |
US20140065941A1 (en) | Non-directional smoke control damper having chain gear type blade advancing/retreating device | |
JP5267914B2 (ja) | 出入口の開閉装置 | |
KR100996862B1 (ko) | 전철 객차의 에어커튼 장치 | |
JP2005162434A (ja) | エレベーター装置 | |
JP3950652B2 (ja) | 乗客コンベアの制御装置 | |
PT1775250E (pt) | Dispositivo para porta de elevador | |
EP3794196B1 (en) | Control arrangement and entrance system comprising a control arrangement | |
JP4449000B2 (ja) | 回転ドア | |
JP2008239297A (ja) | エレベータ装置 | |
JP2002349920A (ja) | トータル通風換気システム及びその住宅構造 | |
JPH10279200A (ja) | エレベータの換気構造 | |
JP3488973B2 (ja) | 電動式開閉ドアの制御装置 | |
JP2007126816A (ja) | 建築用開閉装置 | |
JP5374315B2 (ja) | 出入口の開閉装置 | |
JPH11286330A (ja) | エアロック構造 | |
JP2009024326A (ja) | 建築用開閉装置 | |
JP2007254076A (ja) | エレベータシステム | |
KR200277870Y1 (ko) | 환기창의 개폐장치 | |
JP4515173B2 (ja) | 建築物における内外空気の流通抑制システム | |
JP5996401B2 (ja) | 建築用開閉装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100629 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20120222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120301 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120426 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130124 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130208 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5199647 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |