JP5197925B2 - 合成樹脂製袋体 - Google Patents

合成樹脂製袋体 Download PDF

Info

Publication number
JP5197925B2
JP5197925B2 JP2006112870A JP2006112870A JP5197925B2 JP 5197925 B2 JP5197925 B2 JP 5197925B2 JP 2006112870 A JP2006112870 A JP 2006112870A JP 2006112870 A JP2006112870 A JP 2006112870A JP 5197925 B2 JP5197925 B2 JP 5197925B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
bag body
tape
resin
side seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006112870A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007284098A5 (ja
JP2007284098A (ja
Inventor
幸基 清水
真一 長友
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seisan Nipponsha KK
Original Assignee
Seisan Nipponsha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seisan Nipponsha KK filed Critical Seisan Nipponsha KK
Priority to JP2006112870A priority Critical patent/JP5197925B2/ja
Publication of JP2007284098A publication Critical patent/JP2007284098A/ja
Publication of JP2007284098A5 publication Critical patent/JP2007284098A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5197925B2 publication Critical patent/JP5197925B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Bag Frames (AREA)

Description

本発明は、内容物の出し入れを容易にした合成樹脂製袋体に関するものである。
内容物の出し入れを容易にするために、金属・樹脂製の形状維持部材を開口部の周方向に取り付け、前記金属・樹脂製の形状維持部材により開口部を開口状態に保持するようにした合成樹脂製袋体が提供されている。
金属・樹脂製の形状維持部材により開口部を開口状態に保持されていれば内容物の出し入れが容易であるようであるが、極薄いフィルムよりなる袋体の胴部は軟弱であり、内容物を包入するまでは袋体の胴部が座屈する。
従って、金属・樹脂製の形状維持部材により袋口が開口状態に保持されていても袋体の胴部が座屈して変形した状態になっては、特に内容物の包入が容易ではなく、また、自立性にも欠ける問題を有する。
特開平１０−２５８８４７公報 特開２００３−０４０２９０公報 特開２００４−０００４４７公報 特開２００４−２５６１２０公報 特開２００４−２９９６８９公報
本発明は、袋口を開口状態に維持し、かつ袋体の胴部の耐座屈性を確保した合成樹脂製袋体を提供することである。
上記の課題を解決するための本発明は、
表裏の両胴部フィルムにおける互いに重なり合った左右両側部が、上下方向にわたり細幅縦長形状でサイドシールされており、かつ、その細幅縦長形状のサイドシール部分が袋体両側部の外方にある合成樹脂製袋体において、
前記袋体の左側部内面に融着または接着される左側部用の樹脂製形状維持テープが、前記左側サイドシール箇所を間に含んで前記表胴部フィルムの左側部から裏胴部フィルムの左側部にわたるテープ幅と、前記袋体の開口部から底部にわたるテープ長さとを有するものであるとともに、前記袋体の右側部内面に融着または接着される右側部用の樹脂製形状維持テープも、前記右側サイドシール箇所を間に含んで前記表胴部フィルムの右側部と裏胴部フィルムの右側部とにわたるテープ幅と、前記袋体の開口部から底部にわたるテープ長さとを有していること、および、
前記袋体内であって前記左側のサイドシール箇所を含む前記袋体の左側部内面には、その左側サイドシール箇所に沿って袋体開口部から袋体底部にわたる前記左側部用の樹脂製形状維持テープが融着または接着されているとともに、前記袋体内であって前記右側のサイドシール箇所を含む右側部内面にも、その右側サイドシール箇所に沿って袋体開口部から袋体底部にわたる前記右側部用の樹脂製形状維持テープが融着または接着されていること、および、
前記袋体の胴部が膨らんだ形態においては、袋体両側部内面の両樹脂製形状維持テープがそれぞれのテープ面を広げて互いに対面するものであるとともに、前記表裏両胴部フィルムがその広がった両樹脂製形状維持テープの前端部間や後端部間にわたるものであり、かつ、前記袋体両側部の外方にそれぞれ位置する前記細幅縦長形状の両サイドシール部分が、両樹脂製形状維持テープの広がったテープ面に対して交差状になるものであること、および、
前記両樹脂製形状維持テープにより前記袋体の袋口の開口状態が維持されるとともに、当該袋体胴部の前記膨らみ形態が保持されるものであること
を特徴とする。
本発明に係る合成樹脂製袋体の場合、袋体両側内面に前記サイドシールに沿って開口部から底部にわたって前記サイドシールを跨いで表裏の胴部フィルムに融着または接着した樹脂製形状維持テープが表裏の胴部フィルムを押し広げ袋口を開口状態に維持し、かつ、袋体胴部の膨らみ形態を保持し、また、樹脂製形状維持テープが袋体胴部両側で支柱となる。よって、本発明に係る合成樹脂製袋体は、袋体の胴部の耐座屈性、自立性を確保し、内容物の出し入れをより一層容易にする効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。図１及び図２は底ガゼット３を備え、横ガゼット無しの自立タイプの合成樹脂製袋体１Ａ（以下自立タイプ袋体という）に本発明を適用した実施例である。
すなわち、表裏の胴部フィルム１ａ、１ｂの左右をサイドシール２し、底ガゼット３を備え、開口部４には再開閉可能なチャック５が設けられている自立タイプ袋体１Ａにおいて、樹脂製形状維持テープ６を前記自立タイプ袋体１Ａの両側内面に前記サイドシール２に沿って開口部４から底部に渡って前記サイドシール２を跨いで表裏の胴部フィルム１ａ、１ｂに融着又は接着した構造である。
図３及び図４は平袋タイプの合成樹脂製袋体１Ｂ（以下平袋タイプ袋体という）に本発明を適用した実施例である。
すなわち、表裏の胴部フィルム１ａ、１ｂの左右をサイドシール２し、底シール７を施し、開口部４には再開閉可能なチャック５が設けられている平袋タイプ袋体１Ｂにおいて、樹脂製形状維持テープ６を前記平袋タイプ袋体１Ｂの両側内面に前記サイドシール２に沿い、かつ、開口部４から底部にわたって前記サイドシール２を跨いで表裏の胴部フィルム１ａ、１ｂに融着又は接着した構造である。
前記樹脂製形状維持テープ６は、ポリエチレン又はポリプロピレン等のポリオレフィンが好ましく、例えば、フォルテ（商品名、積水化学社製、ポリエチレン超延伸シート）である。
本発明は上記の通りの構造であるから、自立タイプ袋体１Ａ及び平袋タイプ袋体１Ｂの何れにおいても、樹脂製形状維持テープ６をサイドシール２を中央にして左右に拡開することにより、樹脂製形状維持テープ６が表裏の胴部フィルム１ａ、１ｂを押し広げ自立タイプ袋体１Ａでは図２で示すように、また、平袋タイプ袋体１Ｂでは図４で示すように、開口部４は開口状態に維持し、かつ袋体胴部の膨らみ形態を保持する。
また、樹脂製形状維持テープ６袋体胴部両側で支柱となり、内容物を包入していない空袋の状態でも開口部４は開口状態に維持し、かつ袋体胴部の膨らみ形態を保持し、袋体の胴部の耐座屈性、自立性を確保する。
従って、樹脂製形状維持テープを開口部の周方向に取り付け、樹脂製形状維持テープにより開口部のみ開口状態に維持した従来の構造に比べて、本発明は内容物の出し入れをより一層容易にする効果を有している。
上記実施例の自立タイプ袋体１Ａ及び平袋タイプ袋体１Ｂは開口部にチャック５を設けた形態であるが、チャック５を設けていない袋体でも本発明は適用することができる。
本発明の自立タイプ袋体１Ａ及び平袋タイプ袋体１Ｂは、液体や水物あるいは粉体や微粒体、その他各種の包入商品を包入する袋体に適用することで利便性を有している。
本発明を自立タイプの合成樹脂製袋体に適用した正面図 図１の袋体の胴部膨らみ形態の斜視図 本発明を平袋タイプの合成樹脂製袋体に適用した正面図 図３の袋体の胴部膨らみ形態の斜視図
１Ａ 自立タイプの合成樹脂製袋体
１Ｂ 平袋タイプの合成樹脂製袋体
１ａ 表胴部フィルム
１ｂ 裏胴部フィルム
２ サイドシール
３ 底ガゼット
４ 開口部
５ チャック
６ 樹脂製形状維持テープ
７ 底シール

Claims (1)

  1. 表裏の両胴部フィルムにおける互いに重なり合った左右両側部が、上下方向にわたり細幅縦長形状でサイドシールされており、かつ、その細幅縦長形状のサイドシール部分が袋体両側部の外方にある合成樹脂製袋体において、
    前記袋体の左側部内面に融着または接着される左側部用の樹脂製形状維持テープが、前記左側サイドシール箇所を間に含んで前記表胴部フィルムの左側部から裏胴部フィルムの左側部にわたるテープ幅と、前記袋体の開口部から底部にわたるテープ長さとを有するものであるとともに、前記袋体の右側部内面に融着または接着される右側部用の樹脂製形状維持テープも、前記右側サイドシール箇所を間に含んで前記表胴部フィルムの右側部と裏胴部フィルムの右側部とにわたるテープ幅と、前記袋体の開口部から底部にわたるテープ長さとを有していること、および、
    前記袋体内であって前記左側のサイドシール箇所を含む前記袋体の左側部内面には、その左側サイドシール箇所に沿って袋体開口部から袋体底部にわたる前記左側部用の樹脂製形状維持テープが融着または接着されているとともに、前記袋体内であって前記右側のサイドシール箇所を含む右側部内面にも、その右側サイドシール箇所に沿って袋体開口部から袋体底部にわたる前記右側部用の樹脂製形状維持テープが融着または接着されていること、および、
    前記袋体の胴部が膨らんだ形態においては、袋体両側部内面の両樹脂製形状維持テープがそれぞれのテープ面を広げて互いに対面するものであるとともに、前記表裏両胴部フィルムがその広がった両樹脂製形状維持テープの前端部間や後端部間にわたるものであり、かつ、前記袋体両側部の外方にそれぞれ位置する前記細幅縦長形状の両サイドシール部分が、両樹脂製形状維持テープの広がったテープ面に対して交差状になるものであること、および、
    前記両樹脂製形状維持テープにより前記袋体の袋口の開口状態が維持されるとともに、当該袋体胴部の前記膨らみ形態が保持されるものであること
    を特徴とする合成樹脂製袋体。
JP2006112870A 2006-04-17 2006-04-17 合成樹脂製袋体 Expired - Fee Related JP5197925B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112870A JP5197925B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 合成樹脂製袋体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006112870A JP5197925B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 合成樹脂製袋体

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2007284098A JP2007284098A (ja) 2007-11-01
JP2007284098A5 JP2007284098A5 (ja) 2009-03-05
JP5197925B2 true JP5197925B2 (ja) 2013-05-15

Family

ID=38756243

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006112870A Expired - Fee Related JP5197925B2 (ja) 2006-04-17 2006-04-17 合成樹脂製袋体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5197925B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111448147A (zh) * 2017-10-11 2020-07-24 福瑞托-雷北美有限公司 用于零食产品的可再密封包装袋

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5000184B2 (ja) * 2006-04-17 2012-08-15 株式会社生産日本社 合成樹脂製袋体
JP7206599B2 (ja) * 2018-02-23 2023-01-18 凸版印刷株式会社 包装体

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4851717U (ja) * 1971-10-19 1973-07-05
JPH08268443A (ja) * 1995-03-29 1996-10-15 Toppan Printing Co Ltd 容 器
JP2003040290A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Fuji Seal Inc パウチ容器
JP2004000447A (ja) * 2002-04-08 2004-01-08 Kanae Co Ltd 医療用材の衛生袋
JP2004256120A (ja) * 2003-02-24 2004-09-16 Fuji Seal Inc パウチ容器
JP2004299689A (ja) * 2003-03-28 2004-10-28 Sekisui Chem Co Ltd 袋
JP2005104560A (ja) * 2003-10-01 2005-04-21 Kao Corp ガセット袋
JP5000184B2 (ja) * 2006-04-17 2012-08-15 株式会社生産日本社 合成樹脂製袋体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111448147A (zh) * 2017-10-11 2020-07-24 福瑞托-雷北美有限公司 用于零食产品的可再密封包装袋

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007284098A (ja) 2007-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2540677T3 (es) Bolsa de envasado
JP6779191B2 (ja) 開口部および展開可能な底端部に形状保持ストリップを備える保存袋
JP7409469B2 (ja) 自立包装袋の設計方法
JP5197925B2 (ja) 合成樹脂製袋体
EP2065313A2 (en) Spouted pouch
JP5000184B2 (ja) 合成樹脂製袋体
JP6364709B2 (ja) 咬合具付き包装袋
JP6926714B2 (ja) パウチ
JP2000033953A (ja) ガセット袋
JP2014009018A (ja) 注出ユニットおよびファスナー付き包装袋
JP5314520B2 (ja) チャック付き袋
JP2020073120A (ja) 嵌合具及び嵌合具付き袋体
JP2007197044A (ja) スパウト付自立容器
JP2005104560A (ja) ガセット袋
JP7408943B2 (ja) 包装袋
JP2006117281A (ja) 非常時用水収納袋
JPS5931559Y2 (ja) 商品包装袋
JP5474446B2 (ja) ジッパー付袋及びその製法
JP2015217637A (ja) フィルム材、該フィルム材を用いた容器および該フィルム材の製造方法
TWI803591B (zh) 袋體及袋體之製造方法
JP4424960B2 (ja) ガセット袋への線状部材取付け方法
JP2005104561A (ja) ガセット袋
JP6986277B2 (ja) クリップ付商品用包装袋
JP6534973B2 (ja) 収納袋
JP7422385B2 (ja) 合掌貼り包装袋

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090121

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090407

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110719

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110830

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120515

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130205

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130206

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5197925

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees