JP5196345B2 - シャッター開閉機のブレーキ装置 - Google Patents
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Description
大型化するブレーキ部は、幅広いライニングと外径を大きくすることで、制動力を強化していたが、外観が大型化して重量が増しコストを上げていた。
本発明は、ブレーキ部を小型化することを目的にして、回転胴の径をできるだけ小径にして、ライニングを複数組に増設して、回転胴とライニングとの当接状態を良好にする緩衝材を介在することで、制動力を可変させて適した位置に停止させることができ、小型、軽量、安価なブレーキ構造を提供するものである。
前記ブレーキ部は、電動モータのモータ軸に回転胴を軸着して、この回転胴の内周面に当接する二分割の半円形状のライニングをガバナスプリングで一対の円状にして備え、該ライニングを拡狭可能にする腕杆状のアームを備えて、このアームには回転胴の中心に配置するライニングを拡狭可能にするアームピンを固着し、このアームピンを前記回転胴の内周位置に突出させている。
このアームの一端には、前記検出部からの信号を受信して、アームを傾斜させて制動を解除する励磁部を備え、このアームの他端には付勢力の押圧でアームを前記ブレーキ部の制動の解除方向と反対側へ傾斜させて制動するブレーキスプリングを備えている。
前記アームピンには、二面の作動面を備え、前記ライニングの二組を前記二面の作動面に遊着して、この作動面の二面に二組の該ライニングの各一端面を接触させ、この作動面の二面の内の少なくとも一面には緩衝材を介在させ、回転胴の内周面に該ライニングの二組の外周面を当接状態にする構成とする。
請求項2の構成では、アームの傾斜角を変化させることで、回転胴の内周面にライニングの部分面から全面まで段階的に当接可能にする作用がある。
回転胴14には、端面(図3に示す右側)に2本の支持ピン18が垂直に固定され、この位置をブレーキシュー20がモータ軸10を中心に外周位置の半円にするところで、ブレーキシュー20をガバナスプリング25で引寄せて、円状の一対に拡狭自在に遊着され、回転胴14と一体に回転する。
アームピン17の回転は、ブレーキ取付板11に配置されたアーム23に固着されて、検出部30の信号でアーム23を回動させることで、数度の傾斜になり、作動面27に当接されたライニング19を拡狭動作して制動又は制動を解除することになる。
また、両方とも動作させることもできる。どちらから先に動作させるかにより、制動力が色々異なるものである。励磁部24・24aの配置は、図4ではアーム23の端部に直列に備えているが、アーム23の腕の位置を変えて励磁部24・24aを並列に配置して、吸引力を変化させてもよい。
図7は、アーム23が回動して、ブレーキシュー20を拡げてライニング19を回転胴14に接触させる当接面16として、モータ軸10に制動力を与える。アーム23は、励磁部24・24aの動作で、2段階に変化させることで当接面16の接触面積が大きくなり制動力も強弱を選定することができる。
図8は、アームピン17の当接面16に緩衝材33が付着してあり、そこにライニング19の端面がガバナスプリング25の付勢力で挟持している。アームピン17の数度の回転は、ブレーキシュー20を拡張してライニング19を回転胴14の内周の当接面16に当接力を与え、制動作用をすることになるが、緩衝材33により前記当接力を弱める働きをして、制動力を低めることになる。
開口1を閉鎖しててる遮蔽材2を上昇させる時は、正面の壁面Kに備えてある操作盤(図示略)による指令で、検出部30を介して駆動モータ部8に電源が入り、モータ軸10に駆動トルクを発生させる。モータ軸10は、ブレーキ部9により制動状態であるが、前記の駆動モータ部8の電源より若干遅れて電源がブレーキ部9に入り制動を解除すると、回転を始め減速機部7に入力する。このときに、ブレーキ部9は、励磁部24を作動状態にして、励磁部24aを解放して、一組のライニング19が接触状態にして低速回転でモータ軸10を回転させる。
励磁部24・24aは、2個の例で説明したが、限定するものではなく、もっと増やして実施してもよい。
2 遮蔽部材
3 巻取ドラム
4 開閉機
9 ブレーキ部
13 固定枠
14 回転胴
15 間隙
16 当接面
17 アームピン
18 支持ピン
19 ライニング
20 ブレーキシュー
23 アーム
24 励磁部 24a励磁部
26 ブレーキスプリング
S 注意領域
T 天井部
GL 地上面
R 床面
Claims (2)
- 開口部を開閉する遮蔽部材を備え、該遮蔽部材を巻き取る巻取ドラムを天井部に配置して、該巻取ドラムを回転させる開閉機において、
前記開閉機は、駆動回転を出力する駆動モータと、該駆動モータの駆動回転を低速回転の高出力に巻取ドラムを回転させる減速機部と、該減速機部の出力軸に巻取ドラムを回転させることにより開口部で上下動する遮蔽部材と、該遮蔽部材を開口部の適した位置に停止させるブレーキ部と、該ブレーキ部に停止位置を送信する検出部と、から構成され、
前記ブレーキ部は、駆動モータのモータ軸に回転胴を軸着して、該回転胴に当接する左右一対にしてガバナスプリングを介してアームピンに遊着し拡狭自在に円状に形成するライニングと、
前記ライニングを作動する腕杆状のアームと、
前記アームの中央には、前記ライニングを揺動可能にして、該アームの回動に合せて数度の角度の回転する前記アームピンを固着して該回転胴の内周位置に突出し、
前記検出部からの信号を受信して前記アームを傾斜させて制動を解除する励磁部と、
前記制動を解除する傾斜に相対する方向へ前記アームを傾斜させて制動するブレーキスプリングと、
前記アームピンには二面の作動面を備え、前記ライニングの二組を前記二面の作動面に遊着して、アームピンの数度の角度の回転で前記ライニングが開き、回転胴14に該ライニングが当接面に接触してモータ軸を停止させ、
前記作動面の二面に二組の前記ライニングの各一端面を接触させ、該作動面の二面の内の少なくとも一面には緩衝材を介在させ、回転胴の内周面に該ライニングの二組の外周面を当接状態にすることを特徴とするシャッター開閉機のブレーキ装置。 - 前記励磁部は、アームを傾斜させて制動を解除する傾斜方向に複数の励磁部を配置して、吸引力の強弱を変えることで、アームの傾斜角を変化させることを特徴とする請求項1記載のシャッター開閉機のブレーキ装置。
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