JP5194680B2 - ラジアスエンドミル - Google Patents

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Description

本発明は、エンドミル本体の先端部外周に形成された外周刃と先端に形成された底刃とが概略1/4円弧状のコーナR刃を介して連続したラジアスエンドミルに関するものである。
この種のラジアスエンドミルとしては、例えば特許文献1に、コーナR刃の底刃側を第1切れ刃、外周刃側を第2切れ刃とした時、エンドミル本体の軸線に直交する断面でこれら第1切れ刃および第2切れ刃のすくい面を凸状に湾曲させ、第2切れ刃にすくい面に連続して刃底方向の凹状のチップスペースを形成した高送り切削用ラジアスエンドミルが提案されている。また、特許文献2にも、コーナR刃に連なるすくい面を凸状に形成した高硬度材料加工用のエンドミルが提案されている。さらに、特許文献3には、切屑排出溝の先端にギャッシュ角45度のギャッシュを形成して、コーナR刃のすくい角を半径方向には負角、軸方向には正角としたものも提案されている。
特開2004−82275号公報 特開平7−246508号公報 特開平11−216609号公報
ところが、上記特許文献1、2に記載のラジアスエンドミルのようにコーナR刃に連なるすくい面を凸状に形成すると、コーナR刃に直交する断面におけるすくい角は負角側に大きくなって刃先角が確保されるため、高送り切削や高硬度材料の加工に対してはコーナR刃の強度を維持して耐欠損性の向上やチッピングの防止を図ることができるものの、コーナR刃の切れ味が鈍くなって切削抵抗の増大を招くという問題がある。また、円弧状をなすコーナR刃のすくい面を正確に所定形状の凸状に湾曲形成することは困難であり、しかも一様に凸状に湾曲していると切屑が分断されずに生成されて切屑詰まりを生じたりするおそれもある。
一方、逆にコーナR刃のすくい角を半径方向には負角でも、軸方向には正角とした特許文献3に記載のラジアスエンドミルでは、切れ味は確保できてもコーナR刃に欠損やチッピングが発生しやすい。特に、金型等の曲面を3次元切削する場合には、このコーナR刃が全長に亙って使用されることになるのに対し、上述のようにギャッシュ角が45度にもなるとコーナR刃の全長がギャッシュによって形成されたすくい面に形成されることになるため、被削材に食い付く部分の切刃強度を確保し難い。しかも、こうしてギャッシュ角が大きいと、切刃の数が多くなるほどギャッシュを形成する際に砥石が隣接する切刃との干渉を生じることになって製造が困難となり、さらにはコーナR刃のすくい面全体がギャッシュによって形成されることになるため、やはり切屑が分断されずに生成されることにもなって切屑処理性が損なわれることになる。
本発明は、このような背景の下になされたもので、コーナR刃の切れ味と強度とを同時に確保できるとともに切屑処理性の向上を図ることができ、さらには製造も容易なラジアスエンドミルを提供することを目的としている。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明は、軸線回りに回転されるエンドミル本体の先端部外周に後端側に向かうに従い上記軸線回りにエンドミル回転方向後方に捩れる切屑排出溝が形成され、この切屑排出溝のエンドミル回転方向を向く壁面の外周側辺稜部には外周刃が形成されるとともに、上記切屑排出溝の先端にはギャッシュが形成されていて、このギャッシュのエンドミル回転方向を向く壁面の先端側辺稜部に、上記外周刃からコーナR刃を介して連続する底刃が形成されており、上記ギャッシュのエンドミル回転方向を向く壁面は、平面状とされるとともに、上記切屑排出溝のエンドミル回転方向を向く壁面との交差稜線が上記コーナR刃に交差させられていることを特徴とする。
従って、このように構成されたラジアスエンドミルでは、ギャッシュのエンドミル回転方向を向く壁面が平面状とされていて、その切屑排出溝のエンドミル回転方向を向く壁面との交差稜線がコーナR刃に交差させられているので、この交差稜線とコーナR刃との交点よりも先端側(底刃側)では、コーナR刃に直交する断面における刃先角を確保して切刃強度を維持し、特に被削材への食い付き時に欠損やチッピングが発生するのを防止することができる。その一方で、上記交点よりも後端側(外周刃側)では、すくい角を正角側に大きくして鋭い切れ味を得ることができ、これにより切削抵抗の低減を図ることが可能となる。
また、ギャッシュは上記交差稜線がコーナR刃に交差する程度に先端側に形成されていればよいため、ギャッシュ形成の際に砥石が隣接する切刃と干渉するおそれも少なく、しかもこのギャッシュのエンドミル回転方向を向く壁面が平面状であるので製造自体も容易である。そして、さらにコーナR刃のすくい面は上記交差稜線を介して該交差稜線に直交する断面が凸V字状に曲折することになるので、コーナR刃によって生成された切屑をこの交差稜線に沿って分断させながら生成することができ、これにより切屑処理性の向上を図って切屑詰まりの発生などを未然に防止することができる。
ここで、特に金型の曲面などを3次元切削する場合には上記コーナR刃の全体が切削に使用されるため、このコーナR刃と上記交差稜線との交点の位置が、該コーナR刃の先端側の底刃寄りに位置しすぎるとコーナR刃の強度を十分に維持することができず、逆に後端側の外周刃寄りに位置しすぎると抵抗の増大を防ぐことができなくなるとともに、ギャッシュ形成の際の砥石の干渉を招くおそれも生じる。また、いずれの場合も、上記交差稜線による切屑分断効果も損なわれるおそれがあるので、上記交差稜線とコーナR刃との交点は、上記エンドミル本体の先端から上記軸線方向後方側に、上記コーナR刃の半径Rに対して0.2×R〜0.8×Rの範囲内に位置しているのが望ましく、0.3×R〜0.6×Rの範囲内に位置しているのがより望ましい。
一方、例えば被削材に溝加工を行う場合において、特にその溝の延設方向に向けて溝深さが漸次深くなるような溝を形成する場合、エンドミル本体は上記延設方向に送り出されつつ該軸線方向先端側にも送り出されて、いわゆるランピング溝加工を行うことになるが、このような場合には、上述した金型の曲面などを3次元切削する場合に比べ、コーナR刃のごく底刃寄りの部分は常に被削材に切り込まれた状態に近くなるため、強度が必要とされるものの、底刃から僅かに離れた部分から外周刃にかけての部分では、むしろ切屑の流れを妨げないように、切屑排出溝のエンドミル回転方向を向く壁面にそのまま連なるように形成されるのが望ましい。従って、このような場合には、上記交差稜線とコーナR刃との交点は、3次元切削の場合よりもエンドミル本体の先端側に位置するように、上記エンドミル本体の先端から上記軸線方向後方側に、上記コーナR刃の半径Rに対して0.01×R以上0.2×R未満の範囲内に位置しているのが望ましく、0.02×R〜0.15×Rの範囲内に位置しているのがより望ましい。
また、上記ギャッシュのエンドミル回転方向を向く壁面を、上記軸線に平行な平面とすれば、底刃および上記交点よりも底刃側のコーナR刃の軸方向すくい角を0°として確実にその強度を確保することができるとともに、ギャッシュをこのエンドミル本体の軸線を基準として形成できるので、製造が一層容易となる。
以上説明したように、本発明によれば、コーナR刃の切れ味と強度とを同時に確保して切削抵抗の低減をはかるとともに欠損やチッピングの発生を防止することができ、また切屑を確実に分断することができて切屑処理性の向上を図り、さらには製造も容易なラジアスエンドミルを提供することが可能となる。
図1ないし図3は本発明の一実施形態を示すものである。本実施形態において、エンドミル本体1は、超硬合金等の硬質材料によって一体に形成されて軸線Oを中心とした概略円柱状をなし、その基端部(図1において右側部分)がシャンク部2とされるとともに先端部(図1において左側部分)は切刃部3とされ、この切刃部3の外周にはエンドミル本体1の先端から後端側に向けて軸線O回りに切削時のエンドミル回転方向T後方側に捩れる切屑排出溝4が複数条(本実施形態では4条)周方向に等間隔に形成されている。
これらの切屑排出溝4のエンドミル回転方向T側を向く壁面5は、軸線Oに直交する断面においてエンドミル回転方向T後方側に凹む凹曲面状とされていて、その外周側辺稜部すなわち壁面5と切刃部3の外周逃げ面6との交差稜線部には、切屑排出溝4と等しい捩れ角で螺旋状に捩れる外周刃7が形成されており、従って上記壁面5はこの外周刃7のすくい面とされる。
一方、切屑排出溝4の先端部には、そのエンドミル回転方向T後方側に、上記壁面5の先端縁を径方向に切り欠くようにしてギャッシュ8が形成されている。このギャッシュ8は、エンドミル本体1の先端中央部から外周側に向かうに従い図2に示すように周方向に幅広となるように、また図1および図3に示すように軸線O方向後端側に漸次深くなるように形成された溝状の凹部であって、そのエンドミル回転方向T側を向く壁面9は平面状とされ、この壁面9の先端側辺稜部すなわち壁面9とエンドミル本体1先端に形成された先端逃げ面10との交差稜線部には、底刃11が形成されている。
従って、上記壁面9はこの底刃11のすくい面とされて、その軸方向すくい角は外周刃7の捩れ角よりも負角側とされ、特に本実施形態では壁面9は図3に示すように軸線Oに平行とされていて、底刃11の軸方向すくい角が0°とされる。また、この底刃11は、軸線O方向先端側から見たときには図2に示すように直線状に延びることになって、その径方向すくい角は負角とされ、さらに内周側に向かうに従い僅かに軸線O方向後端側に後退するように傾斜してすかし角が与えられている。
さらに、この底刃11と上記外周刃7とは、エンドミル本体1の先端外周部でコーナR刃12を介して連続させられ、これら連続する外周刃7、コーナR刃12、および底刃11によって切刃が構成されている。このコーナR刃12は、互いに連続する外周刃7と底刃11とにそれぞれ連なる外周逃げ面6と先端逃げ面10とが交差するコーナ部を凸曲面状のコーナ逃げ面13とすることによって形成されていて、これら外周刃7と底刃11とに滑らかに連なり、軸線O回りの回転軌跡を該軸線Oを含む平面に投影したときに半径Rの概略1/4円弧状をなすようにされている。
そして、切屑排出溝4のエンドミル回転方向Tを向く上記壁面5と、この壁面5を切り欠くように形成されたギャッシュ8のエンドミル回転方向Tを向く上記壁面9との交差稜線Lは、図3に示すようにエンドミル本体1の先端外周側に延びてこのコーナR刃12に交点Pで交差させられている。ここで、この切屑排出溝4とギャッシュ8とのエンドミル回転方向T側を向く壁面5,9同士の交差稜線LがコーナR刃12と交差する交点Pの位置は、エンドミル本体1の先端すなわち底刃11上またはコーナR刃12上で最も軸線O方向先端側に位置する箇所から軸線O方向後端側に向けての距離Aが、上記コーナR刃12の半径Rに対して0.2×R〜0.8×Rの範囲内となるように配されており、本実施形態では0.5×Rの位置に配されている。
このように構成されたラジアスエンドミルでは、コーナR刃12の上記交点Pよりも先端内周側ではギャッシュ8のエンドミル回転方向T側を向く壁面9が該コーナR刃12のすくい面とされる一方、交点Pよりも後端外周側では切屑排出溝4のエンドミル回転方向T側を向く壁面5がコーナR刃12のすくい面とされ、これらすくい面とされる壁面5,9は上記交差稜線Lを介して断面鈍角の凸V字状に曲折させられることになる。なお、上述のように壁面5が凹曲面とされるとともに壁面9は平面状とされているため、この交差稜線Lはエンドミル回転方向T側から見て図3に示すように先端側に凸となる凸曲線を呈することになる。
従って、上記構成のラジアスエンドミルによれば、この交点Pよりも先端側では、切屑排出溝4のエンドミル回転方向T側を向く壁面5がギャッシュ8の平面状の壁面9によって切り欠かれていることにより、コーナR刃12に直交する断面におけるその刃先角を後端側よりも大きく確保して刃先強度を維持することができるので、このコーナR刃12が被削材に食い付く際の欠損やチッピングを防止することができる。一方、逆に交点Pよりも後端側の部分では、凹曲面状の上記壁面5がそのままコーナR刃12のすくい面とされていて、そのすくい角は先端側よりも正角側に大きくなるので、当該部分では該コーナR刃12に先端側よりも鋭い切れ味を与えることができ、これにより切削抵抗の低減を図ることができる。
また、切屑排出溝4の先端部を切り欠くギャッシュ8は、互いのエンドミル回転方向Tを向く壁面5,9同士の交差稜線Lがエンドミル本体1の先端側のコーナR刃12に交差する程度の深さに形成されていればよいので、このギャッシュ8を砥石によって形成する際に、エンドミル回転方向T側に隣接する切刃に砥石が干渉することが少なく、多数の切刃がエンドミル本体1に形成される場合でも製造が容易である。しかも、上記壁面9が平面状となるようにギャッシュ8を形成すればよく、しかも本実施形態ではこの壁面9がエンドミル本体1の軸線Oに平行な平面であるので、製造はさらに簡単になる。
さらにまた、コーナR刃12のすくい面が上述のように交差稜線Lを介して断面凸V字状に曲折させられていることにより、コーナR刃12によって生成されて該すくい面上を擦過する切屑は、この交差稜線Lを境に引き裂かれるように分断されながら流出することになる。従って、上記構成のラジアスエンドミルによれば、特に金型の曲面などを3次元切削する場合などに多用されるこのコーナR刃12において、切屑処理性の向上を図ることができ、切屑詰まりが発生したりするのを防いで円滑な切削加工を行うことが可能となる。
ところで、このように金型の曲面などを3次元切削する場合には、上記コーナR刃12の全体が部分部分で切削に使用されることになるため、上記交差稜線LとコーナR刃12との交点Pが底刃11側に位置しすぎていると、逆にコーナR刃12において切屑排出溝4の上記壁面5をすくい面とする部分が大きくなりすぎ、刃先強度を確保して欠損やチッピングを確実に防止することができなくなるおそれがある。その一方で、交点Pが外周刃7側に寄りすぎていると、ギャッシュ8の上記壁面9をすくい面とするコーナR刃12部分が大きくなりすぎ、コーナR刃12の切れ味が鈍くなって切削抵抗の増大を招いたりするおそれがあるので、この交点Pの位置は本実施形態のようにエンドミル本体1先端からの軸線O方向後端側への距離AがコーナR刃12の半径Rに対して0.2×R〜0.8×Rの範囲内となるように配されるのが望ましく、0.3×R〜0.7×Rの範囲とされるのがより望ましい。
また、このような3次元切削のように、コーナR刃12全体のうちいずれかの範囲が部分的に使用され、しかもこの使用される範囲が変化するような場合に比べ、例えばエンドミル本体1を軸線Oに交差する送り方向に送り出しつつ該軸線O方向先端側にも送り出すことにより、被削材にこの送り方向に向けて漸次深くなる溝を延設するランピング溝加工を行う場合には、コーナR刃12のうち先端側の底刃11により近い範囲は、常にこの溝の底面を切削することになって被削材に切り込まれた状態となるため、その刃先強度を確実に確保してチッピングや欠損を防ぐ必要が生じる。その一方で、この範囲よりも外周刃7側のコーナR刃12の大部分では、上記送り方向側が閉塞される溝加工であるために、刃先強度よりは円滑な切屑排出性が要求されることになり、すなわちギャッシュ8の壁面9を介さずにコーナR刃12が直ぐに切屑排出溝4の壁面5に連なっていることが望まれる。
従って、このような場合には、図4に概略を示す本発明の他の実施形態のラジアスエンドミルのように、交差稜線LとコーナR刃12との交点Pの位置は、上記一実施形態よりも先端側寄りであることが望ましく、エンドミル本体1先端からこの交点Pまでの軸線O方向後端側への距離aがコーナR刃12の半径Rに対して0.01×R以上0.2×R未満の範囲内となるように配されるのが望ましい。また、より望ましくは、上記距離aは0.02×R〜0.15×Rの範囲とされる。なお、この図4に概略を示した他の実施形態において、上記一実施形態と共通する部分には同一の符号を配してある。
本発明の一実施形態を示す側面図である。 図1に示す実施形態を軸線O方向先端側から見た正面図である。 図1に示す実施形態の先端部の拡大側面図である。 本発明の他の実施形態を示す先端部の簡略化した拡大側面図である。
符号の説明
1 エンドミル本体
3 切刃部
4 切屑排出溝
5 切屑排出溝4のエンドミル回転方向T側を向く壁面
7 外周刃
8 ギャッシュ
9 ギャッシュ8のエンドミル回転方向T側を向く壁面
11 底刃
12 コーナR刃
O エンドミル本体1の軸線
T エンドミル回転方向
L 壁面5,9の交差稜線
P 交差稜線LとコーナR刃12との交点
R コーナR刃12の半径
A,a エンドミル本体1先端から交点Pまでの軸線O方向の距離

Claims (4)

  1. 軸線回りに回転されるエンドミル本体の先端部外周に後端側に向かうに従い上記軸線回りにエンドミル回転方向後方に捩れる切屑排出溝が形成され、この切屑排出溝のエンドミル回転方向を向く壁面の外周側辺稜部には外周刃が形成されるとともに、上記切屑排出溝の先端にはギャッシュが形成されていて、このギャッシュのエンドミル回転方向を向く壁面の先端側辺稜部に、上記外周刃からコーナR刃を介して連続する底刃が形成されており、上記ギャッシュのエンドミル回転方向を向く壁面は、平面状とされるとともに、上記切屑排出溝のエンドミル回転方向を向く壁面との交差稜線が上記コーナR刃に交差させられていることを特徴とするラジアスエンドミル。
  2. 上記交差稜線と上記コーナR刃との交点が、上記エンドミル本体の先端から上記軸線方向後方側に、上記コーナR刃の半径Rに対して0.2×R〜0.8×Rの範囲内に位置していることを特徴とする請求項1に記載のラジアスエンドミル。
  3. 上記交差稜線と上記コーナR刃との交点が、上記エンドミル本体の先端から上記軸線方向後方側に、上記コーナR刃の半径Rに対して0.01×R以上0.2×R未満の範囲内に位置していることを特徴とする請求項1に記載のラジアスエンドミル。
  4. 上記ギャッシュのエンドミル回転方向を向く壁面が、上記軸線に平行な平面とされていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のラジアスエンドミル。
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