JP5194642B2 - 部屋予約管理システム、サーバ、部屋管理装置、サーバプログラム、及び装置プログラム - Google Patents

部屋予約管理システム、サーバ、部屋管理装置、サーバプログラム、及び装置プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5194642B2
JP5194642B2 JP2007218488A JP2007218488A JP5194642B2 JP 5194642 B2 JP5194642 B2 JP 5194642B2 JP 2007218488 A JP2007218488 A JP 2007218488A JP 2007218488 A JP2007218488 A JP 2007218488A JP 5194642 B2 JP5194642 B2 JP 5194642B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reservation
information
room
time
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007218488A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008077647A (ja
Inventor
一郎 花田
富己男 半田
学 山谷
義博 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dai Nippon Printing Co Ltd filed Critical Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority to JP2007218488A priority Critical patent/JP5194642B2/ja
Publication of JP2008077647A publication Critical patent/JP2008077647A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5194642B2 publication Critical patent/JP5194642B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、複数の人間が共通して使用することができる会議室などの部屋において、部屋の予約が行われた場合に、その部屋の予約者と、その予約者と共にその部屋を使用する利用者だけが入室可能にすることで、その他の第三者が不用意に入室できないように入室管理を行う部屋予約管理システム、サーバ、部屋管理装置、サーバプログラム、及び装置プログラムに関する。
従来、会議室、集会室、などの複数の人間が集まって会議や打ち合わせなどを行うための部屋は、種々の方法により部屋の使用予約が行えるようにしてある。
これらの予約方法としては、予約を行いたいと考える者が、自由に予約日時、時間帯などの予約情報を書き込むための予約表を用意しておき、利用者が予約情報を書き込んで予約を行ったり、通信端末から予約申込情報をサーバに送信して、予約情報データベースに登録されている予約状況情報に基づいて、予約の判定を行い、予約が取れたか否かの回答情報を通信端末に送信して予約管理などを行うなどしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−123588号公報
しかしながら、部屋の予約管理が効率的に行われていたとしても、予約が行われている部屋に、不用意に第三者が入室してくることを防止することはできないという問題がある。
例えば、複数の人間が共用で使用する部屋では、重要な内容を話し合う会議などが行われるが、これらの会議中に会議に関係のない第三者が間違えて入室してくることも考えられる。
会議室が複数用意されている場合には、部屋を間違えて入室してきたり、予約時間を間違えて入室してきたりなど、様々な理由で第三者が入室してくることが考えられる。
これらの第三者の入室を防止するために、部屋のドア施錠をロックして、会議に無関係な第三者の入室を防止する方法も考えられる。
しかしながら、その会議のメンバーが数十人以上である場合には、ドアを開けない状態で、ドアをノックした者がその会議の関係者であるのか否か判断しにくいために、一旦、ドアを開けてからその者を見て会議の関係者か確認するなどしなければならず、手間がかかるという問題がある。
また、ドアをノックした者がその会議の関係者であるのか否か判断する目的で、ドアを開けた際に、第三者に、その会議のメンバーとしてどのような人物が参加しているのかを見られてしまったり、また、会議内容として決定した事項を、黒板、記入ボードなどに記入していた場合に、それらの記入内容を第三者に見られてしまうなどして、秘密性を有する情報が漏れるといった危険性もあるという問題がある。
更に、予約した部屋の利用時間を変更する場合に、セキュリティを保持しつつ容易に行える仕組みが必要である。
そこで、本発明は、複数の人間が共通して使用することができる会議室などの部屋において、部屋の予約が行われた場合に、その部屋の予約者と、その予約者と共にその部屋を使用する利用者だけが入室可能にできるようにして、予約された部屋に関係のない第三者が不用意に入室できないようにして、セキュリティの保護を図れるようにした部屋予約管理システムを提供する。
また、本発明は、予約した部屋を利用前に、又は利用中に延長予約を行うことを可能にした部屋予約管理システム、サーバ、部屋管理装置、サーバプログラム、及び装置プログラムを提供する。
上記の課題を達成するために、本発明の部屋予約管理システムは、部屋の予約を行う利用者が使用する情報記憶媒体と、前記情報記憶媒体用のリーダライタが備えられた通信端末と、前記情報記憶媒体用のリーダライタが備えられ、予約する部屋の入口ドアの施開錠状態を制御する施錠管理装置と、前記通信端末及び前記施錠管理装置と通信可能に接続されたサーバとからなる部屋予約管理システムであって、前記情報記憶媒体は、固有情報が記憶された記憶手段を有し、前記通信端末は、前記利用者が部屋の予約をする際に、予約したい部屋を特定する部屋特定情報と、予約したい時間帯を示す予約日時情報と、予約した部屋を共に使用する他の利用者の固有情報とを含む予約申込情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された前記予約申込情報と、前記通信端末に備えられた前記リーダライタで前記情報記憶媒体から読み取った予約者の固有情報とを前記サーバに送信する手段とを有し、前記施錠管理装置は、日時を計測する日時計測手段と、前記サーバから受信した前記予約者の固有情報及び予約されたことを証明する予約証明報を登録する手段と、前記リーダライタで読み取った固有情報と、前記予約者の固有情報及び前記予約証明情報とを照合する手段と、前記日時計測手段で計測しているその時点の時刻が、前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報に関係する前記予約証明情報に含まれている予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定でその時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記入口ドアの施開錠状態を開錠させる手段と、特定の時間以上連続して前記施錠管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出するか、又は所定の時間以内に特定の回数分の前記施錠管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出することで、前記サーバに、前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を送信する送信手段と、を有し、前記サーバは、部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、前記通信端末から前記予約申込情報に対する予約が可能である場合には、前記予約者の情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と関係付けて、前記予約証明情報を前記施錠管理装置に送信する手段と、前記施錠管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と共に、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長する日時変更情報を前記施錠管理装置から受信する受信手段と、受信した前記固有情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、前記利用者判定手段により前記固有情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、を有し、前記サーバの前記送信する手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記施錠管理装置に送信することを特徴とする。
また、本発明の部屋予約管理システムは、部屋の予約を行う利用者が使用する情報記憶媒体と、前記情報記憶媒体用のリーダライタが備えられた通信端末と、前記情報記憶媒体用のリーダライタが備えられ、予約する部屋の入口ドアの施開錠状態を制御する施錠管理装置と、前記通信端末及び前記施錠管理装置と通信可能に接続されたサーバと、前記サーバと通信可能な携帯情報端末とからなる部屋予約管理システムであって、前記情報記憶媒体は、固有情報が記憶された記憶手段を有し、前記通信端末は、前記利用者が部屋の予約をする際に、予約したい部屋を特定する部屋特定情報と、予約したい時間帯を示す予約日時情報と、予約した部屋を共に使用する他の利用者の固有情報とを含む予約申込情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された前記予約申込情報と、前記通信端末に備えられた前記リーダライタで前記情報記憶媒体から読み取った予約者の固有情報とを前記サーバに送信する手段とを有し、前記施錠管理装置は、日時を計測する日時計測手段と、前記サーバから受信した前記予約者の固有情報及び予約されたことを証明する予約証明情報を登録する手段と、前記リーダライタで読み取った固有情報と、前記予約者の固有情報及び前記予約証明情報とを照合する手段と、前記日時計測手段で計測しているその時点の時刻が、前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報に関係する前記予約証明情報に含まれている予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定でその時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記入口ドアの施開錠状態を開錠させる手段と、を有し、前記サーバは、部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、前記通信端末から前記予約申込情報に対する予約が可能である場合には、前記予約者の情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と関係付けて、前記予約証明情報を前記施錠管理装置に送信する手段と、前記携帯情報端末から、前記携帯情報端末の送信者を示す送信者情報を宛先に含み前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を示す空メールを受信する受信手段と、前記送信者情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、前記利用者判定手段により前記送信者情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、を有し、前記サーバの前記送信する手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記施錠管理装置に送信することを特徴とする。
更に、本発明の部屋予約管理システムは、前記施錠管理装置は、該施錠管理装置に備えられたリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報と、前記登録する手段により登録された前記予約証明情報に含まれている固有情報とを照合する照合手段と、前記照合手段により、前記固有情報が一致する場合には、前記入口ドアの施開錠状態を開錠させる手段とを有していることを特徴とする。
また、本発明の部屋予約管理システムは、前記サーバに予約証明情報を暗号化する手段が設けられ、前記施錠管理装置に暗号化された予約証明情報を復号する手段が設けられていることを特徴とする。
更に、本発明の部屋予約管理システムは、部屋の入室に使用する情報記憶媒体と、前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末と、予約する部屋への入室可否を制御する前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた部屋管理装置と、前記通信端末及び前記部屋管理装置と通信可能に接続されたサーバとからなる部屋予約管理システムであって、前記情報記憶媒体は、固有情報が記憶された記憶手段を有し、前記通信端末は、部屋の予約に関する予約申込情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された前記予約申込情報と、前記通信端末のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報とを前記サーバに送信する送信手段と、を有し、前記部屋管理装置は、日時を取得する日時計測手段と、前記部屋管理装置のリーダライタにより読み取られた固有情報と、前記サーバから受信した、予約がされたことを証明する予約証明情報とを照合する照合手段と、前記日時計測手段で取得するその時点の時刻が、前記予約証明情報に含まれる予約時間を示す予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、その時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記部屋への入室可否を制御する入室制御手段と、特定の時間以上連続して前記部屋管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出するか、又は所定の時間以内に特定の回数分の前記部屋管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出することで、前記サーバに、前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を送信する送信手段と、を有し、前記サーバは、部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、前記固有情報と前記予約申込情報とを前記通信端末から受信した際に、前記予約情報データベースに登録された予約情報に基づいて、予約が可能である場合には、前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信する送信手段と、前記部屋管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と共に、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長する日時変更情報を前記部屋管理装置から受信する受信手段と、受信した前記固有情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、前記利用者判定手段により前記固有情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、を有し、前記サーバの前記送信手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信することを特徴とする。
また、本発明の部屋予約管理システムは、前記サーバの前記送信手段は、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能であるか否かの情報を送信し、前記部屋管理装置は、ユーザに対して、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能であるか否かの情報に基づいて延長予約ができたか否かを通知する通知手段を有することを特徴とする。
更に、本発明の部屋予約管理システムは、部屋の入室に使用する情報記憶媒体と、前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末と、予約する部屋への入室可否を制御する前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた部屋管理装置と、前記通信端末及び前記部屋管理装置と通信可能に接続されたサーバと、前記サーバと通信可能な携帯情報端末とからなる部屋予約管理システムであって、前記情報記憶媒体は、固有情報が記憶された記憶手段を有し、前記通信端末は、部屋の予約に関する予約申込情報を入力する入力手段と、前記入力手段から入力された前記予約申込情報と、前記通信端末のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報とを前記サーバに送信する送信手段と、を有し、前記部屋管理装置は、日時を取得する日時計測手段と、前記部屋管理装置のリーダライタにより読み取られた固有情報と、前記サーバから受信した、予約がされたことを証明する予約証明情報とを照合する照合手段と、前記日時計測手段で取得するその時点の時刻が、前記予約証明情報に含まれる予約時間を示す予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定の結果、その時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記部屋への入室可否を制御する入室制御手段と、を有し、前記サーバは、部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、前記固有情報と前記予約申込情報とを前記通信端末から受信した際に、前記予約情報データベースに登録された予約情報に基づいて、予約が可能である場合には、前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信する送信手段と、前記携帯情報端末から、前記携帯情報端末の送信者を示す送信者情報を宛先に含み前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を示す空メールを受信する受信手段と、前記送信者情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、前記利用者判定手段により前記送信者情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、を有し、前記サーバの前記送信手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信することを特徴とする。
また、本発明の部屋予約管理システムは、前記サーバの前記利用者判定手段は、前記送信者情報が、予め前記サーバに記憶された権限者に対応するか否かを判定することを特徴とする。
また、本発明の部屋予約管理システムは、前記部屋管理装置は、前記部屋管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報と、前記サーバから受信した前記予約証明情報に含まれる予約した部屋の利用者を特定する利用者特定情報とを照合する照合手段を有し、前記照合手段による照合の結果、前記利用者特定情報に含まれる利用者と、前記固有情報で特定される利用者とが対応する場合には、前記部屋管理装置の前記入室制御手段は、入室可能に制御することを特徴とする。
更に、本発明の部屋予約管理システムは、前記サーバの前記予約情報データベースは、前記部屋の利用者ごとに予約された時間帯を関連付けて登録することを特徴とする。
また、本発明の部屋予約管理システムは、前記通信端末の前記送信手段は、前記入力手段から入力された予約の変更指示情報と、前記通信端末のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報とを前記サーバに送信し、前記サーバは、前記通信端末から受信した前記変更指示情報と、前記固有情報とに対応する予約証明情報を前記予約情報データベースから検索し、前記変更指示情報に基づき前記予約情報データベースを更新する更新手段を有することを特徴とする。
更に、本発明の部屋予約管理システムは、前記サーバの前記予約情報データベースは、予約した部屋に入室できるキー情報を示す入室許可情報に関するパスワードを、前記予約証明情報に関連付けて予め登録しており、前記通信端末の前記送信手段は、前記入力手段から入力されたパスワードを前記サーバに送信し、前記サーバの前記送信手段は、前記通信端末から受信したパスワードが前記予約情報データベースに登録されたパスワードに対応する場合には、前記パスワードに対応する前記入室許可情報を前記通信端末に送信し、前記通信端末は、前記通信端末のリーダライタから前記情報記憶媒体に前記入室許可情報を書き込む書込手段を有し、前記部屋管理装置の前記入室制御手段は、前記部屋管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた前記入室許可情報と、前記サーバから受信した前記入室許可情報とを照合した結果に応じて、入室可否を制御することを特徴とする。
本発明の部屋予約管理システムは、利用者が予約した部屋を使用する際に、施錠管理装置に備えられたリーダライタにより、情報記憶媒体から読み取られた予約証明情報を記憶手段に記憶させることで、予約証明情報に含まれている予約日時情報により入室者の入室判定が行えるようにしてあるので、複数の人間が共通して使用することができる会議室などの部屋において、部屋の予約が行われた場合に、予約された部屋に関係のない第三者が不用意に入室できないようにしてあるので、セキュリティの保護が図れるという効果がある。
また、部屋の予約で部屋が利用される場合には、入室可否を制御し、予約がされていない場合には、入室可否を制御しないので、真に入室管理を行いたい場合に、第三者の入室を入室拒否に制御することができ、セキュリティの向上に寄与する。
また、本発明の部屋予約管理システムは、利用者が予約した部屋を使用する際に、施錠管理装置に備えられたリーダライタにより、情報記憶媒体から読み取られた予約証明情報を記憶手段に記憶させることで、予約証明情報に含まれている利用者特定情報により、その後の入室者の入室判定が行えるようにしてあるので、複数の人間が共通して使用することができる会議室などの部屋において、部屋の予約が行われた場合に、その部屋の予約者と、その予約者と共にその部屋を使用する利用者だけが入室可能にすることができ、予約された部屋に関係のない第三者が不用意に入室できないようにしてあるので、セキュリティの保護が図れるという効果がある。
更に、本発明の部屋予約管理システムは、サーバの予約情報データベースに、通信端末から受信した固有情報と関係付けて、予約証明情報として登録する。予約証明情報として登録するものは、例えば、部屋特定情報と、予約日時情報と、利用者特定情報とである。よって、利用者特定情報で特定された利用者から予約証明情報の送信指示情報を受けた場合に、予約証明情報を通信端末に送信することができるので、その部屋の予約者と共にその部屋を使用する利用者が、予約者よりも先に入室する場合でも入室可能になっており、予約された部屋に関係のない第三者が不用意に入室できないようにしてあるので、セキュリティの保護が図れるという効果がある。
また、本発明の部屋予約管理システムは、携帯電話機や施錠管理装置から予約時間の延長に関する申込みをすることができるので、当初の予定より部屋の使用時間が延長する場合にも、容易に予約の変更を行うことができる。また、予約された部屋に関係のない第三者が不用意に入室できないので、セキュリティの保護が図れるという効果がある。
更に、本発明の部屋予約管理システムの予約情報データベースは、部屋の利用者ごとに予約された時間帯を関連付けて記憶するので、利用者ごとに予約した部屋の利用時間として異なる時間を設定することができる。よって、予約した部屋への入室を精緻に管理できる。
また、本発明の部屋予約管理システムは、通信端末から予約の変更指示情報をサーバに送信することで、サーバは、変更指示情報に基づき予約情報データベースを更新するので、予約の変更を行うことができる。予約の変更とは、例えば、予約した部屋を利用する利用者の追加をいう。変更された予約証明情報はサーバから施錠管理装置に送信されるため、部屋の利用者から連絡を受けた追加利用者は、施錠管理装置に情報記憶媒体を用いることで予約された部屋に入室することができる。よって、当初に登録した部屋の予約の利用者に追加して他の利用者を追加することができる。利用者を追加できる者は、予約した部屋の利用者に限ることができ、特定の者にのみ変更を許容させることでセキュリティを確保できる。
更に、本発明の部屋予約管理システムは、予め設定された入室許可情報により予約された部屋に入室できる。入室許可情報とは、予約した部屋に入室できるキー情報である。よって、新たに追加利用者を登録するオペレーションを行うことなく、当初の予約に含まれていない利用者を、部屋に入室させることができる。この入室許可情報は、パスワードによる認証に成功することで付与することができるため、パスワードを知る者のみが入室許可情報を得ることができる。パスワードは、当初の予約時に登録され、もしくは、予約した部屋の利用者により登録されることにより、セキュリティを保持することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムについて、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムの構成の概要を説明する図、図2は、本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムのシステム構成を説明する図、図3は、本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムに係るサーバの予約情報データベースの登録内容を説明する図、図4は、本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムの処理手順を説明するフローチャート図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムは、予約可能な部屋1を予約することができる利用者2が使用する情報記憶媒体であるICカード3と、その情報記憶媒体用のリーダライタが備えられた通信端末5と、情報記憶媒体用のリーダライタが備えられ、予約する部屋1の入口ドア9の施開錠状態を制御する施錠管理装置6と、通信端末5及び施錠管理装置6とネットワーク10を介して通信可能に接続されたサーバ7とからなる。
尚、本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムの説明では、情報記憶媒体として、非接触方式のICカード3が用いられ、また、情報記憶媒体用のリーダライタとしては、通信端末用のICカードリーダライタ4と、施錠管理装置6に備えられたICカードリーダライタ8(図2参照)が用いられている。
利用者2は、部屋1の予約を行う際に、まず、通信端末5を使用して、サーバ7に備えられている部屋の予約情報データベース30(図2参照)の登録情報を収集して、自分が希望する予約時間に空室があるか否かを確認した後、空室がある場合には、予約申込情報を送信して予約を行うようにしてある。
また、予約が取れたことを証明する予約証明情報は、サーバ7から施錠管理装置6に送信されて、その利用者2が予約時間になった際に、予約した部屋の入口ドア9の前に行って、施錠管理装置6に備えられたICカードリーダライタ8で、ICカード3に書き込まれたカード固有情報を読み取らせ、予約された時間帯であることが確認されて入口ドア9の施錠が開錠されるようになっている。
なお、ここで施錠管理装置6は、入口ドア9の施錠を管理するものであるが、施錠管理装置6の代わりに、施錠を含むあらゆる方法により入室を管理可能な部屋管理装置を備え、部屋管理装置が部屋の入室を管理するものであってもよい。
したがって、本発明の部屋予約管理システムでは、ICカードリーダライタ8が備えられた施錠管理装置6が、サーバ7と通信可能に接続されており、複数の施錠管理装置6をサーバ7と通信可能に接続することで、複数の部屋1の管理を行うことができる。
次に、本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムに係るシステム構成を、図2に基づいて説明する。
まず、非接触用のICカード3は、記憶手段11、送受信手段12、制御手段13などが備えられている。
記憶手段11には、予めICカード3の使用者を特定することができるカード固有情報が登録されている。
このカード固有情報は、ICカード3の使用者ごとに異なる情報であればよく、例えば、社員番号や会員番号などを用いることができる。
このICカード3は、利用者2が会社員である場合には、社員証カードなどとしても利用するようにして、常時所持するカードとして用いることが好ましい。
通信端末5に備えられたICカードリーダライタ4は、ICカード3の送受信手段12と通信を行うための送受信手段14、記憶手段15、制御手段16、インターフェース(I/F)17などが備えられている。
ICカードリーダライタ4は、送受信手段14により、ICカード3に記憶されたカード固有情報を読み取り、通信端末5からサーバ7にカード固有情報の送信を行う。
次に、通信端末5は、入力手段18、記憶手段19、送受信手段20、制御手段21、インターフェース(I/F)22などが備えられている。
入力手段18により、利用者2が部屋の予約を行う際に、予約する部屋を特定する部屋特定情報と、予約する時間帯を示す予約日時情報と、予約した部屋を共に使用する他の利用者の固有情報とを含む予約申込情報を入力する。
予約する部屋を特定する部屋特定情報としては、部屋番号などがあり、予約する時間帯を示す予約日時情報とは、予約する日付や、予約する時間帯であり、予約した部屋を共に使用する他の利用者の固有情報とは、部屋を予約する利用者2が、その部屋で一緒に会議や打ち合わせなどを行う参加者予定者の社員番号や会員番号などのカード固有情報をいう。
また、部屋の予約を行う利用者2のカード固有情報は、それらの予約申込情報と共に送信され、誰が部屋の予約者であるのかが確認できるようにしてある。
また、サーバ7は、送受信手段23、予約証明情報登録手段24、予約判定手段25、記憶手段26、予約証明情報送信手段27、暗号化手段28、制御手段29、予約情報データベース30、などが備えられている。
予約情報データベース30には、図3に示すように、予約が取れた場合にそれらの予約証明情報が登録される。
これらの予約証明情報としては、部屋の予約を行った者のICカード3の記憶手段11から読み取られた固有情報である予約社員ID情報31、予約する部屋を特定する部屋特定情報である部屋番号情報32、予約する時間帯を示す予約日時情報33と、予約した部屋を共に使用する他の利用者を特定することができる利用者メンバー社員ID情報34などが関係付けられて登録される。
予約情報データベース30に登録されている予約証明情報により、予約可能な部屋が複数ある場合には各部屋の予約状況を把握できるようにしてある。
予約情報データベース30に、予約した部屋を共に使用する他の利用者を特定することができる利用者メンバー社員ID情報34を登録しておくことで、予約した部屋を使用する全員の利用者メンバーが確認可能にしてある。
予約判定手段25は、通信端末5から予約申込情報を受信した際に、予約情報データベース30に登録されている予約証明情報に基づいて、予約申込みがあった部屋が既に他の者によって予約済みになっていないか判定する。
予約証明情報登録手段24は、予約判定手段25で予約する部屋が予約可能である場合に、予約申込情報と予約者の予約社員ID情報などのカード固有情報とを予約情報データベース30に登録させる機能を有する。
暗号化手段28は、サーバ7から施錠管理装置6に送信する予約証明情報を暗号化する機能を有する。
また、予約証明情報送信手段27は、暗号化された予約証明情報を施錠管理装置6に送信する機能を有する。
暗号化されて施錠管理装置6に送信される予約証明情報は、予約者の情報記憶媒体から読み取られた固有情報と関係付けて、前記部屋特定情報と、前記予約日時情報と、予約した部屋を共に使用する他の利用者の固有情報とを含む情報などである。
このようにして、サーバ7から施錠管理装置6に送信される予約者のカード固有情報と予約証明情報は、施錠管理装置6の復号手段39で復号されて記憶手段44に記憶される。
次に、施錠管理装置6のシステム構成について説明する。
施錠管理装置6に備えられたICカードリーダライタ8は、ICカード3の送受信手段12と通信を行うための送受信手段35、記憶手段36、制御手段37、インターフェース(I/F)38などが備えられている。
ICカードリーダライタ8は、送受信手段35により、ICカード3に記憶されたカード固有情報を読み取る機能を有している。
また、施錠管理装置6には、復号手段39、日時計測手段40、判定手段41、予約証明情報登録手段42、施錠開閉手段43、記憶手段44、照合手段45、制御手段46、インターフェース(I/F)47、送受信手段48などが備えられている。
復号手段39は、施錠管理装置6が受信した暗号化されている予約証明情報を復号する機能を有している。
日時計測手段40は、常時、日時を計測しており、ICカードリーダライタ8でICカード3から情報が読み取られた際に、その日時を特定できるようにしてある。他には、ICカードリーダライタ8でICカード3から情報が読み取られた際に、電波などにより日時を取得することが考えられる。
判定手段41は、利用者が入室する際に、ICカードリーダライタ8でICカード3からカード固有情報の読み取りが行われた場合に、その日時が、記憶手段44に登録されている予約証明情報に含まれている予約日時情報の時間帯に入っているか否かを判定し、正しい場合には入室を許可する機能を有している。
また、予約証明情報登録手段42は、サーバ7から受信した予約者のカード固有情報と予約証明情報を記憶手段44に書き込む機能を有する。
また、照合手段45は、利用者メンバー社員が予約者の後から入室する際に、ICカードリーダライタ8で利用者メンバー社員のICカード3から読み取れられたカード固有情報と、記憶手段44に書き込まれている予約証明情報の利用者メンバーである社員のカード固有情報とを照合する機能を有し、照合一致の場合には入室を許可する機能を有している。
施錠開閉手段43は、条件に応じて、入口ドア9の施錠を開いたり、閉じたりさせる制御を行うもので、判定手段41の判定で入室が許可された場合と、照合手段45の照合で入室を許可された場合に、入口ドア9の施錠を開いて入室できるようにする。
次に、本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムの処理手順を、図4のフローチャート図に基づいて説明する。
まず、部屋の予約を行う利用者2は、通信端末5に備えられた端末用のICカードリーダライタ4にICカード3をセットする(ステップS1)。
端末用のICカードリーダライタ4により、部屋の予約を行う利用者2のICカード3に記憶されているカード固有情報の読み取りが行われる(ステップS2)。
次に、通信端末5の入力手段18から、予約する部屋を特定する部屋特定情報と、予約日時情報と、部屋を同時に利用する全ての利用者メンバーのカード固有情報とを含む予約申込情報を入力する(ステップS3)。
そして、通信端末5からサーバ7に対して、予約者のカード固有情報と予約申込情報とが送信される(ステップS4)。
サーバ7は、予約情報データベース30の予約状況から予約が行える場合には、予約情報データベース30に、予約者のカード固有情報と関係付けて予約証明情報の登録を行う(ステップS5)。
更に、サーバ7から施錠管理装置6に対して、予約者のカード固有情報と予約証明情報とを暗号化させた情報として送信する(ステップS6)。
施錠管理装置6は、サーバ7から受信した予約者のカード固有情報と予約証明情報とを復号させて記憶手段に登録する(ステップS7)。
部屋の予約が取れた利用者が、その部屋を使用する際に、予約した部屋の入口に備えられた施錠管理装置6のICカードリーダライタ8で、ICカードに記憶された予約者のカード固有情報を読み取らせる(ステップS8)。
施錠管理装置6は、読み取った予約者のカード固有情報と、記憶手段に既に登録されている予約者のカード固有情報と予約証明情報とを照合して、照合一致する予約者のカード固有情報の予約証明情報を抽出する(ステップS9)。
そして、抽出して予約証明情報に含まれている予約日時情報の時間帯が、日時計測手段40で計測されているその時の日時に入っているか否かを判定される(ステップS10)。
この判定で正しいと判定された場合には、施錠開閉手段43からドアの施錠が開くように制御される(ステップS11)。
以上の処理により、部屋の予約者が入室できる状態となり、その利用者が入室する。
次に、部屋の予約者が入室した後に、利用者メンバー社員が入室する際の処理を説明する。
会議などを行うためにその部屋に来た利用者メンバー社員は、施錠管理装置6のICカードリーダライタ8で、ICカード3に記憶されたカード固有情報を読み取らせる(ステップS12)。
施錠管理装置6は、記憶手段44に登録されている予約証明情報に含まれているカード固有情報との照合を行う(ステップS13)。
そして、照合一致された場合に、施錠開閉手段43からドアの施錠が開くように制御される(ステップS14)。
以上のように、本発明の部屋予約管理システムは、複数の人間が共通して使用することができる会議室などの部屋において、部屋の予約が行われた場合に、予約された部屋に関係のない第三者が不用意に入室できないようにしてあり、セキュリティの保護が図れるようにしてある。
なお、第1実施形態では、予約者の後から利用者メンバー社員が入室する場合について説明したが、これに限らず、利用者メンバー社員が予約者より先に入室することも可能である。サーバ7から施錠管理装置6に送信された予約証明情報が記憶手段44に記憶されるため、記憶手段44に記憶された予約証明情報を参照することで、登録された利用者の場合に開錠することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を適用した部屋予約管理システムの第2実施形態について説明する。第2実施形態では、予約した部屋の延長予約を行う場合の処理を示す。
図5は、本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムの構成の概要を説明する図、図6は、本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムのシステム構成を説明する図、図7は、本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムに係るサーバのデータベースを説明する図、図8は、本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムの予約延長の処理手順を説明するフローチャートである。
なお、以降の説明及び図面において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図5に示すように、本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムは、当初部屋1を予約した者である当初予約者と他の利用者とが共に予約した部屋1を利用しており、そのときに、予約時間を延長することができる。部屋1の新規予約方法については、第1実施形態と同様である。予約時間が到来し、部屋1には、当初予約者及び予約時に登録した他の利用者が施錠管理装置106を使用して入口ドア9から入室し、部屋1を利用している。なお、部屋1を利用中の他、部屋1を利用前にも部屋1の予約時間を延長することができる。
部屋1の予約時間の延長は、部屋1を利用している者のうちの1人である他の利用者が、携帯電話機104を用いてサーバ107宛に電子メールを送信することにより行われる。なお、ここでは、他の利用者により予約時間の延長を行う記載としているが、予約者によっても予約時間の延長を行うことができる。
サーバ107は、携帯電話機104とネットワーク110を介して通信可能に接続されており、電子メールの送受信を行うことができる。また、通信端末5や施錠管理装置106とネットワーク10を介して通信可能に接続されており、複数の部屋の管理を行っている。
次に、本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムに係るシステム構成を、図6に基づいて説明する。
携帯電話機104は、電子メールの送受信や通話を行うことができる携帯端末であり、送受信手段161、制御手段162などが備えられている。
サーバ107は、送受信手段23、予約証明情報登録手段124、予約判定手段125、記憶手段126、予約証明情報送信手段27、暗号化手段28、制御手段129、利用者判定手段151、予約情報データベース30などが備えられている。
予約情報データベース30に、図7(a)に示すように、部屋1の予約が取れた場合にそれらの予約証明情報を登録する(上表)ほか、後述する予約延長処理により予約証明情報を更新する(下表)。
利用者判定手段151は、例えば、記憶手段126に記憶された社員データベース(図7(b)参照)により、サーバ107に到着した予約延長の電子メールの送信元のアドレスから社員ID情報などのカード固有情報を判定する。
予約判定手段125は、携帯電話機104から予約延長の電子メールを受信した際に、予約情報データベース30に登録されている予約証明情報に基づいて、予約延長の申込みがあった部屋の延長時間帯が、既に他の者によって予約済になっていないか判定する。
予約証明情報登録手段124は、予約判定手段125で予約延長する部屋が予約延長可能であると判定された場合に、予約情報データベース30の予約証明情報の該当の予約日時情報33を更新登録させる機能を有する。
予約情報データベース30を更新した予約証明情報は、暗号化手段28により暗号化され、予約証明情報送信手段27により送受信手段23を介して施錠管理装置106に送信される。
暗号化されて施錠管理装置106に送受信手段48を介して送信された予約証明情報は、施錠管理装置106の復号手段39により復号されて、予約証明情報を記憶手段44に書き込む機能を有する予約証明情報登録手段142により、記憶手段44に更新登録される。
本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムに係るデータベースを、図7に基づいて説明する。図7(a)の上表は予約延長前の、下表は予約延長後の予約情報データベース30を示す。予約延長の申込みを、利用メンバー社員ID情報であるカード固有情報が「d0151」の利用者によってされた場合、図7(a)の上表によれば、部屋番号情報32が同じ部屋番号「05」であって、予約日時情報33に含まれる予約日時のすぐ後の時間である「5/10 12:00」からの時間に予約が入っていない。そのため、利用している部屋1の予約延長が可能であり、下表のように、該当のデータの予約日時情報33が30分延長され「5/10 10:00〜12:30」として更新される(A)。
図7(b)は、例えば、記憶手段126に記憶される社員データベースの一部を示す。メールアドレス1261及び社員ID情報であるカード固有情報1262からなる。社員のメールアドレスと社員ID情報とは、予め記憶手段126に関連付けて記憶されている。例えば、サーバ107が受信したメールアドレスが「d0151@xxx.xx.xx」の電子メールの場合、その社員の社員ID情報であるカード固有情報1262が「d0151」であることが分かる。なお、メールアドレスは、「abc@xxx.xx.xx」のような社員ID情報が含まれないアドレスでもよい。
次に、本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムの予約延長処理手順を、図8のフローチャートに基づいて説明する。
まず、部屋の予約延長を行う他の利用者は、携帯電話機104からサーバ107に予約延長申込みのための電子メールを送信する(ステップS101)。延長予約の申込みは、予め定められたサーバ107のメールアドレスに、空メール(送信先だけを指定し、後は何も記入しない)を送信することにより行われる。
次に、サーバ107は、電子メールを受信すると(ステップS102)、サーバ107の利用者判定手段151は、記憶手段126に記憶された社員データベース(図7(b))から、送信元のメールアドレスと対応する社員ID情報を判定し、電子メールの送信者を特定する(ステップS103)。
そして、サーバ107は、現時点で予約した部屋を利用可能な利用者か否かを判定する(ステップS104)。予約した部屋を利用可能な利用者か否かは、予約情報データベース30の予約日時情報33が現時点を含む日時であって、予約社員ID情報31又は利用者メンバー社員ID情報34に、メールアドレスの社員ID情報と対応するデータが存在するか否かにより判断する。
予約した部屋を利用可能な利用者である場合には(ステップS104:Y)、サーバ107は、予約延長が可能か否かを判定する(ステップS105)。予約延長は、例えば30分単位で行い、予約延長が可能か否かは、利用者と同じ部屋番号のデータで、登録された予約日時より30分延長した場合に、日時が重複する予約情報データベース30のデータがあるか否かにより判断する。
予約延長が可能である場合(ステップS105:Y)には、サーバ107の予約証明情報登録手段124は、予約情報データベース30の予約日時を30分延長して更新する(ステップS106)。
そして、サーバ107は、予約延長できた旨の電子メールを送信元のメールアドレスに返信して(ステップS107)、本処理を終了する。
他方、現時点で予約した部屋を利用可能な利用者でない場合(ステップS104:N)や、予約延長ができない場合(ステップS105:N)には、サーバ107は、予約延長できない旨の電子メールを送信元のメールアドレスに返信して(ステップS108)、本処理を終了する。
なお、第2実施形態では、以下のような形態をも含む。
(1)予約時に予約情報データベース30の該当のデータを更新したが、これに限らず、日時を変更した予約延長分のデータを新たに作成し登録してもよい。
(2)携帯電話機104から電子メールを直接サーバ107に送信する場合について説明したが、携帯電話機104から送信する電子メールの送信先を、例えば、上司などの権限者にし、権限者が承認の上、権限者からサーバ107に電子メールを送信してもよい。その場合、社員データベースに電子メールでの予約延長を許容するメールアドレスを登録することにより、権限者のみが予約延長でき、セキュリティの向上を図ることができる。
(3)携帯電話機104の電子メール機能を利用して予約の延長を行う場合について説明したが、サーバ107にWeb機能をもたせ、サーバ107と携帯電話機104とのWebページの送受信により予約の延長を行ってもよい。
(4)サーバ107と携帯電話機104との通信を、ネットワーク110を介して行う場合について説明したが、サーバ107と通信端末5や施錠管理装置106との通信を行うネットワーク10を介して行ってもよい。
(5)携帯電話機104からサーバ107に空メールを送信することにより、予約可能な場合には30分単位で延長する場合について説明したが、電子メール本文に延長時間を入力し、予約可能な場合に、入力した時間分を延長するようにしてもよい。また、携帯電話機に限らず、電子メールを送信可能な端末であればどのようなものでもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明を適用した部屋予約管理システムの第3実施形態について説明する。第3実施形態では、予約した部屋の延長予約を行う場合の他の処理を示す。
なお、以降の説明及び図面において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図9は、本発明の第3実施形態に係る部屋予約管理システムのシステム構成を説明する図である。
本発明の第3実施形態に係る部屋予約管理システムでは、当初予約者と他の利用者とが予約した部屋1を利用している際に、予約時間を延長することができる。部屋1の新規予約方法については、第1実施形態と同様である。部屋1を利用している者のうちの1人が、一度部屋1の外に出て、ICカード3を用いて施錠管理装置206のICカードリーダライタ208にICカード3を「ツータッチ」させることにより、予約時間の延長を行うものである。ここで、ツータッチとは、ICカードリーダライタ208にICカード3を近づけて通信を確立した後、例えば、ICカード3をICカードリーダライタ208から遠ざけて通信を切断し、1秒間以内に再度ICカード3とICカードリーダライタ208との通信を確立させることをいう。
サーバ207は、送受信手段223、予約証明情報登録手段224、予約判定手段25、記憶手段26、予約証明情報送信手段27、暗号化手段28、制御手段29、予約情報データベース30などが備えられている。
予約情報データベース30は、予約が取れた場合にそれらの予約証明情報が登録されるほか、予約延長処理により予約証明情報が更新される。
送受信手段223は、施錠管理装置206に、通信端末5により予約された予約証明情報を送信する他に、施錠管理装置206から予約延長された予約延長証明情報を受信する。
予約証明情報登録手段224は、送受信手段223から受信した予約延長証明情報に基づき、予約情報データベース30の予約証明情報の該当のデータの予約日時情報33を更新登録させる機能を有する。
ICカードリーダライタ208の制御手段237は、ICカード3による接触が通常のタッチか、ツータッチかを判断し、ツータッチである場合には、予約延長の申込情報を施錠管理装置206に送る。
施錠管理装置206の判定手段241は、サーバ207から受信して記憶手段44に記憶された予約証明情報により、予約の取れた部屋の予約証明情報を決定し、予約証明情報の予約時間の後ろの時間が空いており、予約延長が可能か否かを判定する。予約延長が可能な場合には、照合手段45による照合のうえ、予約証明情報登録手段242が記憶手段44の予約証明情報を更新する。また、送受信手段248が、サーバ207に予約証明情報を送信する。その際、施錠管理装置206に点灯手段(図示せず)を設け、予約延長が可能な場合には青ランプを、延長が不可な場合には赤ランプを点灯させるなど、延長予約ができたか否かを利用者に通知させるとよい。
なお、第3実施形態では、以下のような形態でもよい。
(1)施錠管理装置206からサーバ207への予約証明情報の送信時に、施錠管理装置206で予約証明情報を暗号化し、サーバ207で復号してもよい。そのようにすることで、更にセキュリティの向上を図ることができる。
(2)施錠管理装置206の判定手段241が、予約延長が可能か否かを判定する場合について説明したが、施錠管理装置206から予約延長申込情報をサーバ207に送信し、サーバ207が、予約延長が可能か否かを判定してもよい。サーバ207は、接続された複数の施錠管理装置206の予約証明情報を有しているためである。なお、サーバ207で予約延長の判定し、予約延長が可能な場合には、予約証明情報を施錠管理装置206に送信し、記憶手段44に登録する。また、予約時に予約情報データベース30の該当のデータを更新したが、これに限らず、予約延長分のデータを新たに作成し登録してもよい。
(3)ICカードリーダライタ208にICカード3を「ツータッチ」をした際に、予約延長と認識するようにICカードリーダライタ8の制御手段237を制御したが、ICカード3とICカードリーダライタ208との通信確立を、例えば、3秒以上させる「長時間タッチ」により、予約延長と認識するように制御手段237を制御してもよい。その他、通常のICカード3とICカードリーダライタ208との通信確立である「ワンタッチ」とは異なる他の通信確立方法により、予約延長と認識するように制御してもよい。
(4)予約延長と認識する通信確立による判断をICカードリーダライタ208の制御手段237により行う場合について説明したが、通信確立状態を施錠管理装置206に送信し、施錠管理装置206にて予約延長の判断を行うようにしてもよい。
(5)ICカード3をICカードリーダライタ8に「ツータッチ」をすることにより、予約可能な場合には30分単位で延長する場合について説明したが、延長する時間は任意の時間でよい。また、施錠管理装置206にテンキーなどの入力手段を備え、利用者が任意の延長時間を入力できるようにしてもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明を適用した部屋予約管理システムの第4実施形態について説明する。
第4実施形態では、部屋を予約した時間帯の中で利用者ごとに部屋を利用可能な時間帯を指定することができるものである。
なお、以降の説明及び図面において、上述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号又は末尾に同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
図10は、本発明の第4実施形態に係る部屋予約管理システムのサーバの予約情報データベース430の登録内容を説明するものである。図10に示す予約情報データベース430は、予約した部屋に関する部屋情報(図10(a))と、予約した部屋を利用する利用者に関する利用者情報(図10(b))とを有する。
図10(a)に示す部屋情報は、部屋の予約を行った者のICカード3の記憶手段11から読み取られた固有情報である予約社員ID情報431と、予約する部屋を特定する部屋特定情報である部屋番号情報432と、複数の利用者メンバーが利用する予約する時間帯のうちの最初から最後の時間を示す最長の予約時間帯である部屋の予約時間帯を示す予約日時情報433と、利用者情報(図10(b))と関係付けるためにサーバ407(図示せず)により一意に設定される予約ID情報435とが関係付けられて登録される。
また、図10(b)に示す利用者情報は、部屋情報(図10(a))と関係付けるための予約ID情報441と、部屋の利用者を特定することができる利用者メンバー社員ID情報442と、その利用者メンバー社員が使用する時間帯を示す予約日時情報443とが関係付けられて登録される。
このように、利用者ごとに予約日時を有することで、例えば、面接などの時間ごとに面接される側の利用者が異なる場合でも、適切に予約した部屋への入室管理を行うことができる。よって、予約した部屋への入室を精緻に管理できる。
なお、図10で説明した予約情報データベース430は、理解を深めるために部屋情報と利用者情報とを別テーブルとしている。
次に、予め予約した利用者が、予約した部屋を利用中に利用者を追加する場合について説明する。なお、ここでは、予約者により予約した部屋の利用者を追加する記載としているが、予約した部屋を利用する他の利用者によって予約した部屋の利用者を追加することができる。
図11は、本発明の第4実施形態に係る部屋予約管理システムの利用者追加の処理手順を説明するフローチャートである。
まず、部屋の利用中の利用者は、一旦部屋の外に出て、通信端末5に備えられたICカードリーダライタ4に利用者のICカード3をセットする(ステップS201)。なお、部屋内に通信端末5を備える場合は、その通信端末5を用いて行う。
次に、利用者は、通信端末5の入力手段18から、追加利用者に関する予約の変更指示情報を入力する(ステップS202)。予約の変更指示情報は、例えば、予約されている部屋を特定する部屋特定情報と、追加利用者が利用する時間帯を示す予約日時情報と、追加利用者を特定する利用者特定情報である。利用者特定情報とは、追加利用者の社員ID情報などのカード固有情報をいう。
そして、通信端末5は、サーバ407に、ICカード3に記憶されICカードリーダライタ4で読み取られた利用者の社員ID情報などのカード固有情報と共に、予約の変更指示情報を送信する(ステップS203)。
サーバ407は、通信端末5から受信した利用者の社員ID情報などのカード固有情報と、予約の変更指示情報とに基づき、該当する予約証明情報を予約情報データベース430から検索する(ステップS204)。
サーバ407は、検索して得られた予約情報データベース430の該当する予約証明情報を更新し、追加利用者の情報を追加する(ステップS205)。具体的には、図10(b)の予約情報データベース430の利用者情報の利用者メンバー社員ID情報などのカード固有情報に追加利用者の社員ID情報であるカード固有情報を、また、予約日時情報に追加利用者の利用時間を、それぞれ追加する。
サーバ407は、予約情報データベース430から利用者を追加した予約証明情報を、施錠管理装置6に送信する(ステップS206)。
以上の処理により、利用者により利用中の部屋の予約に、追加利用者が追加される。
次に、追加利用者が入室する際の処理を説明する。
追加利用者は、他の利用者から電話などの手段からの指示により、予約された部屋の入口に行き、施錠管理装置6のICカードリーダライタ8に、ICカード3に記憶された社員ID情報であるカード固有情報を読み取らせる(ステップS221)。
次に、施錠管理装置6のICカードリーダライタ8に、ICカード3に記憶された追加利用者の社員ID情報であるカード固有情報が、施錠管理装置6の記憶手段44に記憶された予約証明情報に含まれるか否かを判定する(ステップS222)。
この判定で、予約証明情報に追加利用者の情報を含むと判定された場合には、施錠管理装置6は入室を許可し(ステップS223)、本処理を終了する。他方、この判定で予約証明情報に追加利用者の情報を含んでいないと判定された場合には、施錠管理装置6は入室を拒否し(ステップS224)、本処理を終了する。ここで、入室を許可するとは、例えば、施錠してある部屋の入口ドアを開錠することをいう。
以上の処理により、追加利用者は、予約された部屋に入室できる。
以上のように、本発明の部屋予約管理システムは、当初予約した際に登録した部屋の利用者のみならず、その後、予約した部屋を利用する前に、又は予約した部屋を利用中に、通信端末5から追加利用者を登録することにより、利用者の追加をすることができる。予約情報データベース430に予約された者のみが入室できることに変わりなく、よって、高セキュリティを保ちつつ、追加利用者が入室できる。また、利用者を追加できる者は、予約した部屋の利用者に限ることができ、特定の者にのみ変更させることでセキュリティを確保できる。
なお、第4実施形態では、以下のような形態でもよい。
予め入室のためのパスワードと入室チケットを用意して、予約情報データベース430に登録することができる。その場合は、パスワードを知る利用者が、追加利用者にパスワードを教えることで、追加利用者は、通信端末5からパスワードを入力して入室チケットをICカード3に書き込む。そして、追加利用者が、施錠管理装置6のICカードリーダライタ8に、入室チケットを読み込ませることで、部屋に入室できる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。また、実施形態に記載した効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、実施形態に記載したものに限定されない。なお、上述した実施形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。
本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムの構成の概要を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムのシステム構成を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムに係るサーバの予約情報データベースの登録内容を説明する図である。 本発明の第1実施形態に係る部屋予約管理システムの処理手順を説明するフローチャート図である。 本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムの構成の概要を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムのシステム構成を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムに係るサーバのデータベースの登録内容を説明する図である。 本発明の第2実施形態に係る部屋予約管理システムの予約延長処理手順を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態に係る部屋予約管理システムのシステム構成を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る部屋予約管理システムに係るサーバの予約情報データベースの登録内容を説明する図である。 本発明の第4実施形態に係る部屋予約管理システムの利用者追加の処理手順を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 部屋
2 利用者
3 ICカード
4,8,208 ICカードリーダライタ
5 通信端末
6,106,206 施錠管理装置
7,107,207,407 サーバ
9 入口ドア
11,15,19,26,36,44,126 記憶手段
12,14,20,23,35,48,161,223,248 送受信手段
13,16,21,29,37,46,129,162,237 制御手段
17,22,38,47 インターフェース(I/F)
18 入力手段
24,42,124,142,224,242 予約証明情報登録手段
25,125 予約判定手段
27 予約証明情報送信手段
28 暗号化手段
30,430 予約情報データベース
31,431,442,1262 予約社員ID情報
32,432 部屋番号情報
33,433,443 予約日時情報
34,442 利用者メンバー社員ID情報
39 復号手段
40 日時計測手段
41,241 判定手段
43 施錠開閉手段
45 照合手段
104 携帯電話機
151 利用者判定手段
435,441 予約ID情報
1261 メールアドレス
1262 カード固有情報

Claims (20)

  1. 部屋の予約を行う利用者が使用する情報記憶媒体と、前記情報記憶媒体用のリーダライタが備えられた通信端末と、前記情報記憶媒体用のリーダライタが備えられ、予約する部屋の入口ドアの施開錠状態を制御する施錠管理装置と、前記通信端末及び前記施錠管理装置と通信可能に接続されたサーバとからなる部屋予約管理システムであって、
    前記情報記憶媒体は、固有情報が記憶された記憶手段を有し、
    前記通信端末は、
    前記利用者が部屋の予約をする際に、予約したい部屋を特定する部屋特定情報と、予約したい時間帯を示す予約日時情報と、予約した部屋を共に使用する他の利用者の固有情報とを含む予約申込情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力された前記予約申込情報と、前記通信端末に備えられた前記リーダライタで前記情報記憶媒体から読み取った予約者の固有情報とを前記サーバに送信する手段とを有し、
    前記施錠管理装置は、
    日時を計測する日時計測手段と、
    前記サーバから受信した前記予約者の固有情報及び予約されたことを証明する予約証明情報を登録する手段と、
    前記リーダライタで読み取った固有情報と、前記予約者の固有情報及び前記予約証明情報とを照合する手段と、
    前記日時計測手段で計測しているその時点の時刻が、前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報に関係する前記予約証明情報に含まれている予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定でその時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記入口ドアの施開錠状態を開錠させる手段と、
    特定の時間以上連続して前記施錠管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出するか、又は所定の時間以内に特定の回数分の前記施錠管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出することで、前記サーバに、前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を送信する送信手段と、
    を有し、
    前記サーバは、
    部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、
    前記通信端末から前記予約申込情報に対する予約が可能である場合には、前記予約者の情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と関係付けて、前記予約証明情報を前記施錠管理装置に送信する手段と、
    前記施錠管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と共に、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長する日時変更情報を前記施錠管理装置から受信する受信手段と、
    受信した前記固有情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、
    前記利用者判定手段により前記固有情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、
    を有し、
    前記サーバの前記送信する手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記施錠管理装置に送信することを特徴とする部屋予約管理システム。
  2. 部屋の予約を行う利用者が使用する情報記憶媒体と、前記情報記憶媒体用のリーダライタが備えられた通信端末と、前記情報記憶媒体用のリーダライタが備えられ、予約する部屋の入口ドアの施開錠状態を制御する施錠管理装置と、前記通信端末及び前記施錠管理装置と通信可能に接続されたサーバと、前記サーバと通信可能な携帯情報端末とからなる部屋予約管理システムであって、
    前記情報記憶媒体は、固有情報が記憶された記憶手段を有し、
    前記通信端末は、
    前記利用者が部屋の予約をする際に、予約したい部屋を特定する部屋特定情報と、予約したい時間帯を示す予約日時情報と、予約した部屋を共に使用する他の利用者の固有情報とを含む予約申込情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力された前記予約申込情報と、前記通信端末に備えられた前記リーダライタで前記情報記憶媒体から読み取った予約者の固有情報とを前記サーバに送信する手段とを有し、
    前記施錠管理装置は、
    日時を計測する日時計測手段と、
    前記サーバから受信した前記予約者の固有情報及び予約されたことを証明する予約証明情報を登録する手段と、
    前記リーダライタで読み取った固有情報と、前記予約者の固有情報及び前記予約証明情報とを照合する手段と、
    前記日時計測手段で計測しているその時点の時刻が、前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報に関係する前記予約証明情報に含まれている予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定でその時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記入口ドアの施開錠状態を開錠させる手段と、
    を有し、
    前記サーバは、
    部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、
    前記通信端末から前記予約申込情報に対する予約が可能である場合には、前記予約者の情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と関係付けて、前記予約証明情報を前記施錠管理装置に送信する手段と、
    前記携帯情報端末から、前記携帯情報端末の送信者を示す送信者情報を宛先に含み前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を示す空メールを受信する受信手段と、
    前記送信者情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、
    前記利用者判定手段により前記送信者情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、
    を有し、
    前記サーバの前記送信する手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記施錠管理装置に送信することを特徴とする部屋予約管理システム。
  3. 前記施錠管理装置は、
    該施錠管理装置に備えられたリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報と、前記登録する手段により登録された前記予約証明情報に含まれている固有情報とを照合する照合手段と、
    前記照合手段により、前記固有情報が一致する場合には、前記入口ドアの施開錠状態を開錠させる手段と
    を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の部屋予約管理システム。
  4. 前記サーバに前記予約証明情報を暗号化する手段が設けられ、
    前記施錠管理装置に暗号化された前記予約証明情報を復号する手段が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の部屋予約管理システム。
  5. 部屋の入室に使用する情報記憶媒体と、前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末と、予約する部屋への入室可否を制御する前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた部屋管理装置と、前記通信端末及び前記部屋管理装置と通信可能に接続されたサーバとからなる部屋予約管理システムであって、
    前記情報記憶媒体は、固有情報が記憶された記憶手段を有し、
    前記通信端末は、
    部屋の予約に関する予約申込情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力された前記予約申込情報と、前記通信端末のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報とを前記サーバに送信する送信手段と、
    を有し、
    前記部屋管理装置は、
    日時を取得する日時計測手段と、
    前記部屋管理装置のリーダライタにより読み取られた固有情報と、前記サーバから受信した、予約がされたことを証明する予約証明情報とを照合する照合手段と、
    前記日時計測手段で取得するその時点の時刻が、前記予約証明情報に含まれる予約時間を示す予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、その時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記部屋への入室可否を制御する入室制御手段と、
    特定の時間以上連続して前記部屋管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出するか、又は所定の時間以内に特定の回数分の前記部屋管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出することで、前記サーバに、前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を送信する送信手段と、
    を有し、
    前記サーバは、
    部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、
    前記固有情報と前記予約申込情報とを前記通信端末から受信した際に、前記予約情報データベースに登録された予約情報に基づいて、予約が可能である場合には、前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信する送信手段と、
    前記部屋管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と共に、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長する日時変更情報を前記部屋管理装置から受信する受信手段と、
    受信した前記固有情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、
    前記利用者判定手段により前記固有情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、
    を有し、
    前記サーバの前記送信手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信することを特徴とする部屋予約管理システム。
  6. 前記サーバの前記送信手段は、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能であるか否かの情報を送信し、
    前記部屋管理装置は、ユーザに対して、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能であるか否かの情報に基づいて延長予約ができたか否かを通知する通知手段を有することを特徴とする請求項5記載の部屋予約管理システム。
  7. 部屋の入室に使用する情報記憶媒体と、前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末と、予約する部屋への入室可否を制御する前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた部屋管理装置と、前記通信端末及び前記部屋管理装置と通信可能に接続されたサーバと、前記サーバと通信可能な携帯情報端末とからなる部屋予約管理システムであって、
    前記情報記憶媒体は、固有情報が記憶された記憶手段を有し、
    前記通信端末は、
    部屋の予約に関する予約申込情報を入力する入力手段と、
    前記入力手段から入力された前記予約申込情報と、前記通信端末のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報とを前記サーバに送信する送信手段と、
    を有し、
    前記部屋管理装置は、
    日時を取得する日時計測手段と、
    前記部屋管理装置のリーダライタにより読み取られた固有情報と、前記サーバから受信した、予約がされたことを証明する予約証明情報とを照合する照合手段と、
    前記日時計測手段で取得するその時点の時刻が、前記予約証明情報に含まれる予約時間を示す予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、その時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記部屋への入室可否を制御する入室制御手段と、
    を有し、
    前記サーバは、
    部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、
    前記固有情報と前記予約申込情報とを前記通信端末から受信した際に、前記予約情報データベースに登録された予約情報に基づいて、予約が可能である場合には、前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信する送信手段と、
    前記携帯情報端末から、前記携帯情報端末の送信者を示す送信者情報を宛先に含み前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を示す空メールを受信する受信手段と、
    前記送信者情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、
    前記利用者判定手段により前記送信者情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、
    を有し、
    前記サーバの前記送信手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信することを特徴とする部屋予約管理システム。
  8. 前記サーバの前記利用者判定手段は、前記送信者情報が、予め前記サーバに記憶された権限者に対応するか否かを判定することを特徴とする請求項7記載の部屋予約管理システム。
  9. 前記部屋管理装置は、前記部屋管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報と、前記サーバから受信した前記予約証明情報に含まれる予約した部屋の利用者を特定する利用者特定情報とを照合する照合手段を有し、
    前記照合手段による照合の結果、前記利用者特定情報に含まれる利用者と、前記固有情報で特定される利用者とが対応する場合には、前記部屋管理装置の前記入室制御手段は、入室可能に制御することを特徴とする請求項5から8のいずれかに記載の部屋予約管理システム。
  10. 前記サーバに前記予約証明情報を暗号化する手段が設けられ、
    前記部屋管理装置に暗号化された前記予約証明情報を復号する手段が設けられていることを特徴とする請求項5から9のいずれかに記載の部屋予約管理システム。
  11. 前記サーバの前記予約情報データベースは、前記部屋の利用者ごとに予約された時間帯を関連付けて登録することを特徴とする請求項5から10のいずれかに記載の部屋予約管理システム。
  12. 前記通信端末の前記送信手段は、前記入力手段から入力された予約の変更指示情報と、前記通信端末のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報とを前記サーバに送信し、
    前記サーバは、前記通信端末から受信した前記変更指示情報と、前記固有情報とに対応する予約証明情報を前記予約情報データベースから検索し、前記変更指示情報に基づき前記予約情報データベースを更新する更新手段を有することを特徴とする請求項5から11のいずれかに記載の部屋予約管理システム。
  13. 前記サーバの前記予約情報データベースは、予約した部屋に入室できるキー情報を示す入室許可情報に関するパスワードを、前記予約証明情報に関連付けて予め登録しており、
    前記通信端末の前記送信手段は、前記入力手段から入力されたパスワードを前記サーバに送信し、
    前記サーバの前記送信手段は、前記通信端末から受信したパスワードが前記予約情報データベースに登録されたパスワードに対応する場合には、前記パスワードに対応する前記入室許可情報を前記通信端末に送信し、
    前記通信端末は、前記通信端末のリーダライタから前記情報記憶媒体に前記入室許可情報を書き込む書込手段を有し、
    前記部屋管理装置の前記入室制御手段は、前記部屋管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた前記入室許可情報と、前記サーバから受信した前記入室許可情報とを照合した結果に応じて、入室可否を制御することを特徴とする請求項5から12のいずれかに記載の部屋予約管理システム。
  14. 部屋の入室に使用する情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末、及び予約する部屋への入室可否を制御する前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた部屋管理装置と、通信可能に接続された部屋の予約を管理するサーバであって、
    部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、
    前記通信端末から、部屋の予約に関する予約申込情報、及び前記通信端末の前記リーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記予約申込情報に対する予約が可能である場合には、予約がされたことを証明する予約証明情報を前記部屋管理装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記受信手段は、特定の時間以上連続して前記部屋管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出するか、又は所定の時間以内に特定の回数分の前記部屋管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出することで前記部屋管理装置から送信された予約時間を示す予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を、前記部屋管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と共に前記部屋管理装置から受信し、
    受信した前記固有情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、
    前記利用者判定手段により前記固有情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、
    を有し、
    前記送信手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信することを特徴とするサーバ。
  15. 部屋の入室に使用する情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末、及び予約する部屋への入室可否を制御する前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた部屋管理装置と、通信可能に接続された部屋の予約を管理するサーバであって、
    部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースと、
    前記通信端末から、部屋の予約に関する予約申込情報、及び前記通信端末の前記リーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した前記予約申込情報に対する予約が可能である場合には、予約がされたことを証明する予約証明情報を前記部屋管理装置に送信する送信手段と、
    を有し、
    前記受信手段は、携帯情報端末の送信者を示す送信者情報を宛先に含み予約時間を示す予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を示す空メールを、前記携帯情報端末と通信することにより前記携帯情報端末から受信し、
    前記送信者情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、
    前記利用者判定手段により前記送信者情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、を有し、
    前記送信手段は、更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信することを特徴とするサーバ。
  16. 前記受信手段は、前記携帯情報端末から、電子メールを受信し、又はWebページから入力されたデータを受信することを特徴とする請求項15記載のサーバ。
  17. 部屋の入室に使用する情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末に接続されたサーバと、通信可能に接続された、予約する部屋への入室可否を制御する部屋管理装置であって、
    前記情報記憶媒体のためのリーダライタと、
    日時を取得する日時計測手段と、
    前記サーバから、予約がされたことを証明する予約証明情報を受信する受信手段と、
    前記リーダライタにより読み取られた固有情報と、前記受信手段により受信した前記予約証明情報とを照合する照合手段と、
    前記日時計測手段で取得するその時点の時刻が、前記予約証明情報に含まれる予約時間を示す予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定の結果、その時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記部屋への入室可否を制御する入室制御手段と、
    特定の時間以上連続して前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出するか、又は所定の時間以内に特定の回数分の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出することで、前記リーダライタにより読み取られた固有情報が、前記予約証明情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定する利用者判定手段と、
    前記利用者判定手段により前記固有情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約証明情報を参照し、前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約証明情報を前記所定の時間単位で延長して更新する更新手段と、
    前記サーバに、更新後の予約に関する前記予約証明情報を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする部屋管理装置。
  18. 部屋の入室に使用する情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末、及び予約する部屋への入室可否を制御する前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた部屋管理装置と、通信可能に接続された部屋の予約を管理するサーバに実行させるためのサーバプログラムであって、
    前記サーバは、部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースを備えており、
    前記サーバに、
    前記通信端末から、部屋の予約に関する予約申込情報、及び前記通信端末の前記リーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報を受信するステップと、
    受信した前記予約申込情報に対する予約が可能である場合には、予約がされたことを証明する予約証明情報を前記部屋管理装置に送信するステップと、
    特定の時間以上連続して前記部屋管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出するか、又は所定の時間以内に特定の回数分の前記部屋管理装置の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出することで前記部屋管理装置から送信された予約時間を示す予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を、前記部屋管理装置のリーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた前記固有情報と共に前記部屋管理装置から受信するステップと、
    受信した前記固有情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定するステップと、
    前記固有情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新するステップと、
    更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信するステップと、
    を実行させるためのサーバプログラム。
  19. 部屋の入室に使用する情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末、及び予約する部屋への入室可否を制御する前記情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた部屋管理装置と、通信可能に接続された部屋の予約を管理するサーバに実行させるためのサーバプログラムであって、
    前記サーバは、部屋毎の予約情報を登録する予約情報データベースを備えており、
    前記サーバに、
    前記通信端末から、部屋の予約に関する予約申込情報、及び前記通信端末の前記リーダライタにより前記情報記憶媒体から読み取られた固有情報を受信するステップと、
    受信した前記予約申込情報に対する予約が可能である場合には、予約がされたことを証明する予約証明情報を前記部屋管理装置に送信するステップと、
    携帯情報端末の送信者を示す送信者情報を宛先に含み予約時間を示す予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長する日時変更情報を示す空メールを、前記携帯情報端末と通信することにより前記携帯情報端末から受信するステップと、
    前記送信者情報が、前記予約申込情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定するステップと、
    前記送信者情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約情報データベースを参照し、前記予約日時情報の予約時間を前記所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約情報データベースの前記予約情報を前記所定の時間単位で延長して更新するステップと、
    更新後の予約に関する前記予約証明情報を前記部屋管理装置に送信するステップと、
    を実行させるためのサーバプログラム。
  20. 部屋の入室に使用する情報記憶媒体のためのリーダライタが備えられた通信端末に接続されたサーバと、通信可能に接続された、予約する部屋への入室可否を制御する部屋管理装置のコンピュータに実行させるための装置プログラムであって、
    前記部屋管理装置は、前記情報記憶媒体のためのリーダライタを備えており、
    前記部屋管理装置に、
    日時を取得するステップと、
    前記サーバから、予約がされたことを証明する予約証明情報を受信するステップと、
    前記リーダライタにより読み取られた固有情報と、受信した前記予約証明情報とを照合するステップと、
    前記日時を取得するステップで取得するその時点の時刻が、前記予約証明情報に含まれる予約時間を示す予約日時情報の時間帯内に入っているか否かを判定するステップと、
    前記判定するステップによる判定の結果、その時刻が予約した時間帯内であると判定された場合に、前記部屋への入室可否を制御するステップと、
    特定の時間以上連続して前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出するか、又は所定の時間以内に特定の回数分の前記リーダライタと前記情報記憶媒体との通信が確立した状態を検出することで、前記リーダライタにより読み取られた固有情報が、前記予約証明情報に含む予約した部屋の利用者に対応するか否かを判定するステップと、
    前記固有情報が前記予約した部屋の利用者に対応すると判定されたことに応じて、前記予約証明情報を参照し、前記予約日時情報の予約時間を所定の時間単位で延長することが可能である場合には、前記予約証明情報を前記所定の時間単位で延長して更新するステップと、
    前記サーバに、更新後の予約に関する前記予約証明情報を送信するステップと、
    を実行させるための装置プログラム。
JP2007218488A 2006-08-24 2007-08-24 部屋予約管理システム、サーバ、部屋管理装置、サーバプログラム、及び装置プログラム Expired - Fee Related JP5194642B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007218488A JP5194642B2 (ja) 2006-08-24 2007-08-24 部屋予約管理システム、サーバ、部屋管理装置、サーバプログラム、及び装置プログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006227298 2006-08-24
JP2006227298 2006-08-24
JP2007218488A JP5194642B2 (ja) 2006-08-24 2007-08-24 部屋予約管理システム、サーバ、部屋管理装置、サーバプログラム、及び装置プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008077647A JP2008077647A (ja) 2008-04-03
JP5194642B2 true JP5194642B2 (ja) 2013-05-08

Family

ID=39349582

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007218488A Expired - Fee Related JP5194642B2 (ja) 2006-08-24 2007-08-24 部屋予約管理システム、サーバ、部屋管理装置、サーバプログラム、及び装置プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5194642B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013196641A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Dainippon Printing Co Ltd 会議室予約管理装置
JP2015200990A (ja) * 2014-04-07 2015-11-12 三菱電機株式会社 予約管理装置およびプリント自動販売システム
JP6212189B1 (ja) * 2016-09-27 2017-10-11 株式会社リクルートホールディングス 順番管理システム

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05204928A (ja) * 1992-01-30 1993-08-13 Fujitsu Ltd 部屋運用管理方式
JPH064538A (ja) * 1992-06-19 1994-01-14 Canon Inc 予約システム
JP2845254B2 (ja) * 1992-07-07 1999-01-13 三菱電機株式会社 会議室の予約装置
JP3136239B2 (ja) * 1994-06-21 2001-02-19 シャープ株式会社 スケジュール管理装置
JP2000163485A (ja) * 1998-12-01 2000-06-16 Hitachi Ltd 施設利用管理方法
JP3982135B2 (ja) * 2000-02-01 2007-09-26 富士ゼロックス株式会社 予約証明証発行装置および方法
JP2002123588A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Denso Corp 施設予約利用システム
JP2002150087A (ja) * 2000-11-13 2002-05-24 Ntt Docomo Inc 遊戯施設の設備予約サーバ、情報端末および遊戯施設の設備予約システムならびに遊戯施設の設備予約方法
JP2003110550A (ja) * 2001-09-27 2003-04-11 Hitachi Information Technology Co Ltd セキュリティ管理方法およびセキュリティシステム
JP2004127142A (ja) * 2002-10-07 2004-04-22 Hitachi Ltd 認証方法及びシステム並びにそれを利用した入退場管理方法及びシステム
JP2005149362A (ja) * 2003-11-19 2005-06-09 Mitsubishi Electric Corp 来訪者受付システム
JP2005155232A (ja) * 2003-11-27 2005-06-16 Denso Wave Inc 入室管理装置
JP2005336733A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Tokyu Construction Co Ltd Icカード式電子錠システム
JP2005346476A (ja) * 2004-06-03 2005-12-15 Ffc Ltd Idカード発行システム、プログラム、idカード発行方法
CN101833796B (zh) * 2004-11-02 2013-05-15 大日本印刷株式会社 管理系统
JP4523449B2 (ja) * 2005-02-23 2010-08-11 日本電信電話株式会社 鍵サービス方法、システムおよびそのプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008077647A (ja) 2008-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20040039909A1 (en) Flexible authentication with multiple levels and factors
EP1471752A2 (en) Electronic key system and electronic key usage method
US9438597B1 (en) Regulating credential information dissemination
JP2004127142A (ja) 認証方法及びシステム並びにそれを利用した入退場管理方法及びシステム
JP2007072778A (ja) 情報処理装置及びその制御方法
JP2010071009A (ja) 開錠システム及び開錠方法
JP4803015B2 (ja) ネットワーク接続された電子機器システム
JP2007241368A (ja) セキュリティ管理装置、セキュリティ管理方法およびプログラム
JP2008027014A (ja) 部屋予約管理システム
JP5194642B2 (ja) 部屋予約管理システム、サーバ、部屋管理装置、サーバプログラム、及び装置プログラム
JP5332152B2 (ja) 部屋予約管理システム、部屋管理装置及び装置プログラム
JP2005149362A (ja) 来訪者受付システム
JP2009026291A (ja) 身分照会システム
US20220103374A1 (en) Utilization management system, management device, utilization control device, utilization management method, and computer-readable program
JP4189340B2 (ja) 宅配ボックスシステムおよび宅配ボックス用プログラム
JP2003288432A (ja) 受付案内装置及び受付案内システム
JP2007308873A (ja) 入室管理システム
KR101980828B1 (ko) 공유계정 인증방법 및 그 장치
US20220278840A1 (en) Utilization management system, management device, utilization control device, user terminal, utilization management method, and program
JP2008045349A (ja) 鍵管理機用サーバ、鍵管理機、及び鍵管理システム
JP5151200B2 (ja) 入退場認証システム、入退場システム、入退場認証方法、及び入退場認証用プログラム
CN108990043A (zh) 一种基于核心网通信的远程开锁方法及其智能门锁
JP2008077648A (ja) 部屋予約管理システム、入出管理装置、及び装置プログラム
KR102328231B1 (ko) 사물 인터넷 기반 도어락 및 그 출입 인증 정보 입력 방법
JP2011145857A (ja) 身分証明証の共通認証システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120821

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121017

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130121

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5194642

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees