JP5191347B2 - コネクタ - Google Patents

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本発明は、電線の接続等に使用されるコネクタに関するものである。
移動体としての自動車に用いられるワイヤハーネスとして、例えば図11に示すコネクタ105を有するものがある。このコネクタ105は、孔140が設けられたパネル104に第1コネクタハウジング101が仮係止の状態で取り付けられ、第2コネクタハウジング102が仮係止した第1コネクタハウジング101に嵌合された後に、これらコネクタハウジング101,102が第1コネクタハウジング101側にスライドされることでパネル104に本係止して組み立てられる(例えば、特許文献1を参照。)。
また、上記コネクタ105は、第1コネクタハウジング101の外表面106から立設しかつコネクタ105の嵌合方向Zに沿って延びたロックアーム110が、第2コネクタハウジング102のフード部107の外表面からコネクタ105の高さ方向Yに沿って凹に形成された受け部108に係止することにより、第1コネクタハウジング101と第2コネクタハウジング102との嵌合状態が保たれる。
上記ロックアーム110は、コネクタハウジング101,102同士が嵌合方向Zに沿って互いに近付くことによりその先端部110aがフード部107上に乗り上げ、さらにコネクタハウジング101,102同士が近付くことにより先端部110aが受け部108内に嵌まって該受け部108に係止する。また、このロックアーム110は、第1コネクタハウジング101の幅方向の中央部、即ちコネクタ105の幅方向の中央部に設けられている。また、前記第1コネクタハウジング101の幅方向、及び、前記コネクタ105の幅方向とは、前述した嵌合方向Zとコネクタ105の高さ方向Yとの双方と直交する方向である。
さらに、上記コネクタ105は、第2コネクタハウジング102に取り付けられてコネクタハウジング101,102を防水するグロメット103を有している。このグロメット103は、第2コネクタハウジング102を包囲した環状の第1リップ部108aと、この第1リップ部108aとフード部107との間に配された第2リップ部108bと、を有している。また、第2リップ部108bは、パネル104に向かって突出するとともにコネクタ105の幅方向に沿ってリブ状に延びている。これらリップ部108a,108bは、コネクタハウジング101,102が互いに嵌合し、かつ、パネル104に本係止した状態で、パネル104に密着する。
なお、コネクタ105は、幅方向の寸法が高さ方向Yの寸法よりも大きく形成された横長の形状であるため、第2リップ部108bにおけるパネル104への接圧は、コネクタ105の幅方向の両端部近傍において高く、コネクタ105の幅方向の中央部近傍において低くなってしまう。このことから、コネクタ105の幅方向の中央部近傍の止水性を向上させるために、第2リップ部108bは、コネクタ105の幅方向の両端部側からコネクタ105の幅方向の中央部側に向かうに従って突出量が大きくなるように形成されている。
特開2005−259554号公報
しかしながら、上述した従来のコネクタ105は、以下に示す問題があった。即ち、前述したロックアーム110がコネクタ105の幅方向の中央部に設けられていることから、ロックアーム110の先端部110aがフード部107上に乗り上げる際に、この先端部110aが、突出量が大きい第2リップ部108bの中央部分に当たって大きな摩擦力を生じ、そのために、コネクタハウジング101,102同士の嵌合力が大きくなってしまうという問題があった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、高い防水性を有しつつコネクタハウジング同士の嵌合力が大きくなることを防止できるコネクタを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、パネルの孔内に取り付けられた第1コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングと嵌合する第2コネクタハウジングと、前記第2コネクタハウジングの外周に取り付けられた筒状のグロメットと、を有するコネクタにおいて、前記グロメットが、前記第2コネクタハウジングの1つの外壁と間隔をあけて配され、かつ、前記パネルに向かって突出するとともに前記外壁の幅方向に沿ってリブ状に延び、前記パネルに密着するリップ部を有し、前記第1コネクタハウジングが、前記外壁と前記リップ部との間を通されて前記第2コネクタハウジングに係止する一対のロックアームを有し、前記リップ部が、前記外壁の幅方向の両端部側から中央部側に向かうに従って突出量が大きくなるように形成されており、前記一対のロックアームが、互いの間に前記外壁の幅方向の中央部を位置付ける位置に配されていることを特徴とするコネクタである。
請求項1に記載された発明によれば、前記グロメットが、前記第2コネクタハウジングの1つの外壁と間隔をあけて配され、かつ、前記パネルに向かって突出するとともに前記外壁の幅方向に沿ってリブ状に延び、前記パネルに密着するリップ部を有し、前記第1コネクタハウジングが、前記外壁と前記リップ部との間を通されて前記第2コネクタハウジングに係止する一対のロックアームを有し、前記リップ部が、前記外壁の幅方向の両端部側から中央部側に向かうに従って突出量が大きくなるように形成されており、前記一対のロックアームが、互いの間に前記外壁の幅方向の中央部を位置付ける位置に配されているので、ロックアームが、外壁とリップ部との間を通される際、突出量が小さいリップ部の両端部の直下を通される。このことにより、ロックアームが突出量の大きいリップ部の中央部の直下を通される場合と比較して、ロックアームとリップ部との間に生じる摩擦力を小さくでき、コネクタハウジング同士の嵌合力を小さくできる。よって、高い防水性を有しつつコネクタハウジング同士の嵌合力が大きくなることを防止できるコネクタを提供することができる。
本発明の一実施形態にかかるコネクタを、図1ないし図10を参照して説明する。図1は本発明の一実施の形態を示す第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとを有したコネクタを示す平面図であり、第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとが嵌合し、これらがパネルに本係止した状態を示す図である。図2は図1に示された第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとが嵌合した状態を示す斜視図である。図3は図1に示された第1コネクタハウジングの平面図である。図4は図1に示された第1コネクタハウジングの斜視図である。図5は図1に示されたグロメットの平面図である。図6は図1に示されたグロメットの斜視図である。図7は図1に示された第1コネクタハウジングがパネルに仮係止した状態を示す断面斜視図である。図8は図7に示された第1コネクタハウジングに第2コネクタハウジングが近付いた状態を示す断面斜視図である。図9は図8に示された第1コネクタハウジングに第2コネクタハウジングがさらに近付いた状態を示す断面斜視図である。図10は図9に示された第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとが嵌合し、これらがパネルに仮係止した状態を示す断面斜視図である。
図1などに示すコネクタ5は、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成する。このコネクタ5は、互いの間に車体を構成するボディパネル(以下、パネルと呼ぶ。)4を位置付けた状態で、互いに嵌合する第1コネクタハウジング1及び第2コネクタハウジング2と、第2コネクタハウジング2に取り付けられたグロメット3と、を有している。
上記パネル4には、図7などに示すように、パネル4を貫通した孔40が設けられている。第1コネクタハウジング1と第2コネクタハウジング2は、互いの間にパネル4を位置付けた状態でパネル4の孔40内に通されて互いに嵌合する。
上記第1コネクタハウジング1は、合成樹脂で構成されており、本体部11と、一対の仮係止部12と、一対のロックアーム10と、を有している。
上記本体部11は、筒状に形成され、雄型の端子金具(以下、雄端子と呼ぶ)を収容する端子収容室6を複数有している。複数の端子収容室6は、それぞれ直線状に形成され、互いに平行に配されている。また、本体部11は、コネクタハウジング1,2同士が嵌合する際に、内側に第2コネクタハウジング2の本体部22が進入する。このことにより、雄端子が第2コネクタハウジング2内に収容された雌型の端子金具(以下、雌端子と呼ぶ)内に進入して、雄端子と雌端子とが電気的に接続する。
また、コネクタハウジング1,2同士が嵌合する方向を本発明では「嵌合方向」と呼び、矢印Zで表す。また、この嵌合方向Zと直交する2方向のうち、図2中の上下方向に沿った方向を「高さ方向」と呼び、矢印Yで表す。また、嵌合方向Zと高さ方向Yとの双方と直交する方向を「幅方向」と呼び、矢印Xで表す。
上記一対の仮係止部12は、図1及び図2などに示すように、本体部11の外表面のうち幅方向Xに沿って互いに相対する位置にそれぞれ形成されている。また、一対の仮係止部12は、前記外表面から第1コネクタハウジング1の外側に突出した突起であるとともに、幅方向Xに沿って弾性変形自在に形成されている。このような一対の仮係止部12は、パネル4の孔40の内縁に当接して、該孔40を拡げる方向にパネル4を押圧することにより、第1コネクタハウジング1をパネル4に仮係止させる。また、一対の仮係止部12は、第2コネクタハウジング2の後述の本体部22が第1コネクタハウジング1の本体部11の内側に進入するに従って、本体部22に押されて本体部11の内側に向かって弾性変形する。そして、一対の仮係止部12が本体部11の内側に向かって弾性変形することにより、第1コネクタハウジング1のパネル4への仮係止が解除されて、第1コネクタハウジング1がパネル4に対して移動可能な状態となる。
上記一対のロックアーム10は、それぞれ、本体部11の外表面のうち図7中上側に位置する外表面11aから立設し、嵌合方向Zに沿って第2コネクタハウジング2側に向かって延びた板状のアーム部10aと、アーム部10aの先端部に設けられたロック部10bと、を有している。
上記一対のロックアーム10それぞれのアーム部10aは、図3及び図4などに示すように、外表面11aの幅方向Xに沿って互いに間隔をあけて配されているとともに、互いの間に外表面11aの幅方向Xの中央部を位置付ける位置に配されている。即ち、一対のロックアーム10は、互いの間に第2コネクタハウジング2の後述のフード部21の幅方向Xの中央部21bを位置付ける位置に配されている。また、アーム部10aは、外表面11aとの間に第2コネクタハウジング2の後述のフード部21を位置付ける。
また、上記ロック部10bは、図4、図9、図10などに示すように、アーム部10aの外表面から図面中における高さ方向Yの上側に突出した脱落防止部13と、アーム部10aの外表面から図面中における高さ方向Yの下側に突出した係止部14と、を有している。前記脱落防止部13は、第1コネクタハウジング1がパネル4に仮係止された状態から第2コネクタハウジング2と嵌合される過程において、図9に示すように、孔40の外側に位置付けられることにより、パネル4への仮係止が解除された第1コネクタハウジング1がパネル4から脱落することを防止する。また、前記係止部14は、第2コネクタハウジング2の後述の受け部20に係止することで第1コネクタハウジング1と第2コネクタハウジング2とを固定する。
上記第2コネクタハウジング2は、合成樹脂で構成されており、本体部22と、フランジ部23と、一対の本係止部24と、フード部21と、一対の受け部20と、を有している。
上記本体部22は、箱状に形成され、雌端子を収容する端子収容室7を複数有している。また、本体部22は、コネクタハウジング1,2同士が嵌合する際に、雌端子の長手方向に沿って第1コネクタハウジング1の本体部11内に進入する。
上記フランジ部23は、本体部22の第1コネクタハウジング1から離れた端部に連なり、雌端子の長手方向と直交する方向に沿って鍔状に形成されている。
上記一対の本係止部24は、図1及び図2に示すように、本体部22の外表面のうち幅方向Xに沿って互いに相対する位置にそれぞれ形成され、前記外表面から第2コネクタハウジング2の外側に突出している。このような一対の本係止部24は、嵌合状態のコネクタハウジング1,2同士が嵌合方向Zに沿って第1コネクタハウジング1側にスライドされ、図1に示す本係止位置に位置付けられることにより、パネル4の孔40の内縁に当接して、該孔40を拡げる方向にパネル4を押圧することにより、コネクタハウジング1,2即ちコネクタ5をパネル4に本係止させる。
上記フード部21は、図7などに示すように、本体部22の高さ方向Yの上側に位置する外表面と高さ方向Yに沿って間隔をあけて相対する外壁である。このフード部21は、上述したように、コネクタハウジング1,2同士の嵌合状態においてアーム部10aと本体部11の外表面11aとの間に位置付けられる。
上記一対の受け部20は、フード部21の外表面から本体部22側に凹に形成された窪みであり、コネクタハウジング1,2同士の嵌合状態においてロックアーム10の係止部14を内側に位置付ける。即ち受け部20は係止部14に係止される。また、一対の受け部20は、フード部21の幅方向Xに沿って互いに間隔をあけて配されているとともに、互いの間にフード部21の幅方向Xの中央部21bを位置付ける位置に配されている。即ち、一対の受け部20は、それぞれ、フード部21の幅方向Xの両端部21a,21cに位置している。このことから、一対の受け部20に係止した一対の係止部14即ちロックアーム10は、互いの間にフード部21の幅方向Xの中央部21bを位置付ける。また、一対の係止部14が一対の受け部20に係止することにより、コネクタハウジング1,2同士が嵌合方向Z及び幅方向Xに沿って位置ずれすることが防止されてコネクタハウジング1,2同士の嵌合状態が保たれる。
上記グロメット3は、互いに嵌合しかつ図1に示す本係止位置に位置付けられた、即ちパネル4に本係止した、コネクタハウジング1,2を防水するものであり、合成ゴムなどで構成されている。このグロメット3は、図5ないし図10に示すように、蛇腹筒状に形成され、前記雌端子に接続された電線(図示せず)を収容する電線収容部30と、この電線収容部30に連なりかつ第2コネクタハウジング2に取り付けられた筒状のハウジング収容部31と、を有している。
上記ハウジング収容部31は、第2コネクタハウジング2のフランジ部23を覆う格好で第2コネクタハウジング2に取り付けられる取付部32と、取付部32よりも電線収容部30から離れた側に位置し、第2コネクタハウジング2を包囲した環状の第1リップ部33と、この第1リップ部33とフード部21との間に配された第2リップ部34(請求項中のリップ部に相当する。)と、第1リップ部33と本体部22との間に配されかつ第2リップ部34と高さ方向Yに沿って相対する第3リップ部35と、を有している。
上記リップ部33,34,35は、コネクタハウジング1,2が互いに嵌合し、かつ、パネル4に本係止した状態で、パネル4の孔40の外側に密着してコネクタ1内に液体等が浸入することを防止する。
上記第2リップ部34は、フード部21と間隔をあけて配され、かつ、電線収容部30側からパネル4に向かって突出するとともにフード部21の幅方向Xに沿ってリブ状に延びている。また、第2リップ部34は、フード部21の幅方向Xの端部21a,21c側から中央部21b側に向かうに従って突出量が大きくなるように形成されている。即ち、図5に示すように、第2リップ部34の幅方向Xの中央部34bの突出量が、幅方向Xの両端部34a,34cの突出量よりも大きく形成されている。そして、第2リップ部34の幅方向Xの両端部34a,34cは、中央部34bから離れるに従って徐々にパネル4から離れる方向に傾斜している。また、前述した一対のロックアーム10は、フード部21と第2リップ部34の両端部34a,34cとの間を通されて受け部20に係止する。
このように、本発明では、一対のロックアーム10が、フード部21と第2リップ部34との間を通される際、中央部34bよりも突出量が小さい両端部34a,34cの直下を通されるので、一対のロックアーム10が突出量の大きい中央部34bの直下を通される場合と比較して、ロックアーム10と第2リップ部34との間に生じる摩擦力、即ち引っ掛かり、を小さくでき、コネクタハウジング1,2同士の嵌合力を小さくできる。よって、高い防水性を有しつつコネクタハウジング1,2同士の嵌合力が大きくなることを防止できる。また、ロックアーム10が一対設けられているので、第1コネクタハウジング1のパネル4に対するがたつきを低減することができる。
上記第3リップ部35は、第2リップ部34と同じ構成であり、本体部22と間隔をあけて配され、かつ、電線収容部30側からパネル4に向かって突出するとともに本体部22の幅方向Xに沿ってリブ状に延びている。また、第3リップ部35は、フード部21の幅方向Xの端部21a,21c側から中央部21b側に向かうに従って突出量が大きくなるように形成されている。即ち、図5に示すように、第3リップ部35の幅方向Xの中央部35bの突出量が、幅方向Xの両端部35a,35cの突出量よりも大きく形成されている。そして、第3リップ部35の幅方向Xの両端部35a,35cは、中央部35bから離れるに従って徐々にパネル4から離れる方向に傾斜している。
また、本コネクタ5は、幅方向Xの寸法が高さ方向Yの寸法よりも大きく形成された横長の形状であるため、第2リップ部34及び第3リップ部35におけるパネル4への接圧は、これらの幅方向Xの両端部近傍において高く、中央部近傍において低い。このことから、コネクタ5の幅方向Xの中央部近傍の止水性を向上させるために、第2リップ部34及び第3リップ部35は、前述のとおりコネクタ5の幅方向Xの両端部側から中央部側に向かうに従って突出量が大きくなるように形成されている。
前述した構成のコネクタ5を組み立てる際には、まず、図7に示すように、一対の仮係止部12(図1を参照。)をパネル4の孔40の内縁に当接させて、第1コネクタハウジング1をパネル4に仮に取り付けておく。即ち、第1コネクタハウジング1をパネル4に仮係止させておく。そして、図8に示すように、第1コネクタハウジング1に第2コネクタハウジング2を近付けて、第2コネクタハウジング2の本体部22を第1コネクタハウジング1の本体部11内に挿入する。
すると、図9に示すように、一対のロック部10bがフード部21上に乗り上げてアーム部10aが撓み、脱落防止部13がパネル4の孔40の外側に位置付けられる。そして、さらに第2コネクタハウジング2の本体部22を第1コネクタハウジング1の本体部11内に挿入することにより、上述したように、一対の仮係止部12が本体部22に押されて本体部11の内側に向かって弾性変形し、第1コネクタハウジング1のパネル4への仮係止が解除される。また、第1コネクタハウジング1のパネル4への仮係止解除後は、脱落防止部13がパネル4の孔40の外側に位置付けられていることから、第2コネクタハウジング2が第1コネクタハウジング1に完全に嵌合するまでは、この脱落防止部13により第1コネクタハウジング1がパネル4から脱落することが規制される。
そして、この状態でさらに第2コネクタハウジング2の本体部22を第1コネクタハウジング1の本体部11内に挿入することにより、一対のロック部10bがフード部21と第2リップ部34の両端部34a,34cとの間を通されて、一対の係止部14が一対の受け部20に落ち込み、一対の係止部14即ち一対のロックアーム10と一対の受け部20とが係止すると同時に図10に示すように、コネクタハウジング1,2同士が嵌合する。そして、さらに第2コネクタハウジング2をパネル4に向かって押し付けることにより、嵌合状態の第1コネクタハウジング1及び第2コネクタハウジング2即ちコネクタ5が、嵌合方向Zに沿って第1コネクタハウジング1側にスライドされ、一対の本係止部24(図1を参照。)がパネル4の孔40の内縁に当接して、図1に示すように、コネクタ5がパネル4に本係止される。この際、リップ部33,34,35がパネル4の孔40の外側に密着する。こうしてコネクタ5が組み立てられる。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の一実施の形態を示す第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとを有したコネクタを示す平面図であり、第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとが嵌合し、これらがパネルに本係止した状態を示す図である。 図1に示された第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとが嵌合した状態を示す斜視図である。 図1に示された第1コネクタハウジングの平面図である。 図1に示された第1コネクタハウジングの斜視図である。 図1に示されたグロメットの平面図である。 図1に示されたグロメットの斜視図である。 図1に示された第1コネクタハウジングがパネルに仮係止した状態を示す断面斜視図である。 図7に示された第1コネクタハウジングに第2コネクタハウジングが近付いた状態を示す断面斜視図である。 図8に示された第1コネクタハウジングに第2コネクタハウジングがさらに近付いた状態を示す断面斜視図である。 図9に示された第1コネクタハウジングと第2コネクタハウジングとが嵌合し、これらがパネルに仮係止した状態を示す断面斜視図である。 従来のコネクタを示す断面図である。
符号の説明
1 第1コネクタハウジング
2 第2コネクタハウジング
3 グロメット
4 パネル
5 コネクタ
10 ロックアーム
21 フード部(外壁)
21a,21c 端部
21b 中央部
34 第2リップ部(リップ部)
40 孔
X 幅方向

Claims (1)

  1. パネルの孔内に取り付けられた第1コネクタハウジングと、前記第1コネクタハウジングと嵌合する第2コネクタハウジングと、前記第2コネクタハウジングの外周に取り付けられた筒状のグロメットと、を有するコネクタにおいて、
    前記グロメットが、前記第2コネクタハウジングの1つの外壁と間隔をあけて配され、かつ、前記パネルに向かって突出するとともに前記外壁の幅方向に沿ってリブ状に延び、前記パネルに密着するリップ部を有し、
    前記第1コネクタハウジングが、前記外壁と前記リップ部との間を通されて前記第2コネクタハウジングに係止する一対のロックアームを有し、
    前記リップ部が、前記外壁の幅方向の両端部側から中央部側に向かうに従って突出量が大きくなるように形成されており、
    前記一対のロックアームが、互いの間に前記外壁の幅方向の中央部を位置付ける位置に配されていることを特徴とするコネクタ。
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