JP5189452B2 - 生葉の自動萎凋システム - Google Patents

生葉の自動萎凋システム Download PDF

Info

Publication number
JP5189452B2
JP5189452B2 JP2008257353A JP2008257353A JP5189452B2 JP 5189452 B2 JP5189452 B2 JP 5189452B2 JP 2008257353 A JP2008257353 A JP 2008257353A JP 2008257353 A JP2008257353 A JP 2008257353A JP 5189452 B2 JP5189452 B2 JP 5189452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wilt
stationary
wilting
leaves
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008257353A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010081912A (ja
Inventor
嘉章 比留間
宏文 菅沼
宇正 高橋
政徳 柳川
智久 平野
保 秋山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Kiko Co Ltd
Original Assignee
Kawasaki Kiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Kiko Co Ltd filed Critical Kawasaki Kiko Co Ltd
Priority to JP2008257353A priority Critical patent/JP5189452B2/ja
Publication of JP2010081912A publication Critical patent/JP2010081912A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5189452B2 publication Critical patent/JP5189452B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Tea And Coffee (AREA)

Description

本発明は、生葉に対して酸化酵素の働きによる化学的変化を促し芳香性の高い香りを発揚させる萎凋を行わせるための生葉の自動萎凋システムに関するものである。
一般に、緑茶は、生葉(茶木から摘み取った生茶葉)に対して蒸し処理した後、例えば葉打ち処理、揉み処理(粗揉処理、揉捻処理、中揉処理或いは精揉処理など)及び乾燥処理が順次施されることにより得られるものである。然るに、近年の消費者の趣向の多様化に伴い、上記処理工程に加え、生葉に対して種々処理を施すことが行われてきており、例えば蒸し処理前の生葉に対して萎凋を行うことが例えば特許文献1にて提案されている。
かかる萎凋とは、生葉に対して酸化酵素の働きによる化学的変化を促し芳香性の高い香りを発揚させるとともに、生葉の含有水分を低減させるための工程をいい、同文献においては、生葉に対して紫外線を照射し得る萎凋装置により行われていた。これにより、生葉を日光に曝すのと同等な効果を得ることができ、緑茶などの茶葉に対して芳醇な香りを具備させることができる。
特開平11−106号公報
しかしながら、上記従来の萎凋装置においては、以下の如き問題があった。
例えばウーロン茶作りにおいては、萎凋は、一般に手作業にて行われるべきものであったが、その場合、日光に生葉を曝す日光萎凋工程の後、該日光萎凋が施された茶葉を室内に静置する静置萎凋工程や、竹で編んだ籠に茶葉を投入して当該籠を回転させる揺青工程が施されていた。
即ち、日光萎凋工程にて日光に曝されて茶葉が萎えると、急激に茶葉から水分が奪われることにより発酵が促進され、芳香性の高い香りを発揚させることができるとともに、静置萎凋工程にて室内でゆっくりと万遍なく発酵を促進させるのである。そして、静置萎凋工程が行われた茶葉は、揺青工程を行う籠に移され、当該籠の中で茶葉どうしが擦れ合うことにより発酵を促進させていた。
しかして、上記従来の萎凋装置は、日光の代わりに紫外線を照射して紫外線萎凋工程を施すべきものであり、他の工程(静置萎凋工程や揺青工程)を施すことなく蒸し工程に移行させるものであったため、手作業による萎凋と微妙に異なるといった問題があった。尚、手作業による萎凋作業は、周囲の環境や生葉の状態など種々条件により異なるため、作業者による「かん」や「こつ」を必要とし、熟練が必要であるという問題がある。
また、紫外線萎凋工程、揺青工程及び静置萎凋工程は、それぞれ手作業にて行われるとともに、各工程から次工程まで作業者が手作業で茶葉を搬送しなければならず、労力が過大となってしまうという問題もあった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、紫外線萎凋工程、揺青工程及び静置萎凋工程を装置や移送手段にて順次自動的に行うことができるとともに、生葉の萎凋工程を安定且つ確実に行わせることができる生葉の自動萎凋システムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、生葉を搬送しつつ当該生葉に対して紫外線を照射して紫外線萎凋工程を行うための電磁波萎凋装置と、該電磁波萎凋装置で紫外線萎凋工程を経た茶葉が投入され、当該茶葉を搬送しつつ微小な傷を付与して揺青工程を行うための揺青装置と、該揺青装置で揺青工程を経た茶葉が投入され、当該茶葉を搬送しつつ静置萎凋工程を行うための静置萎凋装置とを具備し、前記電磁波萎凋装置と揺青装置との間、及び揺青装置と静置萎凋装置との間には移送手段が配設され、これら移送手段にて前記電磁波萎凋装置による紫外線萎凋工程、前記揺青装置による揺青工程、及び前記静置萎凋装置による静置萎凋工程が自動的且つ連続的に行われるよう構成され、前記電磁波萎凋装置及び静置萎凋装置は、それぞれ周囲と遮蔽された萎凋室内に配設されるとともに、各萎凋室内の温度及び湿度をそれぞれ制御し得る温度湿度制御手段が配設され、且つ、当該温度湿度制御手段は、前記電磁波萎凋装置が配設された萎凋室内の温度が前記静置萎凋装置が配設された萎凋室内の温度よりも高くなるよう制御することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の生葉の自動萎凋システムにおいて、前記温度湿度制御手段は、前記電磁波萎凋装置が配設された萎凋室内の湿度が前記静置萎凋装置が配設された萎凋室内の湿度よりも高くなるよう制御することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の生葉の自動萎凋システムにおいて、前記移送手段は、振動コンベア及び垂直バケットコンベアから成ることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜請求項の何れか1つに記載の生葉の自動萎凋システムにおいて、前記電磁波萎凋装置は、上下複数段に配設されて生葉を搬送し得るとともに、上段から下段に生葉を落下させて順次搬送し得る複数の搬送手段と、該搬送手段の各搬送面に対して紫外線を照射し得る紫外線照射手段とを具備するとともに、前記搬送手段は、それぞれが独立した搬送速度で駆動され、搬送する生葉の厚さを任意制御し得るよう構成されたことを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1〜請求項の何れか1つに記載の生葉の自動萎凋システムにおいて、前記揺青装置は、茶葉を内部に収容し得る円筒状の回転胴と、該回転胴を回転させる駆動手段と、前記回転胴内周壁に突出形成され、当該回転胴が回転した際、内部の茶葉を撹拌しつつ回転胴の一端から他端まで搬送させ得る桟とを具備したことを特徴とする。
請求項記載の発明は、生葉を搬送しつつ当該生葉に対して紫外線を照射して紫外線萎凋工程を行うための電磁波萎凋装置と、該電磁波萎凋装置で紫外線萎凋工程を経た茶葉が投入され、当該茶葉を搬送しつつ静置萎凋工程を行うための静置萎凋装置とを具備し、前記電磁波萎凋装置と静置萎凋装置との間には移送手段が配設され、この移送手段にて前記電磁波萎凋装置による紫外線萎凋工程、及び前記静置萎凋装置による静置萎凋工程が自動的且つ連続的に行われるよう構成され、前記電磁波萎凋装置及び静置萎凋装置は、それぞれ周囲と遮蔽された萎凋室内に配設されるとともに、各萎凋室内の温度及び湿度をそれぞれ制御し得る温度湿度制御手段が配設され、且つ、当該温度湿度制御手段は、前記電磁波萎凋装置が配設された萎凋室内の温度が前記静置萎凋装置が配設された萎凋室内の温度よりも高くなるよう制御することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の生葉の自動萎凋システムにおいて、前記温度湿度制御手段は、前記電磁波萎凋装置が配設された萎凋室内の湿度が前記静置萎凋装置が配設された萎凋室内の湿度よりも高くなるよう制御することを特徴とする。
本発明によれば、紫外線萎凋工程、揺青工程及び静置萎凋工程を装置及び移送手段にて順次自動的に行うことができるとともに、生葉の萎凋工程を安定且つ確実に行わせることができる。また、電磁波萎凋装置と揺青装置との間、及び揺青装置と静置萎凋装置との間の移送手段を振動コンベア及び垂直バケットコンベアから成るものとすれば、移送手段による移送過程でも振動等によって茶葉が擦れ合って萎凋を進行させることができる。
更に、電磁波萎凋装置及び静置萎凋装置は、それぞれ周囲と遮蔽された萎凋室内に配設されるとともに、各萎凋室内の温度及び湿度をそれぞれ制御し得る温度湿度制御手段が配設すれば、それぞれ日光萎凋及び静置萎凋に適した温度及び湿度とすることができ、狙った萎凋度とするのが容易となる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係る生葉の自動萎凋システムは、紫外線萎凋工程、揺青工程及び静置萎凋工程を順次自動的に行うためのもので、図1に示すように、紫外線萎凋工程を施し得る電磁波萎凋装置1と、揺青工程を施し得る揺青装置2と、静置萎凋工程を施し得る静置萎凋装置3とから主に構成されるとともに、電磁波萎凋装置1と揺青装置2との間の移送手段(振動コンベア8、垂直バケットコンベア9、及び振動コンベア10)、及び揺青装置2と静置萎凋装置3との間の移送手段(垂直バケットコンベア11、振動コンベア12)を有して成るものである。
電磁波萎凋装置1は、生葉を搬送しつつ当該生葉に対して紫外線を照射して紫外線萎凋工程を行うためのものであり、図2〜図4に示すように、上下複数段に配設されて生葉を搬送し得るとともに、上段から下段に生葉を落下させて順次搬送し得る複数の搬送手段(17a、17b、17c)と、該搬送手段の各搬送面に対して紫外線を照射し得る紫外線照射手段18とを具備している。
各搬送手段17a〜17cは、前後一対のプーリPと、該プーリPを回転駆動させるためのモータ(不図示)と、プーリPの回転に伴い回動(往復動)するとともに生葉の搬送面を形成する複数のキャタピラKとを有している。即ち、モータを駆動して各搬送手段17a〜17cのプーリPを回転駆動させると、キャタピラKが往動方向及び復動方向に移動するので、当該キャタピラK上に載置された生葉が同方向に搬送されることとなる。尚、本実施形態においては、キャタピラKの往動(行き)及び復動(帰り)の双方で生葉の搬送面が構成されている。
キャタピラKは、図3及び図4で示すように、各搬送面の終端において揺動軸Lを中心に揺動し、生葉を下段の搬送手段(又は同一の搬送手段における復動側の搬送面)に落下させ得るよう構成されている。これにより、上段の搬送手段におけるキャタピラKで搬送された生葉は、順次下段のキャタピラKへ落下して搬送されることとなる。このキャタピラKに代えて、ネットベルトなどにて生葉の搬送面を構成し、当該生葉を上段から下段へ順次搬送するようにしてもよい。
尚、図3に示すように、散茶コンベア7を介して生葉流量計から一定量投入された生葉は、掻き均し手段19にて掻き均され、略均等な厚みにて搬送手段17a〜17cで搬送されることとなる。また、電磁波萎凋装置1に投入された生葉は、10分乃至8時間かけて各搬送手段17a〜17cで順次搬送されるよう構成されている。更に、各搬送手段17a〜17cの搬送面に向けて送風し得る送風手段(不図示)を具備させ、当該送風手段による換気で生葉の含有水分を低減させるよう構成するのが好ましい。
また更に、搬送手段17a〜17cは、それぞれが独立した搬送速度で駆動され、搬送する生葉の厚さを任意制御し得るよう構成するのが好ましい。即ち、各搬送手段17a〜17cの搬送速度を遅くすれば搬送される生葉の厚さが大きく(茶層が厚く)なり、生葉自体の呼吸で熱を上昇させることができる一方、搬送速度を速くすれば厚さが小さく(茶層が薄く)なり、熱を低下させることができるのである。
従って、各搬送手段17a〜17cの搬送速度(モータの駆動速度)を任意制御することにより、搬送過程の生葉の厚さを任意制御することができ、これにより搬送過程の生葉に付与すべき熱を調整することができるので、萎凋の進行具合を適宜調整し得るのである。例えば、茶葉の厚さは、15mm〜50mm程度に設定するのが好ましく、萎凋の進行に伴い厚さが大きく(茶層を厚く)なるよう制御するのが好ましい。尚、単に萎凋時間(処理時間の調整(設定)のために搬送速度を設定してもよい。
紫外線照射手段18は、各搬送手段17a〜17cの搬送面に対してその幅方向に延びて複数配設され、搬送面上の生葉に対して紫外線を照射し得るものであり、例えば紫外線(UVA、UVB)を照射し得る蛍光灯、発光ダイオード或いは蛍光塗料から成るものとされる。また、紫外線照射手段18は、例えば略250〜400nm波長の紫外線を照射して、ラジカルな反応で生葉に対してストレスを付与し得るようになっている。
尚、かかる構成に代え、各搬送手段(17a〜17c)の往動側の搬送経路と復動側の搬送経路との間に紫外線照射手段18を配設するとともに、各キャタピラKに紫外線を透過し得る孔を設けるようにしてもよい。これにより、搬送過程の生葉に対して上下方向から紫外線を照射することが可能となり、紫外線照射手段18の配設個数を削減することができる。しかして、電磁波萎凋装置1全体の小型化を図ることができるとともに、紫外線強度を向上させ萎凋促進を図ることができる。
一方、散茶コンベア7は、電磁波萎凋装置1の幅方向に亘って配設され、生葉流量計6から投入された生葉を受けるとともに、当該生葉を上段の搬送手段17aにおける搬送面に対し、その幅方向に対して万遍なく投入するためのものである。これにより、振動コンベア4及び垂直バケットコンベア5(図1参照)にて上流の工程(生葉貯留コンテナ等)から搬送された生葉は、搬送手段17aの搬送面に対して万遍なく投入されることとなる。
ここで、本実施形態に係る電磁波萎凋装置1は、周囲と遮蔽された萎凋室A内に配設されるとともに、この萎凋室A内の温度及び湿度をそれぞれ制御し得る温度湿度制御手段20(図2参照)が配設されている。当該温度湿度制御手段20は、例えば汎用のエアーコンディショナ等から成り、萎凋室A内が紫外線萎凋工程における最適温度及び湿度(温度20〜40℃、湿度50〜90%)となるよう制御されるべきものである。これにより、最適温度及び湿度にて生葉に対する紫外線萎凋工程が施されるため、周囲環境に影響されず安定した日光萎凋を行うことができ、品質の安定化を図ることができる。
尚、周囲と遮蔽して萎凋室Aを構成する部材は、例えば可撓性樹脂(ビニール等)とするのが好ましく、紫外線を吸収して外部に紫外線が漏れるのを抑制し得る紫外線吸収ビニル等とするのが更に好ましい。また、温度湿度制御手段20による温度及び湿度の管理を容易とすべく、伝熱性が乏しい部材にて萎凋室A(後述する萎凋室Bも同様)を構成するようにしてもよい。
上記電磁波萎凋装置1によれば、生葉が搬送手段(17a〜17c)の搬送面で搬送される過程で擦れ合うとともに、紫外線照射手段18から照射される紫外線を受けることにより、含有水分が急激に奪われて萎え、酸化酵素の働きによる化学的変化を促して芳香性の高い香りを付加することができる。また、搬送過程において、上段の搬送手段から下段の搬送手段に生葉が落下されるため、生葉が撹拌され、ムラなく日光萎凋を行うことができるとともに落下に伴う生葉どうしの擦れ合いによって発酵を促すことができる。
上記電磁波萎凋装置1による紫外線萎凋工程が終了した茶葉は、振動コンベア8、垂直バケットコンベア9及び振動コンベア10により揺青装置2に搬送される。かかる揺青装置2は、当該茶葉を搬送しつつ微小な傷を付与して揺青工程を行うためのものであり、図5及び図6に示すように、茶葉を内部に収容し得る円筒状の回転胴21と、該回転胴21を回転させる駆動手段としてのモータ22と、回転胴21の内周壁に突出形成され、当該回転胴21が回転した際、内部の茶葉を撹拌しつつ回転胴21の一端から他端まで搬送させ得る桟23とを具備したものである。
具体的には、床面に立設されたフレームFにおいて回転自在に一対のローラ25が配設されており、これらローラ25が回転胴21の外周面に当接しているとともに、モータ22の駆動力が中間軸24を介して各ローラ25に伝達されるよう構成されている。これにより、モータ22を駆動させると、その駆動力にてローラ25が回転し、回転胴21がその軸周りに回転するようになっている。尚、回転胴21は、3〜30rpm程度の回転数で回転するのが好ましく、この回転数を制御することによって茶葉の滞留時間を調整することができる。また、茶葉の厚さを調整することができる。
回転胴21は、その内部が導入口27と連通しており、当該導入口27から投入された茶葉が内部に至るよう構成されている。また、回転胴21は、パンチングメタル(鋼板に多数の孔を形成したもの)を円筒状に成形したものから成るとともに、その側面に沿って風導26が延設されており、当該風導26から回転胴21内部に送風し得るようになっている。風導26から導かれる送風は、20〜110℃程度(品質に合わせて変える)が好ましく、これにより内部の茶葉の温度が20〜45℃程度に維持されるよう制御されるのが好ましい。
更に、回転胴21を構成するパンチングメタルは、導入口27側(図中左端の一端側)の孔が直径1〜3mm程度の小径孔、排出口側(図中右端の他端側)の孔が直径4〜10mm程度の大径孔に設定するのが好ましい。これにより、導入口27側では、茶葉の茎や葉先などが孔に刺さって抜けなくなってしまうのを回避することができるとともに、排出口側(他端側)では、切れ葉等の品質に悪影響を及ぼす虞のあるものを脱落させて除去することができる。
回転胴21内の桟23は、導入口27側において回転胴21の軸(長手方向)に対して所定角度付与されて突出形成されており、投入された茶葉が強制的に搬送され、撹拌されることで茶葉が擦れ合って均一になるようになっているとともに、それより排出口側において高さ5〜100mm程度の高さでスパイラル状若しくは回転胴21の軸(長手方向)に30〜180°毎に取り付けられている。尚、桟23は、回転胴21の軸(長手方向)にスクリュー状(スパイラー)のものであってもよい。
また更に、回転胴21の排出口側とフレームFとの間にはジャッキ28が懸架されており、当該ジャッキ28を操作することにより、図7に示すように、排出口側が下方となるよう回転胴21全体が所定角度傾斜可能とされている。かかる傾斜角度を調整することにより、回転胴21内における茶葉の滞留時間を調整することができ、付与すべき傷を任意調整することができる。また、茶葉の厚さを調整することができる。尚、回転胴21内における茶葉の滞留時間は、通常3分〜30分程度に設定するのが好ましいが、生葉の質(硬軟、熟度、含水率、品種及び茶期等)と狙い萎凋度とによって適宜決定するのが好ましい。
尚、上記の如き回転胴21全体の傾斜角度に加え、回転胴21の回転数、桟21の形状、風導26からの送風温度などを複合的に管理し、茶葉の萎凋度を管理することができる。また、回転胴21は、パンチングメタルに代え、内周面側に凹凸が付与されたもの或いは竹を円筒状に編んだもの等、茶葉に微小な傷を付与し得るものであれば如何なるものであってもよい。
上記揺青装置2による揺青工程が終了した茶葉は、垂直バケットコンベア11及び振動コンベア12により静置萎凋装置3に搬送される。かかる静置萎凋装置3は、茶葉を搬送しつつ静置萎凋工程を行うためのものであり、図8に示すように、上下複数段に配設されて茶葉を搬送し得るとともに、上段から下段に茶葉を落下させて順次搬送し得る複数の搬送手段(29a、29b、29c)を具備している。
各搬送手段29a〜29cは、電磁波萎凋装置1のものと同様、前後一対のプーリPと、該プーリPを回転駆動させるためのモータ(不図示)と、プーリPの回転に伴い回動(往復動)するとともに茶葉の搬送面を形成する複数のキャタピラKとを有している。即ち、モータを駆動して各搬送手段29a〜29cのプーリPを回転駆動させると、キャタピラKが往動方向及び復動方向に移動するので、当該キャタピラK上に載置された茶葉が同方向に搬送されることとなる。
キャタピラKは、各搬送面の終端において茶葉を下段の搬送手段に落下させ得るよう構成されている。これにより、上段の搬送手段におけるキャタピラKで搬送された茶葉は、順次下段のキャタピラKへ落下して搬送されることとなる。このキャタピラKに代えて、ネットベルトなどにて生葉の搬送面を構成し、当該生葉を上段から下段へ順次搬送するようにしてもよい。
尚、散茶コンベア13を介して投入された茶葉は、掻き均し手段30にて掻き均され、略均等な厚みにて搬送手段29a〜29cで搬送されることとなる。また、静置萎凋装置3に投入された茶葉は、1時間乃至12時間かけて各搬送手段29a〜29cで順次搬送されるよう構成されている。更に、各搬送手段29a〜29cの搬送面に向けて送風し得る送風手段(不図示)を具備させ、当該送風手段による換気で生葉の含有水分を低減させるよう構成するのが好ましい。
また更に、搬送手段29a〜29cは、それぞれが独立した搬送速度で駆動され、搬送する茶葉の厚さを任意制御し得るよう構成するのが好ましい。即ち、各搬送手段29a〜29cの搬送速度を遅くすれば搬送される茶葉の厚さが大きく(茶層が厚く)なり、茶葉自体の呼吸で熱を上昇させることができる一方、搬送速度を速くすれば厚さが小さく(茶層が薄く)なり、熱を低下させることができるのである。
従って、各搬送手段29a〜29cの搬送速度(モータの駆動速度)を任意制御することにより、搬送過程の生葉の厚さを任意制御することができ、これにより搬送過程の茶葉に付与すべき熱を調整することができるので、萎凋の進行具合を適宜調整し得るのである。例えば、茶葉の厚さは、100mm〜800mm程度に設定するのが好ましく、萎凋の進行に伴い厚さが大きく(茶層を厚く)なるよう制御するのが好ましい。或いは、搬送過程の茶葉の厚さ(茶層)を薄い、厚い、薄い…と繰り返すようにしてもよい。尚、単に萎凋時間(処理時間の調整(設定)のために搬送速度を設定してもよい。
ここで、本実施形態に係る静置萎凋装置3は、周囲と遮蔽された萎凋室B内に配設されるとともに、この萎凋室B内の温度及び湿度をそれぞれ制御し得る温度湿度制御手段31が配設されている。当該温度湿度制御手段31は、萎凋室Aのものと同様、例えば汎用のエアーコンディショナ等から成り、萎凋室B内が静置萎凋工程における最適温度及び湿度(温度15〜25℃、湿度30〜70%)となるよう制御されるべきものである。これにより、最適温度及び湿度にて茶葉に対する静置萎凋工程が施されるため、周囲環境に影響されず安定した静置萎凋を行うことができ、品質の安定化を図ることができる。
上記静置萎凋装置3によれば、茶葉が搬送手段(29a〜29c)の搬送面で搬送される過程で擦れ合うとともに、電磁波萎凋装置1によって急激に発酵を促された茶葉がゆっくり万遍なく発酵することとなる。また、搬送過程において、上段の搬送手段から下段の搬送手段に生葉が落下されるため、茶葉が撹拌され、ムラなく静置萎凋を行うことができるとともに落下に伴う生葉どうしの擦れ合いによって発酵を促すことができる。
ここで、本実施形態において、温度湿度制御手段20、31は、電磁波萎凋装置1が配設された萎凋室A内の温度が静置萎凋装置3が配設された萎凋室B内の温度よりも高くなるよう制御するものである。例えば、温度湿度制御手段20により、萎凋室A内の温度が30±10℃に設定され、且つ、温度湿度制御手段31により、萎凋室B内の温度が20±5℃に設定されるものが好ましい。このように、萎凋室Aの方が萎凋室Bより少なくとも10℃程度高くするのが好ましい。
また、温度湿度制御手段20、31は、上記の如き温度に加え、電磁波萎凋装置1が配設された萎凋室A内の湿度が静置萎凋装置3が配設された萎凋室B内の湿度よりも高くなるよう制御するものである。例えば、温度湿度制御手段20により、萎凋室A内の湿度が70±20%に設定され、且つ、温度湿度制御手段31により、萎凋室B内の湿度が60±20%に設定されるものが好ましい。このように、萎凋室Aの方が萎凋室Bより少なくとも10%程度高くするのが好ましい。
上記の如く、温度湿度制御手段20、31にて、電磁波萎凋装置1が配設された萎凋室A内の温度及び湿度が静置萎凋装置3が配設された萎凋室B内の温度及び湿度よりも高くなるよう制御することにより、紫外線萎凋工程では急激に発酵を促すことができるとともに、静置萎凋工程ではゆっくり万遍なく発酵させることができ、葉傷みを抑制することができる。
尚、電磁波萎凋装置1と同様、各搬送手段(29a〜29c)の搬送面に向けて紫外線を照射し得る紫外線照射手段を配設し、静置萎凋工程でもラジカルな反応をさせるよう構成してもよい。また、搬送手段(29a〜29c)のキャタピラK(又はそれに代えたネットベルト)に通風及び光透過のための孔を形成しておくのが好ましい。更に、温度湿度制御手段31による制御は、適当な温度湿度(恒温恒湿)となるべく行われるもの、或いは所定時間(0.5〜3時間)毎の作動により目標温度及び湿度とするものであってもよい。静置萎凋装置3は、周囲と遮蔽せず茶葉に対して直接温度、湿度コントロールするようにしてもよい。
上記静置萎凋装置3による静置萎凋工程が終了した茶葉は、振動コンベア14、垂直バケットコンベア15及び振動コンベア16により次工程(例えば蒸し工程)に搬送されることとなる。尚、静置萎凋装置3によって静置萎凋工程が終了した茶葉を更に電磁波萎凋装置1や揺青装置3に搬送し、再び紫外線萎凋工程や揺青工程を施し得るよう各装置及び移送手段を配置するようにしてもよい。
本実施形態に係る生葉の自動萎凋システムによれば、電磁波萎凋装置1による紫外線萎凋工程、揺青装置2による揺青工程、及び静置萎凋装置3による静置萎凋工程が自動的且つ連続的に行われるので、紫外線萎凋工程、揺青工程及び静置萎凋工程を順次自動的に行うことができるとともに、生葉の萎凋工程を安定且つ確実に行わせることができる。
また、電磁波萎凋装置1と揺青装置2との間、及び揺青装置2と静置萎凋装置3との間には、振動コンベア及び垂直バケットコンベアから成る移送手段が配設され、これら移送手段にて電磁波萎凋装置1による紫外線萎凋工程、揺青装置2による揺青工程、及び静置萎凋装置3による静置萎凋工程が自動的且つ連続的に行われるので、移送手段による移送過程でも振動等によって茶葉が擦れ合って萎凋を進行させることができる。
更に、電磁波萎凋装置1及び静置萎凋装置3は、それぞれ周囲と遮蔽された萎凋室A、B内に配設されるとともに、各萎凋室A、B内の温度及び湿度をそれぞれ制御し得る温度湿度制御手段20、31が配設されているので、それぞれ日光萎凋及び静置萎凋に適した温度及び湿度とすることができ、狙った萎凋度とするのが容易となる。
以上、本実施形態に係る生葉の自動萎凋システムについて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば電磁波萎凋装置1による紫外線萎凋工程を施した後、静置萎凋装置3に茶葉を搬送して静置萎凋工程を行い、その後に揺青装置2による揺青工程を行うよう構成してもよい。揺青装置2による揺青工程を廃するとともに電磁波萎凋装置1と静置萎凋装置3との間に移送手段を配設し、この移送手段にて電磁波萎凋装置1による紫外線萎凋工程、及び静置萎凋装置3による静置萎凋工程を自動的且つ連続的に行われるよう構成してもよい。また、各装置間に配設される移送手段は、本実施形態のものに限定されず、例えば搬送ベルト等による搬送等他の汎用的な移送手段に代えてもよい。
然るに、電磁波萎凋装置に茶葉を投入する前に、日光萎凋(天日干し)を行ってもよい。このようにすることで、本システムの工程時間を短縮させることができる。また、本実施形態における電磁波萎凋装置1や静置萎凋装置3は、茶葉を搬送しつつ紫外線を照射して紫外線萎凋工程を施し、或いは茶葉を搬送しつつ静置萎凋工程を行うものであるが、これに代えて、例えば搬送手段(17a〜17c、29a〜29c)を停止させて紫外線照射及び静置萎凋を行うようにしてもよい。即ち、茶葉の投入と取出しを自動的且つ連続的に行い、萎凋工程中(紫外線萎凋工程及び静置萎凋工程)はバッチ処理の扱いとすることができるのである。
特に、本実施形態の如く搬送面が上下複数段とされた装置の場合は、投入、停止、次段への搬送、停止の順で工程を経ることにより次段へ搬送時に撹拌されることとなるため、バッチ式と連続式の両方の効果を得ることができる。尚、搬送面が複数段でない装置(1段式のもの)の場合は、投入、停止、取出しの順で工程を終了させる方法と、その後更に1段式の装置に再投入する循環式の方法とが採用可能である。
更に、揺青装置2は、回転胴21の一端(導入口27側)から他端に搬送しつつ揺青工程を施す所謂流動式のものであるが、これに代えて所謂バッチ式のもの(所定容量の茶葉を回転胴21内に収容しつつ回転させて一括した揺青工程を行うもの)としてもよい。即ち、本発明において揺青装置は、「電磁波萎凋装置で紫外線萎凋工程を経た茶葉が投入され、当該茶葉を搬送しつつ微小な傷を付与して揺青工程を行うためのもの」としているが、これは流動式及びバッチ式の両者を含むものである。
電磁波萎凋装置による紫外線萎凋工程、揺青装置による揺青工程、前記静置萎凋装置による静置萎凋工程が自動的且つ連続的に行われるよう構成され、電磁波萎凋装置及び静置萎凋装置は、それぞれ周囲と遮蔽された萎凋室内に配設されるとともに、各萎凋室内の温度及び湿度をそれぞれ制御し得る温度湿度制御手段が配設され、且つ、当該温度湿度制御手段は、電磁波萎凋装置が配設された萎凋室内の温度が静置萎凋装置が配設された萎凋室内の温度よりも高くなるよう制御する生葉の自動萎凋システムであれば、各装置レイアウトが異なるもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
本発明の実施形態に係る生葉の自動萎凋システムの装置構成(レイアウト)を示す全体模式図 同生葉の自動萎凋システムにおける電磁波萎凋装置を示す模式図 同電磁波萎凋装置の一部拡大図 同電磁波萎凋装置の一部拡大図 同生葉の自動萎凋システムにおける揺青装置(回転胴が水平状態)を示す模式図 同揺青装置を示す正面模式図 同揺青装置(回転胴が傾斜した状態)を示す模式図 同生葉の自動萎凋システムにおける静置萎凋装置を示す模式図
符号の説明
1 電磁波萎凋装置
2 揺青装置
3 静置萎凋装置
4 振動コンベア
5 垂直バケットコンベア
6 生葉流量計
7 散茶コンベア
8 振動コンベア(移送手段)
9 垂直バケットコンベア(移送手段)
10 振動コンベア(移送手段)
11 垂直バケットコンベア(移送手段)
12 振動コンベア(移送手段)
13 散茶コンベア
14 振動コンベア
15 垂直バケットコンベア
16 振動コンベア
17a〜17c 搬送手段
18 紫外線照射手段
19 掻き均し手段
20 温度湿度制御手段
21 回転胴
22 モータ(駆動手段)
23 桟
24 中間軸
25 ローラ
26 風導
27 導入口
28 ジャッキ
29a〜29c 搬送手段
30 掻き均し手段
31 温度湿度制御手段
A、B 萎凋室

Claims (7)

  1. 生葉を搬送しつつ当該生葉に対して紫外線を照射して紫外線萎凋工程を行うための電磁波萎凋装置と、
    該電磁波萎凋装置で紫外線萎凋工程を経た茶葉が投入され、当該茶葉を搬送しつつ微小な傷を付与して揺青工程を行うための揺青装置と、
    該揺青装置で揺青工程を経た茶葉が投入され、当該茶葉を搬送しつつ静置萎凋工程を行うための静置萎凋装置と、
    を具備し、
    前記電磁波萎凋装置と揺青装置との間、及び揺青装置と静置萎凋装置との間には移送手段が配設され、これら移送手段にて前記電磁波萎凋装置による紫外線萎凋工程、前記揺青装置による揺青工程、及び前記静置萎凋装置による静置萎凋工程が自動的且つ連続的に行われるよう構成され、前記電磁波萎凋装置及び静置萎凋装置は、それぞれ周囲と遮蔽された萎凋室内に配設されるとともに、各萎凋室内の温度及び湿度をそれぞれ制御し得る温度湿度制御手段が配設され、且つ、当該温度湿度制御手段は、前記電磁波萎凋装置が配設された萎凋室内の温度が前記静置萎凋装置が配設された萎凋室内の温度よりも高くなるよう制御することを特徴とする生葉の自動萎凋システム。
  2. 前記温度湿度制御手段は、前記電磁波萎凋装置が配設された萎凋室内の湿度が前記静置萎凋装置が配設された萎凋室内の湿度よりも高くなるよう制御することを特徴とする請求項記載の生葉の自動萎凋システム。
  3. 前記移送手段は、振動コンベア及び垂直バケットコンベアから成ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の生葉の自動萎凋システム。
  4. 前記電磁波萎凋装置は、
    上下複数段に配設されて生葉を搬送し得るとともに、上段から下段に生葉を落下させて順次搬送し得る複数の搬送手段と、
    該搬送手段の各搬送面に対して紫外線を照射し得る紫外線照射手段と、
    を具備するとともに、前記搬送手段は、それぞれが独立した搬送速度で駆動され、搬送する生葉の厚さを任意制御し得るよう構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項の何れか1つに記載の生葉の自動萎凋システム。
  5. 前記揺青装置は、
    茶葉を内部に収容し得る円筒状の回転胴と、
    該回転胴を回転させる駆動手段と、
    前記回転胴内周壁に突出形成され、当該回転胴が回転した際、内部の茶葉を撹拌しつつ回転胴の一端から他端まで搬送させ得る桟と、
    を具備したことを特徴とする請求項1〜請求項の何れか1つに記載の生葉の自動萎凋システム。
  6. 生葉を搬送しつつ当該生葉に対して紫外線を照射して紫外線萎凋工程を行うための電磁波萎凋装置と、
    該電磁波萎凋装置で紫外線萎凋工程を経た茶葉が投入され、当該茶葉を搬送しつつ静置萎凋工程を行うための静置萎凋装置と、
    を具備し、
    前記電磁波萎凋装置と静置萎凋装置との間には移送手段が配設され、この移送手段にて前記電磁波萎凋装置による紫外線萎凋工程、及び前記静置萎凋装置による静置萎凋工程が自動的且つ連続的に行われるよう構成され、前記電磁波萎凋装置及び静置萎凋装置は、それぞれ周囲と遮蔽された萎凋室内に配設されるとともに、各萎凋室内の温度及び湿度をそれぞれ制御し得る温度湿度制御手段が配設され、且つ、当該温度湿度制御手段は、前記電磁波萎凋装置が配設された萎凋室内の温度が前記静置萎凋装置が配設された萎凋室内の温度よりも高くなるよう制御することを特徴とする生葉の自動萎凋システム。
  7. 前記温度湿度制御手段は、前記電磁波萎凋装置が配設された萎凋室内の湿度が前記静置萎凋装置が配設された萎凋室内の湿度よりも高くなるよう制御することを特徴とする請求項6記載の生葉の自動萎凋システム。
JP2008257353A 2008-10-02 2008-10-02 生葉の自動萎凋システム Expired - Fee Related JP5189452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008257353A JP5189452B2 (ja) 2008-10-02 2008-10-02 生葉の自動萎凋システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008257353A JP5189452B2 (ja) 2008-10-02 2008-10-02 生葉の自動萎凋システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010081912A JP2010081912A (ja) 2010-04-15
JP5189452B2 true JP5189452B2 (ja) 2013-04-24

Family

ID=42246493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008257353A Expired - Fee Related JP5189452B2 (ja) 2008-10-02 2008-10-02 生葉の自動萎凋システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5189452B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014158455A (ja) * 2013-02-21 2014-09-04 Terada Seisakusho Co Ltd 茶生葉萎凋装置
JP6770399B2 (ja) * 2016-10-27 2020-10-14 カワサキ機工株式会社 生葉の香味誘発萎凋装置並びにこの装置を用いた生葉の香味誘発萎凋方法
CN108185036B (zh) * 2018-01-30 2024-02-09 柳城县国营伏虎华侨农场茶厂 一种茶叶的萎凋机
CN112655797B (zh) * 2020-12-12 2023-08-11 重庆市茗臻农业有限公司 一种萎凋装置
CN114158629A (zh) * 2021-12-28 2022-03-11 东莞市精润机械科技有限公司 一种茶叶摇青智能设备
CN115349563B (zh) * 2022-10-19 2022-12-16 福鼎市伡阳茶业有限公司 一种白茶茶叶晾干用晾晒装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0687738B2 (ja) * 1985-10-12 1994-11-09 株式会社寺田製作所 茶生葉の萎凋発酵方法とその装置
JPH10327754A (ja) * 1997-05-29 1998-12-15 Towa:Kk 固形茶の製造方法
JPH11106A (ja) * 1997-06-13 1999-01-06 Yoshiaki Hiruma 製茶方法および製茶装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010081912A (ja) 2010-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5189452B2 (ja) 生葉の自動萎凋システム
JP2009219423A (ja) 茶の葉の殺青方法、荒茶製造システム、および荒茶の製造方法
JP6531333B2 (ja) 低塩キムチの製造システム
CN207113561U (zh) 一种玉米干燥输送机
CN210663735U (zh) 一种农业用粮食烘干机
CN108662887B (zh) 多功能干燥装置
CN108935880A (zh) 一种刺梨果脯生产设备
KR100978294B1 (ko) 작물 세척기
JP5836393B2 (ja) 鶏糞撹拌搬送装置
CN209706475U (zh) 一种卧式除尘大米烘干机
JP2019076020A (ja) 碾茶の加工装置
CN206083337U (zh) 冬虫夏草养殖套盘消毒清洗分盘自动线
CN214339835U (zh) 一种茶叶加工用萎凋设备
CN219141398U (zh) 一种烘干全面的烘干设备
CN101646787B (zh) 用于滚揉已被杀死的有毛的动物体的滚揉机
CN205993543U (zh) 可调角度自动摇青机
KR101655880B1 (ko) 신속 낱잎 김치 제조시스템
CN108703224A (zh) 一种高效茶叶加工装置
EP0239284B1 (en) Tuber treatment
JP2011223934A (ja) 穀物の害虫駆除方法
CN108719508A (zh) 一种茶叶杀青揉捻装置
US1443367A (en) Apparatus for dehydrating fruit, vegetables, and other materials
CN107976047A (zh) 一种隧道砖用节能预干燥运输带
JP2011234644A (ja) 米粉製造システム、米浸漬装置及びテンパリング装置
JP2002243363A (ja) 食品素材の乾燥機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111003

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130108

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130124

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160201

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees