JP5189310B2 - 熱転写プレス成形装置、及び熱転写プレス成形金型 - Google Patents

熱転写プレス成形装置、及び熱転写プレス成形金型 Download PDF

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Description

本発明は、熱可塑性樹脂の板などの被成形物に所望のパターンを熱転写するための熱転写プレス成形装置、及び熱転写プレス成形金型に関する。
従来、金型成形を行う場合は、成形品の冷却後に、エジェクトピンを金型から突き出してその成形品を離型する方法が広く採用されている。さらに、成形品を離型させる際に、エジェクトピンを突き出すと共に金型の一部からエアーを噴出して離型をより確実にする方法も採用されている。例えば、ディスク基板の射出成形において、冷却後にエジェクタピンを突き出してディスク基板を金型から離すときに、金型の一部からエアーを吹き付けることによって離型をよりスムーズにすると共に、成形樹脂から発生したガスが固化して成形品(ディスク基板)に付着することを防止する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、熱可塑性樹脂板の表面に微細なパターンを熱転写する熱転写プレス成形においても、スタンパから熱可塑性樹脂板を離型させる際には、金型成形品の場合と同様に、ノックアウトピンを用いて熱転写プレス成形品(例えば、液晶ディスプレイに用いられる導光板など)を離型している。また、ノックアウトピンと、金型の一部から噴き出されるエアーとを併用して金型から熱転写プレス成形品の離型を行うことも行われている。
特開2006−321136号公報
しかしながら、一般的な熱転写プレス成形は、真空環境下において熱と圧力を加えてスタンパから熱可塑性樹脂板への転写成形を行っている。そのため、熱転写された熱可塑性樹脂板(被成形物)がスタンパに強固に付着するため、熱可塑性樹脂板をスタンパから離型させることは非常に難しい。特に、熱転写するパターンが微細で複雑になるほど離型は難しくなる。
この場合、例えば、ノックアウトピンの個数を増やすようにして被成形物の離型を行うことが考えられるが、転写したパターンをノックアウトピンによって疵つけることができないため、ノックアウトピンを配置できる箇所が限られ、配置できる個数が限られてしまうという問題もある。また、個数を多くすると金型の製造コストが増加してしまう虞もある。
また、特許文献1に記載された技術は、パターンを形成する側の金型部分ではなく、パターンを転写しない側の金型部分から被成形物を離型する技術であり、パターンを転写する側の金型部分から被成形物を離型する場合にそのまま適用することは困難である。すなわち、パターンを転写するためのスタンパが存在するので、パターンを転写しない側の金型と同様な位置にエアーの通気孔を設けることはできない。
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、スタンパから被成形物を容易に離型できるようにする技術を提供することを目的とする。
本発明の一つの側面に従う熱転写プレス成形装置は、プレス固定部とプレス可動部とを有し、プレス固定部とプレス可動部との間に載置された被成形物に所望のパターンが形成されたスタンパを押し付けて熱転写する熱転写プレス成形装置において、プレス固定部とプレス可動部の少なくとも一方に、スタンパを装着可能なスタンパ保持部を有し、スタンパ保持部は、スタンパに接触する熱転写後の被成形物をスタンパから離れる方向に押出可能なノックアウトピンを備え、ノックアウトピンは、被成形物を押出可能な位置の近傍においてエアーを噴出し可能なエアー噴出し部を有する。
係る装置によれば、ノックアウトピンにより、熱転写後にスタンパに接触している被成形物を、スタンパから離れる方向に押下することができるとともに、ノックアウトピンのエアー噴出し部からエアーを噴出すことにより、被成形物をスタンパから容易に離型することができる。
上記熱転写プレス成形装置において、エアー噴出し部は、スタンパと被成形物とが接触する領域の中央方向へエアーを噴出し可能に形成されていてもよい。係る装置によると、スタンパと被成形物とが接触する領域の中央方向へエアーを噴出すことができるので、より効果的に被成形物をスタンパから離型することができる。
また、上記熱転写プレス成形装置において、スタンパと被成形物とが接触する部分に対して、被成形物の周囲からエアーを噴出し可能な第2のエアー噴出し部を更に有するようにしてもよい。係る装置によると、スタンパと被成形物との接触する部分に、被成形物の周囲からエアーを噴出すことができるので、より効果的に被成形物をスタンパから離型することができる。
また、上記熱転写プレス成形装置において、被成形物をスタンパから離れる方向に押出すようにノックアウトピンを付勢する付勢部を更に有するようにしてもよい。係る装置によると、容易な構成により、被成形物をスタンパから離型することができる。
また、上記熱転写プレス成形装置において、エアーの供給を受けて、被成形物をスタンパから離れる方向に押下するようにノックアウトピンを移動させる移動部を更に有するようにしてもよい。係る装置によると、エアーの供給を受けることにより、スタンパと被成形物とが接触する領域の中央方向へエアーを噴出すことができるとともに、ノックアウトピンを移動させることができる。このため、装置構成を容易にすることができる。
また、上記熱転写プレス成形装置において、ノックアウトピンを複数有し、ノックアウトピンのそれぞれを順次移動させる移動制御部を更に有するようにしてもよい。係る装置によると、スタンパと被成形物との一部の領域毎に、スタンパから被成形物を離型することができる。また、例えば、エアーの供給をいずれかのノックアウトピンに集中することができるので、効果的にスタンパから被成形物を離型することができる。
また、上記熱転写プレス成形装置において、ノックアウトピンが被成形物を所定の状態まで押出したことを検出する押出し検出部を更に備え、移動制御部は、押出し検出部の検出結果に基づいて、次の順番のノックアウトピンを移動させるようにしてもよい。係る装置によると、1のノックアウトピンによる離型が完了した後に、他のノックアウトピンによる離型をおこなうことができ、確実にスタンパから被成形物の離型を行うことができる。
また、上記熱転写プレス成形装置において、ノックアウトピンを複数有し、ノックアウトピンが被成形物を所定の状態まで押し出したことを検出する押出し検出部と、押出し検出部により、全てのノックアウトピンが被成形物を所定の状態まで押出したことが検出された場合に、被成形物をスタンパから完全に離した旨の情報を出力する情報出力部とを更に有するようにしてもよい。係る装置によると、被成形物が完全に離れた旨の情報をユーザや外部の装置に出力することができる。このため、例えば、搬送装置により被成形物を後の工程を行う装置に搬送する場合において、情報に基づいて搬送装置が被成形物を搬送する処理を適切に行うことができる。
また、本発明の一つの側面に従う熱転写プレス成形金型は、プレス固定部とプレス可動部とを有するプレス成形装置に装着され、プレス固定部とプレス可動部との間に被成形物を載置して、所定のパターンが形成されたスタンパを押し付けて熱転写するために用いられる熱転写プレス成形金型であって、プレス固定部に装着可能な第1金型部と、前記プレス可動部に装着可能な第2金型部とを備え、第1金型部又は第2金型部の少なくともいずれか一方は、スタンパを装着可能であり、第1金型部又は第2金型部の少なくともいずれか一方は、スタンパに接触する被成形物をスタンパから離れる方向に押出可能なノックアウトピンを備え、ノックアウトピンは、被成形物を押出可能な位置の近傍においてエアーを噴出し可能なエアー噴出し部を有する。
係る金型によれば、プレス成形装置に装着して利用することができ、ノックアウトピンにより、熱転写後にスタンパに接触している被成形物を、スタンパから離れる方向に押下することができるとともに、ノックアウトピンのエアー噴出し部からエアーを噴出すことにより、被成形物をスタンパから容易に離型することができる。
本発明によれば、ノックアウトピンによる被成形物へのノックアウトと、ノックアウトピンのエアー噴出し部からのエアーの吹き出しにより、スタンパから被成形物を容易に離型することができる。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではなく、また実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、熱転写プレス成形装置の構成及び処理工程の基本的な動作について説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る熱転写プレス成形装置の構成及び処理工程を説明する図である。図1は、被成形物(以下、材料という)をセッティングする材料セッティング工程における装置の状態を示し、図2は、材料に熱転写を行う熱転写工程における装置の状態を示している。
熱転写プレス成形装置1は、駆動部2と、移動制御部及び情報出力部の一例としての制御部3と、エアー供給部4と、プレス固定部11と、プレス可動部61と、熱転写プレス成形金型5とを有する。駆動部2は、図示しないサーボモータを有し、サーボモータを駆動することにより、プレス可動部61を上下方向に移動させる。エアー供給部4は、熱転写プレス成形装置1の各部に、圧縮エアーを供給する。制御部3は、駆動部2及びエアー供給部4に接続され、駆動部2及びエアー供給部4を制御する。
熱転写プレス成形金型5は、プレス固定部11に接続される第1金型部及びスタンパ保持部の一例としての金型下部6と、プレス可動部61に接続される第2金型部及びスタンパ保持部の一例としての金型上部7とを有する。金型下部6は、下ダイセット12と、多数の温調流体用水孔13と下スタンパ真空吸着溝15とが形成された下温調プレート17と、下温調プレート17の上部に接続された下スタンパ保持プレート27と、下ダイセット12の上部に接続された下真空チャンバ23とを備えている。下ダイセット12は、プレス固定部11に対して固定可能になっている。温調流体用水孔13には、下温調プレート17の温度の調節を行う流体が流される。金型下部6においては、下温調プレート17の上部に下スタンパ19を載置させるようになっており、当該下スタンパ19を下温調プレート17と下スタンパ保持プレート27とで挟み込むことにより、保持できるようになっている。下スタンパ真空吸着溝15は、図示しない真空ポンプに導通しており、真空ポンプによって溝内が吸気されて真空状態になることにより、下スタンパ19を吸着する。ここで、例えば、熱可塑性樹脂板などの被成形物である材料25は、下スタンパ19の上方に載置されることとなる。
金型上部7は、上ダイセット62と、多数の温調流体用水孔63と上スタンパ真空吸着溝65とが形成された上温調プレート67と、上温調プレート67の下部に接続された上スタンパ保持プレート71と、上ダイセット62の下部に接続された上真空チャンバ73とを備えている。上ダイセット62は、プレス可動部61と接続可能になっている。温調流体用水孔63には、上温調プレート67の温度の調節を行う流体が流される。金型上部7においては、上温調プレート67の下部において、上温調プレート67と上スタンパ保持プレート71とで上スタンパ69を挟み込んで保持できるようになっている。これにより、下スタンパ19の上方に載置される材料25の上側の面に対して、上スタンパ69が対向するようになる。スタンパ真空吸着溝65は、図示しない真空ポンプに導通しており、真空ポンプによって溝内が吸気されて真空状態になることにより、上スタンパ69を吸着する。
次に、熱転写プレス成形装置1による処理工程について説明する。
材料25に対してパターンを熱転写する場合には、まず、図1に示すように、材料25の上側面に形成すべきパターン(例えば、微細なパターン)が形成された上スタンパ69を金型上部7に保持させておくとともに、材料25の下面側に形成すべきパターンが形成された下スタンパ19を金型下部6に保持させておく。そして、材料25を下温調プレート17の上方に載置する。
そして、上温調プレート67を急速加熱して上スタンパ69を熱可塑性樹脂の軟化温度以上に加熱するとともに、下温調プレート17を急速加熱して下スタンパ19を熱可塑性樹脂の軟化温度以上に加熱する。次いで、制御部3が駆動部2を駆動させてプレス可動部61を下降させる。このようにプレス可動部61が下降すると、金型上部7の上真空チャンバ73と、金型下部6の下真空チャンバ23とが密着することとなり、上真空チャンバ73と下真空チャンバ23とにより密閉空間が形成される。この際、制御部3が真空ポンプにより、この密閉空間内を真空状態にする。その後、図2に示すように、制御部3がプレス可動部61を更に下降させて、材料25を上スタンパ69により上方より押し付ける。これにより、材料25は、上スタンパ69と下スタンパ19とによって挟み込まれることとなる。このとき、上スタンパ69と下スタンパ19とは、材料25の軟化温度以上にとなっているので、材料25の上面には、上スタンパ69に形成されているパターンが転写され、材料25の下面には、下スタンパ19に形成されているパターンが転写されることとなる。
次いで、下スタンパ19と上スタンパ69とにより材料25を挟み込んだ状態を維持しつつ、下温調プレート17及び上温調プレート67を冷却して、下スタンパ19及び上スタンパ69を材料25の軟化温度以下に冷却する。これにより、材料25にパターンが固定される。
この後、図1に示すように、制御部3がプレス可動部61を上昇させる。これにより、下真空チャンバ23と上真空チャンバ73とにより形成された密閉空間が外部に開放されることとなる。熱転写においては、真空環境下において熱と圧力を加えられた材料25が、下スタンパ19又は上スタンパ69に強固に付着される。このため、材料25を下スタンパ19又は上スタンパ69から確実に離型させることは難しい。そこで、本実施形態では、後述する構成及び離型の処理により、下スタンパ19又は上スタンパ69から材料25を離型する。これにより、パターン成形された材料25を取り出すことができるようになる。
図3は、本発明の一実施形態に係る金型下部の上面図である。なお、金型上部7は、金型下部6と同様な構成を有しているので、ここでは説明を省略する。
金型下部6において、下温調プレート17は、例えば、矩形形状となっている。下温調プレート17の4つの隅の近傍に、下スタンパ19を下温調プレート17と挟み込んで保持するための下スタンパ保持プレート27が設けられている。
下温調プレート17は、熱転写による成形が行われた材料25を上方(図面手前方向)に押出して下スタンパ19から離す(離型する)ために用いるノックアウトピン31a〜31dを備えている。ノックアウトピン31a〜31dは、下温調プレート17から上方に突出可能になっている。本実施形態では、後の工程で不要となる材料25の部分に対してノックアウトピンが当接するように、各ノックアウトピンが配置されている。本実施形態では、例えば、材料25を液晶表示装置に使用するバックライトユニットの導光板に成形することを想定している。導光板をバックライトユニットに組み込む時には、位置決めをするための切欠きが形成される。この切欠きとなる部分は、例えば、矩形の材料25の4隅近傍の部分となっており、この部分は、熱転写処理後の材料25から切り落とされることとなる。そこで、本実施形態では、材料25の切欠きとなる部分、すなわち、切欠き加工が行われる部分(切欠き加工部)にノックアウトピン31a〜31dが当接するように、材料25が載置される範囲内における4つの隅の近傍に配置されている。このため、ノックアウトピン31a〜31dによるノックアウト(押出し)によって材料15の部品の要素となる部分(エレメント部分)を傷つけることがない。
なお、本実施形態では、下スタンパ19には、ノックアウトピン31a〜31dが下スタンパ19を通過して突出可能なように、例えば、貫通穴が形成されている。
また、下温調プレート17の上面の4箇所には、材料25の側面へ向けてエアーを噴出し可能なエアーブローブラケット(第2のエアー噴出し部)29a、29b、29c、29dが設けられている。
下温調プレート17について更に詳細に説明する。
図4は、図3に示すA−A断面図である。なお、ノックアウトピン31aが配置された近傍のA−A断面図を例に説明するが、他のノックアウトピン31b〜31dが配置された近傍についても同様な構成となっている。
図4に示すように、下温調プレート17の内部には、ノックアウトピン31aが上下方向に移動可能なようにガイドするノックアウトピンガイド穴33aが形成されており、そのノックアウトピンガイド穴33a内に、ノックアウトピン31aが挿入されている。ノックアウトピン31aは、上方向に移動されると、先端が下温調プレート17上の下スタンパ19の表面よりも上方に突き出ることができるようになっている。
ノックアウトピン31aは、スプリング(付勢部)35によって上方向へ付勢されている。このため、ノックアウトピン31a〜31dに材料25を単に載置させている場合には、ノックアウトピン31a〜31dの先端が下スタンパ19に形成された貫通穴を通過して、下スタンパ19の表面から1〜2mmぐらい突き出ることとなる。
また、ノックアウトピン31aの内部には、ノックアウトピン31aの中心軸に沿ってエアー穴37aが形成されている。エアー穴37aは、ノックアウトピン31aの先端にまで貫通しており、エアーを噴出し可能なエアー噴出し部49aが形成されている。このエアー噴出し部49aにより、ノックアウトピン31aにより材料25を押出す位置の近傍にエアーを噴出することができる。
ノックアウトピンガイド穴33aには、下温調プレート17の外部に貫通するエアー供給穴39aが通じている。エアー供給穴39aには、エアー供給部4から圧縮エアーが供給されるようになっている。
ノックアウトピンガイド穴33aの下ダイセット12と接触する面の外周には、ノックアウトピンガイド穴33aの圧縮エアーが外部に漏れないようにするためのO−リング41aが設けられている。下温調プレート17には、下スタンパ19を下温調プレート17に真空密着させるための真空吸着溝43及び真空パッキン45が設けられている。
また、下温調プレート17には、ノックアウトピンガイド穴33aに向けてセンサ38a(押出し検出部)が備えられている。センサ38aは、ノックアウトピン31aが材料25を下スタンパ19から離していると把握できる上方の位置まで移動していることを検出し、当該検出結果を制御部3に通知する。
このような構成により、エアー供給部4からエアー供給穴39aへ供給された圧縮エアーが、エアー穴37aを通って、ノックアウトピン31aのエアー噴出し部49aから材料25へ向けて噴出されることとなる。
図5は、図3におけるP部の拡大図、及びP部のC矢視図である。なお、下温調プレート17における他のノックアウトピン31b、31c、31dの構成及び周辺の構成についても同様である。
ノックアウトピン31aの先端のエアー噴出し部49aには、エアー穴37aが形成されているとともに、先端部分の外周の一部分にエアー穴37aを通過するエアーを導くためのエアー導入溝51aが形成されている。本実施形態では、エアー導入溝51aは、材料25の中央方向にエアーが導かれるように形成されている。これによって、ノックアウト時において、エアー供給部4からエアーが供給されると、ノックアウトピン31aの先端から材料25に向けてエアーが噴出されるとともに、エアー導入溝51aにより、材料25と下スタンパ19との中央部分へ向けてエアーが噴出される。これによって、材料25と下スタンパ19との間隙に効果的にエアーを送り込むことができ、材料25と下スタンパ19との付着状態を効果的に解消することができる。すなわち、材料25と下スタンパ19とを効果的に離すことができる。
図6は、図3(c)のB−B断面図である。なお、エアーブローブラケット29bが配置された近傍のB−B断面図を例に説明するが、他のエアーブローブラケット29a、29c、29dが配置された近傍についても同様な構成となっている。
図6に示すように、下温調プレート17の上面には、下スタンパ19と材料25との付着状態を解消するために、下スタンパ19と材料25とが付着している部分に対して、材料25の周囲(側面)からエアーを噴出すためのエアーブローブラケット29bが設けられている。エアーブローブラケット29bには、エアー穴55bが形成されている。エアー穴55bは、エアー供給穴57bに通じており、さらに、エアー供給部4に通じている。なお、エアーブローブラケット29b内のエアー穴55bは、エアーブローブラケット29bの後部において止め栓53bによって封止されている。また、エアーブローブラケット29bと下温調プレート17とが接触する面におけるエアー供給穴57bの周囲には、エアー供給穴57bから圧縮エアーが外部に漏れないようにするためのO−リング59bが設けられている。
このような構成のエアーブローブラケット29bによって、エアー供給部4からエアー供給穴57bに供給された圧縮エアーは、エアーブローブラケット29bのエアー穴55bを通って、材料25の側面から材料25と下スタンパ19との付着部分に向かって噴出される。したがって、下スタンパ19と材料25の付着状態を、材料25の周囲から解消することができ、下スタンパ19と材料25との離型をより効果的に行うことができる。
なお、金型下部6の下温調プレート17とノックアウトピン31a、31b、31c、31d、及びエアーブローブラケット29a、29b、29c、29dについての構成を具体的に説明したが、金型上部7も金型下部6と同様に構成されている。
次に、熱転写プレス成形装置1を用いた処理工程について図面を参照しながら説明する。
図7は、本発明の一実施形態における処理工程を示す図である。図7(a)は、材料セッティング工程を示し、図7(b)は、熱転写工程を示し、図7(c)は、離型工程を示している。
材料セッティング工程においては、ユーザ又は搬送装置により、材料25が下温調プレート17の上方の所定の位置に載置される。本実施形態では、図7(a)に示すように、材料25は、複数のノックアウトピン31(31a〜31d)の上方に載置される。本実施形態では、ノックアウトピン31は、上方に付勢されているので、ノックアウトピン31が下スタンパ19の上面から1〜2mm程度突き出た状態で、材料25を支持することとなる。なお、上温調プレート67のノックアウトピン81も上スタンパ69の下面から1〜2mm程度突き出た状態となっている。
そして、上温調プレート67を急速加熱して上スタンパ69を熱可塑性樹脂の軟化温度以上に加熱するとともに、下温調プレート17を急速加熱して下スタンパ19を熱可塑性樹脂の軟化温度以上に加熱する。ここで、材料25は、下温調プレート17及び下スタンパ19との間に空間を挟んで載置されているので、下スタンパ19に直に載置される場合に比して、下温調プレート17から伝わる熱量を低減することができる。このため、材料25の上面側と下面側との温度差を低減することができ、材料25の反り返りを防止すること、又は、低減することができる。
次いで、制御部3が駆動部2を駆動させてプレス可動部61を下降させる。このようにプレス可動部61が下降すると、金型上部7の上真空チャンバ73と、金型下部6の下真空チャンバ23とが密着することとなり、上真空チャンバ73と下真空チャンバ23とにより密閉空間が形成される。この際、制御部3が真空ポンプにより、この密閉空間内を真空状態にする。その後、制御部3がプレス可動部61を更に下降させる。
このように、プレス可動部61が下降されると、金型上部7のノックアウトピン81と、材料25が接することとなる。そして、更に、プレス可動部61が下降されると、ノックアウトピン31及び81に加えられた付勢力がプレス可動部61による押し付け力に屈することになって、ノックアウトピン31及び81が下温調プレート17及び上温調プレート67の内部に後退する。これによって、図7(b)に示すように、材料25は、上スタンパ69と下スタンパ19とにより挟み込まれて押し付けられることとなる。上スタンパ69と下スタンパ19とは、材料25の軟化温度以上になっているので、材料25の上面には、上スタンパ69に形成されているパターンが転写され、材料25の下面には、下スタンパ9に形成されているパターンが転写されることとなる。
次いで、下スタンパ19と上スタンパ69とにより材料25を挟み込んだ状態を維持しつつ、下温調プレート17及び上温調プレート67を冷却して、下スタンパ19及び上スタンパ69を材料25の軟化温度以下に冷却する。これにより、材料25にパターンが固定される。
この後、制御部3がプレス可動部61を上昇させる。これにより、下真空チャンバ23と上真空チャンバ73とにより形成された密閉空間が外部に開放される。
この際に、制御部3がエアー供給部4によりエアー供給穴39(39a等)、89及びエアー供給穴57b等に圧縮エアーを供給させる。また、プレス可動部61が上昇されると、プレス可動部61による押し付け力がなくなり、ノックアウトピン31及び81がその付勢力によって、下スタンパ19及び上スタンパ69に付着している材料25を、上スタンパ19及び下スタンパ69から離すように移動する。これによって、ノックアウトピン31及び81が、下スタンパ19及び上スタンパ69の表面から突出するようになり、更に、先端のエアー噴出し部49a等からエアーが噴出される。また、材料25の周囲からは、エアーブローブラケット29a〜29dによりエアーが噴出される。このため、図7(c)に示すように材料25が下スタンパ19及び上スタンパ69から離されることとなる。このように、材料25が下スタンパ19及び上スタンパ69から離されると、各ノックアウトピン31、81等に対応して設けられているセンサ38a等のすべてが、各ノックアウトピン31、81等が材料25を下スタンパ19又は上スタンパ69から離していると把握できる位置まで移動していることを検出し、当該検出結果を制御部3に通知する。制御部3は、全てのセンサから材料25がスタンパから離れていると把握できるとの検出結果を受け取ると、材料25の離型が完了した旨の情報を所定の装置に出力する。これにより、他の装置が後続の工程をするために、材料25の搬送を開始することができる。
次に、本実施形態の変形例について説明する。
図8は、変形例に係る下温調プレートの構成を示す図である。
本変形例の下温調プレート17は、図4に示す下温調プレート17においてノックアウトピン31aにスプリング35を接続し、スプリング35による付勢力により、ノックアウトピン31aを上方に移動させていたものを、エアーシリンダ47により、ノックアウトピン31aを上方に移動させるようにしたものである。すなわち、本変形例においては、エアー供給部4からエアー供給穴39aへ供給された圧縮エアーによってエアーシリンダ47が上方へ移動することにより、ノックアウトピン31aを上方に移動させ、ノックアウトピン31aの先端が下温調プレート17の表面から突き出るようになっている。なお、本実施形態では、ノックアウトピン31aがエアーシリンダ47によって押上げられたときは、下スタンパ19の表面からノックアウトピン31aが1〜2mmぐらい突き出るようになっている。本変形例についても、図4に示す下温調プレートと同様に、エアー供給部4からエアー供給穴39aへ供給された圧縮エアーは、ノックアウトピン31aのエアー穴37aを通って、ノックアウトピン31aのエアー噴出し部49aから材料25側に噴出すこととなる。
ノックアウトピン31、81の上下方向の移動をエアーシリンダ47で行う場合には、熱転写を行う際には、ノックアウトピン31、81を下温調プレート17又は上温調プレート67の内部に引き込んだ状態にしておき、熱転写を終えて材料25を下スタンパ19及び上スタンパ69から離型する際に、制御部3がエアー供給部4によりエアーの供給を行う。これにより、エアーの供給を受けたノックアウトピンが突出し、先端のエアー噴出し部49a等からエアーを噴出することとなる。これにより、材料25を下スタンパ19及び上スタンパ69から容易に離すことができる。
なお、熱転写を終えた後に、材料25を下スタンパ19及び上スタンパ69から離型する際において、制御部3がエアー供給部4により、各ノックアウトピンのエアーシリンダ47へ圧縮エアーを供給するタイミングを個別に調整して制御するようにしてもよい。例えば、四隅の各ノックアウトピンが所定の順番に突出するように制御してもよい。これによって、材料25の一部の領域について順次下スタンパ19又は上スタンパ69から離すことができ、材料25の離型を効果的に行うことができる。
また、このようにタイミングを調整する場合に、制御部3が、最初に1箇所のノックアウトピンのエアーシリンダ47に圧縮エアーを供給し、当該ノックアウトピンに対応するセンサから材料25をスタンパから離したとの検出結果を受け取った場合に、次の順番のノックアウトピンのエアーシリンダ47に圧縮エアーを供給するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の熱転写プレス成形装置によれば、エアーブローだけで材料を離型する場合に比べてより確実に離型を行うことができる。また、ノックアウトピンの移動状態を検出することによって、材料が完全に離型したことを確認することができるため、材料がスタンパに付着した状態にあるにも関わらず、その材料を搬送装置が搬送しようとしてしまうことによる搬送トラブルを回避することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、この実施形態は本発明の説明のための例示にすぎず、本発明の適用範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱することなく、その他の様々な態様でも実施することができる。
例えば、上記実施形態では、液晶ディスプレイのバックライト用の導光板を成形する場合の例を説明していたが、本発明はこれに限られず、液晶ディスプレイのバックライト用拡散板、レンズや光ディスク基板のようなパターンを表面に有する光学部品、又は高意匠性のパネルなどを成形する場合にも本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、金型上部及び金型下部の両方に、ノックアウトピンを備えるようにしていたが、本発明はこれに限られず、いずれか一方に備えるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係る熱転写プレス成形装置の構成及び熱転写工程を説明する図である。 本発明の一実施形態に係る熱転写プレス成形装置の構成及び熱転写工程を説明する他の図である。 本発明の一実施形態に係る金型下部の上面図である。 図3に示すA−A断面図である。 図3におけるP部の拡大図、及びP部のC矢視図である。 図3(c)のB−B断面図である。 本発明の一実施形態における処理工程を示す図である。 本発明の変形例に係る下温調プレートの構成を示す図である。
符号の説明
1 熱転写プレス成形装置、2 駆動部、3 制御部、4 エアー供給部、5 熱転写プレス成形金型、6 金型下部、7 金型上部、11 プレス固定部、12 下ダイセット、13 温調流体用水孔、15 下スタンパ真空吸着溝、17 下温調プレート、19 下スタンパ、23 下真空チャンバ、25 材料、27 下スタンパ保持プレート、29a、29b、29c、29d エアーブローブラケット、31、31a、31b、31c、31d、81 ノックアウトピン、33a ノックアウトピンガイド穴、35 スプリング、37a、37b エアー穴、39、39a、39b、89 エアー供給穴、41a、59b O−リング、43 真空吸着溝、45 真空パッキン、47 エアーシリンダ、49a エアー噴出し部、51a エアー導入溝、53b 止め栓、61 プレス可動部、62 上ダイセット、63 温調流体用水孔、65 上スタンパ真空吸着溝、67 上温調プレート、69 上スタンパ、71 下スタンパ保持プレート、73 上真空チャンバ。

Claims (7)

  1. プレス固定部(11)とプレス可動部(61)とを有し、前記プレス固定部(11)と前記プレス可動部(61)との間に載置された被成形物(25)に所望のパターンが形成されたスタンパ(19、69)を押し付けて熱転写する熱転写プレス成形装置(1)において、
    前記プレス固定部と前記プレス可動部の少なくとも一方に、前記スタンパを装着可能なスタンパ保持部(6、7)を有し、
    前記スタンパ保持部は、前記スタンパに接触する熱転写後の前記被成形物を前記スタンパから離れる方向に押出可能なノックアウトピン(31a、31b、31c、31d)を複数備え、
    前記ノックアウトピン(31a、31b、31c、31d)は、先端のエアー噴出部(49a)と、前記ノックアウトピンの内部に形成され、前記ノックアウトピンの内部から前記エアー噴出部までエアーを供給するエアー穴(37a、37b、37c、31d)とを有し、
    前記熱転写プレス成形装置は、エアーの供給を受けて、前記被成形物を前記スタンパから離れる方向に押出すように前記ノックアウトピンを移動させる移動部(47)と、
    前記ノックアウトピンを移動させる際に前記ノックアウトピンのそれぞれを順次移動させる移動制御部(3)とを更に有する
    熱転写プレス成形装置。
  2. 前記エアー噴出部は、前記スタンパと前記被成形物とが接触する領域の中央方向へエアーを噴出可能に形成されている
    請求項1に記載の熱転写プレス成形装置。
  3. 前記スタンパと前記被成形物とが接触する部分に対して、前記被成形物の周囲からエアーを噴出可能な第2のエアー噴出部(29a、29b、29c、29d)を更に有する
    請求項1又は請求項2に記載の熱転写プレス成形装置。
  4. 前記被成形物を前記スタンパから離れる方向に押出すように前記ノックアウトピンを付勢する付勢部(35)を更に有する
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の熱転写プレス成形装置。
  5. 前記ノックアウトピンが前記被成形物を所定の状態まで押出したことを検出する押出し検出部(38a)を更に備え、
    前記移動制御部は、前記押出し検出部の検出結果に基づいて、次の順番のノックアウトピンを移動させる
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の熱転写プレス成形装置。
  6. 前記ノックアウトピンを複数有し、
    前記ノックアウトピンが前記被成形物を所定の状態まで押出したことを検出する押出し検出部(38a)と、
    前記押出し検出部により、全ての前記ノックアウトピンが前記被成形物を所定の状態まで押出したことを検出された場合に、前記成形物を前記スタンパから完全に離した旨の情報を出力する情報出力部(3)とを更に有する
    請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の熱転写プレス成形装置。
  7. プレス固定部(11)とプレス可動部(61)とを有するプレス成形装置に装着され、前記プレス固定部と前記プレス可動部との間に被成形物(25)を載置して、所定のパターンが形成されたスタンパ(19、69)を押し付けて熱転写するために用いられる熱転写プレス成形金型(5)であって、
    前記プレス固定部に装着可能な第1金型部(6)と、前記プレス可動部に装着可能な第2金型部(7)とを備え
    前記第1金型部又は前記第2金型部の少なくともいずれか一方は、前記スタンパを装着可能であり、
    前記第1金型部又は前記第2金型部の少なくともいずれか一方は、前記スタンパに接触する前記被成形物を前記スタンパから離れる方向に押出可能なノックアウトピン(31a、31b、31c、31d)を複数備え、
    前記ノックアウトピンは、先端のエアー噴出部(49a)と、前記ノックアウトピンの内部に形成され、前記ノックアウトピンの内部から前記エアー噴出部までエアーを供給するエアー穴(37a、37b、37c、31d)とを有し、
    前記第1金型部又は前記第2金型部の少なくともいずれか一方は、エアーの供給を受けて、前記被成形物を前記スタンパから離れる方向に押出すように前記ノックアウトピンを移動させる移動部(47)と、
    前記ノックアウトピンを移動させる際に前記ノックアウトピンのそれぞれを順次移動させる移動制御部(3)とを有する
    熱転写プレス成形金型。
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