JP5188107B2 - アレイ型受光素子 - Google Patents

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Description

本発明は、アレイ型受光素子に関し、特に、受光効率を向上させたアレイ型受光素子関する。
近年、デジタルカメラや携帯電話に採用されるカメラの高精細化に伴い、搭載されるアレイ型受光素子の微細化が進んでいる。ところが、微細化に伴って受光素子の画素ピッチ間隔が狭くなるため、レンズに入った入射光を効率よく受光部に導入できないという問題が発生している。
従来、アレイ型受光素子には球面形状の集光手段が用いられてきた。しかし、球面形状のみの集光手段は、アレイ型受光素子に垂直に入射した光を効率よく受光部に導入する効果はあったが、斜めに入射した光を効率よく受光部に導入する効果は小さかった。
例えば、カメラレンズからアレイ型受光素子へ光が入射すると、アレイ型受光素子の中央部では垂直入射光の成分が強く、アレイ型受光素子の周辺部では斜め入射光の成分が強い。そして、斜め入射光は素子内の配線に当たり、素子内の受光部に到達できないことがあり、周辺部の受光感度が低下する。そのため、2次元方向にアレイ型に配列された素子の中央部では受光効率が高いが、周辺部では受光効率が低くなり、その間で感度差(シェーディング)が生じる。また、斜めに入射した光は集光手段を用いて、素子の受光部に到達させなければ隣接する画素の受光部に入射し色ムラを起こす。
シェーディングの問題に対して、特許文献1には、アレイ型に配列された素子の中央部からの距離が離れるに従って、受光部の中心がシフトする手法が記載されている。この技術によればシェーディングを抑制することができるが、各画素での構造が異なるため製造プロセスが複雑になる。
また、特許文献2には、アレイ型に配列された素子の中央部からの距離が離れるに従って、多層配線の最上層の配線の開口径を徐々に大きくする手法が記載されている。この技術によれば、シェーディングを抑制することができるが、各画素での構造が異なるため製造プロセスが複雑になる。
さらに、特許文献3には、第1集光手段、第2集光手段の形状を球面とし、さらに各画素ごとに変える手法が記載されている。この技術によれば、シェーディング、色ムラを抑制することができるが、球面形状のみでは斜めに入射する光の受光効率の上昇が十分ではなく、さらに各画素での構造が異なるため製造プロセスが複雑になる。
特開2006−324439 特開2006−229004 特開2006−114592
本発明は、ピッチ間隔が狭くても斜めに入射した光に対して、高受光率であるアレイ型受光素子提供する。
本発明の一態様によれば、第1集光手段と、前記第1集光手段により集光された光を受ける第2集光手段と、前記第2集光手段により集光された光を受ける受光部と、を有する素子が間隔で配列され、前記第1集光手段は、球面形状を有し、前記第2集光手段は、高屈折率部と低屈折率部とを有し、前記高屈折率部は、円柱形状または多角柱形状のいずれかを有し、複数の前記第2集光手段が間隔で配列され、前記第2集光手段の高さTは、前記高屈折率部と前記低屈折率部との屈折率差Δnと入射光の波長λとを用いて、T=λ/2Δnで表され、前記第2集光手段の高さ方向と直交する方向の断面において、前記高屈折率部が占める面積と、前記低屈折率部が占める面積と、の比は、1:1であることを特徴とするアレイ型受光素子が提供される。
本発明によれば、ピッチ間隔が狭くても斜めに入射した光に対して、高受光率であるアレイ型受光素子提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るアレイ型受光素子を説明するための模式断面図である。
また、図2は、カメラレンズ150、アレイ型受光素子160で構成される受光器140の概要図とアレイ型受光素子拡大部190の拡大図である。ここで、アレイ型受光素子拡大部190のR、G、Bは、それぞれ赤、緑、青の各色の可視光フィルタを有する素子の配置を表す。
まず、図2を参照しつつ説明すると、カメラレンズ150からアレイ型受光素子160へ光が入射すると、アレイ型受光素子中央部180では垂直入射光の成分が強く、アレイ型受光素子周辺部170では斜め入射光の成分が強い。そして、斜め入射光は素子内の配線に当たり、素子内の受光部に到達できないことがあり、周辺部の受光感度が低下する。そのため、2次元方向にアレイ型に配列された素子の中央部では受光効率が高いが、周辺部では受光効率が低くなり、その間で感度差(シェーディング)が生じる。また、斜めに入射した光は集光手段を用いて、素子の受光部に到達させなければ隣接する画素の受光部に入射し色ムラを起こす。
図1には、本実施形態のアレイ型受光素子の2画素分の断面図と入射光の集光挙動が示される。1つの素子は、光の入射側から順に第1集光手段10、カラーフィルタ30、第2集光手段20、金属配線部40、酸化膜60、光電変換手段50から構成される。ここで、第1集光手段10は、球面レンズであるが、第2集光手段20は、例えば円柱または角柱形状である。そのため、第2集光手段20は断面図において矩形で表されている。微細化が進み画素サイズが可視光波長に近づくと、第2集光手段20は可視光に対し回折素子としての役割を持つに至る。
第1集光手段10を用いて垂直入射光と斜め入射光を素子内の第2集光手段20の位置に集光させる。図1では、垂直入射平面波(実線)と斜め入射平面波(破線)をそれぞれ矢印V、Aで示した。
入射光は、第1集光手段10により第2集光手段20の位置に集光され、配列した第2集光手段20の回折効果により、伝播方向が変化しない0次光と、伝播方向がθmに変化する±m次光(m=1、2...)に離散化する。図1には、0次光100、+m次光101、−m次光102を示す。受光効率をあげるためには、垂直入射光に関しては、±m次光を受光可能とすることが望ましい。第2集光手段20と光電変換手段50の間の距離をD2としたとき、光電変換手段50の幅をLとして、D2=L/(2tanθ)以下に設定することにより、m次光を受光部である光電変換手段50で受光することができる。
斜め入射光に関しては、入射角度が大きくなると0次光は光電変換手段50に入らず、図1に示した右斜め上方からの斜め入射光の場合、−m次光だけを受光することとなる。従って、斜め入射光については、−m次光の回折効率が大きくなるように第2集光手段20の形状を設計することにより、垂直入射光の受光効率を下げずに斜め入射光の受光効率を向上させることが可能である。
以下、第2集光手段20の形状の設計及び設計された第2集光手段20を用いた集光方法について説明する。0次光の回折効率を最小にして高次の回折効率を上げることが設計上のポイントとなる。第2集光手段が円柱状または角柱状及び球面状の各場合について、シミュレーションによる回折効率の計算を行い、第2集光手段20が円柱状または角柱状の方が球面状よりも、回折効率が改善されることを見出した。
ここで、計算に用いた各パラメータを説明する。画素ピッチサイズWは1.75μm、受光部となる光電変換手段50の幅Lは1.15μm、第1集光手段10の球面レンズの高さSは0.4μm、カラーフィルタ30の高さ、すなわち、第1、第2集光手段間距離D1は1.8μm、第2集光手段20の高さTは0.58μm、第2集光手段20と光電変換手段50との距離はD2は1.8μmとした。ただし、第2集光手段20が球面レンズの場合は球面の高さ0.2μmとし、隣接するレンズとは隙間無く並ぶとした。
さらに、波長λは0.53μmとした。また、第1集光手段10及びカラーフィルタ30には、樹脂を用いることができ、屈折率は例えば1.55である。第2集光手段20は、周囲より高屈折率の材料で構成され、屈折率は例えば1.9である。材料としては例えばSiNを用いることができる。第2集光手段20と光電変換手段50の間は、例えばSiO2などの酸化膜を用いることができ、その場合屈折率は1.45である。
なお、金属配線部40は、データ転送部の役割を有し、例えばAl、Wを用いることができる。光電変換手段50には、Siからなる受光部を用いることができる。
シミュレーションは、ベクトル波動解析により行った。すなわち、マクスウェル方程式を時間領域で解く方法によった。受光効率及び回折効率の計算は、TE偏光とTM偏光で行い平均をとった。また、入射角は垂直入射から30°入射まで変えて、各計算を行った。
図3は、第2集光手段20を回折格子で表す模式図である。
第2集光手段20が矩形状断面を有する回折格子であり、2次元断面でのシミュレーションを行う場合について示している。屈折率がn1=1.9の高屈折率部とn2=1.45の低屈折率部の繰り返し単位により入射光は回折を起こす。0次光の回折効率を最小にして高次の回折効率を上げるためには、3次元の場合について後述することに対応して、2次元断面シミュレーションにおいても高屈折率部と低屈折率部の大きさの比に最適値が存在する。その最適値は1:1であるので、図3では、高屈折率部と低屈折率部の長さを、計算例としている画素ピッチサイズ1.75μmの1/2である1.75/2μmとした。
また、0次光が0になる理論的な理想条件は、T=λ/(2(n1−n2))である。これは、高屈折率部と低屈折率部の光路長差がλ/2になる条件から導かれる。
ここで、第2集光手段20の位置と低屈折率部の関係について述べる。画素ピッチサイズが1.75μmの場合、上述のようにD1とD2は1.8μmと設定され、また第2集光手段20の位置は第1集光手段10の焦点位置であることが求められる。高屈折率部がすべて酸化膜60内にある場合、上記の理想式に従えば、T=0.588μmが理想値となる。
一方、高屈折率部を全てカラーフィルタ30内に設ける場合には、低屈折率部の屈折率は1.55となり、T=0.75μmとなる。ただし、実際上は高屈折率部は、カラーフィルタ30と酸化膜60にまたがることとなる。この場合正確には、カラーフィルタ側高さをT1、屈折率をnc(=1.55)とし、酸化膜側高さをT2、屈折率をno(=1.45)として、T=λ/(2×n1)+(nc×T1+no×T2)/n1で表される。T1=0及びT2=0でそれぞれT=0.588及び0.75となる。
回折を利用してm次の回折光を光電変換部50に有効に入射させ、斜め入射光の受光効率を向上させる観点からは、回折角度が大きくなるよう屈折率差が大きいことが望ましく、そのためには高屈折率部はすべて屈折率が1.45の酸化膜内にあることが望ましい。また、垂直入射光については、図1に関して述べたように、第2集光手段20と光電変換手段50の距離D2は小さいことが望ましい。従って、第2集光手段20の高屈折率部を酸化膜60内に埋め込むことが、回折を利用した受光効率向上に有効あるが、カラーフィルタ30内に埋め込む場合においても受光効率の向上を期待することができる。
図4は、垂直入射について、回折効率の第2集光手段20の高さT依存性を2次元断面でシミュレーションした結果を示すグラフ図である。n1=1.9およびn2=1.45を用いてシミュレーションを行い、3次までの回折光、全透過率及び全反射率について記した。理想条件では、0次光が0になる高さTは0.588μmであるが、画素ピッチサイズWが1.75μmであるため、T=0.65μmで0次光の最小が得られている。画素ピッチサイズWが小さくなれば理想条件の0.588μmに近づく。
図5乃至図7は、第2集光手段の形状による回折効率の2次元断面シミュレーション計算結果を示す図である。
図5(a)は、第2集光手段20が円柱または角柱など矩形の断面形状を有する回折格子となるアレイ型受光素子に光が垂直入射する場合を表し、図5(b)は、光が垂直に入射した場合の回折効率の2次元断面シミュレーション結果を表す。0次光が最も弱く、±1次光の強度が最も大きい。ここでは、T=0.65μmを用いている。これは、理想値とは異なるが、図4における回折効率の高さ依存性の検討から得られた結果に基づいている。
図6(a)は、第2集光手段20が円柱または角柱など矩形の断面形状を有する回折格子となるアレイ型受光素子に光が斜め20°の角度で入射する場合を表し、図6(b)は、光が斜め20°の角度で入射した場合の回折効率の2次元断面シミュレーション結果を表す。1次光が最も弱く、最大強度の−2次光がほぼ垂直の向きを得ている。
D2=L/(2tanθ)の関係から、D2=1.8μm及びL=1.15μmを用いると、回折光が受光部に入射するために許される回折角はほぼ17.5°と求められるので、2次元計算上では、垂直入射は、0次光と±1次光が受光部である光電変換手段50に入射し、20°入射では、−1次光から−3次光までが光電変換手段50に入射することとなる。垂直入射、斜め入射ともに、最大強度を持つ回折光、すなわち垂直入射では±1次光が、斜め入射では−2次光が、受光部の光電変換手段50に到達するので、アレイ型受光素子の周辺部において光が斜めに入射しても受光効率の低下は抑制されることが示唆される。
図7(a)は、第2集光手段20が球面形状となるアレイ型受光素子に光が斜め20°の角度で入射する場合を表し、図7(b)は、光が斜め20°の角度で入射した場合の回折効率を2次元断面でシミュレーションした結果を表す。0次光が最も強いが、回折角が大きく受光部である光電変換手段50には入射できない。回折光が受光部に入射するために許される回折角はほぼ17.5°と求められることを考慮すると、2次元計算上では、−1次光から−3次光までが光電変換手段50に入射することとなる。
第2集光手段が球面形状の場合、アレイ型受光素子の周辺部では、強度の強い0次光と1次光が受光部の光電変換手段50に入射できないため、受光効率が低下することが示唆される。
図8は、第2集光手段20の形状による受光効率の入射角依存性を2次元断面でシミュレーションした結果を示すグラフ図である。
垂直入射では、第2集光手段20が円柱または角柱形状の場合、入射回折の効果のため受光効率が下がり、第2集光手段20が球面の方が僅かに受光効率は高いがその差は小さい。一方、斜め入射の広い角度範囲で、円柱または角柱形状の第2集光手段20の方が受光効率は高い。従って、全入射角にわたる全体の受光効率は、円柱または角柱形状の第2集光手段20の方が高く、円柱または角柱形状の第2集光手段20を用いることにより、シェーディングを抑制することが可能である。
次に、角柱および円柱形状の第2集光手段20について、回折効率の3次元シミュレーション結果を述べる。第2集光手段20として、角柱または円柱がxy平面上に1.75μmの一定間隔で無限に並んだ回折素子を仮定している。
3次元計算では、回折光は±(m、n)次光となる。また、第2集光手段20は、高屈折率部と低屈折率部の周期的繰り返しからなる回折素子であり、回折効率は繰り返し単位中の高屈折率部と低屈折率部の面積比に依存する。
高屈折率部と低屈折率部の断面の面積比を最適化することにより、周辺部でのシェーディングを抑制したアレイ型受光素子を得ることが可能となる。
また、第2集光手段20による回折光を利用して、斜め入射光を光電変換手段50で受光できる方向に変えることが可能となる。
図9は、高屈折率部が角柱形状の場合の回折効率の面積比依存性を示す。画素ピッチサイズWを1.75μmとし、高屈折率部の角柱の断面の1辺の長さを2rとして、回折効率のr依存性を示す。(0,0)次光が最小で高次の回折光が高くなるのは、高屈折率部と低屈折率部の面積比が1:1の時とされている。面積比が1:1となるのはr=0.62μmの時である。ただし、実際にはr=0.62μmより低い値で、(0,0)次光の回折効率が最小となっている。これは、回折格子のピッチ、すなわち、画素ピッチサイズや形状などの影響と考えられる。
図10は、高屈折率部が円柱形状の場合の回折効率の面積比依存性を示す。画素ピッチサイズWは1.75μmとし、高屈折率部の円柱の断面の円の半径をrとし、回折効率のr依存性を示す。(0,0)次光が最小で高次の回折光が高くなるのは、高屈折率部と低屈折率部の面積比が1:1の時とされている。面積比が1:1となるのはr=0.69μmの時である。ただし、実際にはr=0.69μmより低い値で、(0,0)次光の回折効率が最小となっている。これは、回折格子のピッチ、すなわち、画素ピッチサイズや形状などの影響と考えられる。
図11は、回折効率の第2集光手段形状依存性を3次元でシミュレーションした結果を示す図である。
図11(a)は、球面形状の第2集光手段の場合を示す。図11(b)は、高屈折率部と低屈折率部の面積比が1:1で、且つ矩形第2集光手段の高さTは入射光波長λ、高屈折率部と低屈折率部の屈折率差Δnとしたとき、T=λ/(2Δn)の円柱形状の集光手段の場合を示す。図11(c)は、高屈折率部と低屈折率部の面積比が1:1で、且つT=λ/(2Δn)の角柱形状の集光手段の場合を示す。
高次の回折光は、それぞれ±5次の回折光まで計算に取り入れた。
球面の場合は0次光が強くなるが、円柱及び角柱の場合は0次光が弱くなり、±m次光、特に(±1,0)次光が強くなっている。従って、球面形状とは異なり、円柱または角柱形状では、斜め入射光でも回折効果を利用して回折光を光電変換手段50に入射させることができる。そのため、斜め入射光に対して受光効率を高くすることができる。
図12は、本実施形態に係るアレイ型受光素子160を搭載する携帯電話200を示す。
アレイ型受光素子の微細化に対応したシェーディング対策がさらに進めば、画素数がさらに向上する携帯電話用のカメラなどに適用可能となる。また、コンパクトデジタルカメラにおいては、小型化と高画質化を両立させるのに寄与することが可能となる。
以上、具体例を参照しながら、本発明の実施の形態を説明した。しかし、本発明はこれらの具体例に限定されるものではない。例えば、第2集光手段20に用いる材料としては、高屈折率材料のHfO(n=2.15)やTiO(n=2.52)が利用可能である。高屈折率部の屈折率が高ければ屈折率差を大きくできるため、T=λ/(2(n1−n2))において第2集光手段20の高さTを小さくすることができる。
また、シミュレーションでは、角柱形状や円柱形状について検討したが、側面に傾斜がある形状も利用可能である。すなわち、第2集光手段20の形状が球面形状と異なり、急峻に変化することにより波面が乱れることが、高次回折光強度の低下を引き起こしている。従って、波面の乱れを引き起こす程度の急峻な形状変化があれば、側面に傾斜があっても回折効率を高め受光効率を上げることが可能である。
第2集光手段20の高屈折率部の高さTが0.6〜0.7μm程度であれば、プロセスの関係で側面に傾斜がつく可能性はあるが、波面の乱れを引き起こす程度の急峻性を保つことは十分可能である。
高屈折率部の表面は、平坦であることが望ましいが、通常の加工プロセスで得られる程度の平坦性があれば十分である。
さらに、第2集光手段20の高屈折率部の断面形状は、正方形や円に限られることはない。左右上下方向の配列間隔が極端に異なるなどの状況でなければ、回折素子としての周期性を保つ限り、正六角形などの正多角形や円の形状に近い多角形であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係るアレイ型受光素子の模式断面図である。 図2は、一般的な受光器の概要図とアレイ型受光素子の部分拡大図である。 図3は、第2集光手段を回折素子として示す模式図である。 図4は、垂直入射について、回折効率の第2集光手段の高さT依存性を2次元断面でシミュレーションした結果を示すグラフ図である。 図5は、矩形断面形状の第2集光手段による垂直入射光の回折効率の2次元断面シミュレーション計算結果を示す図である。 図6は、矩形断面形状の第2集光手段による20°の斜め入射光の回折効率の2次元断面シミュレーション計算結果を示す図である。 図7は、球面断面形状の第2集光手段による20°の斜め入射光の回折効率の2次元断面シミュレーション計算結果を示す図である。 図8は、第2集光手段の形状による受光効率の入射角依存性を2次元断面でシミュレーションした結果を示すグラフ図である。 図9は、回折効率の面積比依存性を角柱形状の第2集光手段について3次元シミュレーションした結果を示すグラフ図である。 図10は、回折効率の面積比依存性を円柱形状の第2集光手段について3次元シミュレーションした結果を示すグラフ図である。 図11は、回折効率の第2集光手段形状依存性を示す図である。 図12は、本実施形態に係るアレイ型受光素子を搭載する携帯電話を表す模式図である。
符号の説明
10 第1集光手段、20 第2集光手段、30 カラーフィルタ、40 金属配線部、50 光電変換手段、100 0次光、101 m次光、102 −m次光、160 アレイ型受光素子、200 携帯電話、V 垂直入射平面波、A 斜め入射平面波

Claims (3)

  1. 第1集光手段と、
    前記第1集光手段により集光された光を受ける第2集光手段と、
    前記第2集光手段により集光された光を受ける受光部と、
    を有する素子が間隔で配列され、
    前記第1集光手段は、球面形状を有し、
    前記第2集光手段は、高屈折率部と低屈折率部とを有し、
    前記高屈折率部は、円柱形状または多角柱形状のいずれかを有し、
    複数の前記第2集光手段が間隔で配列され、
    前記第2集光手段の高さTは、前記高屈折率部と前記低屈折率部との屈折率差Δnと入射光の波長λとを用いて、T=λ/2Δnで表され、
    前記第2集光手段の高さ方向と直交する方向の断面において、前記高屈折率部が占める面積と、前記低屈折率部が占める面積と、の比は、1:1であることを特徴とするアレイ型受光素子。
  2. 前記第2集光手段の光入射面は、前記第1集光手段の焦点位置にあることを特徴とする請求項1記載のアレイ型受光素子。
  3. 前記第2集光手段と前記受光部との距離は、垂直入射光の主回折光の回折角θと前記受光部の幅Lとを用いて、L/(2tanθ)以下であることを特徴とする請求項1または2に記載のアレイ型受光素子。
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