JP5185106B2 - ジンセノサイドRg5量を増加させるべく処理された朝鮮人参の新規調製方法 - Google Patents

ジンセノサイドRg5量を増加させるべく処理された朝鮮人参の新規調製方法 Download PDF

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Description

本発明は、ジンセノサイドRg5量を増加させるべく処理された朝鮮人参の調製方法に関する。より詳細には、本発明は、特定の圧力と温度の範囲で朝鮮人参を処理することによって、増加した量のジンセノサイドRg5を含む処理された朝鮮人参製品及びその抽出物の調製方法に関する。
朝鮮人参(ginseng)が、精神的なストレスに対する非特異的な抵抗力を強化し、人間の恒常性に持続的な効果を示すとともに、他の強力な薬理活性、すなわち、高血圧の軽減、インスリン活性の強化、血糖降下作用、そして、肝臓RNA合成、タンパク質、ブトウ糖及び脂質代謝、又は抗癌活性の促進効果を示すことが分かっている。
ウコギ科に属するパナックス属(Panax genus)植物には多くの属があり、その例として、極東アジア地域で流通又は栽培されるオタネニンジン(Panax ginseng)、米国及びカナダのアメリカニンジン(Panax quinquefolia)、中国の田七人参(Panax notoginseng)、北米東部の三葉人参(Panax trifolia)、日本、中国及びネパールのトチバニンジン、ネパールの竹節人参(Panax japonica)、ベトナムのベトナム人参(Panax vietnamensis)、エレガチオールニンジン(Panax elegatior)、ワンギアヌスニンジン(Panax wangianus)及びビピンラチフィダスニンジン(Panax bipinratifidus)などがあげられる。
3タイプの朝鮮人参製品、すなわち4年物、5年物及び6年物の朝鮮人参が市販されており、その中でも秋季に栽培された6年物の朝鮮人参製品が最も効能が強力であることが報告されている。特に、皮付き朝鮮人参の皮には、強力な活性を示すサポニンが多く含まれている。
朝鮮人参から分離された人参サポニン(ginseng saponin)は、いくつかの糖類と結合したダンマラン(dammarane)骨格を有し、他の植物から分離されたものと異なる。詳細には、朝鮮人参が約30種類のサポニン成分、特にジンセノサイド(ginsenoside)Rb1、Rb2、Rc、Rd、Rg、Reなどを主成分として含むことが報告されている。これらのサポニン化合物は、その化学構造によって様々な薬理活性と効能を示し、中でもジンセノサイドRg5は、血管拡張活性、抗癌活性、神経細胞保護活性などのみならずその強力な免疫増強活性のため、医薬として最近注目されている。
現在、従来の朝鮮人参を処理し、その処理工程で朝鮮人参サポニンの構造を変えることによって、より強力な有効性又は有用性を得る試みがなされている。
韓国特許登録第10−0192678号は、朝鮮人参の原形とは異なるより優れた効能を持つ処理された朝鮮人参を得るために、高温処理することによりジンセノサイドRg5の含有量が多い処理された朝鮮人参を調製する工程が開示されている。しかしながら、該調製方法は、ジンセノサイドRg5の含有量の変化と温度と内部圧力の変化との間の相関性に関する情報を提供できなかった。さらに、該調製方法は、ブタノールなどの有毒な有機溶媒を必要とする。
韓国特許登録第10−0192678号明細書
本発明の発明者らは、安全かつ均一な朝鮮人参製品を得るべく新規調製方法に関する科学的調査研究を重点的に遂行した。その調査研究の結果、本発明者らは、従来の朝鮮人参と先行技術で開示されている処理された朝鮮人参製品との比較によって検証された、ジンセノサイドRg5含有量がより多い、薬理学的に強力な朝鮮人参製品の新規な調製方法を見出し、本発明を完成するに至った。
したがって、本発明の目的は、ジンセノサイドRg5含有量が増加した薬理学的に強力な朝鮮人参製品を調製するための処理方法を提供することである。
本発明によれば、本発明は、薬理学的に強力な朝鮮人参製品及びその抽出物を調製し、ジンセノサイドRg5の最大含有量を得るために厳選された圧力と温度の範囲で朝鮮人参を処理することを特徴とする処理方法を提供する。
詳細には、本発明は、朝鮮人参の重量の約1から3倍容量の水を5から7年物の朝鮮人参材料、好ましくは6年物の朝鮮人参材料に加えるステップと;内部圧力が、皮付き朝鮮人参の場合1.10から4.00kgf/cm2、好ましくは1.20から1.50kgf/cm2又は皮をむいた朝鮮人参の場合2.30から3.00kgf/cm2の範囲、温度が約70から150℃、好ましくは110から130℃の範囲で、処理時間が1から5時間の範囲、好ましくは約2時間処理を行い、目的とするジンセノサイドRg5を多量含有する処理された朝鮮人参を得るステップと;を含むステップからなる、薬理学的に強力な朝鮮人参製品を調製する処理方法を提供する。
皮付き朝鮮人参の場合、上記の処理方法によって最終的に得られる本発明の朝鮮人参製品は、韓国特許登録第10-0192678号で開示された方法によって調製される処理された朝鮮人参と比べて、約2から5倍、詳細には約4.4倍多量のジンセノサイドRg5を含有する。
皮をむいた朝鮮人参の場合、上記の処理方法によって最終的に得られる本発明の朝鮮人参製品は、韓国特許登録第10-0192678号で開示された方法によって調製される処理された朝鮮人参と比べて、約2から5倍、詳細には約3.3倍多量のジンセノサイドRg5を含有する。
また、本発明は、上記ステップで調製される処理された朝鮮人参材料を、有機溶媒混合液、好ましくはメタノールと塩化メチレンの混合液、より好ましくは混合比が0.60:1.40から1.20:0.80の範囲のメタノールと塩化メチレンの混合液、より好ましくは混合比約1:1(v/v)のメタノールと塩化メチレンとの混合液によって還流抽出法により1時間から2日間、好ましくは1時間を超えて抽出するステップと;濾過して濾液を回収し、該濾液を濃縮して残留溶媒を除去し、乾燥して、ジンセノサイドRg5を多量含有する強力な朝鮮人参抽出物を得るステップと;を含むステップからなる、処理された朝鮮人参の抽出物を抽出する方法を提供する。
本明細書で開示する「朝鮮人参材料」として、本発明では好ましくは6年物が使用される。6年物の朝鮮人参は、4年物の朝鮮人参と比べ、ジンセノサイドRg5をより多量含有することが、本発明者らが実施した以下の実験で確認された。
本明細書で開示する「朝鮮人参材料」には、本発明における朝鮮人参の根部同様、その葉部を含む。葉部は有用でないと報告されているが、本発明において処理された朝鮮人参の葉部は、朝鮮人参の根部と同等量のジンセノサイドRg5を含有することが、本発明者らが実施した以下の実験で確認された。
このように処理された朝鮮人参又はその抽出物を、公知の方法で乾燥、例えば、低温、すなわち70℃未満で約48から60時間乾燥する、又は凍結乾燥法で乾燥して、乾燥処理された朝鮮人参を得ることが可能であり、また、さらに当業者によって公知の方法により小径に、好ましくは約50から200マイクロメートルの大きさに粉砕又は粉末化することが可能であり、必要なら、薬学的に許容されているキャリア又はアジュバント(adjuvants)を使用して、市販されているカプセル、錠剤などの最終製品を調製することが可能である。
本発明にかかる処理された朝鮮人参は、血管拡張活性、免疫増強活性、抗癌活性、神経細胞−保護活性などの強力な薬理活性、特に抗癌活性を示すジンセノサイドRg5を豊富に含有する。
したがって、本発明は、上記の処理方法で調製された朝鮮人参抽出物と、癌疾病を治療又は予防するために薬学的に許容されているキャリア又はアジュバントとを含む薬剤組成物をも提供するものであり、本発明の方法は、厳選された範囲の圧力と温度を採用することで、ジンセノサイドRg5の最大含有量を実現することが可能である。
本明細書において用語「癌」は、胃癌、肝臓癌、肺癌、子宮頸部癌、皮膚癌、胃癌、又は乳癌などの各種癌、特に皮膚癌を含む。
本発明の朝鮮人参抽出物が強力な抗癌活性を有するため、本発明の薬剤組成物は、したがって、各種癌疾病を治療又は防止するために採用されてもよい。
また、本発明は、上記の処理方法で調製された朝鮮人参抽出物の、胃癌、肝臓癌、男性の肺癌、及び子宮頸部癌、皮膚癌、胃癌、乳癌などの各種癌を治療又は防止するために用いられる医薬の製造のための使用にも提供される。
本発明の薬剤組成物は、使用方法にしたがって、従来のキャリア、アジュバント(adjuvants)又は希釈液をさらに含むことができる。キャリアは、その使用量と適用方法にしたがって適切な物質として用いられることが望ましいが、それらに限定されない。適切な希釈液は、Remington's Pharmaceutical Sciences (Mack Publishing Co., 米国ペンシルベニア州イーストン)に記載されている。
以下にあげる製剤方法及び添加剤は、単なる例示であり、本発明を限定するものではない。
本発明に係る薬剤組成物は、薬学的に許容されているキャリア、アジュバント又は希釈液、例えば、ラクトース、デキストロース、ショ糖、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、マルチトール、澱粉類、アラビアゴム、アルギン酸、ゼラチン、リン酸カルシウム、カルシウムシリカート、セルロース、メチルセルロース、ポリビニルピロリドン、水、メチルヒドロキシベンゾアート、プロピルヒドロキシベンゾアート、タルク、マグネシウムステアラート及び鉱物油を含む薬剤組成物として提供可能である。製剤には、充填剤、抗凝集剤、潤滑剤、湿潤剤、風味剤、エマルジョン剤、防腐剤などがさらに含まれてもよい。本発明の薬剤組成物は、当該技術分野で公知の任意の手順を利用して、被験者に投与後、活性成分の放出を即放、持続又は遅延するように製剤されてもよい。
例えば、本発明の薬剤組成物は、油類、プロピレングリコール又は一般的に注射剤を調製するために用いられる他の溶媒に溶解可能である。キャリアの好適例に、生理食塩水、ポリエチレングリコール、エタノール、植物油、イソプロピルミリスタートなどが含まれるが、これらに限定されない。局所投与に対しては、本発明の薬剤組成物は、軟膏やクリームの形で製剤可能である。
本発明の薬剤組成物を含有する医薬製剤は、経口剤形(粉末、ラチノパルベ(latinor-pulves)、顆粒、錠剤、カプセル、ソフトカプセル、水薬、シロップ、エリキシル剤、溶液、粉末、小袋、顆粒)、又は局所製剤(クリーム、軟膏、ローション、ゲル、バルム、パッチ、ペースト、噴霧液、エアロゾルなど)、又は注射製剤(溶液、懸濁液、エマルジョン、注射薬)など任意の形態で調製できる。
本発明の薬剤組成物は、医薬投薬形において、薬学的に許容されている塩類の形で使用することも、さらに単独、又は他の薬剤的に活性のある化合物との適切な関連及び併用して使用することもできる。
本発明の抽出物又は薬剤組成物の好ましい用量は、被験者の状態及び体重、重症度、薬剤形、経路及び投与期間によって変わるが、当業者によって選定されるであろう。しかしながら、望ましい効果を得るためには、本発明の抽出物又は薬剤組成物の1日当たりの投与量範囲を被験者の体重によって0.2から200mg/kg、好ましくは2から100mg/kgとすることが通常推奨される。この用量は、単回投与しても、1日数回に分けて投与してもよい。組成の観点では、複合生薬成分が、薬剤組成物の総重量の0.01から80重量%、好ましくは0.5から50重量%存在するべきである。
本発明の薬剤組成物は、各種経路を介して、哺乳類(ラット、マウス、家畜又はヒト)などの対象動物に投与可能である。すべての投与方法、例えば、経口投与、直腸内投与又は静脈内投与、筋肉内投与、皮下投与、皮内投与、クモ膜下腔内投与、硬膜外投与又は脳室内注入が熟慮される。
したがって、上記処理方法によって調製される上記抽出物と、各種疾患を予防するために栄養学的に許容されている添加物とを含むヘルスケア食品を提供することが本発明の別の目的である。
上記薬剤組成物は、各種癌疾病を予防又は軽減するために使用可能である。各種癌疾病を防止又は軽減する目的では、上記抽出物の量の範囲は通常、健康食品組成物の場合、食品総重量の約0.1から15重量%、好ましくは1から10重量%、及び健康食品成分100mlに対して1から30g、好ましくは3から10gの比率とする。本発明の薬剤組成物は、様々な経路を介して、哺乳類(ラット、マウス、家畜又はヒト)などの対象動物に投与可能である。すべての投与方法が熟慮されており、例えば、経口投与、直腸内投与又は静脈内投与、筋肉内投与、皮下投与、皮内投与、クモ膜下腔内投与、硬膜外投与又は脳室内注入などの投与は、経口剤形(粉末、ラチノパルベ(latinor-pulves)、顆粒、錠剤、カプセル、ソフトカプセル、シロップ剤、エリキシル剤、溶液、粉末、小袋又は顆粒)などの任意の形態で行われる。
本発明の健康食品組成物が上記抽出物を必要不可欠な成分として好ましい比率で含むことを条件とする以外は、他の液体成分に関する特定の制限はなく、他の成分として従来の飲料における様々なデオドラント(deodorant)又は天然炭水化物などを使用し得る。天然炭水化物の例として、ブトウ糖、果糖などの単糖と、麦芽糖、ショ糖などの二糖と、デキストリン、シクロデキストリンなどの従来の砂糖と、キシリトール、エリスリトールなどの糖アルコールなどがある。上記以外のデオドラントとして、タウマチンなどの天然デオドラント、レバウディオサイドA、グリチルリジンなどのステビア抽出物、及びサッカリン、アスパルテームなどの合成デオドラントなどが遜色なく有用であり得る。上記天然炭水化物の量は、通常、本発明の飲料組成物100mlに対して約1から20g、好ましくは5から12gの範囲である。
上記組成物以外の他の成分として、各種栄養素、ビタミン、ミネラル又は電解質、合成風味剤、着色料及びチーズ、チョコレート等の場合の改良剤、ペクチン酸及びその塩類、アルギン酸及びその塩類、有機酸、保護コロイド状接着剤、pH調整剤、安定剤、防腐剤、グリセリン、アルコール、炭酸飲料等で用いられる炭化剤がある。上記以外の他の成分として、天然果汁、果汁飲料及び野菜飲料を調製するために使用される果汁であって、単独、又は組み合わせても使用される成分がある。成分の比率はそれほど重要でないが、通常、本発明の組成物100重量%当たり約0から20重量%である。
前記抽出物を含む、添加可能食品の例として、各種食品、飲料、ガム、ビタミン複合剤、ヘルスケア食品などがある。
当業者であれば、本発明の趣旨又は範囲から逸脱することなく本発明の組成物、使用及び調製において種々の変更及び修正を行うことができることは明らかであろう。
本発明に係る処理された朝鮮人参の調製方法は、厳選された特定の圧力と温度を適用することで、様々な薬理活性を示すジンセノサイドRg5を多量提供でき、処理された朝鮮人参及びその抽出物を含む組成物は、各種疾患、特に癌の予防又は治療における薬剤又はヘルスケア食品として有用であり得る。
本発明の上記及びその他の目的、特性及びその他の利点は、添付図面と併せて下記の詳細な説明によってさらに明確に理解されるであろう。
次の実施例により本発明をより詳細に説明する。しかしながら、本発明が、いかなる態様においてもこれらの実施例に限定されるものではないことを理解されたい。
比較例1.韓国特許登録第10−0192678号で開示された手順による処理された朝鮮人参の調製
非乾燥のスライスしたオタネニンジン1kgの根を粗薬抽出装置(20L/Kukje-kigong、韓国)中に置き、130℃にて2時間蒸気加熱した。蒸気加熱された朝鮮人参を50〜60℃にて乾燥し、粉末サイズ50〜200マイクロメートルの範囲の微粉末に粉砕して、比較試料(以下、「STD」と示す)として使用される朝鮮人参粉末195gを得た。
実施例1.皮付き朝鮮人参抽出物の調製
1−1.朝鮮人参抽出物(G1−1)の調製
空気乾燥し、スライスした6年物皮付きオタネニンジンの根300gを600mLの蒸留水に浸漬して粗薬抽出装置(20L/Kukje-kigong、韓国)中に置き、次いで、内部温度を126℃から130℃の範囲に、内部圧力を1.4から1.5kgf/cm2の範囲に維持して2時間加熱した。処理された朝鮮人参を水から分離し、60〜70℃で乾燥し、粉末サイズ50〜200マイクロメートルの範囲の微粉末に粉砕して、試料(以下、「G1−1」と示す)として使用される朝鮮人参粉末255g(収率:85.0%)を得た。
1−2.朝鮮人参抽出物(G1−2)の調製
内部温度を103℃から107℃の範囲に、内部圧力を1.40から1.50kgf/cm2の範囲に変更したことを除き、すべての手順を実施例1−1と同様にして、試料(以下、「G1−2」と示す)として使用される朝鮮人参粉末280g(収率:93.3%)を得た。
1−3.朝鮮人参抽出物(G1−3)の調製
内部温度を110℃から114℃の範囲に、内部圧力を1.40から1.50kgf/cm2の範囲に変更したことを除き、すべての手順を実施例1−1と同様にして、試料(以下、「G1−3」と示す)として使用される朝鮮人参粉末260g(収率:86.7%)を得た。
1−4.朝鮮人参抽出物(G1−4)の調製
内部温度を126℃から130℃の範囲に、内部圧力を1.85から2.00kgf/cm2の範囲に変更したことを除き、すべての手順を実施例1−1と同様にして、試料(以下、「G1−4」と示す)として使用される朝鮮人参粉末245g(収率:81.7%)を得た。
1−5.朝鮮人参抽出物(G1−5)の調製
内部温度を126℃から130℃の範囲に、内部圧力を2.30から2.50kgf/cm2の範囲に変更したことを除き、すべての手順を実施例1−1と同様にして、試料(以下、「G1−5」と示す)として使用される朝鮮人参粉末240g(収率:80.0%)を得た。
1−6.朝鮮人参抽出物(G1−6)の調製
内部温度を126℃から130℃の範囲に、内部圧力を2.80から3.00kgf/cm2の範囲に変更したことを除き、すべての手順を実施例1−1と同様にして、試料(以下、「G1−6」と示す)として使用される朝鮮人参粉末235g(収率:78.3%)を得た。
1−7.朝鮮人参抽出物(G1−7)の調製
内部温度を133℃から137℃の範囲に、内部圧力を3.30から3.50kgf/cm2の範囲に変更したことを除き、すべての手順を実施例1−1と同様にして、試料(以下、「G1−7」と示す)として使用される朝鮮人参粉末162g(収率:54.0%)を得た。
実施例2.皮をむいた朝鮮人参抽出物の調製
2−1.朝鮮人参抽出物(G2−1)の調製
空気乾燥し、スライスした6年物皮付きオタネニンジンの根300gを600mLの蒸留水に浸漬して粗薬抽出装置(20L/Kukje-kigong、韓国)中に置き、次いで、内部温度を126℃から130℃の範囲に、内部圧力を2.80から3.00kgf/cm2の範囲に維持して2時間加熱した。処理された朝鮮人参を水から分離し、60〜70℃で乾燥し、粉末サイズ50〜200マイクロメートルの範囲の微粉末に粉砕して、試料(以下、「G2−1」と示す)として使用される朝鮮人参粉末249g(収率:83.0%)を得た。
2−2.朝鮮人参抽出物(G2−2)の調製
内部温度を126℃から130℃の範囲に、内部圧力を1.40から1.50kgf/cm2の範囲に変更したことを除き、すべての手順を実施例2−1と同様にして、試料(以下、「G2−2」と示す)として使用される朝鮮人参粉末260g(収率:86.7%)を得た。
2−3.朝鮮人参抽出物(G2−3)の調製
内部温度を133℃から137℃の範囲に、内部圧力を3.30から3.50kgf/cm2の範囲に変更したことを除き、すべての手順を実施例2−1と同様にして、試料(以下、「G2−3」と示す)として使用される朝鮮人参粉末220g(収率:73.3%)を得た。
実施例3.朝鮮人参(G3)の調製
4年物皮付きの円形オタネニンジン300gを使用したこと、及び内部温度と内部圧力との抽出条件を126℃から130℃と1.40から1.50kgf/cm2に調節したことを除いて、すべて実施例1と同様の手順により、試料(以下、「G3」と示す)として使用される朝鮮人参粉末236g(収率:78.7%)を得た。
実施例6.朝鮮人参(G4)の調製
6年物皮付き朝鮮人参2級品300gを使用したこと、及び内部温度と内部圧力の抽出条件を126℃から130℃と1.40から1.50kgf/cm2に調節にしたことを除いて、すべて実施例1と同様の手順により、試料(以下、「G4」と示す)として使用される朝鮮人参粉末250g(収率:83.3%)を得た。
実験例1:成分及び含有量の分析
試料調製
メタノール20mLと塩化メチレン20mLを比較例と実施例で調製された各試料2gに添加し、60分間還流抽出した。溶液を冷却、濾過して不溶物を除去し、上清液を濃縮して残留物を得た。各最終試料抽出物の重量は、0.183g(G1−1)、0.110(G1−2)、0.160(G1−3)、0.154g(G1−4)、0.131g(G1−5)、0.192g(G1−6)、0.079g(G1−7)、0.148g(G2−1)、0.070(G2−2)、0.061g(G2−3)、0.079g(G3)、0.083g(G4)及び0.124g(STD)であった。
LC質量分析
メタノールと塩化メチレンの溶媒混合液(1:1)を、ステップ1−1で調製された試験試料に各々、18.3mL(G1−1)11.0mL(G1−2)、16.0mL(G1−3)、15.4mL(G1−4)、13.1mL(G1−5)、19.2mL(G1−6)、7.9mL(G1−7)、14.8mL(G2−1)、7.0mL(G2−2)、6.1mL(G2−3)、7.9mL(G3)、8.3mL(G4)及び12.4mL(STD)加えて、各試料の最終試料濃度を互いに同一に調節した。各試料3mLを1300rpmの速度で15分間マイクロ遠心分離した。各上清液5マイクロリットルを表1に示す条件下LC質量装置に注入した。図1〜13にその結果を示した。
Figure 0005185106
各試料の比較結果を表2に示した。
表1に示したように、実施例にて調製されたジンセノサイドRg5の量は比較例よりも約4.4倍及び3.3倍高いことが確認される。
[139] したがって、本発明の調製方法は、従来技術にて開示された方法より優れていることが確認される。
Figure 0005185106
さらに、本発明者らは調査研究を行い、特に溶媒系抽出の混合比についてメタノールと塩化メチレンの混合容量比を0.60:1.40から1.20:0.80の範囲内で変動させることにより最適抽出条件を見出した。その中でも最も効率の良い抽出条件が、メタノールと塩化メチレンの溶媒混合(1:1)であり、その導電率定数が20.75であることを最終的に見出した。
したがって、私たちは、多量のジンセノサイドRg5を得るための最も効率の良い抽出溶媒系が、多量のジンセノサイドRg5を得るためのメタノールと塩化メチレン(1:1)の溶媒混合液であることを確認した。
実験例2:抗癌活性の定量
実験例1で調製した多量のジンセノサイドRg5を含む朝鮮人参抽出物の抗癌活性を、以下の実験で測定した。
試料調製
実施例2−1で開示した手順にしたがって調製した、メタノールと塩化メチレンとの溶媒混合液(1:1)で抽出された朝鮮人参抽出物を、蒸留水(5mg/mL)中に溶解し、試験試料(以下、「GMM」と示す)として使用した。
試験動物
同一環境下で飼育した体重10〜15gで生後4週間のC57BL/6マウスを2つの群に、すなわち、マウス80匹を試験群とし、マウス20匹を対照群として分類した。試験群をB16メラノーマ細胞株で処理して癌を生じさせ、対照群は処理しなかった。試験群をさらに2つの群、すなわち、蒸留水のみを与えた試験群(1)と、第5週目に同等量のGMM抽出物を与えた試験群(2)に分類し、また、対照群も2つの群、すなわち、蒸留水のみを与えた対照群(1)と、第5週目に同等量のGMM抽出物を与えた対照群(2)に分類した。
試験手順
同一環境下で飼育した体重10〜15gで生後4週間のC57BL/6マウスにおいて、マウスの離乳後(生後4週間)に、対照群(2)と試験群(2)とには、上記ステップによって調製されたGMM抽出物を含む溶液に自由にアクセスさせて、それを飲ませた。B16メラノーマ細胞を、癌発生群におけるマウスの腹部に皮下注射した。
B16メラノーマ細胞をCO2インキュベータにおいて1週間継代培養し、1x106細胞/mLに調節された10%ウシ胎児血清を含むRMPI1640培地に希釈した浮遊細胞を0.1mL注射した.
癌成長率及び生存期間は、注射後5日毎の癌サイズ及び各群の生存期間によって決定した。癌成長率を癌の重量と比較し、その結果を次の数図1によって算出した。
数図1
Figure 0005185106
試験結果
図14に示すように、1週間後、試験群(1)では55%のマウスに癌が発生したが、試験群(2)では25%のマウスに癌が発生した。第12日目及び第17日目には、試験群(1)では、それぞれ80%及び95%のマウスに癌が発生したが、試験群(2)では、それぞれ35%及び42.5%のマウスに癌が発生した。第24日目には、試験群(1)では100%のマウスに癌が発生したが、試験群(2)では52.5%のマウスに癌が発生した。
表3に示すように、癌細胞株の注射1週間後では、平均癌重量間に有意な差異が認められなかった(平均癌重量:0.1g)が、試験群間の平均癌重量の差異は徐々に高くなり、すなわち、試験群(1)及び(2)における平均癌重量はそれぞれ、第12日目には0.4g及び0.3gであり、第17日目には1.8±0.3g及び1.5±0.2gであり、第22日目には5.1±0.2g及び3.3±1.0gであり、第57日目には22.4±5.3g及び9.8±2.1gであった。
加えて、第12日目には試験群(1)及び(2)で死亡したマウスは見られなかったが、第17日目には試験群(1)で1匹のマウスが死亡した。試験群(2)における85%のマウスは癌細胞の注射後42日間を超えて生存し、試験群(1)では約50%のマウスが生存した。60日目にて、試験群(1)のマウスはすべて死亡したが、試験群(2)では60%のマウスが生存していた。
Figure 0005185106
したがって、本発明の方法では強力な抗癌活性を示すジンセノサイドRg5を多量提供し得るので、本発明の方法によって調製された朝鮮人参抽出物は強力な抗癌活性を示すことが確認される。
実験例3:毒性試験
方法
急性毒性試験をSDマウス(平均値体重25±5g)及びスプラーグドーリーラット(235±10g)に対し、本抽出物を用いて行った。マウス又はラット3匹からなる各群に1g/kgの試験試料又は溶媒(0.2mL、i.p.)を経口でそれぞれ投与し、24時間観察した。
結果
死亡率、臨床症状、体重変化及び肉眼的所見についての処置に関連する影響は、いかなる群又は性においても見られず、経口投与された発明抽出物のLD50が1g/kgを超えることが確認されている。これらの結果は、本発明において調製された抽出物が強力かつ安全なものであることを示唆した。
以下、製剤方法及び賦形剤の種類を説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。代表的調製例を次のとおり説明する。
粉末の調製
実施例1の乾燥粉末(G1−1) 20mg
ラクトース 100mg
タルク 10mg
上記成分を混合し、密封パッケージに充填して粉末製剤を調製した。
錠剤の調製
実施例1の乾燥粉末(G1−1) 10mg
トウモロコシ澱粉 100mg
ラクトース 100mg
マグネシウムステアラート 2mg
上記成分を混合し、錠剤化して錠剤製剤を調製した。
カプセルの調製
実施例1の乾燥粉末(G1−1) 10mg
結晶セルロース 100mg
ラクトース 100mg
マグネシウムステアラート 2mg
上記成分を混合し、従来のゼラチン調製方法によってゼラチンカプセルを充填して錠剤製剤を調製した。
注射薬の調製
実施例2の抽出物(G2-1) 10mg
注射薬用蒸留水 適量
pH制御剤 適量
活性成分を溶解し、pHを約7.5に制御してから、すべての成分を2mLアンプル内に充填し、従来の注射薬調製方法によって滅菌して注射薬を調製した。
液体の調製
実施例2の抽出物(G2−1) 0.1〜80g
砂糖 5〜10g
クエン酸 0.05〜0.3%
カラメル 0.005〜0.02%
ビタミンC 0.1〜1%
蒸留水 79〜94%
CO2ガス 0.5〜0.82%
活性成分を溶解し、すべての成分を充填し、従来の液体調製方法によって滅菌して液体製剤を調製した。
ヘルスケア食品の調製
実施例1の抽出物(G2−1) 1000mg
ビタミン 混合物 適量
ビタミンAアセテート 70mg
ビタミンE 1.0mg
ビタミンB1 0.13mg
ビタミンB2 0.15mg
ビタミンB6 0.5mg
ビタミンB12 0.2mg
ビタミンC 10mg
ビオチン 10mg
ニコチン酸アミド 1.7mg
葉酸 50mg
カルシウムパントテン酸 0.5mg
ミネラル混合物 適量
硫酸鉄 1.75mg
酸化亜鉛 0.82mg
炭酸マグネシウム 25.3mg
カリウムリン酸塩 15mg
第2リン酸カルシウム 55mg
カリウムクエン酸 90mg
炭酸カルシウム 100mg
塩化マグネシウム 24.8mg
上記ビタミン及びミネラル混合物は、様々に変更してもよい。かかる変形態様は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱するものではない。
健康飲料の調製
実施例2の抽出物(G2−1) 1000mg
クエン酸 1000mg
オリゴ糖 100g
アンズ濃縮液 2g
タウリン 1g
蒸留水 900mL
活性成分を溶解し、混合し、85℃にて1時間攪拌し、濾過してから、すべての成分を1000mLのアンプル内に充填し、従来の健康飲料調製方法によって滅菌して健康飲料製剤を調製した。
以上のように本発明を説明したが、かかる内容は様々に変更できることは明らかであろう。かかる変形態様は、本発明の趣旨及び範囲から逸脱するものではなく、すべて修正態様は、当業者であれば当然のことながら、特許請求の範囲に含まれると意図される。
本発明に係る処理された朝鮮人参の調製方法は、厳選された特定の圧力と温度を該方法に適用することで、様々な薬理活性を示すジンセノサイドRg5を多量に提供できるものであり、処理された朝鮮人参及びその抽出物を含む薬剤組成物は、各種疾患、特に癌の予防又は治療における薬剤又はヘルスケア食品として有用である。
朝鮮人参抽出物(G1−1)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G1−2)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G1−3)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G1−4)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G1−5)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G1−6)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G1−7)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G2−1)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G2−2)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G2−3)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G3)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(G4)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物(STD)のLCと質量スペクトルの結果を示す図; 朝鮮人参抽出物の抗癌活性を示す図である。

Claims (4)

  1. 朝鮮人参の重量の1から3倍容量の水を5から7年物の朝鮮人参材料に加えるステップと、
    内部圧力が、皮付き朝鮮人参の場合1.20から1.50kgf/cm又は皮をむいた朝鮮人参の場合2.30から3.00kgf/cmの範囲、温度が110から130℃の範囲で、処理時間が1から5時間の範囲で処理を行い、目的とするジンセノサイドRg5を多量含有する処理された朝鮮人参を得るステップと
    を含むステップからなる、薬理学的に強力な朝鮮人参製品を調製する方法。
  2. 前記朝鮮人参材料が6年物の皮付き朝鮮人参又は皮をむいた朝鮮人参である請求項1記載の方法。
  3. メタノールと塩化メチレンが混合した有機溶媒混合液を使用して還流抽出法により1時間から2日間、請求項1記載の方法で調製される処理された朝鮮人参材料を抽出するステップと、
    濾過して濾液を回収し、該濾液を濃縮して残留溶媒を除去し、乾燥して、ジンセノサイドRg5を多量含有する強力な朝鮮人参抽出物を得るステップと
    を含むステップからなる、処理された朝鮮人参の抽出物を抽出する方法。
  4. 前記有機溶媒混合液が、混合容量比が0.60:1.40から1.20:0.80の範囲であるメタノールと塩化メチレンの有機溶媒混合液である、請求項3記載の方法。
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