JP5181266B2 - 多剤式毛髪処理剤 - Google Patents

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Description

本願発明は、多剤式の毛髪処理剤、特に化学的処理(パーマネント処理、ブリーチ処理、染毛処理等)用毛髪前処理剤、並びに毛髪修復剤等に関する。
毛髪は化学的処理により損傷を受けるため、頭髪を部分的に化学的処理した場合(例えばウィービング、部分染め等をした場合)、頭髪中に健康毛と損傷毛とが混在することがある。また、毛髪は根本部分よりも毛先の方が化学的処理を受け易いため、根本部分よりも毛先の方が一般に損傷は多く且つその度合いも大きい。
従来、このような健康毛と損傷毛とが混在し、また損傷の程度も一様でない頭髪をパーマネント処理した場合、以下のような問題があった。即ち、パーマネント処理においては、先ず毛髪にパーマネント1剤を塗布し毛髪を軟化させた後、ロッドに巻きつけ、或いはアイロンプレスする。しかし、ロッドに巻きつけ、或いはアイロンプレスする際に毛髪が引っ張られ、頭髪の内、とりわけ損傷毛(特にその毛先)のみがしばしば切断され、切れ毛・枝毛が発生した。この一因としては、損傷毛においては、その傷口等からパーマネント1剤液が多量に浸透するため、健康毛に比し薬剤に対する負担が大きく、毛髪強度(特に引張強度)が著しく低下することが挙げられる。
他方、損傷毛を切断しないように引っ張り(テンション)を緩めると、今度は、健康毛と損傷毛とにおいて、或いは毛髪の根本部分と毛先とにおいてパーマネントの仕上がり方(掛かり方)に差(斑)が生じ、頭髪を均一・均質・均整にパーマネント処理することができない、という問題が生じた。
ところで、従来、パーマネント処理を行う際、予め毛髪を前処理剤(又は保護剤)にて事前に処理する場合がある。
そのような毛髪前処理剤としては、パーマネント薬剤の毛髪への浸透を抑制・低減するため被膜形成成分を配合したものが知られる。具体的には、アルギン酸ナトリウム及びペクチンを配合したもの(特許文献1)、ポリグルタミン酸を配合したもの(特許文献2)、シリコーン系共重合体を配合したもの(特許文献3)等が提案されている。
しかしながら、上記従来の毛髪前処理剤は何れも、健康毛であるか損傷毛であるかに係わらず、また毛髪の根本部分であるか毛先であるかに係わらず、ただ無差別に一様に同じ厚さの被膜にて毛髪をコーティングするものであった(図2)。そのため、全体的にはパーマネント薬剤の浸透を抑制・低減できても、健康毛と損傷毛とにおけるパーマネント薬剤の浸透量の差は依然として著しく大きく、その結果、従来におけると同様の問題、即ち、損傷毛(特にその毛先)がとりわけ切断され易く、また頭髪を斑無く均一・均質・均整にパーマネント処理することができない、といった問題があった。
特開平5−43436号公報。 特開2004−269430号公報。 特開2004−131429号公報。
上記事情に鑑み、本願発明は、損傷の程度に応じて、毛髪を「選択的」(又は優先的)に保護・修復することができる毛髪前処理剤及び毛髪修復剤等を提供することを目的とする。
具体的には、本願発明は、健康毛より損傷毛が、また毛髪の根本部分より毛先が、より厚く被膜にて保護され(図1)、それ故、損傷毛(特にその毛先)においてパーマネント薬剤の浸透抑制・低減効果がより大きく、その結果、健康毛と同程度に迄、損傷毛(特にその毛先)が切断されにくくなり、且つ頭髪を斑無く、均一・均質・均整にパーマネント処理することができる、乳化安定性並びに耐シャンプー性にも優れた毛髪前処理剤、並びに切れ毛・枝毛等の発生を防ぎ極めて優れた修復機能を有する毛髪修復剤等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願発明者が鋭意、検討した結果、下記本願発明を成すに到った。
即ち、本願第1発明は、アミン系官能基を2個以上有する有機変性シリコーンオイルを0.10〜20.0重量%含有するA剤、並びに多塩基酸(塩)及び/又は酸無水物を0.70〜15.0重量%及び水を含有するB剤から少なくとも成り、多塩基酸が有機系単量体のもの及び無機系単量体のものの内、何れか1種以上である多剤式毛髪処理剤、を提供する。
更に、本願第2発明は、蛋白質類及び/又はその加水分解物を0.10〜15.0重量%含有するC剤から少なくとも成る本願第1発明の毛髪処理剤、を提供する。
本願発明により、損傷の程度に応じて、毛髪を「選択的」(又は優先的)に保護・修復することができる毛髪前処理剤及び毛髪修復剤等を提供することができる。
具体的には、本願発明により、健康毛より損傷毛が、また毛髪の根本部分より毛先が、より厚く被膜にて保護され(図1)、それ故、損傷毛(特にその毛先)においてパーマネント薬剤の浸透抑制・低減効果がより大きく、その結果、健康毛と同程度に迄、損傷毛(特にその毛先)が切断されにくくなり、且つ頭髪を斑無く、均一・均質・均整にパーマネント処理することができる、乳化安定性並びに耐シャンプー性にも優れた毛髪前処理剤、並びに切れ毛・枝毛等の発生を防ぎ極めて優れた修復機能を有する毛髪修復剤等を提供することができる。
以下、本願発明を詳述する。
本願発明に係る多剤式毛髪処理剤は、A剤を含む。A剤には、アミン系官能基を2個以上有する有機変性シリコーンオイル(以下「本願有機変性シリコーン」ともいう。)を含有する。本願有機変性シリコーンを配合することにより、例えば耐水性被膜(保護膜)を毛髪(特に損傷毛)表面にコーティングすることができる。
本願有機変性シリコーンにおけるアミン系官能基としては、アミノ基(1級、2級及び3級アミノ基等)、並びに4級アンモニウム基等が挙げられる。2級及び3級アミノ基等において、N原子上の置換基としては、C1〜C3アルキル基、ポリエーテル基、エポキシ基等が挙げられる。また、4級アンモニウム基において、N原子上には、メチル基等の置換基を有していてもよい。
本願有機変性シリコーンは、アミン系官能基をシリコーンオイルの側鎖及び/又は末端(片末端、両末端等)の何れに備えてもよい。更に、2個以上のアミン系官能基同士が、分子中若しくは分子間において相互に、直接に又は連結基(アルキレン基等)を介して間接に、鎖状若しくは環状に連結されていてもよい。
本願有機変性シリコーンにおける「有機変性」としては、アミノ変性、エポキシ変性、カルボキシル変性、ポリエーテル変性、及びこれらの混合変性(アミノ/ポリエーテル変性等)が挙げられるが、好ましくはアミノ変性である。
そのような本願有機変性シリコーンとしては、例えば次式[化−1]にて表されるものが挙げられる。
Figure 0005181266
式[化−1]中、R,R,R,R,R,及びR11は、1価の炭化水素基(C1〜C3アルキル基等)を表す。R及びR10は、1価の炭化水素基(C1アルキル基等)又はヒドロキシ基を表す。Rは、1価の炭化水素基(C1アルキル基等)、ヒドロキシ基、又は−R−NH−R−NH基を表す。R及びRは、2価の炭化水素基(C1〜C3アルキレン基等)を表す。R〜R11、並びにa個のR及びRは、それぞれ独立であり、同一でも異なってもよい。R〜R11には、置換基(アミン系官能基等)を有してもよい。aは、1〜1000の数を表す。bは、2〜1000の数を表す。
本願有機変性シリコーン[化−1]としては、具体的には次式[化−1a]にて表されるものが挙げられる。
Figure 0005181266
式[化−1a]中、cは、1〜1000の数を表す。dは、1〜5の数を表す。eは、1〜5の数を表す。fは、2〜1000の数を表す。
別の本願有機変性シリコーンとしては、例えば次式[化−2]にて表されるものが挙げられる。
Figure 0005181266
式[化−2]中、R12〜R14,g個のR15とR16,及びR17〜R19はそれぞれ独立であり同一でも異なってもよいが、これらの内、少なくとも2個は同一でも異なってもよい−R20−NH基を表し、残余は1価の炭化水素基(C1〜C3アルキル基等)を表し、置換基(アミン系官能基等)を有してもよい。R20は、2価の炭化水素基(C1〜C3アルキレン基等)を表す。gは、2〜1000の数を表す。
本願有機変性シリコーン[化−2]としては、具体的には次式[化−2a]にて表されるものが挙げられる。
Figure 0005181266
式[化−2a]中、R21及びR22は、それぞれ独立であり同一でも異なってもよく、2価の炭化水素基(C1〜C3アルキレン基等)を表す。hは、1〜1000の数を表す。
更に別の本願有機変性シリコーンとしては、アミノエチルアミノプロピルメチコン・ジメチコン共重合体、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、アミノエチルアミノプロピルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体、高重合ジメチルシロキサン・メチル(アミノプロピル)シロキサン共重合体等が挙げられる。
A剤の組成において、本願有機変性シリコーンは、A剤全量につき、0.10〜20.0(好ましくは1.0〜12.0)重量%含有される。含有量が少な過ぎると、本願発明効果が十分、発揮できない。逆に、多過ぎると、保護効果が高くなりすぎ、損傷毛のみではなく健康毛にも影響してしまう為、本願発明効果が十分発揮できない。
本願発明に係る多剤式毛髪処理剤は、B剤を含む。B剤には、多塩基酸(塩)(即ち、多塩基酸及び/又はその塩)及び/又は酸無水物を含有する。即ち、B剤には、多塩基酸、その塩、及び酸無水物の少なくとも何れかを含有する。多塩基酸(塩)及び/又は酸無水物を配合することにより、本願有機変性シリコーン分子間が連鎖重層・重畳的に架橋結合され、厚い被膜が形成される。
多塩基酸は、有機系単量体のもの(コハク酸、メチルコハク酸、グルタル酸、メチルグルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、フタル酸、トリメット酸、セバシン酸、イタコン酸、ジグリコール酸等)及び無機系単量体のもの(リン酸、硝酸、硫酸等)の内、何れか1種以上である。
多塩基酸塩としては、上記多塩基酸のアルカリ金属塩(ナトリウム塩等)、アンモニウム塩、スルホン酸塩等が挙げられる。多塩基酸塩は、多塩基酸の完全中和塩でも部分中和塩であってもよい。
酸無水物としては、上記多塩基酸の無水物が挙げられる。具体的には、有機系酸無水物としては、無水コハク酸、無水メチルコハク酸、無水グルタル酸、無水メチルグルタル酸、無水マレイン酸、無水酒石酸、無水クエン酸、無水フタル酸、無水トリメット酸、無水イタコン酸、無水ジグリコール酸等が挙げられる。無機系酸無水物としては、リン酸、硝酸、硫酸等の酸無水物が挙げられる。
B剤の組成において、多塩基酸(塩)及び/又は酸無水物は、B剤全量につき、0.70〜15.0(好ましくは2.0〜7.0)重量%含有される。含有量が少な過ぎると、本願有機変性シリコーン分子間を十分に架橋結合することができない。逆に、多過ぎると、余分な酸が残存してしまい、均一、均質、及び均整にパーマネント処理することができなくなる。
本願発明に係る多剤式毛髪処理剤は、少なくとも上記A剤及びB剤を含むが、更にC剤を含んでよい。即ち、本願発明に係る多剤式毛髪処理剤は、A剤、B剤、及びC剤から成ってもよい。C剤には、蛋白質類及び/又はその加水分解物を含有する。C剤を配合することにより、毛髪保護効果を高め毛髪の損傷をより防止し、更には優れた感触(やわらかさ、保湿感、スベリ等)を毛髪に付与することができる。
蛋白質類としては、具体的には動植物由来の蛋白質(ケラチン、コラーゲン、シルク、セリシン、カゼイン、コンキオリン、エラスチン、卵黄タンパク、卵白タンパク、大豆タンパク、小麦タンパク、トウモロコシタンパク、米タンパク等)、及びその誘導体(第4級アンモニウム誘導体等)が挙げられる。
「蛋白質類及び/又はその加水分解物」の内、加水分解ケラチンが好ましい。加水分解ケラチンを配合することにより、毛髪の強度低下を防止することができる。加水分解ケラチンとしては、例えば平均分子量100〜100000のものが好ましい。
C剤の組成において、蛋白質類及び/又はその加水分解物は、C剤全量につき、0.10〜15.0(1.0〜10.0)重量%含有するのが好ましい。含有量が少な過ぎると、C剤の添加効果が十分発揮できない。
本願多剤式毛髪処理剤には、その他、添加剤として、高級アルコール、カチオン界面活性剤、油脂類、エステル類、エーテル類、多価アルコール、シリコーン、水溶性高分子、アミノ酸、防腐剤、及びpH調整剤等を適宜、配合することができる。添加剤は、A〜C剤の何れの剤にも配合することができ、又は独立の剤とすることができる。
添加剤において、高級アルコールとしては、ミリスチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール、ラウリルアルコール等が挙げられる。高級アルコールを添加することにより、剤型の適度な粘度を保持することが出来、毛髪へ付着することができる。
添加剤において、カチオン界面活性剤としては、塩化セチルトリメチルアンモニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、臭化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルトリメチルアンモニウム等が挙げられる。カチオン界面活性剤を添加することにより、毛髪に吸着し、毛髪をやわらかくすることができる。
添加剤において、油脂類としては、メドウフォーム油、シア脂、マカデミアナッツ油、オリーブ油、ツバキ油、パーム油、アボカド油等が挙げられる。油脂類を添加することにより、油性感、スベリ等を付与することができる。
添加剤において、エステル類としては、ミリスチン酸イソプロピル、オレイン酸オレイル、ミリスチン酸オクチルドデシル、乳酸セチル、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、イソステアリン酸イソセチル等が挙げられる。エステル類を添加することにより、スベリ、ツヤ、油性感等を付与することができる。
添加剤において、エーテル類としては、ブチルエーテル、ミリスチルエーテル、ステアリルエーテル、ジカプリリルエーテル等が挙げられる。エーテル類を添加することにより、スベリ等を付与することができる。
添加剤において、多価アルコールとしては、エチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等が挙げられる。多価アルコールを添加することにより、保湿感等を付与することができる。
添加剤において、シリコーン類としては、メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、メチルポリシクロシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、環状シロキサン、ジメチコン、ジメチコノール、アミノ変性シリコーン等が挙げられる。シリコーン類を添加することにより、スベリ、ツヤ等を付与することができる。
添加剤において、水溶性高分子としては、デキストリン、ゼラチン、アルギン酸ナトリウム、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、カチオン化グアーガム、ポリアクリルアミド等が挙げられる。水溶性高分子を添加することにより、安定性が向上し、スベリ、やわらかさ、皮膜感等を付与することができる。
添加剤において、アミノ酸としては、DL−アラニン、L−システイン、DL−システイン、L−アルギニン、塩酸L−リジン、グリシン等が挙げられる。アミノ酸を添加することにより、保湿感等を付与することができる。
添加剤において、防腐剤としては、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸プロピル、フェノキシエタノール、グリセリンモノ−2−エチルヘキシルエーテル等が挙げられる。
添加剤において、pH調整剤としては、乳酸、クエン酸、グリコール酸、リン酸、グルタミン酸、アスパラギン酸等が挙げられる。
本願多剤式毛髪処理剤におけるA剤、B剤、及びC剤の使用割合は、特に限定されないが、例えばA剤100重量部に対し、B剤100〜1000(通常100〜500)重量部、及びC剤0〜10(通常0.10〜5.0)重量部であってよい。
本願多剤式毛髪処理剤における各剤の塗布(使用)順序も、特に限定されず任意であるが、例えばC剤を使用する場合、通常C剤、A剤、及びB剤の順で毛髪に塗布(使用)される。尚、A剤、B剤、及びC剤の何れも、複数回、使用(重ね塗り)することができる。
本願多剤式毛髪処理剤における各剤の塗布(使用)温度も、特に限定されず任意であり、例えば室温〜45℃であってよい。好ましくは、室温〜40℃である。
本願多剤式毛髪処理剤は、化学的処理用の毛髪前処理剤として有用である。また、本願多剤式毛髪処理剤は、それ自体、枝毛や切れ毛等の損傷毛を効果的に被膜コーティングし修復することができるので、毛髪修復剤として有用である。
以下、本願発明を実施例にて具体的に説明する。
<B剤(各実施調製例1〜8及び比較調製例1〜2)並びに組成物1〜3の調製>
表1、及び下記に示す配合組成に従って、各配合成分を均一に撹拌混合し、B剤(各実施調製例1〜8及び比較調製例1〜2)並びに組成物1〜3を調製した。
Figure 0005181266
組成物1(wt%):
ステアリルアルコール(7.00)、[臭化セチルトリメチルアンモニウム70%+エタノール30%]mix.(3.30)、[塩化アルキル(C16,18)トリメチルアンモニウム70%+エタノール30%]mix.(0.90)、メドウフォーム油(0.80)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)(0.20)、ジオクチルエーテル(1.50)、シアバター(0.20)、マカデミアナッツ油(0.10)、グリセリン(6.00)、パラオキシ安息香酸メチル(0.10)、パラオキシ安息香酸プロピル(0.05)、精製水(残量)、アミノ変性シリコーン(1800g/mol)(1.00)、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー(1.00)、アミノ変性シリコーン(13000g/mol)(1.00)、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(1.00)、アミノエチルアミノプロピルメチルシロキサン・ジメチルシロキサン共重合体(2.00)、[メチルポリシロキサン70%+高重合メチルポリシロキサン30%]mix.(5.00)。
組成物2(wt%):
ステアリルアルコール(7.00)、[臭化セチルトリメチルアンモニウム70%+エタノール30%]mix.(3.30)、[塩化アルキル(C16,18)トリメチルアンモニウム70%+エタノール30%]mix.(0.90)、メドウフォーム油(0.80)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)(0.20)、ジオクチルエーテル(1.50)、シアバター(0.20)、マカデミアナッツ油(0.10)、グリセリン(6.00)、パラオキシ安息香酸メチル(0.10)、パラオキシ安息香酸プロピル(0.05)、精製水(残量)、3−アミノプロピル末端ジメチルシロキサン(2100g/mol)(6.00)、[メチルポリシロキサン70%+高重合メチルポリシロキサン30%]mix.(5.00)。
組成物3(wt%):
グリセリンモノ−2−エチルヘキシルエーテル(0.10)、1,3−ブチレングリコール(15.00)、[リノール酸アミドプロピルPG−ジモニウムクロリドン酸ジメチコン25%+精製水75%]mix.(2.00)、成和化成製「プロモイスEF−118AMP」.(2.00)、成和化成製「プロモイス WK−GB」.(0.60)、成和化成製「プロモイス WK−L」.(0.40)、成和化成製「プロモイス WJ」.(2.00)、[シスチンビスPG−プロピルシラントリオール22%+精製水78%]mix.(9.00)、クエン酸(0.30)、クエン酸ナトリウム二水和物(0.10)、精製水(残量)。
<毛髪前処理剤の調製>
・実施例1〜8、及び比較例1〜4
上記にて調製したB剤(各実施調製例1〜8及び比較調製例1〜2)と組成物1〜3、並びに組成物41)より、表2に示すとおり組み合わせて、毛髪前処理剤を調製した(各実施例1〜8、及び比較例1〜4)。
尚、比較調製例2は、室温にて1日経過後、2層分離した。
1):株式会社ミルボン社製、「リシオ ラルーチェ プロテクション70」。
Figure 0005181266
<パーマネント1剤処理後における毛髪の弾性率測定>
・損傷毛の作製
損傷毛としては、先ず健康毛をパーマネント処理した後、更にブリーチ処理したものを使用した。即ち、先ず健康毛をパーマネント1剤2)(浴比1:10)に10分間、浸漬した。その後、水道水にて1分間、濯いだ。次いで、パーマネント2剤3)(浴比1:10)に10分間、浸漬した。その後、イオン交換水(浴比1:10)に5分間、浸漬し、これを再度、繰り返した。その後、冷風にて乾燥した。こうして、健康毛を先ずパーマネント処理した。
次いで、このパーマネント処理した毛髪を、ブリーチ1剤4)とブリーチ2剤5)(浴比1:1,毛束:水溶液=1:10)にそれぞれ10分間、浸漬した。その後、水道水にて5分間、濯いだ。そして、イオン交換水(浴比1:10)に5分間、浸漬し、これを再度、繰り返した。タオルドライ後、緩衝液(pH4.01,浴比1:10)に5分間、浸漬した。そして、水道水で5分間、濯いだ。その後、イオン交換水(浴比1:10)に5分間、浸漬し、これを再度、繰り返した。その後、冷風にて乾燥した。こうして、損傷毛を作製した。
2)配合組成(wt%):[ATG(5.0)+アンモニア(0.6)]水溶液。
3)配合組成(wt%):H(6.0)水溶液。
4)配合組成(wt%):アンモニア(2.0)水溶液。
5)配合組成(wt%):H(6.0)水溶液。
・実験No.1〜4,6及び7
先ず、予め長径及び短径を測定した毛髪(健康毛又は上記にて作製した損傷毛)1本を、C剤、A剤及びB剤にこの順で通した。その後、室温にて10分間、放置した。そして、再度、B剤に通した。こうして、毛髪を毛髪前処理剤にて前処理した。
次いで、この前処理した毛髪を、パーマネント1剤6)に通した。その後、表3に示す所定の時間、室温にて放置した。その後、ぬるま湯にて10秒間、濯いだ。こうして、パーマネント1剤にて毛髪処理した。
このパーマネント1剤にて処理した毛髪を、株式会社東洋ボールドウイン社製 TENSILON 万能型引張試験機 MODEL UTM−II−5HR装置にて、荷重及び伸張率を測定した。そして、予め測定しておいた上記長径及び短径より毛髪の断面積を算出し、次式、「弾性率(g/μm)=(荷重(g)/伸張率)/断面積(μm)」、
に当てはめ、弾性率を求めた。
上記と同様の実験を、計3回繰り返した。これらの弾性率の平均値を、表3に示す。尚、表3中、健康毛又は損傷毛の「弾性率変化」は、次式、「パーマ処理30分後の毛髪の弾性率/10分後の弾性率」、にて算出した。更に、「選択性」は、次式、「損傷毛の上記弾性率変化/健康毛の上記弾性率変化」、にて算出した。
6):株式会社ミルボン社製、「LISCIO STRONG HAIR STRAI GHTENING CREAM1」
・実験No.5及び11
C剤を使用しなかった以外は、実験No.1と同様にして、弾性率を求めた。
・実験No.8
毛髪を毛髪前処理剤にて前処理しなかった以外は、実験No.1と同様にして、弾性率を求めた。
・実験No.9
毛髪を組成物4(毛髪前処理剤)に通し、毛髪を前処理した。その後、実験No.1と同様にして、弾性率を求めた。
・実験No.10
A剤を使用しなかった以外は、実験No.1と同様にして、弾性率を求めた。
Figure 0005181266
表3から、以下のことが明らかである。
即ち、「弾性率」の欄に示されるように、本願毛髪前処理剤を使用した場合(実験No.1〜7)、パーマネント1剤塗布後30分における損傷毛の弾性率は、約15〜18と高い値を維持しており、損傷毛であっても長期間、切断されにくいことが判る。一方、本願毛髪前処理剤を使用しなかった場合[即ち、毛髪前処理を行わなかった場合(実験No.8)又は本願以外の毛髪前処理剤を使用した場合(実験No.9〜11)]、損傷毛の弾性率は約3〜9と非常に低く、損傷毛が極めて切断され易いことが判る。
また、「弾性率変化」の欄に示されるように、本願毛髪前処理剤を使用した場合、パーマネント1剤塗布後10分から30分にかけて損傷毛弾性率の経時低下率は、約0〜20%でしかない。これは、損傷毛が十分に厚い被膜にて保護され、パーマネント1剤の経時的浸透が抑えられていることを示す。一方、本願毛髪前処理剤を使用しなかった場合、損傷毛弾性率の経時低下率は約40〜60%と非常に高く、損傷毛が十分には厚い被膜にて保護されておらず、そのためパーマネント1剤の浸透が経時的に進行していることを示す。
更に、「選択性」の欄に示されるように、本願毛髪前処理剤を使用した場合、選択性は約1.5〜2以上と高い。即ち、健康毛に比し損傷毛は、弾性率の経時的低下が約1/1.5〜1/2以下に抑制されている。このことは、健康毛に比し損傷毛は、より厚い被膜にてコーティングされ、その結果、健康毛に比し損傷毛はパーマネント1剤の経時的浸透がより抑えられていることを示す。即ち、健康毛よりも損傷毛に、選択的(又は優先的)により厚く被膜コーティングされている。一方、本願毛髪前処理剤を使用しなかった場合、選択性は約0.8〜0.9と低い。即ち、健康毛と損傷毛とは、一様にほぼ同じ厚みの被膜にてコーティングされ(即ち選択性が無く)、その結果パーマネント1剤の経時的浸透が同程度になっている。
<パーマネント1剤処理後における毛髪の膨潤度測定>
・実験No.12及び14
予め重量を測定した黒毛(健康毛)又はブラウン毛(スタッフス)(損傷毛)1束(1g,10cm)に、C剤0.1g、A剤0.5g、及びB剤0.5gを順次、塗布した後、10分間、45℃にて加温した。そして、再度、B剤0.5gを塗布した。こうして、毛束を毛髪前処理剤にて前処理した。
次いで、この前処理した毛束に前記パーマネント1剤6)1.0gを塗布した後、室温にて10分間、放置した。その後、ぬるま湯にて1分間、濯いだ。
その後、上記毛束を遠心分離機(5000rpm,5分間)にかけて脱水し、脱水後の毛束の重量を測定した。そして、予め測定しておいた前記毛束の重量値(初期重量)と、脱水後の上記毛束の重量値(脱水後重量)を、次式、「膨潤度(%)=[(脱水後重量−初期重量)/初期重量]×100」、に当てはめ、膨潤度を求めた。
上記と同様の実験を、計10回繰り返した。これらの膨潤度の平均値を、表4に示
Figure 0005181266
記膨潤度値」、にて算出した。
・実験No.13
毛髪を毛髪前処理剤にて前処理しなかった以外は、実験No.12又は14と同様にして、膨潤度を求めた。
・対照
毛束をぬるま湯にて1分間、濯いだ。その後、実験No.12又は14と同様にして、遠心分離機にかけ、膨潤度を求めた。
Figure 0005181266
「膨潤度」は、毛髪の水分吸収量を表す。そして、毛髪に傷が有れば、当然に水分吸収量は増大する。従って、
表4から、以下のことが明らかである。
即ち、「膨潤度」の欄に示されるように、本願毛髪前処理剤を使用した場合(実験No.12)、損傷毛(ブラウン毛)の膨潤度は約75と非常に低い。このことは、損傷毛が厚い被膜にてコーティングされているため、損傷毛の水分吸収(増大)量が少ないことを示す。一方、本願毛髪前処理剤を使用しなかった場合[即ち、毛髪前処理を行わなかった場合(実験No.13)又は本願以外の毛髪前処理剤を使用した場合(実験No.14)]、損傷毛の膨潤度は約150〜180と非常に高い。このことは、損傷毛は厚い被膜にてコーティングされておらず、そのため損傷毛の水分吸収(増大)量が多いことを示す。
Figure 0005181266
約45と非常に低い。元々、損傷毛は傷口から水分が多量に浸透するので、健康毛(黒毛)に比し損傷毛は水分吸収量が非常に多い、という属性がある。それにも拘わらず、本願毛髪前処理剤を使用した場合、結果的に健康毛と損傷毛との水分吸収(増大)量にあまり差が無くなっている。このことは、健康毛に比し損傷毛がより厚い被膜にてコーティングされているため、健康毛に比し損傷毛の方が水分吸収がより抑えられ、結果として水分吸収量に差が無くなったことを示す。一方、本願毛髪前処理剤を使用しなかった場合、約120〜140と非常に高い。このことは、健康毛と損傷毛とが一様にほぼ同じ厚みの被膜にてコーティングされているため、元々、水分吸収量が非常に多いという損傷毛の属性がそのまま反映されたことを示す。
<作用・機構>
本願多剤式毛髪処理剤を塗布した場合、健康毛より損傷毛の方に、より厚い保護膜をコーティングすることができる。その作用・機構は、以下の様であると考えられる。尚、簡単のため、損傷毛がブリーチ処理したものであり、B剤として多塩基酸を使用した場合を例に説明する。
毛髪は、ブリーチ処理により損傷を受ける。その結果、先ず毛髪のスルフィド結合(−S−S−)が開裂し、その後、酸化処理によりスルホン酸基(−SO)に変換される。
図3に、健康毛及び損傷毛の波数1200cm−1近傍における各IRチャートを示す。このチャートに示されるシステイン酸(−SOH)の吸光度から、健康毛はブリーチ処理により損傷を受け、その結果、システイン酸が増加していることが判る。
このように、ブリーチ処理した損傷毛においては、システイン酸が多数、存在する。そして、そのスルホン酸基に選択的に、A剤中の本願有機変性シリコーン分子が先ず吸着・結合する。次いで、この本願有機変性シリコーン分子中のアミン系官能基と、多塩基酸分子中のカルボキシル基とが、結合する。更に、この多塩基酸分子中の他のカルボキシル基と、別の本願有機変性シリコーン分子中のアミン系官能基とが、結合する。こうして、毛髪損傷部と本願有機変性シリコーン分子とが吸着・結合し、更にこの本願有機変性シリコーン分子と別の本願有機変性シリコーン分子とが、多塩基酸分子を介して、架橋結合される。
そして、本願有機変性シリコーン分子中にはアミン系官能基が2個以上存在するので、本願有機変性シリコーン分子間の上記架橋結合が、上述と同様にして、更に連鎖重層・重畳的に起こり、厚い保護膜となる。その結果、システイン酸が多数、存在する損傷毛においては、より厚い保護膜が形成される(図4)。
図5に、本願多剤式毛髪処理剤にて処理した健康毛及び損傷毛の波数1200cm−1近傍における各IRチャートを示す。前記図3に示したように、元々、損傷毛の方が健康毛よりもスルホン酸基の吸光度が強かったのに、本願多剤式毛髪処理剤にて処理することにより、健康毛よりも損傷毛の方がスルホン酸基の吸光度が逆に弱くなっていることが判る。このことからも、健康毛より損傷毛の方に、より厚く保護膜が形成されていることが判る。
本願多剤式毛髪処理剤にて処理した毛髪の断面図を表す。A1は健康毛、A2は損傷毛の、それぞれ部分拡大断面図を示す。Bは、損傷毛の全体拡大断面図を示す。 従来の多剤式毛髪処理剤にて処理した毛髪の断面図を表す。A1は健康毛、A2は損傷毛の、それぞれ部分拡大断面図を示す。Bは、損傷毛の全体拡大断面図を示す。 健康毛及び損傷毛の波数1200cm−1近傍におけるIRチャートを示す。横軸は波数(cm−1)、縦軸は吸光度を表す。 毛髪損傷部における本願多剤式毛髪処理剤(A剤及びB剤)による被膜形成メカニズムを示す。 本願多剤式毛髪処理剤にて処理した後の健康毛及び損傷毛の波数1200cm−1近傍における各IRチャートを示す。横軸は波数(cm−1)、縦軸は吸光度を表す。
符号の説明
1:健康毛。
2:被膜。
3:損傷毛。
4:損傷部(傷口)。
5:地肌(頭皮)。
6:本願多剤式毛髪処理剤のA剤分子。
7:本願多剤式毛髪処理剤のB剤分子。

Claims (2)

  1. アミン系官能基を2個以上有する有機変性シリコーンオイルを0.10〜20.0重量%含有するA剤、並びに多塩基酸(塩)及び/又は酸無水物を0.70〜15.0重量%及び水を含有するB剤から少なくとも成り、多塩基酸が有機系単量体のもの及び無機系単量体のものの内、何れか1種以上である多剤式毛髪処理剤。
  2. 更に、蛋白質類及び/又はその加水分解物を0.10〜15.0重量%含有するC剤から少なくとも成る請求項1に記載の毛髪処理剤。
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