JP5177530B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

本発明は、電気接続箱に関する。
従来より、電気接続箱として特許文献1に記載のものが知られている。この電気接続箱は、車載電源と、ワイパー、ランプ等の車載電装品との間に接続されて、車載電装品に電力を供給する。電気接続箱は、ケースと、ケースに設けられた複数のコネクタと、各コネクタに接続された複数の単位電線群と、を備える。各単位電線群はクリップでまとめられて、一括されたワイヤーハーネスとしてケースの外部に導出されている。複数の単位電線群が一括してまとめられることにより、複数の単位電線群が寄り集まって、ワイヤーハーネスの断面形状は略円形状になっている。
特開平10−285762号公報
近年、車両に対する高機能化の要請から、車両に搭載される車載電装品の数が増大している。これにより、電気接続箱の搭載するためのスペースが制約される傾向にある。例えば、電気接続箱が配置される位置によっては、ワイヤーハーネスを配索するために、扁平なスペースしか確保できない場合がある。
しかしながら従来技術によると、上述したように、複数の単位電線群は一括してまとめられることにより、ワイヤーハーネスの断面形状は略円形状になってしまう。このワイヤーハーネスを扁平なスペース内に導出しようとすれば、例えばワイヤーハーネスを構成する電線群の本数を減じることが考えられる。しかし、電線群の本数は車載電装品の数に対応させる必要があるので、電線群の本数を減じることは現実的でない。
また、他の位置から導出することも考えられる。しかし、ワイヤーハーネスの配索長さが増大して重量増を招くことから現実的でない。このように従来技術では、扁平なスペース内にワイヤーハーネスを配索することが困難であるという問題点があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、扁平なスペース内にワイヤーハーネスを配索することが可能な電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明は、電気接続箱であって、ケースと、前記ケースに設けられた複数のコネクタと、を備え、前記複数のコネクタにそれぞれ接続されると共に前記ケースの内部に配索される複数の単位電線群を備え、前記複数の単位電線群を一括したワイヤーハーネスとして前記ケースに設けられた開口部から導出し、前記ケースに設けられた前記開口部から前記ワイヤーハーネスの導出方向に延びるガイド壁には、前記単位電線群を収容し、且つ前記ワイヤーハーネスの導出方向に沿って延びると共に前記ワイヤーハーネスの導出方向と交差する方向に並ぶ複数の収容溝が形成されており、前記単位電線群は前記収容溝内に収容された状態で、固定部材によって前記ガイド壁に固定されている。
本発明によれば、各単位電線群は収容溝内に収容されているので、固定部材によってまとめられた場合でも、単位電線群同士が寄り集まることを抑制できる。この結果、ワイヤーハーネスを、ガイド壁に沿う扁平な形状とすることができる。これにより、扁平なスペース内にワイヤーハーネスを配索することができる。
本発明の実施態様としては以下の態様が好ましい。
複数の単位電線群をテープ又はクリップ等の固定部材によって一まとめにすると、単位電線群の配索経路が、電気接続箱毎に異なることが懸念される。すると、コネクタから単位電線群の固定位置までの長さ寸法が電気接続箱毎に異なることが懸念される。単に電線群の長さ寸法が、必要とされる長さ寸法よりも短い場合には、ワイヤーハーネスを配索することができなくなってしまう。このため、単位電線群の長さ寸法は、単位電線群の固定位置までの長さ寸法のうち最大長に設定しておく必要がある。
上記の事情について、図8及び図9を参照して説明する。図8及び図9には、ケース40内に複数のコネクタ41が配されている。各コネクタ41には単位電線群42が接続されている。単位電線群42は、クリップ43により一括されたワイヤーハーネス44としてケース40の外部に導出されている。
図8においては、図中左上部に位置するコネクタ41Aに接続された単位電線群42Aは、クリップ43によってまとめられたワイヤーハーネス44において図8における右端に位置している。一方、図9においては、図中左上部に位置するコネクタ41Bに接続された単位電線群42Bは、図9における左端に位置している。図8において、コネクタ41Aとクリップ43によってまとめられた位置との間において単位電線群42Aに必要とされる長さ寸法と、図9に示された場合において必要とされる長さ寸法とは異なる。このように、電気接続箱毎に単位電線群42の位置が異なる場合、単位電線群42の長さ寸法を、コネクタ41から単位電線群42の固定位置までの長さ寸法のうち最大長に設定しておかないと、単位電線群42の長さ寸法が不足し、ワイヤーハーネス44を配索できなくなるおそれがある。
上記のように、全ての単位電線群42の長さ寸法をコネクタ41から固定位置までの最大長に設定すると、電線の使用量が増大する結果、製造コストが増大することが懸念される。
上記の点に鑑み、前記単位電線群は所定の前記収容溝内に収容される構成としてもよい。この構成によれば、コネクタから収容溝までの配索経路は、コネクタと所定の収容溝との間の配索経路に定まる。配索経路が定まることにより、コネクタとの接続部分から、ガイド壁に固定される部分に達するまでの単位電線群の長さ寸法が定まる。この結果、単位電線群の長さ寸法を、コネクタから単位電線群の固定位置までの長さ寸法のうちの最大長に設定する必要がないので、製造コストを低減できる。
また、単位電線群をどの収容溝内に収容するかが予め定まっているので、単位電線群を収容溝内に収容する際の作業効率が向上する。
前記ガイド壁は、前記ケースのうち前記開口部の上方の位置に形成されていてもよい。
上記の構成によれば、開口部の上方にガイド壁が位置するので、開口部から水が浸入することを抑制できる。
前記ケースには、前記開口部の下方の位置に、前記ワイヤーハーネスの導出方向に延びる支持壁が設けられていてもよい。
上記の構成によれば、支持壁によってワイヤーハーネスを下方から支持できる。
前記ガイド壁及び前記支持壁の外側には、前記ワイヤーハーネスを一括して包囲するシートが巻回されていてもよい。
上記の構成によれば、ワイヤーハーネスを異物の衝突等から保護することができる。また、ワイヤーハーネスの防水性を向上させることができる。
前記シートの外側には、防水用テープが巻回されていてもよい。
上記の構成によれば、ワイヤーハーネスの防水性を向上させることができる。
本発明によれば、扁平なスペース内にワイヤーハーネスを配索することができる。
本発明を車両用の電気接続箱10に適用した一実施形態を図1ないし図7を参照しつつ説明する。このものは、バッテリー等の電源(図示せず)と、ヘッドランプ、ワイパー等の車載電装品(図示せず)との間に接続されて、各種車載電装品の通電及び断電を行う。電気接続箱10は、ケース11と、ケース11に配設された複数のコネクタ12と、を備える。なお、以下においては、図1における上方を上方とし、下方を下方として説明する。
(ケース11)
図1に示すように、ケース11は、合成樹脂製であって上下方向に開口する筒状をなすケース本体13(本発明のケースに相当)を有する。ケース本体13内には複数のコネクタ12が収容される。なお、図1においては、ケース本体13の内部構造については省略して記載してある。
ケース本体13の下側の開口には、合成樹脂製のロアカバー14(本発明のケースに相当)が取り付けられる。ケース本体13とロアカバー14とは、ケース本体13に設けられたロック部15Aと、ロアカバー14に設けられたロック受け部16Aとが弾性的に係合することにより一体化される。
図2に示すように、ケース本体13の上側の開口は、合成樹脂製のアッパーカバー33(本発明のケース11に相当)により塞がれる。ケース本体13とアッパーカバー33とは、ケース本体13に設けられたロック部15Bと、アッパーカバー33に設けられたロック受け部16Bとが弾性的に係合することにより一体化される。
図5に示すように、ケース本体13に配設された複数のコネクタ12A、12B,12C,12D,12E,12Fには、それぞれ複数の電線25が接続されて、複数の単位電線群17A、17B,17C,17D,17E,17Fが構成されている。(以下、各単位電線群17A〜17Fを区別しない場合には、単位電線群17と記載する。)単位電線群17A〜17Fは、ケース11に形成された開口部18から、一括されたワイヤーハーネス19としてケース11の外部に導出される。開口部18は、ケース本体13と、ロアカバー14とを組み付けた状態において、ケース本体13に形成された第1開口部20(図5参照)と、ロアカバー14のうち第1開口部20と対応する位置に形成された第2開口部21(図4参照)と、から構成される。なお、図5においては、コネクタ12の形状、大きさ、配置等については、模式的に記載してある。同様に、単位電線群17を構成する電線25の数、径寸法等についても、模式的に記載してある。
(ガイド壁22)
図3に示すように、ケース本体13には、第1開口部20に対応する位置に、ワイヤーハーネス19の導出方向(図3における下方)に延びるガイド壁22が形成されている。ガイド壁22は、ケース本体13の側壁から延びる基部23と、基部23の端縁のうちワイヤーハーネス19の導出方向と交差する方向(図3における左右方向)の中央付近から、ワイヤーハーネス19の導出方向(図3における下方)に延びる固定部24と、を有する。固定部24の、ワイヤーハーネス19の導出方向と交差する方向についての幅寸法は、基部23よりも小さく設定されている。
図5に示すように、基部23には、ワイヤーハーネス19の導出方向(図5における上下方向)に延びると共に、ワイはーハーネスの導出方向と交差する方向(図5における左右方向)に並ぶ、複数(本実施形態では5つ)の収容溝26が形成されている。収容溝26は、図5における左から順に第1収容溝26A、第2収容溝26B、第3収容溝26C、第4収容溝26D、及び第5収容溝26Eとされる。
各収容溝26の内部には、ワイヤーハーネス19が、単位電線群17A〜17Fを単位として収容されている。詳細には、コネクタ12Aに接続された単位電線群17Aは、第1収容溝26Aに収容されており、コネクタ12Bに接続された単位電線群17Bと、コネクタ12Cに接続された単位電線群17Cとは、第2収容溝26Bに収容されており、コネクタ12Dに接続された単位電線群17Dは第3収容溝26Cに収容されており、コネクタ12Eに接続された単位電線群17Eは第4収容溝26Dに収容されており、コネクタ12Fに接続された単位電線群17Fは第5収容溝26Dに収容されている。各単位電線群17A〜17Fが、どの収容溝26に収容されるかは、予め定められている。
各収容溝26から図5における下方に導出された各単位電線群17A〜17Fは、一まとめにされて、固定用テープ27(固定部材に相当)によって固定部24にテープ巻き固定されている。図6には、ワイヤーハーネス19が固定部24にテープ巻き固定された状態を示す。これにより、各コネクタ12A〜12Fと、ガイド壁22において単位電線群17A〜17Fがテープ巻き固定された場所と、の間における単位電線群17A〜17Fの長さ寸法が定まるようになっている。なお、図6においては、単位電線群17を構成する電線25の詳細な形態については省略して記載してある。
(支持壁28)
図4に示すように、ロアカバー14の第2開口部21の口縁からは、ワイヤーハーネス19の導出方向(図4における下方)に延びる支持壁28が形成されている。支持壁28の、ワイヤーハーネス19の導出方向と交差する方向(図4における左右方向)の幅寸法は、ガイド壁22の基壁と同じに設定されている。ロアカバー14がケース本体13に組み付けられた状態で、支持壁28はワイヤーハーネス19を下方から受けるようになっている。
図7に示すように、ガイド壁22の基壁には、ワイヤーハーネス19の導出方向と交差する方向(図7における左右方向)の両端部に、上方に陥没形成された凹部29が形成されている。一方、支持壁28のうち凹部29のに対応する位置には、上方に突出する凸部30が形成されている。ロアカバー14がケース本体13に組み付けられた状態では、凸部30が凹部29内に収容されるようになっている。
図7に示すように、ロアカバー14がケース本体13に組み付けられた状態では、開口部18の上方の位置にガイド壁22が位置し、開口部18の下方の位置に支持壁28が位置するようになっている。
(防水構造)
上述したように、ワイヤーハーネス19は、固定用テープ27が巻回されることにより、ガイド壁22の固定部24に固定されている(図6参照)。ガイド壁22及び支持壁28の外側から、さらに合成樹脂製のシート31が巻回される。シート31のうち、ケース11側の端縁は、ガイド壁22と、支持壁28の端部との双方を覆うように配される。一方、シート31のうちケース11と反対側の端部は、ガイド壁22の端部よりも、ワイヤーハーネス19の導出方向にやや延出されて配されている。シート31の内面には、ケース11側の端縁部に、粘着剤(図示せず)が塗布されている。この粘着剤によってシート31はケース11に固定される。
さらにシート31の外側から、防水用テープ32が巻回されている。防水用テープ32はシート31全体を覆うように巻回されている。図5及び図6では、防水用テープ32は、ガイド壁22の固定部24の端縁からやや延びた部分にまで巻回されているが、必要に応じて、さらにワイヤーハーネス19全体を覆うように巻回してもよい。
続いて、本実施形態の組み付け工程の一例について説明する。まず、ケース本体13の内部に複数のコネクタ12を配設する。続いて、各コネクタ12に電線25を配設して、単位電線群17を構成する。
ケース本体13を上下反転させて、ケース本体13の下側の開口が上方を向く姿勢で載置する。すなわち、図5に示された姿勢でケース本体13を載置する。その後、各コネクタ12A〜12Fに接続された各単位電線群17A〜17Fを、所定の収容溝26A〜26E内に収容する。
収容溝26から導出された単位電線群17を、一括して固定用テープ27で巻回し、固定部24にテープ巻き固定する。これにより、単位電線群17がガイド壁22に固定される。
続いて、上方からロアカバー14をケース本体13に組み付ける。すると、ロアカバー14の支持壁28に設けられた凸部30が、ガイド壁22に設けられた凹部29内に収容される。
さらにロアカバー14を下方に移動させると、ケース本体13のロック部15Aと、ロアカバー14のロック受け部16Aとが弾性的に係合することによりケース本体13とロアカバー14とが一体に組み付けられる。
ガイド壁22及び支持壁28の外側から、シート31をワイヤーハーネス19に巻回する。シート31の粘着剤によって、シート31は、ガイド壁22及び支持壁28に固定される。
シート31の外側から、防水用テープ32をワイヤーハーネス19に巻回する。これにより、ケース11の開口部18から水が浸入することが抑制される。
ケース本体13及びロアカバー14を上下反転させて、ケース本体13の上側の開口が上方を向く姿勢で載置する。その後、アッパーカバー33をケース本体13に組み付ける。ケース本体13のロック部15Bと、アッパーカバー33のロック受け部16Bとが弾性的に係合することによりケース本体13とアッパーカバー33とが一体に組み付けられる。これにより電気接続箱10が完成する。
続いて、本実施形態の作用、効果について説明する。本実施形態によれば、単位電線群17は収容溝26内に収容された状態で、固定用テープ27によってガイド壁22の固定部24にテープ巻き固定されている。各単位電線群17が収容溝26内に収容されていることにより、固定用テープ27を巻回した場合でも、単位電線群17同士が寄り集まることを抑制できる。この結果、ワイヤーハーネス19を、ガイド壁22に沿う上下方向に扁平な形状とすることができる。これにより、扁平なスペース内にワイヤーハーネス19を配索することができる。
また、単位電線群17を収容溝26に収容する場合であっても、単位電線群17を収容する収容溝26を予め定めない場合には、単位電線群17の配索経路が、電気接続箱10毎に異なることが懸念される。すると、コネクタ12から単位電線群17の固定位置までの長さ寸法が電気接続箱10毎に異なることが懸念される。仮に単位電線群17の長さ寸法が、必要とされる長さ寸法よりも短い場合には、ワイヤーハーネス19を配索することができなくなってしまう。このため、単位電線群17の長さ寸法は、単位電線群17の固定位置までの長さ寸法のうち最大長に設定しておくことが必要となる。このように、全ての単位電線群の長さ寸法をコネクタ12から固定位置までの最大長に設定すると、電線25の使用量が増大する結果、製造コストが増大することが懸念される。
上記の点に鑑み、本実施形態では、単位電線群17は所定の収容溝26内に収容される構成とした。これにより、コネクタ12から収容溝26までの配索経路は、コネクタ12と所定の収容溝26との間の配索経路に定まる。配索経路が定まることにより、コネクタ12との接続部分から、ガイド壁22に固定される部分に達するまでの単位電線群17の長さ寸法が定まる。この結果、単位電線群17の長さ寸法を、コネクタ12から単位電線群17の固定位置までの長さ寸法のうちの最大長に設定する必要がないので、製造コストを低減できる。
また、単位電線群17をどの収容溝26内に収容するかが予め定まっているので、単位電線群17を収容溝26内に収容する際の作業効率が向上する。
また、本実施形態によれば、ガイド壁22は、ケース11のうち開口部18の上方の位置に形成されている。これにより、ケース11の上部に降りかかった水が、ケース11を伝って、開口部18の上方から浸入することを抑制できる。
また、本実施形態によれば、ケース11には、開口部18の下方の位置に、ワイヤーハーネス19の導出方向に延びる支持壁28が設けられている。この支持壁28によってワイヤーハーネス19を下方から支持できる。
また、本実施形態によれば、ガイド壁22及び支持壁28の外側には、ワイヤーハーネス19を一括して包囲するシート31が巻回されている。このシート31により、ワイヤーハーネス19を異物の干渉から保護することができる。また、防水性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、シート31の外側には、防水用テープ32が巻回されている。これにより、ワイヤーハーネス19の防水性を向上させることができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)本実施形態においては、一括されたワイヤーハーネス19は上下方向に扁平な形状としたが、左右方向に扁平な形状としてもよく、任意の方向について扁平な形状としてもよい。
(2)参考例として、支持壁28は必要に応じて省略してもよい。
(3)本実施形態においては、各単位電線群17A〜17Fは所定の収容溝26A〜26E内に収容される構成としたが、これに限られず、各単位電線群17A〜17Fを収容する収容溝26A〜26Eについては、予め定められていなくてもよい。
(4)本実施形態においては、1つの収容溝26に、複数の単位電線群17が収容される構成が含まれていたが、これに限られず、1つの収容溝26には1つの単位電線群17が収容される構成としてもよい。
(5)各単位電線群17A〜17Fは、コネクタ12A〜12Fとの距離が最短である収容溝26A〜26Eに収容される構成としてもよい。これにより、単位電線群17の長さ寸法を一層短くすることができる。
(6)本実施形態においては、固定部材として固定用テープ27を用いる構成としたが、これに限られず、締結バンド、クリップ等、必要に応じて任意の固定部材を用いることができる。
本発明に係る電気接続箱を示す分解斜視図 電気接続箱を示す平面図 ケース本体を示す平面図 ロアカバーを示す平面図 単位電線群の配索構造を示すケース本体の底面図 図2におけるVI−VI線断面図 図2におけるVII−VII線断面図 従来技術における問題点を示す模式図 従来技術における問題点を示す模式図
符号の説明
10…電気接続箱
11…ケース
12…コネクタ
13…ケース本体(ケース)
14…ロアカバー(ケース)
17…単位電線群
18…開口部
19…ワイヤーハーネス
20…第1開口部
21…第2開口部
22…ガイド壁
26…収容溝
27…固定用テープ
28…支持壁
31…シート
32…防水用テープ
33…アッパーカバー(ケース)

Claims (6)

  1. ケースと、前記ケースに設けられた複数のコネクタと、を備え、
    前記複数のコネクタにそれぞれ接続されると共に前記ケースの内部に配索される複数の単位電線群を備え、前記複数の単位電線群を一括したワイヤーハーネスとして前記ケースに設けられた開口部から導出し、
    前記ケースは、前記複数のコネクタを備えたケース本体と、前記ケース本体に組み付けられるロアカバーと、を備え、
    前記ケース本体には、前記開口部から前記ワイヤーハーネスの導出方向に延びるガイド壁が、前記ケース本体と一体に形成されており、
    前記ガイド壁には、前記単位電線群を収容し、且つ前記ワイヤーハーネスの導出方向に沿って延びると共に前記ワイヤーハーネスの導出方向と交差する方向に並ぶ複数の収容溝が形成されており、前記単位電線群は前記収容溝内に収容された状態で、固定部材によって前記ガイド壁に固定されており、
    前記ロアカバーには前記開口部から前記ワイヤーハーネスの導出方向に延びる支持壁が、前記ロアカバーと一体に形成されており、
    前記支持壁は、前記ケース本体と前記ロアカバーとを組み付けた状態において前記ガイド壁を覆うようになっている電気接続箱。
  2. 前記単位電線群は所定の前記収容溝内に収容されている請求項1に記載の電気接続箱。
  3. 前記ガイド壁は、前記ケースのうち前記開口部の上方の位置に形成されている請求項1または請求項2に記載の電気接続箱。
  4. 前記支持壁は、前記開口部の下方の位置に設けられている請求項3に記載の電気接続箱。
  5. 前記ガイド壁及び前記支持壁の外側には、前記ワイヤーハーネスを一括して包囲するシートが巻回されている請求項4に記載の電気接続箱。
  6. 前記シートの外側には、防水用テープが巻回されている請求項5に記載の電気接続箱。
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