JP5171286B2 - マトリックスコンバータ制御装置 - Google Patents
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Description
Vus=Vo・cos(Φ) (1)
Vvs=Vo・cos(Φ−2/3・π) (2)
Vws=Vo・cos(Φ−4/3・π) (3)
とする。ただし、Voは出力相電圧の振幅、Φは出力電圧の位相である。規格化出力電圧指令生成器55は、(1)(2)(3)式と、三角波キャリアの振幅Aと、emaxを用いて、規格化出力電圧指令Vuc、Vvc、Vwcを
Vuc=Vus・A/emax (4)
Vvc=Vvs・A/emax (5)
Vwc=Vws・A/emax (6)
のように求めて出力する。
Ic=Iu・Ku’+Iv・Kv’+Iw・Kw’ (8)
と表される。
次に、各出力相を電源中間相に接続する時間比率(以下、中間相接続率)Ku’,Kv’,Kw’を求める。IxがIcと同符号の場合はKx’=Ic/Isumであり、異符号の場合はKx’=0とする。ここでxはu,v,wで表される出力相を意味し、IsumはIu,Iv,Iwの内でIcと同符号のものの総和である。例えばIc>0,Iu>0,Iv<0,Iw<0ならば、Ku’=Ic/Iu,Kv’=Kw’=0となる。またIc<0,Iu>0,Iv<0,Iw<0ならば、Ku’=0,Kv’=Kw’=Ic/(Iv+Iw)となる。このように、Icと同符号の出力相が2つある場合は、それらの相の中間相接続率は等しい値となる。以上の演算により、中間相接続率Ku’,Kv’,Kw’は求められる。(非特許文献1参照)
KuH=Vuc+A・Ku’・G (9)
KuL=VuH−A・Ku’ (10)
KvH=Vvc+A・Kv’・G (11)
KvL=VvH−A・Kv’ (12)
KwH=Vwc+A・Kw’・G (13)
KwL=VwH−A・Kw’ (14)
を求めて出力する。KuH、KuL、KvH、KvL、KwH、KwLは、それぞれ比較器52に入力される。
ここで、Gは、
G=1−emid/emax (15)
であり、例えば図6のようになる。
中小路元、小林広介、佐藤之彦 他著:「マトリックスコンバータの入出力電流を正弦波化するPWM制御方式の提案」、電気学会半導体電力変換研究会論文NO.SPC−03−36、61〜66頁
前記9つの双方向スイッチの各々の平均スイッチング周波数が、前記三角波キャリア発生器のキャリア周波数の2/3倍となるような中間相接続率を演算する中間相接続率演算器を具備する事を特徴とする。
前記指令信号波生成器が出力する信号のうち、前記マトリックスコンバータの出力電圧の最大の相電圧に関する信号の一つが必ず前記三角波キャリア信号のトップにあり、前記マトリックスコンバータの出力電圧の最小の相電圧に関する信号の一つが必ず前記三角波キャリア信号のボトムとなるような中間相接続率を演算する中間相接続率演算器を具備する事を特徴とする。
KxH=X+A・Kx・G (16)
KxL=KxH−A・Kx (17)
KyH=Y+A・Ky・G (18)
KyL=KyH−A・Ky (19)
KzH=Z+A・Kz・G (20)
KzL=KcH−A・Kz (21)
となる。ここで、
X=Vxs・A/emax、Y=Vys・A/emax、Z=Vzs・A/emaxであり、VxsはVus、Vvs、Vwsの内で最大のものであり、同じくVysはVus、Vvs、Vwsの内で中間のものであり、VzsはVus、Vvs、Vwsの内で最小のものを表す。
X−Z+G・Kx+(1−G)・Kz−1=0 (22)
Y−Z+G・Ky+(1−G)・Kz−1=0 (23)
と求まる。中間相接続率演算パターン1は例えば図7のようになる。つまり、三角波キャリアと指令信号波KuH、KuL、KvH、KvL、KwH、KwLとの比較がキャリア周期内で6回しか行われない。つまり転流回数は6回ということである。従来技術では最大10回の転流がキャリア1周期内で行われたので、大幅なスイッチング周波数低減につながる。以下、パターン2〜5についても同様である。また、従来技術では出力最大相から出力最小へのスイッチングと出力最小相から出力最大相へのスイッチングが行われていたが、パターン1によるスイッチングではそれが行われない。これにより、出力PWM電圧の1パルスにおける電圧変動が従来技術と比較して少なくなるので、出力電圧高調波が従来技術よりも抑制されるといったメリットがある。ただし、後述するパターン5は出力最大相と出力最小相を直接スイッチングする。
X−Y+G・Kx+(1−G)・Ky−1=0 (27)
ic=Ky・iy+Kz・iz (31)
X−Z+(1−G)・Kz−1=0 (32)
Ky3=−(X・iz−Z・iz+ic−G・ic−iz)/iy/(−1+G)
(33)
kz3=(X−Z−1)/(−1+G) (34)
ic=Kx・ix+Ky・iy (35)
X−Z+G・Kx−1=0 (36)
Kx4=−1/G・(X−Z−1) (37)
Kx4=−1/G・(X−Z−1) (38)
Ky4=(−ix+G・ic+ix・X−ix・Z)/G/iy (39)
ic=Kx・ix+Kz・iz (40)
Kx5=−(X・iz−Z・iz+ic−G・ic−iz)/(G・iz−ix+G・ix) (41)
Kx5=−(X・iz−Z・iz+ic−G・ic−iz)/(G・iz−ix+G・ix) (42)
2 入力LCフィルタ
3 負荷
4 マトリックスコンバータ主回路
5 マトリックスコンバータ制御装置
51 三角波キャリア信号生成器
52 比較器
53 指令信号波生成器
541 発明の中間相接続率演算器
542 従来の中間相接続率演算器
55 規格化出力電圧指令生成器
56 電源電圧位相演算器
6 負荷電流検出器
Claims (1)
- 9つの双方向スイッチを用いて、三相交流電源から可変周波数可変電圧の3相電圧を出力するマトリックスコンバータの入力に、三相交流電源が入力LCフィルタを介して接続され、さらに、該マトリックスコンバータの出力には電流検出器を介して負荷が接続されている構成であって、該入力LCフィルタの入力あるいは出力より検出された該三相交流電源の電圧瞬時値より三相交流電源電圧振幅と三相交流電源電圧位相を検出する電源電圧位相演算器と、該三相交流電源電圧振幅と該三相交流電源電圧位相より前記マトリックスコンバータの出力電圧指令値に相当する規格化出力電圧指令を演算する規格化出力電圧指令生成器と、前記三相交流電源電圧振幅と前記三相交流電源電圧位相と該規格化出力電圧指令生成器と該電流検出器によって検出された前記マトリックスコンバータの出力電流とから前記三相交流電源の電圧の中間の大きさの相に該負荷の各相を接続する時間的比率であるところの中間相接続率を演算して出力する中間相接続率演算器と、三角波キャリアを生成する三角波キャリア信号生成器と、前記三相交流電源電圧振幅と前記三相交流電源電圧位相と該中間相接続率と該出力電圧指令値とから該三角波キャリア信号と比較されるべき指令信号波を生成する指令信号波生成器と、該指令信号波と該三角波キャリアとの比較結果を用いて該9つの双方向スイッチを制御するPWM信号を得る比較器から成るマトリックスコンバータ制御装置において、
前記指令信号波生成器が出力する信号のうち、前記マトリックスコンバータの出力電圧の最大の相電圧に関する信号の一つが必ず前記三角波キャリア信号のトップにあり、前記マトリックスコンバータの出力電圧の最小の相電圧に関する信号の一つが必ず前記三角波キャリア信号のボトムとなるような中間相接続率を演算する中間相接続率演算器を具備する事を特徴とするマトリックスコンバータ制御装置。
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