JP5169625B2 - 画像処理装置、電力管理装置およびプログラム - Google Patents
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請求項2に記載の発明は、第1の機能を実現する構成を備え、電力を消費して当該第1の機能を実現する動作状態を含む複数の動作状態を有し、当該複数の動作状態の遷移によって消費電力が増減する第1の機能部と、第2の機能を実現する構成を備え、電力を消費して当該第2の機能を実現する動作状態を含む複数の動作状態を有し、当該複数の動作状態の遷移によって消費電力が増減する第2の機能部と、前記第1の機能部について前記複数の動作状態のいずれかに遷移した履歴を示す履歴情報を、当該第1の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第1の生成部と、前記第2の機能部について前記複数の動作状態のいずれかに遷移した履歴を示す履歴情報を、当該第2の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第2の生成部と、前記第1の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第1の生成部により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して前記要因に起因する当該第1の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算し、前記第2の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第2の生成部により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して当該要因に起因する当該第2の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算する演算部と、前記第1の機能部と前記第2の機能部とが互いに連動して動作することになる指示である第1の動作指示および、当該第1の機能部が単独で動作することになる指示である第2の動作指示を取得する取得部と、を含み、前記演算部は、前記第1の機能部が前記第1の動作指示および前記第2の動作指示により動作して消費した消費電力量を前記ユーザを単位として演算し、前記第2の機能部が当該第1の動作指示により動作して消費した消費電力量を当該ユーザを単位として演算し、第1のユーザによる前記第1の動作指示または前記第2の動作指示を受けることを契機に当該動作指示を受ける前の動作状態よりも消費電力が増える他の動作状態に遷移した後に、第2のユーザによる当該第1の動作指示または当該第2の動作指示を受ける場合に、当該他の動作状態の遷移に伴って増えた消費電力の一部を当該第1のユーザの消費電力量に加算し、当該消費電力の残余部を当該第2のユーザの当該消費電力量に加算することを特徴とする画像処理装置である。
請求項2によれば、本発明を適用しない場合に比べて、コンカレント動作の場合であってもユーザごとの画像処理装置の使用電力をより正確に算出することができ、かつ複数のユーザによる使用電力の分担をより明確にすることが可能になる。
請求項3によれば、本発明を適用しない場合に比べて、コンカレント動作の場合であってもユーザごとの画像処理装置の使用電力をより正確に算出することができる。
請求項4によれば、本発明を適用しない場合に比べて、コンカレント動作の場合であってもユーザごとの画像処理装置の使用電力をより正確に算出することができる。
図1は、本実施の形態の電力管理システムPSの構成の一例を示す図である。
同図に示すように、この電力管理システムPSは、複数の端末装置10と画像処理装置の一例としての画像形成装置20とが通信網NWに互いに接続されることにより構成されている。この電力管理システムPSは、例えば複数の端末装置10の各々から印刷指示が通信網NWを介して画像形成装置20に送信されると、画像形成装置20は、その印刷指示を受けて用紙に印刷を行うように構成されている。このように、電力管理システムPSは、通信網NWの環境下で画像形成装置20をユーザが使用することが可能に構成されている。
なお、端末装置10と画像形成装置20との間で通信網NWを介してデータ転送を行う際に、送信元と送信先との間でデータ通信を確立するためのネゴシエーション(negotiation)を行う。このネゴシエーションという用語は、ハードウェアデバイス同士が通信(通信条件)に関する情報交換を行うものともいうことができる。
同図に示すように、本実施の形態での画像形成装置20は、取得された画像を処理して用紙に印刷する印刷装置21と、予め定められた画像を表示する表示画面やユーザが操作する操作パネル等を有するUI装置22と、を備えている。また、画像形成装置20は、処理すべき画像を読み取るスキャナ等で構成される画像読取装置23と、画像形成装置20の全体を制御する制御装置24と、を備えている。制御装置24は、画像形成装置20に接続されている認証装置25を制御する。
このように、画像形成装置20は、画像読取機能、印刷機能およびUI機能のためのデバイス(第1の機能部、第2の機能部)として、印刷装置21、UI装置22および画像読取装置23を備えている。
なお、印刷装置21は、トナー像を用紙等の媒体上に形成する電子写真方式を用いて印刷を行う構成を採用することができるが、その他の方式、例えばインクを用紙等の媒体に吐出して像を形成するインクジェット方式を用いてもよい。
UI装置22では、電力モードとして、上述したレディーモードおよびスリープモードがある。
画像読取装置23では、電力モードとして、画像を読み取るスキャンモードがあり、また、上述したレディーモードおよびスリープモードがある。
なお、通信制御部33は、UI装置22と同様に、取得部の一部を構成するものであり、受付部の一部を構成するものであり、出力部の一部を構成するものでもある。ログ生成部31、演算部32および通信制御部33を、例えばCPU(Central Processing Unit)によって構成することが考えられる。
さらに説明すると、格納部34は、稼動状態により電力の増減があるデバイスごとの各状態での消費電力量のテーブル(電力情報テーブル)を格納している。なお、制御装置24は、印刷装置21、UI装置22および画像読取装置23に対して電力供給の制御を行う部分ということもできる。
ここにいうユーザログは、各デバイスが電力を消費するモードに遷移したときにその遷移の要因となったユーザを特定するためのユーザ情報を記録したものである。さらに説明すると、このユーザログは、ジョブの実行により画像形成装置20が消費した消費電力をユーザごとに振り分けるために用いるものである。言い換えると、ユーザログは、画像形成装置20に対して各種のジョブの実行を指示したユーザごとの使用電力を計算するのに用いられる。
なお、印刷装置用ログ生成部41、UI装置用ログ生成部42、画像読取装置用ログ生成部43または制御装置用ログ生成部44と、印刷装置用ユーザログ生成部45、UI装置用ユーザログ生成部46、画像読取装置用ユーザログ生成部47または制御装置用ユーザログ生成部48とによって、第1の生成部および第2の生成部を構成することができる。
同図に示す電力情報テーブル51は、印刷装置21についてのものであり、スリープモードのときの消費電力は1Wであり、また、スタンバイモード(レディーモード)のときには30W、ウォームアップモードのときには800W、プリントモードのときには600Wである。このように、モードごとに消費電力が異なり、モードの遷移があると、印刷装置21の消費電力が増減することになる。
また、同図に示す電力情報テーブル54は、制御装置24についてのものであり、スリープモードのときの消費電力は0.1Wであり、また、レディモードのときには10Wである。制御装置24も、モードの遷移があると、消費電力が増減することになる。
なお、同図に示す電力情報テーブル52は、UI装置22についてのものであり、同図に示す電力情報テーブル53は、画像読取装置23についてのものである。
図4は、印刷装置21、UI装置22、画像読取装置23および制御装置24の各モードの遷移例を説明する第1の実施の形態に係るタイムチャートである。なお、同図のtは時間を示す。
同図に示すタイムチャートの例では、印刷装置21、UI装置22、画像読取装置23および制御装置24がスリープモードのときに、ユーザAによる端末装置10から通信網NWを介して指示されたプリントジョブが発生し、プリントジョブが完了する前にさらに、認証装置25により認証されたユーザAによってコピージョブが発生した場合を示している。すなわち、このタイムチャートでは、一つのジョブが動作するだけの単体動作ではなく、複数のジョブが並行に動作するコンカレント(concurrent)動作の場合を示している。なお、他のコンカレント動作の例としては、画像形成装置20がファクシミリ装置(ファクシミリ機能)を備える構成において、ファクシミリ受信中にUI装置22にてユーザがファクシミリ送信する場合が考えられる。
なお、プリントジョブは、端末装置10から送信されたものであり、通信網NWを介して通信制御部33が受信する。また、コピージョブは、ユーザにより操作された指示をUI装置22が受け付けたものである。付言すると、コピージョブは、画像読取装置23および印刷装置21が互いに連動して動作することとなる指示である。プリントジョブは、印刷装置21が単独で動作することとなる指示である。
コピージョブは、画像読取装置23がスキャンし、その画像を印刷装置21が印刷することで実行される。したがって、コピージョブが発生すると、まず、画像読取装置23がレディーモードからスキャンモードに移行する。そして、印刷装置21は、プリントジョブの実行により既にプリントモードであるので、モード遷移することなく、スキャンした画像の印刷が行われる。すなわち、単体動作であれば、コピージョブが発生すると、印刷装置21は、ウォームアップモードを経てプリントモードに遷移するものの、コンカレント動作であるので、モード遷移が不要である。
同図に示すログ61,62,63,64は、図4に示すタイムチャートの場合に生成されたものである。ログ61は、印刷装置用ログ生成部41により生成されたログであり、ログ62は、UI装置用ログ生成部42により生成されたログであり、ログ63は、画像読取装置用ログ生成部43により生成されたログである。また、ログ64は、制御装置用ログ生成部44により生成されたログである。
同図に示す印刷装置21使用ユーザログは、図4に示すタイムチャートの場合に生成されたものである。すなわち、印刷装置用ユーザログ生成部45は、スリープモード移行の際には使用ユーザログを、端末装置10から通信網NWを介して指示したユーザAに書き換える。
このように、図4に示すタイムチャートの場合には、スリープモードからウォームアップモードに移行してから再びスリープモードに移行するまでの間にユーザAのみが使用している。したがって、図6に示すように、その間(午後5時35分10秒から36分31秒までの間)の画像形成装置20の消費電力は、ユーザAの使用電力とされる。
ユーザAによるプリントジョブによって印刷装置21はスリープモードからウォームアップモード、プリントモードおよびレディーモードに移行した後にスリープモードに戻っている。ウォームアップモードでの消費電力量c1は、
800W×5秒/3600秒=1.11Wh
である。また、プリントモードでの消費電力量c2は、
600W×16秒/3600秒=2.67Wh
である。また、レディーモードでの消費電力量c3は、
30W×60秒/3600秒=0.5Wh
である。したがって、印刷装置21についてのユーザAの使用電力量cは、
c=c1+c2+c3=4.28Wh
である。
図7は、印刷装置21、UI装置22、画像読取装置23および制御装置24の各モードの遷移例を説明する第2の実施の形態に係るタイムチャートである。なお、同図のtは時間を示す。
本実施の形態に係るタイムチャートでは、ユーザAによるプリントジョブが実行され、その実行中に、他のユーザであるユーザBによるコピージョブが実行される場合を示している。このため、後述するように、ログ生成部31により生成される使用ユーザログは、第1の実施の形態の場合(図6参照)とは異なる。なお、ログ生成部31により生成されるログは、コンカレント動作を行う第1の実施の形態の場合(図5参照)と同じであるものとする。
印刷装置用ユーザログ生成部45および制御装置用ユーザログ生成部48は、スリープモードからウォームアップモードに移行してからスリープモードに再び移行するまでの間に、印刷装置21が複数のユーザに係るジョブの実行を行ったときには、図8の時間帯71および図9の時間帯75で示すように、利用前にさかのぼって動作に必要なウォームアップの使用ユーザとして追加する。
また、図8および図9の時間帯74で示すように、最終利用後のスリープモードまでの消費電力量は、最終利用者の使用電力とされる。この時間帯74は、ユーザBが画像形成装置20に設置された不図示の節電スイッチを押す手動操作によって、短縮することが可能なものである。したがって、時間帯74は、ユーザBの使用電力量とされる。なお、節電スイッチが設置されていないときには、時間帯74をユーザAとユーザBとの折半とすることも考えられる。
さらに説明すると、印刷装置21についてのユーザAの使用電力量dは、時間帯71の印刷装置21の消費電力量の半分が加算され、また、印刷装置21についてのユーザBの使用電力量eは、時間帯71の印刷装置21の消費電力量の半分が加算される。
時間帯71での消費電力量f1は、
800W×5秒/3600秒=1.11Wh
である。また、時間帯72での消費電力量f2は、
600W×7秒/3600秒=1.17Wh
である。時間帯73での消費電力量f3は、
600W×9秒/3600秒=1.5Wh
である。時間帯74での消費電力量f4は、
30W×60秒/3600秒=0.5Wh
である。
したがって、ユーザAの使用電力量dは、
d=f1/2+f2=1.73Wh
になる。また、ユーザBの使用電力量eは、
d=f1/2+f3+f4=2.56Wh
になる。
さらに説明すると、制御装置24についてのユーザAの使用電力量gは、時間帯76の制御装置24の消費電力量の半分が加算され、また、制御装置24についてのユーザBの使用電力量hは、時間帯76の制御装置24の消費電力量の半分が加算される。
時間帯75での消費電力量j1は、
10W×7秒/3600秒=0.019Wh
である。また、時間帯76での消費電力量j2は、
10W×5秒/3600秒=0.013Wh
である。時間帯73での消費電力量j3は、
10W×9秒/3600秒=0.025Wh
である。時間帯74での消費電力量j4は、
10W×60秒/3600秒=0.167Wh
である。
したがって、ユーザAの使用電力量gは、
g=j1+j2/2=0.016Wh
になる。また、ユーザBの使用電力量hは、
h=j2/2+j3+j4=0.199Wh
になる。
Claims (4)
- 第1の機能を実現する構成を備え、電力を消費して当該第1の機能を実現する動作状態を含む複数の動作状態を有し、当該複数の動作状態の遷移によって消費電力が増減する第1の機能部と、
前記第1の機能とは異なる第2の機能を実現する構成を備え、電力を消費して当該第2の機能を実現する動作状態を含む複数の動作状態を有し、当該複数の動作状態の遷移によって消費電力が増減する第2の機能部と、
前記第1の機能部について前記複数の動作状態のいずれかに遷移した履歴を示す履歴情報を、当該第1の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第1の生成部と、
前記第2の機能部について前記複数の動作状態のいずれかに遷移した履歴を示す履歴情報を、当該第2の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第2の生成部と、
前記第1の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第1の生成部により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して前記要因に起因する当該第1の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算し、前記第2の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第2の生成部により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して当該要因に起因する当該第2の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算する演算部と、
前記第1の機能部と前記第2の機能部とが互いに連動して動作することになる指示である第1の動作指示および、当該第1の機能部が単独で動作することになる指示である第2の動作指示を取得する取得部と、を含み、
前記演算部は、前記第1の機能部が前記第1の動作指示および前記第2の動作指示により動作して消費した消費電力量を前記ユーザを単位として演算し、前記第2の機能部が当該第1の動作指示により動作して消費した消費電力量を当該ユーザを単位として演算することを特徴とする画像処理装置。 - 第1の機能を実現する構成を備え、電力を消費して当該第1の機能を実現する動作状態を含む複数の動作状態を有し、当該複数の動作状態の遷移によって消費電力が増減する第1の機能部と、
第2の機能を実現する構成を備え、電力を消費して当該第2の機能を実現する動作状態を含む複数の動作状態を有し、当該複数の動作状態の遷移によって消費電力が増減する第2の機能部と、
前記第1の機能部について前記複数の動作状態のいずれかに遷移した履歴を示す履歴情報を、当該第1の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第1の生成部と、
前記第2の機能部について前記複数の動作状態のいずれかに遷移した履歴を示す履歴情報を、当該第2の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第2の生成部と、
前記第1の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第1の生成部により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して前記要因に起因する当該第1の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算し、前記第2の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第2の生成部により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して当該要因に起因する当該第2の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算する演算部と、
前記第1の機能部と前記第2の機能部とが互いに連動して動作することになる指示である第1の動作指示および、当該第1の機能部が単独で動作することになる指示である第2の動作指示を取得する取得部と、を含み、
前記演算部は、前記第1の機能部が前記第1の動作指示および前記第2の動作指示により動作して消費した消費電力量を前記ユーザを単位として演算し、前記第2の機能部が当該第1の動作指示により動作して消費した消費電力量を当該ユーザを単位として演算し、第1のユーザによる前記第1の動作指示または前記第2の動作指示を受けることを契機に当該動作指示を受ける前の動作状態よりも消費電力が増える他の動作状態に遷移した後に、第2のユーザによる当該第1の動作指示または当該第2の動作指示を受ける場合に、当該他の動作状態の遷移に伴って増えた消費電力の一部を当該第1のユーザの消費電力量に加算し、当該消費電力の残余部を当該第2のユーザの当該消費電力量に加算することを特徴とする画像処理装置。 - 第1の機能を実現する構成を備え消費電力量が互いに異なる複数の動作状態を有する第1の機能部について当該複数の動作状態のいずれに遷移したかの履歴を示す履歴情報を、当該第1の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第1の生成手段と、
前記第1の機能とは異なる第2の機能を実現する構成を備え消費電力量が互いに異なる複数の動作状態を有する第2の機能部について当該複数の動作状態のいずれに遷移したかの履歴を示す履歴情報を、当該第2の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第2の生成手段と、
前記第1の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第1の生成手段により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して前記要因に起因する当該第1の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算し、前記第2の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第2の生成手段により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して前記要因に起因する当該第2の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算する演算手段と、を含み、
前記演算手段は、前記第1の機能部および前記第2の機能部が互いに連動して動作することになる指示である第1の動作指示と当該第1の機能部が単独で動作することになる指示である第2の動作指示とによって当該第1の機能部および当該第2の機能部が動作したときに、当該第1の機能部が当該第1の動作指示および当該第2の動作指示により動作して消費した消費電力量を前記ユーザを単位として演算すると共に、当該第2の機能部が当該第1の動作指示により動作して消費した消費電力量を前記ユーザを単位として演算することを特徴とする電力管理装置。 - 第1の機能を実現する構成を備え消費電力量が互いに異なる複数の動作状態を有する第1の機能部と、前記第1の機能とは異なる第2の機能を実現する構成を備え消費電力量が互いに異なる複数の動作状態を有する第2の機能部とを含む画像処理装置が備えるコンピュータに、
前記第1の機能部について前記複数の動作状態のいずれに遷移したかの履歴を示す履歴情報を、当該第1の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第1の生成機能と、
前記第2の機能部について前記複数の動作状態のいずれに遷移したかの履歴を示す履歴情報を、当該第2の機能部が遷移することになった要因を発生させたユーザを特定するためのユーザ情報に関連付けて生成する第2の生成機能と、
前記第1の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第1の生成機能により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して前記要因に起因する当該第1の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算し、前記第2の機能部の前記複数の動作状態での消費電力の情報と前記第2の生成機能により生成された前記履歴情報および前記ユーザ情報とを取得して前記要因に起因する当該第2の機能部の消費電力量を当該ユーザ情報により特定されるユーザを単位として演算する演算機能と、を実現させ、
前記演算機能は、前記第1の機能部および前記第2の機能部が互いに連動して動作することになる指示である第1の動作指示と当該第1の機能部が単独で動作することになる指示である第2の動作指示とによって当該第1の機能部および当該第2の機能部が動作したときに、当該第1の機能部が当該第1の動作指示および当該第2の動作指示により動作して消費した消費電力量を前記ユーザを単位として演算すると共に、当該第2の機能部が当該第1の動作指示により動作して消費した消費電力量を前記ユーザを単位として演算することを特徴とするプログラム。
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