JP5168328B2 - モータ制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、平滑コンデンサと、スイッチング素子によって構成される電力変換回路とを備えたモータ制御装置に関する。
従来、平滑コンデンサと、スイッチング素子によって構成される電力変換回路とを備えたモータ制御装置として、例えば特許文献1に開示されている電力変換装置がある。
この電力変換装置は、平滑コンデンサと、電力変換回路と、制御装置とを備えている。平滑コンデンサの一端は直流電源の正極端に、平滑コンデンサの他端は直流電源の負極端にそれぞれ接続されている。電力変換回路は、直列接続された2つのスイッチング素子からなるスイッチング回路を3組並列接続して構成されている。スイッチング回路の一端は平滑コンデンサの一端に、スイッチング回路の他端は平滑コンデンサの他端にそれぞれ接続されている。また、スイッチング回路をなす2つのスイッチング素子の直列接続点は、電動機に接続されている。制御装置は、スイッチング素子にそれぞれ接続されている。
この電力変換装置は、直流電源の出力する直流電圧を交流電圧に変換して電動機に供給する。電力変換装置が動作を開始すると、平滑コンデンサに電荷が蓄積され、直流電源の出力する直流電圧が平滑化される。その後、電力変換装置が動作を停止すると、平滑コンデンサに電荷が蓄積されたままの状態となる。そのため、平滑コンデンサに蓄積された電荷による感電の可能性がある。しかし、制御装置が、過電流とならない所定時間だけ全てのスイッチング素子をオンする。これにより、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電することができる。そのため、感電を防止することができる。
特開2009−232620号公報
前述した電力変換装置では、所定時間だけ全てのスイッチング素子をオンして平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する。しかし、タイミングのずれによって、全てのスイッチング素子がオンする直前に、直流電源の正極端に接続される一のスイッチング回路の一端側のスイッチング素子と、直流電源の負極端に接続される他のスイッチング回路の他端側のスイッチング素子だけがオンしてしまうと、本来流れてはいけない電流が、電動機に流れてしまう。この場合、電動機が回転してしまう可能性がある。
また、タイミングのずれがない場合であっても、直流電源の負極端に接続される一のスイッチング回路の他端側のスイッチング素子のオン抵抗が、他のスイッチング回路の他端側のスイッチング素子のオン抵抗より小さいと、他のスイッチング回路の他端側のスイッチング素子に流れるべき電流が、一のスイッチング回路の他端側のスイッチング素子に流れることになる。その結果、本来流れてはいけない電流が電動機に流れ、電動機が回転してしまう可能性がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、平滑コンデンサの放電時に、モータに電流が流れることがないモータ制御装置を提供することを目的とする。
そこで、本発明者らは、この課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、直流電圧を交流電圧に変換してモータに供給する複数の第1電力変換回路を備えた電力変換装置において、それぞれの第1電力変換回路の1つスイッチング回路で放電することで、平滑コンデンサの放電時に、モータに流れる電流を抑えられることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、請求項1に記載の電力変換装置は、直流電圧を平滑化する平滑コンデンサと、直列接続された2つのスイッチング素子からなるスイッチング回路を複数並列接続して構成され、スイッチング回路の一端が平滑コンデンサの一端にスイッチング回路の他端が平滑コンデンサの他端に接続されるとともに、スイッチング回路をなす2つのスイッチング素子の直列接続点がモータに接続され、平滑コンデンサによって平滑化された直流電圧を交流電圧に変換してモータに供給する複数の第1電力変換回路と、複数の第1電力変換回路のスイッチング素子を制御する制御回路と、を備え、制御回路が、スイッチング回路をなす2つのスイッチング素子をオンして平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するモータ制御装置において、制御回路は、それぞれの第1電力変換回路の1つのスイッチング回路をなす2つのスイッチング素子をオンするとともに、他のスイッチング回路をなす2つのスイッチング素子をオフすることで、複数の第1電力変換回路が接続される共通の平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電し、複数の第1電力変換回路をなす複数のスイッチング回路は、配線基板に列状に並んで配置され、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するスイッチング回路は、互いに隣接して配置されていないことを特徴とする。
この構成によれば、制御回路は、それぞれの第1電力変換回路において、常に1つのスイッチング回路で平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する。そのため、従来のように、一のスイッチング回路の一端側のスイッチング素子と、他のスイッチング回路の他端側のスイッチング素子だけがオンしてしまうことはない。従って、平滑コンデンサの放電時に、モータに流れる電流を抑えることができる。また、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するスイッチング回路は、放電電流が流れることで発熱する。しかし、これらのスイッチング回路は、互いに隣接して配置されていない。そのため、熱がこもることがない。従って、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するスイッチング回路の温度上昇を抑えることができる。
請求項2に記載の電力変換装置は、直列接続された2つスイッチング素子からなるスイッチング回路を有し、スイッチング回路の一端が平滑コンデンサの一端に、スイッチング回路の他端が平滑コンデンサの他端に接続され、直流電源の電圧を昇圧して平滑コンデンサに供給する第2電力変換回路を有し、制御回路は、複数の第1電力変換回路及び第2電力変換回路のスイッチング素子を制御するとともに、第2電力変換回路のスイッチング回路をなす2つのスイッチング素子をオンすることで、複数の第1電力変換回路及び第2電力変換回路が接続される共通の平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電することを特徴とする
この構成によれば、制御回路は、それぞれの第1電力変換回路及び第2電力変換回路において、常に1つのスイッチング回路で平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する。そのため、平滑コンデンサに蓄積された電荷を効率よく確実に放電することができる。また、平滑コンデンサの放電時に、モータに流れる電流を抑えることができる。
請求項3に記載の電力変換装置は、直列接続された2つスイッチング素子からなるスイッチング回路を有し、スイッチング回路の一端が平滑コンデンサの一端に、スイッチング回路の他端が平滑コンデンサの他端に接続され、直流電源の電圧を昇圧して平滑コンデンサに供給する第2電力変換回路を有し、制御回路は、複数の第1電力変換回路及び第2電力変換回路のスイッチング素子を制御するとともに、複数の第1電力変換回路の1つが故障しているとき、故障している第1電力変換回路のスイッチング回路に代えて、第2電力変換回路のスイッチング回路をなす2つのスイッチング素子をオンすることで、複数の第1電力変換回路及び第2電力変換回路が接続される共通の平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電することを特徴とする。
この構成によれば、第1電力変換回路が故障していないときには、それぞれの第1電力変換回路において、常に1つのスイッチング回路で平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する。一方、第1電力変換回路の1つが故障したときには、故障した第1電力変換回路に代えて、第2電力変換回路のスイッチング回路で平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する。そのため、故障していない第1電力変換回路と第2電力変換回路において、常に1つのスイッチング回路で平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電することになる。従って、第1電力変換回路の故障に関わらず、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電することができる。また、平滑コンデンサの放電時に、モータに流れる電流を抑えることができる。
請求項4に記載の電力変換装置は、制御回路は、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するスイッチング回路をなすスイッチング素子の消費電力が素子耐量に応じた電力となるように、スイッチング素子を制御することを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子の消費電力が、素子耐量を超えると破損する。しかし、制御回路は、スイッチング素子の消費電力が素子耐量に応じた電力となるようにスイッチング素子を制御する。そのため、スイッチング素子を破損することなく、効率よく平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電することができる。
請求項5に記載の電力変換装置は、制御回路は、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するスイッチング回路をなすスイッチング素子に流れる放電電流が素子耐量に応じた電流となるように、スイッチング素子を制御することを特徴とする。この構成によれば、スイッチング素子の消費電力が、素子耐量を超えると破損する。スイッチング素子の消費電力は、スイッチング素子に流れる電流と端子間電圧の積である。しかし、制御回路は、スイッチング素子に流れる放電電流が素子耐量に応じた電流となるようにスイッチング素子を制御する。そのため、スイッチング素子を破損することなく、効率よく平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電することができる。
請求項6に記載の電力変換装置は、複数の第1電力変換回路及び第2電力変換回路をなす複数のスイッチング回路は、配線基板に列状に並んで配置され、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するスイッチング回路は、互いに隣接して配置されていないことを特徴とする。この構成によれば、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するスイッチング回路は、放電電流が流れることで発熱する。しかし、これらのスイッチング回路は、互いに隣接して配置されていない。そのため、熱がこもることがない。従って、平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するスイッチング回路の温度上昇を抑えることができる。
請求項7に記載の電力変換装置は、複数の車両駆動用モータを制御することを特徴とする。この構成によれば、複数の車両駆動用モータを制御する電力変換装置において、平滑コンデンサの放電時に、モータに流れる電流を抑えることができる。
第1実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。 第1実施形態におけるスイッチング回路の実装状態を説明するための配線基板の上面図である。
次に実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。本実施形態では、本発明に係るモータ制御装置を、車両に搭載され、複数の車両駆動用モータを制御するモータ制御装置に適用した例を示す。
(第1実施形態)
まず、図1を参照して第1実施形態のモータ制御装置の構成について説明する。ここで、図1は、第1実施形態におけるモータ制御装置の回路図である。
図1に示すモータ制御装置1は、車体から絶縁されたバッテリB1(直流電源)の出力する直流電圧を昇圧(例えば288V)するとともに、3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM10、M11(複数の車両駆動用モータ)に供給し、車両駆動用モータM10、M11を制御する装置である。モータ制御装置1は、コンバータ回路10(第2電力変換回路)と、平滑コンデンサ11と、インバータ回路12、13(複数の第1電力変換回路)と、制御回路13とを備えている。
コンバータ回路10は、バッテリB1の出力する直流電圧を昇圧してインバータ回路12、13に供給する回路である。また、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。コンバータ回路10は、コイル100と、スイッチング回路101とを備えている。
コイル100は、電流が流れることでエネルギーを蓄積、放出するとともに電圧を誘起する素子である。コイル100の一端は、リレーR10を介してバッテリB1の正極端に接続されている。また、他端は、スイッチング回路101に接続されている。
スイッチング回路101は、オン、オフすることで、コイル100にエネルギーを蓄積、放出させる回路である。また、オンすることで、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。スイッチング回路101は、2つのIGBT101a、101b(スイッチング素子)を備えている。IGBT101a、101bは、直列接続されている。具体的には、IGBT101aのエミッタが、IGBT101bのコレクタに接続されている。直列接続されたIGBT101a、101bの直列接続点は、コイル100の他端に接続されている。また、スイッチング回路101の一端であるIGBT101aのコレクタは、平滑コンデンサ11の一端に接続されている。スイッチング回路101の他端であるIGBT101bのエミッタは、平滑コンデンサ11の他端に接続されるとともに、リレーR11を介してバッテリB1の負極端に接続されている。さらに、IGBT101a、101bのゲートとエミッタは、制御回路14にそれぞれ接続されている。
平滑コンデンサ11は、コンバータ回路10によって昇圧された直流高電圧を平滑化するための素子である。平滑コンデンサ11の一端は、スイッチング回路101の一端であるIGBT101aのコレクタに接続された。また、インバータ回路12、13に接続されている。平滑コンデンサ11の他端は、スイッチング回路101の他端であるIGBT101bのエミッタに接続されている。また、インバータ回路12、13に接続されている。
インバータ回路12は、平滑コンデンサ11によって平滑化された直流電圧を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM10に供給する回路である。また、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。インバータ回路12は、3つのスイッチング回路122〜122(複数のスイッチング回路)を備えている。
スイッチング回路120は、オン、オフすることで直流電圧を交流電圧に変換する回路である。また、オンすることで、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。スイッチング回路120は、車両用駆動モータM10に応じた素子耐量を有する2つのIGBT120a、120b(スイッチング素子)を備えている。IGBT120a、120bは、直列接続されている。具体的には、IGBT120aのエミッタが、IGBT120bのコレクタに接続されている。
スイッチング回路121は、オン、オフすることで直流電圧を交流電圧に変換する回路である。また、オンすることで、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。スイッチング回路121は、車両用駆動モータM10に応じた素子耐量を有する2つのIGBT121a、121b(スイッチング素子)を備えている。IGBT121a、121bは、直列接続されている。具体的には、IGBT121aのエミッタが、IGBT121bのコレクタに接続されている。
スイッチング回路122は、オン、オフすることで直流電圧を交流電圧に変換する回路である。また、オンすることで、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。スイッチング回路122は、車両用駆動モータM10に応じた素子耐量を有する2つのIGBT122a、122b(スイッチング素子)を備えている。IGBT122a、122bは、直列接続されている。具体的には、IGBT122aのエミッタが、IGBT122bのコレクタに接続されている。
3つのスイッチング回路120〜122は、並列接続(複数並列接続)されている。具体的には、スイッチング回路120〜122の一端であるIGBT120a〜122aのコレクタ、及び、スイッチング回路120〜122の他端であるIGBT120b〜122bのエミッタがそれぞれ接続されている。IGBT120a〜122aのコレクタは平滑コンデンサ11の一端に、IGBT120b〜122bのエミッタは平滑コンデンサ11の他端にそれぞれ接続されている。また、IGBT120a、120b、121a、121b、122a、122bのゲートとエミッタは、制御回路14にそれぞれ接続されている。さらに、直列接続されたIGBT120a、120b、IGBT121a、121b及びIGBT122a、122bの直列接続点は、車両駆動用モータM10にそれぞれ接続されている。
インバータ回路13は、平滑コンデンサ11によって平滑化された直流電圧を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM11に供給する回路である。また、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。インバータ回路13は、3つのスイッチング回路130〜132(複数のスイッチング回路)を備えている。
スイッチング回路130は、オン、オフすることで直流電圧を交流電圧に変換する回路である。また、オンすることで、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。スイッチング回路130は、車両用駆動モータM11に応じた素子耐量を有する2つのIGBT130a、130b(スイッチング素子)を備えている。IGBT130a、130bは、直列接続されている。具体的には、IGBT130aのエミッタが、IGBT130bのコレクタに接続されている。
スイッチング回路131は、オン、オフすることで直流電圧を交流電圧に変換する回路である。また、オンすることで、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。スイッチング回路131は、車両用駆動モータM11に応じた素子耐量を有する2つのIGBT131a、131b(スイッチング素子)を備えている。IGBT131a、131bは、直列接続されている。具体的には、IGBT131aのエミッタが、IGBT131bのコレクタに接続されている。
スイッチング回路132は、オン、オフすることで直流電圧を交流電圧に変換する回路である。また、オンすることで、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する回路でもある。スイッチング回路132は、車両用駆動モータM11に応じた素子耐量を有する2つのIGBT132a、132b(スイッチング素子)を備えている。IGBT132a、132bは、直列接続されている。具体的には、IGBT132aのエミッタが、IGBT132bのコレクタに接続されている。
3つのスイッチング回路130〜132は、並列接続(複数並列接続)されている。具体的には、スイッチング回路130〜132の一端であるIGBT130a〜132aのコレクタ、及び、スイッチング回路130〜132の他端であるIGBT130b〜132bのエミッタがそれぞれ接続されている。IGBT130a〜132aのコレクタは平滑コンデンサ11の一端に、IGBT130b〜132bのエミッタは平滑コンデンサ11の他端にそれぞれ接続されている。また、IGBT130a、130b、131a、131b、132a、132bのゲートとエミッタは、制御回路14にそれぞれ接続されている。さらに、直列接続されたIGBT130a、130b、IGBT131a、131b及びIGBT132a、132bの直列接続点は、車両駆動用モータM11にそれぞれ接続されている。
制御回路14は、スイッチング回路101、120〜122、130〜132を制御する回路である。具体的には、IGBT101a、101b、120a、120b、121a、121b、122a、122b、130a、130b、1321a、131b、132a、132bを制御する路である。制御回路14は、IGBT101a、101b、120a、120b、121a、121b、122a、122b、130a、130b、1321a、131b、132a、132bのゲートとエミッタにそれぞれ接続されている。
次に、図2を参照してスイッチング回路の配線基板への実装状態について説明する。ここで、図2は、スイッチング回路の実装状態を説明するための配線基板の上面図である。なお、図中における前後方向及び左右方向は、方向を区別するために、便宜的に導入したものである。
図2に示すように、コンバータ回路10を構成するスイッチング回路101、インバータ回路12を構成するスイッチング回路120〜122、及び、インバータ回路13を構成するスイッチング回路130〜132は、配線基板15上に、この順番で左方から右方に向かって列状に配置されている。具体的には、それぞれのスイッチング回路を構成する2つのIGBTが前後方向に並んで状態で、左方から右方に向かって列状に配置されている。
次に、図1及び図2を参照してモータ制御装置の動作について説明する。車両のイグニッションスイッチ(図略)がオンすると、図1に示すリレーR10、R11がオンし、モータ制御装置1が動作を開始する。制御回路14は、コンバータ回路10を構成するスイッチング回路101を制御する。具体的には、IGBT101a、101bを制御する。コンバータ回路10は、バッテリB1の直流電圧を昇圧してインバータ回路12、13に供給する。コンバータ回路10によって昇圧された直流高電圧は、平滑コンデンサ11によって平滑化される。制御回路14は、外部から入力される指令に基づいて、インバータ回路12、13を構成するスイッチング回路120〜122、130〜132をそれぞれ制御する。具体的には、IGBT120a、120b、121a、121b、122a、122b、130a、130b、131a、131b、132a、132bを制御する。インバータ回路12は、平滑コンデンサ11によって平滑化された直流高電圧を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM10に供給する。また、インバータ回路13は、平滑コンデンサ11によって平滑化された直流高電圧を3相交流電圧に変換して車両駆動用モータM11に供給する。このようにして、モータ制御装置1が車両駆動用モータM10、M11を制御する。
その後、イグニッションスイッチがオフすると、リレーR10、R11がオフする。モータ制御装置1は、バッテリB1の出力電圧の昇圧を停止するとともに、車両駆動用モータM10への3相交流電圧の供給を停止する。バッテリB1の出力電圧の昇圧が停止するとともに、車両駆動用モータM10への3相交流電圧の供給が停止すると、平滑コンデンサ11に電荷が蓄積されたままの状態となる。
制御回路14は、コンバータ回路10のスイッチング回路101、インバータ回路12のスイッチング回路120、121、及び、インバータ回路13のスイッチング回路130、131をオフする。具体的には、スイッチング回路101、120、121、130、131を構成するIGBT101a、101b、120a、120b、121a、121b、130a、130b、131a、131bをオフする。そして、それぞれのインバータ回路の1つのスイッチング回路で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。
具体的には、図2に示すように、配線基板15上において、互いに隣接して配置されていない、インバータ回路12の1つのスイッチング回路122、及び、インバータ回路13の1つのスイッチング回路132で、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。より具体的には、スイッチング回路122を構成する2つのIGBT122a、122bをオンするとともに、スイッチング回路132を構成する2つのIGBT132a、132bをオンする。
ところで、前述したように、スイッチング回路122を構成するIGBT122a、122bは、車両駆動用モータM10に応じた素子耐量を有し、スイッチング回路132を構成するIGBT132a、132bは、車両駆動用モータM11に応じた素子耐量を有する。そのため、素子耐量が異なる場合がある。制御回路14は、スイッチング回路122、132を構成するIGBT122a、122b、132a、132bの消費電力が、それぞれの素子耐量に応じた電力となるようにIGBT122a、122b、132a、132bを制御する。具体的には、IGBT122a、122b、132a、132bに流れる放電電流が、それぞれの素子耐量に応じた電流となるようにIGBT122a、122b、132a、132bのゲート電圧を制御する。
これにより、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷が、インバータ回路12を構成する1つのスイッチング回路122、及び、インバータ回路13を構成する1つのスイッチング回路132によって放電される。そのため、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷による感電を防止することができる。
次に、効果について説明する。第1実施形態によれば、制御回路14は、それぞれのインバータ回路12、13において、常に1つのスイッチング回路で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。具体的には、インバータ回路12のスイッチング122と、インバータ回路13のスイッチング132で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。そのため、従来のように、一のスイッチング回路の一端側のスイッチング素子と、他のスイッチング回路の他端側のスイッチング素子だけがオンしてしまうことはない。従って、2つの車両駆動用モータM10、M11を制御するモータ制御装置1において、平滑コンデンサ11の放電時に、車両駆動用モータM10、M11に流れる電流を抑えることができる。
また、第1実施形態によれば、IGBTの消費電力が、素子耐量を超えると破損する。IGBTの消費電力は、IGBTに流れる電流と端子間電圧の積である。しかし、制御回路14は、平滑コンデンサ11の放電時に、スイッチング回路122、132を構成するIGBT122a、122b、132a、132bの消費電力が、それぞれの素子耐量に応じた電力となるようにIGBT122a、122b、132a、132bを制御する。具体的には、IGBT122a、122b、132a、132bに流れる放電電流が、それぞれの素子耐量に応じた電流となるようにIGBT122a、122b、132a、132bのゲート電圧を制御する。そのため、IGBT122a、122b、132a、132bを破損することなく、効率よく平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電することができる。
さらに、第1実施形態によれば、インバータ回路12を構成するスイッチング回路120〜122、及び、インバータ回路13を構成するスイッチング回路130〜132は、配線基板15上に列状に配置されている。平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電するスイッチング回路122、132は、放電電流が流れることで発熱する。しかし、これらのスイッチング回路122、132は、互いに隣接して配置されていない。そのため、熱がこもることがない。従って、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電するスイッチング回路122、132の温度上昇を抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のモータ制御装置について説明する。第2実施形態のモータ制御装置は、第1実施形態のモータ制御装置が、それぞれのインバータ回路の1つのスイッチング回路で放電するのに対し、それぞれのインバータ回路の1つのスイッチング回路と、コンバータ回路のスイッチング回路とで放電するようにしたものである。
第2実施形態のモータ制御装置は、第1実施形態のモータ制御装置と同一構成であるので、説明を省略する。
図1及び図2を参照してモータ制御装置の放電動作について説明する。 イグニッションスイッチがオフすると、図1に示すリレーR10、R11がオフし、平滑コンデンサ11に電荷が蓄積されたままの状態となる。
制御回路14は、インバータ回路12のスイッチング回路120、121、及び、インバータ回路13のスイッチング回路130、131をオフする。具体的には、スイッチング回路120、121、130、131を構成するIGBT120a、120b、121a、121b、130a、130b、131a、131bをオフする。そして、それぞれのインバータ回路の1つのスイッチング回路と、コンバータ回路のスイッチング回路とで平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。
具体的には、図2に示すように、配線基板15上において、互いに隣接して配置されていない、インバータ回路12の1つのスイッチング回路122、インバータ回路13の1つのスイッチング回路132、及び、コンバータ回路10のスイッチング回路101で、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。より具体的には、スイッチング回路122を構成する2つのIGBT122a、122b、スイッチング回路132を構成する2つのIGBT132a、132bをオンするとともに、スイッチング回路101を構成する2つのIGBT101a、101bをオンする。
これにより、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷が、インバータ回路12を構成する1つのスイッチング回路122、インバータ回路13を構成する1つのスイッチング回路132、及び、コンバータ回路10を構成するスイッチング101によって放電される。そのため、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷による感電を防止することができる。
次に、効果について説明する。第2実施形態によれば、制御回路14は、それぞれのインバータ回路12、13及びコンバータ回路10において、常に1つのスイッチング回路で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。具体的には、インバータ回路12のスイッチング122、インバータ回路13のスイッチング132及びコンバータ回路10のスイッチング回路101で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。そのため、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を効率よく確実に放電することができる。また、平滑コンデンサ11の放電時に、車両駆動用モータM10、M11に流れる電流を抑えることができる。
また、第2実施形態によれば、コンバータ回路10を構成するスイッチング回路101、インバータ回路12を構成するスイッチング回路120〜122、及び、インバータ回路13を構成するスイッチング回路130〜132は、配線基板15上に列状に配置されている。平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電するスイッチング回路101、122、132は、放電電流が流れることで発熱する。しかし、これらのスイッチング回路101、122、132は、互いに隣接して配置されていない。そのため、熱がこもることがない。従って、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電するスイッチング回路101、122、132の温度上昇を抑えることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態のモータ制御装置について説明する。第3実施形態のモータ制御装置は、第1実施形態のモータ制御装置が、それぞれのインバータ回路の1つのスイッチング回路で放電するのに対し、インバータ回路のスイッチング回路が故障した場合、故障したインバータ回路のスイッチング回路に代えて、コンバータ回路のスイッチング回路で放電するようにしたものである。
第2実施形態のモータ制御装置は、第1実施形態のモータ制御装置と同一構成であるので、説明を省略する。
図1及び図2を参照して、モータ制御装置の放電動作について説明する。 イグニッションスイッチがオフすると、図1に示すリレーR10、R11がオフし、平滑コンデンサ11に電荷が蓄積されたままの状態となる。
制御回路14は、コンバータ回路10のスイッチング回路101、及び、インバータ回路12のスイッチング回路120、121、及び、インバータ回路13のスイッチング回路130、131をオフする。具体的には、スイッチング回路101、120、121、130、131を構成するIGBT101a、101b、120a、120b、121a、121b、130a、130b、131a、131bをオフする。
そして、それぞれのインバータ回路の1つのスイッチング回路で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。しかし、インバータ回路のスイッチング回路が故障した場合、故障したインバータ回路のスイッチング回路に代えて、コンバータ回路10のスイッチング回路101で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。
具体的には、図2に示すように、配線基板15上において、互いに隣接して配置されていない、インバータ回路12の1つのスイッチング回路122、インバータ回路13の1つのスイッチング回路132、及び、コンバータ回路10のスイッチング回路101で、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。
より具体的には、スイッチング回路122を構成する2つのIGBT122a、122b、スイッチング回路132を構成する2つのIGBT132a、132bをオンする。しかし、スイッチング回路122が故障した場合、故障したスイッチング回路122に代えて、スイッチング回路101を構成する2つのIGBT101a、101bをオンするとともに、スイッチング回路132を構成する2つのIGBT132a、132bをオンする。また、スイッチング回路132が故障した場合、故障したスイッチング回路132に代えて、スイッチング回路101を構成する2つのIGBT101a、101bをオンするとともに、スイッチング回路122を構成する2つのIGBT122a、122bをオンする。
これにより、インバータ回路12を構成するスイッチング回路122が故障した場合であっても、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷が、インバータ回路13を構成する1つのスイッチング回路132、及び、コンバータ回路10を構成するスイッチング101によって放電される。また、インバータ回路13を構成するスイッチング回路132が故障した場合であっても、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷が、インバータ回路12を構成する1つのスイッチング回路122、及び、コンバータ回路10を構成するスイッチング101によって放電される。そのため、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷による感電を防止することができる。
次に、効果について説明する。第3実施形態によれば、インバータ回路12、13が故障していないときには、それぞれのインバータ回路12、13において、常に1つのスイッチング回路で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。一方、インバータ回路12、13の1つが故障したときには、故障したインバータ回路に代えて、コンバータ回路10のスイッチング回路で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する。そのため、故障していないインバータ回路とコンバータ回路10において、常に1つのスイッチング回路で平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電することになる。従って、インバータ回路の故障に関わらず、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電することができる。また、平滑コンデンサ11の放電時に、車両駆動用モータM10、M11に流れる電流を抑えることができる。
なお、第1〜第3実施形態では、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を、インバータ回路12のスイッチング回路122と、インバータ回路13のスイッチング回路132で放電する例を挙げているが、これに限られるものではない。インバータ回路12の1つのスイッチング回路と、インバータ回路13の1つのスイッチング回路で放電すればよい。
また、第1〜第3実施形態では、第1電力変換回路として、3つのスイッチング回路120〜122、130〜132を並列接続して構成されるインバータ回路12、13の例を挙げているが、これに限られるものではない。複数のスイッチング回路を並列接続して構成されるものであればよい。
さらに、第1実施形態では、配線基板15上において、互いに隣接して配置されていない、インバータ回路12の1つのスイッチング回路122、及び、インバータ回路13の1つのスイッチング回路132で、第2及び第3実施形態では、配線基板15上において、互いに隣接して配置されていない、インバータ回路12の1つのスイッチング回路122、インバータ回路13の1つのスイッチング回路132、及び、コンバータ回路10のスイッチング回路101で、平滑コンデンサ11に蓄積された電荷を放電する例を挙げているが、これに限られるものではない。配線基板15上において、互いに隣接して配置されていないスイッチング回路で放電すればよい。
1・・・モータ制御装置、10・・・コンバータ回路(第2電力変換回路)、100・・・コイル、101・・・スイッチング回路、101a、101b・・・IGBT(スイッチング素子)、11・・・平滑コンデンサ、12、13・・・インバータ回路(第1電力変換回路)、120〜122、130〜132・・・スイッチング回路、120a、120b、121a、121b、122a、122b、130a、130b、131a、131b、132a、132b・・・IGBT(スイッチング素子)、14・・・制御回路、15・・・配線基板、B1・・・バッテリ(直流電源)、M10、M11・・・車両駆動用モータ、R10、R11・・・リレー

Claims (7)

  1. 直流電圧を平滑化する平滑コンデンサと、
    直列接続された2つのスイッチング素子からなるスイッチング回路を複数並列接続して構成され、前記スイッチング回路の一端が前記平滑コンデンサの一端に前記スイッチング回路の他端が前記平滑コンデンサの他端に接続されるとともに、前記スイッチング回路をなす2つの前記スイッチング素子の直列接続点がモータに接続され、前記平滑コンデンサによって平滑化された直流電圧を交流電圧に変換して前記モータに供給する複数の第1電力変換回路と、
    複数の前記第1電力変換回路の前記スイッチング素子を制御する制御回路と、
    を備え、前記制御回路が、前記スイッチング回路をなす2つの前記スイッチング素子をオンして前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電するモータ制御装置において、
    前記制御回路は、それぞれの前記第1電力変換回路の1つの前記スイッチング回路をなす2つの前記スイッチング素子をオンするとともに、他の前記スイッチング回路をなす2つの前記スイッチング素子をオフすることで、複数の前記第1電力変換回路が接続される共通の前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電し、
    複数の前記第1電力変換回路をなす複数の前記スイッチング回路は、配線基板に列状に並んで配置され、
    前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する前記スイッチング回路は、互いに隣接して配置されていないことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 直列接続された2つスイッチング素子からなるスイッチング回路を有し、前記スイッチング回路の一端が前記平滑コンデンサの一端に、前記スイッチング回路の他端が前記平滑コンデンサの他端に接続され、直流電源の電圧を昇圧して前記平滑コンデンサに供給する第2電力変換回路を有し、
    前記制御回路は、複数の前記第1電力変換回路及び前記第2電力変換回路の前記スイッチング素子を制御するとともに、前記第2電力変換回路の前記スイッチング回路をなす2つの前記スイッチング素子をオンすることで、複数の前記第1電力変換回路及び前記第2電力変換回路が接続される共通の前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  3. 直列接続された2つスイッチング素子からなるスイッチング回路を有し、前記スイッチング回路の一端が前記平滑コンデンサの一端に、前記スイッチング回路の他端が前記平滑コンデンサの他端に接続され、直流電源の電圧を昇圧して前記平滑コンデンサに供給する第2電力変換回路を有し、
    前記制御回路は、複数の前記第1電力変換回路及び前記第2電力変換回路の前記スイッチング素子を制御するとともに、複数の前記第1電力変換回路の1つが故障しているとき、故障している前記第1電力変換回路の前記スイッチング回路に代えて、前記第2電力変換回路の前記スイッチング回路をなす2つの前記スイッチング素子をオンすることで、複数の前記第1電力変換回路及び前記第2電力変換回路が接続される共通の前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電することを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
  4. 前記制御回路は、前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する前記スイッチング回路をなす前記スイッチング素子の消費電力が素子耐量に応じた電力となるように、前記スイッチング素子を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
  5. 前記制御回路は、前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する前記スイッチング回路をなす前記スイッチング素子に流れる放電電流が素子耐量に応じた電流となるように、前記スイッチング素子を制御することを特徴とする請求項4に記載のモータ制御装置。
  6. 複数の前記第1電力変換回路及び前記第2電力変換回路をなす複数の前記スイッチング回路は、配線基板に列状に並んで配置され、
    前記平滑コンデンサに蓄積された電荷を放電する前記スイッチング回路は、互いに隣接して配置されていないことを特徴とする請求項2又は3に記載のモータ制御装置。
  7. 複数の車両駆動用モータを制御することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のモータ制御装置。
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