JP5167028B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

パンツ型吸収性物品 Download PDF

Info

Publication number
JP5167028B2
JP5167028B2 JP2008213483A JP2008213483A JP5167028B2 JP 5167028 B2 JP5167028 B2 JP 5167028B2 JP 2008213483 A JP2008213483 A JP 2008213483A JP 2008213483 A JP2008213483 A JP 2008213483A JP 5167028 B2 JP5167028 B2 JP 5167028B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front opening
absorbent
ventral
elastic member
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008213483A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010046303A (ja
Inventor
裕人 助川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daio Paper Corp
Original Assignee
Daio Paper Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daio Paper Corp filed Critical Daio Paper Corp
Priority to JP2008213483A priority Critical patent/JP5167028B2/ja
Publication of JP2010046303A publication Critical patent/JP2010046303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5167028B2 publication Critical patent/JP5167028B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)

Description

本発明は、特に男性の軽失禁用に適したパンツ型吸収性物品に関するものである。
近時、男性の軽失禁用に適するものとして、特許文献1に示されるように、外装シートにおける吸収体の前端部よりも前側に幅方向に沿うスリット状の前開きを有するパンツ型吸収性物品が提案されている。
しかしながら、この従来のパンツ型吸収性物品では、パンツ型吸収性物品内で排尿がなされた場合、吸収体に吸収された尿の自重により、パンツ型吸収性物品の股下部が下方に下がり、スリット状の前開き部が開口されるという問題が生じる。
また、繰り返してスリット状の前開き部を開き排尿を行うと、パンツ型吸収性物品の吸収体にヨレ、ワレが生じ着用感が悪化するおそれがあり、さらに、吸収体に大きなヨレ、ワレが生じた場合にあっては、排尿された尿がパンツ型吸収性物品の外部に漏れ出すおそれがある。
特開2007―330543号公報
そこで本発明の課題は、パンツ型吸収性物品内で排尿が行われた場合にあっても、パンツ型吸収性物品の腹側部に設けられたスリット状の前開き部が、吸収体に吸収された尿の自重により開口されることなく、繰り返しスリット状の前開き部を開き排尿を行った場合にあっても、パンツ型吸収性物品の吸収体にヨレ、ワレを生じることのないパンツ型吸収性物品を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記の通りである。
<請求項1記載の発明>
腹側部分、背側部分、およびこれらの間に位置する股下部分を有する外装シートと、吸収体を含む吸収性本体とを備え、前記外装シートの内面側における少なくとも前記股下部から腹側部分にわたる範囲に前記吸収性本体が固定された、パンツ型吸収性物品において、
前記外装シートの前記吸収性本体と離間した前記腹側部分に、内外に連通し、上下方向に開口する前開き部を有し、
前記腹側部分の上端部から、前記前開き部の下方部をとおり、前記腹側部分の他方の上端部に伸びる相互に離間した複数の前開き防止用弾性部材を有し、
前記吸収体本体の前記前開き部と対向する部分には、前記吸収体本体の長手方向端部から中央部に向かう山形形状エンボスが形成され、
前記吸収体本体の長手方向端部から前記山形形状エンボスで囲まれた部分の厚さは、その余の前記吸収体本体の部分の厚さに対し、20〜40%である
ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
(作用効果)
外装シートの吸収性本体と離間した腹側部分に、内外に連通し、上下方向に開口する前開き部を有していることから、腕や指先に障害を有する着用者であっても容易に前開き部を開口することができ、排尿を催した場合に、容易に陰茎を前開き部に通すことができる。
腹側部分の上端部から、前開き部の下方部をとおり、腹側部分の他方の上端部に伸びる相互に離間した複数の前開き防止用弾性部材を有していることから、パンツ型吸収性物品内で排尿が行われ、吸収体に吸収された尿の自重により股間部が下方に下がった場合にあっても、相互に離間した複数の前開き防止用弾性部材の伸縮力により前開き部の下方部が上方に吊り上げられ、前開き部が開口することなく、外観上の美観、良好な着用感を維持することができる。
吸収体本体の前開き部と対向する部分には、吸収体本体の長手方向端部から中央部に向かう山形形状エンボスが形成されていることから、繰り返し陰茎を前開き部に通して排尿を行った場合にあっても、吸収体本体(吸収体)にシワ、ワレの発生を抑制することができる。
すなわち、前開き部を下方に下げ開口した場合、前開き部と離間している吸収体本体(吸収体)の離間端部には、前開き部の開口形状と類似な山形形状の屈曲部が発生する。そこで、予め吸収体本体(吸収体)に山形形状エンボスを形成することにより、前開き部の開口時に吸収体本体(吸収体)が容易に変形し、繰り返し前開き部の開口を行った場合にあっても、吸収体本体(吸収体)にシワ、ワレの発生を低減することができる。
収体本体の長手方向端部から山形形状エンボスで囲まれた部分の厚さは、その余の吸収体本体の部分の厚さに対し、20〜40%であることから、前開き部の開口時に吸収体本体(吸収体)が容易に変形し、繰り返し前開き部の開口を行った場合にあっても、吸収体本体(吸収体)にシワ、ワレの発生をさらに抑制することができる。
なお、吸収体本体の長手方向端部から山形形状エンボスで囲まれた部分の厚さが、その余の吸収体本体の部分の厚さに対し20%以下の場合にあっては、吸収体本体の長手方向端部における吸収力が低下する。また、40%以上の場合にあっては、剛性が高まり変形が容易にできなくなる。
<請求項記載の発明>
腹側部分、背側部分、およびこれらの間に位置する股下部分を有する外装シートと、吸収体を含む吸収性本体とを備え、前記外装シートの内面側における少なくとも前記股下部から腹側部分にわたる範囲に前記吸収性本体が固定された、パンツ型吸収性物品において、
前記外装シートの前記吸収性本体と離間した前記腹側部分に、内外に連通し、上下方向に開口する前開き部を有し、
前記腹側部分の上端部から、前記前開き部の下方部をとおり、前記腹側部分の他方の上端部に伸びる相互に離間した複数の前開き防止用弾性部材を有し、
前記吸収体本体の前記前開き部と対向する部分には、前記吸収体本体の長手方向端部から中央部に向かう山形形状切欠部が形成され、
前記前開き部は、前記パンツ型吸収性物品の幅方向中心部から幅方向両側に向かってそれぞれ延在し、前記前開き部の幅方向長さが、前記吸収性本体の幅方向長さに対し、60%〜90%である
ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
(作用効果)
外装シートの吸収性本体と離間した腹側部分に、内外に連通し、上下方向に開口する前開き部を有していることから、腕や指先に障害を有する着用者であっても容易に前開き部を開口することができ、排尿を催した場合に、容易に陰茎を前開き部に通すことができる。
腹側部分の上端部から、前開き部の下方部をとおり、腹側部分の他方の上端部に伸びる相互に離間した複数の前開き防止用弾性部材を有していることから、パンツ型吸収性物品内で排尿が行われ、吸収体に吸収された尿の自重により股間部が下方に下がった場合にあっても、相互に離間した複数の前開き防止用弾性部材の伸縮力により前開き部の下方部が上方に吊り上げられ、前開き部が開口することなく、外観上の美観、良好な着用感を維持することができる。
吸収体本体の前開き部と対向する部分には、吸収体本体の長手方向端部から中央部に向かう山形形状切欠部が形成されていることから、繰り返し陰茎を前開き部に通して排尿を行った場合にあっても、吸収体本体(吸収体)にシワ、ワレの発生を抑制することがなく、良好な着用感を長時間にわたり維持することができる。
前開き部は、パンツ型吸収性物品の幅方向中心部から幅方向両側に向かってそれぞれ延在し、前開き部の幅方向長さが、吸収性本体の幅方向長さに対し、60%〜90%であることから、前開き部の開口部への陰茎の挿通等が容易に行うことができる。
なお、前開き部の幅方向長さが、吸収性本体の幅方向長さに対し60%以下の場合にあっては、前開き部の開口部が小さく腕、指先に障害を持つ着用者が容易に陰茎を前開き部の開口部に挿通等できなくなる。また、90%以上の場合にあっては、パンツ型吸収性物品内で排尿が行われ、吸収体に吸収された尿の自重により股間部が下方に下がった場合に前開き部が開口するおそれがある。
<請求項記載の発明>
前記パンツ型吸収性物品は、ウエスト部弾性部材と、腰回り弾性部材と、腹背側湾曲弾性部材とを有し、前記前開き防止用弾性部材の一端部が前記ウエスト部弾性部材と交差し、前記前開き防止用弾性部材の他端部が前記ウエスト部弾性部材と交差している請求項1またはのパンツ型吸収性物品。
(作用効果)
パンツ型吸収性物品は、ウエスト部弾性部材と、腰回り弾性部材と、腹背側湾曲弾性部材とを有し、前開き防止用弾性部材の一端部がウエスト部弾性部材と交差し、前開き防止用弾性部材の他端部がウエスト部弾性部材と交差していることから、パンツ型吸収性物品内で排尿が行われ、吸収体に吸収された尿の自重により股間部が下方に下がった場合にあっても、相互に離間した複数の前開き防止用弾性部材の伸縮力により前開き部の下方部が上方に吊り上げられ、前開き部が開口することなく、外観上の美観、良好な着用感を維持することができる。
また、仮に前開き部が開口した場合にあっても、パンツ型吸収性物品のウエスト部弾性部材を上方に引き上げることにより、前開き防止用弾性部材にさらなる伸縮力が発生し、その結果、前開き部の下方部が上方に吊り上げられ、前開き部が開口することなく、外観上の美観、良好な着用感を維持することができる。
<請求項記載の発明>
前記前開き部は、前記吸収性本体の長手方向端部から、20〜40mm離間した前記腹側部分に、腰回り弾性部材と平行に形成される請求項1〜の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
(作用効果)
前開き部は、吸収性本体の長手方向端部から、20〜40mm離間した前記腹側部分に、腰回り弾性部材と平行に形成されることから、前開き部の開口部への陰茎の挿通等が容易に行え、腰回り弾性部材が切断されることもないことから着用感、特に高いフィット性を維持することができる。
なお、前開き部が吸収性本体の長手方向端部からの離間寸法が20mm以下の場合にあっては、前開き部と吸収性本体とが緩衝することから前開き部の開口が困難になる、また、40mm以上の場合にあっては、陰茎の挿通等が困難になる。
以上のとおり、本発明によれば、パンツ型吸収性物品の前開き部が、吸収体に吸収された尿の自重により開口されることなく、吸収体にヨレ、ワレを生じることのないパンツ型吸収性物品を提供できる。
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態のパンツ型吸収性物品の斜視図であり、図2は、同展開状態での組み立て図である。
パンツ型吸収性物品1は、不織布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン等からなる不透液性バックシート12との間に、綿状パルプなどの吸収体13を介在させた吸収性本体10と、この吸収性本体10の外面側に対して一体的設けられた外装シート20とからなるものである。
製造に際しては、外装シート20の内面側に対して吸収性本体10の裏面がホットメルト接着剤などによって一体化された後に、吸収性本体10および外装シート20が前後方向に折り重ねられ、その両側部21,22が相互に熱溶着またはホットメルト接着剤などによって接合されることによって、ウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型吸収性物品となる。
(吸収性本体の基本構造)
図3は、第1実施形態の吸収性本体の平面図であり、図4は、同A―A断面図であり、
図5は、同B―B断面図である。
図3に示すように、吸収性本体10は、不織布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン等からなる不透液性バックシート12との間に、綿状パルプなどの吸収体13を介在させた構造とされ、体液を吸収保持するものである。
また、外装シート20の前開き部20pに対向する吸収性本体10の腹側部には、吸収体本体10の腹側端部から、中央部分に向かって山形形状エンボス17が透液性表面シート11に形成されており、繰り返し陰茎を前開き部20pに通して排尿を行った場合にあっても、吸収体本体1(吸収体13)にシワ、ワレの発生を抑制することができる。
なお、山形形状エンボス17は、フィットエンボスを形成する一対の加圧ローラー、平面プレート等の加工圧力等を調整することにより任意に形成できる。
また、図3においては、山形形状エンボスを図示しているが、三角形状エンボス、台形形状エンボスにすることもできる。
吸収体13の表面側(肌当接面側)を覆う透液性表面シート11としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。
不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。
透液性表面シート11に多数の透孔を形成した場合には、尿などが速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。透液性表面シート11は、吸収体13の側縁部を巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在している。
吸収体13の裏面側(非肌当接面側)を覆う不透液性バックシート12は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの不透液性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートであり、仮にシート厚が同じであれば無孔シートよりも剛性が低下するため、柔軟性の点で勝るものとなる。
吸収体13は、フラッフ状パルプと吸水ポリマーとを成形してなるものが好適に用いられる。
吸水性ポリマーは吸収体を構成するパルプ中に例えば粒状粉として混入することができる。パルプとしては、木材から得られる化学パルプ、溶解パルプ等のセルロース繊維や、レーヨン、アセテート等の人工セルロース繊維からなるものが挙げられ、広葉樹パルプよりは繊維長の長い針葉樹パルプの方が機能および価格の面で好適に使用できる。
また、吸収体13は、形状及びポリマー保持等のため、必要に応じてクレープ紙等の透液性包装シート14によって包装されている。
吸収体13の形状は、図示形態のように背側及び腹側に対して股間部の幅が狭い形状としたり、矩形形状としたりすることができる。
図4に示すように、吸収性本体10は、山形形状エンボス17で囲まれる薄厚部18の厚さが約2mmに、その余の吸収性本体10の厚さが約8mmに成形されている。すなわち、薄厚部18に使用するフラッフ状パルプ及び吸水ポリマーの使用量を、その余の吸収性本体10を使用するフラッフ状パルプ及び吸水ポリマーの使用量の約25%とし、薄厚部18を成形している。
また、前開き部の開口時に吸収体本体が容易に変形し、繰り返し前開き部の開口を行った場合に吸収体本体(吸収体)にシワ、ワレの発生をさらに抑制する観点から薄厚部18の厚さを、その余の吸収体本体10の厚さの20〜40%にするのが好ましい。
なお、薄厚部18の厚さが20%以下の場合には、吸収体本体10の長手方向端部における吸収力が低下する。また、薄厚部18の厚さが40%以上の場合には、剛性が高まり変形が容易にできなくなる。
図5に示すように、吸収性本体10の両側部には脚周りにフィットする立体ギャザーBSが形成されているのが好ましい。この立体ギャザーBSはギャザー不織布15により形成される、ギャザー不織布としては、折返しによって二重シートとした不織布が好適に用いられ、透液性表面シート11によって巻き込まれた吸収体13の側縁部をさらにその上側から巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在して接着されている。より具体的には、ギャザー不織布15は、吸収性物品1の長手方向中間部では、立体ギャザーBS形成部分を残し、幅方向中間部から吸収体13の裏面側に亘る範囲がホットメルト接着剤等によって接着され、また長手方向前後端部では、幅方向中間部から一方側端縁までの区間が吸収体13の裏面側に亘る範囲で接着されるとともに、立体ギャザーBSを形成する部分を吸収体13の上面部にて折り畳むようにしながらホットメルト接着剤等により接着している。
二重シート不織布によって形成されたギャザー不織布15の内部には、起立先端側部分に複数本の糸状弾性伸縮部材16、16…が配設されている。糸状弾性伸縮部材16、16…は、製品状態において二点鎖線で示すように、弾性伸縮力により吸収体側縁部より突出する不織布部分を起立させて立体ギャザーBSを形成するためのものである。
不透液性バックシート12は、二重シート状のギャザー不織布15の内部まで進入し、立体ギャザーBSの下端側において防漏壁を構成するようになっている。かかる不透液性バックシート12としては、排便や尿などの褐色が出ないように不透明のものを用いるのが望ましい。不透明化としては、プラスチック中に、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、ホワイトカーボン、クレイ、タルク、硫酸バリウムなどの顔料や充填材を内添してフィルム化したものが好適に使用される。
糸状弾性伸縮部材16としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。また、外側から見え難くするため、太さは925dtex以下、テンションは150〜350%、間隔は7.0mm以下として配設するのがよい。なお、糸状弾性伸縮部材に代えて、ある程度の幅を有するテープ状弾性伸縮部材を用いるようにしてもよい。
前述のギャザー不織布15を構成する素材繊維も透液性表面シート11と同様に、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法に得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらにギャザー不織布15については、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。
(外装シートの構造)
図6は、第1実施形態の展開状態の外面側平面図であり、図7は、同展開状態の内面側平面図であり、図8は、図7のA−A断面図である。
図6,7に示すように、外装シート20は、上層不織布20A及び下層不織布20Bからなる2層構造の不織布シートとされ、上層不織布20Aと下層不織布20Bとの間に各種弾性部材が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部に夫々脚部開口を形成するために形成された凹状の脚回りカットライン29により、全体として擬似砂時計形状をなしている。
特に、外装シート20においては、弾性部材として、展開形状において、ウエスト開口部回り27に配置されたウエスト部弾性部材24,24…と、一方側ウエスト開口部回り27から前開き部20pの下方部に延び、前開き部20pを迂回して他方側ウエスト開口部回り27に到達するとともに、互いに交差することなく間隔をおいて配置された複数本の前開き防止用弾性部材23,23…と、腹側部分F及び背側部分Bに、上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の腰回り弾性部材25,25…と、腹側部分F及び背側部分Bのそれぞれにおいて、腰回り弾性部材群25,25…とは別に、腹側部分Fと背側部分Bとを接合する一方側接合縁から股下側に延び、股下側を迂回して腹側部分と背側部分との他方側接合縁に到達するとともに、互いに交差することなく間隔をおいて配置された複数本の湾曲弾性部材26,26…、28,28…を備えている。なお、本外装シート20では、脚回りカットライン29に沿って実質的に連続する、所謂脚回り弾性部材は設けられていない。
前開き防止用弾性部材23,23…は、前開き防止用弾性部材23,23…の一方端部がウエスト開口部回り27に配置されたウエスト部弾性部材24,24…と交差し、前開き部20pの下方部に延び、前開き部20pを迂回して他方端部がウエスト開口部回り27に配置されたウエスト部弾性部材24,24…と交差し、互いに交差することなく間隔をおいて配置された複数状の糸ゴム状弾性部材であり、パンツ型吸収性物品内で排尿が行われ、吸収体に吸収された尿の自重により股間部が下方に下がった場合に、前開き部20pの下方部を上方に吊り上げられ、前開き部20pが開口を防止し、外観上の美観、良好な着用感を維持するものである。
なお、ウエスト部弾性部材24,24…は、2,3本程度の弾性伸縮部材の間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように所定の間隔を空けて、3本以上、好ましくは5本以上配置される。
ウエスト部弾性部材24,24…は、腹側部分Fと背側部分Bとが接合された脇部接合縁21、22の範囲の内、ウエスト開口縁近傍に上下方向に間隔をおいて配設された複数条の糸ゴム状弾性部材であり、身体のウエスト部回りを締め付けるように伸縮力を与えることにより吸収性物品を身体に装着するためのものである。このウエスト部弾性部材24は、図示例では糸ゴムを用いたが、例えばテープ状の伸縮部材を用いてもよい。
腰回り弾性部材群25,25…は、脇部接合縁21、22の内、概ね上部から下部までの範囲に亘り、上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配設された糸ゴム状の弾性部材であり、腹側部分F及び背側部分Bの腰回り部分に夫々水平方向の伸縮力を与え、吸収性物品を身体に密着させるためのものである。なお、ウエスト部弾性部材24、24…と腰回り弾性部材群25、25…との境界は必ずしも明確でなくてよい。例えば、腹側部分F及び背側部分Bに上下方向に間隔をおいて水平方向に配置された弾性部材の内、数は特定できなくても、上部側の何本かがウエスト部弾性部材として機能し、残りの弾性部材が腰回り弾性部材として機能していればよい。
背側部分Bにおいて、腰回り弾性部材群25,25…とは別に配設された背側湾曲弾性部材群26、26…は、所定の(一方側の脇部接合縁22からほぼ脚回りカットライン29に沿って股下部に至り、股下部を横切った後に反対側の脚回りカットライン29にほぼ沿いながら他方側の脇部接合縁22に到達する)曲線に沿って配置された複数本、図示例では9本の糸ゴム状弾性部材であり、これら背側湾曲弾性部材群26、26…は互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。この背側湾曲弾性部材群26、26…は、2,3本程度の弾性伸縮部材の間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように所定の間隔を空けて、5本以上、好ましくは7本以上配置される。
外装シート20の腹側部分Fにおいて、腰回り弾性部材群25,25…とは別に配設された腹側湾曲弾性部材群28,28…も、所定の(一方側の脇部接合縁21から股下側に至り、股下部を横切った後に他方側の脇部接合縁21に到達する)曲線とともに、交差することなく間隔をおいて配置された複数本の、図示例では9本の糸状弾性部材であり、これら腹側湾曲弾性部材群28,28…は、互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。この腹側湾曲弾性部材群28、28…も、2,3本程度の弾性伸縮部材の間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように所定の間隔を空けて、5本以上、好ましくは7本以上配置される。
また、上記形態例では、腹側部分F及び背側部分Bに配置された腰回り弾性部材群25,25…及び湾曲弾性部材26,26…、28,28…は、吸収性本体10を横切る部分を切断し、不連続としているが、吸収性本体10上においても連続させて配置することもできる。弾性部材を吸収性本体上で不連続とすることにより、吸収性本体10の縮こまりをより防止することができる。
次ぎに、外装シート20への前開き防止用弾性部材23の取付け方法について図12を用いて説明する。
前述したとおり、外装シート20は、上層不織布20Aと下層不織布20Bの2層構造の不織布シートである。
複数本の前開き防止用弾性部材23を下層不織布20Bの製造ライン方向と平行に製造ラインに供給する。供給された複数本の前開き防止用弾性部材23は、下層不織布20Bに取付けられる前に、製造ライン方向と直角方向に移動可能な揺動装置40を挿進する。
揺動装置は、切断前に連続的に製造される各パンツ型吸収性物品に対し、周期的な揺動を繰り返す。
これにより、複数本の前開き防止用弾性部材23は、図12に示すように各パンツ型吸収性物品の下層不織布20Bのウエスト開口部周りに平行して取付けられ、次ぎに、吸収体本体10に向かって逆山形に取付けられ、その後、ウエスト開口部周りに平行に連続して取付けられ、下層不織布20Bと上層不織布20Aとに挟持される。
ウエスト開口部周りにあっては前開き防止用弾性部材23をウエスト部弾性部材24より外側に取付け、前開き防止用弾性部材23をウエスト部弾性部材24に交差させることにより、着用時におけるパンツ型吸収性物品の吸収体本体10の引き上げ効果を高めることができ好適である。
また、前開き防止用弾性部材23の本数が多い場合には、内側に位置する前開き防止用弾性部材23が吸収体本体10上に配置される場合が考えられ、このような場合にあっては、ロータリーカッター等(図示省略)で、内側に位置する前開き防止用弾性部材23の山形頂上部を切断した方が、吸収体本体10が幅方向に縮まることを防止でき好適である。
上述した外装シート20は、例えば特開平4−28363号公報や、特開平11−332913号公報記載の技術により製造することができる。また、湾曲弾性部材26…、28…を吸収性本体10上で切断し不連続化するには、特開2002−35029号公報、特開2002−178428号公報及び特開2002−273808号公報に記載される切断方法が好適に採用される。
図6,7に示すように、前開き部20pは、外装シート20の吸収性本体10の長手方向端部から30mm離間した腹側部分に、腰回り弾性部材群25,25…と平行に形成している。前開き部20pは、腰回り弾性部材群25,25…と平行に形成されたスリットからなり、着用者が排尿を催した際には、スリットに指を挿入れ、下方に下げることにより開口することにより陰茎を容易に前開き部20pの開口から外部に引き出すことができる。
また、前開き部20pは、パンツ型吸収性物品1の幅方向中心線部から幅方向両端に延び、その前開き部20pの幅方向長さは、100cmであり、吸収性本体10の幅方向長さ120cmより短いスリットである。なお、スリットの形状は、直線状の他、三角波状、矩形波状、サイン波状、円弧状等適宜定めることができる。
前開き部20pの幅方向長さは、特に制限されないが、吸収性本体10の幅方向長さに対し、60〜90%であることが好ましい。前開き部20pの幅方向長さが、吸収性本体10の幅方向長さに対し60%以下の場合には、前開き部20pの開口部が小さく腕、指先に障害を持つ着用者が容易に陰茎を前開き部の開口部に挿通等できなくなり、90%以上の場合には、パンツ型吸収性物品1で排尿が行われ、吸収体13に吸収された尿の自重により股間部が下方に下がった場合に前開き部20pが開口するおそれがある。
前開き部20pの形成位置については、特に制限されないが、前開き部20pが吸収性本体10の長手方向端部からの離間寸法が20mm以下の場合には、前開き部20pと吸収性本体10とが緩衝することから前開き部20pの開口が困難になる、また、40mm以上の場合には、陰茎の挿通等が困難になるおそれがある。
図8に示すように、外装シート20は、ウエスト開口縁においては、外装シート20が外面側から内面側に折り返されて二重に形成された部分に挟まれて固定された固定部31と、吸収性本体10の前端部に被さる位置まで延在され、固定部31に対して移動可能とされた非固定部32とを有する前後漏れ防止シート30を備えることが可能である。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同じ部材には同一符号を付し説明を省略する。
図9は、第2実施形態の吸収性本体の平面図であり、図10は、同A―A矢視図であり、図11は、同B―B断面図である。
図9、10に示すように、吸収性本体10は、不織布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン等からなる不透液性バックシート12との間に、綿状パルプなどの吸収体33を介在させた構造とされ、体液を吸収保持するものである。
吸収性本体10の外装シート20の前開き部20pに対向する吸収体33の腹側部には、吸収体33の腹側端部から、中央部分に向かって山形形状切欠部19が形成されており、繰り返し陰茎を前開き部20pに通して排尿を行った場合にあっても、吸収体本体1(吸収体33)にシワ、ワレの発生を抑制することがなく、良好な着用感を長時間にわたり維持することができる。
なお、山形形状切欠部19は、矩形形状の吸収体を成形後、一対の切断ローラー、平面プレート等により任意に形成できる。
また、図9においては、山形形状切欠部を図示しているが、三角形状切欠部、台形形状切欠部にすることもできる。
吸収体33は、第1実施形態の吸収体13と同様にフラッフ状パルプと吸水ポリマーとを成形してなるものが好適に用いられ、必要に応じてクレープ紙等の透液性包装シート14によって包装されている。
図11に示すように、吸収性本体10の両側部には脚周りにフィットする立体ギャザーBSが形成されているのが好ましく、立体ギャザーBSの先端部には糸状弾性伸縮部材16、16…が挟持され、製品状態において二点鎖線で示すように、弾性伸縮力により吸収体側縁部より突出する不織布部分を起立させて立体ギャザーBSを形成する。
本発明は、パンツ型吸収性物品に適用できるものである。
第1実施形態のパンツ型吸収性物品の斜視図である。 同展開状態での組み立て図である。 第1実施形態の吸収性本体10の平面図である。 図3のA−A断面図である。 図3のB−B断面図である。 第1実施形態の展開状態の外面側平面図である。 同展開状態の内面側平面図である。 図6のA−A断面図である。 第2実施形態の吸収性本体10の平面図である。 図9のA−A矢視図である。 図9のB−B断面図である。 前開き防止用弾性部材の取付方法の説明図である。
1…吸収性物品、10…吸収性本体、11…透液性表面シート、12…不透液性バックシート、13,33…吸収体、14…クレープ紙、15…ギャザー不織布、16…糸状弾性伸縮部材、17…山形形状エンボス、18…薄厚部、19…山形形状切欠部、20…外装シート、20p…前開き部、21,22…脇部接合縁、23…前開き防止用弾性部材、24…ウエスト部弾性部材、25…腰回り弾性部材、26…背側湾曲弾性部材、27…ウエスト開口部回り、28…腹側湾曲弾性部材、29…脚回りカットライン、30…前後漏れ防止シート、31,32…固定部、40…揺動装置、F…腹側部分、B…背側部分、G…ホットメルト接着剤

Claims (4)

  1. 腹側部分、背側部分、およびこれらの間に位置する股下部分を有する外装シートと、吸収体を含む吸収性本体とを備え、前記外装シートの内面側における少なくとも前記股下部から腹側部分にわたる範囲に前記吸収性本体が固定された、パンツ型吸収性物品において、
    前記外装シートの前記吸収性本体と離間した前記腹側部分に、内外に連通し、上下方向に開口する前開き部を有し、
    前記腹側部分の上端部から、前記前開き部の下方部をとおり、前記腹側部分の他方の上端部に伸びる相互に離間した複数の前開き防止用弾性部材を有し、
    前記吸収体本体の前記前開き部と対向する部分には、前記吸収体本体の長手方向端部から中央部に向かう山形形状エンボスが形成され、
    前記吸収体本体の長手方向端部から前記山形形状エンボスで囲まれた部分の厚さは、その余の前記吸収体本体の部分の厚さに対し、20〜40%である
    ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  2. 腹側部分、背側部分、およびこれらの間に位置する股下部分を有する外装シートと、吸収体を含む吸収性本体とを備え、前記外装シートの内面側における少なくとも前記股下部から腹側部分にわたる範囲に前記吸収性本体が固定された、パンツ型吸収性物品において、
    前記外装シートの前記吸収性本体と離間した前記腹側部分に、内外に連通し、上下方向に開口する前開き部を有し、
    前記腹側部分の上端部から、前記前開き部の下方部をとおり、前記腹側部分の他方の上端部に伸びる相互に離間した複数の前開き防止用弾性部材を有し、
    前記吸収体本体の前記前開き部と対向する部分には、前記吸収体本体の長手方向端部から中央部に向かう山形形状切欠部が形成され、
    前記前開き部は、前記パンツ型吸収性物品の幅方向中心部から幅方向両側に向かってそれぞれ延在し、前記前開き部の幅方向長さが、前記吸収性本体の幅方向長さに対し、60%〜90%である
    ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
  3. 前記パンツ型吸収性物品は、ウエスト部弾性部材と、腰回り弾性部材と、腹背側湾曲弾性部材とを有し、前記前開き防止用弾性部材の一端部が前記ウエスト部弾性部材と交差し、前記前開き防止用弾性部材の他端部が前記ウエスト部弾性部材と交差している請求項1またはのパンツ型吸収性物品。
  4. 前記前開き部は、前記吸収性本体の長手方向端部から、20〜40mm離間した前記腹側部分に、腰回り弾性部材と平行に形成される請求項1〜の何れか1項に記載のパンツ型吸収性物品。
JP2008213483A 2008-08-22 2008-08-22 パンツ型吸収性物品 Active JP5167028B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008213483A JP5167028B2 (ja) 2008-08-22 2008-08-22 パンツ型吸収性物品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008213483A JP5167028B2 (ja) 2008-08-22 2008-08-22 パンツ型吸収性物品

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010046303A JP2010046303A (ja) 2010-03-04
JP5167028B2 true JP5167028B2 (ja) 2013-03-21

Family

ID=42063916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008213483A Active JP5167028B2 (ja) 2008-08-22 2008-08-22 パンツ型吸収性物品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5167028B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5875829B2 (ja) * 2011-10-25 2016-03-02 株式会社リブドゥコーポレーション 吸収性物品

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5016259B2 (ja) * 2006-06-07 2012-09-05 大王製紙株式会社 吸収体製品
JP4996899B2 (ja) * 2006-09-27 2012-08-08 ユニ・チャーム株式会社 使い捨ておむつ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010046303A (ja) 2010-03-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4439425B2 (ja) 吸収性物品
JP6108152B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP4594053B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP6198067B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP4660414B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP5024915B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP2006280581A (ja) 吸収性物品における弾性部材の取付装置
JP2016067366A5 (ja)
JP2012070868A (ja) 使い捨ておむつ
JP2006280468A (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP4197835B2 (ja) 吸収性物品
JP4731894B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP4625393B2 (ja) 吸収性物品
JP4464840B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP5060897B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP4439342B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP2006198353A (ja) パンツ型使い捨ておむつ
JP5690050B2 (ja) 吸収性物品
JP5064671B2 (ja) 男性用パンツ型吸収性物品
JP5167028B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP6903116B2 (ja) パンツタイプ使い捨ておむつ
JP6335558B2 (ja) 使い捨て紙おむつ
JP5922366B2 (ja) パンツ型吸収性物品
JP6008559B2 (ja) 使い捨ておむつ
JP4522168B2 (ja) パンツ型使い捨ておむつ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110705

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120813

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121016

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121221

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5167028

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250