JP5922366B2 - パンツ型吸収性物品 - Google Patents
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Description
この一方、装着者が高齢者等の場合は脚の可動範囲が狭く、図12に示すように着用時にパンツ型おむつ101の胴部開口136側から脚部開口138に脚Aを通過させる際に、脚Aの指先AUがこの立体ギャザー102Aに引っ掛かるおそれがあることから、着用性の面で改善が求められていた。
<請求項1記載の発明>
腹側部分、背側部分、およびこれらの間の下部に位置する股下部分を有する外装シートと、
吸収体を含むとともに端部に立体ギャザーを有した吸収性本体と、
を備え、
前記外装シートが部分的に接合されて上部に胴部開口および下部に2つの脚部開口が設けられるとともに、前記外装シートの内面側における少なくとも前記股下部分に前記吸収性本体が固定された、パンツ型吸収性物品において、
前記胴部開口から2つの前記脚部開口に繋がる部分を残し、正面視において、前記胴部開口と吸収性本体の間の部位に、前記外装シートにおける前記腹側部分と前記背側部分との間を前記胴部開口側から前記股下部側に向かって接合する接合部を有した、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。
この発明では、胴部開口から脚部開口に繋がる部分を残して、正面視において、前記胴部開口と吸収性本体の間の部位に、接合部により、外装シートにおける腹側部分と背側部分との間を胴部開口側から股下部分側に向かって接合したので、着用時に装着者の脚が、接合した接合部に沿って胴部開口から脚部開口に確実に案内されることになる。
前記接合部が、2つの前記脚部開口のいずれか一方のみに合わせて直線状に1本延びている、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
接合部が直線上に1本延びるという構造なので、接合部の構造がより単純になって製造コストが一層低減される。また、パンツ型吸収性物品の着用時には、装着者が高齢者であっても、一方の脚部開口に装着者の脚が通過すれば、他方の脚部開口には一般的に安定的に脚を通過させることができるので、問題が生じることも少ない。
前記接合部が、2つの前記脚部開口にそれぞれ合わせて直線状に2本延びている、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
接合部が、2つの脚部開口にそれぞれ向かって直線上に2本延びるという構造なので、装着者の両脚が立体ギャザーに確実に引っかからないようになるので、両脚がそれぞれスムーズに通過してより着用性が高まるようになる。
前記接合部が、前記胴部開口側から前記吸収性本体に向かって一旦延びるとともに、前記吸収性本体の部分で2本に別れて2つの前記脚部開口にそれぞれ合わせて延びている、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
最低限必要な部分とされる吸収性本体の端部に配置されている立体ギャザーに対応して、2本の接合部を設けることでも、確実に着用性が高まるようになる。
図1は実施形態のパンツ型吸収性物品1の製品状態外観図であり、図2は展開状態での組み立て図である。このパンツ型吸収性物品1(以下、単に物品ともいう。)は、不織布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン等からなる不透液性バックシート12との間に、綿状パルプなどの吸収体13を介在させた吸収性本体10と、この吸収性本体10の外面側に対して一体的設けられた外装シート20とからなるものである。製造に際しては、外装シート20の上面側(内面側)に対して吸収性本体10の裏面がホットメルト接着剤Gなどによって一体化された後に、吸収性本体10および外装シート20が前後方向に折り重ねられ、その両側部が相互に熱溶着またはホットメルト接着剤などによって接合されることによって、ウエスト開口部である胴部開口36及び左右一対のレッグ開口部である脚部開口38が形成されたパンツ型吸収性物品1となる。
(吸収性本体の基本構造)
吸収性本体10は、図4及び図5に示すように、不織布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン等からなる不透液性バックシート12との間に、綿状パルプなどの吸収体13を介在させた構造とされ、体液を吸収保持するものである。
ただし、折返しによって二重シートとした不織布を用いた構造の立体ギャザーBSの替りに、この立体ギャザーBSを折り返しの無い構造としても良い。
外装シート20は、図2及び図3に示されるように、上層不織布20A及び下層不織布20Bからなる2層構造の不織布シートとされ、上層不織布20Aと下層不織布20Bとの間に各種弾性部材が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部に夫々脚部開口38を形成するために形成された凹状の脚回りカットライン29により、全体として擬似砂時計形状をなしている。
特徴的には、図1にも示されるように、外装シート20における腹側部分Fと背側部分Bとの間を熱溶着により点状に接合した接合部40が、胴部開口36側から股下側部分M側に存在する2つの脚部開口38にそれぞれ向かって直線状に2本延びている。本形態では、このように接合部40が、外装シート20における腹側部分Fと背側部分Bとの間を部分的に接合することで、胴部開口36から2つの脚部開口38に繋がる装着者の脚が通過する部分を残した形で、パンツ型吸収性物品1が形成されている。
上記第1の形態では、接合部40が胴部開口36側から股下側部分M側に存在する2つの脚部開口38にそれぞれ向かって直線状に2本延びているが、本形態では、図8に示すように接合部40が胴部開口36側から吸収性本体10に向かって垂直に延びるとともに、この吸収性本体10の部分で2本に別れて、接合部40が2つの脚部開口38にそれぞれ向かって延びる構造とされている。
さらに、上記各態様において接合部の接合強度を調整することにより、パンツ型吸収性物品の着用に伴う引き上げ時に接合部分を剥がすようにしたが、腹側部分と背側部分との間を引っ張って、接合部分を剥がす用にしても良い。
Claims (4)
- 腹側部分、背側部分、およびこれらの間の下部に位置する股下部分を有する外装シートと、
吸収体を含むとともに端部に立体ギャザーを有した吸収性本体と、
を備え、
前記外装シートが部分的に接合されて上部に胴部開口および下部に2つの脚部開口が設けられるとともに、前記外装シートの内面側における少なくとも前記股下部分に前記吸収性本体が固定された、パンツ型吸収性物品において、
前記胴部開口から2つの前記脚部開口に繋がる部分を残し、正面視において、前記胴部開口と吸収性本体の間の部位に、前記外装シートにおける前記腹側部分と前記背側部分との間を前記胴部開口側から前記股下部側に向かって接合する接合部を有した、ことを特徴とするパンツ型吸収性物品。 - 前記接合部が、2つの前記脚部開口のいずれか一方のみに合わせて直線状に1本延びている、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記接合部が、2つの前記脚部開口にそれぞれ合わせて直線状に2本延びている、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
- 前記接合部が、前記胴部開口側から前記吸収性本体に向かって一旦延びるとともに、前記吸収性本体の部分で2本に別れて2つの前記脚部開口にそれぞれ合わせて延びている、請求項1記載のパンツ型吸収性物品。
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