JP4522168B2 - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Description

本発明は、吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられた外装シートとからなり、製品状態で前記外装シートの前身頃と後身頃とが両側部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、前記吸収性本体の上縁部及び/又は下縁部を身体にきっちりと密着させるとともに、紙おむつのずり落ちを効果的に防止したパンツ型使い捨て紙おむつに関する。
従来より、パンツ型使い捨ておむつでは、体液の吸収を図る吸収体を身体に装着するため、前記吸収体を保持する不織布などに対して弾性伸縮部材を配設し、身体へのフィット性を向上させるとともに、紙おむつのずり落ちを防止するようにしている。
例えば、下記特許文献1では、図8に示されるように、透液性トップシート50と、不透液性バックシート51と、これら両シート50、51間に配置される吸収体52とを有し、前身頃と後身頃との両側部を接合してウエスト開口部と一対のレッグ開口部とを形成したパンツ型使い捨て紙おむつであって、前記ウエスト開口部の周囲に沿ってウエスト部弾性伸縮部材48、48…を配設するとともに、前記両レッグ開口部には、周縁に沿って実質的に連続して脚部弾性部材53、53…を配設し、かつ腰回りに腰部弾性伸縮部材49、49…を配設した使い捨ておむつが開示されている。
下記特許文献2では、図9に示されるように、おむつのずり落ちを防止するべく、胴部ギャザーのうち、腹部側もしくは背中側または両方のギャザーとして、少なくとも、股部方向へ膨らむように湾曲して形成された下方湾曲ギャザー54を有し、かつ該下方湾曲ギャザー54の最下部がレッグ開口部の最上端よりも下側にある使い捨ておむつが開示されている。
また、下記特許文献3では、一層のズレ落ち防止を図るために、図10に示されるように、トップシートとバックシートと吸収体とを有する本体を備え、該本体は腹側部と背側部とに区分されており、該腹側部及び背側部各々の左右両側縁部とを接合固定してウエスト開口部及びレッグ開口部が形成されており、ウエスト開口部及びレッグ開口部には、各々の周縁部全周に沿って実質的に連続したギャザーを形成するウエスト弾性部材57及びレッグ弾性部材58が配されており、また、腰回り弾性部材の腹側及び/又は背側に複数本の腰回り弾性部材59,59…が配され、この腰回り弾性部材59,59…は、股下部側に変位した形状に配置されており、該腰回り弾性部材59.59…の変位量は腹側部の中央部で最大とした使い捨てパンツ型おむつが開示されている。
前述した特許文献1〜3において、各種弾性部材と吸収体との関係を考察するに、先ず特許文献1では、吸収体52の上下部において、ウエスト部弾性伸縮部材48、48…が水平方向に横断するように配設されているため、装着状態では前記ウエスト部弾性伸縮部材48、48…が吸収体52を身体側に押し付け密着させるように機能している。
上記特許文献2では、下方湾曲ギャザー54による上方向分力により吸収体55のずり落ちを防止するとともに、下方湾曲ギャザー54が吸収体55を横断することにより吸収体55の中間部を身体に押し付けて密着させるように機能している。
上記特許文献3では、腰回り弾性部材59,59…を股下部側に変位させることにより、吸収体56のずり落ちを防止するとともに、腰回り弾性部材59,59…が吸収体56を横断することにより吸収体56の前後端部を身体に押付け密着させるように機能している。
特開平7−265357号公報 特開平7−299094号公報 特開2001−258931号公報
しかしながら、紙おむつの前後漏れを効果的に防止し、かつ紙おむつのずり落ちを防止する上で、上記特許文献1〜3に係る発明は、これらの要求を同時的に満足し得るものでは無かった。
すなわち、上記特許文献1記載の発明の場合は、吸収体の前後部は確かに身体に密着されるようになるけれども、ずり落ちに関しては、仮に紙おむつにずり落ちが生じた場合、腰部弾性伸縮部材49、49…が変位しその変位分に相当する上方向分力が作用するだけであるから、その作用力は小さく効果的にずり落ちを防止することはできない。
また、上記特許文献2記載の発明の場合は、下方湾曲ギャザー54によりずり落ち防止のために上方向分力を作用させ得るけれども、その作用力は前記下方湾曲ギャザー54に付与した伸縮力の内の何分の一かに過ぎず、効果的にずり落ちを防止することはできない。また、吸収体の前後部は身体に押さえ付けられておらず、身体との隙間が生じ易い構造となっている。
上記特許文献3記載の発明の場合には、多数の腰回り弾性部材59,59…が吸収体56を横断しており、吸収体の前後部をきっちり身体に密着させることが可能であるけども、ずり落ちに関しては、腰回り弾性部材59.59…の変位量に対する上方向分力を作用させるに過ぎず、その作用力が僅かであり、効果的に紙おむつのずり落ちを防止することはできない。
そこで本発明の主たる課題は、吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられた外装シートとからなり、製品状態で前記外装シートの前身頃と後身頃とが両側部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、前記吸収性本体の上縁部及び/又は下縁部を身体にきっちりと密着させるとともに、吸収性本体のずり落ちを効果的に防止したパンツ型使い捨て紙おむつを提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられた外装シートとからなり、製品状態で前記外装シートの前身頃と後身頃とが両側部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、
前記外装シートは、上層不織布と下層不織布とからなる2層構造の不織布シートとされ、これら上層不織布と下層不織布との間に、前記ウエスト開口部回りに配置されたウエスト部弾性部材と、前身頃及び後身頃に夫々上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の腰回り弾性部材群とを有するとともに、この腰回り弾性部材群の内、前記吸収性本体を横切る弾性部材群を吸収体上で切断して不連続としてあり、
前記紙おむつの前身頃及び/又は後身頃領域において、紙おむつの長手方向に沿って、前記吸収性本体の上縁部又は下縁部を跨ぐように、一端が吸収性本体の配設領域外であって、前記ウエスト部弾性部材の配設領域まで至ることなく前記腰回り弾性部材群の配設領域内に固定され、他端側が吸収性本体の配設領域内に固定された縦方向弾性部材を有することを特徴とするパンツ型使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項1記載の本発明においては、外装シートの上層不織布と下層不織布との間に、前記紙おむつの前身頃及び/又は後身頃領域において、紙おむつの長手方向に沿って、前記吸収性本体の上縁部又は下縁部を跨ぐように、一端が吸収性本体の配設領域外であって、前記ウエスト部弾性部材の配設領域まで至ることなく前記腰回り弾性部材群の配設領域内に固定され、他端側が吸収性本体の配設領域内に固定された縦方向弾性部材を配設するものである。
前記縦方向弾性部材が、前記吸収性本体の上縁部又は下縁部を跨ぐように配設されているため、該上縁部又は下縁部をきっちりと身体に密着させ、体液の前後漏れを確実に防止できるようになる。また、前記縦方向弾性部材は、紙おむつのずり落ち方向に沿って配設されるものであるため、前記縦方向弾性部材に付与された伸縮力は、その力のほぼすべてが吸収性本体のずり落ちを防止するための上方向力として作用させることができ、効果的に紙おむつのずり落ちを防止することが可能になる。
請求項2に係る本発明として、吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられた外装シートとからなり、製品状態で前記外装シートの前身頃と後身頃とが両側部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、
前記外装シートは、上層不織布と下層不織布とからなる2層構造の不織布シートとされ、これら上層不織布と下層不織布との間に、前記ウエスト開口部回りに配置されたウエスト部弾性部材と、前身頃及び後身頃に夫々上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の腰回り弾性部材群とを有するとともに、この腰回り弾性部材群の内、前記吸収性本体を横切る弾性部材群を吸収体上で切断して不連続としてあり、
紙おむつの長手方向に沿って、前記吸収性本体の上縁部を超えた前身頃の吸収性本体の配設領域外であって、前記ウエスト部弾性部材の配設領域まで至ることなく前記腰回り弾性部材群の配設領域内に一端が固定されるとともに、前記吸収性本体の配設領域内を紙おむつ長手方向に沿って連続的に延長され、吸収性本体の下縁部を越えた後身頃の吸収性本体の配設領域外であって、前記ウエスト部弾性部材の配設領域まで至ることなく前記腰回り弾性部材群の配設領域内に他端が固定された縦方向弾性部材を有することを特徴とするパンツ型使い捨て紙おむつが提供される。
上記請求項2記載の発明においては、前記縦方向弾性部材を紙おむつの長手方向に連続的に配設するものである。従って、上記請求項1記載の発明の効果に加えて、股下部においても、吸収性本体を身体に密着させることが可能となり、体液の漏れを効果的に防止できるようになる。
上記請求項1,2記載の本発明においては、前記縦方向弾性部材の、吸収性本体の配設領域外側の固定端は、前記ウエスト部弾性部材の配設領域まで至ることなく前記腰回り弾性部材群の配設領域内とするものである。従って、前記縦方向弾性部材は、吸収性本体の配設領域外側の固定端を不動点側とすることができ、上方向力を紙おむつに対して与えることができる。すなわち、弾性部材による伸縮力は、一方端側が移動しづらく、他方端側が移動し易い状態にあれば、移動しづらい側(不動点側)に向けて伸縮力が作用することになる。仮に、前記縦方向弾性部材の股下側が不動点側となると、逆に紙おむつをずり落ちさせる方向(下側方向)に力が作用することになるため、縦方向弾性部材の固定端は、前記ウエスト部弾性部材の配設領域まで至ることなく前記腰回り弾性部材群の配設領域内とし、ウエスト開口側を不動点とすることで、紙おむつに対して確実に上方向力を作用させることができる。
請求項3に係る本発明として、前記縦方向弾性部材はテープ状弾性部材とされる請求項1〜2いずれかに記載のパンツ型使い捨て紙おむつが提供される。
以上詳説のとおり本発明によれば、吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられた外装シートとからなり、製品状態で前記外装シートの前身頃と後身頃とが両側部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、前記吸収性本体の上縁部及び/又は下縁部を身体にきっちりと密着させるとともに、紙おむつのずり落ちを効果的に防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔第1形態例〕
図1は本発明に係るパンツ型使い捨て紙おむつ1の製品状態外観図であり、図2は展開状態での組み立て図、図3は外装シートの展開図である。
図1及び図2に示されるように、本パンツ型使い捨て紙おむつ1(以下、単に紙おむつという。)は、不織布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン等からなる防漏シート12との間に、綿状パルプなどの吸収体13を介在させた吸収性本体10と、この吸収性本体10の外面側に一体的設けられた外装シート20とからなり、製品状態で前記外装シート20の前身頃Fと後身頃Bとが両側部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成された構造のパンツ型紙おむつである。
以下、前記吸収性本体10、外装シート20、およびその組立構造の順で説明する。
(吸収性本体10の構造)
先ず最初に、吸収性本体10の構造の一例について図6及び図7に基づいて詳述する。
吸収性本体10は、前述したように、不織布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン等からなる防漏シート12との間に、綿状パルプなどの吸収体13を介在させた構造とされ、体液を吸収保持するものである。
前記吸収体13は、図示例では平面形状を略方形状として成形されたものが使用され、その幅寸法は股間部への当たりによって着用者にゴワ付き感を与えない寸法幅となっている。この吸収体13は、形状保持と透液性表面シート11を透過した体液の拡散性向上のためにクレープ紙14によって囲繞されている。なお、前記吸収体13としては、嵩を小さくできるエアレイド吸収体を用いるのが望ましい。
前記吸収体13の表面側(肌当接面側)を覆う透液性表面シート11としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。透液性表面シート11に多数の透孔を形成した場合には、尿などが速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。前記透液性表面シート11は、吸収体13の側縁部を巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在している。
前記吸収体13の裏面側(非肌当接面側)を覆う防漏シート12は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの不透液性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートであり、仮にシート厚が同じであれば無孔シートよりも剛性が低下するため、柔軟性の点で勝るものとなる。
一方、立体ギャザーBSを形成するギャザー不織布15は、図7に示されるように、折返しによって二重シートとした不織布が用いられ、前記透液性表面シート11によって巻き込まれた吸収体13の側縁部をさらにその上側から巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在して接着されている。より具体的には、前記ギャザー不織布15は、紙おむつの長手方向中間部では、立体ギャザーBS形成部分を残し、幅方向中間部から吸収体13の裏面側に亘る範囲がホットメルト接着剤等によって接着され、また長手方向前後端部では、前記幅方向中間部から一方側端縁までの区間が吸収体13の裏面側に亘る範囲で接着されるとともに、前記立体ギャザーBSを形成する部分を吸収体13の上面部にて折り畳むようにしながらホットメルト接着剤等により接着している。
前記二重シート不織布によって形成されたギャザー不織布15の内部には、起立先端側部分に複数本の糸状弾性伸縮部材16、16…が配設されている。前記糸状弾性伸縮部材16、16…は、製品状態において図7(B)に示されるように、弾性伸縮力により吸収体側縁部より突出する不織布部分を起立させて立体ギャザーBSを形成するためのものである。
前記防漏シート12は、前記二重シート状のギャザー不織布15の内部まで進入し、図7に示されるように、立体ギャザーBSの下端側において防漏壁を構成するようになっている。かかる防漏シート12としては、排便や尿などの褐色が出ないように不透明のものを用いるのが望ましい。不透明化としては、プラスチック中に、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、ホワイトカーボン、クレイ、タルク、硫酸バリウムなどの顔料や充填材を内添してフィルム化したものが好適に使用される。
前記糸状弾性伸縮部材16としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。また、外側から見え難くするため、太さは925dtex以下、テンションは150〜350%、間隔は7.0mm以下として配設するのがよい。なお、糸状弾性伸縮部材に代えて、ある程度の幅を有するテープ状弾性伸縮部材を用いるようにしてもよい。
前述のギャザー不織布15を構成する素材繊維も前記透液性表面シート11と同様に、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、アミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法に得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらに前記ギャザー不織布15については、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。
(外装シート20の構造)
外装シート20は、図2及び図3に示されるように、上層不織布20A及び下層不織布20Bからなる2層構造の不織布シートとされ、前記上層不織布20Aと下層不織布20Bとの間に各種弾性部材が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部に夫々脚部開口を形成するために形成された凹状の脚回りカットライン29により、全体として擬似砂時計形状を成している。
本発明に係る外装シート20においては、前記弾性部材として、図3に示される展開形状において、前記ウエスト開口部回り23に配置されたウエスト部弾性部材24,24…と、前身頃F及び後身頃Bに、上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の腰回り弾性部材群25,25…とを有するとともに、前記紙おむつ1の前身頃F及び後身頃B領域において、紙おむつ1の長手方向に沿って、前記吸収性本体10の上縁部10a又は下縁部10bを跨ぐように、一端が吸収性本体10の配設領域外に固定され、他端側が吸収性本体10の配設領域内に固定された縦方向弾性部材27、27を有するものである。また、図示例では、後身頃Bにおいては前記腰回り弾性部材群25,25…とは別に、臀部を包みこむように外装シート20を身体に密着させるために配設された臀部弾性部材群26、26…が配設され、前身頃Fにおいても、前記腰回り弾性部材群25,25…とは別に、腹側弾性部材群28、28…が配設されている。なお、本外装シート20では、前記脚回りカットライン29に沿って実質的に連続する、所謂脚回り弾性部材は設けられていない。
以下、前記各種弾性部材毎に詳述する。
前記ウエスト部弾性部材24,24…は、前身頃Fと後身頃Bとが接合された脇部接合縁21、22の範囲の内、ウエスト開口縁近傍に上下方向に間隔をおいて配設された複数条の糸ゴム状弾性部材であり、身体のウエスト部回りを締め付けるように伸縮力を与えることにより紙おむつを身体に装着するためのものである。このウエスト部弾性部材24は、図示例では糸ゴムを用いたが、例えばテープ状の伸縮部材を用いてもよい。
前記腰回り弾性部材群25,25…は、脇部接合縁21、22の内、概ね上部から下部までの範囲に亘り、上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配設された糸ゴム状の弾性部材であり、前身頃F及び後身頃Bの腰回り部分に夫々水平方向の伸縮力を与え、紙おむつを身体に密着させるためのものである。なお、前記ウエスト部弾性部材24、24…と腰回り弾性部材群25、25…との境界は必ずしも明確でなくてよい。例えば、前身頃F及び後身頃Bに上下方向に間隔をおいて水平方向に配置された弾性部材の内、数は特定できなくても、上部側の何本かがウエスト部弾性部材として機能し、残りの弾性部材が腰回り弾性部材として機能していればよい。
前記縦方向弾性部材27は、前身頃Fでは、紙おむつ1の長手方向に沿って、前記吸収性本体10の上縁部10aを跨ぐように、一端が吸収性本体10の配設領域外の、好ましくは前記腰回り弾性部材群25,25…の配設領域内に固定され、他端側(股下側)が吸収性本体10の配設領域内に固定された弾性部材であり、後身頃Bでは、紙おむつ1の長手方向に沿って、前記吸収性本体10の下縁部10bを跨ぐように、一端が吸収性本体10の配設領域外の、好ましくは前記腰回り弾性部材群25,25…の配設領域内に固定され、他端側(股下側)が吸収性本体10の配設領域内に固定された弾性部材である。
前記縦方向弾性部材27は、図示例では前身頃F、後身頃Bにおいて、1本ずつ配設したが、複数本を配設してもよい。また、図示されるように、テープ状の弾性部材を使用するのが望ましいが、糸状の弾性部材を複数配設するようにしてもよい。
前記縦方向弾性部材27,27によれば、先ず、吸収性本体10の上縁部10a又は下縁部10bを跨ぐように配設されているため、該上縁部10a又は下縁部10bをきっちりと身体に密着させ、体液の前後漏れを確実に防止できるようになる。また、紙おむつ1のずり落ちを防止するためには、ずり落ち方向に沿った上方向力を作用させるのが望ましいところ、従来の紙おむつの場合には、腰回り弾性部材25,25…を変位させて上方向力を作用させていたが、この場合には配設方向の分力相当分の上方向力しか与えることができないため、十分な上方向力を作用させることができていなかった。本紙おむつ1では、紙おむつの長手方向、すなわち紙おむつ1のずり落ち方向に沿って弾性部材を配設したため、伸縮力のほぼすべてを紙おむつのずり落ち防止力として作用させ得るため、効果的にずり落ちを防止できるようになる。
また、腰回り弾性部材25,25…とはその機能を完全に分離し、きちんと腰回り弾性部材25,25…を配設した上で、前記縦方向弾性部材27,27を配設したため、腰回り弾性部材25,25…の配設領域内に固定された一端側が不動点となって、吸収性本体10を吊り上げるように上方向力を作用させることができる。
一方、前記後身頃Bにおいて、前記腰回り弾性部材群25,25…とは別に配設された臀部弾性部材群26、26…は、一方側の脇部接合縁22からほぼ脚回りカットライン29に沿うように股下部に延び、股下部を迂回して反対側の脚回りカットライン29にほぼ沿いながら他方側の脇部接合縁22に到達するように配置された複数本、図示例では15本の糸ゴム状弾性部材であり、これら臀部弾性部材26、26…は互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。
前記臀部弾性部材群26,26…によれば、後身頃Bの腰回り弾性部材25,25…配設領域以外の股下部に至る後身頃B領域の外装シート20を身体に密着させることが可能となり、吸収性本体10を身体に押付けた状態で保持することが可能となる。
前記臀部弾性部材群26,26…は、股下部の迂回部において、ほぼ弧状曲線状に方向転換されていることが望ましい。弾性部材では接線方向に伸縮力が作用するところ、股下部において曲線状に反転させることにより、吸収体13の幅方向に作用する力を極小化でき、該股下部での吸収体13の縮こまりを防止することが可能となる。
また、前記臀部弾性部材群26,26…の始終端は、脇部接合縁22,22の上部から下部の範囲に亘り、所定の間隔で接続され、前記脇部接合縁22,22を固定端として伸縮力を外装シート20に作用させるようにするのが望ましい。
前記臀部弾性部材群26,26…は、吸収性本体10上を通るラインが、それぞれの弾性部材が、交差することなく、紙おむつ1の長手方向に間隔をおいて配置されていることにより、吸収性本体10を均等の押付け力により身体に密着させることができ、身体との隙間を無くし体液の漏れ防止を効果的に向上することができる。
他方、前記外装シート20の前身頃において、前記腰回り弾性部材群25,25…とは別に配設された腹部弾性部材群28,28…は、一方側の脇部接合縁21から股下側に延び、股下側を迂回して他方側の脇部接合縁21に到達するとともに、交差することなく間隔をおいて配置された複数本の、図示例では11本の糸状弾性部材である。前記腹側弾性部材群28,28…によれば、前身頃Fの腰回り弾性部材25,25…配設領域以外の股下部に至る前身頃F領域の外装シート20を身体に密着させることにより、吸収性本体10を身体に押付けた状態で保持することが可能となる。
この腹部弾性部材群28,28…も、股下部の迂回部において、ほぼ弧状曲線状に方向転換されていることが望ましい。股下部での吸収体13の縮こまりを防止するため、股下部において曲線状に反転させることにより、吸収体13の幅方向に作用する力を極小化できる。さらに、この腹側弾性部材群28,28…の始終端も、脇部接合縁21,21のほぼ上部から下部の範囲に亘り、所定の間隔で接続されていることが望ましい。
(紙おむつの組立)
前記吸収性本体10と外装シート20とは、図2に示されるように、外装シート20の上面側に吸収性本体10がホットメルト等の接着剤によって接着され一体化される。そして、吸収性本体10および外装シート20が前後方向に折り重ねられ、その両側部が相互に熱溶着またはホットメルト接着剤などによって接合されることによりパンツ型紙おむつに組み立てられる。
〔第2形態例〕
次いで、図5に示される第2形態例に係る外装シート20について詳述する。
図5に示される外装シート20では、前記縦方向弾性部材27’の配置態様を、紙おむつの長手方向に沿って、前記吸収性本体10の上縁部10aを超えた前身頃Fの吸収性本体配設領域外に一端を固定するとともに、前記吸収性本体10の配設領域内を紙おむつ長手方向に沿って連続的に延長し、吸収性本体10の下縁部を越えた後身頃Bの吸収性本体配設領域外に他端を固定するようにしたものである。この配置態様の場合には、前記第1形態例で述べた効果以外に、股下領域においても、外装シート20を身体に密着させることにより、吸収性本体10を身体に押付けた状態で保持することが可能となる。
なお、前記縦方向弾性部材27’以外の構造については、前記第1形態例と全く同様であるため、同符合を付して説明は省略する。
〔その他の形態例〕
(1)上記第1形態例及び第2形態例では、前身頃F及び後身頃Bに配置された腰回り弾性部材群25,25…、及び後身頃Bに配置された臀部弾性部材群26,26…、そして前身頃Fに配置された腹側弾性部材群28,28…は、吸収性本体10上においても連続させて配置するようにしたが、図4に示されるように、吸収性本体10を横切る弾性部材群をすべて切断し、不連続としてもよい。弾性部材を吸収性本体上で不連続とすることにより、吸収体13の縮こまりを防止することができる。
弾性部材の不連続化は、例えば特開2000−26015号公報、特開2002−273808号公報に示されるように、各種弾性部材を外装シート20に配置した後、エンボスカッターロールとアンビルロールとの間に外装シートを通過させ、前記エンボスカッターロールによる加圧又は加熱により所定範囲内に存在する弾性部材を細かく切断する方法によればよい。
(2)上記第1形態例では、前身頃F及び後身頃Bのそれぞれに縦方向弾性部材27,27を配設するようにしたが、前記縦方向弾性部材27は前身頃F又は後身頃Bの一方側にのみ設けるようにしてもよい。
本発明の第1形態例に係るパンツ型使い捨て紙おむつ1の製品状態外観図である。 その展開状態での組み立て図である。 その外装シート20の展開図である。 外装シート20の変形例を示す展開図である。 本発明の第2形態例に係る外装シート20の展開図である。 吸収性本体10の平面図である。 (A)は吸収性本体10の展開状態での半横断面図、(B)はその製品状態を示す図である。 従来のパンツ型使い捨て紙おむつ(その1)を示す、(A)は展開図、(B)は製品状態図である。 従来のパンツ型使い捨て紙おむつ(その2)を示す正面図である。 従来のパンツ型使い捨て紙おむつ(その3)を示す展開図である。
1…紙おむつ、10…吸収性本体、11…透液性表面シート、12…防漏シート、13…吸収体、14…クレープ紙、15…ギャザー不織布、16…糸状弾性伸縮部材、20…外装シート、21・22…脇部接合縁、24…ウエスト部弾性部材、25…腰回り弾性部材、26…臀部弾性部材、27・27’…縦方向弾性部材、28…腹側弾性部材、29…脚回りカットライン、F…前身頃、B…後身頃

Claims (3)

  1. 吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられた外装シートとからなり、製品状態で前記外装シートの前身頃と後身頃とが両側部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、
    前記外装シートは、上層不織布と下層不織布とからなる2層構造の不織布シートとされ、これら上層不織布と下層不織布との間に、前記ウエスト開口部回りに配置されたウエスト部弾性部材と、前身頃及び後身頃に夫々上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の腰回り弾性部材群とを有するとともに、この腰回り弾性部材群の内、前記吸収性本体を横切る弾性部材群を吸収体上で切断して不連続としてあり、
    前記紙おむつの前身頃及び/又は後身頃領域において、紙おむつの長手方向に沿って、前記吸収性本体の上縁部又は下縁部を跨ぐように、一端が吸収性本体の配設領域外であって、前記ウエスト部弾性部材の配設領域まで至ることなく前記腰回り弾性部材群の配設領域内に固定され、他端側が吸収性本体の配設領域内に固定された縦方向弾性部材を有することを特徴とするパンツ型使い捨て紙おむつ。
  2. 吸収体を含む吸収性本体と、この吸収性本体の外面側に一体的に設けられた外装シートとからなり、製品状態で前記外装シートの前身頃と後身頃とが両側部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、
    前記外装シートは、上層不織布と下層不織布とからなる2層構造の不織布シートとされ、これら上層不織布と下層不織布との間に、前記ウエスト開口部回りに配置されたウエスト部弾性部材と、前身頃及び後身頃に夫々上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の腰回り弾性部材群とを有するとともに、この腰回り弾性部材群の内、前記吸収性本体を横切る弾性部材群を吸収体上で切断して不連続としてあり、
    紙おむつの長手方向に沿って、前記吸収性本体の上縁部を超えた前身頃の吸収性本体の配設領域外であって、前記ウエスト部弾性部材の配設領域まで至ることなく前記腰回り弾性部材群の配設領域内に一端が固定されるとともに、前記吸収性本体の配設領域内を紙おむつ長手方向に沿って連続的に延長され、吸収性本体の下縁部を越えた後身頃の吸収性本体の配設領域外であって、前記ウエスト部弾性部材の配設領域まで至ることなく前記腰回り弾性部材群の配設領域内に他端が固定された縦方向弾性部材を有することを特徴とするパンツ型使い捨て紙おむつ。
  3. 前記縦方向弾性部材はテープ状弾性部材とされる請求項1〜2いずれかに記載のパンツ型使い捨て紙おむつ。
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