JP2001087312A - 使いすておむつ - Google Patents
使いすておむつInfo
- Publication number
- JP2001087312A JP2001087312A JP26566299A JP26566299A JP2001087312A JP 2001087312 A JP2001087312 A JP 2001087312A JP 26566299 A JP26566299 A JP 26566299A JP 26566299 A JP26566299 A JP 26566299A JP 2001087312 A JP2001087312 A JP 2001087312A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exterior member
- absorbent
- main body
- elastic member
- joined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F13/00—Bandages or dressings; Absorbent pads
- A61F13/15—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators
- A61F13/45—Absorbent pads, e.g. sanitary towels, swabs or tampons for external or internal application to the body; Supporting or fastening means therefor; Tampon applicators characterised by the shape
- A61F13/49—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers
- A61F13/49058—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by the modular concept of constructing the diaper
- A61F13/4906—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by the modular concept of constructing the diaper the diaper having an outer chassis forming the diaper and an independent absorbent structure attached to the chassis
- A61F13/49061—Absorbent articles specially adapted to be worn around the waist, e.g. diapers characterised by the modular concept of constructing the diaper the diaper having an outer chassis forming the diaper and an independent absorbent structure attached to the chassis the diaper having one or two waist members forming the diaper waist region and an independent absorbent structure attached to the one or two waist members forming the crotch region
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Vascular Medicine (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Absorbent Articles And Supports Therefor (AREA)
Abstract
且つ、吸収性本体を外装部材から取り外して交換可能な
使いすておむつを提供する。 【解決手段】 排泄物を吸収する吸収性本体13と、吸
収性本体が接合され、これを着用者に当てて保持する外
装部材14とからなり、吸収性本体13は、長手方向両
端部が外装部材14に着脱可能に接合され、その他の部
分は外装部材から遊離しており、且つ、吸収性本体の両
端部の少なくとも一方は伸縮弾性部材19を介して外装
部材に接合され、吸収性本体13と伸縮弾性部材19が
着脱可能であって、外装部材14は、前身頃2と後身頃
3が横方向の伸縮性を有し、股下部4が縦横両方向の伸
縮性を有する使いすておむつ。
Description
外し可能な使いすておむつに関するものである。
パッド等の吸収性物品は、液透過性の表面シートと液不
透過性の裏面シートの間に、綿状パルプ、高吸収性高分
子物質等からなる吸収体を配置した構成になっている。
従来、この吸収性物品を着用する際は、吸収性物品を下
着等に粘着テープで固定する方法や吸収性物品が下着と
一体化している形状のものが知られている。しかし、前
者は、粘着テープで一度固定すると再接着するには粘着
力が低下して再固定しにくい点や、固定後の着用者の動
きに対応しきれずヨレ、ズレ等により漏れが生じ易いな
どの問題点があった。そのため、漏れの対策として吸収
性物品に弾性体等を備えている場合が多く、コストがか
さみ生産ロスを生じる欠点がある。さらに、後者は、単
一で使用できるため、使いやすい利点があるものの、使
い捨ててしまう素材面積が大きく、不経済であり、廃棄
量も多くでるため、環境面に対しても問題となってい
た。
した研究が数多く行われ、吸収性物品に弾性体を用いて
使用者へのフィット性を向上させる方法や、吸収体中の
高分子吸収剤を改良する方法等種々の提案がなされてい
る。
体底面層の両側部分を上に折り返しそのヘリ部分に弾性
部材を設けることで密封効果が発揮され、漏れに効果が
あると提案している。しかし、弾性部材を用いるため、
コスト高という問題があり、さらに、吸収性本体の着用
者へのフィット性においては不十分であった。
は、吸収体に弾性部材を有するヘリを設け、この吸収体
を下着、おむつカバー等に固定する固定手段を有するこ
とによって、漏れ防止の対策を提案している。しかし、
特開昭59−25741号公報同様、弾性部材を用いる
ため、コスト高という問題があった。また、この方法で
は、固定手段が一定していないため、固定方法によっ
て、着用者へのフィット性が異なるという問題があっ
た。
従来のおむつの有する問題点を解決し、吸収体の吸収性
能を十分に発揮することができ、さらに吸収性本体の着
用者へのフィット性が十分であり、省資源で経済的に優
れ、使用後の廃棄量が少なく、環境面においても優れた
使いすておむつを提供することにある。
性表面シートと、液不透過性裏面シートと、これら両シ
ートの間に配置された吸収体とを有する吸収性本体と、
該吸収性本体が接合されこれを着用者に当てて保持する
外装部材とを備え、着用時に該外装部材の後身頃の両側
縁部に取り付けられた止着手段により前後身頃の相対す
る側縁部を接合し、腰周り開口部と一対の脚周り開口部
を形成する使いすておむつにおいて、前記吸収性本体
は、長手方向両端部が前記外装部材に着脱可能に接合さ
れ、その他の部分は外装部材から遊離しており、且つ、
前記吸収性本体の両端部の少なくとも一方は伸縮弾性部
材を介して前記外装部材に接合されており、更に前記吸
収性本体と前記伸縮弾性部材が着脱可能に接合されてお
り、前記外装部材は、前身頃と後身頃ではおむつ幅方向
(横方向)の伸縮性を有し、且つ、股下部は長手方向と
幅方向の両方向(縦横両方向)の伸縮性を有することを
特徴とする使いすておむつに関する。
および後身頃は、おむつの外側に位置する外層シート
と、外層シートの内側に積層された内層シートと、これ
ら両シートの間に配置された伸縮弾性部材から形成さ
れ、股下部は伸縮性不織布から形成されていることを特
徴とする第1の発明に記載の使いすておむつに関する。
物を吸収するための吸収性本体と、吸収性本体が接合さ
れ、これを着用者に当てて保持する外装部材を備えてな
り、吸収性本体は、その長手方向両端部が外装部材に着
脱可能に接合され、その他の部分は外装部材から遊離し
ており、且つ、前記吸収性本体の両端部の少なくとも一
方は伸縮弾性部材を介して外装部材に接合されており、
更に前記吸収性本体と前記伸縮弾性部材が着脱可能に接
合されており、また、外装部材は、前身頃と後身頃がお
むつ幅方向(横方向)の伸縮性を有し、股下部が長手方
向と幅方向(縦横両方向)の伸縮性を有している。この
ような構成にすることにより、本発明の使いすておむつ
は、吸収性本体の着用者へのフィット性を十分得ること
ができ、また、吸収体の吸収性能を十分に発揮すること
ができる。
フィット性は、外装部材が横方向の伸縮性を有する前身
頃および後身頃と、縦横両方向に伸縮性を有する股下部
から構成されていることによる。さらに、吸収性本体の
両端部の少なくとも一方を伸縮弾性部材を介して外装部
材に着脱可能に接合し、着用者の体型に合せて固定位置
を自由に選択可能にすることにより、吸収性本体を着用
者にさらに良好にフィットさせることができるものであ
る。
縮弾性部材を介して外装部材に着脱可能にする手段とし
ては、面ファスナーによる接合が好ましい。接合手段を
このようなものにすることにより、外装部材および伸縮
弾性部材への固定位置を着用者の体型に合せて自由に選
択することが可能となり、その結果、吸収性本体を着用
者に無理なく良好にフィットさせることができ、また、
着用者の動きに対する吸収性本体の追従性がより一層良
好となり、股下部での漏れ防止効果を向上させることが
できる。更に、個人の漏れ位置に合せて吸収性本体の固
定位置を調整することが可能となるため、使用状況に合
せた漏れ防止効果を得ることができる。
方が伸縮弾性部材を介して外装部材に着脱可能であるの
みでなく、両端が着脱可能であるので、着用者への良好
なフィット性が得られるばかりでなく、吸収性本体のみ
の交換が可能となる利点がある。その結果、非常に経済
的であり、使い捨てる素材面積を最小限にすることが可
能となり、環境面においても優れた効果を発揮するもの
である。
方向の伸縮性を有する前身頃および後身頃と、縦横両方
向に伸縮性を有する股下部から形成されているため、そ
の結果、従来の使いすておむつで改善が望まれていた、
両脚周りの開口部における伸縮弾性部材の過度な締め付
けによるカブレが生じることがないものである。
リエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、その他の
熱可塑性樹脂等を原料とした合成繊維からなる液透過性
の不織布、織布が用いられる。また、天然繊維でもよ
く、あるいは合成繊維と天然繊維との組み合わせ等、広
い範囲材料から製造することができるが、いずれにして
も、表面シートは、直接肌に接触する部分であるため、
柔らかく、肌触りのよいものであれば良く、通気性があ
れば良い。表面シートの中央領域は、吸収体上に配置さ
れるため、速やかに液を透過させることができるよう
に、親水性繊維であることが好ましい。また、表面シー
トの長手方向両端領域及び両側領域は、液を吸収した吸
収体から、外側にしみ出さないように撥水性であること
が好ましい。また、表面シートは、単一のシートで構成
される必要はなく、中央部表面シートや側部表面シート
といった複数枚のシートで構成されても良い。また、複
数枚のシートで表面シートを構成する際、各シートは別
の素材を使っても良いが、同一の素材でも良い。
ポリエチレン等の液不透過性フィルム、液不透過性フィ
ルムに不織布又は織布を貼り合わせた素材、また、防漏
性のある不織布、織布等からなり、特に制限はなく、吸
収体中の水分がおむつ外側にしみ出さないものであれば
良い。また、布状の外観を与えるために模様状にエンボ
ス処理されたり、さらに艶消し仕上げされていても構わ
ない。また、フィルムを使用する場合は、液不透過性で
ありながら、水蒸気だけを透過させる公知の透湿性フィ
ルムを使用しても構わず、ムレを防止することから好ま
しい。また、着用者にフィットするように伸縮性のある
素材であっても良い。伸縮性の素材としては、ポリウレ
タン系フィルム、天然ゴムシート、発泡シート等の使用
が可能である。
パルプ、高吸水性高分子物質、親水性シート等によって
形成され、吸水性の性質をもっていれば特に制限を受け
るものではない。本発明において使用される吸収体は従
来の使いすておむつその他の吸収性物品に通常使用され
る公知の吸収性材料から作られている。すなわち、綿状
パルプ、レーヨン等の吸収性繊維からなる単層もしくは
多層のマットから形成され、さらに親水性シートによっ
てくるまれており、そして、高吸水性高分子物質が各マ
ット中に均一に混合もしくは各マット間に層状に配置さ
れている。また、高吸水性高分子物質を均一に混合され
た吸収体は、綿状パルプに対して3〜60重量%の熱融
着性物質を混合した後、熱圧着してもよいし、もしくは
高吸水性高分子物質のみが親水性シートによりくるまれ
ているものであっても良い。
古紙パルプシート、機械パルプシートを粉砕機で解繊す
ることにより得られる繊維長5mm以下のものである。
パルプ原料としては、針葉樹に限らず、広葉樹、わら、
竹、ケナフ、及びバガスも適用される。このパルプの使
用量は、目的とする吸収体により、例えば、単独に用い
るか、複数積層して用いるか、他の吸収材を併用するか
などにより異なるが、一般には、50〜400g/m2
にされる。
系、セルロース系、合成ポリマー系があげられる。すな
わち、デンプン−アクリル酸(塩)グラフト重合体、デ
ンプン−アクリル酸エチルグラフト共重合体のケン化
物、デンプン−メタクリル酸メチルグラフト共重合体の
ケン化物、デンプン−アクリロニトリルグラフト共重合
体のケン化物、デンプン−アクリルアミドグラフト共重
合体のケン化物、デンプン−アクリロニトリル−2−ア
クリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸グラフト
共重合体のケン化物、アクリル酸(塩)重合体、アクリ
ル酸で架橋されたポリエチレンオキシド、ナトリウムカ
ルボキシメチルセルロースの架橋物、ポリビニルアルコ
ール−無水マレイン酸反応物架橋物などである。
の20倍以上の尿、体液及び水を吸収するもので、ポリ
アクリル酸ナトリウム系のものが吸収性能の点から最も
適当である。高吸水性高分子物質の使用量は、乾燥した
綿状パルプ100重量部に対して10〜500重量部、
好ましくは15〜300重量部であり、かかる量の高吸
水性高分子物質が綿状パルプに実質的に均一に分布して
いると、高吸水性高分子物質が吸水し膨潤したとき、そ
の粒子は相互の干渉が最小にとどめられ、連続的に接触
して透過障壁が少なく、尿や体液を3次元方向に透過吸
水する。
字型等特に制限はなく、股下にフィットする形状であれ
ば良い。一般的に着用感を向上させるために、砂時計型
やT字型等股下部を狭くした形状であることが特に好ま
しい。
び後身頃のウエスト周り、および腰周りに伸縮弾性部材
を伸長状態で配置し、吸収性本体も伸縮弾性部材を介し
て接合されているので、脚周り開口部には伸縮弾性部材
を特に配置する必要がない。また、ウエスト周りおよび
腰周りの伸縮弾性部材は、伸長状態で配置され、ホット
メルト接着剤により固定されている。伸縮弾性部材は、
ウレタンフィルム、ウレタン系、ウレタンフォーム、糸
ゴム等が使用される。また、接着固定には、ホットメル
ト、澱粉系またはCMC(カルボキシメチルセルロー
ス)などの水溶性の糊または、流動性の高い接着剤、も
しくは熱や超音波による溶着により行うことができる。
このように本発明は、一般的なおむつの、両脚周り開口
部に配置されている伸縮弾性部材を配置する必要がない
ため、脚周り開口部からの漏れを防ぐための、伸縮弾性
部材の過度な締め付けがなく、その結果カブレが生じな
いものである。
方が着脱可能に接合される伸縮弾性部材は、前記記載の
いずれの伸縮弾性部材でもよい。吸収性本体の端部の外
装部材への接合が伸縮弾性部材を介して行われることに
より、吸収性本体を着用者に良好にフィットさせること
が可能となった。さらに、吸収性本体の端部を着脱可能
に直接外装部材に、あるいは伸縮弾性部材を介して外装
部材に接合する位置は、外装部材の前後身頃またはその
近傍であればいずれの位置でもよい。また、吸収性本体
の端部を伸縮弾性部材へ接合する場合の接合位置は、伸
縮弾性部材の外装部材寄りの上端部でも反対の下端部で
も、あるいは中間部のいずれでもよい。吸収性本体の固
定位置は着用者の体型に合せて自由に選択することが可
能であり、その結果、吸収性本体の着用者へのフィット
性がより一段と向上し、着用者の動きに対する吸収性本
体の追従性がより一層良好となり、股下部での漏れ防止
効果を向上させることができる。更に、個人の漏れ位置
に合せて吸収性本体の固定位置を調整することが可能と
なるため、使用状況に合せた漏れ防止効果を得ることが
できる。
と後身頃が横方向の伸縮性を有している。このような外
装部材の前身頃と後身頃は、好ましくは、おむつの外側
に位置する外層シートと、外層シート上に積層された内
層シートと、これら両シートの間に配置された伸縮弾性
部材により形成される。外層シートおよび内層シートと
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル
等の熱可塑性樹脂からなる不織布、織布、あるいはポリ
エチレン、ポリウレタン等のフィルムを用いることがで
きるが、着用者に対する肌触り、通気性などの点から不
織布を使用することが好ましい。また、伸縮弾性部材と
しては、天然ゴム、合成ゴム、ウレタン等を糸状、ひも
状、テープ状に成形したものを用いることができる。
縮性を有している。このような外装部材の股下部は、具
体的には伸縮性不織布から形成されていることが好まし
い。伸縮性不織布としては、エラストマー不織ウェブ単
体か、エラストマー不織ウェブの少なくとも片面にポリ
エチレンテレフタレート繊維のようなポリエステル繊
維、ポリオレフィン繊維、ナイロン繊維のようなポリア
ミド繊維、コットン繊維のようなセルロース繊維、パル
プ繊維及びそれらの混合物を含むグループから選択され
た材料から作られた繊維層を水流交絡または積層して一
体化した伸縮性不織布が用いられる。ここで、外装部材
の股下部の破断伸度は使いすておむつの幅方向で100
%以上、長手方向では50〜250%であることが好ま
しく、より好ましくは、幅方向で120%以上、長手方
向で100〜200%である。これは、幅方向の伸びが
100%、または長手方向の伸びが50%に満たないと
適度な伸縮性が得られず、着脱の際に素材が破壊してし
まうおそれがあり、また、長手方向の伸びが250%よ
り大きいと着用時に引き上げる際に過度な伸びが生じ、
着用が困難になるおそれがある。尚、破断伸度は、50
mmの短冊状の素材を同一速度(ここでは200mm/
min)で引張った際に素材が破断したときの伸びの量
を示しており、例えば、2倍に伸びた場合は100%で
ある。
外装部材、および伸縮弾性部材へ着脱可能に接合する手
段は、面ファスナーによるものが好ましい。本発明で使
用される面ファスナーを形成するためのフック部材とし
ては市販のクラレ社製のマジックテープ(登録商標)、
YKK社製のクイックロン(登録商標)等を挙げること
が出来る。すなわち、鉤状やキノコ形状、錨形状などの
係合部材が多数配置されたシート状のメカニカルホック
テープのフック部材を使用することができる。
の両側縁部には、着用時におむつを着用者に保持するた
めの止着手段が取付けられている。止着手段としては、
外装体の前身頃の裏面シートと着脱可能に接合できるも
のであればよく、面ファスナーを構成するフック部材と
ループ部材の組み合わせ、粘着テープと剥離テープの組
み合わせ等、使いすておむつを着用者に保持するため一
般的に用いられている方法を用いることができる。
方向両端部が外装部材に着脱可能に接合されており、そ
の他の部分は外装部材から遊離している。また、前記吸
収性本体の両端部の少なくとも一方は伸縮弾性部材を介
して外装部材に接合されている。さらに、吸収性本体と
伸縮弾性部材が着脱可能に接合されている。吸収性本体
をこのような形で接合することにより、吸収体の吸収性
能が十分に発揮することができ、さらに吸収性本体の着
用者への良好なフィット性を十分得ることができる。ま
た、吸収性本体が着脱可能であるため、吸収性本体のみ
の交換が可能となり、その結果、経済的かつ環境面にお
いて優れた効果を発揮するものである。
を詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。図1は、本発明の使いすておむつの伸長状態
を示す斜視図である。図1において、使いすておむつ
は、外装部材14と、この上に配置された吸収性本体1
3からなり、吸収性本体13の長手方向両端部が接合部
伸縮弾性部材19を介して外装部材14に着脱可能に接
合されている。また、吸収性本体の長手方向両端部以外
の部分は外装部材に接合されておらず、吸収性本体13
と外装部材14との間に空隙部5が存在している。ま
た、外層部材14における後見頃3の両側縁部には止着
手段としてファスニングテープ9が取付けられ、前見頃
2の外層シート15(図3参照)にはファスニングテー
プ9を貼り付けるための補強テープ7が配置されてい
る。
つの長手方向に垂直なX−X′線に沿って切断した状態
を示す断面図である。図2において、吸収性本体13
は、液透過性表面シート11と、液不透過性裏面シート
12と、これら両シートの間に配置された吸収体10と
から形成されており、また、吸収性本体13の下面に
は、外装部材14を形成する伸縮性不織布17が吸収性
本体13とは非接合状態で配置されている。
つの長手方向のY−Y′線に沿って切断した状態を示す
断面図である。図3において、使いすておむつは、外装
部材14と、この上に積層された吸収性本体13から形
成されている。また、外装部材14は、その前身頃2と
後身頃3がおむつの外側に位置する不織布からなる外層
シート15と、外層シート15上に積層された不織布か
らなる内層シート16と、これら両シートの間に配置さ
れた伸縮弾性部材9により形成されており、さらに、股
下部4が単層の伸縮性不織布17により形成されてい
る。また、外装部材14を形成する外層シート15の長
手方向両端部から外側に延出する部分が折り返され、折
り返された部分の内側に伸縮弾性部材8が配置され、折
り返された部分の端部に接合部伸縮弾性部材19が接合
されている。
両端部が接合部伸縮弾性部材19に着脱可能に接合さ
れ、接合部18を形成しており、その他の部分は外装部
材14から遊離している。このように、両端部のみを着
脱可能に接合し、その他の部分を非接合状態にすること
により、吸収性本体13の剛性が伸縮弾性部材9の伸縮
を阻害しないため好ましい。また、接合部伸縮弾性部材
19に吸収性本体13を着脱可能に接合することができ
るため、吸収性本体の固定位置を着用者の体型に合せて
自由に選択することが可能となり、着用者への良好なフ
ィット性が得られる。さらに、吸収性本体13のみの交
換が可能であるため、非常に経済的であるばかりでな
く、使い捨てる素材面積を最小限にすることが可能とな
り、環境面においても優れた効果を発揮するものであ
る。
性本体の固定位置を着用者に合せて自由に選択可能であ
り、且つ吸収性本体は伸縮弾性部材を介して外装部材に
接合されているため、着用者へのフィット性が十分得ら
れ、従って、股下部で漏れ防止効果を向上させることが
できるものである。さらに、吸収性本体のみの着脱が可
能であるため、非常に経済的且つ環境面において優れた
効果を発揮するものである。また、外装部材が、前身頃
と後身頃ではおむつ幅方向(横方向)の伸縮性を有し、
且つ、股下部では長手方向と幅方向(縦横両方向)に伸
縮性を有しているために、両脚周りの開口部に伸縮弾性
部材の過度な締め付けによるカブレが生じることがない
ものである。
図。
X′線に沿って切断した状態を示す断面図。
Y′線に沿って切断した状態を示す断面図。
Claims (2)
- 【請求項1】 液透過性表面シートと、液不透過性裏面
シートと、これら両シートの間に配置された吸収体とを
有する吸収性本体と、該吸収性本体が接合され、これを
着用者に当てて保持する外装部材とを備え、着用時に該
外装部材の後身頃の両側縁部に取り付けられた止着手段
により前後身頃の相対する側縁部を接合し、腰周り開口
部と一対の脚周り開口部を形成する使いすておむつにお
いて、 前記吸収性本体は、長手方向両端部が前記外装部材に着
脱可能に接合され、その他の部分は外装部材から遊離し
ており、且つ、前記吸収性本体の両端部の少なくとも一
方は伸縮弾性部材を介して前記外装部材に接合され、前
記吸収性本体と前記伸縮弾性部材の接合部が着脱可能で
あって、前記外装部材は、前身頃と後身頃がおむつ幅方
向の伸縮性を有し、股下部が長手方向と幅方向の両方向
の伸縮性を有することを特徴とする使いすておむつ。 - 【請求項2】 前記外装部材は、前身頃および後身頃
が、おむつの外側に位置する外層シートと、外層シート
の内側に積層された内層シートと、これら両シートの間
に配置された伸縮弾性部材から形成され、股下部は伸縮
性不織布から形成されていることを特徴とする請求項1
記載の使いすておむつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26566299A JP2001087312A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 使いすておむつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26566299A JP2001087312A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 使いすておむつ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001087312A true JP2001087312A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17420257
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26566299A Pending JP2001087312A (ja) | 1999-09-20 | 1999-09-20 | 使いすておむつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001087312A (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003284737A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Hakujuji Co Ltd | 使い捨ておむつ |
JP2003284736A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Hakujuji Co Ltd | 使い捨て吸収性物品 |
JP2006014863A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Daio Paper Corp | パンツ型使い捨ておむつ |
WO2006135017A1 (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-21 | Daio Paper Corporation | 吸収性物品 |
JP2007330543A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Uni Charm Corp | 使い捨ておむつ |
JP2008132023A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Kao Corp | 吸収性物品 |
WO2008081930A1 (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Daio Paper Corporation | 紙おむつ |
JP2008188050A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-21 | Daio Paper Corp | 紙おむつ |
JP2008237391A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
JP2010125042A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
CN101541281B (zh) * | 2006-12-28 | 2013-03-13 | 大王制纸株式会社 | 纸尿布 |
WO2014095727A1 (de) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Paul Hartmann Ag | Absorbierender inkontinenzartikel mit windelhülle und absorptionseinlage |
CN109758298A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-05-17 | 黄山富田精工制造有限公司 | 一种吸收性物品的制造方法 |
CN109758299A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-05-17 | 黄山富田精工制造有限公司 | 一种吸收性物品的制造方法 |
CN109758297A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-05-17 | 黄山富田精工制造有限公司 | 一种吸收性物品的制造方法 |
-
1999
- 1999-09-20 JP JP26566299A patent/JP2001087312A/ja active Pending
Cited By (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003284736A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Hakujuji Co Ltd | 使い捨て吸収性物品 |
JP2003284737A (ja) * | 2002-03-28 | 2003-10-07 | Hakujuji Co Ltd | 使い捨ておむつ |
JP4522168B2 (ja) * | 2004-06-30 | 2010-08-11 | 大王製紙株式会社 | パンツ型使い捨ておむつ |
JP2006014863A (ja) * | 2004-06-30 | 2006-01-19 | Daio Paper Corp | パンツ型使い捨ておむつ |
WO2006135017A1 (ja) * | 2005-06-15 | 2006-12-21 | Daio Paper Corporation | 吸収性物品 |
JP2007330543A (ja) * | 2006-06-15 | 2007-12-27 | Uni Charm Corp | 使い捨ておむつ |
JP2008132023A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Kao Corp | 吸収性物品 |
WO2008081930A1 (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-10 | Daio Paper Corporation | 紙おむつ |
KR101436022B1 (ko) | 2006-12-28 | 2014-08-29 | 다이오 페이퍼 코퍼레이션 | 일회용 기저귀 |
EP2105115A1 (en) * | 2006-12-28 | 2009-09-30 | Daio Paper Corporation | Disposable diaper |
EP2105115A4 (en) * | 2006-12-28 | 2013-05-29 | Daio Seishi Kk | DISPOSABLE LAYER |
EP2105115B1 (en) | 2006-12-28 | 2018-03-07 | Daio Paper Corporation | Disposable diaper |
CN101541281B (zh) * | 2006-12-28 | 2013-03-13 | 大王制纸株式会社 | 纸尿布 |
US8282617B2 (en) | 2006-12-28 | 2012-10-09 | Daio Paper Corporation | Disposable diaper |
JP4549354B2 (ja) * | 2007-01-31 | 2010-09-22 | 大王製紙株式会社 | パンツ型紙おむつ |
JP2008188050A (ja) * | 2007-01-31 | 2008-08-21 | Daio Paper Corp | 紙おむつ |
JP2008237391A (ja) * | 2007-03-26 | 2008-10-09 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
JP2010125042A (ja) * | 2008-11-27 | 2010-06-10 | Daio Paper Corp | 使い捨ておむつ |
WO2014095727A1 (de) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Paul Hartmann Ag | Absorbierender inkontinenzartikel mit windelhülle und absorptionseinlage |
RU2638513C2 (ru) * | 2012-12-21 | 2017-12-13 | Пауль Хартманн Аг | Подгузник с пелёнкой-оболочкой и впитывающей прокладкой |
AU2013363810B2 (en) * | 2012-12-21 | 2018-08-02 | Paul Hartmann Ag | Absorbent incontinence article having a diaper cover and absorption insert |
US10231887B2 (en) | 2012-12-21 | 2019-03-19 | Paul Hartman Ag | Absorbent incontinence article having a diaper cover and absorption insert |
CN109758298A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-05-17 | 黄山富田精工制造有限公司 | 一种吸收性物品的制造方法 |
CN109758299A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-05-17 | 黄山富田精工制造有限公司 | 一种吸收性物品的制造方法 |
CN109758297A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-05-17 | 黄山富田精工制造有限公司 | 一种吸收性物品的制造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3209364B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP4401351B2 (ja) | パンツ型使い捨ておむつカバー | |
KR101020654B1 (ko) | 일회용 흡수성 물품 | |
JP2011072720A (ja) | 吸収性物品 | |
JP2004350864A (ja) | 使い捨て着用物品 | |
JP2006247009A (ja) | 使い捨て吸収性物品 | |
JP2001087312A (ja) | 使いすておむつ | |
MX2007006731A (es) | Articulo absorbente tipo calzon. | |
JP2000014700A (ja) | パンツ型使いすておむつ | |
JPH1136103A (ja) | パンツ型使いすておむつ | |
JP4969894B2 (ja) | パンツ型使い捨ておむつ | |
JP4746833B2 (ja) | 女性用失禁パッド | |
JP2001046436A (ja) | パンツ型使いすておむつ | |
JP4794314B2 (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP4991367B2 (ja) | 紙おむつ | |
JP5690050B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JP3812460B2 (ja) | 使い捨て吸収性物品 | |
JP4039219B2 (ja) | パンツ型使いすておむつ | |
JP5237084B2 (ja) | 吸収性物品 | |
JPH11290377A (ja) | パンツ型使いすておむつ | |
JP2000271169A (ja) | 使い捨ておむつ | |
JP2001017470A (ja) | 使いすておむつ | |
JPH10192340A (ja) | 使いすておむつ | |
JP2002028181A (ja) | パンツ型使いすておむつ | |
JP2000197662A (ja) | パンツ型使いすておむつ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051221 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070803 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070814 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071005 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20071113 |