JP5166100B2 - 光ディスク初期化装置及び光ディスク初期化方法 - Google Patents
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前記レーザスポット焦点を光ディスクの複数層を通過するように移動させるレーザスポット移動手段と、
前記レーザスポットの光ディスクからの反射光を基に前記焦点が合うように前記レーザスポット移動手段を制御するフォーカス制御手段と、
前記レーザスポット移動手段の駆動電圧値を検出する駆動電圧検出手段と、
前記レーザスポット移動手段とフォーカス制御手段と駆動電圧検出手段とを制御する主制御手段とを備え、
該主制御手段は、
前記レーザスポット焦点をレーザスポット移動手段を用いて光ディスクの複数層を通過させる第1工程と、
該第1工程による複数層に対する前記レーザスポット焦点の通過過程において前記フォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値を駆動電圧検出手段から取得する第2工程と、
前記入力した積層構造情報の層数及び層種順と、前記第2工程により取得したフォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値とを基に閾値を設定し、該閾値と駆動電圧値を用いることにより、前記レーザスポット焦点が記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を正フォーカスエラー信号と判別し、非記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を誤フォーカスエラー信号と判別する第3工程と、
該第3工程により判別した正フォーカスエラー信号を検出した記録層にレーザスポットを照射して該記録層の初期化を行う第4工程の制御を行うことを第1の特徴とする。
該主制御手段に、
前記レーザスポット焦点をレーザスポット移動手段を用いて光ディスクの複数層を通過させる第1工程と、
該第1工程による複数層に対する前記レーザスポット焦点の通過過程において前記フォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値を駆動電圧検出手段から取得する第2工程と、
前記入力した積層構造情報の層数及び層種順と、前記第2工程により取得したフォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値とを基に閾値を設定し、該閾値と駆動電圧値を用いることにより、前記レーザスポット焦点が記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を正フォーカスエラー信号と判別し、非記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を誤フォーカスエラー信号と判別する第3工程と、
該第3工程により判別した正フォーカスエラー信号を検出した記録層にレーザスポットを照射して該記録層の初期化を行う第4工程とを行うように制御させることを第4の特徴とする。
本願発明の理解を容易にするため、本願発明の原理を説明する。まず本発明の対象となるカバー層付きの光ディスクの初期化について説明する。まず一般の光ディスク初期化装置は、図4に示す如く、光ディスク3を矢印方向に回転させた状態において、対物レンズ1を介して対物レンズ焦点4が合わされたレーザスポット2を光ディスク3の半径内方から外方、もしくは半径外方から内方に向かう移動方向6に移動させることによって、カバー層7を介した記録層8の初期化を行うように構成されている。尚、図4は光ディスク3の初期化途中の状態を示し、符号9が初期化済領域、符号10が未初期化領域を表している。
前記フォーカスサーチ動作時に、レンズアクチュエータの駆動により対物レンズ焦点位置をディスク記録層の上下方向に移動通過させることで得られるフォーカスエラー(FE)信号の数をディスク構造(層数及び層種順を含む積層構造情報)と照らし合わせることにより各記録層へフォーカスサーボしている。
本実施形態による光ディスク初期化方法を採用した光ディスク初期化装置は、基板13上に設けられたカバー層11及び第1記録層12を有するカバー層構造の光ディスク41にレーザスポット2を照射して記録層の初期化を行うものであって、レーザ光を発生する半導体レーザ素子部33と、該半導体レーザ素子部33から発生したレーザ光を集光したレーザスポット2を形成する対物レンズ1と、前記レーザスポット2の光ディスク41からの反射光を入射し、焦点合わせのために該反射光の強度を電気信号に変換するフォーカス用光学系34と、該フォーカス用光学系34により検出したフォーカス検出信号及び半導体レーザ素子部33からの素子駆動信号とを基に前記対物レンズ1の駆動制御を行う2層フォーカス制御回路35と、該フォーカス制御回路35からの制御信号を基に対物レンズを駆動するVCM(ボイスコイルモータ)50を駆動するVCM駆動電圧を出力するVCMドライバ38と、前記VCMドライバ38から出力されたVCM駆動電圧を検出するレンズアクチュエータ駆動信号検出回路36と、後述する所定の閾値であるスライスレベルを設定するためのスライスレベル設定回路37と、該スライスレベル設定回路37からのスライスレベル信号及びレンズアクチュエータ駆動信号検出回路36からの検出信号とを比較する比較器39と、該比較器39による比較結果を入力し、前記各回路を制御する主制御部であるMPU40とから構成される。
この様に構成された光ディスクの初期化装置は、光ディスク41を回転し、半導体レーザ素子部33からのレーザ光を対物レンズ1を用いて集光したレーザスポット2の焦点を初期化対象の記録層12に照射し、該レーザスポット2の焦点を光ディスク半径方向に所定速度で移動させることによって、第1の記録層12の面振れや歪みに焦点4を追従させながら記録層表面に高出力半導体レーザ33を用いて初期化を行うように動作するものである。
Claims (6)
- 記録層及び非記録層が積層された光ディスクの層数及び層種順を含む積層構造情報を入力しておき、レーザスポットの焦点が前記層を通過したときに発生するフォーカスエラー信号を用いて合焦点制御を行いながら記録層の初期化を行う光ディスク初期化装置であって、
前記レーザスポット焦点を光ディスクの複数層を通過するように移動させるレーザスポット移動手段と、
前記レーザスポットの光ディスクからの反射光を基に前記焦点が合うように前記レーザスポット移動手段を制御するフォーカス制御手段と、
前記レーザスポット移動手段の駆動電圧値を検出する駆動電圧検出手段と、
前記レーザスポット移動手段とフォーカス制御手段と駆動電圧検出手段とを制御する主制御手段とを備え、
該主制御手段は、
前記レーザスポット焦点をレーザスポット移動手段を用いて光ディスクの複数層を通過させる第1工程と、
該第1工程による複数層に対する前記レーザスポット焦点の通過過程において前記フォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値を駆動電圧検出手段から取得する第2工程と、
前記入力した積層構造情報の層数及び層種順と、前記第2工程により取得したフォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値とを基に閾値を設定し、該閾値と駆動電圧値を用いることにより、前記レーザスポット焦点が記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を正フォーカスエラー信号と判別し、非記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を誤フォーカスエラー信号と判別する第3工程と、
該第3工程により判別した正フォーカスエラー信号を検出した記録層にレーザスポットを照射して該記録層の初期化を行う第4工程の制御を行うことを特徴とする光ディスク初期化装置。 - 前記主制御手段は、前記第3工程において判別した記録層を通過したときに発生した正フォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値と非記録層を通過したときに発生した誤フォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値との間に閾値を設定し、該閾値と駆動電圧値を用いてレーザスポット焦点が記録層を通過したときに発生した正フォーカスエラー信号と非記録層を通過したときに発生した誤フォーカスエラー信号とを判別することを特徴とする請求項1記載の光ディスク初期化装置。
- 前記主制御手段は、前記第3工程において、前記積層構造情報の層数及び層種順に、前記フォーカスエラー信号を検出したときの複数の駆動電圧値を当てはめたテーブル情報を閾値として設定し、該テーブル情報と駆動電圧値を用いることにより、記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を正フォーカスエラー信号と判別し、非記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を誤フォーカスエラー信号とを判別することを特徴とする請求項1記載の光ディスク初期化装置。
- 記録層及び非記録層が積層された光ディスクの複数層を通過するようにレーザスポットを移動させるレーザスポット移動手段と、該レーザスポットの光ディスクからの反射光を基に前記焦点が合うように前記レーザスポット移動手段を制御するフォーカス制御手段と、前記レーザスポット移動手段の駆動電圧値を検出する駆動電圧検出手段と、前記レーザスポット移動手段とフォーカス制御手段と駆動電圧検出手段とを制御する主制御手段とを備え、光ディスクの層数及び層種順を含む積層構造情報を入力しておき、前記記録層にレーザスポットを照射して初期化を行う光ディスク初期化方法であって、
該主制御手段に、
前記レーザスポット焦点をレーザスポット移動手段を用いて光ディスクの複数層を通過させる第1工程と、
該第1工程による複数層に対する前記レーザスポット焦点の通過過程において前記フォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値を駆動電圧検出手段から取得する第2工程と、
前記入力した積層構造情報の層数及び層種順と、前記第2工程により取得したフォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値とを基に閾値を設定し、該閾値と駆動電圧値を用いることにより、前記レーザスポット焦点が記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を正フォーカスエラー信号と判別し、非記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を誤フォーカスエラー信号と判別する第3工程と、
該第3工程により判別した正フォーカスエラー信号を検出した記録層にレーザスポットを照射して該記録層の初期化を行う第4工程とを行うように制御させることを特徴とする光ディスク初期化方法。 - 前記主制御手段に、前記第3工程において判別した記録層を通過したときに発生した正フォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値と非記録層を通過したときに発生した誤フォーカスエラー信号を検出したときの駆動電圧値との間に閾値を設定し、該閾値と駆動電圧値を用いてレーザスポット焦点が記録層を通過したときに発生した正フォーカスエラー信号と非記録層を通過したときに発生した誤フォーカスエラー信号とを判別させることを特徴とする請求項4記載の光ディスク初期化方法。
- 前記主制御手段に、前記第3工程において、前記積層構造情報の層数及び層種順に、前記フォーカスエラー信号を検出したときの複数の駆動電圧値を当てはめたテーブル情報を閾値として設定し、該テーブル情報と駆動電圧値を用いることにより、記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を正フォーカスエラー信号と判別させ、非記録層を通過したときに発生したフォーカスエラー信号を誤フォーカスエラー信号とを判別させることを特徴とする請求項4記載の光ディスク初期化方法。
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