JP3894844B2 - 相変化型光ディスク初期化方法及び相変化型光ディスク初期化装置 - Google Patents

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【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、薄膜の光透過保護層(カバー層)又は複数の記録層を持つ相変化型光ディスクにレーザスポットを照射して記録層の全面結晶化(初期化)を行う相変化型光ディスク初期化方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に相変化型光ディスクは、透明な基板に反射層や記録層及び補護層等を積層した構造を成し、これらの層はスパッタリング法や真空蒸着法などを用いて形成され、形成直後の記録層は非晶質状態になるのが一般的である。この非晶質状態では、通常、光ディスク駆動装置のレーザ波長帯での反射率が非常に低く、記録再生動作に不可欠な自動焦点制御やトラッキング制御が不安定になるため、相変化型光ディスクは、記録再生可能な状態にするため、使用領域全面(ディスク全面)を記録層形成直後の非晶質状態から結晶質に変化させる初期化という熱処理が必要である。
【0003】
一方、書替え可能な大記録容量の光ディスクとして、光ディスクの片面に2つの相変化型記録層を備えた、いわゆる相変化型片面2層光ディスクが提案されている。この相変化型片面2層光ディスクは、大まかにはレーザ光入射側から、補護層/第1の記録層/中間層/第2の記録層/基板とにより構成され、片面からレーザ光を入射することにより、前記第1の記録層と第2の記録層記へデータの記録/再生/消去を行う様に構成されている。
【0004】
近年、相変化型光ディスクは、高密度記録を実現するため、前述の記録膜の2層構成化や「Blu−ray Disc」の0.1mm厚カバー層に代表されるような光透過保護層の薄膜化が進められている。この様な相変化型記録媒体の全面結晶化を行う初期化装置では、フォーカス誤差信号のS字曲線出力範囲(サーボ可能領域)を各層間で干渉しない程度まで狭くする必要がある。また、本初期化装置のフォーカスサーボにおいては、初期化前の膜面反射率及び初期化に要するレーザ照射パワーがディスク製造メーカによって異なることに加え、フォーカスサーチ動作から初期化動作に移行する際のレーザ照射パワーの変化、及び記録膜の結晶化による反射率の変化等、一連の初期化動作内でのサーボゲイン変動が大きく、常に反射光量信号によるAGC(オートゲインコントロール)を行うことが必要である。
【0005】
通常、前記フォーカス誤差信号にはフォーカス光ディテクタの差信号が用いられ、前記反射光量信号には同ディテクタの和信号が用いられるが、焦点位置付近での反射光の変化量(S字曲線)のみを検出するフォーカス誤差信号と比べて、光ディテクタの総受光量に相当する反射光量信号は、ディスク層間隔の狭小化によって隣接する層からの反射光の影響を受け易くなる場合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述のような相変化型片面2層光ディスクの初期化は、例えば2層膜ディスクでは、初期化実行層の反射率が隣接層の反射率より低い程、隣接層からの反射光の影響を受け易く、同様に単層膜ディスクにおいても、初期化実行層の反射率が低く、且つ光透過保護層が薄くなる程、ディスク表面からの反射光の影響を受け易くなる。
【0007】
これら隣接層からの反射光は、オフセットとして反射光量信号に重畳するため、初期化実行層と隣接層の反射率差が大きい場合(隣接層>初期化実行層)にはAGCが正常に機能せずフォーカスサーボが不安定となる可能性があると言う不具合があった。
【0008】
これを具体的に説明すると、2層膜光ディスクの記録層と第1及び第2フォーカス誤差信号の相対位置関係を示した図5に示す如く、従来技術においては、2層膜ディスクの様に層間隔(第1記録層−第2記録層間)が狭くなるほど、第2記録層のみからの反射光量成分28と第1記録層のみからの反射光量成分29とが合成された反射光量信号27に成り、前記各反射光量成分28と29とが干渉し易くなり、この干渉分はオフセットとして信号上に重畳し、このオフセット量がフォーカシングしている層からの実質反射光量に対する誤差となるため、反射光量信号に含まれる割合が大きくなるほど、AGCの調整誤差が大きくなり、フォーカスサーボが不安定になる可能性があった。
【0009】
尚、本例では、第2記録層反射率>第1記録層反射率としているが、この場合、第1記録層フォーカシング時の反射光量信号レベルREF1bに含まれる、第2記録層からの反射光によるオフセット量(REF1b−REF1a)の割合が大きくなる。つまり、隣接し合う層の反射率差が大きいほど、反射率の低い側の層にフォーカシングした時の反射光量信号レベルに含まれるオフセット量(隣接層からの反射光の漏れ込み)の割合が大きくなる。
【0010】
本発明の目的は、従来技術による不具合を除去することであり、隣接層からの反射光を完全に分離した反射光量信号を用いることにより、層間隔が狭小化された相変化型ディスクにおいても、初期化実行層及び隣接する層の反射率に関わらず、常に最適なAGC動作で安定したフォーカスサーボを行うことができる相変化型光ディスク初期化方法及び相変化型光ディスク初期化装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本発明は、複数の記録層を持つ相変化型光ディスクにレーザスポットを照射し記録層の全面結晶化を行う相変化型光ディスク初期化方法において、フォーカス追従動作に用いるフォーカス誤差信号とS字曲線の位相が異なる、第2のフォーカス誤差信号を設け、該フォーカス誤差信号をフォーカスゲインコントロール動作に用いることにより、追従目標とする記録層以外の層からの反射光を分離してフォーカスサーボ動作を行うことを第1の特徴とする。
【0012】
更に本発明は、複数の記録層を持つ相変化型光ディスクにレーザスポットを照射し記録層の全面結晶化を行う相変化型光ディスク初期化装置において、記録層からの反射光により記録層とレーザスポットとの相対変位に相当するフォーカス誤差信号を生成するための反射光量検出手段と、前記フォーカス誤差信号のS字曲線に対して、位相が1/N周期分シフトしたS字曲線となる第2のフォーカス誤差信号を生成するための反射光量検出手段とを設けたことを第2の特徴とし、この相変化型光ディスク初期化装置において、フォーカス追従動作中に、前記第2のフォーカス誤差信号を用いて、フォーカスサーボのオートゲインコントロール動作を行うことを第3の特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態による相変化型光ディスク初期化装置を図面を参照して詳細に説明する。図1は本実施形態による初期化装置のフォーカスサーボ構成を示す図、図2は本実施形態による第1及び第2フォーカス誤差信号の相対位置関係を説明するための図、図3は第2フォーカス誤差信号を反射光量信号として用いた場合のフォーカスサーボ動作を説明するための図、図4は、本発明の対象となる相変化型片面2層光ディスクを示す図である。
【0014】
まず、本実施形態の対象となる相変化型多層光ディスク、例えば相変化型片面2層光ディスクは、図4に示す如く、基板56上に補護層55/第2の記録膜17/中間層53/第1の記録膜18/補護層51を順次積層し、前記第1及び第2の記録層52及び54は、詳細に述べればアルミ層/補護層/記録層/補護層等の複数の膜層を積層して構成されている。
【0015】
さて、本実施形態による初期化装置の光学ヘッド3は、図1に示す如く、レーザビームを発生するレーザダイオード8と、該レーザビームが通過するλ/4板偏光ビームスプリッタ(PBS)7及びλ/4板6と、該λ/4板6を通過したレーザビームを集光して光ディスク1の記録層2にレーザスポットを形成する対物レンズ4と、前記対物レンズ4を上下して焦点合わせを行う対物レンズアクチュエータ5と、前述の記録層2から反射され、対物レンズ4及びλ/4板6を介してPBS7により偏光したレーザビームをレンズ9を通して分割するハーフビームスプリッタ(HBS)10と、該HBS10を介したレーザビームを検出する第1及び第2のフォーカス光ディテクタ11、12を備える。
【0016】
この第1のフォーカス光ディテクタ11は、例えば前後差動法に基づき、記録層2からの反射光により記録層とレーザスポットとの相対変位を検出するものであり、このディテクタ11が出力する2つの光電信号を減算器13にて差をとることにより第1フォーカス誤差信号を生成する。同様に第2のフォーカス光ディテクタ12も、記録層2からの反射光により記録層とレーザスポットとの相対変位を検出するものであり、このディテクタ12が出力する2つの光電信号を減算器14にて差をとることにより第2フォーカス誤差信号を生成する。
【0017】
ここで、第2フォーカスディテクタ12のHBS10に対する設置距離L2を、前記第1フォーカスディテクタ11のHBS10に対する設置距離L1より短くすることで、第2フォーカス誤差信号における記録層とレーザスポットとの相対変位(S字曲線)の検出位置(位相)をシフトさせている。尚、これらの光検出方法には、非点収差法やナイフエッジ法を用いても良いが、第1フォーカスディテクタ11と第2フォーカスディテクタ12には同一方法を用いることが望ましい。
【0018】
更に、本実施形態による初期化装置は、減算器13からの前記第1フォーカス誤差信号の出力感度(記録層とレーザスポットとの相対変位量に対する出力電圧レベル)を一定に保つためのAGC回路15と、フォーカスサーボループの位相補償回路やアクチュエータドライバ等を含むサーボ回路16を備え、フォーカス追従動作中は、常に、前記第2フォーカス誤差信号の出力レベルにより、前記AGC回路15を制御しながら光ディスク1の全面初期化を行うものである。
【0019】
次に本実施形態の特徴である第2フォーカス誤差信号について図2を用いて説明する。図2は2層膜光ディスクの記録層と、第1及び第2フォーカス誤差信号の相対位置関係を説明するための図であり、2つの記録層17及び18を持つ光ディスクにレーザビーム19を照射し、各記録層からの反射光がつくる第1フォーカス誤差信号と第2フォーカス誤差信号が得られているものとして以下説明する。また図中、対物レンズに近い記録層を第1記録層18とし、遠い記録層を第2記録層17とする。
【0020】
さて、図2に示したレーザビーム19の照射によって各記録層17及び18からの反射光がつくる第1フォーカス誤差信号のS字曲線21、22は、同一の光学系を通るため各々相似関係にあり、その振幅は各層からの反射光量に比例する。また、これらS字曲線21、22のピーク−ボトム間の距離は、記録層と光スポット20の相対変位検出範囲を表している。同様に、第2フォーカス誤差信号のS字曲線23、24も、前記第1フォーカス誤差信号と同じ特性となる。
【0021】
更に本実施形態では、第1フォーカス誤差信号のS字曲線21、22に対して、第2フォーカス誤差信号のS字曲線23、24の位相が約1/4周期分シフトするようにHBS10と第2フォーカスディテクタ12の設置距離を調整している。この結果、光スポット20がジャストフォーカス位置となる第1フォーカス誤差信号のS字曲線0クロス点において、第2フォーカス誤差信号のS字曲線はピークレベル付近となり、このときのREF1レベル26、REF2レベル25はそれぞれ第1記録層18、第2記録層17の反射光量に比例する。
【0022】
即ち、第1フォーカス誤差信号によるフォーカス追従動作中に、第2フォーカス誤差信号を反射光量として随時モニタリングすることができ、同時に2層膜ディスクにおける反射光量信号の層間分離も可能となる。ここで、第1フォーカス誤差信号のS字曲線0クロス点における第2フォーカス誤差信号のS字曲線23、24の位置は、本実施形態の様に記録層と光スポット20の相対位置の変動に対して比較的安定した領域(ピークレベル付近)に調整することが望ましい。
【0023】
本実施形態による初期化装置は、前述の構成及び概略動作により、フォーカス追従制御を行いながら光学ヘッド3を光ディスク1の内周から外周又は外周から内周に移動させてディスク1の全面初期化を行うものであり、以下、本実施形態の特徴である、前記第2フォーカス誤差信号を反射光量信号としてAGC回路14に使用した場合のフォーカスサーボ動作について図3を用いて説明する。本図は、2層膜ディスクの第1記録層にフォーカス引込みを行ってから、レーザパワーを上昇させて記録膜の結晶化を開始するまで間の各信号出力を示している。
【0024】
まず、レーザ出力Pを各記録層の光学的特性を変えないパワーP(FS)に設定した後、例えば本出願人による特願平11−206340号明細書に提案されているフォーカスサーチ動作により第1記録層のS字曲線を検出してフォーカスサーボループをONすると同時に、反射光量信号レベルによるAGC動作を開始する。
【0025】
このとき、反射光量信号レベルREF(FS)は、第1記録層の結晶化前反射率Aとレーザ出力パワーP(FS)による反射光量を表し、REF(FS)=K×A×P(FS)の関係が成り立つ(Kは光電変換定数)。その後レーザ出力を上昇し、結晶化可能パワーP(CRY)で記録膜の結晶化が始まると反射率Bに変わり、初期化パワーP(INI)に達したときの反射光量信号レベルREF(INI)は、REF(INI)=K×B×P(INI)となる。記録膜の結晶化前後でこれらの関係が常に成り立っていればAGCが正常に機能し、フォーカスサーボを安定にすることが可能である。
【0026】
ところが、反射光量信号に隣接層(第2記録層)からの反射光が含まれると、結晶化前後の反射率が見かけ上高くなってしまう。仮に、第2記録層からの反射光の漏れ込み率をαとすると、結晶化前の反射光量信号レベルはK×(A+α)×Pとなり、AGC後のサーボゲインにA/(A+α)の調整誤差を生じる。結晶化前反射率Aがαよりも十分に高ければ、(A+α)≒Aとなり影響はないが、「Hi to Lo構成」の結晶化前の膜面反射率は一般的に低く、前記調整誤差により、サーボループON後のフォーカスサーボが不安定になる可能性がある。
【0027】
同様に、結晶化後の反射光量信号レベルはK×(B+α)×Pとなり、AGC後のサーボゲインにB/(B+α)の調整誤差を生じる。この場合も、例えば「Lo to Hi構成」の膜であると、結晶化後反射率Bが低いため調整誤差が大きくなり、初期化実行中のフォーカスサーボが不安定になる可能性がある。
【0028】
しかしながら、本実施形態による初期化装置の反射光量信号は、隣接層(第2記録層)の反射率にかかわらず、反射光の漏れ込み率αを0とすることが可能である。この結果、初期化実行層(第1記録層)からの反射光量のみをリアルタイムで正確にモニタリングすることができ、これをAGCに用いることで一連の初期化動作において安定したフォーカスサーボ動作を行うことができる。
【0029】
以上、本実施形態では2層膜構成の相変化型光ディスクについて説明したが、2層以上の多層膜構成及び薄膜の光透過保護層を有する相変化型光ディスクにおいても同様の効果が得られるものである。
【0030】
これを具体的に説明すると、従来技術においては、前述の図5に示す如く、2層膜ディスクの様に層間隔(第1記録層−第2記録層間)が狭くなるほど、反射光量成分28と反射光量成分29とが干渉し、この干渉分によるオフセット量がフォーカシングしている層からの実質反射光量に対する誤差となるため、フォーカスサーボが不安定になる可能性があったものを、本実施形態においては、フォーカスディテクタの差信号(フォーカス誤差信号)が、これら隣接層からの反射光のようなDC的に光ディテクタ上に漏れ込むオフセットをキャンセルし、第2フォーカス誤差信号を反射光量信号として用いることにより、AGCの調整誤差を小さくしてフォーカスサーボが不安定になることを防止することができる。
【0031】
更に本発明は、相変化型光ディスクの初期化装置のみに限らず、フォーカスサーボを必要とする各種光ディスクの記録再生装置や検査装置等の光学的処理を行う装置にも適用可能である。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明は、フォーカス追従動作に用いるフォーカス誤差信号とS字曲線の位相が異なる、第2のフォーカス誤差信号を設け、これをフォーカスゲインコントロール動作に用いることで、追従目標とする記録層以外の層からの反射光を完全に分離した状態でフォーカスサーボ動作を行うことで、薄膜の光透過保護層(カバー層)または、複数の記録層を持つ相変化型光ディスクの初期化おいて、初期化実行層及び隣接する層の反射率に関わらず、常時安定したフォーカスサーボ動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による相変化型光ディスク初期化装置のフォーカスサーボ構成を示す図。
【図2】本実施形態による第1及び第2フォーカス誤差信号の相対位置関係を説明するための図。
【図3】第2フォーカス誤差信号を反射光量信号として用いた場合のフォーカスサーボ動作を説明するための図。
【図4】本発明の対象となる相変化型2層光ディスクを示す図。
【図5】本実施形態による第1及び第2フォーカス誤差信号の相対位置関係の効果を説明するための図。
【符号の説明】
1:光ディスク、2:、3:光学ヘッド、5:対物レンズアクチュエータ、6:λ/4板、7:λ/4板、8:レーザダイオード、9:レンズ、、11及び12:フォーカス光ディテクタ。

Claims (3)

  1. 複数の記録層を持つ相変化型光ディスクにレーザスポットを照射し記録層の全面結晶化を行う相変化型光ディスク初期化装置において、フォーカス追従動作に用いるフォーカス誤差信号とS字曲線の位相が異なる、第2のフォーカス誤差信号を設け、該フォーカス誤差信号をフォーカスゲインコントロール動作に用いることにより、追従目標とする記録層以外の層からの反射光を分離してフォーカスサーボ動作を行うことを特徴とする相変化型光ディスク初期化方法。
  2. 複数の記録層を持つ相変化型光ディスクにレーザスポットを照射し記録層の全面結晶化を行う相変化型光ディスク初期化装置において、記録層からの反射光により記録層とレーザスポットとの相対変位に相当するフォーカス誤差信号を生成するための反射光量検出手段と、前記フォーカス誤差信号のS字曲線に対して、位相が1/N周期分シフトしたS字曲線となる第2のフォーカス誤差信号を生成するための反射光量検出手段とを設けたことを特徴とする相変化型光ディスク初期化装置。
  3. フォーカス追従動作中に、前記第2のフォーカス誤差信号を用いて、フォーカスサーボのオートゲインコントロール動作を行うことを特徴とする請求項2記載の相変化型光ディスク初期化装置。
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