JP5162436B2 - エレベーターのかご天井構造 - Google Patents

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本発明は、かご天井に設けられる遮へい板の浮き上がり、および水平方向のずれを防止するエレベーターのかご天井構造に関する。
かご天井の周囲に目地枠を設けるとともに、この目地枠内に遮へい板を取付けたエレベーターのかご天井構造にあって、遮へい板の浮き上がり、および水平方向のずれを防止するため、従来、目地枠の四方のそれぞれに、傾斜辺を有する係止手段、すなわち、発条板を取付け、この発条板が遮へい板を弾支するようにしたものが挙げられる(例えば、特許文献1参照)。
特開平2−255485(第2頁下右欄〜第3頁上左欄、第1図、第2図)
しかしながら、前述したかご天井構造では、遮へい板の四方のそれぞれに係止手段を設ける必要があり、多くの部品員数を要するという問題がある。また、遮へい板の四方に係止手段があることから、順次、係止手段により遮へい板を係止するにつれ、残された係止手段と遮へい板との間隙が小さくなり、遮へい板の取付けが困難となって、作業に慣れを要するという問題もあった。
本発明は、前述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、比較的少ない部品員数で遮へい板の浮き上がり、および水平方向のずれを防止することができるとともに、容易に遮へい板を取付けることのできるエレベーターのかご天井構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る発明は、かご天井の周囲に設けられる目地枠と、この目地枠に取付けられる遮へい板と、この遮へい板の浮き上がり、および水平方向のずれを防止する係止手段とを備えたエレベーターのかご天井構造において、前記係止手段を、前記遮へい板の互いに対向した二方向のみに対として配置するとともに、これらの係止手段が、前記遮へい板端部の立ち上がり辺および水平辺に連続して形成される切欠きと、前記目地枠に設けられ、前記切欠きに遊嵌される遊嵌体とから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項1に係る発明では、遮へい板をかご天井に取付ける場合、目地枠に設けられる遊嵌体を、遮へい板端部の立ち上がり辺および水平辺に形成された切欠きに遊嵌する。これによって、遮へい板の水平方向、すなわち、間口方向および奥行き方向のそれぞれの移動は、遊嵌体が遮へい板に接触すること、或いは遊嵌体が切欠き端部に接触することで抑制されるとともに、遮へい板の垂直方向の移動は、遊嵌体が遮へい板の上面に接触することで抑制される。したがって、遮へい板の互いに対向した二方向に配設された一対の係止手段で遮へい板の浮き上がり、間口方向および奥行き方向のずれを防止することができ、従来に比べて部品員数の低減を図ることができる。また、係止手段は遮へい板の二方向のみに設置されるとともに、遊嵌体を遮へい板端部の切欠きに遊嵌する構造であることから、容易に遮へい板をかご天井に取付けることもできる。
また、本発明の請求項2に係る発明は、前記遊嵌体が、略L字の断面形状を有し、その垂直辺が前記目地枠に取付けられるブラケットと、このブラケットの水平辺に装着されるボルトおよびナットとから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明の請求項2に係る発明では、遮へい板の間口方向の移動は、ボルトおよびナットの一方が遮へい板に接触することで抑制されるとともに、奥行き方向の移動は、ブラケットが切欠き端部に接触することで抑制され、かつ、遮へい板の垂直方向の移動は、ブラケットが遮へい板の上面に接触することで抑制される。このように、遊嵌体を、略L字の断面形状を有するブラケット、このブラケットに装着されるボルトおよびナットといった簡易な構造で構成することができる。
本発明によれば、一対の係止手段で遮へい板の浮き上がり、間口方向および奥行き方向のずれを防止することができ、これによって、従来に比べて部品員数の低減を図り、ひいてはコストの低減を図ることができる。また、係止手段は遮へい板の二方向のみに設置されるとともに、遊嵌体を遮へい板端部の切欠きに遊嵌する構造であることから、容易に遮へい板をかご天井に取付けることができる。
以下、本発明に係るエレベーターのかご天井構造の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明に係るかご天井構造が適用されるエレベーターかごの概略構成図、図2はかご天井部分の縦断面図、図3は本発明に係るエレベーターのかご天井構造の一実施形態を示す要部縦断面図、図4は遮へい板の要部を示す斜視図、図5は遊嵌体の要部を示す斜視図である。
エレベーターのかご1は、図1に示すように、複数の側板2と、これらの側板2の上部に取付けられるかご天井3とを有しており、かご天井3には、図2に示すように、その周囲に設けられるとともに、略L字の断面形状を有する目地枠4と、端部が略L字状に折り曲げられるとともに、目地枠4の水平辺4aに取付けられる遮へい板5とが備えられている。
そして、遮へい板5の浮き上がり、および水平方向のずれを防止する係止手段10は、図3〜図5に示すように、遮へい板端部の立ち上がり辺5aおよび水平辺5bに連続して形成される切欠き11と、目地枠4に設けられ、切欠き11に遊嵌される遊嵌体12とを備えている。また、この係止手段10は、遮へい板5の互いに対向した二方向に対となって配設される。
遊嵌体12は、略L字の断面形状を有し、その垂直辺12a1が目地枠4の垂直辺4bに取付けられるブラケット12aと、このブラケット12aの水平辺12a2に装着されるボルト12bおよびナット12cとから成っている。また、ブラケット12aの垂直辺12a1には貫通孔12a3が形成され、取付けボルト12dにより貫通孔12a3を介してブラケット12aは目地枠4の垂直辺4bに取付けられる。
本実施形態にあっては、あらかじめ目地枠4に遊嵌体12を装着しておく。そして、遮へい板5を取付ける場合、遮へい板5を移動し、遊嵌体12と遮へい板5の切欠き11とを対向させ、遊嵌体12を切欠き11に挿通し、図3に示すように、遊嵌体12を遮へい板5に対して遊嵌状態とする。これによって、遮へい板5の間口方向の移動、すなわち、図3中左右方向の移動は、ボルト12bの上端部が遮へい板5の立ち上がり辺5aに接触することで抑制される。また、遮へい板5の奥行き方向の移動は、ブラケット12aが切欠き11の端部に接触することで抑制される。さらに、遮へい板5の垂直方向の移動、すなわち、浮き上がりは、ブラケット12aの水平辺12a2が遮へい板5の水平辺5bに接触することで抑制される。
本実施形態によれば、一対の係止手段10で遮へい板5の浮き上がり、間口方向および奥行き方向のずれを防止することができ、これによって、従来に比べて部品員数の低減を図り、ひいてはコストの低減を図ることができる。また、係止手段10は遮へい板5の二方向のみに設置されるとともに、遊嵌体12を遮へい板端部の切欠き11に遊嵌する構造であることから、容易に遮へい板5をかご天井3に取付けることができる。
本発明に係るかご天井構造が適用されるエレベーターかごの概略構成図である。 かご天井部分の縦断面図である。 本発明に係るエレベーターのかご天井構造の一実施形態を示す要部縦断面図である。 遮へい板の要部を示す斜視図である。 遊嵌体の要部を示す斜視図である。
符号の説明
1 かご
2 側板
3 かご天井
4 目地枠
4a 水平辺
4b 垂直辺
5 遮へい板
5a 立ち上がり辺
5b 水平辺
10 係止手段
11 切欠き
12 遊嵌体
12a ブラケット
12a1 垂直辺
12a2 水平辺
12a3 貫通孔
12b ボルト
12c ナット

Claims (2)

  1. かご天井の周囲に設けられる目地枠と、この目地枠に取付けられる遮へい板と、この遮へい板の浮き上がり、および水平方向のずれを防止する係止手段とを備えたエレベーターのかご天井構造において、
    前記係止手段を、前記遮へい板の互いに対向した二方向のみに対として配置するとともに、これらの係止手段が、前記遮へい板端部の立ち上がり辺および水平辺に連続して形成される切欠きと、前記目地枠に設けられ、前記切欠きに遊嵌される遊嵌体とから成ることを特徴とするエレベーターのかご天井構造。
  2. 前記遊嵌体が、略L字の断面形状を有し、その垂直辺が前記目地枠に取付けられるブラケットと、このブラケットの水平辺に装着されるボルトおよびナットとから成ることを特徴とする請求項1記載のエレベーターのかご天井構造。
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