JPH051706A - 筺体カバー取付構造 - Google Patents

筺体カバー取付構造

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JPH051706A
JPH051706A JP15273191A JP15273191A JPH051706A JP H051706 A JPH051706 A JP H051706A JP 15273191 A JP15273191 A JP 15273191A JP 15273191 A JP15273191 A JP 15273191A JP H051706 A JPH051706 A JP H051706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
panel
side plate
housing
tap
Prior art date
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Pending
Application number
JP15273191A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Endo
勲 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH051706A publication Critical patent/JPH051706A/ja
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 棒ナット3はタップ穴14を有する。パネル
2には、折り曲げ形成した一方の側面板21にダルマ穴
23を、反対側の側面板22に切欠き穴24を形成して
ある。ダルマ穴23,切欠き穴24に係合するように筺
体1の折り曲げ形成した一方の側面板11に2面にまが
る長穴13を、他方の側面板12にタップ穴14とを具
備し、ネジでパネル2を筺体1に連結固定するように構
成する。 【効果】 部品単純化と比較的少ない部品構成で回転機
能を有する安価な筺体カバー取付構造を実現できる。切
欠き,穴明けなどの加工量を少なくなるため筺体剛性が
比較的優れ、運搬,移動時に横方向の外力が加えられて
も横ゆれや変形を防止可能で堅牢な筺体を構成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筺体を構成するカバーの
取付構造に関し、特に、回転開閉式カバーの取付構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の筺体カバー取付構造では、図11
に示すように筺体本体の一方の側面板11に回転軸11
1を具備し、他方の側面板12にボールキャッチなどの
固定用ファスナー112を具備して、各々カバー120
に形成した回転軸受穴121とボールキャッチ受け12
2と係合するようになっている。最初に図11に示すよ
うにa方向にカバー120の回転軸受穴121を回転自
在に軸支し、次にb方向にカバー120のボールキャッ
チ受け122を押してロックすることで筺体を構成して
いる。
【0003】また、他の筺体カバー取付構造として図1
2に示すように筺体本体の側面板11,12の内側にタ
ッフ穴101を形成し、カバー120aの両側面を折り
曲げ、タッフ穴101と係合するように丸穴121また
は切欠き122を形成したものがある。この例では、カ
バー120aの回転開閉はできない。
【0004】カバーに丸穴121を形成した場合は、一
般ネジ41にて回転軸受穴121を通してタッフ穴10
1に螺合する。また切欠き穴122を形成した場合は、
最初に一般ネジ41をタッフ穴101に緩めた状態で螺
合しておき、次にパネル120aの切欠き部122と一
般ネジ41を係合させてパネル120aをe方向に押し
込んでから一般ネジ41を締め付け固定している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の筺体カ
バー取付構造では、筺体本体とカバーの係合部はスライ
ド自在に連結されているため、図2に示すX方向の外力
に相当する外力が加わった場合、筺体本体が菱形に変形
すると同時にパネル軸支部は上下方向にスライドして外
れたり、またロック係合部は左右方向にスライド移動が
可能のためパネル連結状態でもひずみを発生させないよ
うな筺体を構成することは難しい。また回転軸やボール
キャッチ取り付けによる筺体切り欠き面積増により筺体
剛性が低下するとともに、加工工数の増大によるコスト
アップと構成部品増加によるコストアップが発生する。
【0006】ネジ締めによるパネル取付構造では、筺体
に実装されているユニットについて検査,保守するとき
に、ネジの締め付けと、取り外し作業が必要であり、そ
のときにネジを落下して紛失したり、ユニット内部に落
下したりする恐れがある。またネジを緩めるだけでパネ
ルを取り外す構造にした場合でも、パネルを外さなけれ
ばならないため、作業のやりにくさと作業工数が増加す
る問題がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の筺体カバー取付
構造は、タップ穴を有する棒ナットと、折り曲げ形成し
た一方の側面板にダルマ穴を、反対側の側面板に切欠き
穴を形成したパネルと、前記ダルマ穴と切欠き穴に係合
するように筺体の折り曲げ形成した一方の側面板に2面
にまがる長穴を、他方の側面板にタップ穴とを具備し、
ネジで前記パネルを前記筺体に連結固定するように構成
したことを特徴とする。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0009】図1(a) ,図1(b) は本発明の一実施例の
平面断面図,正面図であり、図1(a) は図1(b) のA―
A断面を示す。図2はこの実施例の斜視図である。筺体
1正面の開放部にパネル2を構成したものである。筺体
1の側面板11に図5に示すように折り曲げ部に長穴1
3を形成し、他方の側面板12に図6に示すようにタッ
プ穴14を具備している。図3に示すようにパネル2の
折曲げ部21にダルマ穴23を形成し他方の折曲げ部2
2に切欠き穴24を形成し、ダルマ穴23および切欠き
穴24は、同一のダルマ穴23a,24aを下方に形成
し、この穴ピッチに合わせて筺体1の長穴13およびタ
ップ穴14も同様に長穴13a,タップ穴14aを具備
している。パネル2を取り付けるには、筺体の側面板1
1の内部に図4の棒ナット3を挿入し長穴13.13a
のピッチに合わせて形成したタップ穴31,31aに取
付ネジ4を螺合する次に図7に示すように棒ナット3の
ネジ4を正面にセットしておきパネルのダルマ穴23を
ネジ4に係合してTと逆方向に回転すると、図2(b) に
示すように側面板12に緩めた状態に螺合した取付ネジ
5にパネルの切欠き穴24,24aが係合し、図1(a)
のように筺体1の側面板11に配置される。この状態で
取付ネジ4,5を締め付けることにより筺体前面開放部
が塞がれて図2に示すように開放部を横方向Xに外力を
加えてもひずみの少ない堅牢な筺体が構成される。
【0010】次に検査,保守時に筺体内部に実装されて
いるユニットの点検,交換の際に行なうパネル2の開放
操作について説明する。図1(a) ,図1(b) に示すよう
に連結されているパネル2の取付ネジ4,5を十分緩め
てから図2のようにパネル2の一端に手を掛けて手前に
引くと側面板11とダルマ穴23と棒ナット3の係合部
を回転軸としてT方向に回転して取付ネジ4が長穴13
に当接して正面で止まる。この状態で筺体内部実装ユニ
ットの点検ができる。またユニットの交換、その他でパ
ネル2が邪魔になる場合は、パネル2を回転して図7に
示す状態で上り方向に持ち上げてから手前F方向に引く
ことによりパネル2は筺体1から離脱することができ
る。このとき、棒ナット3は外れることなく筺体1の長
穴13と取付ネジ4が係合し、パネル2取り付け待ちの
状態を保持している。パネル2を取り付ける場合は、棒
ナット3に緩んだ状態で螺合している取付ネジ4にパネ
ル2のダルマ穴23を係合する操作が必要になるが、こ
のときネジ頭とダルマ穴を合わせないとパネル2で取付
ネジ4を押して棒ナット3が後方に移動することがある
ので片方ずつ合わせると容易に係合する。
【0011】図8に示す第1の変形においては、ストッ
パーネジ6を棒ナット3に回転自在に当接する位置に設
けることにより取付ネジ4が後方に移動することなく容
易に引っ掛ける操作が可能になる。
【0012】図9に示す第2の変形においては、側板の
一部を曲げてストッパー7を形成している。
【0013】図10に示す第3の変形のように、同様に
長穴13を、反対側にしぼってストッパー8を形成する
ことにより、パネル2の取り付け操作性をさらに向上す
ることも可能である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、部品単
純化と比較的少ない部品構成で回転機能を有する安価な
筺体カバー取付構造を実現できる。また、切欠き,穴明
けなどの加工量も少なくなるため筺体剛性が比較的優
れ、運搬,移動時に横方向の外力が加えられても横ゆれ
や変形を防止可能で堅牢な筺体を構成できる。検査,保
守段階においてはネジ締付構造で強固な連結が可能であ
る上に、回転機構を有しているため、ネジを緩めるだけ
でパネルを前方に回転して内部ユニットの点検などが容
易にできる。また実装されているユニットを交換する際
に、開いた状態のカバーが邪魔になる場合は、これを取
り外すことも容易であり、作業時の安全性も配慮された
筺体カバー取付構造が実現できる。また、この筺体を現
地に設置した場合でも、筺体前面開放部は両側のフレー
ムがパネルで強固に連結されているため、CRTやプリ
ンタを筺体上に搭載したシステムを構成した場合でも、
ゆれやびずみが発生しない安定した状態を保持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。 (a) はA―A断面図である。 (b) は正面図である。
【図2】図1の実施例の斜視図である。
【図3】図1中のパネルを示す斜視図である。
【図4】図1中の棒ナットを示す斜視図である。
【図5】図1中の一方の側面板を示す斜視図である。
【図6】図1中の他方の側面板を示す斜視図である。
【図7】図1中のパネル,側面板を示す斜視図である。
【図8】図1の実施例の第1の変形を示す平面図であ
る。
【図9】図1の実施例の第2の変形を示す平面図であ
る。
【図10】図1の実施例の第3の変形を示す平面図であ
る。
【図11】従来例の一つを示す斜視図である。
【図12】従来例の他の一つを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 筺体 2 パネル 3 棒ナット 4 取付ネジ 5 取付ネジ 6 ストッパー 7 ストッパー 8 ストッパー 11 側面板 12 側面板 13 長穴 14 タップ穴 21 側面板 22 側面板 23 ダルマ穴 24 切欠き穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タップ穴を有する棒ナットと、折り曲げ
    形成した一方の側面板にダルマ穴を、反対側の側面板に
    切欠き穴を形成したパネルと、前記ダルマ穴と切欠き穴
    に係合するように筺体の折り曲げ形成した一方の側面板
    に2面にまがる長穴を、他方の側面板にタップ穴とを具
    備し、ネジで前記パネルを前記筺体に連結固定するよう
    に構成したことを特徴とする筺体カバー取付構造。
  2. 【請求項2】 前記ダルマ穴および切欠き穴は、同一の
    ダルマ穴,切欠き穴を下方に形成し、この穴ピッチに合
    わせて筺体の長穴およびタップ穴も同様に長穴,タップ
    穴を具備していることを特徴とする請求項1記載の筺体
    カバー取付構造。
JP15273191A 1991-06-25 1991-06-25 筺体カバー取付構造 Pending JPH051706A (ja)

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JP15273191A JPH051706A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 筺体カバー取付構造

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JP15273191A JPH051706A (ja) 1991-06-25 1991-06-25 筺体カバー取付構造

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JPH051706A true JPH051706A (ja) 1993-01-08

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ID=15546932

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JP (1) JPH051706A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148957A (ja) * 1986-12-11 1988-06-21 Norio Someya 健康増進剤
JP2010149969A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Hitachi Ltd エレベーターのかご天井構造
JP2014029736A (ja) * 2013-11-13 2014-02-13 Oki Electric Ind Co Ltd 自動取引装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63148957A (ja) * 1986-12-11 1988-06-21 Norio Someya 健康増進剤
JPH051706B2 (ja) * 1986-12-11 1993-01-08 Norio Someya
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