JP5160009B2 - 低いしきい電圧を有する液晶媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、液晶媒体およびこの媒体を含む電気光学ディスプレイに関する。
液晶は、そのような物質の光学特性を印加電圧によって変更することができるため、特にディスプレイデバイスの誘電体として用いられる。液晶をベースとする電気光学デバイスは、当業者によく知られており、種々の効果に基づくことができる。そのようなデバイスの例は、動的散乱、DAP(配向相の変形)セル、ゲスト/ホストセル、ツイストネマティック構造を有するTNセル、STN(スーパーツイストネマティック)セル、SBE(超複屈折効果)セルおよびOMI(光学モード干渉)セルを有するセルである。最も一般的なディスプレイデバイスは、シャット−ヘルフリッヒ(Schadt-Helfrich)効果に基づき、ツイストネマティック構造を有する。
【0002】
液晶材料は、一般的には、良好な化学的安定性および熱的安定性および良好な電界および電磁放射に対する安定性を有さなければならない。さらに、液晶材料は、低い粘度を有し、短い応答時間、低いしきい電圧およびセルにおいて高いコントラストを有さなければならない。
さらに、液晶材料は、通常の動作温度で、すなわち、室温以上ないし室温以下のできる限り広い範囲で、適する中間相を、例えば、上述のセルのためのネマティック中間相を有さなければならない。液晶は、一般的には多数の成分の混合物として用いられるため、成分が、直ちに互いに混和することが重要である。さらに電気伝導性、誘電異方性および光学異方性といった特性は、セルの形式および用途分野に依存する種々の要件も満足しなければならない。例えば、ツイストネマティック構造を有するセルの材料は、正の誘電異方性および低い電気伝導性を有する。
【0003】
例えば、個々のピクセルをスイッチングするための一体化した非線形素子を含むマトリックス液晶ディスプレイ(MLCディスプレイ)には、大きな正の誘電異方性、広いネマティック相、比較的低い複屈折、非常に高い抵抗率、良好なUV安定性および温度安定性および低い蒸気圧を有する液晶媒体が望まれる。
この形式のマトリックス液晶ディスプレイは、知られている。個々のピクセルの個々のスイッチングのために用いることができる非線形素子は、バリスタまたはダイオードのような受動的な素子の他、トランジスタのような能動的な素子である。したがってこの場合は、“アクティブマトリックス”と言われている。
さらに有望なTFT(薄膜トランジスタ)ディスプレイにおいては、利用される電気光学効果は、通常TN効果である。例えば、CdSeのような半導体化合物を含むTFTまたは多結晶形またはアモルファスシリコンに基づくTFTで区別がなされる。
【0004】
TFTマトリックスは、ディスプレイの一つのガラス板の内側に施されるが、一方のガラス板は、その内側に透明対極を担持している。ピクセル電極の大きさと比較して、TFTは、非常に小さく、また実質的に画像上に不利な効果を有さない。この技術は、赤、緑および青フィルタのモザイクをいずれのフィルタ素子も切り換え可能なピクセルの反対に位置するように配置した全色可能なディスプレイにまでも広げることができる。TFTディスプレイは、通常、透過光内に交差偏光板を有するTNセルとして動作し、バックライト式である。
【0005】
この形式のMLCディスプレイは、ノートブックコンピューター、テレビ(ポケットTV)または自動車または飛行機製造におけるディスプレイとして、用いられる。コントラストおよび応答時間の角度依存性に関する問題の他、これらのMLCディスプレイにおいて液晶混合物の不適当な抵抗率のために困難が生ずる。抵抗の低下に伴い、MLCディスプレイのコントラストが低下し、“画像固着(image sticking)”の問題も生じ得る。液晶混合物の抵抗率は、ディスプレイの内表面との相互作用によってMLCディスプレイの寿命全般を通じて一般的に減少することから、許容される稼働寿命を得るためには、高い(初期)抵抗は、非常に重要である。特に、低いしきい電圧値を有する混合物の場合、高い正の誘電異方性Δεを有する液晶材料は一般的に比較的高い電気伝導性もまた有するため、非常に高い抵抗率を達成することは、これまでできなかった。温度上昇、加熱および/またはUV照射後は、できる限り抵抗率の増加を小さくすることがさらに重要である。短いスイッチング時間を達成するために、混合物は、さらに小さい回転粘度を有さなければならない。低い温度である、例えば、屋外、自動車または航空電子工学用途でもディスプレイを用いるために、結晶化および/またはスメクチック相は、低い温度ですら生じず、粘度の温度依存性はできる限り低いことが要求される。先行技術のMLCディスプレイはこれらの要件を満足するものでない。
【0006】
バックライティングを使用する、すなわち透過によりおよび任意に半透過により動作する液晶ディスプレイの他、反射型液晶ディスプレイにもまた利益がある。これらの反射型液晶ディスプレイは、情報の表示に周辺光を用いる。従って、それらは対応する大きさおよび解像度のバックライト液晶ディスプレイと比較して極めて小さいエネルギーを消費する。ここでは、すでに従来型である透過型TFT−TNディスプレイにおける場合のように、低い光学リタデーション(d・Δn)を得るためには、低い複屈折率(Δn)の液晶の使用が必要である。
従って、極めて高い抵抗率を有すると同時に、広い動作温度範囲、低温においても短い応答時間、および低いしきい電圧を有し、そして、これらの欠点を有さないか、軽減された程度でしか欠点を生じないMLCディスプレイに対する需要は依然として高い。
【0007】
この目的のために、以下の特性を有する液晶媒体が要求される:
−特に、低温度までの拡大したネマティック相範囲および低温度であってもディスプレイを使用するための粘度の低い温度依存性;
−ディスプレイの長い寿命のためのUV照射に対する高い抵抗力;
−低いしきい電圧Vthのための高い正の誘電異方性Δε;
−改善された視野角範囲のための低い複屈折率;
−短いスイッチング時間のための低い回転粘度γ
【0008】
本発明の目的は、非常に高い抵抗率、低いしきい電圧、短いスイッチング時間および低い複屈折率値を有し、一方で他の境界条件を維持する、IPS、MLC、TNまたはSTNディスプレイのための液晶媒体を提供することにある。
【0009】
この目的は、少なくとも2種の一般式(I)
R1-Am-Bn-Z1-C-Z2-D-R2 (I)
式中、
およびRは、それぞれ1〜15の炭素原子および2〜15の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基であり、置換されていないか、CNまたはCFで単置換されているかまたはハロゲンによって少なくとも単置換されており、これらの基中の1または2以上のCH基もまた、それぞれの場合において相互に独立して、O原子が互いに直接結合しないように−O−、−S−、
【化11】
Figure 0005160009
−CO−、−CO−O−、−O−CO−または−O−CO−O−で置換されていてもよく、
【0010】
A、B、CおよびDは、それぞれ相互に独立して、
【化12】
Figure 0005160009
式中、
、Y、Y、Y、YおよびYは、それぞれ相互に独立して、HまたはFである、
であり、
Cは、上記意味に加えて、
【化13】
Figure 0005160009
であり、
およびZは、それぞれ相互に独立して、単結合、−CHO−、−OCH−、−CH−CH−、−CH=CH−、−C≡C−、−CF−CF−、−CFO−、−OCF−または−CO−O−であり、
は、上記意味に加えて、F、CF、OCF、OCHF、OCHCFHであり、
【0011】
および
mおよびnは、それぞれ相互に独立して0または1であり、
ただし、mおよびnが0のとき、Zは、単結合である、
の化合物の混合物を含む液晶媒体であって、
【0012】
混合物が、
a)Δε≧9を有する一般式(I)の化合物(高い極性の化合物)を30〜90重量%、
b)1<Δε<9を有する一般式(I)の化合物(極性化合物)を0〜30重量%、
c)−1≦Δε≦1を有する一般式(I)の化合物(中性化合物)を10〜40重量%含み、
a)、b)およびc)の合計が100重量%であることを特徴とする、
前記液晶媒体によって達成される。
【0013】
本発明の高い極性の液晶化合物および中性液晶化合物の組み合わせにより、低いしきい電圧Vthおよび同時に特に低い回転粘度を有し、従って、セル中のこれらの媒体の短いスイッチング時間を有する液晶媒体を得ることができることが見出された。
好ましい態様では、混合物は、
a)高い極性の化合物を40〜80重量%、
b)極性化合物を0〜25重量%、および
c)中性化合物を15〜40重量%含む。
【0014】
他の好ましい態様では、混合物は、
a)高い極性の化合物を70〜90重量%、
b)極性化合物を0〜10重量%、および
c)中性化合物を10〜20重量%含む。
【0015】
およびRは、それぞれ1〜15の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキルおよび/またはアルコキシ基であってもよい。好ましくは、2、3、4、5、6または7の炭素原子を有する直鎖であり、従って、好ましくは、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、エトキシ、プロポキシ、ブトキシ、ペントキシ、エキソキシまたはへプトキシ、さらにメチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テトラデシル、ペンタデシル、メトキシ、オクトキシ、ノノキシ、デコキシ、ウンデコキシ、ドデコキシ、トリデコキシまたはテトラデコキシである。
【0016】
およびRは、それぞれオキサアルキル、好ましくは、直鎖の2−オキサプロピル(メトキシメチル)、2−オキサブチル(エトキシメチル)または3−オキサブチル(メトキシエチル)、2−、3−または4−オキサペンチル、2−、3−、4−または5−オキサヘキシル、2−、3−、4−、5−または6−オキサヘプチル、2−、3−、4−、5−、6−または7−オキサオクチル、2−、3−、4−、5−、6−、7−または8−オキサノニルまたは2−、3−、4−、5−、6−、7−、8−または9−オキサデシルであってもよい。
【0017】
およびRは、それぞれ2〜15の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキレン基であってもよい。好ましくは、2〜10の炭素原子を有する直鎖である。従って、特にビニル、プロポ−1−またはプロポ−2−エニル、ブト−1−、−2−、またはブト−3−エニル、ペント−1−、−2−、−3−またはペント−4−エニル、ヘクス−1−、−2−、−3−、−4−またはヘクス−5−エニル、ヘプト−1−、−2−、−3−、−4−、−5−またはヘプト−6−エニル、オクト−1−、−2−、−3−、−4−、−5−、−6−またはオクト−7−エニル、ノン−1−、−2−、−3−、−4−、−5−、−6−、−7−またはノン−8−エニル、デック−1−、−2−、−3−、−4−、−5−、−6−、−7−、−8−またはデック−9−エニルである。
【0018】
およびRは、それぞれ、1〜15の炭素原子を有するアルキル基であることができ、その中の1つのCH基は、−O−によって置換され、一つは−CO−によって置換されており、これらは好ましくは隣接している。従ってこの基は、アシルオキシ基−CO−O−またはオキシカルボニル基−O−CO−を含む。好ましくは、2〜6の炭素原子を有する直鎖である。従って、特に好ましくは、アセチルオキシ、プロピオニルオキシ、ブチリルオキシ、ペンタノイルオキシ、ヘキサノイルオキシ、アセチルオキシメチル、プロピオニルオキシメチル、ブチリルオキシメチル、ペンタノイルオキシメチル、2−アセチルオキシエチル、2−プロピオニルオキシエチル、2−ブチリルオキシエチル、3−アセチルオキシプロピル、3−プロピオニルオキシプロピル、4−アセチルオキシブチル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブトキシカルボニル、ペントキシカルボニル、メトキシカルボニルメチル、エトキシカルボニルメチル、プロポキシカルボニルメチル、ブトキシカルボニルメチル、2−(メトキシカルボニル)エチル、2−(エトキシカルボニル)エチル、2−(プロポキシカルボニル)エチル、3−(メトキシカルボニル)プロピル、3−(エトキシカルボニル)プロピルまたは4−(メトキシカルボニル)ブチルである。
【0019】
およびRは、それぞれ、CH基の一つが置換されていない、または−CH=CH−置換であって、隣接するCH基がCOまたはCO−OまたはO−COで置換され、この場合、直鎖または分枝であってもよい、1〜15の炭素原子を有するアルキル基であってもよい。好ましくは、4〜13の炭素原子を有する直鎖である。特に好ましくは、アクリロイルオキシメチル、、2−アクリロイルオキシエチル、3−アクリロイルオキシプロピル、4−アクリロイルオキシブチル、5−アクリロイルオキシペンチル、6−アクリロイルオキシヘキシル、7−アクリロイルオキシヘプチル、8−アクリロイルオキシオクチル、9−アクリロイルオキシノニル、10−アクリロイルオキシデシル、メタクリロイルオキシメチル、2−メタクリロイルオキシエチル、3−メタクリロイルオキシプロピル、4−メタクリロイルオキシブチル、5−メタクリロイルオキシペンチル、6−メタクリロイルオキシヘキシル、7−メタクリロイルオキシへプチル、8−メタクリロイルオキシオクチルまたは9−メタクリロイルオキシノニルである。
【0020】
およびRは、それぞれ、CNまたはCFで単置換され、この基は、好ましくは直鎖である、それぞれ1〜15の炭素原子および2〜15の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基であってもよい。CNまたはCFによる置換は、任意の位置である。
およびRは、それぞれ、少なくともハロゲンによって単置換され、この基は、好ましくは、直鎖であり、ハロゲンは好ましくは、FまたはClである、それぞれ1〜15の炭素原子および2〜15の炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基であってもよい。多置換の場合はハロゲンは好ましくはFである。結果としての基は、パーフルオロ化ラジカルもまた含む。単置換の場合、フルオロまたはクロロ置換基は、所望の任意の位置であってもよいが、好ましくは、ω位である。
【0021】
およびRは、それぞれ、2または3以上のCH基が、−O−および/または−CO−O−によって置換された直鎖または分枝のアルキル基であってもよい。好ましくは、3〜12の炭素原子を有する分枝である。特に好ましくは、ビスカルボキシメチル、2,2−ビスカルボキシエチル、3,3−ビスカルボキシプロピル、4,4−ビスカルボキシブチル、5,5−ビスカルボキシペンチル、6,6−ビスカルボキシヘキシル、7,7−ビスカルボキシヘプチル、8,8−ビスカルボキシオクチル、9,9−ビスカルボキシノニル、10,10−ビスカルボキシデシル、ビス(メトキシカルボニル)メチル、2,2−ビス(メトキシカルボニル)エチル、3,3−ビス(メトキシカルボニル)プロピル、4,4−ビス(メトキシカルボニル)ブチル、5,5−ビス(メトキシカルボニル)ペンチル、6,6−ビス(メトキシカルボニル)ヘキシル、7,7−ビス(メトキシカルボニル)ヘプチル、8,8−ビス(メトキシカルボニル)オクチル、ビス(エトキシカルボニル)メチル、2,2−ビス(エトキシカルボニル)エチル、3,3−ビス(エトキシカルボニル)プロピル、4,4−ビス(エトキシカルボニル)ブチル、5,5−ビス(メトキシカルボニル)ペンチル、6,6−ビス(メトキシカルボニル)ヘキシル、7,7−ビス(メトキシカルボニル)ペンチル、8,8−ビス(メトキシカルボニル)オクチル、ビス(エトキシカルボニル)メチル、2,2−ビス(エトキシカルボニル)エチル、3,3−ビス(エトキシカルボニル)プロピル、4,4−ビス(エトキシカルボニル)ブチルまたは5,5−ビス(エトキシカルボニル)ヘキシルである。
【0022】
好ましい高い極性の化合物a)は、それぞれの場合において条件(i)〜(iii)の少なくとも一つを満たす。
i)Zは、−CO−O−、CFO−、−OCF−であり、およびRは、F、OCFである、
ii)Cは、
【化14】
Figure 0005160009
であり、およびZは、単結合であり、およびRは、F、OCF、OCHFである、
iii)Dは、
【化15】
Figure 0005160009
であり、およびRは、F、OCFである。
【0023】
以下の化合物IIa〜IIwは、例である。
【化16】
Figure 0005160009
【0024】
【化17】
Figure 0005160009
【0025】
【化18】
Figure 0005160009
これらの式中、Rは、上記定義のとおりである。
は、好ましくは、記載したアルキル、アルコキシまたはアルケニル基の一つである。
【0026】
好ましい極性化合物b)は、以下の条件を満たす:
は、単結合、C、−CH=CH−、−C≡C−、−CF−CF−、−CFO−であり、および
Dは、
【化19】
Figure 0005160009
であり、
および
は、F、OCF、CFである。
【0027】
以下の化合物IIIa〜IIIiは、例である。
【化20】
Figure 0005160009
これらの式中、Rは、上記定義のとおりである。
は、好ましくは、記載したアルキル、アルコキシまたはアルケニル基の一つである。
【0028】
好ましい中性化合物c)は、以下の条件を満たす:
C、Dは、
【化21】
Figure 0005160009
であり、
および
mおよびnは、0であり、
および
が、F、CF、OCFまたはOCHFのとき、Zは、単結合、−CH−CH−、−CH=CH−または−C≡C−である。
【0029】
以下の化合物IVa〜IVeは、例である。
【化22】
Figure 0005160009
式中、Rは、H、CH、C、n−Cである。
【化23】
Figure 0005160009
式中、n、mは、1〜15であり、lは、1〜13である。
【化24】
Figure 0005160009
式中、o、pは2〜15である。
【0030】
特に好ましい高い極性の化合物a)は、一般式Va〜Ve
【化25】
Figure 0005160009
は、それぞれ1〜15の炭素原子および2〜15の炭素原子を有する上述のアルキルまたはアルケニル基の一つであり、
、Y、YおよびYは、それぞれ相互に独立して、HまたはFであり、
および
は、FまたはOCFであり、
rは、0、1または2である、
の化合物からなる群から選択される。
【0031】
特に好ましい中性化合物c)は、一般式VIa〜VIb
【化26】
Figure 0005160009
式中、
およびRは、それぞれ上記定義のとおりであり、好ましくは、それぞれ1〜15の炭素原子および2〜15の炭素原子を有する上述のアルキルまたはアルケニル基の一つである、
の化合物からなる群から選択される。
【0032】
特に好ましい極性化合物b)は、一般式VIIa〜VIIb
【化27】
Figure 0005160009
式中、
は、それぞれ1〜15の炭素原子および2〜15の炭素原子を有する上述のアルキルまたはアルケニル基の一つであり、
は、F、CFまたはOCFであり、
Yは、HまたはFであり、
および
rは、0または1である、
の化合物からなる群から選択される。
【0033】
非常に特に好ましい高い極性の化合物a)は、式VIIIa〜VIIIx
【化28】
Figure 0005160009
【0034】
【化29】
Figure 0005160009
式中、nは、1〜15であり、好ましくは、1〜7である、
の化合物、および特に式IXa〜IXdの化合物などの、−CO−O−基のかわりに単結合を有する、あらゆる対応する化合物である。
【化30】
Figure 0005160009
【0035】
式Iの化合物は、文献(例えば、Houben-Weyl、有機化学の方法(Methoden der Organischen Chemie)、Georg-Thieme-Verlag、Stuttgartなどの標準的な書物)に記載のそれ自体公知の方法で、正確に言えば、反応に適する公知の反応条件で製造する。それ自体公知の変法をここでもまた用いることもできるが、ここでは、詳細には記載しない。さらに、式Iの化合物は、特許出願書類に記載されたように製造することができる。
【0036】
本発明は、電気光学ディスプレイにも関し、特にフレームとともにセルを形成する2つの面平行外側基板、外側基板上の個々のピクセルのスイッチングのための一体化した非線形素子およびセル内に位置し、本発明の液晶媒体を含む正の誘電異方性および高い抵抗率のネマチック液晶混合物を有する、STNまたはMLCディスプレイに関し、および電気光学ディスプレイのための、これらの媒体の使用に関する。
【0037】
本発明の液晶混合物は、利用可能なパラメータの自由度の著しい拡大を可能とする。
透明点、回転粘度、光学異方性およびしきい電圧の達成できる組み合わせは現行の先行技術の材料よりも優れている。
低いしきい電圧Vth、低い回転粘度および同時に高い透明点および低い温度でのネマチック相への要求は、これまで不十分に満たされてきたのみである。
【0038】
−20℃まで、好ましくは、−30℃まで、特に好ましくは、−40℃までネマチック相を維持する一方、本発明の液晶混合物は、70℃より高い、好ましくは80℃より高い、特に好ましくは90℃より高い透明点を有し、同時に≦0.12、好ましくは0.11の複屈折率、低いしきい電圧および同時に、達成すべき低い回転粘度を可能とし、優れたSTNおよびMLCディスプレイを得ることが可能となる。特に、混合物は、低い動作電圧および短い応答時間を特徴とする。
TNしきい電圧は、回転粘度が≦90mPa.sのとき、一般的には、≦2.1V、好ましくは≦1.9Vであり、;回転粘度が、110mPa.sのとき、一般的には、≦1.9Vであり、好ましくは≦1.7Vであり、;回転粘度が≦125mPa.sのとき、一般的には、≦1.7Vであり、好ましくは≦1.5Vであり、特に好ましくは≦1.4Vであり、;回転粘度が≦135mPa.sのとき、一般的には、≦1.5Vであり、好ましくは≦1.35Vであり、特に好ましくは≦1.25Vであり、;回転粘度が≦145mPa.sのとき、一般的には、≦1.5Vであり、好ましくは≦1.3Vである。
【0039】
偏光器、電極基板および表面処理電極からの本発明のSTNまたはMLCディスプレイの構造は、この形式のディスプレイの慣用の構造に相当する。慣用の構造なる語は、ここでは広く解釈され、特にポリ−SiTFTまたはMIMおよびIPSをベースとするマトリックスディスプレイ成分を含むMLCディスプレイのあらゆる変更および修正もまた包含するものである。
本発明に従い用いることのできる液晶混合物は、それ自体慣用の方法で製造する。一般的には、より少量で用いる所望量の成分を、便宜上高められた温度で、主要な構成要素をなす成分中に溶解する。成分の溶液は、例えば、アセトン、クロロホルムまたはメタノールなどの有機溶媒中に混合することもまたでき、例えば、蒸留によって十分な混合後に再び溶媒を除去することもできる。別の慣用の方法である、例えば、類似体混合物のような予備混合物を用いることによって、またはいわゆる“マルチボトル”システムを用いることによって、混合物を製造することもまたできる。
【0040】
誘電体は、さらに当業者に知られている添加剤を含むこともまたでき、文献に記載されている。例えば、0〜15重量%、好ましくは0〜10重量%の多色性染料および/またはカイラルドープ剤を添加することができる。添加剤は、それぞれ0.01〜6重量%、好ましくは、0.1〜3重量%の濃度で用いる。しかしながら、液晶混合物の他の構成要素、すなわち液晶またはメソゲン化合物の濃度データは、これらの添加剤の濃度を考慮することなく、示されている。
【0041】
本明細書および以下の例において、液晶化合物の構造は、頭字語によって示し、化学式への変換は、以下の表AおよびBに従って行う。C2n+1およびC2m+1のあらゆる基は、それぞれnおよびmの炭素原子を有する直鎖アルキル基である。表Bにおけるコーディングは自明である。表Aでは、基本構造の頭字語のみが示される。個々の場合において、基本構造の頭字語の後に、ハイフンで分けられ、置換基R、R、LおよびLのコードが示されている。
【0042】
【表1】
Figure 0005160009
【0043】
好ましい混合物成分を、表AおよびBに示す。
表A
【化31】
Figure 0005160009
【0044】
【化32】
Figure 0005160009
【0045】
表B
【化33】
Figure 0005160009
【0046】
【化34】
Figure 0005160009
【0047】
【化35】
Figure 0005160009
【0048】
以下の例によって、本発明を説明する。
例A〜Gおよび比較例I〜IV
示した組成を有する液晶混合物を製造した。以下の測定はこれらの混合物について行った。
−スメクチック−ネマチック相転移S→N温度[℃]
−透明点[℃]
−589nmおよび20℃における光学異方性Δn
−20℃における回転粘度γ[mPa.s]
−基板表面に対し垂直の視野角方向における、10%、50%および90%透過のそれぞれの電圧V10、V50およびV90
−1kHzおよび20℃における誘電異方性Δε
【0049】
電気光学データを、20℃の第1次極小値(d・Δn=1.5)のTNセルにおいて測定した。
【表2】
Figure 0005160009
【0050】
【表3】
Figure 0005160009
【0051】
【表4】
Figure 0005160009
【0052】
【表5】
Figure 0005160009
【0053】
【表6】
Figure 0005160009
【0054】
【表7】
Figure 0005160009
【0055】
【表8】
Figure 0005160009
【0056】
【表9】
Figure 0005160009
【0057】
【表10】
Figure 0005160009
【0058】
【表11】
Figure 0005160009
【0059】
【表12】
Figure 0005160009

Claims (2)

  1. 化合物の混合物を含む液晶媒体であって、混合物が、
    一般式
    Figure 0005160009
    式中、
    ’は、1〜15の炭素原子を有するアルキルまたは2〜15の炭素原子を有するアルケニル基であり、
    、Y 、Y およびY は、それぞれ相互に独立して、HまたはFであり、
    ’’は、FまたはOCF であり、
    rは、0、1または2である、
    の化合物からなる群から選択される高い極性の化合物a)を70〜90重量%、
    一般式
    Figure 0005160009
    式中、
    ’およびR ’は、それぞれ相互に独立して、1〜15の炭素原子を有するアルキルまたは2〜15の炭素原子を有するアルケニル基である、
    の化合物からなる群から選択される中性化合物c)を10〜20重量%、および
    一般式
    Figure 0005160009
    式中、
    ’は、1〜15の炭素原子を有するアルキルまたは2〜15の炭素原子を有するアルケニル基であり、
    ’’’は、F、CF またはOCF であり、
    Yは、HまたはFであり、および
    r’は、0または1である、
    の化合物からなる群から選択される極性化合物b)を0〜10重量%、
    含み、
    a)、b)およびc)の合計が100重量%であることを特徴とする、
    前記液晶媒体。
  2. 請求項1に記載の液晶媒体を含む、電気光学ディスプレイ。
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