JP5158321B2 - VoIP電話システムおよび着信応答制御プログラム - Google Patents

VoIP電話システムおよび着信応答制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、VoIP(Voice over Internet Protocol)電話システムおよびVoIP電話システムにおける着信応答制御プログラムに関する。
インターネットやイントラネットのようなIP(Internet Protocol)ネットワークを利用して音声信号を送る技術であるVoIPを用いて中継交換を行ない、電話通信サービスを行なうようにするIP電話が提供されている。
このIP電話においては、発信側と受信側とはそれぞれに割り当てられたIPアドレスを用いて、電話音声をIPパケットにより伝送することにより、通話が可能となるものであり、安価な通話料で通話が可能となるため、普及が拡大している。
そして、従来のボタン電話システムの場合と同様に、このIP電話においても、例えば、LAN(Local Area Network;ローカルエリアネットワーク)に接続した複数個のVoIP電話端末と、それら複数のVoIP電話端末を管理する主装置とを備えるVoIP電話システムが提供されている(例えば、特許文献1(特開2004−320289号公報)参照)。
上記の特許文献は、次の通りである。
特開2004−320289号公報
このVoIP電話システムにおいて、外線着信が発生した場合のシーケンスを図6に示す。すなわち、発信電話端末における発信に基づく着信を受けると、主装置は、LANを通じて接続されている複数個のVoIP電話端末TA,TB,・・・に対して同時に着信を通知する。
この着信通知に対して、例えばVoIP電話端末TAの使用者が応答操作(オフフックなど)をすると、当該応答操作に応じて応答メッセージが、当該VoIP電話端末TAから主装置に送られる。そして、VoIP電話端末TAは、応答メッセージの送出と同時に音声パケットの送出を開始する。
主装置は、VoIP電話端末TAからの応答メッセージを受け取ると、応答確認メッセージを、当該応答メッセージを送ってきたVoIP電話端末TAに送り、これにより、応答メッセージを送出したVoIP電話端末TAと、発信端末との間で、主装置経由で、通話が開始される。
ところで、外線着信に対して、主装置は、複数個のVoIP電話端末に同時に着信通知をするので、例えば図6のように、複数個のVoIP電話端末TA,TB,・・・が同時に着信応答して、応答メッセージが、これら複数個のVoIP電話端末TA,TB,・・・から主装置に送られる場合がある。
このような場合には、主装置は、いずれか一つのVoIP電話端末のみの応答を成功として判定し、当該応答が成功となったVoIP電話端末には、応答確認メッセージを送り、応答が不成功となったその他のVoIP電話端末には、応答エラーメッセージを送る。応答エラーメッセージを受け取ったVoIP電話端末は、その後の音声パケットの送信を停止する。
これにより、応答確認メッセージを受信したVoIP電話端末のみが着信に対する応答端末となり、当該応答端末が音声パケットを発信端末側に主装置を介して送信することが可能になる。つまり、当該応答端末とされたVoIP電話端末と発信端末とが通話状態となる。
この場合に、図6にも示したように、応答メッセージを送出したVoIP電話端末のそれぞれは、応答メッセージの送出と同時に音声パケットの送出を開始するので、応答が不成功となったVoIP電話端末であっても、主装置から応答エラーメッセージを受け取るまでは、音声パケットを送出する状態となる。
このため、主装置から応答エラーメッセージが、応答が不成功となったVoIP電話端末に送出されるまでの間においては、図6の例の場合においては、2個のVoIP電話端末TAおよびTBからの音声パケットが、主装置を介して、発信端末側に送出されてしまい、発信端末側では正常に音声パケットの再生ができず、発信端末側の受話器で異音が発生してしまうという問題がある。
この発明は、上述した着信時における複数のVoIP電話端末が同時に応答したときに発生する問題点を改善することができるようにしたVoIP電話システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明によるVoIP電話システムは、
IP(Internet Protocol)ネットワークからなるローカルエリアネットワークに接続される複数個のVoIP電話端末と、
前記VoIP電話端末の相手電話端末との間における呼制御および、少なくとも前記VoIP電話端末からの音声パケットの前記相手電話端末への送出制御を行う主装置と、
を備えるVoIP電話システムにおいて、
前記VoIP電話端末は、
前記主装置からの着信の通知に対して使用者が応答操作をしたときに、応答メッセージを送出すると同時に音声パケットの送出を開始する手段と、
前記主装置から応答確認メッセージを受信したときには、前記音声パケットの送出を継続する手段と、
前記主装置から応答エラーを受信したときには、前記音声パケットの送出を停止する手段と、
を備え、
前記主装置は、
前記相手電話端末からの着信があったときに、前記複数個のVoIP電話端末に対して同時に前記着信の通知をする手段と、
前記着信の通知に応答した前記複数個のVoIP電話端末から応答メッセージを受信したときに、前記応答メッセージを送出した前記複数個のVoIP電話端末の一つを応答端末と定め応答端末決定手段と、
記応答端末決定手段で前記応答端末と定めた前記VoIP電話端末からの前記応答メッセージのパケットに含まれる当該応答メッセージのパケットを送出したVoIP電話端末を識別可能な情報を取得保持する取得保持手段と、
前記応答端末決定手段で前記応答端末と定めたVoIP電話端末に対して応答確認メッセージの送出準備が完了したか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段で前記応答確認メッセージの送出準備が完了していないと判別されているときに、前記VoIP電話端末から送られてくる音声パケットの受信を監視する監視手段と、
前記監視手段で前記VoIP電話端末から音声パケットを受信したと判別したときに、当該受信した音声パケットに含まれる当該音声パケットを送出した前記VoIP電話端末を識別可能な情報と、前記取得保持手段で保持されている前記VoIP電話端末を識別可能な情報とが一致するか否か判定する判定手段と、
前記判定手段で、前記VoIP電話端末を識別可能な情報が一致すると判定したときには、前記受信した音声パケットを相手方に送出し、一致しないと判定したときには、前記受信した音声パケットは相手方に送出せずに破棄する手段と、
前記判別手段で前記応答確認メッセージの送出準備が完了したと判別したときに、前記応答端末と定めたVoIP電話端末には、前記応答確認メッセージを送出し、前記応答端末と定めたVoIP電話端末以外には、前記応答エラーを送出する手段と、
を備えることを特徴とする。
上述の構成のこの発明によれば、主装置は、応答端末として判定したVoIP電話端末からの応答メッセージのパケットに含まれる、当該パケットを送出したVoIP電話端末を識別可能な情報を取得保持手段により保持しておく。そして、応答メッセージと同時に送出可能とされてVoIP電話端末から送られてくる音声パケットを受信すると、主装置は、当該音声パケットに含まれる、当該パケットを送出したVoIP電話端末を識別可能な情報と、取得保持されている前記パケットを送出したVoIP電話端末を識別可能な情報とを比較し、両者が一致するか否か判定手段で判定する。
そして、一致していると判定されたときには、発信端末側に、その音声パケットが送出され、不一致であると判定されたときには、発信端末側には送られず、当該音声パケットは廃棄される。
したがって、この発明によれば、取得保持された応答端末と定められたVoIP電話端末以外からの音声パケットは、廃棄されて、発信端末側には送出されないので、従来の問題点は回避される。
この発明によれば、着信があったときに、複数のVoIP電話端末で応答した場合であっても、音声パケットは、応答端末として判定されて応答確認メッセージが送られたVoIP電話端末からのもののみが発信端末側に送られ、従来の問題点は回避される。
以下、この発明によるVoIP電話システムの実施形態を、図を参照しながら説明する。以下に説明する例では、パケットを送出したVoIP電話端末を識別可能な情報としては、トランスポート情報を用いるものとする。
図1は、実施形態のVoIP電話システムの構成例を示すブロック図である。図1において、10は、実施形態のVoIP電話システムを示し、主装置11と、複数個のVoIP電話端末(以下、IP電話機という)12A,12B,・・・と、外線ゲートウエイ13とを備えている。
主装置11は、VoIP電話システム10のIP電話機12A,12B,・・・からの発呼や他のネットワークからのIP電話機に対する着呼などの呼制御、および着呼時の複数個のIP電話機12A,12B,・・・の一斉呼び出し制御やその応答制御、また、複数個のIP電話機12A,12B,・・・の使用状態表示などのランプ制御などを行うもので、前記制御を含む種々の制御をソフトウエア処理として実行するためのマイクロコンピュータを搭載して構成されている。
複数個のIP電話機12A,12B,・・・は、LAN14を通じて互いに接続されており、LAN14は給電ハブ15を通じて主装置11に接続されている。主装置11は、LAN14に接続されているIP電話機12A,12B,・・・のそれぞれ、および外線ゲートウエイ13、のLAN14上のアドレス(IPアドレス)を記憶して管理する。
そして、この例では、LAN14は、外線ゲートウエイ13を経由して、PSTN(Public Switched Telephone Network;公衆電話網)20に接続されている。
外線ゲートウエイ13は、PSTN20と、LAN14との間での中継交換を行う機能を備える。したがって、VoIP電話システム10の複数のIP電話機12A,12B,・・・は、主装置11および外線ゲートウエイ13を通じて、PSTN20に接続されている一般電話機21との間で電話通信が可能となる。
また、この例では、主装置11は、IP(Internet Protocol)網30に接続されており、VoIP電話システム10の複数のIP電話機12A,12B,・・・は、主装置11を通じて、IP網30に接続されているIP電話機31との間で電話通信が可能となる。
[着信時のシーケンス]
図2に、この実施形態のVoIP電話システム10において、例えばIP網30に接続されているIP電話機31での発呼に基づく外線着信が発生した時のシーケンス例を示す。
図2に示すように、VoIP電話システム10の主装置11は、発信電話端末における発信に基づく着信を受けると、LAN14を通じて接続されている複数個のIP電話機12A,12B,・・・に対して同時に着信を通知する。
この着信通知に対して、IP電話機12Aおよび12Bの使用者が、同時に応答操作(オフフックなど)をした場合、当該応答操作に応じて応答メッセージが、それぞれIP電話機12Aおよび12Bから主装置11に送られる。そして、IP電話機12Aおよび12Bは、応答メッセージの送出と同時に音声パケットの送出を開始する。
主装置11は、IP電話機12Aおよび12Bからの応答メッセージを受信することになるが、例えば先に応答メッセージを受信したIP電話機、あるいは、応答メッセージを同時に受信したときには、例えば選択した一方の応答メッセージを送ってきたIP電話機を、応答端末(応答が成功した端末)と定める。図2の例では、主装置11は、IP電話機12Aを応答端末と定め、IP電話機12Bは、応答不成功の端末としている。
そして、主装置11は、応答確認メッセージを当該応答端末と定めたIP電話機12Aに送り、応答端末と定めたIP電話機以外の応答メッセージを送ってきたIP電話機12Bには、応答エラーメッセージを送る。
そして、主装置11は、応答端末と定めたIP電話機12Aからの応答メッセージのパケットを受信したときに、当該パケットに含まれるトランスポート情報を取得し、当該取得したトランスポート情報を一時記憶しておくようにする。このトランスポート情報は、当該トランスポート情報が含まれるパケットを送出したIP電話機に一意の情報であって、当該IP電話機を識別することを可能にする情報である。
そして、図2に示すように、主装置11は、応答エラーメッセージを、応答不成功のIP電話機12Bに送るまでの間には、応答端末と定めたIP電話機12Aだけでなく、当該応答不成功のIP電話機12Bからも音声パケットを受信する状態になる。
しかし、この実施形態では、主装置11は、応答エラーメッセージを送出する前に音声パケットを受信したときには、当該受信した音声パケットに含まれるトランスポート情報を抽出して取得し、記憶している応答端末と定めたIP電話機12Aについてのトランスポート情報と比較する。
そして、その比較の結果、一致していると判別したときには、主装置11は、音声パケットは、応答端末と定めたIP電話機12Aから送出されたものであると判断して、発信電話端末側に送出する。また、前記比較の結果、不一致であると判別したときには、主装置11は、受信した音声パケットは、応答不成功のIP電話機12Bから送出されたものと判断して、発信電話端末側には送出せずに、破棄するようにする。
応答エラーメッセージが、応答不成功のIP電話機12Bに送られると、当該IP電話機12Bは、応答失敗を認識して、音声パケットの送出を停止する。したがって、応答エラーメッセージが、応答不成功のIP電話機に送られた後には、主装置11には、応答端末と定められたIP電話機からのみ、音声パケットが送られてくる。このため、主装置11では、応答エラーメッセージの送出後には、受信音声パケットについてのトランスポート情報と、記憶しているトランスポート情報との比較処理、および当該音声パケットを送出するか否かの判定処理は、不要であり、主装置11は、受信した音声パケットを、上記比較処理および判定処理を経ずに、即座に発信電話端末側に送出する。そして、記憶保持している応答端末と定めたIP電話機のトランスポート情報は、当該記憶部から消去する。
なお、1台のIP電話機が外線着信に対して応答した場合には、主装置11は、応答確認メッセージを応答端末と定めたIP電話機に送った後、受信音声パケットについてのトランスポート情報と、記憶しているトランスポート情報との比較処理、および当該音声パケットを送出するか否かの判定処理を終了し、受信した音声パケットを、上記比較処理および判定処理を経ずに、即座に発信電話端末側に送出する。
[主装置11の着信時における処理ルーチンの例]
図3および図4は、図2のシーケンスの実行時における主装置11での処理動作を説明するためのフローチャートである。この図3および図4のフローチャートにおける各ステップの処理は、主装置11を構成するマイクロコンピュータにおいて、記憶されているプログラムに従ったソフトウエア処理として実行されるものである。
先ず、主装置11は、外線着信を受け取ったか否か判別し(ステップS101)、外線着信を受けていないと判別したときには、その他の処理を実行する(ステップS102)。
ステップS101で、外線着信を受けたと判別したときには、主装置11は、LAN14に接続されている複数個のIP電話機12A,12B,・・・に着信を一斉に通知する(ステップS103)。そして、主装置11は、IP電話機12A,12B,・・・からの応答メッセージを待ち(ステップS104)、応答メッセージを受け取ってはいない間は、発信端末が呼を放棄するなどして、外線着信が消滅したか否か判別し(ステップS105)、外線着信が消滅したと判別したときには、この処理ルーチンを終了する。
そして、ステップS104で、応答メッセージを受信したと判別したときには、主装置11は、応答メッセージを受信した一つのIP電話機を応答端末と決定し(ステップS106)、当該応答端末と定めたIP電話機から受け取った応答メッセージのパケットに含まれるトランスポート情報(応答端末のトランスポート情報となる)を抽出して取得し、記憶部に記憶して保持する(ステップS107)。
次に、主装置11は、応答メッセージと同時に送られてくる音声パケットの受信を監視し(図4のステップS111)、音声パケットを受信したと判別したときには、受信した音声パケットに含まれるトランスポート情報を抽出して、記憶部に記憶保持されている応答端末のトランスポート情報と比較する(ステップS112)。
そして、その比較の結果、受信した音声パケットに含まれるトランスポート情報と、記憶部に記憶保持されている応答端末のトランスポート情報とが一致するか否か判別し(ステップS113)、一致していると判別したときには、受信した音声パケットを発信端末側に送出し(ステップS114)、一致していないと判別したときには、受信した音声パケットは破棄する(ステップS115)。
ステップS114またはステップS115の次には、主装置11は、応答端末に応答確認メッセージを送出する準備が完了したか否か判別し(ステップS116)、完了していないと判別したときには、ステップS111に戻って、このステップS111以降の処理を繰り返す。また、ステップS116で、応答端末に応答確認メッセージを送出する準備が完了したと判別したときには、応答確認メッセージを応答端末に送る(ステップS117)。
次に、主装置11は、応答端末以外からも応答メッセージを受信したか否か判別する(ステップS118)。そして、応答端末以外からも応答メッセージを受信したと判別したときには、当該応答端末以外のIP電話機に対して応答エラーメッセージを送り(ステップS119)、通話時処理のルーチンに移行する。また、ステップS118で、応答端末以外からは応答メッセージを受信しなかったと判別したときには、主装置11は、そのまま通話時処理ルーチンに移行する。
以上のようにして、この実施形態によれば、応答端末と決定したIP電話機からの音声パケットのみを発信端末側に送り、応答が不成功であった他のIP電話機からの音声パケットは、発信端末側に送らないようにしたので、発信端末側では、複数のIP電話機からの音声が送られることはなく、冒頭で述べた問題点が解決される。
[他の実施形態]
図2のシーケンス例においては、応答エラーメッセージには、その応答エラーの理由の情報は含めなかったが、図5のシーケンス図に示すように、応答エラーメッセージには、当該応答エラーの理由として、「他者(他のIP電話機)が既に応答をした」などの理由メッセージを含めるようにしてもよい。
この場合には、当該応答エラーメッセージを受信したIP電話機では、当該IP電話機が備えるディスプレイに、「他者が既に応答しました」というメッセージ表示をしたり、「他者が既に応答した」ことを表すLED(Light Emitting Diode;発光ダイオード)を、当該IP電話機に設けて、そのLEDを点灯するようにする機能を設ける。
[その他の実施形態および変形例]
上述の実施の形態では、IP網30に接続されたIP電話機31が発信端末である場合の外線着信があった場合について説明したが、ゲートウエイ13に接続されたPSTNに接続された一般電話機21が発信端末である場合の外線着信の場合にも、この発明は適用可能である。ただし、その場合には、通話開始前まで、主装置11がゲートウエイ13を介して,PSTN20に接続された一般電話機21に対して、上述のような呼制御を行うが、通話路の生成後には、主装置11は、介在せず、ゲートウエイ13を介して、一般電話機21とIP電話機12Aや12Bとが音声パケットのやり取りをすることで、通話が可能となる。
また、上述の実施形態では、応答端末を識別するための情報としては、トランスポート情報を用いるようにしたが、パケットに含まれるデータであって、当該パケットを送出する端末を識別することができる情報であれば、トランスポート情報に限られず、どのような情報であっても良い。
この発明によるVoIP電話システムの実施形態の構成例を示すブロック図である。 この発明の実施形態における着信時のシーケンス例を示す図である。 図1のシステムの主装置の外線着信時の動作説明のためのフローチャートの一部を示す図である。 図1のシステムの主装置の外線着信時の動作説明のためのフローチャートの一部を示す図である。 この発明の実施形態における着信時の他のシーケンス例を示す図である。 従来のVoIP電話システムにおける外線着時のシーケンス例を示す図である。
符号の説明
10…VoIP電話システム、11…主装置、12A,12B,・・・…IP電話機、14…LAN、30…IP網、31…IP電話機

Claims (3)

  1. IP(Internet Protocol)ネットワークからなるローカルエリアネットワークに接続される複数個のVoIP電話端末と、
    前記VoIP電話端末の相手電話端末との間における呼制御および、少なくとも前記VoIP電話端末からの音声パケットの前記相手電話端末への送出制御を行う主装置と、
    を備えるVoIP電話システムにおいて、
    前記VoIP電話端末は、
    前記主装置からの着信の通知に対して使用者が応答操作をしたときに、応答メッセージを送出すると同時に音声パケットの送出を開始する手段と、
    前記主装置から応答確認メッセージを受信したときには、前記音声パケットの送出を継続する手段と、
    前記主装置から応答エラーを受信したときには、前記音声パケットの送出を停止する手段と、
    を備え、
    前記主装置は、
    前記相手電話端末からの着信があったときに、前記複数個のVoIP電話端末に対して同時に前記着信の通知をする手段と、
    前記着信の通知に応答した前記複数個のVoIP電話端末から応答メッセージを受信したときに、前記応答メッセージを送出した前記複数個のVoIP電話端末の一つを応答端末と定め応答端末決定手段と、
    記応答端末決定手段で前記応答端末と定めた前記VoIP電話端末からの前記応答メッセージのパケットに含まれる当該応答メッセージのパケットを送出したVoIP電話端末を識別可能な情報を取得保持する取得保持手段と、
    前記応答端末決定手段で前記応答端末と定めたVoIP電話端末に対して応答確認メッセージの送出準備が完了したか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段で前記応答確認メッセージの送出準備が完了していないと判別されているときに、前記VoIP電話端末から送られてくる音声パケットの受信を監視する監視手段と、
    前記監視手段で前記VoIP電話端末から音声パケットを受信したと判別したときに、当該受信した音声パケットに含まれる当該音声パケットを送出した前記VoIP電話端末を識別可能な情報と、前記取得保持手段で保持されている前記VoIP電話端末を識別可能な情報とが一致するか否か判定する判定手段と、
    前記判定手段で、前記VoIP電話端末を識別可能な情報が一致すると判定したときには、前記受信した音声パケットを相手方に送出し、一致しないと判定したときには、前記受信した音声パケットは相手方に送出せずに破棄する手段と、
    前記判別手段で前記応答確認メッセージの送出準備が完了したと判別したときに、前記応答端末と定めたVoIP電話端末には、前記応答確認メッセージを送出し、前記応答端末と定めたVoIP電話端末以外には、前記応答エラーを送出する手段と、
    を備えることを特徴とするVoIP電話システム。
  2. 請求項1に記載のVoIP電話システムにおいて、
    前記主装置は、
    前記応答メッセージを送出した前記応答端末以外の前記VoIP電話端末に対しては、他のVoIP電話端末が応答済みを通知するメッセージを送る手段を備える
    ことを特徴とするVoIP電話システム。
  3. IP(Internet Protocol)ネットワークからなるローカルエリアネットワークに接続される複数個のVoIP電話端末と、前記VoIP電話端末の相手電話端末との間における呼制御および、少なくとも前記VoIP電話端末からの音声パケットの前記相手電話端末への送出制御を行う主装置とを備え、前記VoIP電話端末は、前記主装置からの着信の通知に対して使用者が応答操作をしたときに、応答メッセージを送出すると同時に音声パケットの送出を開始する手段と、前記主装置から応答確認メッセージを受信したときには、前記音声パケットの送出を継続する手段と、前記主装置から応答エラーを受信したときには、前記音声パケットの送出を停止する手段とを備えるVoIP電話システムにおいて、前記主装置に、
    前記相手電話端末からの着信があったときに、前記複数個のVoIP電話端末に対して一斉着信を行う工程と、
    前記一斉着信に対して、前記複数個のVoIP電話端末から応答メッセージを受信したときに、前記応答メッセージを送出した前記複数個のVoIP電話端末の一つを応答端末として判定する応答端末決定工程と、
    記応答端末決定工程で前記応答端末と定めた前記VoIP電話端末からの前記応答メッセージのパケットに含まれる当該応答メッセージのパケットを送出したVoIP電話端末を識別可能な情報を取得保持する取得保持工程と、
    前記応答端末決定工程で前記応答端末と定めたVoIP電話端末に対して応答確認メッセージの送出準備が完了したか否かを判別する判別工程と、
    前記判別工程で前記応答確認メッセージの送出準備が完了していないと判別されているときに、前記VoIP電話端末から送られてくる音声パケットの受信を監視する監視工程と、
    前記監視工程で前記VoIP電話端末から音声パケットを受信したと判別したときに、当該受信した音声パケットに含まれる当該音声パケットを送出した前記VoIP電話端末を識別可能な情報と、前記取得保持手段で保持されている前記VoIP電話端末を識別可能な情報とが一致するか否か判定する判定工程と、
    前記判定工程で、前記VoIP電話端末を識別可能な情報が一致すると判定したときには、前記受信した音声パケットを相手方に送出し、一致しないと判定したときには、前記受信した音声パケットは相手方に送出せずに破棄する工程と、
    前記判別工程で前記応答確認メッセージの送出準備が完了したと判別したときに、前記応答端末と定めたVoIP電話端末には、前記応答確認メッセージを送出し、前記応答端末と定めたVoIP電話端末以外には、前記応答エラーを送出する工程と、
    を実行させるための着信応答制御プログラム。
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