JP2008078910A - 無線lanを利用したip電話システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 IP電話システムでトラフィック量が増大すると緊急連絡先への通信が不可能となる。
【解決手段】 無線LANアクセスポイント60は呼要求のあった端末の呼情報と全ての中継接続を示す接続端末情報とを送信し、接続制御装置90側では、トラフィック量制限判断部96が接続端末情報から通信トラフィック量が閾値より大きいと判断すると、優先呼判定部95が優先呼情報の示す端末が呼情報のそれと一致するか否かを判定し、呼接続制御部91が不一致の場合、接続拒否信号を、又一致の場合、呼情報の端末の接続を指示する制御信号及び切断端末を示す切断指示情報を無線LANアクセスポイントへ送信する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線LANを利用したIP(Internet Protocol)電話システムにおける緊急通話に関するものである。
インターネットの発展は、電話通信の世界にも大きな影響を与えた。ネットワークに常時接続する高速アクセスの普及に伴い、IP電話も急速に普及して企業向けのIP電話システムから一般家庭向けIP電話まで拡大している。IP電話は、音声信号をIPパケット化して送っており、従来の電話帯域(3.4kHz)の制限を受けない長所と、通話距離が遠くなれば、従来の公衆回線網を使った通信料金に比べて安価である長所とを有している。
一方、無線LANの普及も著しく、下記特許文献1には無線LAN方式が開示されている。無線LANは、複数の基地局である無線LANアクセスポイントを中継局として利用するインフラストラクチャモードが採用され、電波が到達する範囲に存在する複数の無線端末により構成される。無線LANを利用したIP電話システムは、各無線LANアクセスポイント(基地局)の接続可能な無線端末の数に制限を設けず、また各無線LANアクセスポイントの配下となる無線端末からの発呼を差別することなく、平等に扱うのが一般的である。
無線LANを利用したIP電話システムでは、無線端末は、無線LANアクセスポイント(基地局)を中継して有線LANネットワーク上の有線端末または他の無線端末と通話することが可能となる。この場合、無線LANアクセスポイント(基地局)ごとに無線チャンネルが設定され、即ち、無線端末は、自身が属する基地局に設定された無線チャンネルを用いて無線接続され、無線LANアクセスポイント(基地局)を中継して、呼接続される有線LANネットワーク上の有線端末または他の無線端末と通信することも可能である。
特開2005−80024号公報
ところで、インフラストラクチャモードの無線LANにおけるIP電話システムでは、無線LANアクセスポイント(基地局)と無線端末の通信に使用される無線チャンネルを通話の途中で変更できない。このため、通信のトラフィック量が1つの無線LANアクセスポイント(基地局)に集中することが起こる。通信のトラフィック量が集中し増加するとともに前記無線LANアクセスポイント(基地局)の通信のスループットも増加するが、通信トラフィック量が増加し最大スループットを超えて、更にトラフィック量が集中し増加するとスループットは低下する。即ち、1つの無線LANアクセスポイント(基地局)の無線チャンネルに通信のトラフィック量が過度に集中すると、無線チャンネルにおける通信の衝突が発生することから、スループットが低下する。
このため、従来の無線LANにおけるIP電話システムでは、トラフィック量が過度に集中すると、通話に必要な帯域が確保されず接続不能となることから、IP電話システムを利用して警察や消防などへ緊急連絡をとろうとして発呼しても緊急連絡先と接続されず、該緊急の通話が出来なくなる問題があった。
本発明の目的は、トラフィック量が集中していても、緊急連絡先に確実に接続可能な無線LANを利用したIP電話システムを提供することにある。
本発明は、以上の点を解決するために、次の構成を採用する。
〈構成〉
本発明は、IP通話機能を有する無線端末と他の端末との間を中継して接続及び切断を実行する無線LANアクセスポイントと、該無線LANアクセスポイントの中継動作を制御する接続制御装置とを備える無線LANを利用したIP電話システムにおいて、上記無線LANアクセスポイントは、発呼要求を受けると発呼側及び着呼側の端末を示す呼情報を上記接続制御装置へ送信する呼情報転送部と、呼接続される毎に現在の全ての中継接続している端末を示す接続端末情報を生成する接続端末情報生成部と、上記生成した接続端末情報を上記接続制御装置へ送信する送信制御部と、上記接続制御装置から接続制御信号を受けると上記発呼側及び着呼側の端末間の通話を可能とすべく接続制御する通話制御部と、上記接続制御装置から切断指示情報を受けると該切断指示情報で示す接続通話中の端末間を切断制御する通話切断部とを含み、上記接続制御装置は、受信した上記接続端末情報に基づいて上記無線LANアクセスポイントを中継接続する通信トラフィック量が閾値より大きいか否かを判定するトラフィック量制限判断部と、緊急通話すべき端末を示す優先呼情報が格納されている優先呼情報格納部と、上記通信トラフィック量が上記閾値より大きいと、受信した上記呼情報で示す端末が上記優先呼情報で示す端末と一致するか否かを判定する優先呼判定部と、不一致と判定すると上記呼情報で示す端末の接続拒否信号を上記無線LANアクセスポイントに出力し、一致と判定すると上記呼情報で示す端末の上記接続制御信号及び切断すべき端末を示す上記切断指示情報を上記無線LANアクセスポイントに出力する呼接続制御部とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、無線LANアクセスポイントのトラフィック量が閾値を超え、かつ発呼(着呼)端末が緊急を要する優先呼であるとき、通信中の端末を選択し切断して、該優先呼を接続すべく接続制御することにより、トラフィックが集中する場合でも、該IP電話システムを利用して緊急連絡先への発着呼の接続が可能となり、緊急連絡の通話を確実に行うことができる。
本発明の実施形態について、図を用いて詳細に説明する。
以下、本発明の実施形態について図を用いて詳細に説明する。
図2は、本実施例の無線LAN(Local Area Network)を利用したIP(Internet Protocol)電話システム1の構成図である。
IP電話システム1は、電話の呼接続制御を行う接続制御装置90と、IP電話機能を有する無線端末10,20,30、40、・・・、50、・・・と、これらの無線端末からの通話を中継する3つの無線LANアクセスポイント60、70および80と、接続制御装置90と3つの無線LANアクセスポイント(基地局)60、70および80とを有線通信が可能に接続するIPネットワーク110とを備えている。無線LANアクセスポイント60とその配下の無線端末10、20および30とは、無線チャンネル111を利用して無線通信が可能に接続されている。無線LANアクセスポイント70とその配下の無線端末40、・・・とは、無線チャンネル112を利用して無線通信が可能に接続されている。無線LANアクセスポイント80とその配下の無線端末50、・・・とは、無線チャンネル113を利用して無線通信が可能に接続されている。
図1は、IP電話システム1を構成する装置の機能ブロック図である。
無線LANアクセスポイント60と無線端末10,20,30との間は、インフラストラクチャモードで無線接続されて、各無線端末10,20,30からの他の端末との通話は、無線LANアクセスポイント(基地局)60を中継して行なわれる。例えば、無線端末10と無線端末20との間の通話は無線LANアクセスポイント60を中継して行なわれる。また、無線端末10がIPネットワーク110に接続された有線端末(図示せず)と通話するときは、同様に無線LANアクセスポイント60を中継して、更にIPネットワーク110を介して行なわれる。
無線LANアクセスポイント70と無線端末40、・・・との間は、インフラストラクチャモードで無線接続されて、各無線端末40、・・・からの他の端末との通話は、無線LANアクセスポイント(基地局)70を中継して行なわれる。同様に、無線LANアクセスポイント80と無線端末50、・・・との間は、インフラストラクチャモードで無線接続されて、無線端末50、・・・からの他の端末との通話は、無線LANアクセスポイント(基地局)80を中継して行なわれる。
ところで、本実施例の呼接続制御は、SIP(Session InitiationProtocol)を用いて行なわれる。複数の無線端末10,20,30、40、・・、50、・・およびIPネットワーク110に接続された有線端末に対してそれぞれ固定的にIPアドレスが付与されており、通話の発信先および発信元は、付与されたIPアドレス(端末番号)に基づいて管理されている。
例えば、無線LANアクセスポイント(基地局)60の配下である無線端末10,20,30から通話するためのパケット信号の送信を行う場合、事前にキャリアセンス(無線チャンネル111の搬送波の有無をチェック)を行い、一定期間未使用(idle)であることを確認してパケット信号の送信を開始する。即ち、無線チャンネル111が使用中(Busy)から未使用(idle)へ移行すると、MAC(Media Access Control)フレームの時間間隔を示すIFS時間を待ち、データ送信の延期を示すバックオフ時間だけキャリアセンスを行って、継続して未使用(idle)であることを確認した無線端末のみが信号の送信権を得ることから、信号を同時に送信して生じる衝突を回避している。
本実施例の無線端末10,20,30、40、・・・、50、・・・は同一構成で同一性能の装置が使用されている。以後の説明では、無線端末10について説明し、その他の無線端末の説明は省略する。
無線端末10は、無線チャンネル111を利用して呼および音声信号を通信するための無線送受信部11と、呼および音声信号を示すパケット信号を生成し、該パケット信号に基づいて1次変調を行う送信機能および1次復調してパケット信号を得て、更に復号化して呼および音声信号を取得する受信機能を有する信号処理部12とを備える。
信号処理部12は、送信権を得た後(無線送受信部11から送信可能信号を受けた後)、無線端末10が発呼すると下記の動作を行う。即ち、信号処理部12は、ハンドセット(図示せず)をオフフックしてダイヤラ(図示せず)から発信先のIPアドレスを示すダイヤル信号を受けると、該発信先のIPアドレスおよび発信元のIPアドレスに基づいて通話を開始させるための通話要求メッセージ(発呼情報)を作成し、該通話要求メッセージをパケット化しパケット信号を得る。該パケット信号に基づいて1次変調(Complementary Code Keying、以後、CCKと記述する)を行って送信1次変調信号を生成し、変調したパケット信号を無線送受信部11を介して出力する。
信号処理部12は、発呼要求に対し、接続制御装置90からの接続許可を示す発呼接続制御信号(パケット信号)をアクセスポイント60経由で受信すると、該パケット信号を復号化し、発呼接続制御信号を取得する。
次に、信号処理部12は、発呼接続制御信号を取得すると、通話動作プロセスに移行する。即ち、信号処理部12は、ハンドセットからの音声信号をデジタル符号化処理(AD変換)して、該符号化された音声信号をパケット化しパケット信号を得る。パケット信号に基づいて1次変調(CCK変調)を行って音声パケット信号を無線送受信部11を介して出力される。
一方、信号処理部12は、接続制御装置90から接続拒否制御信号を示すパケット信号を受信すると、受信したパケット信号を復号化し接続拒否制御信号を取得し、接続拒否制御信号に基づいて通話動作プロセスへの移行を禁止する。
また、信号処理部12は、通話の終了時にハンドセットをオンフックすると、発信先のIPアドレスおよび発信元のIPアドレスを示すとともに通話を終了させるための終話メッセージ(Buy)を作成し、該終話メッセージ(Buy)をパケット化しパケット信号を得る。該パケット信号は、同様に無線送受信部11を介して出力される。
一方、信号処理部12は、無線端末10への着呼があり、接続制御装置90から接続許可を示す着呼接続制御信号(パケット信号)をアクセスポイント60経由で受信すると、着呼接続制御信号(パケット信号)を復号化する。
そして、信号処理部12は、通話開始メッセージ(Invite)を含む着呼接続制御信号を取得すると、通話動作プロセスに移行するために、発信先のIPアドレスおよび発信元のIPアドレスを抽出し、発信先のIPアドレスが自IPアドレスと一致すると、処理中を示す応答メッセージ(100)および要求が成功したことを示す応諾メッセージ(200)を発信元へ無線LANアクセスポイント60を中継して返送する(図6参照)。従って、電鈴の鳴動に応答したユーザによりハンドセットがフックオフされると、復号化されアナログ信号となった音声信号により通話が可能になる。
無線送受信部11は、無線チャンネル111の無線搬送波の有無をチェックするキャリアセンス機能を有しており、無線チャンネル111がアクセスポイント60、無線端末20および無線端末30のいずれかにより使用されている(Busy)ときデータ送信を延期し、未使用(Idle)に変化し所定の時間を待ってデータ送信を開始することにより、無線チャンネル111を用いてアクセスポイント60と無線通信を行う。無線送受信部11は、キャリアセンスの結果としてデータ送信可能を示す送信可能信号を信号処理部12へ出力する。
次に、3つの無線LANアクセスポイント(以後、APと記述する)60、70および80を説明する。
3つのAP60、70および80は、本実施例では同一構成で同一性能の装置が使用される。以後の説明では、AP60について説明し、その他のAP70および80についての説明は省略する。
AP60は、無線チャンネル111を用いて各無線端末10,20および30と各種の情報を無線通信する無線通信部61と、有線端末(図示せず)および接続制御装置90へ各種の情報をIPネットワーク110を介して有線通信を行うための通信制御する有線通信部62と、音声パケット信号や通話要求メッセージ(Invite)などを示すパケット信号を一時保持するとともにパケット信号の転送を行うための転送制御する転送制御部63と、自局を中継して呼接続されている無線端末または有線端末の情報を示す接続端末情報を保持する接続端末情報保持部64と、自局を中継して行われる通信の通信速度の総和を制限すべく無線端末の呼接続を切断する通話切断部65と、を備える。
無線端末10,20および30または有線端末からの発呼がAP60を中継して呼接続されると、転送制御部63は呼接続される発信先および発信元のIPアドレスおよび接続時の通信速度データを示す接続端末情報を格納する。
図3は、接続端末情報保持部64に保持されている接続端末情報の一例を示す。
AP60を中継して3件の通話が行われていると、接続端末情報は、3件の接続についてそれぞれ発信先の端末番号と、発信元の端末番号と、接続時の通信速度とを示す。
無線通信部61は、無線チャンネル111の無線搬送波の有無をチェックするキャリアセンス機能を有しており、無線チャンネル111が無線端末10、無線端末20および無線端末30のいずれかにより使用されている(Busy)ときデータ送信を延期し、未使用(Idle)に変化し所定の時間を待って送信を開始する。
即ち、無線通信部61は、例えば、無線端末10が発呼すると、発呼した無線端末10に対し同期を確立し無線チャンネル111を用いて無線接続を行い、接続制御装置90からの発呼接続制御信号に基づいて呼接続を行う。無線端末10は、呼接続が完了すると、AP60を中継してIPネットワーク110上の有線端末または他の無線端末と通信が可能となる。
また、無線通信部61は、他の無線端末から無線端末10への着呼があり、音声パケット信号を生成し、該音声パケット信号に基づいて無線送信波を得て、該無線送信波を他の無線端末へ送信する。
有線通信部62は、図示しない有線端末および接続制御装置90とIPネットワーク110を介して有線通信を行うための通信制御を行う。
転送制御部63は、データを一時保持するための入出力バッファを有しており、無線通信部61から出力された呼制御メッセージ、例えば、通話要求メッセージ(Invite)を示すパケット信号を一時保持し、一時保持したパケット信号を有線通信部62経由で接続制御装置90および発信先へ送信すべく制御する。また、転送制御部63は、無線通信部61から出力された音声パケット信号を一時保持し、呼接続された後に有線通信部62を経由して発信先へ送信すべく制御する。
転送制御部63は、例えば、発信元が無線端末10で発信先が有線端末であることを示す通話要求メッセージ(Invite)のパケット信号を無線端末10から受信すると、該通話要求メッセージ(Invite)を示すパケット信号を接続制御装置90および発信先の有線端末へIPネットワーク110を介して送信し、接続制御装置90からの発呼接続制御信号に従って呼接続が確立した後に無線端末10からの音声パケット信号を発信先の有線端末へ有線通信部62を経由して送信すべく制御する。
また、転送制御部63は、発信元が無線端末10で発信先が他の無線端末であるとき、通話要求メッセージ(Invite)のパケット信号を無線通信部61から受信すると、該パケット信号を接続制御装置90へ有線通信部62を経由して送信し、次に、発信先の無線端末に送信すべく発信先の無線端末を配下とするAP70および80のいずれかへ送信すべく制御する。そして、転送制御部63は、接続制御装置90からの発呼接続制御信号に従って呼接続が確立すると、上述のように無線端末10からの音声パケット信号を発信先の無線端末へ送信すべく制御する。
更に、転送制御部63は、有線端末が発信元である呼制御メッセージを示すパケット信号および音声パケット信号を有線通信部62を経由して受けると、これらのパケット信号を一時保持し、発信先が無線端末10、20および30のいずれかであれば、呼制御メッセージ等を示すパケット信号を無線通信部61へ出力する。
転送制御部63は、後述するように、接続制御装置90からの呼接続制御を示す呼接続制御信号、即ち、発呼接続制御信号、着呼接続制御信号および接続拒否信号のいずれかを示すパケット信号を受けると、該パケット信号を呼接続され、または接続拒否される無線端末へ送信すべく無線通信部61に出力する。
また、転送制御部63は、接続制御装置90から発呼接続制御信号および着呼接続制御信号のいずれかを示すパケット信号を受けたとき、該パケット信号に基づいて呼接続される発信先および発信元のIPアドレスおよび接続時の通信速度データを取得し、図3に示すように、取得した発信先のIPアドレスと、発信元のIPアドレスと、接続時の通信速度データとを示す接続端末情報を生成し、該接続端末情報を接続端末情報保持部64に格納する。
また、転送制御部63は、接続制御装置90から呼接続を切断するための切断指示情報を示すパケット信号を受けると、該パケット信号を復号化し、該切断指示情報を通話切断部65に出力する。
転送制御部63は、無線端末(切断呼)からの終話メッセージ(Buy)に対する同意メッセージ(Ack)を受けた旨を示す同意確認信号および後述する優先呼を接続するための発呼(または着呼)接続制御信号を示すパケット信号を受けると、該パケット信号を無線端末(切断呼)に送信すべく無線通信部61に出力し、該同意メッセージ(Ack)を受けた旨を通話切断部65に通知する。
また、転送制御部63は、通話要求メッセージ(Invite)を示すパケット信号を受けると、例えば、無線通信部61から出力された無線端末(発呼元)からの通話要求メッセージ(Invite)を示すパケット信号または無線通信部61へ入力される無線端末(発信先)への通話要求メッセージ(Invite)を示すパケット信号を受けると、接続端末情報保持部64から保持している接続端末情報を読み出して、該接続端末情報を示すパケット信号を生成し、該パケット信号を接続制御装置90に送信すべく有線通信部62に出力する。
転送制御部63は、通話切断部65から通話を終了させるための終話メッセージ(Buy)を示すパケット信号を受けると、該パケット信号を切断指示情報に示される無線端末へ送信すべく無線通信部61に送信し、前記切断指示情報に有線端末が示されていると、該当の有線端末へ有線通信部62を経由して送信すべく制御する。例えば、切断指示情報に無線端末20が示されていると、転送制御部63は、終話メッセージ(Buy)を示すパケット信号を無線端末20へ送信すべく無線通信部61へ出力する。
また、転送制御部63は、通話切断部65から呼接続の切断実行のための切断実行情報を受けると、該切断実行情報に示される無線端末および有線端末へのパケット信号の送受信を停止すべく制御する。例えば、転送制御部63は、無線端末20と有線端末との呼接続を切断実行するための切断実行情報を受けると、有線端末から無線端末20へ送信される全てのパケット信号の送受信を停止するように制御する。
通話切断部65は、まず、転送制御部63から切断指示情報を受けると、通話を終了させるための終話メッセージ(Buy)を作成し、該終話メッセージ(Buy)を示すパケット信号を生成する。生成されたパケット信号は、転送制御部63に出力される。
また、通話切断部65は、終話メッセージ(Buy)を示すパケット信号を切断指示情報に示されている無線端末(切断呼)へ送信すべく出力した後、該パケット信号に対する応答として、前記無線端末(切断呼)からの通信切断への同意を示す同意メッセージ(Ack)を受けた旨を接続制御装置90から受けると、同意した無線端末(切断呼)の呼接続を切断実行するための切断実行情報を転送制御部63へ出力する。
接続制御装置90は、無線端末10、20,30,40、・・・、50、・・・からの発呼を接続するための接続制御および前記無線端末への着呼を接続するための接続制御を示す発呼(着呼)接続制御信号を出力する呼接続制御部91と、該発呼(着呼)接続制御信号を示すパケット信号を呼接続される無線端末を配下とするAP60、70および80のいずれかに送信する送信部92と、無線端末からの発呼または無線端末への着呼を示す発呼情報を当該無線端末の基地局となるAP60、70および80のいずれかから受信する受信部93と、各AP60、70および80を中継して優先的に呼接続される優先呼を示す登録優先呼情報を予め保持する記憶部94と、呼が優先呼であるか否かを判定する優先呼判定部95と、各APを中継する通信のトラフィック量として通信の通信速度の総和を管理しており、通信速度の総和が予め定めた閾値を超えないように呼接続を制限すべく判断するトラフィック量制限判断部96と、を備える。
受信部93は、AP60、70および80のいずれかを中継して無線端末10、20,30,40、・・・、50、・・・が発呼すると、例えば、無線端末10が発呼し、無線端末10からの通話要求メッセージ(Invite)を示すパケット信号をAP60からIPネットワーク110を介して受信し、受信したパケット信号の順番を整えて、復号化し、通話要求メッセージ(Invite)を取得し、該通話要求メッセージ(Invite)を呼接続制御部91および優先呼判定部95へ出力する。
また、受信部93は、例えば、有線端末(図示せず)からIPネットワーク110を介して無線端末10、20、30、40、・・・、50、・・・に着呼があると、例えば、無線端末40に着呼があると、発信元からの通話要求メッセージ(Invite)を示すパケット信号を該当のAP70を中継して無線端末40へ送信するとともに、パケット信号の順番を整えて復号化し通話要求メッセージ(Invite)を取得し、該通話要求メッセージ(Invite)を呼接続制御部91および優先呼判定部95へ出力する。
更に、受信部93は、AP60、70および80のいずれかから保持している接続端末情報を取得すると、取得した接続端末情報をトラフィック量制限判断部96へ出力する。
送信部92は、呼接続制御部91から発呼接続制御信号を受けると、該発呼接続制御信号を示すパケット信号を生成し、該パケット信号を前記発呼接続制御信号に基づいて呼接続される無線端末を配下とするAP60、70よび80のいずれかへIPネットワーク110を介して送信する。また、送信部92は、呼接続制御部91から着呼接続制御信号を受けると、該着呼接続制御信号を示すパケット信号を生成し、該パケット信号を前記着呼接続制御信号に基づいて呼接続される無線端末を配下とするAP60、70よび80のいずれかへIPネットワーク110を介して送信する。
更に、送信部92は、呼接続制御部91から接続拒否制御信号を受けると、該接続拒否制御信号を示すパケット信号を生成し、該パケット信号を前記接続拒否される無線端末を配下とするAP60、70よび80のいずれかへIPネットワーク110を介して送信する。
送信部92は、呼接続制御部91から選択した呼を切断するための切断指示情報を受けると、該切断指示情報を示すパケット信号を生成し、該パケット信号を切断指示情報に基づいて呼接続を切断指示される無線端末を配下とするAP60、70よび80のいずれかへIPネットワーク110を介して送信する。
送信部92は、呼接続制御部91から終話メッセージ(Buy)に対する同意メッセージ(Ack)を受けた旨を示す同意確認信号および優先呼を接続するための発呼(または着呼)接続制御信号を受けると、これらの信号を示すパケット信号を生成し、該パケット信号を前記同意メッセージ(Ack)の発信元である無線端末を配下とするAP60、70よび80のいずれかへIPネットワーク110を介して送信する。
記憶部94は、各AP60、70および80を中継して優先的に通話ができる有線端末の端末番号および無線端末の端末番号が示された登録優先呼情報を予め保持している。
例えば、登録優先呼情報には、警察署の端末番号や消防署の端末番号などが登録される。その他に、特に指定された緊急連絡先の端末番号を登録してもよい。該緊急連絡先の端末番号は、時間帯より異なるものを登録してもよい。また、図4に示すように、複数組の登録優先呼情報を予め保持しており、平日用と休日用とを選択して使用してもよいし、また、昼間用と夜間用を選択して使用するようにしてもよい。
トラフィック量制限判断部96は、受信部93から接続端末情報を受けて、該接続端末情報に基づいて各AP60,70および80を中継して行われている通信のトラフィック量を求め、該トラフィック量が予め定めた閾値を超えているか否かを判断する。本実施例では、トラフィック量制限判断部96は、前記各APのトラフィック量は通信の通信速度の総和で管理しており、接続端末情報から求められた各APにおける通信の通信速度の総和が予め定められた閾値以下の場合呼接続を許可すべく判断し、該判断結果として該当の発呼(または着呼)の接続許可を示す発呼接続指示情報(または着呼接続指示情報)を呼接続制御部91へ出力する。
通信の通信速度の総和が予め定められた閾値を超えた場合、トラフィック量制限判断部96は、呼接続を拒否すべく判断し、該判断結果を示す接続拒否情報を呼接続制御部91へ出力する。呼接続制御部91は接続拒否情報を受けると優先呼判定部95を作動する。優先呼判定部95は、受信部93から通話を開始するための通話要求メッセージ(Invite)を受けると、記憶部94から登録優先呼情報を読み出して、該登録優先呼情報と、前記通話要求メッセージ(Invite)に示された発信元の端末番号および発信先の端末番号とを照合して呼が優先呼であるか否かを判定する。該判定結果を示す優先呼情報は呼接続制御部91へ出力される。呼接続制御部91は、優先呼情報を受けると、優先呼情報および接続端末情報に基づいて無線端末と接続されている呼接続の中から優先呼に該当しないものを呼接続が切断される切断呼として選択し、選択した呼を切断し優先呼を接続するための接続制御を実行する。
即ち、呼接続制御部91は、受信部93から通話要求メッセージ(Invite)を受け、トラフィック量制限判断部96から接続拒否情報を受けると、該接続拒否情報および通話要求メッセージ(Invite)を示す接続拒否制御信号を生成し、該接続拒否制御信号を接続拒否される無線端末を配下とするAP60、70および80のいずれかへ送信部92を介して送信する。
そして、呼接続制御部91は、呼接続が切断される無線端末から切断指示情報に対する同意メッセージ(Ack)を受けると、終話に同意を示す同意メッセージ(Ack)を受けた旨を示す同意確認信号を作成した後、優先呼端末情報に基づいて優先呼を接続するための発呼(または着呼)接続制御信号を生成する。作成した同意確認信号および発呼(または着呼)接続制御信号は、同意確認信号の発信元の無線装置を配下とするAPへ送信部92を介して送信される。
呼接続制御部91は、無線端末と接続されている呼接続の中から優先呼に該当しないものを切断呼として選択するとき、優先呼に該当しない無線端末の呼接続を全て切断してもよい。また、優先呼に該当しない無線端末の呼接続が複数あるとき、最新の呼接続から順に切断するようにしてもよいし、その逆に古い呼接続から順に切断するようにしてもよい。更に、トラフィック量が大きい呼接続から順に切断してもよい。いずれを採用するかは、ユーザがIP電話システム1の設置目的および利用実績データを考慮して顧客の満足が得られるように選択するとよい。
呼接続制御部91は、トラフィック量制限判断部96から接続指示情報を受けると、通常の接続制御を行う。例えば、呼接続制御部91は、無線端末10が発呼すると、受信部93から通話要求メッセージ(Invite)を受けて、トラフィック量制限判断部96から接続指示情報を受けた後に、該接続指示情報および通話要求メッセージ(Invite)を示す発呼接続制御信号を生成し、該発呼接続制御信号を無線端末10等を配下とするAP60へ送信部92を介して送信する。
また、例えば、呼接続制御部91は、無線端末40へ着呼すると、受信部93から通話要求メッセージ(Invite)を受け、トラフィック量制限判断部96から接続指示情報を受けると、該接続指示情報および通話要求メッセージ(Invite)を示す着呼接続制御信号を生成し、該着呼接続制御信号を無線端末40を配下とするAP70へ送信部92を介して送信する。
図5は、接続制御装置90の呼接続制御の処理を示すフロー図である。
接続制御装置90において、受信部93により無線端末10、20,30、40、・・・、50、・・・のいずれかより該発呼を示す通話要求メッセージ(Invite)を受け(ステップS11)、通話要求メッセージ(Invite)を中継したAPから接続端末情報を受ける(ステップS12)と、呼接続制御部91はトラフィック量制限判断部96を作動する。トラフィック量制限判断部96は、該接続端末情報に基づいて通信速度の総和が閾値を超えているか否かを判断し(ステップS13)、通信速度の総和が閾値以下のとき、呼接続を許可する(ステップS17)。トラフィック量制限判断部96は、通信速度の総和が閾値を超えているとき、拒絶拒否情報を出力する。呼接続制御部91は優先呼判定部95を作動し、優先呼を示す優先呼情報を受信すると、接続端末情報に基づいて既に接続されている優先呼でない呼接続を切断呼として選択して、選択した呼を切断して優先呼を接続すべく制御する(ステップS15)。
即ち、呼接続制御部91は、接続を切断するための切断指示情報を送信した後、切断呼に選択された無線端末から同意メッセージ(Ack)を受けると、優先呼を接続するための発呼(または着呼)接続制御信号を生成し、該発呼(または着呼)接続制御信号を該当のAPへ送信部92を介して送信する。
また、ステップS14において呼が優先呼でないとき、呼接続制御部91は、呼接続を拒否すべく判断し、接続拒否制御信号を生成する(ステップS16)。
実施例1の無線LANにおけるIP電話システム1の動作について説明する。
図6は、優先的に呼接続される無線端末10が発呼した場合の呼接続処理を示す図である。
まず、無線端末10が発呼すると、該発呼を受けたAP60は、通話要求メッセージ(Invite)を認識して通話要求メッセージ(Invite)を示すパケット信号を接続制御装置90へ送出し、その時点でAP60を中継して接続(通信)中である無線端末または有線端末の情報を示す接続端末情報を接続制御装置90へ送出する。トラフィック量制限判断部96は、接続端末情報に基づいてAP60を中継して行なわれている通信の通信速度の総和を求め、該通信の通信速度の総和が閾値を超えているか否かを判断する。この例では、AP60を中継して行なわれている通信の通信速度の総和が閾値を超えているものとする。
優先呼判定部95は、作動指示を受けるので、通話要求メッセージ(Invite)が示す発呼先および発呼元の端末番号と、登録優先呼情報とを照合して、該呼が優先呼であるか否かを判定する。
無線端末10の呼が優先呼であると判定すると、呼接続制御部91は処理中を示す応答メッセージ(100)を無線端末10へAP60を中継して送信し、AP60から受けた接続端末情報に基づいて呼接続されている無線端末の中で切断すべき端末を選択し、例えば、無線端末20を選択し、無線端末20に対して終話メッセージ(Buy)を送付する。無線端末20は、終話メッセージ(Buy)を受けて、同意を示す同意メッセージ(Ack)を接続制御装置90へAP60を中継して送信する。
呼接続制御部91は、無線端末20からの同意メッセージ(Ack)を受けると、無線端末20の通話を強制的に終了させるように制御する。その後、呼接続制御部91は、無線端末10へAP60を中継して応諾メッセージ(200)を送信する。無線端末10は応諾メッセージを受けると、同意メッセージ(Ack)を接続制御装置90へAP60を中継して送信する。これにより、呼接続制御部91は、無線端末10の呼を接続すべく制御する。
図7は、優先的に呼接続される無線端末10に着呼した場合の接続処理を示す図である。
無線端末40は優先的に呼接続される無線端末10に対して発呼を行った場合、通話要求メッセージ(Invite)を接続制御装置90へAP70を中継して送信する。接続制御装置90の呼接続制御部91は、AP70から通話要求メッセージ(Invite)および接続端末情報を受信すると、通話要求メッセージ(Invite)を無線端末10へAP60を中継して送信する。
AP60は、通話要求メッセージ(Invite)を認識した場合、この時点でAP60を中継して通信中である無線端末または有線端末の情報を示す接続端末情報を接続制御装置90へ送出する。接続制御装置90のトラフィック量制限判断部96は、該接続端末情報に基づいてAP60を中継して行なわれている通信の通信速度の総和が予め定めた閾値を超えているか否かを判断する。この例では、通信の通信速度の総和が閾値を超えているものとする。
優先呼判定部95は、通信速度の総和が閾値を超えているため呼接続制御部91から作動指示を受けるので、通話要求メッセージ(Invite)が示す発信先および発信元の端末番号と、登録優先呼情報とを照合して、該呼が優先呼にであるか否かを判定する。優先呼判定部95が無線端末10の呼が優先呼であると判定すると、呼接続制御部91は接続端末情報および優先呼情報に基づいて呼接続されている無線端末の中から切断呼を選択し、例えば、無線端末20を選択し、無線端末20に対して終話メッセージ(Buy)を送付する。終話メッセージ(Buy)を受けた無線端末20は、同意メッセージ(Ack)を接続制御装置90へAP60を中継して送信する。呼接続制御部91は、無線端末20から同意メッセージ(Ack)を受けると、無線端末20の通話を強制的に終了させるように制御する。
その後、無線端末10は、処理中を示す応答メッセージ(100)を接続制御装置90へAP60を中継して送信する。呼接続制御部91は、該応答メッセージ(100)を無線端末40へAP70を中継して送信する。また、無線端末10は、応諾メッセージ(200)を接続制御装置90へAP60を中継して送信し、呼接続制御部91は、該応諾メッセージ(200)を無線端末40へAP70を中継して送信する。以上のようにして、呼接続制御部91は、無線端末40と優先呼の無線端末10とを呼接続するように制御する。
以上の実施例1では、IP電話機能を有する無線端末の例を説明したが、本発明は、これに限定されることはなく、無線LAN対応の電話機端末とパーソナルコンピュータなどにソフトウエアとして実装されたものでも適用される。
本発明のIP電話システムを構成する装置の機能ブロック図である。 無線LANを利用したIP電話システムの構成図である。 無線LANアクセスポイント60に保持されている接続端末情報の一例を示す図である。 登録優先呼情報の一例を示す図である。 接続制御装置の呼接続制御を示すフロー図である。 緊急通話のための発呼したときの動作シーケンスを示す図である。 緊急通話のための着呼があったときの動作シーケンスを示す図である。
符号の説明
1 IP電話システム
10、20、30 無線端末
40、・・、50、・・ 無線端末
11 無線送受信部
12 信号処理器
60、70、80 無線LANアクセスポイント(AP)
61 無線通信部
62 有線通信部
63 転送制御部
64 接続端末情報保持部
65 通話切断部
90 接続制御装置
91 呼接続制御部
92 送信部
93 受信部
94 記憶部
95 優先呼判定部
96 トラフィック量制限判断部
110 IPネットワーク
111、112、113 電波(無線チャンネル)

Claims (3)

  1. IP通話機能を有する無線端末と他の端末との間を中継して接続及び切断を実行する無線LANアクセスポイントと、該無線LANアクセスポイントの中継動作を制御する接続制御装置とを備える無線LANを利用したIP電話システムにおいて、
    前記無線LANアクセスポイントは、発呼要求を受けると発呼側及び着呼側の端末を示す呼情報を前記接続制御装置へ送信する呼情報転送部と、
    呼接続される毎に現在の全ての中継接続している端末を示す接続端末情報を生成する接続端末情報生成部と、
    前記生成した接続端末情報を前記接続制御装置へ送信する送信制御部と、
    前記接続制御装置から接続制御信号を受けると前記発呼側及び着呼側の端末間の通話を可能とすべく接続制御する通話制御部と、
    前記接続制御装置から切断指示情報を受けると該切断指示情報で示す接続通話中の端末間を切断制御する通話切断部とを含み、
    前記接続制御装置は、
    受信した前記接続端末情報に基づいて前記無線LANアクセスポイントを中継接続する通信トラフィック量が閾値より大きいか否かを判定するトラフィック量制限判断部と、
    緊急通話すべき端末を示す優先呼情報が格納されている優先呼情報格納部と、
    前記通信トラフィック量が前記閾値より大きいと、受信した前記呼情報で示す端末が前記優先呼情報で示す端末と一致するか否かを判定する優先呼判定部と、
    不一致と判定すると前記呼情報で示す端末の接続拒否信号を前記無線LANアクセスポイントに出力し、一致と判定すると前記呼情報で示す端末の前記接続制御信号及び切断すべき端末を示す前記切断指示情報を前記無線LANアクセスポイントに出力する呼接続制御部とを含む、
    ことを特徴とする無線LANを利用したIP電話システム。
  2. 前記無線LANアクセスポイントが中継する通信のトラフィック量は、各端末間の通信速度の総和で管理されることを特徴とする請求項1に記載の無線LANにおけるIP電話システム。
  3. 前記無線LANアクセスポイントが中継する通信のトラフィック量は、自局を中継して呼接続されている無線端末の総台数で管理されることを特徴とする請求項1に記載の無線LANを利用したIP電話システム。
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