JP2012134583A - Ip電話システム及びそれを用いた緊急呼の接続方法 - Google Patents

Ip電話システム及びそれを用いた緊急呼の接続方法 Download PDF

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Abstract

【課題】通話帯域が輻輳状態であっても、良好な通話品質で緊急呼による通話を優先的に接続する。
【解決手段】IP電話システム1は、一般呼の優先順位を示す優先クラスが設定された複数のIP端末2と、IP端末2に設定される優先クラスを示す情報を記憶する記憶装置3と、IP端末2による通話を制御する中央処理装置4とを備える。中央処理装置4は、予め設定された通話帯域が輻輳状態である場合で緊急呼の接続が要求されたときに、記憶装置3に記憶された情報に基づき、優先順位が最も低い優先クラスが設定されたIP端末2による一般呼を切断し、緊急呼を接続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、IP電話システム及びそれを用いた緊急呼の接続方法に関し、特に、IP通話帯域が輻輳状態である場合に緊急呼を優先的に接続するシステム及び方法に関する。
近年、IP(Internet Protocol)ネットワークを利用して音声通話を行うIP電話が普及してきている。IP電話では、1つの回線で複数の通話を行うことができるが、多数の通話により通話帯域が輻輳状態となった場合には、緊急の通話(以下、「緊急呼」とする)であっても接続できないという問題や、接続できても通話品質が悪いという問題がある。
そこで、最近では、多数の通話が発生して通話帯域が輻輳状態となった場合に、緊急呼を優先的に接続する種々の方法が提案されている。例えば、特許文献1には、通話帯域が輻輳している状態で緊急呼の接続要求があった場合に、一般の通話(以下、「一般呼」とする)を切断することにより、緊急呼を優先的に接続させる方法が記載されている。
特開2006−186855号公報
しかし、特許文献1に記載の方法では、緊急呼を優先的に接続するために1つの一般呼による通話を切断するが、1つの一般呼による通話を切断するだけでは、通話帯域の輻輳状態が解消されることがないため、緊急呼の通話品質を保証することができないという問題があった。
また、緊急呼による通話が接続された状態であっても、他のIP端末からの一般呼による通話が接続されることにより通話帯域が輻輳状態となるため、緊急呼の通話品質を維持することができないという問題があった。
さらに、通話帯域が輻輳状態で緊急呼による通話が接続された場合、一般呼による通話を切断するが、強制的に切断される一般呼は特定されていないため、例えば重要な通話が行われている一般呼であっても切断される可能性があるという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、通話帯域が輻輳状態であっても、良好な通話品質で緊急呼による通話を優先的に接続することが可能なIP電話システム及び緊急呼の優先接続方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、予め設定された通話帯域を用いて外部と通話を行うIP電話システムであって、一般呼の優先順位を示す優先クラスが設定された複数のIP端末と、前記IP端末に設定される前記優先クラスを示す第1の情報を記憶する記憶装置と、前記IP端末による通話を制御する中央処理装置とを備え、前記中央処理装置は、前記通話帯域が輻輳状態である場合で緊急呼の接続が要求されたときに、前記第1の情報に基づき、優先順位が最も低い優先クラスが設定されたIP端末による一般呼を切断し、前記緊急呼を接続することを特徴とする。
そして、本発明によれば、通話帯域が輻輳状態である場合で緊急呼の接続が要求されたときに、第1の情報に基づき、優先順位が最も低い優先クラスが設定されたIP端末による一般呼を切断し、緊急呼を接続するため、良好な通話品質で緊急呼による通話を優先的に接続することが可能になる。
上記IP電話システムにおいて、前記記憶装置は、良好な通話品質を確保するための前記通話帯域に対する使用帯域の割合を示す第2の情報と、前記IP端末に設定された優先クラス毎の前記通話帯域に対する使用帯域の割合を示す第3の情報と、前記優先クラス毎の通話中のIP端末を示す第4の情報とを記憶し、前記中央処理装置は、前記第3の情報が示す前記各優先クラス毎の使用帯域の割合の合計値が前記第2の情報が示す値より大きい場合に、前記通話帯域が輻輳状態であると判断し、前記第4の情報に基づき、前記通話中のIP端末のうち、優先順位が最も低い優先クラスが設定されたIP端末による一般呼を切断することができる。
上記IP電話システムにおいて、前記中央処理装置は、前記一般呼を切断する際に、前記優先順位が最も低い優先クラスが設定された全てのIP端末による一般呼を切断することができる。
上記IP電話システムにおいて、前記中央処理装置は、前記緊急呼が接続されている場合で前記一般呼の接続が要求されたときには、該一般呼の接続を拒否することができる。そして、本発明によれば、緊急呼が接続されている場合で一般呼の接続が要求されたときには、一般呼の接続を拒否するため、一般呼により通話帯域が輻輳状態となることを防ぐことができ、緊急呼による通話の品質を維持することが可能になる。
上記IP電話システムにおいて、前記記憶装置は、前記緊急呼の接続状態を示す第5の情報を記憶し、前記中央処理装置は、前記第5の情報に基づき、前記緊急呼が接続されているか否かを判断することができる。
上記IP電話システムにおいて、前記記憶装置は、緊急呼を識別するための第6の情報を記憶し、前記中央処理装置は、前記第6の情報に基づき、接続が要求された通話が緊急呼であるか否かを判断することができる。
上記IP電話システムにおいて、前記第1の情報が示す前記IP端末の優先クラスと、前記第2の情報が示す前記通話帯域に対する使用帯域の割合とを設定する保守端末をさらに備えることができる。
また、本発明は、予め設定された通話帯域を用いて外部と通話を行うIP電話システムを用いた緊急呼の接続方法であって、通話帯域が輻輳状態である場合で緊急呼の接続が要求されたときに、IP端末に設定された一般呼の優先順位を示す優先クラスに基づき、優先順位が最も低い優先クラスが設定されたIP端末による一般呼を切断し、前記緊急呼を接続することを特徴とする。本発明によれば、前記発明と同様に、良好な通話品質で緊急呼による通話を優先的に接続することが可能になる。
以上のように、本発明によれば、通話帯域が輻輳状態であっても、良好な通話品質で緊急呼による通話を優先的に接続することが可能になる。
本発明にかかるIP電話システムの一実施の形態を示すブロック図である。 記憶装置の各メモリに格納される情報について説明するための略線図である。 通話の接続処理について説明するためのフローチャートである。 緊急呼の接続処理について説明するためのフローチャートである。 通話の切断処理について説明するためのフローチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明にかかるIP(Internet Protocol)電話システムの一実施の形態を示し、このIP電話システム1は、IP端末2A、2B、・・・、2N(以下、各IP端末を特に区別する必要がない場合には、単に「IP端末2」と記述する)、記憶装置3、中央処理装置4、保守端末5及び公衆網接続用IP端末6を備え、IPネットワーク等の公衆網10に接続される。
IP端末2A、2B、・・・、2Nは、例えば、家庭や職場等に設置され、公衆網10を介して外部のIP端末と通話を行うための固定電話機であり、中央処理装置4に対して複数台接続される。公衆網接続用IP端末6は、IP端末2を公衆網10に接続するための中継器の機能を有する端末である。
記憶装置3は、各IP端末2に関する情報や通話帯域の使用状態に関する情報等の各種情報を格納し、優先クラスメモリ11、帯域管理メモリ12、端末管理メモリ13、確保帯域メモリ14、緊急通話数メモリ15及び緊急呼登録メモリ16を備える。
図2は、記憶装置3に備えられる各メモリに格納される情報の一例を示す。優先クラスメモリ11は、図2(a)に示すように、各IP端末2に対して、通話の優先順位を決定するための情報である優先クラスが関連付けられて格納される。優先クラスは、少なくとも2以上のクラスが設定される。図2(a)に示す例では、優先クラス#1〜#nまでのn個の優先クラスが設定され、IP端末2A及びIP端末2Bに対して優先クラス#nが関連付けられ、IP端末2Nに対して優先クラス#1が関連付けられる。尚、各優先クラスの優先順位は、例えば、優先クラス#1から数字が大きくなるに従って優先順位が低くなるものとする。
帯域管理メモリ12は、図2(b)に示すように、使用可能な通話帯域に対して、優先クラス#1〜#nで使用されている通話帯域(使用帯域)の割合を示す情報と、使用されていない通話帯域(未使用帯域)の割合を示す情報とが格納される。
端末管理メモリ13は、図2(c)に示すように、通話中のIP端末2を特定できる端末情報が、優先クラス毎に格納される。各IP端末2を特定できる端末情報としては、例えば、各IP端末2に設定された内線番号やMAC(Media Access Control)アドレスを用いることができる。図2(c)に示す例では、優先クラス#nに対応付けられたIP端末2A及びIP端末2Bと、優先クラス#1に対応付けられたIP端末2Nとが通話中であることを示す。
確保帯域メモリ14は、図2(d)に示すように、緊急通話時に、品質のよい通話を可能とするために必要な、通話帯域に対する使用帯域の割合を示す情報が格納される。ここで、品質のよい通話を可能とするためには、ある程度の未使用帯域が必要となる。これは、使用帯域が100%を超えてしまうと、通話の遅延や切断、接続不可等の問題が発生するからである。従って、品質のよい通話を可能とするために必要な未使用帯域が、例えば10%である場合、確保帯域メモリ14に格納される値は、90%となる。
緊急通話数メモリ15は、図2(e)に示すように、緊急呼による通話の数を示す情報が格納される。緊急呼登録メモリ16は、図2(f)に示すように、緊急呼を示す情報が格納される。緊急呼を示す情報は、例えば電話番号であり、警察署宛の110番や消防署宛の119番等が格納される。
説明は図1に戻り、中央処理装置4は、記憶装置3に記憶された各種情報に基づく緊急呼発生時における各IP端末2の通話制御や、記憶装置3に格納される各種情報の設定を行う。中央処理装置4は、例えば、各IP端末2による一般呼を接続するための処理や、緊急呼を優先的に接続するための処理、緊急呼による通話中における一般呼の接続処理等の通話制御を行う。また、中央処理装置4は、上述した通話制御に基づき、記憶装置3に備えられた帯域管理メモリ12、端末管理メモリ13及び緊急通話数メモリ15に格納される情報の設定や削除等を行う。
保守端末5は、各IP端末2や記憶装置3の保守を行うための端末である。保守端末5は、各IP端末2に対する優先クラスを設定し、優先クラスメモリ11に格納する。また、保守端末5は、通話帯域に対して品質のよい通話を可能とするために必要な使用帯域の割合を設定し、確保帯域メモリ14に格納する。さらに、保守端末5は、緊急呼を示す電話番号を設定し、緊急呼登録メモリ16に格納する。
次に、上記構成を有するIP電話システム1による処理について、図3〜図5を参照しながら説明する。尚、図3〜図5に示す各種の処理は、特別な記載がない限り中央処理装置4で行われるものとする。
先ず、各IP端末2による通話の接続処理について、図3に示すフローチャートを用いて説明する。
図3のフローチャートに示す処理に先立って、保守端末5により、各IP端末2に対して優先クラスが設定されるとともに、品質のよい通話を可能とするために必要な、通話帯域に対する使用帯域の割合が設定される。これにより、各IP端末2と優先クラスとが関連付けられた情報が記憶装置3の優先クラスメモリ11に格納されるとともに、品質のよい通話を可能とするために必要な、通話帯域に対する使用帯域の割合を示す情報が確保帯域メモリ14に格納される。
図3のステップS1においてIP端末2から通話の接続が要求されると、ステップS2で、記憶装置3の緊急呼登録メモリ16に格納された電話番号が読み出され、接続が要求された通話の電話番号と緊急呼登録メモリ16から読み出された電話番号とを比較することにより、接続要求があった通話が緊急呼であるか否かが判断される。
接続要求があった通話の電話番号が緊急呼登録メモリ16に格納されている場合には、接続要求があった通話が緊急呼であると判断され、ステップS6の緊急呼接続処理が行われる。緊急呼接続処理については、後述する。
一方、接続要求があった通話の電話番号が緊急呼登録メモリ16に格納されていない場合には、接続要求があった通話が一般呼であると判断され、処理がステップS3に移行する。
ステップS3では、記憶装置3の緊急通話数メモリ15に格納された緊急呼による通話の数を示す情報が読み出され、読み出された情報が「0」であるか否かが判断される。すなわち、ステップS3では、接続要求された時点において緊急呼による通話が行われているか否かが判断される。
緊急通話数メモリ15から読み出された情報が「0」である場合には、緊急呼による通話が行われていないと判断され、ステップS4において一般呼による通話が確立される。ステップS5では、優先クラスメモリ11に格納された情報が読み出され、通話が確立されたIP端末2に関連付けられた優先クラスが判断される。そして、通話が確立されたIP端末2の通話によって増加した使用帯域の割合が、記憶装置3の帯域管理メモリ12に格納された情報のうち、このIP端末2に関連付けられた優先クラスにおける使用帯域の割合を示す情報に加算される。また、通話が確立されたIP端末2の端末情報が、記憶装置3の端末管理メモリ13の対応する優先クラスの部分に格納される。
一方、ステップS3において、緊急通話数メモリ15から読み出された情報が「0」でない場合には、緊急呼による通話が行われていると判断され、ステップS7において接続が拒否される。
次に、図3のステップS6に示す緊急呼の接続処理について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。
図3のステップS2において、接続要求があった通話が緊急呼であると判断された場合には、図4のステップS11において、緊急通話数メモリ15に格納された値が「1」だけ加算される。
ステップS12では、帯域管理メモリ12に格納された、全ての優先クラスにおける使用帯域の割合を合計した値と、確保帯域メモリ14に格納された、品質のよい通話を可能とするために必要な使用帯域の割合の値とが比較される。比較の結果、帯域管理メモリ12の値が確保帯域メモリ14の値よりも大きい場合には、通話帯域が輻輳状態であり、緊急呼による通話が良好な品質で行われないと判断される。
そして、ステップS13で、端末管理メモリ13に格納された情報に基づき、現在行われている通話のうち、優先順位が最も低い優先クラスに関連付けられた全てのIP端末2による通話が強制的に切断される。また、通話が切断されたIP端末2の通話終了によって減少した使用帯域の割合が、帯域管理メモリ12に格納された情報のうち、このIP端末2に関連付けられた優先クラスにおける使用帯域の割合を示す情報から減算される。さらに、通話が切断されたIP端末2の端末情報が、端末管理メモリ13の対応する優先クラスの部分から削除される。
次に、ステップS14において、帯域管理メモリ12に格納された、全ての優先クラスにおける使用帯域の割合を合計した値と、確保帯域メモリ14に格納された、品質のよい通話を可能とするために必要な使用帯域の割合の値とが比較される。比較の結果、帯域管理メモリ12の値が確保帯域メモリ14の値よりも大きい場合には、緊急呼による通話が良好な品質で行われないと判断され、処理がステップS13に戻る。
一方、ステップS14において、帯域管理メモリ12の値が確保帯域メモリ14の値以下である場合には、緊急呼による通話が良好な品質で行われると判断され、処理がステップS15に移行する。
また、ステップS12における比較の結果、帯域管理メモリ12の値が確保帯域メモリ14の値以下である場合には、緊急呼による通話が良好な品質で行われると判断され、処理がステップS15に移行する。
ステップS15では、緊急呼による通話が確立され、ステップS16において、優先クラスメモリ11に格納された情報が読み出され、通話が確立されたIP端末2に関連付けられた優先クラスが判断される。そして、通話が確立されたIP端末2の通話によって増加した使用帯域の割合が、帯域管理メモリ12に格納された情報のうち、このIP端末2に関連付けられた優先クラスにおける使用帯域の割合を示す情報に加算される。また、通話が確立されたIP端末2の端末情報が、端末管理メモリ13の対応する優先クラスの部分に格納される。
次に、各IP端末3による通話の切断処理について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS21において、IP端末2から通話の終了が要求されると、ステップS22で、緊急呼登録メモリ16に格納された電話番号が読み出され、通話終了が要求された通話の電話番号と緊急呼登録メモリ16から読み出された電話番号とを比較することにより、接続要求があった通話が緊急呼であるか否かが判断される。
通話終了が要求された通話の電話番号が緊急呼登録メモリ16に格納されている場合には、この通話が緊急呼であると判断され、処理がステップS23に移行し、緊急通話数メモリ15に格納された値が「1」だけ減算される。
一方、ステップS22において、通話終了が要求された通話の電話番号が緊急呼登録メモリ16に格納されていない場合には、この通話が一般呼であると判断され、処理がステップS24に移行する。
ステップS24では、優先クラスメモリ11に格納された情報が読み出され、通話が終了されたIP端末2に関連付けられた優先クラスが判断される。そして、通話が終了されたIP端末2の通話終了によって減少した使用帯域の割合が、帯域管理メモリ12に格納された情報のうち、このIP端末2に関連付けられた優先クラスにおける使用帯域の割合を示す情報から減算される。また、通話が終了されたIP端末2の端末情報が、端末管理メモリ13の対応する優先クラスの部分から削除される。
以上のように、本実施の形態によれば、通話帯域が輻輳状態の際に緊急呼が発生した場合には、優先順位が低い優先クラスに関連付けられたIP端末2による通話を順次切断することにより、緊急呼による通話の使用帯域を確保するため、緊急呼を優先的に接続できるとともに、通話の品質を良好なものとすることができる。
また、緊急呼による通話が行われている状態で、一般呼による通話の接続が要求された場合には、接続を拒否するため、以降の一般呼による通話によって通話帯域が輻輳状態となることを防ぐことができ、緊急呼による通話の品質を維持することができる。
1 IP電話システム
2(2A、2B、・・・、2N) IP端末
3 記憶装置
4 中央処理装置
5 保守端末
6 公衆網接続用IP端末
10 公衆網
11 優先クラスメモリ
12 帯域管理メモリ
13 端末管理メモリ
14 確保帯域メモリ
15 緊急通話数メモリ
16 緊急呼登録メモリ

Claims (8)

  1. 予め設定された通話帯域を用いて外部と通話を行うIP電話システムであって、
    一般呼の優先順位を示す優先クラスが設定された複数のIP端末と、
    前記IP端末に設定される前記優先クラスを示す第1の情報を記憶する記憶装置と、
    前記IP端末による通話を制御する中央処理装置とを備え、
    前記中央処理装置は、前記通話帯域が輻輳状態である場合で緊急呼の接続が要求されたときに、前記第1の情報に基づき、優先順位が最も低い優先クラスが設定されたIP端末による一般呼を切断し、前記緊急呼を接続することを特徴とするIP電話システム。
  2. 前記記憶装置は、
    良好な通話品質を確保するための前記通話帯域に対する使用帯域の割合を示す第2の情報と、
    前記IP端末に設定された優先クラス毎の前記通話帯域に対する使用帯域の割合を示す第3の情報と、
    前記優先クラス毎の通話中のIP端末を示す第4の情報とを記憶し、
    前記中央処理装置は、
    前記第3の情報が示す前記各優先クラス毎の使用帯域の割合の合計値が前記第2の情報が示す値より大きい場合に、前記通話帯域が輻輳状態であると判断し、
    前記第4の情報に基づき、前記通話中のIP端末のうち、優先順位が最も低い優先クラスが設定されたIP端末による一般呼を切断することを特徴とする請求項1に記載のIP電話システム。
  3. 前記中央処理装置は、前記一般呼を切断する際に、前記優先順位が最も低い優先クラスが設定された全てのIP端末による一般呼を切断することを特徴とする請求項1又は2に記載のIP電話システム。
  4. 前記中央処理装置は、前記緊急呼が接続されている場合で前記一般呼の接続が要求されたときには、該一般呼の接続を拒否することを特徴とする請求項1、2又は3のいずれかに記載のIP電話システム。
  5. 前記記憶装置は、前記緊急呼の接続状態を示す第5の情報を記憶し、
    前記中央処理装置は、前記第5の情報に基づき、前記緊急呼が接続されているか否かを判断することを特徴とする請求項4に記載のIP電話システム。
  6. 前記記憶装置は、緊急呼を識別するための第6の情報を記憶し、
    前記中央処理装置は、前記第6の情報に基づき、接続が要求された通話が緊急呼であるか否かを判断することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のIP電話システム。
  7. 前記第1の情報が示す前記IP端末の優先クラスと、前記第2の情報が示す前記通話帯域に対する使用帯域の割合とを設定する保守端末をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載のIP電話システム。
  8. 予め設定された通話帯域を用いて外部と通話を行うIP電話システムを用いた緊急呼の接続方法であって、
    通話帯域が輻輳状態である場合で緊急呼の接続が要求されたときに、IP端末に設定された一般呼の優先順位を示す優先クラスに基づき、優先順位が最も低い優先クラスが設定されたIP端末による一般呼を切断し、前記緊急呼を接続することを特徴とする緊急呼の接続方法。
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