JP5156611B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機及び複合機等の画像形成装置に関する。
複合機等の画像形成装置では、CPU(Central Processing Unit)を備えるコントローラによって、プリントエンジンによる画像形成処理、スキャンエンジンによる画像読取処理、操作表示部による画面表示処理、ファクシミリ送信/受信処理、インターネットファクシミリ送信/受信処理、電子メール送信処理、FTP(File Transfer Protocol)送信処理及びSMB(Server Message Block)送信処理等のあらゆる処理が統括的に制御されている。そして、操作表示部は、タッチパネル等によって構成されており、コントローラとは別に、固有のCPUを備えている。操作表示部のCPUは、コントローラのCPUとの間の通信に基づいて、操作表示部における画面表示処理及び操作指示入力処理等の処理を制御する。
また、操作表示部では、ファクシミリ送信、インターネットファクシミリ送信、電子メール送信、FTP(File Transfer Protocol)送信及びSMB(Server Message Block)送信等の送信機能において、送信する度に同じ送信先を1文字ずつ入力する手間を省く為に、ワンタッチ送信先設定ボタンが用意されている。このワンタッチ送信先設定ボタンとは、タッチパネルが表示する操作ボタンであり、押下されると、ボタン毎に登録されているファクシミリ番号、電子メールアドレス等の宛先を送信先として設定することが出来るボタンである。ユーザは、このワンタッチ送信先設定ボタンを押下することによって、簡単に送信先を設定することが出来る。
ところで、上記従来技術では、操作表示部のワンタッチ送信先設定ボタンが押下されると、操作表示部のCPUは、押下されたワンタッチ送信先設定ボタンに登録されている宛先の宛先詳細情報をコントローラへ要求し、コントローラから宛先詳細情報を全て受信して、宛先詳細情報に基づく画面の更新が完了するまで、操作キー(ハードキー)及びタッチパネルが表示する操作ボタンの押下を受け付けないようになっている。しかしながら、上記従来技術では、操作表示部が、コントローラから宛先詳細情報の全てを受信するまでに約1秒超かかる、すなわち操作キー及び操作ボタンの押下を約1秒超受け付けないようになっている為、ユーザは、操作表示部の操作性に不快感を感じてしまう
例えば、送信先として複数の宛先を設定する場合に、ユーザがワンタッチ送信先設定ボタンを連続的に押下したとしても、1件目の宛先を設定する為にワンタッチ送信先設定ボタンを押下した後に、2件目の宛先を設定する為にすぐ(約1秒以内)に次のワンタッチ送信先設定ボタンを押下しても、操作表示部は、次のワンタッチ送信先設定ボタンは押下を受け付けず、2件目の宛先を設定しない。なお、操作表示部が、宛先詳細情報の全てを受け取るまでに約1秒かかる理由は、コントローラが、ファクシミリ番号及び電子メールアドレス等の宛先と共に宛先毎の属性情報を宛先詳細情報として記憶しており、この宛先詳細情報の検索及び送信に多少時間が必要であるからである。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、送信機能における送信先の設定の操作性に感じる不快感を軽減することが出来る画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、画像形成装置に係る第1の解決手段として、送信機能を有し、操作指示を受け付ける操作部と、所定の画面を表示する表示部と、前記操作部及び前記表示部を制御する操作表示制御部とから構成される操作表示部と、前記操作表示制御部へ制御信号を出力するコントローラとを備え、送信機能における送信先として設定される予め登録された宛先の詳細情報である宛先詳細情報を前記コントローラが記憶し、ワンタッチ操作によって予め登録された宛先を送信機能の送信先として設定するワンタッチ送信先設定指示を前記操作部が受け付けると、前記操作表示制御部は、ワンタッチ送信先設定指示に基づいて予め登録されている宛先を送信先として設定すると共に前記表示部に当該宛先を表示させる画像形成装置であって、前記操作表示制御部は、前記操作部がワンタッチ送信先設定指示を受け付けると、その後に前記操作部が受け付けるワンタッチ送信先設定指示以外の操作指示を無効にし、宛先詳細情報取得要求を前記コントローラへ送信し、前記コントローラは、前記宛先詳細情報取得要求を受信すると、該当する宛先詳細情報が存在している場合に、まず、該当する宛先詳細情報が有する宛先情報を含む宛先詳細情報有り通知を前記操作表示制御部へ送信し、その後に宛先詳細情報を送信し、前記操作表示制御部は、前記宛先詳細情報有り通知を受信すると、前記宛先詳細情報有り通知に含まれる宛先情報を前記表示部に表示させ、その後に前記コントローラから宛先詳細情報を受信すると、当該宛先詳細情報を記憶し、前記ワンタッチ送信先設定指示を受け付けてから所定の時間が経過すると、記憶している宛先詳細情報に基づいて画面を前記表示部に更新させると共にワンタッチ送信先設定指示以外の操作指示を有効にするするという手段を採用する。
本発明では、画像形成装置に係る第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、前記宛先情報は、宛先名及び宛先であるという手段を採用する。
本発明によれば、画像形成装置において、操作表示制御部は、操作部がワンタッチ送信先設定指示を受け付けると、その後に操作部が受け付けるワンタッチ送信先設定指示以外の操作指示を無効にし、宛先詳細情報取得要求をコントローラへ送信し、コントローラは、宛先詳細情報取得要求を受信すると、該当する宛先詳細情報が存在している場合に、まず、該当する宛先詳細情報が有する宛先情報を含む宛先詳細情報有り通知を操作表示制御部へ送信し、その後に宛先詳細情報を送信し、操作表示制御部は、宛先詳細情報有り通知を受信すると、宛先詳細情報有り通知に含まれる宛先情報を表示部に表示させ、その後にコントローラから宛先詳細情報を受信すると、当該宛先詳細情報を記憶し、ワンタッチ送信先設定指示を受け付けてから所定の時間が経過すると、記憶している宛先詳細情報に基づいて画面を表示部に更新させると共にワンタッチ送信先設定指示以外の操作指示を有効にする。
従来のものでは、宛先詳細情報を受信し終わり、画面の更新が完了するまで、次のワンタッチ送信先設定指示を有効にしなかったが、本発明に係る画像形成装置では、ワンタッチ送信先設定指示を受け付けても、すぐに次のワンタッチ送信先設定指示受け付けることによって、ユーザはすぐに次の宛先を送信先に設定することが出来る為、送信先の設定の操作性に感じる不快感を軽減することが出来る。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態は、本発明の画像形成装置の1つであるコピー機能、プリント機能、スキャン機能、ファクシミリ送信/受信機能、インターネットファクシミリ送信/受信機能、電子メール送信機能、FTP(File Transfer Protocol)送信機能及びSMB(Server Message Block)送信機能を併せ持つ複合機に関する。
まず、複合機Aの機能構成について、図1を参照して、説明する。図1は本実施形態に係る複合機Aの機能ブロック図である。
複合機Aは、コントローラ1、各種センサ群2、画像読取部3、画像データ記憶部4、用紙搬送/画像形成部5、通信I/F部6、操作表示部7を備えている。
コントローラ1は、複合機Aの全体の動作を統括的に制御するものであり、CPU(Central Processing Unit)1a、ROM(Read Only Memory)1b及びRAM(Random Access Memory)1cを備えている。CPU1aは、ROM1bに記憶されている制御プログラム、各種センサ群2から受信する各種検出信号、画像データ記憶部4に記憶されている原稿画像データ、プリント画像データ及びファクシミリ画像データ、通信I/F部6を介してクライアントコンピュータ(図示略)並びに公衆網(図示略)から入力される各種指示及び操作表示部7から入力される操作指示に基づいて複合機Aの全体動作を制御する。上記公衆網とは、公衆の電話網及び公衆のインターネット網である。
ROM1bは、CPU1aによって実行される制御プログラム及びその他のデータを記憶する不揮発性メモリである。
RAM1cは、CPU1aが制御プログラムを実行して各種動作を行う際に、データの一時保存先となるワーキングエリアとして用いられる揮発性メモリである。
宛先詳細情報記憶部1dは、例えばフラッシュメモリまたはハードディスクであり、複合機Aの送信機能(ファクシミリ送信機能、インターネットファクシミリ送信機能、電子メール送信機能、FTP送信及びSMB送信)における宛先(ファクシミリ番号及び電子メールアドレス等)及び宛先名(会社名及び個人名等)と共に宛先毎の属性情報を宛先詳細情報として記憶している。属性情報には、禁則情報が含まれている。この禁則情報とは、各送信機能に応じた実行不可機能を示す情報である。例えば、ファクシミリ送信の宛先詳細情報には、禁則情報として、カラーデータの送信不可で有るという情報が登録されている。なお、各宛先には、宛先の識別情報としての宛先コードが割り当てられている、すなわち、各宛先詳細情報には、宛先コードが割り当てられている。
各種センサ群2は、例えば用紙切れ検出センサや、用紙詰まり検出センサ、用紙位置検出センサ、温度センサ等の画像形成動作に必要な各種センサであり、それぞれのセンサで検出した各種の情報を検出信号としてCPU1aに出力する。
画像読取部3は、ADF(自動原稿送り装置)とCCD(Charge Coupled Device)センサ等を備え、ADFによって順次給紙される原稿の画像をCCDセンサに読み取らせ、原稿画像に基づく原稿画像データを出力する。なお、画像読取部3は、原稿画像データをCPU1aへ出力し、一方、CPU1aは、原稿画像データを画像データ記憶部4に記憶させる。
画像データ記憶部4は、例えばフラッシュメモリまたはハードディスクであり、CPU1aの指示の下、原稿画像データ、通信I/F部6がクライアントコンピュータ(図示略)から受信するプリント画像データ及び通信I/F部6が公衆網(図示略)から受信するファクシミリ画像データを記憶する。
用紙搬送/画像形成部5は、プリントエンジン(給紙ローラ、給紙ローラ駆動用のモータ、感光ドラム、帯電器、現像装置、定着ローラ、排紙ローラ及び搬送ローラ駆動用のモータ等を含む物理的な画像形成工程を実行する機構)を備え、CPU1aの制御の下、用紙トレイ(図示略)から搬送ローラによって印刷用紙を感光ドラムへ搬送し、画像データ記憶部4の原稿画像データ、プリント画像データ及びファクシミリ画像データに基づいて感光ドラム上に形成したトナーから成る画像形成画像を印刷用紙へ転写し、定着ローラによって当該画像形成画像を印刷用紙へ定着させ、排紙ローラによって定着処理後の印刷用紙を排紙トレイ(図洲略)へ搬送する。
通信I/F部6は、外部のクライアントコンピュータ及び公衆網に接続し、このクライアントコンピュータ及び公衆網との間で各種信号の送受信を行う。
次に、操作表示部7について図1及び図2を参照して詳細に説明する。図2は、本実施形態に係る複合機Aの操作表示部7の外観図である。
操作表示部7は、図1及び図2に示すように、タッチパネル7a、ハードキー群7b、操作表示CPU7c、操作表示ROM7d、操作表示RAM7e及び宛先簡略情報記憶部7fを備えている。
タッチパネル7aは、押下箇所の座標の検出方式としてアナログ抵抗膜方式を採用したタッチパネルであり、押下箇所のX座標、Y座標を示す押下座標信号を操作表示CPU7cへ出力する。また、タッチパネル7aは、操作表示CPU7cの制御によって所定の画面を表示する。
ハードキー群7bは、コピー機能切替キー、プリント機能切替キー、スキャン機能切替キー、ファクシミリ機能切替キー、文書ボックスキー、スタートキー、ストップ/クリアキー、電源キー及びテンキー(数値入力キー)等の各種ハードキーから構成されており、各々の操作入力に応じた操作検出信号を操作表示CPU7cへ出力する。
操作表示CPU7cは、タッチパネル7aから入力される座標検出信号、ハードキー群7bから入力される操作検出信号及びCPU1aの制御指示に基づいて、タッチパネル7aの画面の表示等の操作表示部7の全体の動作を制御する。そして、操作表示CPU7cは、操作表示ROM7dが記憶する操作表示制御プログラムを実行することによって、図1に示す操作表示制御処理部7c‐1を実現する。なお、操作表示制御プログラムには、タッチパネル7aに表示する画面を形成するGUIプログラム、GUIプログラムへAPI(Application Program Interface)を提供するブラウザプログラム、CPU1aと操作表示CPU7cとの間の通信インタフェース機能をGUIプログラム及びブラウザプログラムへ提供するミドルウェアプログラム等から構成されている。そして、上記操作表示制御処理部7c‐1の処理の詳細については、以下に複合機Aの動作として説明する。
操作表示ROM7dは、操作表示CPU7cによって実行される操作表示制御プログラム及びその他のデータを記憶する不揮発性メモリである。
操作表示RAM7eは、操作表示CPU7cが操作表示制御プログラムを実行して各種動作を行う際に、データの一時保存先となるワーキングエリアとして用いられる揮発性メモリである。
宛先簡略情報記憶部7eは、例えばフラッシュメモリであり、複合機Aの送信機能(ファクシミリ送信機能、インターネットファクシミリ送信機能、電子メール送信機能、FTP送信及びSMB送信)のワンタッチ送信先設定ボタンに応じた宛先の宛先コードを宛先簡略情報として記憶している。なお、宛先コードとは、各宛先に割り当てられた識別番号である。
次に、上記構成の本実施形態に係る複合機Aの動作について、図3及び図4を参照して詳しく説明する。図3及び図4は、本実施形態に係る複合機AのCPU1aと操作表示制御処理部7c‐1との動作を示すシーケンス図である。
まず、送信機能の1つであるファクシミリ送信を複合機Aによって実行しようとするユーザは、操作表示部7のハードキー群7bまたはタッチパネル7aが表示する操作ボタンを操作することによって、送信先設定基本画面をタッチパネル7aに表示させる。そして、ユーザは、送信先を設定する為にタッチパネル7aが表示する送信先設定基本画面のワンタッチ送信先設定ボタンを押下する。
図5は、本実施形態に係る複合機Aの送信先設定基本画面を示す図である。送信先設定基本画面には、図5に示すように、ワンタッチ送信先設定ボタン及び送信先表示領域が設けられている。ワンタッチ送信先設定ボタンは、予め登録されている宛先をワンタッチ操作によって送信先として設定する為のボタンであり、ボタンに宛先名(会社名及び個人名等)及び宛先コードが表示されている。そして、送信先設定基本画面には、タッチパネル7aの表示を表示しきれないワンタッチ送信先設定ボタンへ切り替えるワンタッチボタン切替ボタンが設けられている。
また、送信先表示領域には、ワンタッチ送信先設定ボタンの押下によって送信先として設定された宛先と、宛先名とが表示されている。さらに、操作先として設定された宛先への各種操作を行う為の操作ボタンと、送信先件数及び各種メッセージを表示するメッセージ表示領域が設けられている。なお、宛先コード「001」を表示するワンタッチ送信先設定ボタン上のアイコンは、FTP送信の宛先が登録されていることを示し、宛先コード「002」を表示するワンタッチ送信先設定ボタン上のアイコンは、ファクシミリ送信の宛先が登録されていることを示す。また、宛先コード「003」を表示するワンタッチ送信先設定ボタン上のアイコンは、電子メール送信の宛先が登録されていることを示す。
操作表示制御処理部7c‐1は、タッチパネル7aが表示する宛先コード「002」のワンタッチ送信先設定ボタンの押下による座標検出信号を受信すると、宛先コード「002」のワンタッチ送信先設定指示を受け付けたと判断する(ステップS1)。そして、操作表示制御処理部7c‐1は、ステップS1後に、ワンタッチ送信先設定ボタン及びワンタッチボタン切替ボタン以外のハードキー群7b及び操作ボタンを操作無効状態にし(ステップS2)、宛先簡略情報に基づいて押下されたワンタッチ送信先設定ボタンに応じて宛先コード「002」の宛先詳細情報取得要求をCPU1aへ送信する(ステップS3)。
CPU1aは、操作表示制御処理部7c‐1から宛先コード「002」の宛先詳細情報取得要求を受信すると、宛先コード「002」の宛先詳細情報が宛先詳細情報記憶部1dに存在しているか検索し、当該宛先コードの宛先詳細情報が存在すると、宛先コード「002」の宛先詳細情報が有する宛先名及び宛先を情報として含む宛先詳細情報有り通知を操作表示制御処理部7c‐1へ送信する(ステップS4)。
操作表示制御処理部7c‐1は、CPU1aから宛先コード「002」の宛先詳細情報有り通知を受信すると、宛先詳細情報有り通知に含まれる宛先コード「002」の宛先名と宛先をタッチパネル7aの送信先表示領域に表示させる(ステップS5)。なお、操作表示制御処理部7c‐1が、宛先詳細情報取得要求を送信してから、宛先詳細情報有り通知を受信するまで約0.003秒程かかる。
そして、操作表示制御処理部7c‐1は、タッチパネル7aが表示する宛先コード「004」のワンタッチ送信先設定ボタンの押下による座標検出信号を受信すると、宛先コード「004」のワンタッチ送信先設定指示を受け付けたと判断する(ステップS6)。そして、操作表示制御処理部7c‐1は、ステップS6の後に、ワンタッチ送信先設定ボタン及びワンタッチボタン切替ボタン以外のハードキー群7b及び操作ボタンを操作無効状態にし(ステップS7)、宛先簡略情報に基づいて押下されたワンタッチ送信先設定ボタンに応じて宛先コード「004」の宛先詳細情報取得要求をCPU1aへ送信する(ステップS8)。
CPU1aは、操作表示制御処理部7c‐1から宛先コード「004」の宛先詳細情報取得要求を受信すると、宛先コード「004」の宛先詳細情報が宛先詳細情報記憶部1dに存在しているか検索し、当該宛先コードの宛先詳細情報が存在すると、宛先コード「004」の宛先詳細情報が有する宛先名及び宛先を情報として含む宛先詳細情報有り通知を操作表示制御処理部7c‐1へ送信する(ステップS9)。
操作表示制御処理部7c‐1は、CPU1aから宛先コード「004」の宛先詳細情報有り通知を受信すると、宛先詳細情報有り通知に含まれる宛先コード「004」の宛先名と宛先をタッチパネル7aの送信先表示領域に表示させる(ステップS10)。
そして、CPU1aは、宛先コード「002」の宛先名及び宛先を含む宛先詳細情報を操作表示制御処理部7c‐1へ順次送信し(ステップS11)、宛先コード「002」の宛先詳細情報の全てを送信すると、宛先コード「002」の宛先詳細情報送信完了通知を操作表示制御処理部7c‐1へ送信する(ステップS12)。
操作表示制御処理部7c‐1は、上記ステップS11において、宛先コード「002」の宛先名及び宛先を含む宛先詳細情報をCPU1aから受信すると、宛先コード「002」の宛先詳細情報を操作表示ROM7dに記憶させる(ステップS13)。
さらに、CPU1aは、ステップS12の後に、宛先コード「004」の宛先名及び宛先を含む宛先詳細情報を操作表示制御処理部7c‐1へ順次送信し(ステップS14)、宛先コード「004」の宛先詳細情報の全てを送信すると、宛先コード「004」の宛先詳細情報送信完了通知を操作表示制御処理部7c‐1へ送信する(ステップS15)。
操作表示制御処理部7c‐1は、上記ステップS14において、宛先コード「004」の宛先名及び宛先を含む宛先詳細情報をCPU1aから受信すると、宛先コード「004」の宛先詳細情報を操作表示ROM7dに記憶させる(ステップS16)。
そして、操作表示制御処理部7c‐1は、宛先コード「004」のワンタッチ送信先設定ボタンの押下による座標検出信号を受信する 、すなわち宛先コード「004」のワンタッチ送信先設定指示を受け付けてから所定の時間(0.4秒)が経過すると、宛先コード「002」及び宛先コード「004」の宛先詳細情報に基づいて送信先設定基本画面を更新すると共にハードキー群7b及び全ての操作ボタンの押下によって操作表示部7が受け付ける全ての操作指示を有効にする(ステップS17)。
具体的には、操作表示制御処理部7c‐1は、上記ステップS17において、メッセージ表示領域のメッセージと共に送信先件数を更新し、宛先コード「002」及び「004」の宛先詳細情報に含まれる宛先名及び宛先に基づいて送信先表示領域を更新し、さらに宛先コード「004」の宛先詳細情報の属性情報に含まれる禁則情報に基づいて、実行不可である操作ボタンをグレイアウトする。例えば、電子メール送信のワンタッチ送信先設定ボタンが押下された場合には、宛先詳細情報の禁則情報に基づいて操作ボタンの「Tel Now」ボタンをグレイアウトする。この「Tel Now」ボタンは、ファクシミリ送信において、電話網の回線の確立を確認する機能を起動する為に押下されるボタンである。
なお、操作表示制御処理部7c‐1がステップS17において宛先コード「004」の宛先詳細情報の属性情報に含まれる禁則情報に基づいて、送信先設定基本画面を更新する理由は、最後に宛先コード「004」のワンタッチ送信先設定ボタンが押下された為に、送信先表示領域に表示された宛先コード「004」の宛先名及び宛先にフォーカスが当たっており、フォーカスが当たっている宛先の宛先詳細情報の属性情報に含まれる禁則情報を送信先設定基本画面に反映する為である。
また、操作表示制御処理部7c‐1は、上記ステップS17おいて、ワンタッチ送信先設定ボタンが2回目に押下されてから所定の時間(0.4秒)が経過すると、画面を更新すると共に操作有効状態にしたが、ワンタッチ送信先設定ボタンが3回押下された場合には、ワンタッチ送信先設定ボタンが3回目に押下されてから所定の時間(0.4秒)が経過すると、画面を更新すると共に操作有効状態にする。すなわち、操作表示制御処理部7c‐1は、連続してワンタッチ送信先設定ボタンが押下された場合に、最後にワンタッチ送信先設定ボタンが押下されてから所定の時間(0.4秒)が経過すると、画面を更新すると共に操作有効状態にする。
具体的に、操作表示制御処理部7c‐1は、各ワンタッチ送信先設定ボタンが押下される度に、各ワンタッチ送信先設定ボタン毎の経過時間計時タイマを起動する。操作表示制御処理部7c‐1は、この経過時間計時タイマによって所定の時間(0.4秒)を計時し、経過時間計時タイマがタイムアウトすると、各ワンタッチ送信先設定ボタンの押下から所定の時間(0.4秒)が経過したことを認識する。そして、操作表示制御処理部7c‐1は、押下の間隔が所定の時間(0.4秒)以内のワンタッチ送信先設定ボタンの連続押下があった場合に、最後にワンタッチ送信先設定ボタンが押下されることによって起動した経過時間計時タイマがタイムアウトすると、上記ステップS17を実行する。
以上のように、本実施形態に係る複合機Aでは、操作表示制御処理部7c‐1が、ワンタッチ送信先設定指示を受け付けたと判断すると、ワンタッチ送信先設定ボタン及びワンタッチボタン切替ボタン以外のハードキー群7b及び操作ボタンを操作無効状態し、宛先詳細情報取得要求をCPU1へ送信する。そして、操作表示制御処理部7c‐1は、CPU1aから宛先詳細情報有り通知を受信すると、宛先詳細情報有り通知に含まれる宛先名と宛先をタッチパネル7aに表示させ、その後に、CPU1から受信する宛先詳細情報に含まれる宛先名及び宛先以外の残りの情報を操作表示ROM7dに記憶させ、ワンタッチ送信先設定指示をうけつけてから所定の時間(0.4秒)が経過すると、操作表示ROM7dに記憶させた宛先詳細情報に基づいて送信先設定基本画面を更新すると共にハードキー群7b及び全ての操作ボタンの押下によって操作表示部7が受け付ける全ての操作指示を有効にする。
従来のものでは、宛先詳細情報完了通知を受信し、画面の更新が完了するまで、次のワンタッチ送信先設定ボタンの押下を有効にしなかったが、本実施形態に係る複合機Aでは、ワンタッチ送信先設定ボタンが押下されても、すぐに次のワンタッチ送信先設定ボタンの押下を許可することによって、ユーザはすぐに次の宛先を送信先に設定することが出来る為、送信先の設定の操作性に感じる不快感を軽減することが出来る。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態に係る複合機Aの動作の一例として、ファクシミリ送信における送信先の設定の動作を例示して説明したが、複合機Aに搭載されるインターネットファクシミリ送信機能、電子メール送信機能、FTP送信及びSMB送信等のあらゆる送信機機能における送信先の設定の動作に、上述した動作を適用することが出来る。
本発明の一実施形態に係る複合機Aの機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る複合機Aの操作表示部7の外観図である。 本発明の一実施形態に係る複合機AのCPU1aと操作表示制御処理部7c‐1との動作を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態に係る複合機AのCPU1aと操作表示制御処理部7c‐1との動作を示すシーケンス図(図3の続き)である。 本発明の一実施形態に係る複合機Aの複合機Aの送信先設定基本画面を示す図である。
符号の説明
A…複合機、1…コントローラ、1a…CPU、1b…ROM、1c…RAM、1d…宛先詳細情報記憶部、2…各種センサ群、3…画像読取部、4…画像データ記憶部、5…用紙搬送/画像形成部、6…通信I/F部、7…操作表示部、7a…タッチパネル、7b…ハードキー群、7c…操作表示CPU、7c‐1…操作表示制御処理部、7d…操作表示ROM、7e…操作表示RAM、7f…宛先簡略情報記憶部

Claims (2)

  1. 送信機能を有し、操作指示を受け付ける操作部と、所定の画面を表示する表示部と、前記操作部及び前記表示部を制御する操作表示制御部とから構成される操作表示部と、前記操作表示制御部へ制御信号を出力するコントローラとを備え、送信機能における送信先として設定される予め登録された宛先を前記コントローラが記憶し、ワンタッチ操作によって予め登録された宛先を送信機能の送信先として設定するワンタッチ送信先設定指示を前記操作部が受け付けると、前記操作表示制御部は、ワンタッチ送信先設定指示に基づいて予め登録されている宛先を送信先として設定すると共に前記表示部に当該宛先を表示させる画像形成装置であって、
    前記操作表示制御部は、前記操作部がワンタッチ送信先設定指示を受け付けると、その後に前記操作部が受け付けるワンタッチ送信先設定指示以外の操作指示を無効にし、前記ワンタッチ送信先設定指示に応じた宛先の宛先詳細情報取得要求を前記コントローラへ送信し、
    前記コントローラは、前記宛先詳細情報取得要求を受信すると、該当する宛先の宛先詳細情報を記憶している場合に、まず、該当する宛先の宛先詳細情報が有する宛先情報を含む宛先詳細情報有り通知を前記操作表示制御部へ送信し、その後に宛先詳細情報を送信し、
    前記操作表示制御部は、前記宛先詳細情報有り通知を受信すると、前記宛先詳細情報有り通知に含まれる宛先情報を前記表示部に表示させ、その後に前記コントローラから宛先詳細情報を受信すると、当該宛先詳細情報を記憶し、前記ワンタッチ送信先設定指示を受け付けてから所定の時間が経過すると、記憶している宛先詳細情報に基づいて画面を前記表示部に更新させると共にワンタッチ送信先設定指示以外の操作指示を有効にすることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記宛先情報は、宛先名及び宛先であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。


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