JP5152566B2 - 電磁接触器の電磁コイル駆動回路 - Google Patents

電磁接触器の電磁コイル駆動回路 Download PDF

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本発明は、電磁接触器の電磁コイル駆動回路に関する。
従来より、励磁用の電磁コイルを巻回してなる固定鉄心、可動鉄心、両鉄心間に離間方向への付勢力を作用させる付勢手段、固定接点と可動接点とからなる主接点を備えた電磁接触器が知られている。このものでは、電磁コイルを通電すると、両鉄心間に磁気吸引力が作用し、接離状態にあった可動鉄心を固定鉄心に引き寄せられる。そして、電磁接触器の可動接点は可動鉄心と一体的に変位する構成となっており、鉄心の引き寄せに連動して可動接点が固定接点に相対移動する結果、主接点が開状態から閉状態、或いは閉状態から開状態に切り替わる構成となっている。
そして、可動鉄心を固定鉄心に引き込んだ後にも、引き続き電磁コイルを通電して両鉄心間に磁気吸引力を作用させることで、可動鉄心を引き込んだ状態に保持でき、これをもって主接点の接続状態を維持できる(ホールド動作)。
係るホールド動作は、可動鉄心を引き込むピックアップ動作に比べて弱い磁気吸引力でよく、電磁コイルに対する通電量(励磁電流の供給量)を抑えることが可能である。そのため、下記特許文献1にもあるように、励磁用の電磁コイルとして、ピックアップ用コイルと、ホールド用コイルとを専用に設けて、動作に応じて使用するコイルを切り替えることで、電力の消費を抑える試みがなされている。
また、電磁接触器は一般に、上記固定接点と上記可動接点とにより構成される主接点の他、主接点に比較して電流容量の小さな補助接点を備えている。補助接点は主接点と機械的に連動しており、例えば、主接点による主回路の開閉の際に、信号ラインを開閉して他の回路との連動などを目的に使用される他、上述したピックアップ動作とホールド動作を切り変える切り替え回路としても使用されることがある。
特開2005−235515公報
ところで、上述した主接点及び補助接点は、図7に示すように、非通電状態において接点同士(固定接点351と可動接点353)が接触して閉状態となる常閉式のタイプ(ノーマリクローズ)のものと、図8に示すように非通電状態において、接点同士(固定接点351と可動接点353)が離間して開状態となる常開式のタイプ(ノーマリオープン)のものがある。
ここで、電磁コイルを通電させて、可動鉄片320を固定鉄心310側に引き込んだ場合、図9にて示すように、ノーマリクローズの接点は引き込みの初期段階で閉状態から開状態に切り替わる。そのため、ノーマリクローズタイプの補助接点を用いて切り替え回路を構成すると、引き込みの初期段階で切り替え回路が動作し、磁気吸引力の強いピックアップ動作から、磁気吸引力の弱いホールド動作に移行してしまう。電気接触器の主接点をより確実に開閉動作させるには、引き込み動作途中は強い磁気吸引力を作用させ、引き込み完了後に磁気吸引力の弱いホールド動作に移行させてやることが好ましく、切り替え回路の作動タイミングを最適なタイミングに設定する必要があった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電力の消費を抑えつつも、主接点をより確実に開閉動作させることが可能な電磁接触器の電磁コイル駆動回路を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)は、励磁用の電磁コイルに対する通電操作により開閉する主接点と、前記主接点に対して機械的に連動して開閉する補助接点とを備えた電磁接触器の電磁コイル駆動回路であって、一端がグラウンドに接続されたピックアップコイルと、前記ピックアップコイルに対して直列的に接続され前記ピックアップコイルと共に前記電磁コイルを構成するホールドコイルと、電源より引き出され、前記電磁コイルに励磁電流を供給する電源ラインと、前記ホールドコイルの両端を相互に接続し、前記電源ラインを通じて供給される励磁電流を前記ホールドコイルをバイパスさせ前記ピックアップコイルにのみ流すバイパスラインと、前記電源ラインを通じて供給される励磁電流を、前記ピックアップコイルにのみ供給する第一通電パターンと、前記ピックアップコイルと前記ホールドコイルの双方に供給する第二通電パターンとに切り替える切り替え回路と、を備えてなると共に、前記補助接点のうち、前記電磁コイルに励磁電流が供給されていない非通電時に接点同士が接触して閉状態となる常閉式の補助接点をノーマリクローズ接点、非通電時に接点同士が離間して開状態となる常開式の補助接点をノーマリオープン接点と定義したときに、前記切り替え回路は、前記バイパスラインに設けられる半導体スイッチング素子と、ノーマリオープン接点タイプの補助接点よりなる作動スイッチとを少なくとも含み、前記作動スイッチである補助接点がオープン状態からクローズ状態に切り替わることを条件に回路が作動して、前記バイパスラインを閉路するオン状態にある前記半導体スイッチング素子が前記バイパスラインを開路するオフ状態に切り替わることにより、前記第一通電パターンから前記第二通電パターンに通電パターンが切り替わる回路構成としてあるところに特徴を有する。
本発明(請求項2)は、励磁用の電磁コイルに対する通電操作により開閉する主接点と、前記主接点に対して機械的に連動して開閉する補助接点とを備えた電磁接触器の電磁コイル駆動回路であって、一端がグラウンドに接続され、他端が電源ラインに接続されたホールドコイルと、前記ホールドコイルに対して並列的に接続され前記ホールドコイルと共に前記電磁コイルを構成するピックアップコイルと、前記電源ラインを通じて供給される励磁電流を、前記ピックアップコイルと前記ホールドコイルの双方に供給する第一通電パターンと、前記ホールドコイルにのみに供給する第二通電パターンとに切り替える切り替え回路と、を備えてなると共に、前記補助接点のうち、前記電磁コイルに励磁電流が供給されていない非通電時に接点同士が接触して閉状態となる常閉式の補助接点をノーマリクローズ接点、非通電時に接点同士が離間して開状態となる常開式の補助接点をノーマリオープン接点と定義したときに、前記切り替え回路は、前記ピックアップコイルを前記ホールドコイルに対して並列的に接続する並列ラインに設けられる半導体スイッチング素子と、ノーマリオープン接点タイプの補助接点よりなる作動スイッチとを少なくとも含み、前記作動スイッチである前記補助接点がオープン状態からクローズ状態に切り替わることを条件に回路が作動して、前記並列ラインを閉路するオン状態にある前記半導体スイッチング素子が、前記並列ラインを開路するオフ状態に切り替わることにより、前記第一通電パターンから前記第二通電パターンに通電パターンが切り替わる回路構成としてあるところに特徴を有する。
上記発明の実施態様として以下の構成とすることが好ましい。
本発明(請求項1)において、前記切り替え回路は、前記バイパスライン上において電源側にソースを接続し、前記ピックアップコイル側にドレインを接続した前記半導体スイッチング素子としてのPチャンネル型電界効果トランジスタと、グラウンド側にソースを接続し、前記Pチャンネル型電界効果トランジスタのゲートにドレインを接続したNチャンネル型電界効果トランジスタと、を備え、前記Nチャンネル型電界効果トランジスタのゲートを電流制限抵抗を介して前記電源側に接続して当該ゲートの電位をHレベルにし、かつ前記電流制限抵抗の両端のうちの前記Nチャンネル型電界効果トランジスタのゲートに連なる側の端部を、前記ノーマリオープン接点タイプの補助接点によって前記グラウンドに接続する回路構成とする。
また本発明(請求項2)において、前記切り替え回路は、前記並列スライン上において電源側にソースを接続し、前記ピックアップコイル側にドレインを接続した前記半導体スイッチング素子としてのPチャンネル型電界効果トランジスタと、グラウンド側にソースを接続し、前記Pチャンネル型電界効果トランジスタのゲートにドレインを接続したNチャンネル型電界効果トランジスタと、を備え、前記Nチャンネル型電界効果トランジスタのゲートを電流制限抵抗を介して前記電源側に接続して当該ゲートの電位をHレベルにし、かつ前記電流制限抵抗の両端のうちの前記Nチャンネル型電界効果トランジスタのゲートに連なる側の端部を、前記ノーマリオープン接点タイプの補助接点によって前記グラウンドに接続する回路構成とする。このようにしておけば、比較的簡単な回路構成にて切り替え回路を構成できる。
本発明によれば、切り替え回路の作動スイッチを、ノーマリオープン接点の補助接点により構成してある。従って、切り替え回路の作動タイミング、すなわち通電パターンの切り替えタイミングが適切な時期(引き込み動作の完了段階)になるので、主接点を開状態から閉状態に確実に切り替えることが可能となり、主接点の開閉動作について信頼性が高くなる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図4によって説明する。
電磁接触器10は図1に示すように、ケーシング20内に固定鉄心30、可動鉄心40、主接点51を下から積み上げるように配置したものである。
順を追って説明すると、ケーシング20は底部にベース部21を有し、概ね箱型をなしている。係るケーシング20の中央には接点収容部23が設けられ、更に同接点収容部23を上下に貫通するようにして軸孔25を形成している。ケーシング20の軸孔25は段差状に形成してあり、軸孔上部26は孔径が小さく、軸孔下部27は孔径が大きくしてある。
上記接点収容部23内には一対の固定端子53a、53bからなる固定接点53と、固定接点53と共に主接点51を構成する可動接点55とが配置されている。固定端子53a、53bは接点収容部23の下部側において、軸孔25の左右両側に振り分けて配置されている。
可動接点55は平板状をなし、固定接点53の上方側において、後述する端子ホルダ43によって上下移動可能に支持されている。係る可動接点55の下面であって、左右両端部には可動端子55a、55bがそれぞれ配置されている。この可動端子55a、55bは固定端子53a、53bの相手となるものである。
固定鉄心30は円柱状をなし、ベース部21の中央部であって上記軸孔25の真下に配置されている。係る固定鉄心30の外周部には電磁コイル35が巻回されている。詳細には後述するが、本電磁コイル35はコイル抵抗の大きなホールドコイル36と、コイル抵抗の小さいピックアップコイル37の2種のコイルから構成されている。
可動鉄心40は固定鉄心30とほぼ同径の円柱状をなしている。係る可動鉄心40はケーシング20に設けられる軸孔下部27に収容され、固定鉄心30と上下に向かい合う構成としてある。
また、可動鉄心40は上部に接点ホルダ43を設けている。接点ホルダ43は可動鉄心40に固定される固定部44と、固定部44の上面中央に一体的に形成され、ケーシング20の軸孔25を上下に挿通するクロスバー45とから構成されている。
クロスバー45は上記した可動接点55を上下移動可能に支持するものであって、長手方向の中央部に可動接点55を水平に挿通させる接点挿通溝46を備えている。係る接点挿通溝46の内部には押圧ばね48が収容してあり、接点挿通溝46内に挿通された可動接点55を装置下方に付勢している。
そして、上記可動鉄心40と電磁コイル35のコイルケース35Aとの間には、付勢用のコイルばね60が配置されている。これにより、可動鉄心40、接点ホルダ43はコイルばね60の付勢力を受けて、常には装置上方(固定鉄心30から離間する方向)に押し上げられる構成となっている。
以上のことから、本電磁接触器10は、電磁コイル35に励磁電流を供給しない非通電状態では、図1の(a)に示すように可動接点55が固定接点53から離間した状態(以下、離間状態と呼ぶ)となり、主接点51は開状態となる。
また、本電磁接触器10は補助接点SWを付属している。補助接点SWというのは、上述した主接点51と同じく可動接点と固定接点を備えたものであり、係る可動接点が主接点51側の可動接点と機械的に連動し、可動鉄心40の引き込みに伴う主接点51の開閉動作と共に開閉動作するものである。そして、電磁コイル35が通電されていない非通電時に接点同士が接触して閉状態になる常閉式の補助接点(以下、ノーマリクローズ接点)と、通電されていない非通電時に接点同士が離間して開状態となる常開式の補助接点(ノーマリオープン接点)の2種があり、本電磁接触器10もノーマリクローズ接点と、ノーマリオープン接点の2種の補助接点SWを付属している。
次に、図2を参照して電磁コイル駆動回路100の具体的回路構成を説明する。
同図に示す符号36はホールドコイル、符号37はホールドコイル36と共に電磁コイル35を構成するピックアップコイルである。本実施形態のホールドコイル36はコイル抵抗が大きく設定してあり、またピックアップコイル37はコイル抵抗を小さく設定してある。
ホールドコイル36とピックアップコイル37は直列的に接続されると共に、ピックアップコイル37の一端はグラウンドGNDに接続されている。
一方、ホールドコイル36の一端は電源Vに連なる電源ラインL1に接続されている。この電源ラインL1には、Pチャンネル型電界効果トランジスタMOSFET1よりなるロードスイッチが設けられており、ラインが開閉される構成としてある。
電界効果トランジスタMOSFET1はソースSを電源Vに接続し、ドレインDをコイル側に接続しており、ゲートは抵抗R1を介して、Nチャンネル型電界効果トランジスタMOSFET2のドレインDに接続されている。抵抗R1はサージ吸収、寄生振動を抑える機能を担うものである。
電界効果トランジスタMOSFET2は、電界効果トランジスタMOSFET1のゲートGを駆動するためのものであり、ソースSがグラウンドGNDに接続され、ゲートGには不図示の制御回路(CPUなど)を通じて制御信号(Hレベル/Lレベルの2値信号)Srが入力される構成となっている。
尚、電界効果トランジスタMOSTFET1のゲートGとソースS間には、ゲートバイアス抵抗R2が接続され、電界効果トランジスタMOSTET2のゲートGとソースS間には、ゲートバイアス抵抗R3が接続されている。これら両抵抗R2、R3は、ゲート−ソース間の寄生容量にたまった電荷を放電する放電抵抗としての機能を担い、回路の安定動作に寄与する。
また、本電磁コイル駆動回路100には、電界効果トランジスタMOSFET3、電界効果トランジスタMOSFET4、抵抗対R6、R7、補助接点SWなどから構成される切り替え回路110が設けられている。
順に説明すると、ホールドコイル36のコイル両端を相互に接続するようにしてバイパスラインL2が設けられている。このバイパスラインL2には、Pチャンネル型電界効果トランジスタMOSFET3が設けられている。電界効果トランジスタMOSFET3は、本発明の「半導体スイッチング素子(Pチャンネル型電界効果トランジスタ)」に相当するものであって、ソースSを電界効果トランジスタMOSFET1のドレインDに接続し、ドレインDをコイル同士の中間接続点Cに接続している。
そして、上記電界効果トランジスタMOSFET3のゲートGとソースS間には抵抗R4が接続されると共に、同MOSFET3のゲートGは抵抗R5を介してNチャンネル型電界効果トランジスタMOSFET4のドレインDに接続されている。電界効果トランジスタMOSFET4は、本発明の「Nチャンネル型電界効果トランジスタ」に相当するものであって、ソースSがグラウンドGNDに接続されている。
また、電界効果トランジスタMOSFET4のゲートGは、2つの抵抗R6、R7を直列的に接続してなる抵抗対を備えた接続ラインL3によって、電界効果トランジスタMOSFET1のドレインDに接続されている。また、トランジスタMOSFET4のゲートGとソースS間には抵抗R8が接続されている。
尚、上記構成により、本発明の「前記Nチャンネル型電界効果トランジスタ(ここでは、MOSFET4)のゲートを電流制限抵抗(ここでは、抵抗R7)を介して前記電源側(ここでは、電界効果トランジスタMOSFET1のドレインD)に接続して当該ゲートの電位をHレベルにし」が実現されている。
そして、抵抗R6と抵抗R7の中間接続点Kが、ノーマリオープン接点タイプの補助接点SWによってグラウンドGNDに接続されている。このノーマリオープン接点タイプの補助接点SWは切り替え回路110を作動させる作動スイッチとしての機能を担っている。
尚、接続ラインL3上において、補助接点SWから見て電源Vに近い側に抵抗R7が含まれているのは、抵抗R7を電流制限抵抗として機能させるためであり、抵抗R7は、抵抗値が大きく設定してある。このような構成としてやれば、補助接点SWがクローズ状態にあるときに、接続ラインL3に流れる電流L3の電流値を小さく出来、回路の省電力化に効果的である(図4参照)。
次に、上述した電磁コイル駆動回路100の回路動作について説明する。
CPUなどの制御装置から制御信号SrとしてLレベルの信号が出力された状態では、電界効果トランジスタMOSFET2は、Vgs(ソースS側を基準としたきのゲート/ソース間の電位差)がほぼゼロとなるから、オフ状態となる。
すると、MOSFET1のゲートGの電位が電源Vの電位にほぼ等しくなるので、電界効果トランジスタMOSFET1は、Vgsがほぼゼロになり、オフ状態となる。その結果、電源ラインL1が開放された状態となる。
以上のことから、電界効果トランジスタMOSFET2のゲートGがLレベルの期間は、電磁コイル35に対して励磁電流が供給されず、電磁接触器10を構成する可動鉄心40は、図1の(a)にて示すように固定鉄心30から離間した状態となる。よって、固定接点53と可動接点55が離間状態となり、主接点51は開状態を維持する。
そして、開状態にある主接点51を閉状態に切り替えるには、制御信号SrとしてHレベルの信号を電界効果トランジスタMOSFET2のゲートGに入力させてやればよい。Hレベルの信号を入力させると、まず、Vgsが正の所定電圧になり、電界効果トランジスタMOSFET2は、オフ状態からオン状態になる。
すると、抵抗R2、抵抗R1、MOSFET2を通って電流が流れ、抵抗R2にて電圧降下が生ずる。そのため、Vgsが負の所定電圧になり電界効果トランジスタMOSFET1がオン状態となる結果、電源ラインL1が閉路された状態となる。
一方、切り替え回路110を構成する補助接点SWはノーマリオープン接点であり、制御信号SrとしてHレベルの信号を電界効果トランジスタMOSFET2のゲートGに入力させた直後は、オープン状態にある。
従って、切り替え回路110を構成する電界効果トランジスタFET4のゲートGは、抵抗対R6、R7を介して電源側に接続された状態となり、当該ゲートGの電位がHレベルになる。そのため、電界効果トランジスタFET4は、Vgsが正の所定電圧になり、オン状態となる。
電界効果トランジスタMOSFET4がオン状態になると、抵抗R4、抵抗R5、MOSFET4を通って電流が流れ、抵抗R4にて電圧降下が生ずる。そのため、Vgsが負の所定電圧になり電界効果トランジスタMOSFET3がオン状態となる結果、バイパスラインL2は閉路された状態となる。
以上のことから、制御信号SrとしてHレベルの信号を電界効果トランジスタMOSFET2のゲートGに入力させた直後、図3にて実線で示すように電源ラインL1、バイパスラインL2の経路で励磁電流が流れ、ピックアップコイル37にのみ励磁電流が供給される状態となる(第一通電パターン)。
ピックアップコイル37はコイル抵抗が小さく設定してあり、大きな励磁電流が流れるため、両鉄心30、40間に強い磁気吸引力が生じ、図1の(a)に示す離間状態にある可動鉄心40が固定鉄心30側に引かれてゆく(引き込み動作)。これにより、接点ホルダ43引いては、接点ホルダ43に支持された可動接点55が固定接点53に接近移動してゆく。
このとき、補助接点SWも主接点51と機械的に連動しているから、補助接点SWの可動接点(不図示)が補助接点SWの固定接点(不図示)に接近移動してゆく。
そして、移動量が規定値Aに達するまで可動鉄心40が引き込まれると、図1の(b)に示すように、鉄心30、40同士が相互に接触した状態となる。このときには、固定接点53の各固定端子53a、53bに、可動接点55の各可動端子55a、55bがそれぞれ接触した状態となる。かくして、非通電状態において開状態にあった主接点51は、閉状態となる。
また、主接点51が閉状態になると、同主接点51と機械的に連動して作動する補助接点SWも、可動接点と固定接点が接触した状態となり、図4にて示すようにクローズ状態になる。
かくして、Hレベル信号入力直後オープン状態にあった補助接点SWが、クローズ状態になると、これをトリガとして切り替え回路110を構成する各FETが作動して、電磁コイル35に対する通電パターンが、ピックアップコイル37にのみ励磁電流を供給する第一通電パターンから、ホールドコイル36とピックアップコイル37の双方に励磁電流を供給する第二通電パターンに切り替えられる。
図4を参照して具体的に説明すると、補助接点SWがオープン状態からクローズ状態に切り替わると、電界効果トランジスタMOSFET4は、補助接点SWによりゲートGがグラウンドに接地された状態となるから、Vgsがほぼゼロになり、オフ状態となる。すると、電界効果トランジスタMOSFET3は、Vgsがほぼゼロとなり、オフ状態となる結果、バイパスラインL2が開放された状態(開路)となる。そのため、図4にて一点鎖線で示すように、ホールドコイル36、ピックアップコイル37の双方のコイルに電源ラインL1を通じて励磁電流が供給されることとなる(第二通電パターン)。
以上のことから、ホールドコイル36、ピックアップコイル37が励磁され、固定鉄心30と可動鉄心40との間に両鉄心の接触状態を保持する磁気吸引力が生じ、両鉄心30、40が接触状態に保持されることとなる(ホールド動作)。これにより主接点51が閉状態に維持される。
ここで、ホールドコイル36のコイル抵抗は大きく設定してあるので、第二通電パターンにおいて流れる励磁電流の大きさは第一通電パターンのそれに比べて小さく、ホールド動作を行うために必要な程度の磁気吸引力のみが発生する。
すなわち、本実施形態のものは、二種の通電パターンを設けて、引き込み動作時には、電源Vから電磁コイル35に大きな励磁電流を供給して強い磁気吸引力により可動鉄心40を引き込む一方、ホールド時には、ホールド状態を維持するのに必要なレベルに励磁電流の大きさを抑えてやることで、回路の消費電力が抑えられる構成となっている。
そして更に、本実施形態の電磁コイル駆動回路100によれば、通電パターンの切り替えを切り替え回路110により行っているが、係る切り替え回路110は、回路を作動させる作動スイッチとして、ノーマリオープン接点の補助接点SWを用いて回路を構成している。
ノーマリオープン接点であれば、引き込みの初期段階ではオープン状態のままであり、可動鉄心40が固定鉄心30に接触するまで引き込まれる(引き込み動作完了)と、そこで始めて、オープン状態からクローズ状態に切り替わることとなる。
従って、切り替え回路110が作動するタイミングは、可動鉄心40が固定鉄心30に対して接触するまで引き込まれた後(引き込み動作完了後)となり、必然的に、第一通電パターンから第二通電パターンへの切り替えも、可動鉄心40が固定鉄心30に対して接触するまで引き込まれた状態となったところで行われる。
そのため、引き込み動作途中は常に、両鉄心30、40間に強い磁気吸引力が作用した状態となり、可動鉄心40を固定鉄心30に接触するまで確実に引き込める。
ここで仮に、作動スイッチとしてノーマリクローズ接点のものを用いたとすると、図7〜図9を参照して説明してあるように、可動接点353は元から固定接点351に接しているから、わずかでも離間方向に変位すると、固定接点351から離間する。その結果、補助接点SWは、図9にて示すように可動鉄心320の引き込み動作の初期段階においてクローズ状態からオープン状態に切り替わる。
すると、可動鉄心40を固定鉄心30側に引き込む動作の途中(図1において可動鉄心40の移動量が規定値Aに達する以前の段階)で、通電パターンが第一通電パターンから第二通電パターンに切り替わってしまう。この場合、引き込み動作の途中であるにも拘わらず、磁気吸引力が下がってしまい、可動鉄心40を固定鉄心30側に確実に引き込むことが出来ず、主接点51の開閉について信頼性が低下する。
この点、本実施形態であれば、通電パターンの切り替えが、既に説明してあるように可動鉄心40の引き込み動作完了後という適切なタイミングでなされる結果、引き込み動作の途中で磁気吸引力が低下することがなく、可動鉄心40を固定鉄心30に接触するまで確実に引き込める。
そのため、通電パターンの切り替えを行うことで回路の消費電力を抑えつつも、主接点51を開状態から閉状態に確実に切り替えることが可能となり、主接点51の開閉動作について信頼性が高くなる。
<実施形態2>
次に、本発明の実施形態2を図5、図6によって説明する。
実施形態1は、磁力を発生させる電磁コイル35に、ホールドコイル36とピックアップコイル37を直列的に接続したものを用いたが、実施形態2では、電磁コイル135にホールドコイル136とピックアップコイル137を並列的に接続したものを用いている。
そして、コイル接続の変更に伴い電磁コイル駆動回路200の構成を、実施形態1の電磁コイル駆動回路100の構成に対して一部変更している。図5を参照して簡単に説明すると、実施形態2の電磁コイル駆動回路200は、実施形態1の電磁コイル駆動回路100中のバイパスラインL2に替えて、並列ラインL4を設けている。
並列ラインL4はホールドコイル136に対してピックアップコイル137を並列的に接続するものであり、同並列ラインL4には、切り替え回路110を構成するPチャンネル型電界効果トランジスタMOSFET3が、ピックアップコイル137から見て電源Vに近い側に設けられている。係るMOSFET3はドレインDをピックアップコイル137に接続し、ソースSを電源ラインL上に設けられるMOSFET1のドレインDに接続している。
切り替え回路110の回路構成は実施形態1の回路構成と同じであり、作動スイッチとしてノーマリオープン接点の補助接点SWを備えている。
このような回路構成としておけば、実施形態1で行ったのと同様の回路動作、すなわち通電パターンの切り替えを行うことが可能である。
具体的に説明すると、電界効果トランジスタMOSFET2のゲートGにHレベルの制御信号Srを入力させると、電界効果トランジスタMOSFET1、MOSFET2がいずれもオン状態となり、通電ラインL1が閉路された状態となる。
また、このとき、切り替え回路110では、作動スイッチとして機能する補助接点SWはオープン状態にあるため、電界効果トランジスタMOSFET4がオン状態(ゲートGの電位がHレベル)となる。これにより、電界効果トランジスタMOSFET3がオン状態となり、並列ラインL3は閉路された状態になる。
以上のことから、電界効果トランジスタMOSFET2のゲートGにHレベルの制御信号Srを入力させると、図5にて示すように、ホールドコイル136とピックアップコイル137の双方のコイルに励磁電流が流れる(第一通電パターン)。
コイルに流れる励磁電流の大きさは、ホールドコイル136のそれに比べてピックアップコイル137の方が大きく、ピックアップコイル137が強く励磁される。これにより、鉄心間に強い磁気吸引力が生じ、可動鉄心40が固定鉄心30に引かれてゆく(引き込み動作)。
そして、移動量が規定値Aに達するまで可動鉄心40の引き込みがなされると、図1の(b)に示すように、鉄心30、40同士が相互に接触した状態となる。このときには、非通電状態において開状態にあった主接点51は、閉状態となる。
また、主接点51が閉状態になると、同主接点51と機械的に連動して作動する補助接点SWも、可動接点と固定接点が接触した状態となり、図6にて示すようにクローズ状態になる。
かくして、Hレベル信号入力直後オープン状態にあった補助接点SWが、クローズ状態になると、これをトリガとして切り替え回路110を構成する各FETが作動して、電磁コイル35に対する通電パターンが、上記第一通電パターンから、ホールドコイル36にのみ励磁電流を供給する第二通電パターンに切り替えられる。
図6を参照して具体的に説明すると、補助接点SWがオープン状態からクローズ状態に切り替わると、電界効果トランジスタMOSFET4がオフ状態(ゲートGの電位がLレベル)となる。すると、電界効果トランジスタMOSFET3がオフ状態となる結果、並列ラインL4が開放された状態(開路)となる。そのため、図6にて一点鎖線で示すように、ホールドコイル136にのみ励磁電流が供給されることとなる(第二通電パターン)。
以上のことから、ホールドコイル136が励磁され、固定鉄心30と可動鉄心40との間に両鉄心の接触状態を保持する磁気吸引力が生じ、両鉄心36、37が接触状態に保持されることとなる(ホールド動作)。これにより主接点51が閉状態に維持される。
この実施形態においても、切り替え回路を作動させる作動スイッチに、ノーマリオープン接点の補助接点SWを使用しているから、切り替え回路110が作動するタイミングは、可動鉄心40が固定鉄心30に対して接触するまで引き込まれた後となり、必然的に、第一通電パターンから第二通電パターンへの切り替えも、可動鉄心40が固定鉄心30に対して接触するまで引き込まれた状態となったところで行われる。
そのため、引き込み動作の途中で磁気吸引力が低下することがなく、可動鉄心40を固定鉄心30に接触するまで確実に引き込めるから、主接点51を開状態から閉状態に確実に切り替えることが可能となり、主接点51の開閉動作について信頼性が高くなる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態1、実施形態2では、本発明の「半導体スイッチング素子」としていずれもユニポーラタイプのトランジスタ(すなわち、電界効果トランジスタFET)を用いたが、バイポーラタイプのトランジスタを用いる構成としてもよい。
(2)実施形態1、実施形態2では、電磁コイルへの通電操作により、非通電状態において開状態にある主接点を閉状態に切り替える例を示したが、主接点の開閉は開から閉に限定されるものでなく、非通電状態において閉状態にある主接点を開状態に切り替えることも無論可能である。
実施形態1において、電磁接触器の機械的構造を示す断面図 電磁コイル駆動回路の回路構成を示す図 電磁コイル駆動回路の回路動作を説明する説明図(第一通電パターン) 同じく電磁コイル駆動回路の回路動作を説明する説明図(第二通電パターン) 実施形態2において、電磁コイル駆動回路の回路構成を示す図(第一通電パターン) 電磁コイル駆動回路の回路構成を示す図(第二通電パターン) 課題を説明する図 同じく課題を説明する図 同じく課題を説明する図
符号の説明
10…電磁接触器
30…固定鉄心
35…電磁コイル
36…ホールドコイル
37…ピックアップコイル
40…可動鉄心
51…主接点
53…固定接点
55…可動接点
100…電磁コイル駆動回路
110…切り替え回路
SW…補助接点(ノーマリオープン)
L1…電源ライン
L2…バイパスライン
L3…接続ライン
L4…並列ライン
MOSFET3…Pチャンネル型電界効果トランジスタ
MOSFET4…Nチャンネル型電界効果トランジスタ
R7…電流制限抵抗

Claims (4)

  1. 励磁用の電磁コイルに対する通電操作により開閉する主接点と、前記主接点に対して機械的に連動して開閉する補助接点とを備えた電磁接触器の電磁コイル駆動回路であって、
    一端がグラウンドに接続されたピックアップコイルと、
    前記ピックアップコイルに対して直列的に接続され前記ピックアップコイルと共に前記電磁コイルを構成するホールドコイルと、
    電源より引き出され、前記電磁コイルに励磁電流を供給する電源ラインと、
    前記ホールドコイルの両端を相互に接続し、前記電源ラインを通じて供給される励磁電流を前記ホールドコイルをバイパスさせ前記ピックアップコイルにのみ流すバイパスラインと、
    前記電源ラインを通じて供給される励磁電流を、前記ピックアップコイルにのみ供給する第一通電パターンと、前記ピックアップコイルと前記ホールドコイルの双方に供給する第二通電パターンとに切り替える切り替え回路と、を備えてなると共に、
    前記補助接点のうち、前記電磁コイルに励磁電流が供給されていない非通電時に接点同士が接触して閉状態となる常閉式の補助接点をノーマリクローズ接点、非通電時に接点同士が離間して開状態となる常開式の補助接点をノーマリオープン接点と定義したときに、
    前記切り替え回路は、前記バイパスラインに設けられる半導体スイッチング素子と、ノーマリオープン接点タイプの補助接点よりなる作動スイッチとを少なくとも含み、前記作動スイッチである補助接点がオープン状態からクローズ状態に切り替わることを条件に回路が作動して、前記バイパスラインを閉路するオン状態にある前記半導体スイッチング素子が前記バイパスラインを開路するオフ状態に切り替わることにより、前記第一通電パターンから前記第二通電パターンに通電パターンが切り替わる回路構成としてあることを特徴とする電磁接触器の電磁コイル駆動回路。
  2. 励磁用の電磁コイルに対する通電操作により開閉する主接点と、前記主接点に対して機械的に連動して開閉する補助接点とを備えた電磁接触器の電磁コイル駆動回路であって、
    一端がグラウンドに接続され、他端が電源ラインに接続されたホールドコイルと、
    前記ホールドコイルに対して並列的に接続され前記ホールドコイルと共に前記電磁コイルを構成するピックアップコイルと、
    前記電源ラインを通じて供給される励磁電流を、前記ピックアップコイルと前記ホールドコイルの双方に供給する第一通電パターンと、前記ホールドコイルにのみに供給する第二通電パターンとに切り替える切り替え回路と、を備えてなると共に、
    前記補助接点のうち、前記電磁コイルに励磁電流が供給されていない非通電時に接点同士が接触して閉状態となる常閉式の補助接点をノーマリクローズ接点、非通電時に接点同士が離間して開状態となる常開式の補助接点をノーマリオープン接点と定義したときに、
    前記切り替え回路は、前記ピックアップコイルを前記ホールドコイルに対して並列的に接続する並列ラインに設けられる半導体スイッチング素子と、ノーマリオープン接点タイプの補助接点よりなる作動スイッチとを少なくとも含み、前記作動スイッチである前記補助接点がオープン状態からクローズ状態に切り替わることを条件に回路が作動して、前記並列ラインを閉路するオン状態にある前記半導体スイッチング素子が、前記並列ラインを開路するオフ状態に切り替わることにより、前記第一通電パターンから前記第二通電パターンに通電パターンが切り替わる回路構成としてあることを特徴とする電磁接触器の電磁コイル駆動回路。
  3. 前記切り替え回路は、
    前記バイパスライン上において電源側にソースを接続し、前記ピックアップコイル側にドレインを接続した前記半導体スイッチング素子としてのPチャンネル型電界効果トランジスタと、
    グラウンド側にソースを接続し、前記Pチャンネル型電界効果トランジスタのゲートにドレインを接続したNチャンネル型電界効果トランジスタと、を備え、
    前記Nチャンネル型電界効果トランジスタのゲートを電流制限抵抗を介して前記電源側に接続して当該ゲートの電位をHレベルにし、かつ前記電流制限抵抗の両端のうちの前記Nチャンネル型電界効果トランジスタのゲートに連なる側の端部を、前記ノーマリオープン接点タイプの補助接点によって前記グラウンドに接続する回路構成であることを特徴とする請求項1に記載の電磁接触器の電磁コイル駆動回路。
  4. 前記切り替え回路は、
    前記並列ライン上において電源側にソースを接続し、前記ピックアップコイル側にドレインを接続した前記半導体スイッチング素子としてのPチャンネル型電界効果トランジスタと、
    グラウンド側にソースを接続し、前記Pチャンネル型電界効果トランジスタのゲートにドレインを接続したNチャンネル型電界効果トランジスタと、を備え、
    前記Nチャンネル型電界効果トランジスタのゲートを電流制限抵抗を介して前記電源側に接続して当該ゲートの電位をHレベルにし、かつ前記電流制限抵抗の両端のうちの前記Nチャンネル型電界効果トランジスタのゲートに連なる側の端部を、前記ノーマリオープン接点タイプの補助接点によって前記グラウンドに接続する回路構成であることを特徴とする請求項2に記載の電磁接触器の電磁コイル駆動回路。
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