JP2007200978A - ソレノイド駆動方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】消音ゴムなどの部材を備え付けることなく可動鉄芯と固定鉄芯の衝突音の発生を確実に防ぐことができ、且つ可動鉄芯の摺動速度や停止位置などを自在に制御し得るような仕組みを提供すること。
【解決手段】永久磁石、孔を貫通させたボビン、そのボビンの外周に巻回されたコイル、及び前記孔へ挿入された鉄芯を備えたソレノイドのコイルへ電流を供給して励磁させる際、永久磁石が自ら発生する磁界と同方向の磁路を前記鉄芯の周囲に形成する第1の向きの電流とその逆の第2の向きの電流とを交互に切替えながら供給する。
【選択図】図1
【解決手段】永久磁石、孔を貫通させたボビン、そのボビンの外周に巻回されたコイル、及び前記孔へ挿入された鉄芯を備えたソレノイドのコイルへ電流を供給して励磁させる際、永久磁石が自ら発生する磁界と同方向の磁路を前記鉄芯の周囲に形成する第1の向きの電流とその逆の第2の向きの電流とを交互に切替えながら供給する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ソレノイドの駆動方法に係り、特に、吸着保持部材として永久磁石を用いた自己保持型ソレノイドの駆動方法に関する。
図1は、各種アクチエータ等の駆動機構として搭載されるソレノイドの要部構成を示す図である。このソレノイドは、底部に固定鉄芯80を設けた磁機ヨーク81に、コイルを巻回させた図示しないボビンを収容してその上側開口部に貫通孔を有する補助ヨーク82を備え付け、貫通孔からボビン内にかけて可動鉄芯83を一部挿入させてなる。そして、可動鉄芯83を一部挿入した状態でコイルに電流を供給すると、ボビン内の可動鉄芯83、磁機ヨーク81、補助ヨーク82より電流の向きに応じた閉磁路が形成され、ボビン内を可動鉄芯83が摺動する。
ここで、図に示すように、この種のソレノイドは、摺動する可動鉄芯83の固定鉄芯80への衝突による金属音の発生を防ぐための仕組みとして、補助ヨーク82の貫通孔の周辺に消音ゴム84を、可動鉄芯83に鍔85をそれぞれ備え付けることが多い。この仕組みによると、可動鉄芯83が固定鉄芯80側に摺動して両者の距離が図に示すエアーギャップCよりも近づく前に、補助ヨーク82の消音ゴム84に可動鉄芯83の鍔85が係止されてそれ以上の移動が阻止されるため、金属音の発生を回避できる。しかしながら、この仕組みを採用する場合、消音ゴム84並びに鍔85という余計な部材を取り付けることになるため、コストが大きくなるという問題があった。
また、特許文献1には、機械的な構造により衝突音の発生を防ぐのではなく、コイル駆動部品の励磁をパルス的に制御して緩やかに駆動させることによって連結部品との衝突音の発生を防ぐ仕組みも開示されている。しかしながら、この仕組みは励磁が一方向にのみ行われるようになっており、可動鉄芯の停止時の制御を意図的に制御できず、可動鉄芯と固定鉄芯の衝突音の発生を防ぐ仕組みとしては不十分なものであった。
特開平05−265102号公報
本発明は、このような背景の下に案出されたものであり、消音ゴムなどの部材を備え付けることなく可動鉄芯と固定鉄芯の衝突音の発生を確実に防ぐことができ、且つ可動鉄芯の摺動速度や停止位置などを自在に制御し得るような仕組みを提供することを目的とする。
本発明の好適な態様であるソレノイド駆動方法は、永久磁石、孔を貫通させたボビン、そのボビンの外周に巻回されたコイル、及び前記孔へ挿入された鉄芯を備えたソレノイドと、そのソレノイドのコイルに電流を供給する電流供給装置とを用いたソレノイド駆動方法であって、前記電流供給装置が、前記永久磁石が自ら発生する磁界と同方向の磁路を前記鉄芯の周囲に形成する第1の向きの電流とその逆の第2の向きの電流とを交互に切替えながら前記コイルへ供給する電流供給工程を有する。
この態様において、前記電流供給工程では、前記電流供給装置が、前記コイルへ前記第1の向きの電流を供給する時間長と前記第2の向きの電流を供給する時間長の割合を違えるようにしてもよい。
また、前記ソレノイドは、前記鉄芯を永久磁石から引き離す向きに付勢する付勢部を更に備え、前記電流供給工程では、前記電流供給装置が、自身の周囲に磁路が形成された鉄芯が前記付勢部の付勢力に抗って所定量だけ移動する時間長の間だけ前記第1の向きの電流を供給してから、電流の向きを前記第2の向きへと切替えるようにしてもよい。
前記電流供給装置は、直流電源と、前記直流電源と前記コイルの一端の間に介挿された第1のスイッチング素子と、前記直流電源と前記コイルの他端の間に介挿された第2のスイッチング素子と、前記コイルの一端とグランドの間に介挿された第3のスイッチング素子と、前記コイルの他端とグランドの間に介挿された第4のスイッチング素子と、所定のデューティ比でハイレベルとローレベルの間を遷移するパルス信号を発生する信号発生手段と、前記第1乃至第4の各スイッチング素子のオンとオフの切り換えを制御する切換制御手段とを備え、前記電流供給工程では、前記切換制御手段が、前記信号発生手段がハイレベルのパルス信号を発生している間は前記第1及び第4のスイッチング素子をオンにすると共に第2及び第3のスイッチング素子をオフにすることによって前記直流電源から前記コイルへ前記第1の向きの電源を供給させる一方、前記信号発生手段がローレベルのパルス信号を発生している間は前記第1及び第4のスイッチング素子をオフにすると共に第2及び第3のスイッチング素子をオンにすることによって前記直流電源から前記コイルへ前記第2の向きの電源を供給させるようにしてもよい。
前記鉄芯の目標位置への到達を検出する検出手段を更に備え、前記切換制御手段は、前記鉄芯が目標位置へ到達したことを前記検出手段が検出すると、前記第1乃至第4のスイッチング素子のすべてをオフにするようにしてもよい。
パルス信号のデューティー比およびこのデューティー比を出力させるパルス数を指定するプロファイルデータを記録したメモリを更に備え、前記信号発生手段は、前記メモリに記憶されたプロファイルデータを基に自らが発生するパルス信号のデューティー比および指定デューティー比を出力させるパルスの数を特定するようにしてもよい。
本発明によると、消音ゴムなどの部材を備え付けることなく可動鉄芯と固定鉄芯の衝突音の発生を確実に防ぐことができる。また、可動鉄芯の摺動速度や停止位置などを自在に制御し得るような仕組みを提供することができる。
(第1実施形態)
本願発明の第1実施形態について説明する。
図2は、本実施形態にかかるソレノイドの物理的構成を示す図であり、図3は、ソレノイドを駆動する駆動回路の電気的構成を示す図である。
図2に示すように、このソレノイドは、底部に固定鉄芯11を設け、各々の内部に孔を設けたボビン12と永久磁石13とを収容した磁機ヨーク14の上面開口部に、ボビン12及び永久磁石13と同径の孔を略中央に設けた補助ヨーク15を備え付けてなる。そして、補助ヨーク15から永久磁石13を経由してボビン12へと略一直線状に連なる孔には、可動鉄芯16が挿入されおり、その可動鉄芯16は、復帰ばね17によって固定鉄芯11と逆方向に付勢されている。更に、ボビン12の外周には、図3の回路により電流の供給を受けるコイル18が巻回されている。
本願発明の第1実施形態について説明する。
図2は、本実施形態にかかるソレノイドの物理的構成を示す図であり、図3は、ソレノイドを駆動する駆動回路の電気的構成を示す図である。
図2に示すように、このソレノイドは、底部に固定鉄芯11を設け、各々の内部に孔を設けたボビン12と永久磁石13とを収容した磁機ヨーク14の上面開口部に、ボビン12及び永久磁石13と同径の孔を略中央に設けた補助ヨーク15を備え付けてなる。そして、補助ヨーク15から永久磁石13を経由してボビン12へと略一直線状に連なる孔には、可動鉄芯16が挿入されおり、その可動鉄芯16は、復帰ばね17によって固定鉄芯11と逆方向に付勢されている。更に、ボビン12の外周には、図3の回路により電流の供給を受けるコイル18が巻回されている。
図3において、ソレノイドの駆動回路は、Hブリッジスイッチング素子群22乃至25と、パルス幅変調制御部26と、スイッチング切換部28とを備える。
Hブリッジスイッチング素子群22乃至25は、直流電源21とコイル18の一方の端の間の第1スイッチング素子22、直流電源21とコイル18の他方の端の間の第2スイッチング素子23、コイル18の一方の端とグランドの間の第3スイッチング素子24、コイル18の他方の端とグランドの間の第4スイッチング素子25からなる。
パルス幅変調制御部26は、メモリ27に記憶されたデューティー比プロファイルに従ったデューティー比でハイレベルとローレベルの間を遷移するパルス信号を発生する。
Hブリッジスイッチング素子群22乃至25は、直流電源21とコイル18の一方の端の間の第1スイッチング素子22、直流電源21とコイル18の他方の端の間の第2スイッチング素子23、コイル18の一方の端とグランドの間の第3スイッチング素子24、コイル18の他方の端とグランドの間の第4スイッチング素子25からなる。
パルス幅変調制御部26は、メモリ27に記憶されたデューティー比プロファイルに従ったデューティー比でハイレベルとローレベルの間を遷移するパルス信号を発生する。
スイッチング切換部28は、第1アンドゲート29、第2アンドゲート30、及びインバータ31を組み合わせてなる。第1アンドゲート29には、パルス幅変調制御部26にて発生されたパルス信号とハイレベルに固定されたオン信号とが入力される。第1アンドゲート29は、自身に入力されるパルス信号とオン信号が共にハイレベルである間、第1スイッチング素子22と第4スイッチング素子25とにスイッチオンの信号を供給する。第2アンドゲート30には、パルス幅変調制御部26にて発生されたパルス信号がインバータ31を経由する際にハイレベルとローレベルとが反転され、オン信号と共に入力される。第2アンドゲート30は、自身に入力されるパルス信号とオン信号が共にハイレベルである間、第2スイッチング素子23と第3スイッチング素子24とにスイッチオンの信号を供給する。よって、パルス幅変調制御部26が発生するパルス信号がハイレベルの間は、第1スイッチング素子22と第4スイッチング素子25とがオンになってAの向きの電流が直流電源21からコイル18へ供給される一方、パルス幅変調制御部26が発生するパルス信号がローレベルの間は、第2スイッチング素子23と第3スイッチング素子24とがオンになってBの向きの電流が直流電源21からコイル18へ供給されることになる。
図2の説明に戻り、直流電源21からコイル18に供給される電流の向きとボビン12に挿入された可動鉄芯16の移動の関係について説明する。本実施形態においては、図3に示すAの向きの電流がコイル18へ供給されると、永久磁石13自らが発生している磁界と同方向の磁界がコイル18によって発生され、可動鉄芯16、補助ヨーク15、磁機ヨーク14よりなる閉磁路が形成され、この閉磁路を流れる磁束の作用により可動鉄芯16が復帰ばね17の付勢力に打ち勝ってその反対の固定鉄芯11の方向へ摺動する。反対に、図3に示すBの向きの電流がコイル18へ供給されると、永久磁石13自らが発生している磁界と逆方向の磁界がコイル18によって発生されるため両者が干渉し合う結果、可動鉄芯16は復帰ばね17の付勢力に抗いきれずにその方向へと摺動することになる。
よって、メモリ27に記憶させるデューティー比プロファイルのデューティー比を高くすればするほど、図3のAの向きの電流の供給時間長がBの向きの電流の供給時間長よりも相対的に長くなるため、復帰ばね17の付勢力に抗って可動鉄芯16を摺動させる速度を急峻にすることができる。一方、デューティー比を低くすればするほど、Aの向きの電流の供給時間長がBの向きの電流の供給時間長よりも相対的に短くなるため、可動鉄芯16を摺動させる速度を緩やかにさせることができる。また、プロファイルデータにパルス出力数も記憶させて、あるパルス数が出力された後、デューティー比を変更することができる。これにより、可動鉄芯16が目標位置にしたがって、その摺動速度を徐々に遅くしていくといった制御も可能となる。
(第2実施形態)
本願発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態においては、可動鉄芯16の目標位置(固定鉄芯11と衝突する直前の位置)への到達を検出するセンサを更に備える。そして、このセンサが可動鉄芯16の目標位置への到達を検出すると、スイッチング切換部28の第1アンドゲート29と第2アンドゲート30に入力されるオン信号をハイレベルからローレベルに遷移させる。これにより、第1乃至第4スイッチング素子22乃至25のすべてがオフとなり、コイル18への電流の供給が停止される。コイル18への電流の供給が止まると、コイル18により発生されていた磁界が消磁して永久磁石13自らが発生している磁界だけが残存することになり、その永久磁石13に吸引されて可動鉄芯16が静止する、いわゆる自己保持状態となる。
本実施形態によると、可動鉄芯16が目標位置に到達した時点でコイル18への電流の供給が停止されて自己保持状態となるので、余分な電力を消費することなく可動鉄芯16を目的の位置で静止させておくことができる。
本願発明の第2実施形態について説明する。
本実施形態においては、可動鉄芯16の目標位置(固定鉄芯11と衝突する直前の位置)への到達を検出するセンサを更に備える。そして、このセンサが可動鉄芯16の目標位置への到達を検出すると、スイッチング切換部28の第1アンドゲート29と第2アンドゲート30に入力されるオン信号をハイレベルからローレベルに遷移させる。これにより、第1乃至第4スイッチング素子22乃至25のすべてがオフとなり、コイル18への電流の供給が停止される。コイル18への電流の供給が止まると、コイル18により発生されていた磁界が消磁して永久磁石13自らが発生している磁界だけが残存することになり、その永久磁石13に吸引されて可動鉄芯16が静止する、いわゆる自己保持状態となる。
本実施形態によると、可動鉄芯16が目標位置に到達した時点でコイル18への電流の供給が停止されて自己保持状態となるので、余分な電力を消費することなく可動鉄芯16を目的の位置で静止させておくことができる。
(他の実施形態)
本願発明は、種々の変形実施が可能である。
例えば、上記実施形態では、Aの向きの電流がコイル18へ供給されたときに可動鉄芯16が固定鉄芯11の方向へ移動し、Bの向きの電流がコイル18へ供給されたときに復帰ばね17の方向へ移動するようになってたが、この向きはコイル18の巻方向に依存するものであり、コイル18の巻方向が逆になれば両者の関係は逆転する。
また、上記実施形態では、可動鉄芯16に付勢力を与える部材としてばねを用いたが、ゴムやその他の弾性体でこれを代用してもよい。
上記実施系形態において、電流の供給開始から数クロックカウントした時点でデューティー比を小さくするといったようにシーケンス的な制御を行わせるようにしてもよい。この変形例によれば、可動鉄芯16が目標位置に近づくに従ってその摺動速度を徐々に遅くしていくといった制御も可能となり、衝撃音の発生を確実に防ぎつつも目標位置に到達させる時間を早めることができる。
本願発明は、種々の変形実施が可能である。
例えば、上記実施形態では、Aの向きの電流がコイル18へ供給されたときに可動鉄芯16が固定鉄芯11の方向へ移動し、Bの向きの電流がコイル18へ供給されたときに復帰ばね17の方向へ移動するようになってたが、この向きはコイル18の巻方向に依存するものであり、コイル18の巻方向が逆になれば両者の関係は逆転する。
また、上記実施形態では、可動鉄芯16に付勢力を与える部材としてばねを用いたが、ゴムやその他の弾性体でこれを代用してもよい。
上記実施系形態において、電流の供給開始から数クロックカウントした時点でデューティー比を小さくするといったようにシーケンス的な制御を行わせるようにしてもよい。この変形例によれば、可動鉄芯16が目標位置に近づくに従ってその摺動速度を徐々に遅くしていくといった制御も可能となり、衝撃音の発生を確実に防ぎつつも目標位置に到達させる時間を早めることができる。
12…ボビン、13…永久磁石、14…磁機ヨーク、15…補助ヨーク、16…可動鉄芯、18…コイル、21…直流電源、22〜25スイッチング素子、26…パルス幅変調制御部、27…メモリ、28…スイッチング切換部、31…インバータ
Claims (6)
- 永久磁石、孔を貫通させたボビン、そのボビンの外周に巻回されたコイル、及び前記孔へ挿入された鉄芯を備えたソレノイドと、そのソレノイドのコイルに電流を供給する電流供給装置とを用いたソレノイド駆動方法であって、
前記電流供給装置が、
前記永久磁石が自ら発生する磁界と同方向の磁路を前記鉄芯の周囲に形成する第1の向きの電流とその逆の第2の向きの電流とを交互に切替えながら前記コイルへ供給する電流供給工程
を有するソレノイド駆動方法。 - 請求項1に記載のソレノイド駆動方法において、
前記電流供給工程では、
前記電流供給装置が、
前記コイルへ前記第1の向きの電流を供給する時間長と前記第2の向きの電流を供給する時間長の割合を違える
ソレノイド駆動方法。 - 請求項1又は2に記載のソレノイド駆動方法において、
前記ソレノイドは、
前記鉄芯を永久磁石から引き離す向きに付勢する付勢部
を更に備え、
前記電流供給工程では、
前記電流供給装置が、
自身の周囲に磁路が形成された鉄芯が前記付勢部の付勢力に抗って所定量だけ移動する時間長の間だけ前記第1の向きの電流を供給してから、電流の向きを前記第2の向きへと切替える
ソレノイド駆動方法。 - 請求項1乃至3に記載のソレノイド駆動方法において、
前記電流供給装置は、
直流電源と、
前記直流電源と前記コイルの一端の間に介挿された第1のスイッチング素子と、
前記直流電源と前記コイルの他端の間に介挿された第2のスイッチング素子と、
前記コイルの一端とグランドの間に介挿された第3のスイッチング素子と、
前記コイルの他端とグランドの間に介挿された第4のスイッチング素子と、
所定のデューティ比でハイレベルとローレベルの間を遷移するパルス信号を発生する信号発生手段と、
前記第1乃至第4の各スイッチング素子のオンとオフの切り換えを制御する切換制御手段と
を備え、
前記電流供給工程では、
前記切換制御手段が、
前記信号発生手段がハイレベルのパルス信号を発生している間は前記第1及び第4のスイッチング素子をオンにすると共に第2及び第3のスイッチング素子をオフにすることによって前記直流電源から前記コイルへ前記第1の向きの電源を供給させる一方、前記信号発生手段がローレベルのパルス信号を発生している間は前記第1及び第4のスイッチング素子をオフにすると共に第2及び第3のスイッチング素子をオンにすることによって前記直流電源から前記コイルへ前記第2の向きの電源を供給させる
ソレノイド駆動方法。 - 請求項4に記載のソレノイド駆動方法において、
前記鉄芯の目標位置への到達を検出する検出手段
を更に備え、
前記切換制御手段は、
前記鉄芯が目標位置へ到達したことを前記検出手段が検出すると、前記第1乃至第4のスイッチング素子のすべてをオフにする
ソレノイド駆動方法。 - 請求項4又は5に記載のソレノイド駆動方法において、
パルス信号のデューティー比およびこのデューティー比を出力させるパルス数を指定するプロファイルデータを記録したメモリ
を更に備え、
前記信号発生手段は、
前記メモリに記憶されたプロファイルデータを基に自らが発生するパルス信号のデューティー比および指定デューティー比を出力させるパルスの数を特定する
ソレノイド駆動方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006015018A JP2007200978A (ja) | 2006-01-24 | 2006-01-24 | ソレノイド駆動方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006015018A JP2007200978A (ja) | 2006-01-24 | 2006-01-24 | ソレノイド駆動方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007200978A true JP2007200978A (ja) | 2007-08-09 |
Family
ID=38455293
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006015018A Pending JP2007200978A (ja) | 2006-01-24 | 2006-01-24 | ソレノイド駆動方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007200978A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013069716A (ja) * | 2011-09-20 | 2013-04-18 | Sharp Corp | ソレノイド制御装置、そのソレノイド制御装置を備える用紙搬送装置、及びその用紙搬送装置を備える画像形成装置 |
JP2016025834A (ja) * | 2014-07-24 | 2016-02-08 | 株式会社福島研究所 | 直動型モーター |
EP3319094A1 (de) * | 2016-11-08 | 2018-05-09 | Bühler Motor GmbH | Vorrichtung und verfahren zum steuern eines elektromagnetischen aktuators, insbesondere einer haltebremse, sowie ein computer-lesbares medium |
CN110238017A (zh) * | 2018-03-09 | 2019-09-17 | 鲍尔索股份公司 | 用于控制平台振动的系统 |
WO2024024033A1 (ja) * | 2022-07-28 | 2024-02-01 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | ソレノイド制御装置 |
-
2006
- 2006-01-24 JP JP2006015018A patent/JP2007200978A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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