JP4660424B2 - 燃料噴射装置 - Google Patents

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Description

この発明は燃料噴射装置に関し、より詳しくは内燃機関の加圧燃料を噴射する燃料噴射装置(いわゆるインジェクタ)に関する。
この種の燃料噴射装置としては、例えば特許文献1に記載される技術が知られている。その技術にあっては、起磁力の時間変化率が大きい開弁用コイルと、それよりも時間変化率の小さい開弁保持用コイルと、それらに対して逆方向に巻回された閉弁用コイルからなる3種のコイルを配置し、開弁用コイルに通電してプランジャ(バルブ体)を吸引して開弁した後、開弁保持用コイルに通電して開弁位置を保持すると共に、閉弁時には閉弁用コイルに通電して開弁保持用コイルで発生させられた残留磁力を除去して吸引力を取り除くことでスプリングの付勢力で閉弁させ、よって低パルス域でも安定した応答性が得られるように構成している。
特開2000−265920
このように、従来技術においては固定側に配置された、特性の異なる3種のコイルへの通電を制御することで応答性を改善しているが、コイルを装置の固定側に配置したに止まるため、応答性および消費電力の低減などで改良すべき余地を残していた。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、固定側のみならず、可動側にもコイルを配置することで応答性を一層向上させると共に、消費電力も一層低減するようにした燃料噴射装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、加圧燃料の供給路に接続されると共に、噴口が穿設されたボディと、前記ボディの内部に前記噴口に対して移動自在に収容されたバルブ体と、前記バルブ体を前記噴口に向けて付勢する付勢手段と、前記バルブ体と前記付勢手段の間に形成された室と、前記ボディに配置された第1の固定側コイルと、前記室を挟んで前記第1の固定側コイルと反対側において前記ボディに配置された第2の固定側コイルと、前記バルブ体に取り付けられて前記第1、第2の固定側コイルの間に配置される可動部と、前記可動部に配置された少なくとも1個の可動側コイルと、前記可動側コイルへの通電方向を切り替え可能な通電回路と、前記加圧燃料の噴射量を算出すると共に、前記算出された噴射量に基づいて算出される開閉弁時期から決定される前記バルブ体の位置に応じて前記通電回路を介して前記可動側コイルの通電方向を切り替え、前記可動側コイルと前記第1の固定側コイルの間、前記可動側コイルと前記第2の固定側コイルの間で引力と斥力を作用させ、前記第1の固定側コイルと前記可動側コイルと前記第2の固定側コイルとの間に磁力を生成する通電制御装置とを備える如く構成した。
請求項2に係る燃料噴射装置にあっては、前記通電制御装置は、前記バルブ体が閉弁状態のとき、前記通電回路を介して前記可動側コイルの通電方向を正方向に切り替えて前記可動側コイルと前記第1の固定側コイルの間に斥力を、前記可動側コイルと前記第2の固定側コイルの間に引力を作用させて前記バルブ体を開弁方向に移動させた後、前記可動側コイルの通電を停止して前記第2の固定側コイルに帯磁された引力によって前記バルブ体を開弁させるように前記可動側コイルの通電方向を切り替える如く構成した。
請求項1に係る燃料噴射装置にあっては、バルブ体に取り付けられて第1、第2の固定側コイルの間に配置される可動部に配置された少なくとも1個の可動側コイルと、可動側コイルへの通電方向を切り替え可能な通電回路と、加圧燃料の噴射量を算出すると共に、算出された噴射量に基づいて算出される開閉弁時期から決定されるバルブ体の位置に応じて通電回路を介して可動側コイルの通電方向を切り替え、可動側コイルと第1の固定側コイルの間、可動側コイルと第2の固定側コイルの間で引力と斥力を作用させ、第1の固定側コイルと可動側コイルと第2の固定側コイルとの間に磁力を生成する通電制御装置とを備える如く構成したので、応答性を一層向上できると共に、消費電力も一層低減することができる。即ち、可動側であるバルブ体に可動側コイルを配置すると共に、その可動側コイルへの通電方向を切り替え可能に構成したので、固定側コイルと可動側コイルの帯磁方向を個別に制御することで、例えば固定側コイルとの間に、引力のみならず、斥力として磁力を作用させることも可能となり、それらを適宜利用することでバルブ体の移動を促進することができ、よって応答性を一層向上できる。また、自己インダクタンスのより小さいコイルを使用することも可能となり、よって消費電力も一層低減することができる。
請求項2に係る燃料噴射装置にあっては、通電制御装置は、バルブ体が閉弁状態のとき、通電回路を介して可動側コイルの通電方向を正方向に切り替えて可動側コイルと第1の固定側コイルの間に斥力を、可動側コイルと第2の固定側コイルの間に引力を作用させてバルブ体を開弁方向に移動させた後、可動側コイルの通電を停止して第2の固定側コイルに帯磁された引力によってバルブ体を開弁させるように可動側コイルの通電方向を切り替える如く構成したので、開弁時には第1の固定側コイルと可動側コイルの間に引力を、可動側コイルと第2の固定側コイルの間に斥力を作用させるも可能となり、それによって応答性を一層向上できると共に、消費電力も一層低減することができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る燃料噴射装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の実施例に係る燃料噴射装置を模式的に示す説明断面図である。
図1において、符号10は燃料噴射装置を示す。燃料噴射装置10はいわゆるインジェクタであり、車両に搭載された内燃機関(図示せず)の気筒燃焼室(あるいは吸気ポート)を臨む位置に配置され、開弁されるとき、燃料を噴射する。
燃料噴射装置10は、断面円形状のボディ(筐体)12を備える。ボディ12の先端には噴口(開口)12aが穿設されると共に、その内部は中空に形成され、そこに小径の断面円形状の第1室12bと、第1室12bに連続すると共に、それより大径の断面円形状の第2室12cと、第2室12cに連続する、第1室12bと同様の形状を備える第3室12dが形成される。
第3室12dの先端側には、縮径されて噴口12aに連続するバルブシート12d1が形成される。第3室12dにはニードルバルブ(バルブ体)14が噴口12aに対して移動自在に収容される。ニードルバルブ14は尖端に縮径部14aが形成され、縮径部14aがバルブシート12d1に当接させられるとき、噴口12aを閉鎖する(燃料噴射装置10が閉弁する)。
ボディ12において第1室12bの周囲には第1の固定側コイル16が配置されると共に、第3室12dの周囲にも第2の固定側コイル18が配置される。第1、第2のコイル16,18は通電されると、励磁されて磁束を発生する。発生された磁束はボディ12を介して形成される磁気回路を通って流れる。
ニードルバルブ14にはコア部(鉄心)14bが取り付けられると共に、コア部14bの付近には1個の可動側コイル20が配置される。可動側コイル20も通電されると、励磁されて磁束を発生する。発生された磁束は、コア部14bを介して形成される磁気回路を通って流れる。第1、第2の固定側コイル16,18および可動側コイル20は共に環状を呈すると共に、それらの巻き数などは同一とし、自己インダクタンスも同程度とする。
ボディ12の磁気回路を形成する部位はフェライトなどから製作されると共に、それを除くボディ12の本体はアルミニウム合金などから製作される。ニードルバルブ14のコア部14bも同様に、フェライトなどから製作される。
可動側コイル20(とコア部14b)は、ボディ12の第2室12cの内部でニードルバルブ14の移動に応じて移動する。ボディ12において第2室12cから第1室12bにわたる空間には、スプリング(付勢手段)22が収容される。スプリング22はコイルスプリング(圧縮スプリング)からなり、ニードルバルブ14を噴口12aに向けて付勢する。
燃料噴射装置10において、第1室12bから第3室12dおよびそれに連続する噴口12aは、燃料ポンプ(図示せず)によって燃料タンク(図示せず)から汲み上げられて加圧された燃料が供給される燃料供給路24に接続される。
燃料噴射装置10は、第1、第2の固定側コイル16,18と可動側コイル20への通電を制御して加圧燃料を噴口12aから噴射させる通電制御装置26を備える。通電制御装置26は、通電回路28とその動作を制御する電子制御ユニット(Electronic Control Unit。以下「ECU」という)30からなる。
図2は、図1に示す通電回路28などの詳細を示す回路図である。
通電回路28において、第1の固定側コイル16は電源(車載バッテリ)28aとグラウンドの間にスイッチSW1を介して接続されると共に、第2の固定側コイル18は電源28aとグラウンドの間にスイッチSW6を介して接続される。可動側コイル20は電源28aとグラウンドの間に、スイッチSW2,SW5を介して接続される一方、スイッチSW4,SW3を介して接続される。スイッチSW1からSW6はパワートランジスタ(FET)からなり、そのゲート端子はECU30に接続される。
第1の固定側コイル16などの付近に記載された黒点は、いわゆるドットマークではなく、その方向から見たとき、コイルの巻回方向が時計回りであることを示す。可動側コイル20にあってはスイッチSW2,SW5が通電されたときに流れる電流を正電流とすると共に、スイッチSW4,SW3が通電されたときに流れる電流を負電流(逆電流)とする。このように、通電回路28は、可動側コイル20への通電方向を切り替え可能に構成される。
ECU30はマイクロコンピュータからなり、内燃機関の気筒位置を示す信号を出力するクランク角センサ32、および機関負荷など運転パラメータを示す、符号34で総称される、他のセンサ群に接続されてその出力を入力する。ECU30はクランク角センサ32の出力をカウントして機関回転数を算出すると共に、他のセンサ群34から得た入力値に基づき、燃料噴射量を算出する。
次いで、ECU30は算出された噴射量から開閉弁時期を算出し、それに相当するクランク角度でスイッチSW1からSW6をON(導通)・OFF(非導通)して第1、第2の固定側コイル16,18と可動側コイル20への通電を制御する。
図3は、図2に示すECU30の上記した通電制御を示すタイム・チャートである。
以下、図3タイム・チャートを参照してECU30の通電制御を説明する。
時刻t1までの、電源が入れられず、燃料ポンプも稼動しない状態にあるとき(燃料圧力が低いとき)、いずれのコイルも通電されず、ニードルバルブ14はスプリング22で付勢され、縮径部14aをバルブシート12d1に当接して閉弁している。
次いで電源が入れられて燃料ポンプが稼動すると、燃料圧力が上昇するが、その前に、時刻t1でスイッチSW6をONし、第2の固定側コイル18に通電(励磁)して帯磁する。
これにより、図1に示す如く、ニードルバルブ14には第2のコイル18が可動側のコア部14bを吸引する磁力(引力)とスプリング22の付勢力の両方が作用し、燃料圧力に打ち勝って縮径部14aをバルブシート12d1に当接して閉弁状態を継続する。この閉弁状態の継続には第1の固定側コイル16と可動側コイル20の通電は必要とされないので、その分、消費電力を低減することができる。
次いで時刻t2で、スイッチSW1,SW2,SW5をONし、第1の固定側コイル16に通電(励磁)すると共に、可動側コイル20にも通電(正電流を通電)(励磁)し、第1の固定側コイル16と可動側コイル20の間に磁力(引力)が、可動側コイル20と第2の固定側コイル18の間に磁力(斥力)が作用させるように、それらを帯磁する。尚、スイッチSW6はONしたままとする。
図4にその状態を示す。図示の如く、第1の固定側コイル16と可動側コイル20は隣接する側の極性が互いに異なることから吸引し合う引力が作用する一方、可動側コイル20と第2の固定側コイル18は隣接する側の極性が同一となることから反発し合って斥力が作用する。ニードルバルブ14はその合力からなる開弁方向の力が作用するため、迅速に開弁する。可動側コイル20と第2の固定側コイル18は接近して配置されることから、それらの間に作用する斥力は大きくなる。
ニードルバルブ14が一旦開弁した後は、時刻t3で、スイッチSW1をONしたまま、スイッチSW2,SW5,SW6をOFFする。即ち、図5に示す如く、第1の固定側コイル16を帯磁して可動側コイル20の可動側のコア部14bを吸引させるに止め、可動側コイル20と第2の固定側コイル18への通電を停止する。これにより、開弁時に比して少ない消費電力で、開弁状態を保持することができる。
次いで、閉弁に際しては、時刻t4で、スイッチSW1をONしたまま、スイッチSW3,SW4,SW6をONし、第1の固定側コイル16に通電(励磁)した状態で、第2の固定側コイル18に通電すると共に、可動側コイル20にも逆電流(負電流)を通電(励磁)し、第1の固定側コイル16と可動側コイル20の間に磁力(斥力)が、可動側コイル20と第2の固定側コイル18の間に磁力(引力)が作用させるように、それらを帯磁する。
図6にその状態を示す。図示の如く、第1の固定側コイル16と可動側コイル20は隣接する側の極性が同一となることから反発し合う斥力が作用する一方、可動側コイル20と第2の固定側コイル18は隣接する側の極性が互いに異なることから吸引し合う引力が作用する。ニードルバルブ14にはその合力とスプリング22による閉弁方向の力が作用するため、迅速に閉弁する。
次いで時刻t5で、スイッチSW6をONしたまま、スイッチSW1,SW3,SW4をOFFする。これにより、燃料圧力に打ち勝ちつつ、閉弁状態を継続することができる。
このように、この実施例においては加圧燃料の供給路に接続されると共に、噴口12aが穿設されたボディ12と、ボディ12の内部に噴口12aに対して移動自在に収容されたニードルバルブ(バルブ体)14と、ニードルバルブ14を噴口12aに向けて付勢するスプリング(付勢手段)22と、ボディ12に配置された第1の固定側コイル16と第2の固定側コイル18とを備えた燃料噴射装置において、ニードルバルブ14に配置された少なくとも1個の可動側コイル20と、可動側コイル20への通電方向を切り替え可能な通電回路28とを備える如く構成したので、応答性を一層向上できると共に、消費電力も一層低減することができる。
即ち、可動側であるニードルバルブ14に可動側コイル20を配置すると共に、その可動側コイル20への通電方向を切り替え可能に構成したので、第1、第2の固定側コイル16,18と可動側コイル20の帯磁方向を個別に制御することで第1の固定側コイル16と可動側コイル20、および可動側コイル20と第2の固定側コイル18の間で引力と斥力からなる磁力を作用させることができ、それらを適宜利用することでニードルバルブ14の移動を促進することができ、よって応答性を一層向上できる。また、自己インダクタンスのより小さいコイルを使用することも可能となり、よって消費電力も一層低減することができる。
尚、上記において、固定側に第1、第2の固定側コイル16,18からなる2個のコイルを、可動側に可動側コイル20からなる1個のコイルを配置するようにしたが、固定側には第2の固定側コイル18のみを設けるようにしても良い。その場合、実施例のように第2の固定側コイル18に加え、可動側コイル20を挟むように第1の固定側コイル16を設ける構成に比し、引力と斥力を同時に作用させることはできないが、これによっても実施例の効果をある程度得ることができる。さらには、固定側に3個以上のコイルを、可動側に2個以上のコイルを設けるようにしても良い。
以上の如く、この発明の実施例にあっては、加圧燃料の供給路に接続されると共に、噴口12aが穿設されたボディ12と、前記ボディの内部に前記噴口12aに対して移動自在に収容されたバルブ体(ニードルバルブ14)と、前記バルブ体を前記噴口に向けて付勢するスプリング(付勢手段)22と、前記バルブ体と前記付勢手段の間に形成された室12cと、前記ボディに配置された第1の固定側コイル(第2の固定側コイル18)と、前記室12cを挟んで前記第1の固定側コイルと反対側において前記ボディに配置された第2の固定側コイル(第1の固定側コイル16)と、前記バルブ体に取り付けられて前記第1、第2の固定側コイルの間に配置される可動部14bと、前記可動部に配置された少なくとも1個の可動側コイル20と、前記可動側コイルへの通電方向を切り替え可能な通電回路28と、前記加圧燃料の噴射量を算出すると共に、前記算出された噴射量に基づいて算出される開閉弁時期から決定される前記バルブ体の位置に応じて前記通電回路28を介して前記可動側コイルの通電方向を切り替え、前記可動側コイル20と前記第1の固定側コイル(第2の固定側コイル18)の間、前記可動側コイル20と前記第2の固定側コイル(第1の固定側コイル16)の間で引力と斥力を作用させ、前記第1の固定側コイルと前記可動側コイルと前記第2の固定側コイルとの間に磁力を生成する通電制御装置26、より具体的には電子制御ユニット(ECU)30とを備える如く構成した。
また、前記通電制御装置26は、前記バルブ体が閉弁状態のとき、前記通電回路28を介して前記可動側コイル20の通電方向を正方向に切り替えて前記可動側コイル20と前記第1の固定側コイル(第2の固定側コイル18)の間に斥力を、前記可動側コイル20と前記第2の固定側コイル(第1の固定側コイル16)の間に引力を作用させて前記バルブ体14を開弁方向に移動させた後(図4)、前記可動側コイル20の通電を停止して前記第2の固定側コイル(第1の固定側コイル16)に帯磁された引力によって前記バルブ体14を開弁させるように前記可動側コイル20の通電方向を切り替える(図5)如く構成した。
この発明の実施例に係る燃料噴射装置を模式的に示す説明断面図である。 図1に示す通電回路などの詳細を示すブロック図である。 図2に示す電子制御ユニットの通電制御を示すタイム・チャートである。 図2に示す電子制御ユニットの通電制御を説明する、図1と同様な燃料噴射装置の説明断面図である。 同様に、図2に示す電子制御ユニットの通電制御を説明する、図1と同様な燃料噴射装置の説明断面図である。 同様、図3に示す電子制御ユニットの通電制御を説明する、図1と同様な燃料噴射装置の説明断面図である。
符号の説明
10 燃料噴射装置、12 ボディ、12a 噴口、12b 第1室、12c 第2室、12d 第3室、12d1 バルブシート、14 ニードルバルブ(バルブ体)、14a 縮径部、14b コア部、16 第1の固定側コイル、18 第2の固定側コイル、20 可動側コイル、22 スプリング(付勢手段)、26 通電制御装置、28 通電回路、30 電子制御ユニット(ECU)、32 クランク角センサ、34 その他のセンサ

Claims (2)

  1. 加圧燃料の供給路に接続されると共に、噴口が穿設されたボディと、前記ボディの内部に前記噴口に対して移動自在に収容されたバルブ体と、前記バルブ体を前記噴口に向けて付勢する付勢手段と、前記バルブ体と前記付勢手段の間に形成された室と、前記ボディに配置された第1の固定側コイルと、前記室を挟んで前記第1の固定側コイルと反対側において前記ボディに配置された第2の固定側コイルと、前記バルブ体に取り付けられて前記第1、第2の固定側コイルの間に配置される可動部と、前記可動部に配置された少なくとも1個の可動側コイルと、前記可動側コイルへの通電方向を切り替え可能な通電回路と、前記加圧燃料の噴射量を算出すると共に、前記算出された噴射量に基づいて算出される開閉弁時期から決定される前記バルブ体の位置に応じて前記通電回路を介して前記可動側コイルの通電方向を切り替え、前記可動側コイルと前記第1の固定側コイルの間、前記可動側コイルと前記第2の固定側コイルの間で引力と斥力を作用させ、前記第1の固定側コイルと前記可動側コイルと前記第2の固定側コイルとの間に磁力を生成する通電制御装置とを備えたことを特徴とする燃料噴射装置。
  2. 前記通電制御装置は、前記バルブ体が閉弁状態のとき、前記通電回路を介して前記可動側コイルの通電方向を正方向に切り替えて前記可動側コイルと前記第1の固定側コイルの間に斥力を、前記可動側コイルと前記第2の固定側コイルの間に引力を作用させて前記バルブ体を開弁方向に移動させた後、前記可動側コイルの通電を停止して前記第2の固定側コイルに帯磁された引力によって前記バルブ体を開弁させるように前記可動側コイルの通電方向を切り替えることを特徴とする請求項1記載の燃料噴射装置。
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