JP3115291U - ソレノイド駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】インターロック用ソレノイドの応答時間中は動作に必要な電流を流し、保持時は保持に必要なだけの少ない電流を流す、インターロックに最適な、ソレノイドの発熱量を抑えた省電力駆動回路を提供する。
【解決手段】ソレノイドに直列に電流制限抵抗を入れ、ソレノイドの応答時間中は電流制限抵抗を短絡し、保持状態になったときに短絡を開放して保持に必要なだけの少ない電流を流すように、時定数回路を構成する。
【選択図】図4

Description

本考案は、直流ソレノイド駆動回路に係り、特にインターロックに最適な、ソレノイドの発熱量を抑えた省電力駆動回路に関する。
装置が動作中に操作員が手を入れたりしないようにドアを閉めてロックしておき、停止時や停電時はインターロックを解除し、操作員がドアを開けて処理するようなインターロック機構が例えば特許文献1〜3に開示されている。
特開平5−291033号公報 特開平10−184974号公報 特開2000−173822号公報
特許文献1〜3に記載のインターロック機構では、プル型直流ソレノイドによりドアをロックする場合、動作・保持中はソレノイドに動作電流を通電したままになり、ソレノイドの発熱量が大になる。そこで、インターロックに最適な、ソレノイドの発熱量を抑えた省電力駆動回路として本方式を考案した。
本考案の目的は、インターロック用ソレノイドの動作時は動作に必要な電流を流し、保持時は保持に必要なだけの少ない電流を流す、インターロックに最適な、ソレノイドの発熱量を抑えた省電力駆動回路を提供することを目的とする。
本考案の方式は、ソレノイドに直列に電流制限抵抗を入れ、ソレノイドの動作中は電流制限抵抗を短絡し、保持状態になったときに短絡を開放して保持に必要なだけの少ない電流を流すように、時定数回路を構成することにより実現できる。
以上説明したように、ソレノイドに直列に電流制限抵抗を入れ、ソレノイドの応答時間中は電流制限抵抗を短絡し、保持状態になったときに短絡を開放して、電流制限抵抗により保持に必要なだけの少ない電流を流すように回路を構成することにより、長い保持時間において電流を少なくし、発熱量を抑えることができる。
本考案の実施例を図1から図8に基づき説明する。図1に、インターロック機構の構成の例を示す。ソレノイド1はプル型直流ソレノイドで、制御装置2のオンオフ信号によりドア7をロック,開放する。ソレノイド1と制御装置2の間に本考案の電流制限回路3が接続される。ソレノイド1にリンク機構4を介してフック6を接続し、ソレノイド1がオフしているときは、バネ5によりドア7を開放し、自由にドア7を開くことができる。ソレノイド1がオンするとソレノイド1の可動片が吸引されてフック6によりドア7を開かないようにロックする。
図2は、制御装置2のソレノイド駆動回路の例を示す。ソレノイド1は、スイッチング素子Tr1と電源Vccに接続され、スイッチング素子Tr1が制御信号Vonによりオンすると、可動片を吸引する。ダイオードD1はソレノイド1がオフしたときの高電圧発生を吸収するために入れてある。この回路では、電流制限回路はなく、ソレノイド1がオンしている間Vccが供給され、ソレノイド1の発熱量は大きい。
図3に、ソレノイド1の動作電流,電圧の例を示す。(a)は動作電流の例で時刻t0でVonによりスイッチング素子Tr1がオンし、ソレノイド1は可動片を吸引開始する。t0からt1までが可動片が動いている応答時間でt1以降は可動片は吸引側に固定されて静止し、保持状態になる。t1以降は保持に必要な電流を流せばよく、電源電圧による電流値Icは必要なく保持電流Ihに抑えて、ソレノイド1の発熱量を少なくする。プル型ソレノイドは、ほぼ吸引ストロークに反比例した吸引力が出るので、吸引しきった保持状態ではストローク0であり、電流値を減少させても保持状態を維持することができる。図3(b)に印加電圧の例を示す。(1)は電源電圧を常に印加した場合で、(2)はt1で電流をIhに抑えるために印加電圧をVhに切り換えた例である。また(3)は
t1から緩やかに電流値を抑えるように印加電圧を変化させた例である。(4)は、ソレノイド1をオンしたt0から電流を緩やかに制限するようにVccからVhに変化させた例で、t0からt1においてソレノイド1の可動片の位置が変化し、電流が(a)のように変化するのに合わせて低減する。
図4に、本考案の電流制限回路の1例を示す。電流制限抵抗R1とコンデンサCを並列接続した時定数回路をソレノイド1と制御装置2のスイッチング素子Tr1の間に接続する。オフ時にはコンデンサCの電荷は放電されて0になり、電流制限抵抗R1を短絡状態になっている。スイッチング素子Tr1がオンすると、ソレノイド1,R1とCの時定数回路に電圧Vccが印加される。ソレノイド1への印加電圧は図3(b)の(4)に示すようになり、オン直後はコンデンサCの電荷は0で電流制限抵抗R1は短絡状態で、ソレノイド1には電源電圧Vccが印加される。その後、徐々にコンデンサCは充電され、ソレノイド1の印加電圧は低下し、最終的には、ソレノイド1の直流抵抗と電流制限抵抗
R1で分圧された電圧がソレノイド1に印加され、このときの電流値が保持に必要な電流値Ihになるようにする。また、CとR1で決まる時定数はソレノイド1の応答時間に合わせて設定する。通常のインターロックでは、人間がドアの開閉等を行うので応答時間に厳密さは要求されない。ソレノイド1の応答時間は、リンク機構やバネ力,ストロークによるが、数msから100ms程度であり、時定数誤差は100ms程度、あるいは1時間に対し、1s程度の時間遅れは許容され、発熱量による温度上昇にはほとんど影響しない。ソレノイド1の直流抵抗と電流制限抵抗R1の抵抗値を同じにすると、ソレノイド1の印加電圧,電流がともに1/2になり、ソレノイド1の発熱量は1/4になる。電流制限抵抗R1の発熱量と合わせても、従来の1/2に低減する。装置の稼動時間のほとんどがソレノイド1がオンしている時間であり、オフするのは消耗品の供給やアラームにより停止し、それを復旧させる場合等の短時間で、1日8時間の稼動に対し、1回の停止時間1分以内が数回から10数回程度である。ソレノイド1の直流抵抗値は数10Ω程度であり、数100msの時定数にするには、コンデンサCの容量は数100μFを要する。しかし、極性は決まっているので、電解コンデンサ,タンタルコンデンサ等の有極性コンデンサが使用でき、小型化は可能である。
図5に、他の実施例を示す。電流制限抵抗R1にNPNトランジスタのスイッチング素子Tr2を並列接続した例である。スイッチング素子Tr2をオンして電流制限抵抗R1を短絡し、電源電圧Vcc全電圧をソレノイド1に印加する。スイッチング素子Tr2をオフすれば、電流制限抵抗R1とソレノイド1の抵抗値で分圧された電圧がソレノイド1に印加され、電流は減少する。スイッチング素子Tr2のベース回路にコンデンサC,抵抗R2,R3を接続し、これらの時定数をソレノイド1の応答時間に合わせて、スイッチング素子Tr2をオン・オフする。スイッチング素子Tr1がオフしているときはコンデンサCの電荷は放電されていて、スイッチング素子Tr2のベースには電源電圧Vccを抵抗R2とR3で分圧した電圧が印加され、スイッチング素子Tr2はオンして抵抗R1を短絡し、ソレノイド1には電源電圧Vcc全電圧が印加される。コンデンサCと抵抗
R2,R3による時定数ののちコンデンサCは充電され、スイッチング素子Tr2のベース電圧は低下し、スイッチング素子Tr2はオフして、ソレノイド1に電流制限抵抗R1が直列に接続され、ソレノイド1の電流は低下する。時定数はコンデンサCと抵抗R2,R3の値で決まり、抵抗R2,R3はスイッチング素子Tr2をオンするだけのベース電流を得られればよく、数10mA程度であるので、数kΩの抵抗値、数μFの容量でよい。スイッチング素子Tr2にダーリントン接続トランジスタを用いて感度を上げることもでき、さらに高抵抗,低容量コンデンサで構成することもできる。
図6は、スイッチング素子Tr2にPNPトランジスタを使用した例である。図5と同様に電流制限抵抗R1に並列にスイッチング素子Tr2を接続し、オンオフすることで電流制限抵抗R1を短絡,開放して、ソレノイド1の電流を低減する。図5と同様に、スイッチング素子Tr2のベースにコンデンサCと抵抗R2,R3による時定数回路を接続して時間を設定する。
スイッチング素子Tr1,Tr2には、FET(電界効果トランジスタ)等の半導体素子を使用することもできる。
以上説明したように、ソレノイド1に電流制限抵抗R1を直列接続し、短絡,開放することでソレノイドの保持時に電流を保持に必要なだけに低減することで、発熱量を低減し、温度上昇を低減することができる。これらの回路は構成部品も少なく、電源もソレノイド1の電源から供給される構成なので、ソレノイド1と一体化することも、制御装置2とソレノイド1の2本の配線の途中に接続することもでき、既存の装置にも容易に追加することができる。
インターロック機構の一例を示す図である。 ソレノイド駆動回路の一例を示す図である。 ソレノイドの駆動電流,印加電圧の例を示す図である。 ソレノイドの電流制限回路の一例を示す図である。 ソレノイドの電流制限回路の他の例を示す図である。 ソレノイドの電流制限回路のさらに別の例を示す図である。
符号の説明
1…ソレノイド、2…制御装置、3…電流制限回路、Tr1…スイッチング素子、R1…電流制限抵抗、C…コンデンサ。

Claims (6)

  1. プル型直流ソレノイド,前記ソレノイドを駆動する第1のスイッチング素子,前記ソレノイドと前記第1のスイッチング素子の間にソレノイドに直列に電流制限抵抗を接続し、前記ソレノイドの応答時間には前記電流制限抵抗を短絡して第1の電流値を前記ソレノイドに通電し、ソレノイドの応答時間後の保持状態では、前記電流制限抵抗により保持に必要な第2の電流値を前記ソレノイドに通電することを特徴とするソレノイド駆動回路。
  2. 請求項1項記載のソレノイド駆動回路において、前記ソレノイドに直列に接続した前記電流制限抵抗に並列にコンデンサを接続し、前記ソレノイドの応答時間に合わせた時定数回路を構成することを特徴とするソレノイド駆動回路。
  3. 請求項1項記載のソレノイド駆動回路において、前記ソレノイドに直列に電流制限抵抗を接続し、前記電流制限抵抗を短絡する第2のスイッチング素子を、前記電流制限抵抗に並列に接続し、前記ソレノイドの応答時間に合わせた時定数回路により、前記第2のスイッチング素子をオン・オフすることを特徴とするソレノイド駆動回路。
  4. 請求項2項記載のソレノイド駆動回路において、前記電流制限抵抗を短絡する前記第2のスイッチング素子として、トランジスタ等の半導体素子を使用し、前記ソレノイドの応答時間に合わせた時定数回路を前記トランジスタ等のベース回路に接続して、前記第2のスイッチング素子をオン・オフすることを特徴とするソレノイド駆動回路。
  5. 請求項1から4項のいずれかに記載のソレノイド駆動回路において、前記電流制限抵抗,前記第2のスイッチング素子、時定数回路を前記ソレノイドと一体に構成することを特徴とするソレノイド駆動回路。
  6. 請求項1から4項のいずれかに記載のソレノイド駆動回路において、前記電流制限抵抗,前記第2のスイッチング素子、時定数回路を前記ソレノイドと前記第1のスイッチング素子との間に配置することを特徴とするソレノイド駆動回路。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009302358A (ja) * 2008-06-16 2009-12-24 Kyowa Kagaku:Kk ソレノイド駆動装置及びソレノイドアクチュエータ

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