JP5152152B2 - リモート制御システムおよびリモート制御方法 - Google Patents
リモート制御システムおよびリモート制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5152152B2 JP5152152B2 JP2009249564A JP2009249564A JP5152152B2 JP 5152152 B2 JP5152152 B2 JP 5152152B2 JP 2009249564 A JP2009249564 A JP 2009249564A JP 2009249564 A JP2009249564 A JP 2009249564A JP 5152152 B2 JP5152152 B2 JP 5152152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- remote control
- plug
- synchronization
- control plug
- workspace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、簡単かつ迅速に複数の機器に対する処理を実行することができるリモート制御システムおよびリモート制御方法を提供することを目的としている。
請求項1記載のリモート制御システムにあっては、コンピュータに接続される異なる外部機器を制御するための複数のリモート制御プラグインを有するリモート制御システムであって、利用可能な前記複数のリモート制御プラグインのうち、1乃至複数のリモート制御プラグインを選択的に起動する起動手段と、ユーザによる編集操作に応じて、前記起動されたリモート制御プラグインにより前記外部機器を制御するための動作パラメータを編集するパラメータ編集手段と、一括同期化指示を検出したことに応じて、前記起動された各リモート制御プラグインが、当該リモート制御プラグインの動作パラメータと当該リモート制御プラグインに対応する外部機器上の動作パラメータとを一致させる同期化処理を行い、同期化処理が完了したリモート制御プラグインをオンライン状態に設定する一括同期化手段と、前記起動されたリモート制御プラグインのうち、オンライン状態にあるリモート制御プラグインが、前記編集された動作パラメータを前記対応する外部機器にリアルタイムに通知するリアルタイム同期手段と、を備えることを特徴とする。
さらに、請求項2記載の構成にあっては、請求項1記載のリモート制御システムにおいて、前記一括同期化手段における同期化方向として、前記リモート制御プラグインの動作パラメータを前記外部機器上の動作パラメータに合せるか、前記外部機器上の動作パラメータを前記リモート制御プラグインの動作パラメータに合せるかの何れかが、前記起動されたリモート制御プラグイン毎に規定されており、前記一括同期化手段は、前記各リモート制御プラグインが、前記規定された同期化方向に従って前記動作パラメータの同期化を行うことを特徴とする。
さらに、請求項3記載の構成にあっては、請求項1または2記載のリモート制御システムにおいて、前記動作パラメータは複数グループに分類されているとともに、同期化する動作パラメータのグループが前記起動されたリモート制御プラグイン毎に規定されており、前記一括同期化手段は、前記リモート制御プラグインが、前記規定されたグループの動作パラメータを同期化することを特徴とする。
さらに、請求項4記載の構成にあっては、請求項1乃至3のいずれかに記載のリモート制御システムにおいて、前記一括同期化手段において、同期化処理を行う各リモート制御プラグインにおける同期化の進捗状況を表示することを特徴とする。
さらに、請求項5記載の構成にあっては、請求項1乃至4のいずれかに記載リモート制御システムにおいて、前記一括同期化手段において行われる、各リモート制御プラグインの同期化処理のうちいずれかに対する中止指示を検出すると、該中止指示を検出したリモート制御プラグインは、当該リモート制御プラグインの前記同期化指示に応じた前記同期化を中止することを特徴とする。
さらに、請求項6記載の構成にあっては、請求項1乃至5のいずれかに記載のリモート制御システムにおいて、前記複数のリモート制御プラグインの一部は他のリモート制御プラグインに優先して同期化するように規定されており、前記一括同期化手段において、前記優先して同期化することが規定されたリモート制御プラグインの同期化が終了した後に他のリモート制御プラグインの同期化が実行されることを特徴とする。
さらに、請求項7記載の構成にあっては、請求項1乃至6のいずれかに記載のリモート制御システムにおいて、前記一括同期化手段において行われる、前記同期化処理を実行するか否かが、前記起動されたリモート制御プラグイン毎に規定されており、前記一括同期化手段において、前記同期化処理は、前記起動されている複数のリモート制御プラグインのうち、前記同期化を実行する設定がされているリモート制御プラグインにて行われることを特徴とする。
さらに、請求項8記載の構成にあっては、請求項7記載のリモート制御システムにおいて、前記一括同期化指示が検出されたとき、前記起動された複数のリモート制御プラグインのうち、前記同期化処理を実行する設定がされたリモート制御プラグインを特定するための情報を、前記同期化処理の実行に先立って表示することを特徴とする。
また、請求項9記載のリモート制御方法にあっては、コンピュータが、外部機器を制御するための複数のリモート制御プラグインを用いて、前記コンピュータに接続される外部機器を制御するリモート制御方法であって、利用可能な前記複数のリモート制御プラグインのうち、1乃至複数のリモート制御プラグインを選択的に起動する起動過程と、ユーザによる編集操作に応じて、前記起動されたリモート制御プラグインにより前記外部機器を制御するための動作パラメータを編集するパラメータ編集過程と、前記起動されたリモート制御プラグインのうち、対応する外部機器がオンライン状態にあるリモート制御プラグインが、前記編集された動作パラメータを前記対応する外部機器にリアルタイムに通知するリアルタイム同期過程と、一括同期化指示を検出したことに応じて、前記起動された各リモート制御プラグインが、当該リモート制御プラグインの動作パラメータと当該リモート制御プラグインに対応する外部機器上の動作パラメータとを一致させる同期化処理を行う一括同期化過程と、を有することを特徴とする。
1.1.全体構成
次に、本発明の一実施例の音楽編集システムの構成を図1を参照し説明する。
図において100はPC/AT互換のパーソナルコンピュータであり、USBポート102およびIEEE1394ポート104が設けられている。パーソナルコンピュータ100のIEEE1394ポート104には、コントローラ156、シンセサイザ162、ミキサ168の各IEEE1394ポートが順次直列に接続されている。これらの機器は、本出願人が提案している楽音信号用LAN(mLAN、登録商標)に準拠している。この楽音信号用LANにおいては、IEEE1394規格に基づく接続線を用いて、MIDI信号、波形データ(オーディオデータ)、制御信号等が送受信され、それらの信号を伝達するための機器間の論理的な結線は、後述するLANパッチベイ154により制御される。
次に、パーソナルコンピュータ100の構成を図2を参照し説明する。2は通信インタフェースであり、上述したUSBポート102およびIEEE1394ポート104や図示しないMIDI端子などが設けられている。4は入力装置であり、文字入力用キーボードおよびマウス等から構成されている。6は演奏操作子であり、演奏用キーボード等から構成されている。8はディスプレイであり、ユーザに対して各種情報を表示する。10はCPUであり、後述するプログラムに基づいて、バス16を介して他の構成要素を制御する。12はROMであり、イニシャルプログラムローダ等が記憶されている。
次に、本実施例のソフトウエアモジュール構成を図5(a),(b)を参照し説明する。
まず、各外部機器を制御する遠隔制御ソフトウエアは、他のソフトウエアにプラグインされるプラグインモジュール(リモート制御プラグイン)の形式で構成されている。このリモート制御プラグインは、従来より、音楽ソフトウエア等のソフトウエアに直接プラグインされ、対応する外部機器を制御するようになっている。図5(a),(b)において402,404等は、そのような種類のリモート制御プラグインである。一般的に、各種のプラグインを他のソフトウェアで利用しようとする場合、当該プラグインのプログラムファイルはパーソナルコンピュータ100の所定のプラグイン用フォルダに記憶される。プラグインを利用しようとする該他のソフトウェアは、その起動時に該プラグイン用フォルダをチェックし、そこで検出されたプラグインが該他のソフトウェアにプラグインされる。
3.1.スタンドアローン型ワークスペースソフトウエア430の動作
パーソナルコンピュータ100において所定の操作が実行されると、スタンドアローン型ワークスペースソフトウエア430が起動され、図4(a)に示すワークスペース管理ウィンドウ300がディスプレイ8に表示される。管理ウィンドウ300の内部において305はメニューバーであり、ここに「File」ボタン302、「Synchronize」ボタン304等が表示される。310はフィールド部であり、図示のように各種アイコン320〜334が表示される。これらのアイコンは、ワークスペースに登録されたリモート制御プラグインのアイコンであり、ワークスペースソフトウエア430が初めて起動された場合など、登録されたリモート制御プラグインが何も無い状態では、フィールド部310には何も表示されない。
(1)「Open」が選択された場合の処理
「File」ボタン302がマウスで左クリックされると、図4(b)に示す「File」メニュー352が表示される。ここで「Open」が選択されると、ファイルを開くためのウィンドウが表示され、ユーザはワークスペース設定ファイルを選択することができる。何れかのワークスペース設定ファイルが選択されると、図10(b)に示すワークスペースロード・ルーチンが起動される。ここで、「ワークスペース設定ファイル」とは、ワークスペースを格納したファイルをいう。また、ワークスペースにて使用されるリモート制御プラグインを「登録プラグイン」という。さらに、起動されているワークスペースソフトウエア430の現在のワークスペースを「カレント・ワークスペース」という。
また、「File」メニュー352において「Setup」が選択されると、図7に示すワークスペース設定ウィンドウ600がディスプレイ8上に表示される。図7において610は登録可能プラグイン表示部であり、パーソナルコンピュータ100にインストールされている(プラグイン用フォルダに、対応するプログラムファイルが置かれている)全てリモート制御プラグインの名称がリストアップされる。また、620は登録プラグイン表示部であり、カレント・ワークスペースの登録プラグインの名称がリストアップされる。これら表示部610,620においては、マウスのクリック操作により、表示されている任意の一または複数のプラグインを選択状態にすることができる。
「File」メニュー352において「Save」が選択されると、図10(a)に示すワークスペースセーブルーチンが起動される。図10(a)において処理がステップSP2に進むと、各登録プラグインからパラメータメモリの内容が収集される。上述したように、登録プラグインが「オンライン状態」であれば、時々刻々の外部機器の状態に基づいてパラメータメモリが更新されるから、ステップSP2によって収集されるパラメータメモリの内容は、各外部機器の最新の状態に対応したものである。具体的には、ステップSP2において、ワークスペース・プログラムは、各登録プラグインに対してそのメモリ領域に記憶されているパラメータメモリの内容を問い合わせ、それに応じて各登録プラグインからパラメータメモリの内容を受け取る処理を行っている。
「File」メニュー352において「Save As」が選択されると、カレント・ワークスペースを記録するための新たな設定ファイルのファイル名を入力するウィンドウがディスプレイ8に表示される。そして、ユーザがファイル名を指定すると、指定されたファイル名に対して、上記「Save」が選択された場合と同様の処理が行われる。また、「File」メニュー352において「Close」が選択されると、カレント・ワークスペースが閉じられ、デフォルト・ワークスペースの内容がカレント・ワークスペースに設定される。また、「File」メニュー352において「Quit」が選択されると、ワークスペース管理ウィンドウ300が閉じられ、ワークスペースソフトウエア430が終了される。なお、カレント・ワークスペースの内容が未だ設定ファイルに記録されていない状態で「Close」または「Quit」が選択された場合には、ユーザに対してその旨が警告され、必要に応じて上記「Save」または「Save As」と同様の処理が実行される。
マウス操作によりアイコン320〜334のうち何れかにカーソルを移動して、その状態でマウスの左スイッチをダブルクリック(左ダブルクリック)すると、そのアイコンに係るリモート制御プラグインに対して、そのパネルウィンドウ(例えば図6に示すリモート制御プラグイン・パネルウィンドウ500)を表示するように指令が出力される。これにより、対応するリモート制御プラグインによってそのパネルウィンドウが表示され、対応する外部機器のパラメータ等を該パネルウィンドウによって制御することが可能になる。なお、パネルウィンドウ500における処理の詳細については後述する。
マウス操作により「Synchronize」ボタンにカーソルを移動して、その状態でマウスの左スイッチをクリック(左クリック)すると、図4(c)に示す「Synchronize」メニュー354が表示される。ここで「Total Recall」が選択されると、図11(b)に示す一括同期化処理ルーチンが起動される。図11(b)において処理がステップSP72に進むと、図9(b)に示す一括同期化確認ウィンドウ720がディスプレイ8に表示される。図9(b)において722,724はラジオボタンであり、これらがマウスでクリックされることにより、一括同期化方向として「To Hardware」(登録プラグインから外部機器へ)または「From Hardware」(外部機器から登録プラグインへ)のうち一方が選択される。
フィールド部310に表示されている何れかのアイコンがマウスで右クリックされると、図4(d)に示すアイコンメニュー360が表示される。ここで「Open」が選択されると、上述した「アイコンの左ダブルクリック」が行われた場合と同様に、対応するアイコンに係るリモート制御プラグインのパネルウィンドウ(例えば図6)が表示される。また、アイコンメニュー360において「Close」が選択されると、該パネルウィンドウが閉じられる。
上述したように、アイコン320〜334の何れかが左ダブルクリックされると、対応する機器の遠隔制御ソフトウエアのパネルウィンドウが表示される。ここで、アイコン320に対応するコントローラ156のリモート制御プラグイン・パネルウィンドウ500(図6)が表示された場合を例として、その動作の詳細を説明する。図6において510はメニューバーであり、ここに「File」ボタン512、「Synchronize」ボタン516等が表示される。520はフィールド部であり、図示のようにレベルメータ522,524、チャンネル名表示部526、回転つまみ528、スイッチ530,532、フェーダ534,536等の画像が表示される。
メニューバー510において「File」ボタン512がマウスで左クリックされると、上述したワークスペース管理ウィンドウ300の「File」メニュー352(図4(b))と同様の「File」メニューが表示される。この「File」メニューにおいて「Setup」が選択されると、図8に示すリモート制御プラグイン設定ウィンドウ650がディスプレイ8上に表示される。図8において652,656は、各々制御信号および演奏情報を入力するMIDI入力ポートを選択するコンボボックスである。これらコンボボックスにおいては、複数の候補の中から制御信号用および演奏情報用のMIDI入力ポートが選択される。
また、「File」メニューにおいて「Open」が選択されると、ファイルを開くためのウィンドウが表示され、ユーザは当該登録プラグインの設定ファイルを選択することができる。ここで、プラグイン用の設定ファイルは、上述したワークスペース用の設定ファイルとは別形式の、当該登録プラグインに独自の形式であり、対応するプラグインのみのパラメータを記憶する。そして、設定ファイルが選択されると、該設定ファイルに規定されたパラメータが該登録プラグインのパラメータメモリに上書きされる。
パーソナルコンピュータ100において所定の操作が実行されると、波形データないしMIDIデータ等から成るシーケンスデータを複数のトラックに各々記録、再生、編集可能な音楽ソフトウエア420が起動され、図3(a)に示す音楽ソフトウエア・ウィンドウ200がディスプレイ8に表示される。図3(a)において210はメニューバーであり、「File」ボタン211, 「Plugins」ボタン214等、各種のメニューボタンが表示される。220はトラック表示部であり、音楽ソフトウエア420によって再生されるシーケンスデータの各トラック毎に分割された複数の「行」から構成されている。222は起動ボタン部であり、各トラックで再生されるMIDI信号ないし波形データの供給先である外部機器(MIDI音源、ミキサ、エフェクタ等)ないしソフトウエア(ソフトシンセ、ソフトエフェクタ等)のパネルウィンドウを開くための起動ボタンが、各トラック毎に設けられている。
「Plugins」ボタン214がマウスでクリックされると、図3(b)に示すプラグインメニュー270が表示される。ここには、音楽ソフトウエア420にプラグインされている各種プラグインソフトウエア(すなわち、プラグイン用フォルダに、対応するプログラムファイルの置かれているプラグイン)の名称が表示される。ここには、例えば「XG editor」、「DX editor」等、上述したリモート制御プラグインのプラグインソフトウエアも表示される。「WS manager」は上述したワークスペースプラグイン410の名称である。
起動ボタン部222中のMIDIデータ(M)トラックに属する何れかの起動ボタンがマウスでクリックされると、図10(c)に示す起動ボタン操作イベントルーチンが起動される。図において処理がステップSP32に進むと、該トラックで再生される演奏情報の出力先であるMIDI出力ポートに基づいて、その出力ポートを演奏情報の入力元に設定している外部機器(MIDI音源)ないしソフトウェア(ソフトシンセ)が検出される。ここで、音楽ソフトウエア420に直接プラグインされたリモート制御プラグインを使用している場合、音楽ソフトウエア420がそのリモート制御プラグインに問い合わせることにより、該リモート制御プラグインに対応する外部機器がどのMIDI出力ポートの演奏情報を入力しているかを知ることができる。また、音楽ソフトウエア420がワークスペースプラグイン410を使用している場合、音楽ソフトウエア420がそのワークスペースプラグイン410に問い合わせることにより、そのワークスペースの各登録プラグインに対応する外部機器が、どのMIDI出力ポートからの演奏情報を入力しているかを知ることができる。上述したように、ワークスペースプラグイン410は、各登録プラグインとその演奏情報用のMIDI入出力ポートとの対応関係を各登録プラグインから入手することができ、入手した対応関係の情報を音楽ソフトウェア420に通知する。また、音楽ソフトウェアがソフトシンセを使用している場合、各ソフトシンセは起動時に各々専用の仮想MIDIポートを用意しているので、上記出力ポートから直ちに判断することができる。そして、外部機器が検出された場合には、当該外部機器を制御しているリモート制御プラグインが確認され、ソフトウェアが検出されたときは、対応するソフトウェア制御プラグインが確認される。
(1)「Open」が選択された場合の処理
「File」ボタン211がマウスで左クリックされると、先に図4(b)に示したものと同様の「File」メニューが表示される。ここで「Open」が選択されると、ファイルを開くためのウィンドウが表示され、ユーザは演奏情報等のシーケンスデータファイルを選択することができる。ここで、何れかのシーケンスデータファイルが選択されると、その内容が読み込まれ、上述したように録音再生操作部250において演奏情報の再生等の処理が可能になる。
また、音楽ソフトウエア420でワークスペースプラグイン410が使用(常駐)されるように設定されている場合、上記「File」ボタン211に係る「File」メニューにおいて「Save」が選択されると、音楽ソフトウエア420からワークスペースプラグイン410に対して、ワークスペースの状態を収集するように指令が出力される。これにより、ワークスペースプラグイン410においては、上述したワークスペースセーブルーチン(図10(a))と同様の処理が実行される。すなわち、各登録プラグインに対して要求を発生することにより、各登録プラグインからパラメータメモリの内容が収集され(SP2)、収集されたデータと、ワークスペース・プログラム自身のパラメータとが結合され、その結果、「ワークスペース設定データ」が作成される(SP4)。
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、パーソナルコンピュータ上で動作するワークスペース・プログラム、アプリケーションプログラム、リモート制御プラグイン等によって各種処理を行ったが、これらのプログラムのみをCD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
Claims (9)
- コンピュータに接続される異なる外部機器を制御するための複数のリモート制御プラグインを有するリモート制御システムであって、
利用可能な前記複数のリモート制御プラグインのうち、1乃至複数のリモート制御プラグインを選択的に起動する起動手段と、
ユーザによる編集操作に応じて、前記起動されたリモート制御プラグインにより前記外部機器を制御するための動作パラメータを編集するパラメータ編集手段と、
一括同期化指示を検出したことに応じて、前記起動された各リモート制御プラグインが、当該リモート制御プラグインの動作パラメータと当該リモート制御プラグインに対応する外部機器上の動作パラメータとを一致させる同期化処理を行い、同期化処理が完了したリモート制御プラグインをオンライン状態に設定する一括同期化手段と、
前記起動されたリモート制御プラグインのうち、オンライン状態にあるリモート制御プラグインが、前記編集された動作パラメータを前記対応する外部機器にリアルタイムに通知するリアルタイム同期手段と、
を備えることを特徴とするリモート制御システム。 - 前記一括同期化手段における同期化方向として、前記リモート制御プラグインの動作パラメータを前記外部機器上の動作パラメータに合せるか、前記外部機器上の動作パラメータを前記リモート制御プラグインの動作パラメータに合せるかの何れかが、前記起動されたリモート制御プラグイン毎に規定されており、
前記一括同期化手段は、前記各リモート制御プラグインが、前記規定された同期化方向に従って前記動作パラメータの同期化を行う
ことを特徴とする請求項1記載のリモート制御システム。 - 前記動作パラメータは複数グループに分類されているとともに、同期化する動作パラメータのグループが前記起動されたリモート制御プラグイン毎に規定されており、
前記一括同期化手段は、前記リモート制御プラグインが、前記規定されたグループの動作パラメータを同期化する
ことを特徴とする請求項1または2記載のリモート制御システム。 - 前記一括同期化手段において、同期化処理を行う各リモート制御プラグインにおける同期化の進捗状況を表示する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のリモート制御システム。 - 前記一括同期化手段において行われる、各リモート制御プラグインの同期化処理のうちいずれかに対する中止指示を検出すると、該中止指示を検出したリモート制御プラグインは、当該リモート制御プラグインの前記同期化指示に応じた前記同期化を中止する
ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のリモート制御システム。 - 前記複数のリモート制御プラグインの一部は他のリモート制御プラグインに優先して同期化するように規定されており、
前記一括同期化手段において、前記優先して同期化することが規定されたリモート制御プラグインの同期化が終了した後に他のリモート制御プラグインの同期化が実行される
ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のリモート制御システム。 - 前記一括同期化手段において行われる、前記同期化処理を実行するか否かが、前記起動されたリモート制御プラグイン毎に規定されており、
前記一括同期化手段において、前記同期化処理は、前記起動されている複数のリモート制御プラグインのうち、前記同期化を実行する設定がされているリモート制御プラグインにて行われる
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のリモート制御システム。 - 前記一括同期化指示が検出されたとき、前記起動された複数のリモート制御プラグインのうち、前記同期化処理を実行する設定がされたリモート制御プラグインを特定するための情報を、前記同期化処理の実行に先立って表示する
ことを特徴とする請求項7記載のリモート制御システム。 - コンピュータが、外部機器を制御するための複数のリモート制御プラグインを用いて、前記コンピュータに接続される外部機器を制御するリモート制御方法であって、
利用可能な前記複数のリモート制御プラグインのうち、1乃至複数のリモート制御プラグインを選択的に起動する起動過程と、
ユーザによる編集操作に応じて、前記起動されたリモート制御プラグインにより前記外部機器を制御するための動作パラメータを編集するパラメータ編集過程と、
前記起動されたリモート制御プラグインのうち、対応する外部機器がオンライン状態にあるリモート制御プラグインが、前記編集された動作パラメータを前記対応する外部機器にリアルタイムに通知するリアルタイム同期過程と、
一括同期化指示を検出したことに応じて、前記起動された各リモート制御プラグインが、当該リモート制御プラグインの動作パラメータと当該リモート制御プラグインに対応する外部機器上の動作パラメータとを一致させる同期化処理を行う一括同期化過程と、
を有するリモート制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009249564A JP5152152B2 (ja) | 2009-10-29 | 2009-10-29 | リモート制御システムおよびリモート制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009249564A JP5152152B2 (ja) | 2009-10-29 | 2009-10-29 | リモート制御システムおよびリモート制御方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004008107A Division JP4823483B2 (ja) | 2004-01-15 | 2004-01-15 | 外部機器の制御方法、外部機器の制御装置およびプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010085996A JP2010085996A (ja) | 2010-04-15 |
JP5152152B2 true JP5152152B2 (ja) | 2013-02-27 |
Family
ID=42249951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009249564A Expired - Fee Related JP5152152B2 (ja) | 2009-10-29 | 2009-10-29 | リモート制御システムおよびリモート制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5152152B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6672934B2 (ja) | 2016-03-24 | 2020-03-25 | ティアック株式会社 | オーディオ信号処理装置及びプログラム |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0664464B2 (ja) * | 1985-12-02 | 1994-08-22 | ヤマハ株式会社 | 電子楽器ネツトワ−クシステム |
JPH0345055A (ja) * | 1989-07-13 | 1991-02-26 | Toshiba Corp | データ伝送システムにおける接続機器状態の通知方法 |
JP3550714B2 (ja) * | 1994-02-24 | 2004-08-04 | ヤマハ株式会社 | 音場調整器の集中制御装置 |
JP3525811B2 (ja) * | 1998-07-01 | 2004-05-10 | ヤマハ株式会社 | 音楽処理手段の設定方法、波形データ生成手段の設定方法、楽音生成方法、および、プログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
JP2001092575A (ja) * | 1999-09-20 | 2001-04-06 | Nec Corp | 視覚的接続機器制御方式とその方法 |
JP3636045B2 (ja) * | 2000-07-19 | 2005-04-06 | ヤマハ株式会社 | 自動演奏装置における楽曲制御方法および自動演奏装置、並びに楽曲制御プログラムを記憶した記憶媒体 |
JP3915587B2 (ja) * | 2002-04-24 | 2007-05-16 | ヤマハ株式会社 | 通信制御装置及び通信制御プログラム |
-
2009
- 2009-10-29 JP JP2009249564A patent/JP5152152B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010085996A (ja) | 2010-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8935444B2 (en) | Remote control method of external devices | |
CN101046953B (zh) | 音乐处理设备及其管理方法 | |
US8604329B2 (en) | MIDI learn mode | |
EP2587697B1 (en) | Audio signal processing system | |
JP4655722B2 (ja) | ネットワーク接続された複数の機器の動作及び接続設定のための統合プログラム | |
JP2009133928A (ja) | 電子音楽システム及びプログラム | |
JP4362768B2 (ja) | 外部機器の制御方法、外部機器の制御装置およびプログラム | |
JP2007293312A (ja) | 音楽処理装置 | |
JP2006033153A (ja) | ミキサ構成をプログラム可能なディジタルミキサ、ミキサ構成編集装置、及び、ディジタルミキサの制御を行う制御アプリケーションプログラム | |
US20060005130A1 (en) | Control device for controlling audio signal processing device | |
JP4823483B2 (ja) | 外部機器の制御方法、外部機器の制御装置およびプログラム | |
US7414634B2 (en) | Audio signal processing system | |
JP5152152B2 (ja) | リモート制御システムおよびリモート制御方法 | |
JP4823482B2 (ja) | 外部機器の制御方法、外部機器の制御装置およびプログラム | |
JP5152151B2 (ja) | リモート制御システムおよびリモート制御方法 | |
JP5338416B2 (ja) | 音響装置 | |
JP2007164120A (ja) | ネットワークを介して接続された複数の機器で構成される音楽システムの制御装置及び該音楽システムを制御するための統合的なソフトウェアプログラム | |
JP4063231B2 (ja) | 音響信号処理装置の制御用プログラム | |
JP4161962B2 (ja) | 音響信号処理システム及びプログラム | |
JP3988730B2 (ja) | プログラム及び音響信号処理装置 | |
JP4952023B2 (ja) | ネットワークを介して接続された複数の機器で構成される音楽システムの制御装置及び該音楽システムを制御するための統合的なソフトウェアプログラム | |
JP4957324B2 (ja) | 音楽処理装置 | |
JP2006020081A (ja) | 制御装置及びプログラム | |
JP4123169B2 (ja) | 音響信号処理装置の制御用プログラム | |
JP3925110B2 (ja) | 音声信号編集装置の制御方法、音声信号編集装置およびプログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD05 | Notification of revocation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425 Effective date: 20110809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120314 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120510 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20120510 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20120510 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20121106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20121119 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151214 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |