JP5150379B2 - 可搬式発電機 - Google Patents

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Description

本発明は、発電機がフレームに搭載され、このフレームに運搬移動用の車輪が備えられた可搬式発電機に関する。
可搬式発電機のなかには、発電機がフレームに搭載され、フレームの下端部に運搬移動用の左右の車輪が設けられ、フレームの上端部に牽引ハンドルが設けられたものがある。
この可搬式発電機によれば、牽引ハンドルのグリップ部を握って持ち上げることにより、可搬式発電機を左右の車輪で移動させることが可能であるとされている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−271122号公報
ここで、通常の可搬式発電機は、フレームの左端部から右端部まで車軸が貫通され、車軸の左端部に左車輪が取り付けられ、車軸の右端部に右車輪が取り付けられている。
このため、フレームの比較的高い部位に車軸を貫通させると、車軸が邪魔になり、フレーム内に発電機などを収容する空間を確保することが難しくなる。
そこで、車軸が邪魔にならないように、車軸をフレームの下部に取り付けて、フレーム内に収容空間を確保している。
しかし、フレームの下部に車軸を取り付けると、可搬式発電機の全高を低く抑えるために、左右の車輪の外径を比較的小さく抑える必要がある。
ところで、可搬式発電機を不整地などで運搬移動する場合、左右の車輪の外径寸法を大きく設定した方が運搬移動を円滑におこなうことが可能である。
しかし、左右の車輪の外径寸法を大きく設定すると、左右の車輪の中心位置が高くなる。よって、フレームのうち、比較的高い部位に車軸を貫通させる必要がある。
このように、フレームの比較的高い部位に車軸を貫通させると、前述したように、フレーム内に発電機などを収容する空間を確保することが難しくなる。
また、左右の車輪の外径寸法を大きく設定すると、フレームの左右の側壁部が左右の車輪でそれぞれ覆われてしまう。
このため、フレームの左右の側壁部に保守点検(いわゆる、メンテナンス)用の開口部を確保することが難しい。
本発明は、車輪の外径寸法を大きく設定することができ、さらにフレーム内に収容空間を確保することができ、加えて、フレームの側壁部に保守点検用の開口部を確保することができる可搬式発電機を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、発電機が搭載されたフレームに運搬移動用の車輪を備えた可搬式発電機において、前記車輪のリムのうち、少なくとも3箇所を支えることにより前記リムを回転自在に支持する少なくとも3個のガイドローラと、前記少なくとも3個のガイドローラを前記フレームの側壁部に設ける取付手段と、を備え、前記ガイドローラで前記車輪が支持されることで、前記車輪が前記フレームの側壁部側に配置されたことを特徴とする。
請求項は、さらに、前記リムの中心側領域が空間に形成され、前記空間は、前記フレームの前記側壁部側の修理点検用の開口部に連通されることを特徴とする。
請求項2は、前記空間と連通する前記開口部を覆うサイドカバーと、キャスタ部と、を更に備え、前記サイドカバーを取り外すことで前記開口部は、開放し、前記車輪の外径寸法は、前記キャスタ部の外径寸法よりも大きいことを特徴とする。
請求項3は、前記少なくとも3個のガイドローラのうち、1個のガイドローラが前記リムの半径方向に移動自在に支持され、前記1個のガイドローラが前記リムに当接可能に弾性部材で付勢されたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、フレームの側壁部に少なくとも3個のガイドローラを設けた。そして、少なくとも3個のガイドローラで車輪のリムの3箇所を支えることでリムを回転自在に支持した。
フレームの側壁部にガイドローラを設けることで、車輪をフレームの側壁部側に配置することができる。
これにより、フレームの高さ寸法を大きくすることなく、車輪の外形寸法を大きく設定することができる。
さらに、少なくとも3個のガイドローラで車輪のリムを回転自在に支持することで、車輪を支える車軸を不要にできる。
よって、車輪の外形寸法を大きく設定しても、フレームの比較的高い部位に車軸を貫通させる必要がない。
これにより、車輪の外形寸法を大きく設定した状態で、フレーム内に発電機などを収容する収容空間を確保することができる。
請求項に係る発明では、さらに、リムの中心側領域を空間に形成し、空間は、フレームの側壁部側の修理点検用の開口部に連通される
これにより、車輪の外径寸法を大きく設定しても、フレームの側壁部に保守点検(いわゆる、メンテナンス)用の開口部を確保することができる。
請求項3に係る発明では、少なくとも3個のガイドローラのうち、1個のガイドローラがリムの半径方向に移動自在に支持した。そして、1個のガイドローラをリムに当接可能に弾性部材で付勢するようにした。
これにより、リムの製造誤差を吸収することが可能になり、リムを円滑に回転させることができる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
図1は本発明に係る可搬式発電機を示す斜視図、図2は本発明に係る可搬式発電機を示す正面図である。
可搬式発電機10は、本体としての骨格を形成するフレーム11と、フレーム11内に収納(搭載)されたエンジン/発電機ユニット12(図4参照)と、フレーム11の左側部に設けられた左サイドカバー13と、フレーム11の右側部に設けられた右サイドカバー14と、フレーム11に設けられた運搬移動用の移動手段15と、フレーム11の前部11aに設けられた運搬移動用の牽引手段16とを備えている。
フレーム11は、底部21、上部22、前壁部23、後壁部24(図4参照)、左側壁部(側壁部)25および右側壁部(側壁部)26で略矩形体状に形成されている。
後壁部24は、下端部24a(図4参照)に左右の脚部28が上下方向に移動自在に設けられている。
上部22は、車幅方向中央に固定グリップ部31が設けられ、固定グリップ部31の左右側に左右のカセット収容部32,33が設けられている。
固定グリップ部31は、前後の端部31a,31bが上部22に設けられている。この固定グリップ部31を手で握って持ち上げることで可搬式発電機10を持ち運びできる。
左右のカセット収容部32,33はカセットガスボンベ35を収容するものである。カセットガスボンベ35は、エンジン/発電機ユニット12のエンジン18(図4参照)に供給するガス燃料が蓄えられている。
右カセット収容部33は、上部22の右側半部に設けられ、右カセットカバー36が開放自在に設けられている。
右カセットカバー36を開放して、右カセット収容部33にカセットガスボンベ35が取り付けられる。
この状態で、右カセットカバー36を閉じることで、カセットガスボンベ35が右カセット収容部33に収容される。
左カセット収容部32は、右カセット収容部33と左右対称の部材であり、左カセット収容部32の詳しい説明を省略する。
図3は本発明に係る可搬式発電機から運搬移動用の移動手段を分解した状態を示す分解斜視図、図4は本発明に係る可搬式発電機から右サイドカバーを外した状態を示す側面図である。
フレーム11の右側壁部26は、底部21、上部22、前壁部23および後壁部24に沿って外周が形成され、この外周から中心寄りに所定間隔をおいて防水壁41が略リング状に形成され、防水壁41の前端部41aに前レゾネータ42が設けられるとともに防水壁41の後端部41bに後レゾネータ43が設けられている。
防水壁41の上下の部位41c,41dおよび前後のレゾネータ42,43で、修理点検(メンテナンス)用の右開口部(開口部)45が形成されている。
この右開口部45は、フレーム11内の収容空間46に連通されている。フレーム11内の収容空間46にエンジン/発電機ユニット12が収容されている。
防水壁41の外側近傍に一対のねじ孔48が対角線上に形成されている。一対のねじ孔48にボルト49,49で右サイドカバー14が着脱自在に取り付けられている。
右サイドカバー14は、外周14aが円形に形成され、一対のボルト49をねじ孔48,48にねじ結合することで右側壁部26に取り付けられている。
右サイドカバー14の外周14aは、防水壁41の外周に対して一回り大きく形成されている。
よって、右サイドカバー14を一対のボルト49で右側壁部26に取り付けることにより、右サイドカバー14で修理点検(メンテナンス)用の右開口部45が覆われている。
よって、一対のボルト49を緩めて右サイドカバー14を右側壁部26から取り外すことで右開口部45を開放し、右開口部45を利用してエンジン/発電機ユニット12の修理点検(メンテナンス)をおこなうことが可能である。
左側壁部25(図2参照)は、右側壁部26と略左右対称の壁部であり、詳しい説明を省略する。
左側壁部25は、右側壁部26と同様に、底部21、上部22、前壁部23および後壁部24に沿って外周が形成され、この外周から中心側に所定間隔をおいて周壁(図示せず)が形成されている。
この周壁で、修理点検(メンテナンス)用の左開口部(開口部)(図示せず)が形成されている。左開口部は、フレーム11内の収容空間46に連通されている。
この左開口部は左サイドカバー13で覆われている。
左サイドカバー13は、右サイドカバー14と左右対称な部材であり、一対のボルト(図示せず)で左側壁部25に着脱自在に取り付けられている。
よって、一対のボルトを緩めて左サイドカバー13を左側壁部25から取り外すことで左開口部を開放し、左開口部を利用してエンジン/発電機ユニット12の修理点検(メンテナンス)をおこなうことが可能である。
エンジン/発電機ユニット12は、カセットガスボンベ35から供給されたガス燃料で駆動可能なエンジン18と、エンジン18の駆動軸(クランクシャフト)に対して同軸上に設けられた発電機19とが一体に設けられている。
発電機19のロータ(図示せず)をエンジン18で回転させることで電力が発電される。
ここで、エンジン18を駆動した際に、右サイドカバー14と防水壁41との隙間から外気が右開口部45に導かれる。
この際に、前後のレゾネータ42,43の共鳴室で外気の吸気音を消音することが可能である。
移動手段15は、右側壁部26に設けられた右ガイド手段55と、右ガイド手段55で回転自在に支持された右車輪(車輪)56と、左側壁部25(図2参照)に設けられた左ガイド手段(図示せず)と、この左ガイド手段で回転自在に支持された左車輪(車輪)58(図2参照)と、前壁部23の下端部23aに設けられたキャスタ部61とを備えている。
なお、左ガイド手段は右ガイド手段55と左右対称の部材なので、以下右ガイド手段55について説明して左ガイド手段の詳しい説明を省略する。
また、左車輪58は右車輪56と左右対称の部材なので、左車輪58の構成部材に右車輪56と同じ符号を付して説明を省略する。
図5は本発明に係る可搬式発電機の運搬移動用の移動手段を示す斜視図である。
移動手段の右車輪56は、リング状に形成された右リム(リム)64と、右リム64の外周に沿って設けられた右タイヤ65とを備えている。
右リム64は、一例として、樹脂や金属でリング状に形成され、内周壁64aに突条部67(図7も参照)が中心側に向けて突出するように形成されている。
突条部67は、右リム64と同軸にリング状に形成されている。
右リム64は、右ガイド手段55で軸線57を中心にして回転自在に支持されている。
右ガイド手段55は、右リム64の内周を支える第1〜第2の固定ガイドローラ71,72および可動ガイドローラ73と、第1固定ガイドローラ71を右側壁部26(図4参照)に回転自在に設ける第1固定取付手段(取付手段)75と、第2固定ガイドローラ72を右側壁部26に回転自在に設ける第2固定取付手段(取付手段)76と、可動ガイドローラ73を右側壁部26に回転自在に設ける可動取付手段(取付手段)77とを備えている。
第1〜第2の固定ガイドローラ71,72および可動ガイドローラ73は、「少なくとも3個のガイドローラ」を構成している。
なお、第1〜第2の固定ガイドローラ71,72は同一部材なので、以下第1固定ガイドローラ71について説明して第2固定ガイドローラ72の詳しい説明を省略する。
また、第1〜第2の固定取付手段75,76は同一部材なので、以下第2固定取付手段76の構成部材に第1固定取付手段75と同じ符号を付して説明を省略する。
図6は図4の6部拡大図、図7は図6の7−7線断面図である。
第1固定ガイドローラ71は、第1固定取付手段75に取り付ける取付孔81が中央に貫通され、右リム64の突条部67に嵌合可能な係合溝82が外周71aに沿って環状に形成されている。
第1固定取付手段75は、第1固定ガイドローラ71を回転自在に支持する固定ローラ支持ボルト84と、固定ローラ支持ボルト84の両側に設けられた一対の固定板支持ボルト85と、一対の固定板支持ボルト85にそれぞれ嵌入されたカラー86,86(図5も参照)と、一対の固定板支持ボルト85で支持される固定板87と、固定板87を固定ローラ支持ボルト84および一対の固定板支持ボルト85に固定するナット88…とを備えている。
固定ローラ支持ボルト84は、右側壁部26に頭部84aが埋設されることで右側壁部26から固定板87に向けて突出されている。
一対の固定板支持ボルト85は、固定ローラ支持ボルト84の両側に所定間隔をおいて配置されている。
一対の固定板支持ボルト85は、右側壁部26にそれぞれ頭部85a,85a(1個のみ図示する)が埋設されることで右側壁部26から固定板87に向けて突出されている。
固定板87は、略三角形状に形成された平板である。
この固定板87は、中央頂部に固定ローラ支持ボルト84が貫通可能な中央貫通孔87aが形成され、両端部に一対の固定板支持ボルト85が貫通可能な貫通孔87b,87b(図5も参照)がそれぞれ形成されている。
第1固定取付手段75によれば、固定ローラ支持ボルト84に第1固定ガイドローラ71の取付孔81が嵌合され、一対の固定板支持ボルト85にカラー86,86がそれぞれ嵌合されている。
さらに、固定ローラ支持ボルト84に固定板87の中央貫通孔87aが嵌合されるとともに、一対の固定板支持ボルト85に固定板87の貫通孔87b,87bが嵌合されている。
中央貫通孔87aから突出した固定ローラ支持ボルト84のねじ部84bにナット88がねじ結合されている。
そして、一対の貫通孔87bから突出した一対の固定板支持ボルト85のねじ部85b,85bにナット88,88がそれぞれねじ結合されている。
これにより、第1固定ガイドローラ71が固定ローラ支持ボルト84に回転自在に支持されるとともに、第1固定ガイドローラ71が固定ローラ支持ボルト84から抜け出すことを固定板87で防止している。
この状態で、第1固定ガイドローラ71の係合溝82が右リム64の突条部67に嵌合されるとともに、係合溝82の底面82aが突条部67の内周面67aに当接されている。
図5に戻って、第2固定ガイドローラ72は、第1固定ガイドローラ71と同一部材である。
また、第2固定取付手段76は、第1固定取付手段75と同一構成である。
よって、第2固定ガイドローラ72の係合溝91が右リム64の突条部67に嵌合されるとともに、係合溝91の底面が突条部67の内周面67aに当接されている。
第2固定ガイドローラ72の係合溝91は、第1固定ガイドローラ71の係合溝82と同じ形状に形成されている。
図8は図4の8部拡大図、図9は図8の9−9線断面図である。
可動ガイドローラ73は、可動取付手段77に取り付ける取付孔93が中央に貫通され、右リム64の突条部67に嵌合可能な係合溝94が外周73aに沿って環状に形成されている。
なお、可動ガイドローラ73は、第1、第2の固定ガイドローラ71,72と同一形状である。
可動取付手段77は、可動ガイドローラ73を回転自在に支持する可動ローラ支持ボルト95と、可動ローラ支持ボルト95の両側に設けられた一対の可動板支持ボルト96と、一対の可動板支持ボルト96にそれぞれ嵌入されたカラー97,97と、一対の可動板支持ボルト96で支持される内外の可動板98,99と、内外の可動板98,99を可動ローラ支持ボルト95および一対の可動板支持ボルト96に固定するナット101…と、内外の可動板98,99の一端部98a,99aを回動自在に支持する支軸部103と、内外の可動板98,99の他端部98b,99bをスライド自在に支持するスライド軸部104と、可動ローラ支持ボルト95を右リム64に向けて付勢する付勢手段105とを備えている。
可動ローラ支持ボルト95は、内可動板98に頭部95aが埋設されることで内可動板98から外可動板99に向けて突出されている。
一対の可動板支持ボルト96は、可動ローラ支持ボルト95の両側に所定間隔をおいて配置されている。
これらの可動板支持ボルト96,96は、内可動板98にそれぞれ頭部96a,96aが埋設されることで内可動板98から外可動板99に向けて突出されている。
内可動板98は、略湾曲状に形成された平板である。
この内可動板98は、中央に可動ローラ支持ボルト95の頭部95aが埋設され、可動ローラ支持ボルト95の両側に一対の可動板支持ボルト96の頭部96a,96aがそれぞれ埋設され、一端部98aに支軸貫通孔98cが形成され、他端部98bにスライド孔(長孔)98dが形成されている。
支軸貫通孔98cは、支軸部103の支軸ボルト107が貫通可能な孔である。
スライド孔98dは、スライド軸部104のスライド軸ボルト112がスライド自在に貫通可能な長孔である。
外可動板99は、内可動板98と同様に略湾曲状に形成された平板である。
この外可動板99は、中央に可動ローラ支持ボルト95が貫通可能な中央貫通孔99cが形成され、中央貫通孔99cの両側に一対の可動板支持ボルト96が貫通可能な貫通孔99d,99dがそれぞれ形成され、一端部99aに支軸貫通孔99eが形成され、他端部99bにスライド軸部104がスライド自在に貫通可能なスライド孔(長孔)99fが形成されている。
支軸貫通孔99eは、支軸部103の支軸ボルト107が貫通可能な孔である。
スライド孔99fは、スライド軸部104のスライド軸ボルト112がスライド自在に貫通可能な長孔である。
支軸部103は、右側壁部26に埋設された支軸ナット106と、支軸ナット106にねじ結合された支軸ボルト107と、支軸ボルト107に嵌合された第1、第2の支軸カラー108,109とを備えている。
支軸ボルト107は、内可動板98の支軸貫通孔98cに貫通されるとともに、外可動板99の支軸貫通孔99eに貫通されている。
第1支軸カラー108は、内外の可動板98,99に挟持されている。
第2支軸カラー109は、内可動板98および右側壁部26に挟持されている。
スライド軸部104は、右側壁部26に埋設されたスライド軸ナット111と、スライド軸ナット111にねじ結合されたスライド軸ボルト112と、スライド軸ボルト112に嵌合された第1、第2のスライド軸カラー113,114とを備えている。
スライド軸ボルト112は、内可動板98のスライド孔98dにスライド自在に貫通されるとともに、外可動板99のスライド孔99fにスライド自在に貫通されている。
第1スライド軸カラー113は、内外の可動板98,99に挟持されている。
第2スライド軸カラー114は、内可動板98および右側壁部26に挟持されている。
付勢手段105は、内可動板98に設けられた上ストッパ部115と、右側壁部26に設けられた下ストッパ部116と、上下のストッパ部115,116に介在された圧縮ばね(弾性部材)117とを備えている。
可動取付手段77によれば、可動ローラ支持ボルト95に可動ガイドローラ73の取付孔93が嵌合され、一対の可動板支持ボルト96にカラー97,97がそれぞれ嵌合されている。
さらに、可動ローラ支持ボルト95に外可動板99の中央貫通孔99cが嵌合されるとともに、一対の可動板支持ボルト96に外可動板99の貫通孔99d,99dが嵌合されている。
そして、中央貫通孔99cから突出した可動ローラ支持ボルト95のねじ部95bにナット101がねじ結合されている。
また、一対の貫通孔99dから突出した一対の可動板支持ボルト96のねじ部96bにナット101,101がそれぞれねじ結合されている。
これにより、可動ガイドローラ73が可動ローラ支持ボルト95に回転自在に支持されるとともに、可動ガイドローラ73が可動ローラ支持ボルト95から抜け出すことを内外の可動板98,99で防止している。
さらに、内外の可動板98,99の支軸貫通孔98c,99eに支軸ボルト107が差し込まれるとともに、支軸ボルト107に第1、第2の支軸カラー108,109が嵌合される。
第2支軸カラー109から突出した支軸ボルト107のねじ部107aが支軸ナット106にねじ結合される。
また、内外の可動板98,99のスライド孔98d,99fにスライド軸ボルト112が差し込まれるとともに、スライド軸ボルト112に第1、第2のスライド軸カラー113,114が嵌合される。
第2スライド軸カラー114から突出したスライド軸ボルト112のねじ部112aがスライド軸ナット111にねじ結合される。
よって、内外の可動板98,99は、支軸ボルト107を軸にして右リム64に近づく方向や右リム64から離れる方向に矢印(図8参照)の如く揺動移動することが可能である。
これにより、可動ガイドローラ73が右リム64の半径方向に移動自在に支持されている。
そして、上下のストッパ部115,116間に圧縮ばね117が介装されている。よって可動ガイドローラ73が圧縮ばね117の付勢力で右リム64に押し付けられる。
よって、可動ガイドローラ73の係合溝94が右リム64の突条部67に嵌合されるとともに、可動ガイドローラ73の外周73aが右リム64の内周壁64aに当接されている。
これにより、右リム64の製造誤差を吸収することが可能になり、右リム64を円滑に回転させることができる。
以上説明したように、第1〜第2の固定ガイドローラ71,72および可動ガイドローラ73で右車輪56(すなわち、右リム64)を支持することで、右車輪56がフレーム11の右側壁部26側に回転自在に支持されている。
これにより、図4に示すように、フレーム11の高さ寸法H1を大きくすることなく、右車輪56の外形寸法Dを大きく設定することができる。
実施の形態では、右車輪56の外形寸法Dは、フレーム11の高さ寸法H1と略同じ大きさに設定されている。
また、第1〜第2の固定ガイドローラ71,72および可動ガイドローラ73で右リム64を回転自在に支持することで、右車輪56を支えるために通常用いられる車軸を不要にできる。
よって、右車輪56の外形寸法を大きく設定しても、フレーム11の比較的高い部位に車軸を貫通させる必要がない。
これにより、右車輪56の外形寸法を大きく設定した状態で、フレーム11内にエンジン/発電機ユニット12などを収容する収容空間46(図4参照)を確保することができる。
さらに、右リム64を支えるために通常用いられる車軸を不要にすることで、右リム64の中心側領域121(図5も参照)を空間として確保することができる。
中心側領域121は、右側壁部26の右開口部45(図4も参照)に対向している。
これにより、図4に示すように、右車輪の外径寸法Dを大きく設定しても、右リム64の中心側領域121および右側壁部26の右開口部45を利用して保守点検(いわゆる、メンテナンス)をおこなうことができる。
なお、前述したように、移動手段15の左ガイド手段は右ガイド手段55と左右対称の部材である。また。左車輪58は右車輪56と左右対称の部材である。
これにより、左車輪58は、右車輪56と同様に、フレーム11の左側壁部25側に回転自在に配置されている。
図1、図2に戻って、前壁部23の下端部23aにはキャスタ部61が設けられている。
キャスタ部61は、前壁部23に回転自在に設けられ旋回軸124と、旋回軸124に設けられたブラケット125と、ブラケット125に回転自在に支持された舵取り車輪126と、ブラケット125に取り付けられたキャスタストッパ185とを備えている。
キャスタ部61は、旋回軸124の延長線上に対して舵取り車輪126の車輪中心128が距離L1だけオフセットされた状態(ずらした状態)で配置されている(図11も参照)。
キャスタ部61によれば、可搬式発電機10を左右の車輪58,56で運搬する際に、可搬式発電機10の運搬方向に対応させて舵取り車輪126の向きを変化させることができる。
また、キャスタ部61は、舵取り車輪126が支持軸129を軸にして上下方向に移動自在(揺動自在)に支持され、舵取り車輪126がばね部材(図示せず)で下方に付勢されている。
よって、可搬式発電機10を左右の車輪58,56で不整地を運搬する際に、不整地の凹凸に合わせて舵取り車輪126を上下動させることができる。
このように、舵取り車輪126の向きを運搬方向に対応させて変化させたり、舵取り車輪126を不整地の凹凸に合わせて上下動させることで、可搬式発電機10の運搬性を高めることができる。
一方、キャスタストッパ185に、ロア連結ロッド138の中央部138cを係止させることで舵取り車輪126を静止状態に保持することができる。
なお、ロア連結ロッド138の中央部138cについては図10、図11で詳しく説明する。
また、後壁部24の下端部24a(図4参照)には左右の脚部28が上下方向に移動自在に設けられている。
左右の脚部28は、例えば、可搬式発電機10を静止状態に保持する静止位置と、可搬式発電機10を運搬(移動)状態に保持する移動位置とにロック可能に構成されている。
なお、静止位置は、左右の脚部28を下方に配置した位置である。
また、移動位置は、左右の脚部28を上方に配置した位置である。
図10は本発明に係る可搬式発電機の牽引手段を示す分解斜視図、図11は本発明に係る可搬式発電機の牽引手段を展開した状態を示す斜視図である。
牽引手段16は、フレーム11の前部11aに設けられ、可搬式発電機10を牽引するための手段である。
牽引手段16は、前部11aの右側部131に設けられた右揺動リンクユニット132と、右揺動リンクユニット132を覆う右リンクカバー133と、前部11aの左側部135に設けられた左揺動リンクユニット136と、左揺動リンクユニット136を覆う左リンクカバー137と、右揺動リンクユニット132および左揺動リンクユニット136を連結するロア連結ロッド138と、右揺動リンクユニット132および左揺動リンクユニット136に連結された牽引ハンドル141とを備えている。
なお、左右の揺動リンクユニット136,132は左右対称の部材であり、以下右揺動リンクユニット132について説明して左揺動リンクユニット136の詳しい説明は省略する。
また、左右のリンクカバー137,133は左右対称の部材であり、以下右リンクカバー133について説明して左リンクカバー137の詳しい説明は省略する。
右揺動リンクユニット132は、前部11aの右側部131に上下方向に揺動自在に支持された右上揺動リンク(上揺動リンク)145と、右側部131に上下方向に揺動自在に支持された右下揺動リンク(下揺動リンク)146とを備えている。
右上揺動リンク145および右下揺動リンク146は互いに並列に配置されている。
右上揺動リンク145は、フレーム11の前壁部23に沿うように湾曲状に形成され、上端部145aが右側部131の第1上取付部(上端部)131aにボルト147で回動自在に連結されている。
右下揺動リンク146は、右上揺動リンク145に沿うように湾曲状に形成され、上端部146aの近傍に右車輪56に向けて突出する右タイヤストッパ158が設けられている。
この右下揺動リンク146は、上端部146aが右側部131の第2上取付部(上端部)131bにボルト147で回動自在に連結されている。
第2上取付部131bは、第1上取付部131aに対して前下方に設けられている。
右タイヤストッパ158は、図4に示すように、牽引ハンドル141を折り畳んだ状態で、右車輪56の外周に当接する部材である。
右タイヤストッパ158が右車輪56の外周に当接することで、右車輪56の回転を阻止することができる。
これにより、右タイヤストッパ158を設けるだけの簡単な構成で、右車輪56の回転を阻止することができる。
右下揺動リンク146は、右上揺動リンク145の下方に並列に配置されている。
右上揺動リンク145および右下揺動リンク146は、それぞれの上端部145a,146aを支点にして上下方向に一体的に揺動自在に支持されている。
右上揺動リンク145および右下揺動リンク146は右リンクカバー133で覆われている。
右リンクカバー133は、上端部133aが右上揺動リンク145の上端部145aとともに第1上取付部131aにボルト147で回動自在に連結され、下端部133bが右上揺動リンク145の下端部(下ボス)145bに固定されている。
右リンクカバー133は、断面略U字状に形成され、内部空間149(図14も参照)に右上揺動リンク145および右下揺動リンク146が収容されている。
右リンクカバー133の内側壁において略中央部133cに、ハンドルホルダ153が形成されている。
ハンドルホルダ153は、牽引ハンドル141の右ハンドル部161を挟持可能に略U字状に形成されている。
図12は図4の12部拡大図である。
右リンクカバー133の下端部133bにおいて、外側壁133dに右保持溝部152が形成されている。
右保持溝部152は、右下揺動リンク146の下端部(具体的には、下ボス)146bが嵌合可能に湾曲状に形成されている。
右保持溝部152および右下揺動リンク146の下端部(具体的には、下ボス)146bで右保持手段(保持手段)151が構成されている。
なお、右保持手段151については図13〜図15で詳しく説明する。
図10、図11に戻って、右上揺動リンク145の下端部145bおよび左上揺動リンク(上揺動リンク)155の下端部155bがロア連結ロッド138で連結されている。
具体的には、ロア連結ロッド138は、右上揺動リンク145の下端部145bに右端部138aが設けられ、左上揺動リンク155の下端部155bに左端部138bが設けられている。
このロア連結ロッド138は、中央部138cが前方に向けて突出するように折り曲げられている。
中央部138cを前方に向けて突出するように折り曲げることで、中央部138cがキャスタストッパ185に係止可能な位置に配置される。
右上揺動リンク145の下端部145bおよび右下揺動リンク146の下端部146bに牽引ハンドル141の右ハンドル部161が連結されている。
また、左上揺動リンク155の下端部155bおよび左下揺動リンク(下揺動リンク)156の下端部156bに牽引ハンドル141の左ハンドル部162が連結されている。
牽引ハンドル141は、右リンクカバー133に対して可搬式発電機10中央寄りに設けられた右ハンドル部161と(図2も参照)、左リンクカバー137に対して可搬式発電機10中央寄りに設けられた左ハンドル部162と(図2も参照)、右ハンドル部161および左ハンドル部162のそれぞれの先端部161a,162aを連結する連結部163と、連結部163に同軸上に設けられた可動グリップ部(グリップ部)164とを備えている。
右ハンドル部161は、右リンクカバー133、すなわち右上揺動リンク145および右下揺動リンク146に対して所定間隔をおいて可搬式発電機10中央寄りに設けられている(図2参照)。
この右ハンドル部161は、基端部161bに第1下取付部167および第2下取付部168を備えている。
第1下取付部167が、右上揺動リンク145の下端部145bにボルト171で回動自在に連結されている。
第2下取付部168が、右下揺動リンク146の下端部146bにボルト171で回動自在に連結されている。
左ハンドル部162は、右ハンドル部161と左右対称の部材である。よって、左ハンドル部162の各構成部材に右ハンドル部161と同じ符号を付して説明を省略する。
すなわち、牽引ハンドル141は、右上揺動リンク145および右下揺動リンク146のそれぞれの下端部145b,146bに右ハンドル部161の基端部161bが連動可能に連結され、さらに、左上揺動リンク155および左下揺動リンク156のそれぞれの下端部155b,156bに左ハンドル部162の基端部162bが連動可能に連結され、加えて、右ハンドル部161および左ハンドル部162のそれぞれの先端部161a,162aに連結部163を介して可動グリップ部164が設けられている。
この牽引手段16は、右揺動リンクユニット132および左揺動リンクユニット136の上方向への揺動に連動させて可動グリップ部164が右揺動リンクユニット132および左揺動リンクユニット136から離れる方向に牽引ハンドル141を展開可能に構成されている。
また、牽引手段16は、右揺動リンクユニット132および左揺動リンクユニット136の下方向への揺動に連動させて可動グリップ部164が右揺動リンクユニット132および左揺動リンクユニット136に近づく方向に牽引ハンドル141を折畳み可能に構成されている。
すなわち、牽引手段16は、略中央で折曲げ可能(折畳み可能)に構成されている。
また、右揺動リンクユニット132の長さ寸法は、牽引ハンドル141の長さ寸法と略同じに設定されている。
さらに、左揺動リンクユニット136の長さ寸法は、牽引ハンドル141の長さ寸法と略同じに設定されている。
これにより、牽引手段16を展開することにより、牽引手段16の全長を長く確保することが可能で、牽引手段16を折り畳む(収納する)ことにより、牽引手段16の全長を短くすることが可能になる。
さらに、牽引ハンドル141は、右ハンドル部161の第1、第2の下取付部167,168が右上揺動リンク145および右下揺動リンク146のそれぞれの下端部145b,146bに連結され、左ハンドル部162の第1、第2の下取付部167,168が左上揺動リンク155および左下揺動リンク156のそれぞれの下端部155b,156bに連結されている。
すなわち、右ハンドル部161の基端部161bがそれぞれの下端部145b,146bの2箇所に連結されている。
さらに、左ハンドル部162の基端部162bがそれぞれの下端部155b,156bの2箇所に連結されている。
よって、牽引ハンドル141は、下端部145b,146bおよび下端部155b,156bに対して独立して移動することが阻止されている。
これにより、牽引ハンドル141が折畳み/展開される際に、可動グリップ部164が一定の軌跡181(図18(a)参照)に沿って移動するように、右揺動リンクユニット132および左揺動リンクユニット136で牽引ハンドル141を規制することができる。
図13は本発明に係る可搬式発電機の牽引手段を展開した状態を示す側面図、図14は図13の14−14線断面図、図15は図13の15部拡大図である。
牽引手段16は、牽引ハンドル141を展開して可動グリップ部164を折畳位置P1(図4参照)から牽引位置P2に配置した際に、右下揺動リンク146が右上揺動リンク145に干渉するとともに、左下揺動リンク156が左上揺動リンク155に干渉する。
具体的には、右下揺動リンク146の下端部(下ボス)146bが、右上揺動リンク145の下端部145b近傍の部位145cに干渉する。
ここで、下端部(下ボス)146bは、右上揺動リンク145の下端部145b近傍の部位145cに対して交差する方向を向いて設けられている。
よって、下端部(下ボス)146bを下端部145b近傍の部位145cに確実に当接させることができる。
同時に、左下揺動リンク156の下端部(下ボス)156bが、左上揺動リンク155の下端部155b近傍の部位155cに干渉する。
ここで、下端部(下ボス)156bは、左上揺動リンク155の下端部155b近傍の部位155cに対して交差する方向を向いて設けられている。
よって、下端部(下ボス)156bを下端部155b近傍の部位155cに確実に当接させることができる。
これにより、牽引ハンドル141が牽引位置P2を超えて展開することを阻止することができる。
したがって、牽引ハンドル141が牽引位置P2を超えて展開することを阻止するために、従来必要とされていたストッパを不要にでき、構成の簡素化を図ることができる。
また、牽引手段16は、右保持手段(保持手段)151および左保持手段(保持手段)191を備えている。
右保持手段151は、右保持溝部152と、右下揺動リンク146の下端部(具体的には、下ボス)146bとを備えている。
左保持手段191は、右保持手段151と左右対称の部材であり、左保持手段191の各構成部材に右保持手段151と同じ符号を付して説明を省略する。
牽引手段16に右保持手段151および左保持手段191を備えることで、牽引ハンドル141を展開して可動グリップ部164を牽引可能な牽引位置P2に配置した際に、右保持溝部152に右下揺動リンク146の下端部(具体的には、下ボス)146bが嵌合され、左保持溝部152に左下揺動リンク156の下端部(具体的には、下ボス)156bが嵌合される。
これにより、牽引ハンドル141、右揺動リンクユニット132および左揺動リンクユニット136などの自重で牽引ハンドル141が折り畳まれることを阻止することができる。
つぎに、可搬式発電機10の修理点検(メンテナンス)をおこなう例を図16に基づいて説明する。
図16は本発明に係る可搬式発電機の修理点検をおこなう例を説明する図である。
一対のボルト49をねじ孔48,48から外すことで、右サイドカバー14を右側壁部26から取り外す。
右リム64の中心側領域121を開放するとともに、修理点検(メンテナンス)用の右開口部45を開放することができる。
ここで、エンジン18のエアクリーナ193、エンジンオイルキャップ194、キャブレター195、ミキサー(図示せず)などが右開口部45に臨む位置に設けられている。
よって、エアクリーナ193のエレメント(図示せず)の交換や、エンジンオイルキャップ194を外してエンジンオイルの交換が可能である。
さらに、キャブレター195やミキサーの交換が可能である。
これにより、中心側領域121および右開口部45を利用してエンジン/発電機ユニット12の修理点検(メンテナンス)をおこなうことができる。
なお、ミキサーは、カセットガスボンベ35から導かれたガス燃料に、エアクリーナを経て取り入れた空気を混合させてエンジン18のシリンダ内に導く装置である。
つぎに、可搬式発電機10の牽引手段16を折畳位置P1から牽引位置P2まで展開して可搬式発電機10を牽引手段16で牽引する例を図17〜図21に基づいて説明する。
なお、図17〜図21においては、牽引手段16の理解を容易にするために、右側構成のみについて説明して左側構成の説明を省略する。
図17(a),(b)は本発明に係る牽引手段を展開する例を説明する図であり、(b)は(a)の17b部拡大図である。
(a)において、牽引手段16が折畳位置P1に配置されている。
右下揺動リンク146の下端部(具体的には、下ボス)146bが右保持溝部152の下方に配置されている。
この状態において、可動グリップ部164を手198で握って牽引位置P2(図19参照)に向けて矢印Aの如く引張ることにより、牽引手段16の展開を開始する。
右上揺動リンク145および右下揺動リンク146がボルト147,147を軸にしてそれぞれ矢印Bの如く上方に向けて揺動(スイング移動)する。
同時に、(b)に示すように、右上揺動リンク145の下端部(下ボス)145bを軸にして、右下揺動リンク146の下端部(下ボス)146bが矢印Cの如く揺動(スイング移動)する。
図18(a),(b)は本発明に係る牽引手段を途中まで展開させた状態を説明する図であり、(b)は(a)の18b部拡大図である。
可動グリップ部164を牽引位置P2に向けて矢印Aの如く継続して引張ることで、可動グリップ部164が一定の軌跡181に沿って展開(移動)を継続する。
右上揺動リンク145および右下揺動リンク146がボルト147,147を軸にしてそれぞれ矢印Bの如く上方に向けて継続して揺動(スイング移動)する。
同時に、右上揺動リンク145の下端部(下ボス)145bを軸にして、右下揺動リンク146の下端部(下ボス)146bが矢印Cの如く継続して揺動(スイング移動)する。
下端部(下ボス)146bが右保持溝部152に向けて移動する。
図19は本発明に係る牽引手段を牽引位置まで展開させた状態を説明する図である。
可動グリップ部164を牽引位置P2に向けて矢印Aの如く継続して引張ることで、可動グリップ部164が一定の軌跡181に沿って移動して展開位置P2に到達する。
図20(a),(b)は本発明に係る牽引手段を牽引位置に保持した状態を説明する図であり、(a)は図19の20a−20a線断面図、(b)は図19の20b拡大図である。
右下揺動リンク146の下端部(下ボス)146bが、右上揺動リンク145の下端部145b近傍の部位145cに干渉する。
これにより、牽引ハンドル141が牽引位置P2を超えて展開することを阻止できる。
下端部(下ボス)146bが下端部145b近傍の部位145cに干渉すると同時に、右保持手段151の右保持溝部152に右下揺動リンク146の下端部(下ボス)146bが嵌合する。
よって、牽引ハンドル141が、牽引ハンドル141や右揺動リンクユニット132などの自重で折り畳まれることを阻止できる。
これにより、可動グリップ部164から手198を離した状態で、可動グリップ部164を牽引位置P2に保持することができるので使い勝手の向上を図ることができる。
図19に戻って、牽引手段16は、略中央で折曲げ可能に構成されている。
また、右揺動リンクユニット132の長さ寸法は、牽引ハンドル141の長さ寸法と略同じに設定されている。
さらに、左揺動リンクユニット136の長さ寸法は、牽引ハンドル141の長さ寸法と略同じに設定されている。
これにより、牽引手段16を展開することにより、牽引手段16の全長を長く確保することが可能になる。
さらに、牽引ハンドル141を展開する際に、右上揺動リンク145および右下揺動リンク146をボルト147,147を軸にして上方に向けて揺動(スイング移動)する。
よって、右上揺動リンク145の下端部(下ボス)145bや右下揺動リンク146の下端部(下ボス)146bが上方に移動する。
これにより、下端部(下ボス)145b,146bに連結された牽引ハンドル141が上方に持ち上げられる。
牽引ハンドル141を上方に持ち上げることで、牽引ハンドル141の可動グリップ部164を高さ寸法H2の高位置に配置することができる。
さらに、牽引ハンドル141を展開する際に、右上揺動リンク145および右下揺動リンク146をボルト147,147を軸にして上方に向けて揺動(スイング移動)する。
よって、右上揺動リンク145の下端部(下ボス)145bや右下揺動リンク146の下端部(下ボス)146bが前方に移動する。
これにより、下端部(下ボス)145b,146bに連結された牽引ハンドル141が前方に移動する。
牽引ハンドル141を前方に移動することで、牽引ハンドル141の可動グリップ部164をフレーム11から前方に向けて距離寸法L2と大きく離すことができる。
図21は本発明に係る可搬式発電機を牽引手段で牽引する例を説明する図である。
可動グリップ部164を手198で握った状態で、操作者197が徒歩で移動する。
これにより、右車輪56および左車輪58が回転して可搬式発電機10を牽引することができる。
この場合、左右の脚部28が移動位置にロックされている。
ここで、牽引ハンドル141の可動グリップ部164は高い位置H2に配置されている。
よって、牽引ハンドル141を牽引位置P2に展開(配置)した状態で、可動グリップ部164の高さを操作者197に対応させる(合わせる)ことができる。
また、牽引ハンドル141の可動グリップ部164はフレーム11から前方に向けて距離寸法L2と大きく離されている。
よって、操作者197を可搬式発電機10から十分に離して、操作者197が可搬式発電機10に接触することを防ぐことができる。
このように、可動グリップ部164の高さを操作者197に対応させ(合わせ)、さらに、操作者197が可搬式発電機10に接触することを防ぐことで可搬式発電機10の牽引性(運搬性)を高めることができる。
ここで、可搬式発電機10を牽引する際に、舵取り車輪126の向きを運搬方向に対応させて変化させたり、取り車輪126を不整地の凹凸に合わせて上下動させることができる。
これにより、可搬式発電機10の牽引性(運搬性)をさらに高めることができる。
つぎに、可搬式発電機10の牽引手段16を牽引位置P2から折畳位置P1まで折り畳む例を図22〜図24に基づいて説明する。
なお、図22〜図24においては、牽引手段16の理解を容易にするために、右側構成のみについて説明して左側構成の説明を省略する。
図22(a),(b)は本発明に係る牽引手段を展開位置から折り畳む例を説明する図であり、(b)は(a)の22b部拡大図である。
可動グリップ部164を押力F1で矢印の如く押すことにより、牽引ハンドル141が右上揺動リンク145の下端部(下ボス)145bを軸にして矢印Dの如く揺動する。
同時に、右下揺動リンク146の下端部(下ボス)146bが右上揺動リンク145の下端部(下ボス)145bを軸にして矢印Eの如く揺動する。
右下揺動リンク146の下端部(下ボス)146bが矢印Eの如く揺動することで、右リンクカバー133の右保持溝部152から抜け出す。
右保持溝部152による下端部(下ボス)146bの保持が解除される。
右上揺動リンク145および右下揺動リンク146が、牽引ハンドル141や右揺動リンクユニット132などの自重でボルト147,147を軸にして矢印Fの如く下方に向けて揺動(スイング移動)を開始する。
これにより、可動グリップ部164が一定の軌跡181に沿って矢印Gの如く折畳位置P1に向けて折畳み(移動)を開始する。
図23(a),(b)は本発明に係る牽引手段を途中まで折り畳んだ例を説明する図である。
右上揺動リンク145および右下揺動リンク146が、牽引ハンドル141や右揺動リンクユニット132などの自重で矢印Fの如く下方に向けて揺動(スイング移動)を継続する。
これにより、可動グリップ部164が一定の軌跡181に沿って矢印Gの如く折畳位置P1に向けて折畳み(移動)を継続する。
図24(a),(b)は本発明に係る牽引手段を折畳位置まで折り畳んだ状態を説明する図である。
(a)において、可動グリップ部164が一定の軌跡181(図23参照)に沿って矢印Gの如く移動し、折畳位置P1の手前(直前)に到達する。
この状態において、可動グリップ部164を矢印F2の如くフレーム11に向けて押し込む。
(b)において、右リンクカバー133のハンドルホルダ153に右ハンドル部161が係止するとともに、左リンクカバー137のハンドルホルダ154に左ハンドル部162が係止する。
これにより、牽引ハンドル141を折畳位置P1((a)参照)に保持することができる。
図17〜図24で説明したように、牽引ハンドル141を折畳位置P1から展開位置P2まで展開する際に、可動グリップ部164を一定の軌跡181(図19、図22参照)に沿って移動するようにした。
よって、操作者197は可動グリップ部164を握った手198を一定の軌跡181に沿って移動させることで、牽引ハンドル141の折畳み/展開をおこなうことができる。
これにより、牽引ハンドル141を折畳み/展開する操作が容易になり、使い勝手の向上を図ることができる。
加えて、可動グリップ部164の軌跡181(図19参照)を折畳位置P1から展開位置P2まで略一定の上り勾配(詳しくは、略S字状の上り勾配)とすることができる。
よって、牽引ハンドル141を展開する際に、可動グリップ部164を斜め上方に引き上げるだけで、折畳位置P1から展開位置P2まで展開することができる。
これにより、牽引ハンドル141を展開する操作が一層容易になり、使い勝手の向上をさらに高めることができる。
ここで、牽引ハンドル141を折畳位置P1に保持することで、牽引ハンドル141がハンドルホルダ153,154に係止するとともに、ロア連結ロッド138の中央部138cがキャスタストッパ185に係止する。
これにより、キャスタ部61の舵取り車輪126が旋回軸124を軸にして旋回することや、上下動することを阻止することができる。
また、牽引ハンドル141がハンドルホルダ153およびハンドルホルダ154に係止するとともに、右タイヤストッパ158が右タイヤ65の外周に当接する。
これにより、右車輪56が回転することを右タイヤストッパ158で阻止することができる。
同様に、牽引ハンドル141がハンドルホルダ153およびハンドルホルダ154に係止するとともに、左タイヤストッパ(図示せず)が左タイヤ65の外周に当接する。
これにより、左車輪58が回転することを左タイヤストッパで阻止することができる。
さらに、左右の脚部28(図1も参照)を静止位置まで下げる。
これにより、可搬式発電機10を静止状態に安定的に保持することができる。
図25(a),(b)は本発明に係る牽引手段で電源コードを車輪から離す状態を説明する図である。
可搬式発電機10の操作パネル201に出力端子202が備えられている。
出力端子202に電源コード203のコンセント204を差し込むことで、可搬式発電機10で発電された電力を出力することができる。
ここで、出力端子202に電源コード203のコンセント204を差し込んだ状態で、可搬式発電機10を移動させることが考えられる。
この場合、牽引手段16の牽引ハンドル141を展開することにより、ロア連結ロッド138が上昇して電源コード203を持ち上げる。
これにより、電源コード203を右車輪56や左車輪58から離すことが可能になり、電源コード203が右車輪56や左車輪58に絡むことを防止できる。
なお、前記実施の形態では、第1、第2の固定ガイドローラ71,72および可動ガイドローラ73の3個のガイドローラで右リム64の3箇所を支える例について説明したが、これに限らないで、例えば4個以上のガイドローラで右リム64の複数箇所を支えることも可能である。
また、前記実施の形態では、第1〜第2の固定ガイドローラ71,72および可動ガイドローラ73を支持する取付手段として第1、第2の固定取付手段75,76および可動取付手段77を例示したが、取付手段の構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
さらに、前記実施の形態では、可動取付手段77の弾性部材として圧縮ばね117を例示したが、これに限らないで、引張ばねなどの他の弾性部材を使用することも可能である。
本発明は、発電機がフレームに搭載され、このフレームに運搬移動用の車輪が備えられた可搬式発電機への適用に好適である。
本発明に係る可搬式発電機を示す斜視図である。 本発明に係る可搬式発電機を示す正面図である。 本発明に係る可搬式発電機から運搬移動用の移動手段を分解した状態を示す分解斜視図である。 本発明に係る可搬式発電機から右サイドカバーを外した状態を示す側面図である。 本発明に係る可搬式発電機の運搬移動用の移動手段を示す斜視図である。 図4の6部拡大図である。 図6の7−7線断面図である。 図4の8部拡大図である。 図8の9−9線断面図である。 本発明に係る可搬式発電機の牽引手段を示す分解斜視図である。 本発明に係る可搬式発電機の牽引手段を展開した状態を示す斜視図である。 図4の12部拡大図である。 本発明に係る可搬式発電機の牽引手段を展開した状態を示す側面図である。 図13の14−14線断面図である。 図13の15部拡大図である。 本発明に係る可搬式発電機の修理点検をおこなう例を説明する図である。 本発明に係る牽引手段を展開する例を説明する図である。 本発明に係る牽引手段を途中まで展開させた状態を説明する図である。 本発明に係る牽引手段を牽引位置まで展開させた状態を説明する図である。 本発明に係る牽引手段を牽引位置に保持した状態を説明する図である。 本発明に係る可搬式発電機を牽引手段で牽引する例を説明する図である。 本発明に係る牽引手段を展開位置から折り畳む例を説明する図である。 本発明に係る牽引手段を途中まで折り畳んだ例を説明する図である。 本発明に係る牽引手段を折畳位置まで折り畳んだ状態を説明する図である。 本発明に係る牽引手段で電源コードを車輪から離す状態を説明する図である。
符号の説明
10…可搬式発電機、11…フレーム、18…エンジン、19…発電機、25…左側壁部(側壁部)、26…右側壁部(側壁部)、56…右車輪(車輪)、58…左車輪(車輪)、64…右リム(リム)、71…第1固定ガイドローラ(少なくとも3個のガイドローラの1個)、72…第2固定ガイドローラ(少なくとも3個のガイドローラの1個)、73…可動ガイドローラ(少なくとも3個のガイドローラの1個)、75…第1固定取付手段(取付手段)、76…第2固定取付手段(取付手段)、77…可動取付手段(取付手段)、117…圧縮ばね(弾性部材)、121…中心側領域。

Claims (3)

  1. 発電機が搭載されたフレームに運搬移動用の車輪を備えた可搬式発電機において、
    前記車輪のリムのうち、少なくとも3箇所を支えることにより前記リムを回転自在に支持する少なくとも3個のガイドローラと、
    前記少なくとも3個のガイドローラを前記フレームの側壁部に設ける取付手段と、
    を備え、
    前記ガイドローラで前記車輪が支持されることで、前記車輪が前記フレームの側壁部側に配置され
    前記リムの中心側領域が空間に形成され、前記空間は、前記フレームの前記側壁部側の修理点検用の開口部に連通されることを特徴とする可搬式発電機。
  2. 前記空間と連通する前記開口部を覆うサイドカバーと、
    キャスタ部と、
    を更に備え、
    前記サイドカバーを取り外すことで前記開口部は、開放し、
    前記車輪の外径寸法は、前記キャスタ部の外径寸法よりも大きいことを特徴とする請求項1記載の可搬式発電機。
  3. 前記少なくとも3個のガイドローラのうち、1個のガイドローラが前記リムの半径方向に移動自在に支持され、
    前記1個のガイドローラが前記リムに当接可能に弾性部材で付勢されたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の可搬式発電機。
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