JP2012035751A - ベビーカー用スタンド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性を損なうことなくベビーカーの立ち姿勢の保持性能を向上できるベビーカー用スタンド装置を提供する。
【解決手段】折り畳み状態の車体2を立ち姿勢に保持できるベビーカー用スタンド装置20であって、後輪9の近くに配置されて後脚部4に固定されたベース部21と、回転可能な状態でベース部21に取り付けられ、ベース部21に対する取り付け位置から一方向に延びる支持脚22と、支持脚22に設けられて車体2が立ち姿勢に保持される際に接地する足部23と、ベース部21と支持脚22との間に介在し、車体2が立ち姿勢の場合に支持脚22が斜め下向きとなる支持位置で支持脚22の回転を阻止できるロック機構24とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、折り畳み式のベビーカーに適用されるベビーカー用スタンド装置に関する。
車体を使用状態と折り畳み状態との間で変形可能なベビーカーは周知である。このようなベビーカーを立ち姿勢に保持するために、車輪が取り付けられた脚部に対して回転可能に設けられたパイプ状の支持脚を所定位置でロックするスタンド装置が知られている(特許文献1)。
特開2002−337695号公報
特許文献1のスタンド装置は、ベビーカーを立ち姿勢に保持する際には脚部に固定された断面C字状の樹脂製ホルダによって支持脚を両側から挟み込むことにより支持脚を斜め下向きにロックする。このロックの解放は樹脂製ホルダが弾性変形してその開口幅が支持脚よりも広がることによって達成される。このスタンド装置によってベビーカーが立ち姿勢に保持されている場合は支持脚が斜め下向きに繰り出されているため支持脚を上向きに回転させるモーメントが働く。
立ち姿勢の保持を安定させるには、樹脂製ホルダを変形し難くくして支持脚のロックを強くすることが望ましい。しかし、樹脂製ホルダが変形し難くなると樹脂製ホルダから支持脚が容易に外れ難くなるため、ロックの解放が困難になりスタンド装置の操作性が悪化する。従って、ロックを解放することを考慮した場合には支持脚のロックをあまり強くできないため、ベビーカーの立ち姿勢の保持性能を妥協せざるを得ない。なお、このスタンド装置は支持脚のロック及び解放のそれぞれで樹脂製ホルダの弾性変形が伴うとともに支持脚と樹脂製ホルダとが強く摩擦するため耐久性に不安がある。また、一般に弾性係数は温度依存性があるので、冬場の操作性が夏場に比べて悪化する等の季節によって操作性が変化する問題もある。
そこで、本発明は、操作性を損なうことなくベビーカーの立ち姿勢の保持性能を向上できるベビーカー用スタンド装置を提供することを目的とする。
以下、本発明のベビーカー用スタンド装置について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照符号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明のベビーカー用スタンド装置は、車輪(9)が取り付けられた脚部(4)を含む車体(2)を使用状態と折り畳み状態との間で変形可能なベビーカー(1)に適用され、前記折り畳み状態の前記車体を前記車輪が接地した状態で前記脚部が上向きの立ち姿勢に保持できるベビーカー用スタンド装置(20)において、前記車輪の近くに配置されて前記脚部に固定されたベース部(21)と、前記車体の左右方向に延びる軸線(Ax)の回りに回転可能な状態で前記ベース部に取り付けられ、前記ベース部に対する取り付け位置から一方向に延びる支持脚(22)と、前記支持脚に設けられて前記車体が前記立ち姿勢に保持される際に接地する足部(23)と、前記ベース部と前記支持脚との間に介在し、前記車体が前記立ち姿勢の場合に前記支持脚が斜め下向きとなる支持位置で前記支持脚の回転を阻止できるロック機構(24、64、80)と、を備え、前記ロック機構は、前記支持脚の回転方向に関して前記支持脚に対する相対移動が阻止された状態で前記支持脚に設けられ、かつ前記回転方向と異なる所定方向に関して前記ベース部に対する相対移動が可能なロック部材(30、65、81)と、前記ベース部に設けられるとともに、前記車体が前記立ち姿勢の場合に前記支持脚が前記支持位置から上向きに回転することが阻止されるように前記支持位置で前記ロック部材と突き当たり、かつ前記ベース部に対して前記ロック部材が前記所定方向に相対移動した際に前記支持脚の回転が許容されるように前記ロック部材と離間するロック壁(35、67)と、を有するものである。
このベビーカー用スタンド装置は、ロック機構が支持脚を支持位置でロックする際に支持脚に設けられたロック部材とベース部に設けられたロック壁とが突き当たるので斜め下向きの支持脚が上向きに回転することが阻止される。つまり、ロック部材がロック壁に突き当たることにより支持脚が機械的にロックされる。そして、ロック部材が所定方向に移動することによりロック部材がロック壁から離間するため支持脚のロックが解放される。従って、支持脚のロックの強さを十分に確保でき、しかも支持脚のロックの強さとロックを解放する操作性とが直接的に関連しない。そのため、操作性を損なうことなくベビーカーの立ち姿勢の保持性能を向上できる。
また、支持脚のロックが簡単に解放されることがないので、支持位置における支持脚の地面に対する傾き角を自由に設定できる。これにより、支持脚を必要以上に長くしなくても地面に対する傾き角を小さくできるので車体を立ち姿勢に保持する際に車輪の接地位置から足部の接地位置までの距離を十分に確保できる。従って、支持脚を必要以上に長くすることなく車体を立ち姿勢に安定的に保持できる。
本発明のベビーカー用スタンド装置の一態様において、前記ロック機構は、前記ロック部材が前記回転方向に関して前記支持脚に対する相対移動が阻止されかつ前記所定方向に関して前記支持脚に対する相対移動が許容された状態で前記支持脚に設けられることにより、前記ロック部材が前記所定方向に関して前記ベース部に対する相対移動が可能な状態とされるとともに、前記ロック部材と前記ロック壁とが突き当たった状態で前記支持脚に対して前記ロック部材が前記所定方向に相対移動することが制限されるように前記ロック部材を付勢する付勢手段(46、66)を更に有してもよい。この態様によれば、ロックを解放する際の操作力を付勢手段の設定を変えることにより調整可能である。
前記ロック機構は、前記ベース部及び前記支持脚のそれぞれに対して相対移動可能な解放操作部材(55、61)と、前記解放操作部材に設けられ、前記ベース部及び前記支持脚のそれぞれに対して相対移動するように前記解放操作部材を操作した場合に前記付勢手段の付勢力に抗して前記ロック部材が前記所定方向に前記支持脚に対して相対移動するように前記ロック部材を案内する案内手段(56、62)と、を更に有してもよい。この場合には、解放操作部材の操作によりロック部材を移動させてロックの解放を容易に行うことができるため操作性が向上する。
上記のような解放操作部材を設けた場合には、前記支持脚と前記解放操作部材とが前記軸線の方向に延びる共通の支持軸(26)を介して回転可能な状態で前記ベース部に取り付けられていてもよい。この場合は、解放操作部材を回転可能に支持する支持軸が支持脚の支持軸と共通であるので部品点数を削減できるとともに、ロック機構の小型化に貢献できる。
前記支持脚は内部空間(S2)を有した中空状に構成されており、前記ロック機構は、前記ロック部材を前記所定方向に移動可能な状態に支持し、かつ前記ロック部材を付勢できる状態で前記付勢手段が取り付けられた支持手段(32)を更に有し、前記支持手段は、前記付勢手段とともに前記支持脚の前記内部空間に収められてもよい。この場合には、支持脚の内部空間に支持手段と付勢手段とが収められることにより支持手段及び付勢手段のそれぞれが外部に露出することを防止できる。これにより、操作を行う使用者が支持手段及び付勢手段に触れることを避けることができるので安全性が高まるとともに見栄えも向上する。
前記ベース部は、前記脚部から離れる方向に互いに平行に延びていて、前記支持脚の端部を挟み込むようにして前記軸線の回りを回転可能に支持する一対の支持部材(25)と、前記一対の支持部材の各基端間に位置し、前記支持脚の前記端部と対向する壁部(27)と、を有し、前記支持脚の前記端部、前記一対の支持部材及び前記壁部にて規定される空間(S1)を埋めるスペーサ(28)が前記支持脚に設けられてもよい。この場合には、スペーサによって支持脚の端部、一対の支持部材及び壁部にて規定される空間を埋めることができるので、その空間が外部に露出することを回避できる。これにより支持脚の回転時における安全性が向上する。
前記ロック部材は、前記軸線の方向に前記支持脚から突出した状態で、かつ前記所定方向としての前記支持脚の長手方向に関して前記支持脚に対する相対移動が許容された状態で前記支持脚に設けられてもよい。この場合には、支持脚の幅方向にロック部材の可動スペースを確保する必要がないのでロック機構の小型化に貢献できる。
本発明のベビーカー用スタンド装置の一態様において、前記ロック部材が前記支持脚に対して相対移動不能に固定され、前記支持脚が前記軸線の回りに回転可能かつ前記所定方向に移動可能な状態で前記ベース部に取り付けられることにより、前記ロック部材が前記支持脚とともに前記所定方向に関して前記ベース部に対する相対移動が可能な状態とされてもよい。この態様によれば、支持脚を所定方向に動かすことによってロック部材をロック壁から離間させてロックを解放することができる。従って、ロックを解放するための操作部材を別途用意する必要がないので部品点数を削減できる。
この態様においては、支持脚が長手方向に移動することによってロックが解放される。従って、支持脚の幅方向にロック部材の可動スペースを確保する必要がないのでロック機構の小型化に貢献できる。
本発明のベビーカー用スタンド装置の一態様において、前記ロック機構は、前記使用状態で前記足部が接地しない姿勢に前記支持脚が保持されるように前記ロック部材に噛み合う第1保持部(36)と、前記折り畳み状態で前記足部が前記脚部に接近する姿勢に前記支持脚が保持されるように前記ロック部材に噛み合う第2保持部(37)と、を更に有してもよい。この態様によれば、車体が使用状態の際に支持脚が第1保持部にて保持されることにより足部が接地することを回避できるので、ベビーカーの使用時に支持脚が邪魔になることがない。また、第2保持部にて支持脚が保持されることにより折り畳み状態で支持脚が脚部に接近するため、折り畳まれたベビーカーを寝かせた姿勢にしたときに支持脚が邪魔になり難い。従って、自動車のトランク等の収納スペースへのベビーカーの収納が容易になる。
この態様においては、前記ベース部は前記軸線を中心とした円弧部(31)を有し、前記円弧部の外周には、前記ロック壁、前記第1保持部及び前記第2保持部がそれぞれ設けられてもよい。この場合は、ロック壁、第1保持部及び第2保持部が円弧部に集約されているためロック機構の小型化に貢献できる。
本発明のベビーカー用スタンド装置の一態様において、前記足部は、前記軸線の方向と同方向に延びていて前記支持脚の長さよりも長くてもよい。この態様によれば、支持脚の長さよりも長い足部が軸線の方向と同方向に延びているので、立ち姿勢に保持された車体の左右方向の安定性が向上する。この態様においては、前記支持脚と前記足部とは、一本の棒状部材がL字型に曲げられることにより構成されていてもよい。この場合は一本の棒状部材で支持脚及び足部が構成されるので、これらを別部品で構成する場合に比べて部品点数を削減できる。
以上説明したように、本発明のベビーカー用スタンド装置によれば、ロック部材がロック壁に突き当たることにより支持脚が機械的にロックされ、ロック部材が所定方向に移動することによりロック部材がロック壁から離間するため支持脚のロックが解放されるので、操作性を損なうことなくベビーカーの立ち姿勢の保持性能を向上できる。また、支持脚を必要以上に長くしなくても地面に対する傾き角を小さくできるので立ち姿勢に保持する際に車輪の接地位置から足部の接地位置までの距離を十分に確保できる。このため、立ち姿勢に保持する際の安定性を高めることができる。
本発明の一形態に係るベビーカー用スタンド装置が適用されたベビーカーを示した斜視図。 折り畳み状態の車体がスタンド装置にて立ち姿勢に保持された状態を示した斜視図。 折り畳み状態の車体が寝かされた姿勢で置かれた状態を示した斜視図。 図2の部分拡大図。 図4の矢印Vの方向から見た状態を示した図。 ロック機構の構造を説明する説明図。 ロックピンの支持等を行う支持ユニットの構造を示した図。 折り畳み状態の車体がスタンド装置にて立ち姿勢に保持された状態を模式的に示した図。 解放操作部材の他の形態を示した斜視図。 図9の形態とは異なる解放操作部材の他の形態を示した斜視図。 ロック機構の他の形態を模式的に示した図。 図11の形態とは異なるロック機構の他の形態を説明する説明図。
図1は本発明の一形態に係るベビーカー用スタンド装置が適用されたベビーカーを示した斜視図である。ベビーカー1は車体2を備えている。車体2は、前脚部3、後脚部4、、クロスフレーム5及び手押しフレーム6を主体として構成されたリンク機構を有している。そのリンク機構を構成するリンク部品をそれぞれの連結点の周りに回転させることにより、車体2は使用状態(図1の状態)と、折り畳み状態(図2及び図3の状態)との間で変形可能である。左右の前脚部3は連結部材7にて連結されている。左右の後脚部4についても不図示の連結部材にて連結されている。前脚部3の下端には前輪8が、後脚部4の下端には後輪9がそれぞれ取り付けられている。
前脚部3はその上端において手押しフレーム6と支持ピン10を介して回転可能に連結されている。後脚部4も同様にその上端において手押しフレーム6と支持ピン11を介して回転可能に連結されている。クロスフレーム5は中央部で互いに交差するように回転可能に連結された一対の連結部材12を有している。一対の連結部材12のそれぞれの両端部は、対角線上に位置する前脚部3及び後脚部4に回転可能に連結されている。手押しフレーム6は、車体2の左右に配置される一対のバックフレーム13と、各バックフレーム13の上端部にはハンドル部14が取り付けられている。ベビーカー1のシート部15はバックフレーム13等に支持されている。また、ベビーカー1にはシート部15の上方を覆うことができる折り畳み自在のサンシェード16が設けられている。各前輪8は共通の軸線の回りに回転可能な一対のタイヤ18を含んでいる。各後輪9も同様に共通の軸線の回りに回転可能なタイヤ19を含んでいる。
ベビーカー1には、折り畳み状態の車体2を後輪9が接地した状態で後脚部4が上向きの立ち姿勢に保持するためのスタンド装置20が設けられている。図2は折り畳み状態の車体2がスタンド装置20にて立ち姿勢に保持された状態を示した斜視図である。図3は折り畳み状態の車体2が寝かされた姿勢で置かれた状態を示した斜視図である。図4は図2の部分拡大図であり、図5は図4の矢印Vの方向から見た状態を示した図である。
スタンド装置20は、後輪9の近くに配置されて後脚部4に固定されたベース部21と、車体2の左右方向に延びる軸線Axの回りに回転可能な状態でベース部21に取り付けられた支持脚22と、支持脚22の先端部に設けられた足部23と、ベース部21と支持脚22との間に介在するロック機構24とを備えている。ベース部21はねじ止めされて後脚部4に固定されている。支持脚22はベース部21に対する取り付け位置から一方向に延びている。足部23は軸線Axの方向と同方向に延びていて支持脚22よりも長い。これにより、スタンド装置20が車体2を立ち姿勢に保持した際に車体2の左右方向の安定性が向上する。支持脚22及び足部23は中空の棒状部材である一本のパイプ材がL字型に曲げられることにより構成されている。そのため、支持脚22及び足部23を別部品で構成する場合に比べて部品点数を削減できる。
ベース部21は後脚部4から離れる方向に互いに平行に延び、かつ支持脚22の端部22aを挟み込む一対の支持部材25を備えている。一対の支持部材25と支持脚22の端部22aとは軸線Axの方向に延びる支持軸26にて貫かれた状態で互いに連結されている。これにより、支持脚22は一対の支持部材25によって軸線Axの回りを回転可能な状態で支持される。ベース部21には一対の支持部材25の各基端間に位置して支持脚22の端部22aと対向する壁部27が設けられている。支持脚22には、端部22a、一対の支持部材25及び壁部27にて規定される空間S1を埋めるスペーサ28が設けられている。このスペーサ28により空間S1が埋められることで、空間S1が外部に露出することを回避できるので、支持脚22の回転時における安全性が向上する。
ロック機構24は、支持脚22を図2及び図4に示したように車体2が立ち姿勢の場合に斜め下向きとなる支持位置でロックできるとともに、車体2の状態に合わせて支持位置とは異なる複数の位置に支持脚22を保持することができる。即ち、ロック機構24は、支持位置に加えて、車体2が使用状態の場合に適した第1保持位置(図1参照)及び車体2が折り畳み状態で自動車のトランク等の収納スペースに収納される場合に適した第2保持位置(図3参照)に支持脚22を保持できる。図1から明らかなように、車体が使用状態の際に支持脚22が第1保持位置に保持されて足部23が接地することが回避できるので、ベビーカー1の使用時に支持脚22が邪魔になることがない。また、図3から明らかなように、第2保持位置に保持されることにより折り畳み状態で支持脚22が後脚部4に接近するので、折り畳まれた車体2を寝かせた姿勢にしたときに支持脚22が邪魔になり難い。従って自動車のトランク等の収納スペースへのベビーカー1の収納が容易になる。
図6はロック機構24の構造を説明する説明図である。図4〜図6に示すように、ロック機構24は、ロック部材としてのロックピン30と、ロックピン30を上述した支持位置、第1保持位置及び第2保持位置のそれぞれの位置で拘束するための円弧部31とを備えている。ロックピン30は支持脚22を貫くように延びている。ロックピン30は支持脚22の回転方向に関する相対移動が阻止されかつその回転方向とは異なる支持脚22の長手方向に相対移動が許容された状態で支持脚22に設けられている。ロックピン30は円弧部31に近づく方向に付勢された状態で支持されており、その支持は支持脚22の内部空間に収められた支持手段としての支持ユニット32にて行われる。支持ユニット32の詳細は後述する。
円弧部31は一対の支持部材25の各先端部に設けられており、その外周が軸線Axを中心とした円弧状に形成されている。円弧部31の外周には、支持位置に対応するように形成されたロック壁35と、第1保持位置に対応するように形成された第1保持部としての第1保持溝36と、第2保持位置に対応するように形成された第2保持部としての第2保持溝37とがそれぞれ設けられている。そのため、ロック壁35、第1保持溝36及び第2保持溝37が円弧部31に集約されるのでロック機構24の小型化に貢献できる。
図5に示したように、ロック壁35は円弧部31の半径方向に延びている。このため、支持位置においてロック壁35がロックピン30と突き当たることにより、支持脚22は支持位置から上向きに(図5の上向き)に回転することが阻止される。ロックピン30がロック壁35に突き当たっている限り支持脚22にモーメントを与えてもロックピン30がロック壁35から外れない。つまりロック機構24はセルフロック状態に維持される。ロックピン31が図5の位置から支持脚22の長手方向に沿って円弧部31から離れる向きに移動してロック壁35から離間すると、支持脚22のロックが解放されて支持脚22の回転が許容される。
各保持溝36、37は円弧部31の中心側に後退した形状に形成されている。そのため、支持脚22が第1保持位置に移動した場合にはロックピン30が第1保持溝36に嵌り込むため支持脚22が第1保持位置に保持される。また、支持脚22が第2保持位置に移動した場合にはロックピン30が第2保持溝37に嵌り込むため支持脚22が第2保持位置に保持される。各保持溝36、37の両壁面はセルフロック状態とならない程度に傾斜している。そのため、各保持溝36、37にロックピン30が嵌り込んだ状態からある程度の力で支持脚22を回転させることにより各保持溝36、37からロックピン30を外してロックを解放することが可能である。
図7はロックピン30の支持等を行う支持ユニット32の構造を示している。支持ユニット32は図7の矢印で示すように支持脚22の内部空間S2に挿入される。支持脚22に挿入された支持ユニット32は後端部に形成された取り付け孔40と支持脚22の側面に形成された取り付け孔41とが一致した状態でこれらの取り付け孔40、41に不図示のリベットが挿入されることによって支持脚22に固定される。
支持ユニット32は、支持脚22の内径に適合する形状を持つ本体部43と、ロックピン30を保持しつつ本体部43に形成されたガイド44に沿ってスライド可能なスライダ45とを備えている。本体部43とスライダ45との間にはスライダ45を付勢する付勢手段としてのコイルスプリング46が圧縮状態で装着されている。
本体部43の先端には上述したスペーサ28が一体に形成されている。本体部43には、支持ユニット32が支持脚22に挿入された場合に支持脚22の端面が突き当たることにより支持ユニット32を所定位置に位置決めする位置決め部47が設けられている。支持脚22の端面が位置決め部47に突き当たった際には本体部43に形成された軸支持孔49と支持脚22に形成された軸支持孔50とが一致するように位置決め部47が形成されている。支持脚22がベース部21に取り付けられる際には各軸支持孔49、50に支持軸26が挿入される。
スライダ45は実線の位置から想像線の位置までの範囲内でスライド可能であり、その中央部にはロックピン30が挿入されるロックピン保持孔51が形成されている。ロックピン保持孔51は支持脚22に形成された長孔52と重なるようになっている。ロックピン保持孔51に挿入されたロックピン30は、支持ユニット32が支持脚22に装着された際に長孔52からその一部が軸線Axの方向に突出した状態となる(図6参照)。長孔52は支持脚22の長手方向に延びていてロックピン30の外径と略同一の幅を持っている。従って、スライダ45に保持されたロックピン30は支持脚22の長手方向に関して支持脚22に対する相対移動が許容されるとともに、支持脚22の回転方向(幅方向)に関して支持脚22に対する相対移動が阻止される。
このように、ロックピン30を支持する支持ユニット32はコイルスプリング46とともに支持脚22の内部空間S2に収められているため、これらが外部に露出することを防止できる。これにより、使用者が支持ユニット32やコイルスプリング46に触れることを避けることができるので安全性が高まるとともに見栄えも向上する。また、ロックピン30は軸線Axの方向に支持脚22から突出した状態でかつ支持脚22の長手方向に関して支持脚22に対する相対移動が許容された状態で支持脚22に設けられている。このため、支持脚22の幅方向にロックピン30の可動スペースを確保する必要がないのでロック機構24の小型化に貢献できる。
図4〜図6に示すように、ロック機構24には支持位置における支持脚22のロックを解放する操作を行うための解放操作部材55が設けられている。解放操作部材55は支持軸26を介して回転可能な状態で円弧部31を覆うようにしてベース部21に取り付けられている。従って、支持軸26が支持脚22及び解放操作部材55にて共用されるため、部品点数を削減できるとともにロック機構24の小型化に貢献できる。
解放操作部材55にはロックピン30を案内する案内手段としての長孔56が形成されている。この長孔56は図6に示すように支持脚22に形成された長孔52に対して斜め下向きに傾いている。従って、解放操作部材55を図6の矢印で示した上向きに回転させると、ロックピン30は長孔56に沿って案内されながらコイルスプリング46の弾性力に抗してベース部21から離れる方向に移動する。これにより、ロックピン30がロック壁35から離間してロックが解放される。
図5に示すように、解放操作部材55には軸線Axからオフセットされた位置に操作部58が設けられている。操作部58は車体2が折り畳み状態から使用状態へ変化する際にクロスフレーム5の端部が突き当たった状態で解放操作部材55が上向きに回転するようにクロスフレーム5の端部に隣接している(図1も参照)。従って、折り畳み状態の車体2がスタンド装置20にて立ち姿勢に保持されている状態から車体2を使用状態へ変化させると、クロスフレーム5の動きに連動して解放操作部材55が上向きに回転してロックが解放される。図示を省略したが、解放操作部材55にはロックが解放されるまで回転した場合に支持脚22の側部に突き当たる当接部が設けられている。解放操作部材55はロックが解放されてから更に上向きに回転するとその当接部によって支持脚22を上向きに回転させることができる。そのため、ロック機構24は、車体2が折り畳み状態から使用状態へ変化する過程で、ロックが解放した後に支持脚22が更に回転して第1保持溝36にロックピン30を嵌り込ませて支持脚22を第1保持位置に保持させることができる。これにより、車体2を折り畳み状態から使用状態へ変化させる際に、解放操作部材55を手動で操作することなく自動的に支持脚22を支持位置から第1保持位置へ変更することが可能である。
以上説明したように、スタンド装置20によれば、ロック機構24のロックピン30がロック壁35に突き当たることにより支持脚22が機械的にロックされる。そして、ロックピン30がコイルスプリング46に逆らって支持脚22の長手方向に移動することによりロックピン30がロック壁35から離間するため支持脚22のロックが解放される。従って、支持脚22のロックの強さを十分に確保でき、しかも支持脚22のロックの強さとロックを解放する操作性とが直接的に関連しないため、操作性を損なうことなくベビーカー1の立ち姿勢の保持性能を向上できる。
また、スタンド装置20は支持脚22のロックが簡単に解放されることがないので、図8に示すように、支持位置における支持脚22の地面Gに対する傾き角αを自由に設定できる。これにより、支持脚22を必要以上に長くしなくても地面Gに対する傾き角αを小さくできるので車体2を立ち姿勢に保持する際に後輪9の接地位置Xaから足部23の接地位置Xbまでの距離Dを十分に確保できる。従って、支持脚22を必要以上に長くすることなく車体2を立ち姿勢に安定的に保持できる。
以上の形態においては、後輪9が本発明に係る車輪に、後脚部4が本発明に係る脚部にそれぞれ相当する。但し、本発明は以上の形態に限定されず種々の形態にて実施できる。本発明に係るスタンド装置を適用できるベビーカーは、折り畳み状態の車体を立ち姿勢にした場合に前輪又は後輪のいずれか一方が接地するものであればよく、必ずしも後輪が接地するものでなくてもよい。
ロック機構は上記形態のものに限定されない。ロック機構に設けられた解放操作部材としては、例えば図9又は図10に示した形態で実施することもできる。図9は解放操作部材の他の形態を示した斜視図である。図9の形態は支持脚22に設けられたロックピン30の両端部に解放操作部材60が取り付けられたものである。解放操作部材60はロックピン30と一体であるため、解放操作部材60を図9の矢印で示した支持脚22の長手方向に操作することによってロックピン30が長手方向に移動するためロックを解除することができる。図9の解放操作部材60はロックピン30と一体に形成することも可能であり、ロック機構の小型化に貢献できる。
図10は図9の形態とは異なる解放操作部材の他の形態を示した斜視図である。図10の形態は、支持脚22の中心線CLの回りを回転可能な状態で支持脚22の外周に装着されたパイプ状の解放操作部材61を有している。解放操作部61には、これを図10の矢印方向に回転させた場合にロックピン30を支持脚22の長手方向下向きに移動させることができるように螺旋状に延びる案内手段としての螺旋孔62が設けられている。なお、螺旋孔62は、実際にはロックピン30の両端部に一つずつ設けられているが、図示の都合上、手前側の一つのみが示されている。解放操作部材61にはその長手方向に延びる複数の突出部63が周方向に略等間隔で並べられて滑り止めとして設けられている。図10の形態によれば、パイプ状の解放操作部材61を支持脚の中心線CLの回りに回転させることによりロックの解放が可能となるので他の形態と比較してスペース効率に優れている。
なお、本発明を実施する際には解放操作部材は必ずしも必要でない。従って、上記各形態に係る解放操作部材を省いた形態で本発明を実施することも可能である。また、ロック部材としては軸状のロックピンであることは必須ではなくロック部材の形状は任意である。ロック部材の移動方向が支持脚の長手方向に設定されていることは一例に過ぎない。例えば、図11に示したように、支持脚22の回転中心である軸線Axの方向に関して支持脚22に対する相対移動が許容されたロック部材65と、ロック部材65を付勢する付勢手段としてのコイルスプリング66とを有するロック機構64を備えた形態としてスタンド装置を実施することもできる。なお、図11の形態の場合には、ロック部材65の移動経路内の所定の位置に、例えばベース部21の所定位置にロック壁67が設けられていればよい。
ロック部材が支持脚に対して相対移動可能な状態で設けられることは一例にすぎない。例えば、ロック部材が支持脚に対して相対移動不能に固定される形態として本発明を実施することもできる。図12は図11の形態とは異なるロック機構の他の形態を説明する説明図である。図12のロック機構80は、ロック部材としてのロックピン81が支持脚22に対して相対移動不能に固定されるとともに、支持脚22が軸線Axの回りに回転可能かつその長手方向に移動可能な状態でベース部21に取り付けられている。支持脚22には、支持軸26が挿入可能な幅を持ちかつ長手方向に延びる長孔82が形成されている。その長孔82に支持軸26が挿入されてその支持軸26がベース部21に固定されることにより、支持脚22が軸線Axの回りに回転可能かつ長手方向に移動可能な状態でベース部21に取り付けられる。これにより、ロックピン81が所定方向である長手方向に関してベース部21に対する相対移動が可能な状態とされる。従って、支持脚22を図12の矢印で示した長手方向に直接動かすことにより、ロック機構80のロックを解除することができる。ロック機構80には、車体を立ち姿勢に保持している限り、図示の支持位置でロックピン81とロック壁35とが突き当たった状態に保持させる力が地面からの反力として加えられる。そのため、ロック機構80に対して上述した付勢手段を敢えて設けなくてもロック機構としての機能は達成できる。従って、ロック機構80は、構造の複雑化を回避できるとともに部品点数の削減に貢献できる。
1 ベビーカー
2 車体
4 後脚部(脚部)
9 後輪(車輪)
20 スタンド装置
21 ベース部
22 支持脚
23 足部
24 ロック機構
25 支持部材
26 支持軸
27 壁部
28 スペーサ
30 ロックピン(ロック部材)
31 円弧部
32 支持ユニット(支持手段)
35 ロック壁
36 第1保持溝(第1保持部)
37 第2保持溝(第2保持部)
46 コイルスプリング(付勢手段)
55 解放操作部材
56 長孔(案内手段)
60 解放操作部材
61 解放操作部材
62 螺旋孔(案内手段)
64 ロック機構
65 ロック部材
66 コイルスプリング(付勢手段)
67 ロック壁
80 ロック機構
81 ロックピン(ロック部材)
Ax 軸線
CL 中心線
S1 空間
S2 内部空間

Claims (13)

  1. 車輪が取り付けられた脚部を含む車体を使用状態と折り畳み状態との間で変形可能なベビーカーに適用され、前記折り畳み状態の前記車体を前記車輪が接地した状態で前記脚部が上向きの立ち姿勢に保持できるベビーカー用スタンド装置において、
    前記車輪の近くに配置されて前記脚部に固定されたベース部と、前記車体の左右方向に延びる軸線の回りに回転可能な状態で前記ベース部に取り付けられ、前記ベース部に対する取り付け位置から一方向に延びる支持脚と、前記支持脚に設けられて前記車体が前記立ち姿勢に保持される際に接地する足部と、前記ベース部と前記支持脚との間に介在し、前記車体が前記立ち姿勢の場合に前記支持脚が斜め下向きとなる支持位置で前記支持脚の回転を阻止できるロック機構と、を備え、
    前記ロック機構は、前記支持脚の回転方向に関して前記支持脚に対する相対移動が阻止された状態で前記支持脚に設けられ、かつ前記回転方向と異なる所定方向に関して前記ベース部に対する相対移動が可能なロック部材と、前記ベース部に設けられるとともに、前記車体が前記立ち姿勢の場合に前記支持脚が前記支持位置から上向きに回転することが阻止されるように前記支持位置で前記ロック部材と突き当たり、かつ前記ベース部に対して前記ロック部材が前記所定方向に相対移動した際に前記支持脚の回転が許容されるように前記ロック部材と離間するロック壁と、を有するベビーカー用スタンド装置。
  2. 前記ロック機構は、前記ロック部材が前記回転方向に関して前記支持脚に対する相対移動が阻止されかつ前記所定方向に関して前記支持脚に対する相対移動が許容された状態で前記支持脚に設けられることにより、前記ロック部材が前記所定方向に関して前記ベース部に対する相対移動が可能な状態とされるとともに、前記ロック部材と前記ロック壁とが突き当たった状態で前記支持脚に対して前記ロック部材が前記所定方向に相対移動することが制限されるように前記ロック部材を付勢する付勢手段を更に有する請求項1に記載のベビーカー用スタンド装置。
  3. 前記ロック機構は、前記ベース部及び前記支持脚のそれぞれに対して相対移動可能な解放操作部材と、前記解放操作部材に設けられ、前記ベース部及び前記支持脚のそれぞれに対して相対移動するように前記解放操作部材を操作した場合に前記付勢手段の付勢力に抗して前記ロック部材が前記所定方向に前記支持脚に対して相対移動するように前記ロック部材を案内する案内手段と、を更に有する請求項2に記載のベビーカー用スタンド装置。
  4. 前記支持脚と前記解放操作部材とが前記軸線の方向に延びる共通の支持軸を介して回転可能な状態で前記ベース部に取り付けられている請求項3に記載のベビーカー用スタンド装置。
  5. 前記支持脚は内部空間を有した中空状に構成されており、
    前記ロック機構は、前記ロック部材を前記所定方向に移動可能な状態に支持し、かつ前記ロック部材を付勢できる状態で前記付勢手段が取り付けられた支持手段を更に有し、前記支持手段は、前記付勢手段とともに前記支持脚の前記内部空間に収められている請求項2に記載のベビーカー用スタンド装置。
  6. 前記ベース部は、前記脚部から離れる方向に互いに平行に延びていて、前記支持脚の端部を挟み込むようにして前記軸線の回りを回転可能に支持する一対の支持部材と、前記一対の支持部材の各基端間に位置し、前記支持脚の前記端部と対向する壁部と、を有し、
    前記支持脚の前記端部、前記一対の支持部材及び前記壁部にて規定される空間を埋めるスペーサが前記支持脚に設けられている請求項2に記載のベビーカー用スタンド装置。
  7. 前記ロック部材は、前記軸線の方向に前記支持脚から突出した状態で、かつ前記所定方向としての前記支持脚の長手方向に関して前記支持脚に対する相対移動が許容された状態で前記支持脚に設けられている請求項2〜6のいずれか一項に記載のベビーカー用スタンド装置。
  8. 前記ロック機構は、前記ロック部材が前記支持脚に対して相対移動不能に固定され、前記支持脚が前記軸線の回りに回転可能かつ前記所定方向に移動可能な状態で前記ベース部に取り付けられることにより、前記ロック部材が前記支持脚とともに前記所定方向に関して前記ベース部に対する相対移動が可能な状態とされている請求項1に記載のベビーカー用スタンド装置。
  9. 前記支持脚が前記軸線の回りに回転可能かつ前記所定方向としての前記支持脚の長手方向に移動可能な状態で前記ベース部に取り付けられている請求項8に記載のベビーカー用スタンド装置。
  10. 前記ロック機構は、前記使用状態で前記足部が接地しない姿勢に前記支持脚が保持されるように前記ロック部材に噛み合う第1保持部と、前記折り畳み状態で前記足部が前記脚部に接近する姿勢に前記支持脚が保持されるように前記ロック部材に噛み合う第2保持部と、を更に有する請求項1に記載のベビーカー用スタンド装置。
  11. 前記ベース部は前記軸線を中心とした円弧部を有し、前記円弧部の外周には、前記ロック壁、前記第1保持部及び前記第2保持部がそれぞれ設けられている請求項10に記載のベビーカー用スタンド装置。
  12. 前記足部は、前記軸線の方向と同方向に延びていて前記支持脚の長さよりも長い請求項1に記載のベビーカー用スタンド装置。
  13. 前記支持脚と前記足部とは、一本の棒状部材がL字型に曲げられることにより構成されている請求項12に記載のベビーカー用スタンド装置。
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