JP4994926B2 - ベビーカー - Google Patents

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Description

本発明は、ハンドルが前方に傾いた位置と後方に傾いた位置との間を揺動可能であるベビーカーに係り、とりわけ、前脚または後脚に設けられた車輪が、ハンドルの位置に応じて自動的に、ベビーカーの前後方向に対して旋回可能または旋回不可能な状態に切り換えられるベビーカーに関する。
従来、乳幼児が進行方向の前方を向くようにして乳幼児を乗車させるベビーカーが公知である。さらに、昨今においては、側面視において垂直軸よりも前方に傾斜する第1位置(対面押し位置)と、垂直軸よりも後方に傾斜する第2位置(背面押し位置)と、の間を揺動可能なハンドルを備えたベビーカーも広く普及している。このようなベビーカーにおいてハンドルが第2位置にある場合、操作者(保護者)は、乳幼児の背面側からハンドルを把持し、乳幼児が進行方向の前方を向くようにしてベビーカーを押し進ませることができる。一方、ハンドルが第1位置にある場合、操作者は、乳幼児に対面する前脚側の位置からハンドルを把持し、後脚側が進行方向の前方となるようにしてベビーカーを押し進ませることができる。
ところで、ベビーカーの操作性を考慮すると、進行方向の前方側の脚に取り付けられた車輪が前後方向に対して旋回可能であり、進行方向の後方側の脚に取り付けられた車輪が前後方向に対して旋回不可能であることが好ましい。そして、特許文献1には、前脚および後脚に設けられた車輪が、ハンドルの位置に応じて自動的に、前後方向に対して旋回可能または旋回不可能な状態に切り換えられるようになっているベビーカーが開示されている。
特開2002−284015号公報
特許文献1に開示されたベビーカーにおいて、摺動部材(ロック切り換え部材)が前脚に摺動可能に設けられている。そして、摺動部材は、第1位置(対面押し位置)へ揺動するハンドルによって押圧されて摺動し、これにより、車輪を旋回可能な状態または旋回不可能な状態に切り換えるようになっている。
しかしながら、前脚の傾斜角度やハンドルの揺動範囲は、乗り心地や操作性等を考慮し、ベビーカーのその他の構成と関連させて設定される。そして一般に、ハンドルの揺動中心は摺動部材が設けられた前脚の近傍には配置されていない。すなわち、摺動部材は、ハンドルの揺動中心から遠く離れた位置に配置される。このため、例えばハンドルの揺動時における遊びが大きい場合には、ハンドルによる摺動部材の操作を安定して確実に行うことができないこともある。
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、ハンドルの位置に応じた車輪の状態の切り換え操作をより安定して確実に行うことができるベビーカーを提供することを目的とする。
本発明によるベビーカーは、前脚および後脚を有するフレーム部と、前記フレーム部に揺動可能に連結されたハンドルと、前記前脚および前記後脚のうちの少なくとも一方に設けられたキャスター機構であって、車輪と、前記車輪を回転可能かつ旋回可能に保持する車輪ホルダと、前記車輪の旋回を規制するロック位置と前記車輪の旋回を可能にするロック解除位置との間を移動可能なロック手段と、を有するキャスター機構と、前記ハンドルに設けられた切り換え部材であって、前記ハンドルの揺動にともない前記ハンドルの揺動中心を中心として動作可能な切り換え部材を有するスイッチ機構と、前記スイッチ機構と前記キャスター機構との間に設けられ、前記スイッチ機構の動作を前記ロック手段に伝達して、前記ロック手段を前記ロック解除位置から前記ロック位置へ或いは前記ロック位置から前記ロック解除位置へ移動させる伝達手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によるベビーカーにおいて、前記切り換え部材は、前記ハンドルの前記揺動中心上に設けられ、前記ハンドルの揺動にともなって前記ハンドルの揺動中心を中心に回動可能であるようにしてもよい。あるいは、本発明によるベビーカーにおいて、前記切り換え部材は、前記ハンドルの前記揺動中心の近傍に配置され、前記ハンドルの揺動にともなって前記ハンドルの揺動中心を中心として移動可能であるようにしてもよい。
また、本発明によるベビーカーにおいて、前記スイッチ機構は、前記後脚に設けられ前記後脚に対して摺動可能な摺動部材をさらに有し、前記切り換え部材は、前記ハンドルの揺動にともなって動作する際に前記摺動部材に当接して前記摺動部材を前記後脚に沿って摺動させる当接面を含むようにしてもよい。このようなベビーカーにおいて、ハンドルの揺動中心は後脚の近傍に配置されていることが好ましい。また、このようなベビーカーにおいて、前記伝達手段は、前記スイッチ機構の前記摺動部材および前記キャスター機構の前記ロック手段に両端をそれぞれ取り付けられたワイヤを有するようにしてもよい。この場合、前記前脚の下端に前脚用の前記キャスター機構が設けられ、前記ワイヤは、前記フレーム部の前記後脚内を当該後脚の上端まで延び、さらに、前記前脚の上端から前記前脚内を通過して前記キャスター機構まで延びているようにしてもよい。
あるいは、本発明によるベビーカーにおいて、前記伝達手段は、前記スイッチ機構の前記切り換え部材および前記キャスター機構の前記ロック手段に両端をそれぞれ取り付けられたワイヤを有するようにしてもよい。
あるいは、本発明によるベビーカーにおいて、前記切り換え部材は、前記ハンドルの前記揺動中心上に設けられ、前記ハンドルの揺動にともなって前記ハンドルの揺動中心を中心として回動可能である板状部材であり、前記伝達手段は、前記スイッチ機構の前記切り換え部材および前記キャスター機構の前記ロック手段に両端をそれぞれ取り付けられたワイヤを有し、前記ハンドルの揺動中心は後脚の近傍に配置され、前記伝達手段は前記後脚に保持されて前記スイッチ機構の前記切り換え部材まで延びるようにしてもよい。
さらに、本発明によるベビーカーにおいて、前記伝達手段は、前記フレーム部に保持されたチューブ状部材をさらに有し、前記ワイヤは、前記チューブ状部材に対して摺動可能に前記チューブ状部材内を挿通しているようにしてもよい。
さらに、本発明によるベビーカーにおいて、前記伝達手段は、前記フレーム部の前脚の外面上または後脚の外面上に保持されているようにしてもよい。あるいは、本発明によるベビーカーにおいて、前記ワイヤは、前記フレーム部の前脚内または後脚内を延びているようにしてもよい。
さらに、本発明によるベビーカーにおいて、前記前脚の下端に前脚用の前記キャスター機構が設けられるとともに、前記後脚の下端に後脚用の前記キャスター機構が設けられ、前記前脚用のキャスター機構と前記スイッチ機構との間に第1の前記伝達手段が設けられるとともに、前記後脚用のキャスター機構と前記スイッチ機構との間に第2の前記伝達手段が設けられているようにしてもよい。このようなベビーカーにおいて、前記ハンドルがベビーカーの後方へ揺動した場合に、前記前脚用のキャスター機構の前記車輪の旋回が可能になるとともに前記後脚用のキャスター機構の前記車輪の旋回が規制され、前記ハンドルがベビーカーの前方へ揺動した場合に、前記前脚用のキャスター機構の前記車輪の旋回が規制されるとともに前記後脚用のキャスター機構の前記車輪の旋回が可能になるようにしてもよい。
本発明によるベビーカーによれば、ハンドルの位置に応じた車輪の状態の切り換え操作をより安定して確実に行うことができる。
発明を実施するための形態
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1乃至図11は本発明によるベビーカーの一実施の形態を説明するための図である。このうち、図1乃至図3には、ベビーカーの全体構成が示されている。図1乃至図3に示すように、本実施の形態におけるベビーカー10は、前脚22および後脚24を有するフレーム部20と、フレーム部20に揺動可能に連結されたハンドル50と、を備えている。また、フレーム部20の前脚22の下端には、前輪61を有する前脚用のキャスター機構60が設けられるとともに、フレーム部20の後脚24の下端には、後輪81を有する後脚用のキャスター機構80が設けられている。
なお、本実施の形態において、ベビーカー10は、広く普及しているように(例えば、特開2006−117012号公報)、折り畳み可能に構成されている。また、本実施の形態のベビーカー10においては、ハンドル50をフレーム部20に対して揺動させることにより、操作者(保護者)が乳幼児の背面側からハンドル50を把持してベビーカー10を操縦し、乳幼児が進行方向の前方を向くようにしてベビーカー10を走行させること、並びに、操作者が乳幼児に対面する前脚側の位置からハンドル50を把持してベビーカー10を操縦し、ベビーカー10の後脚側が進行方向の前方となるようにしてベビーカー10を走行させること、の両方が可能となっている。
ここで、本明細書中において、ベビーカーに対する「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」の用語は、特に指示がない場合、展開状態にあるベビーカー10に乗車した乳幼児を基準とした「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」を意味する。さらに詳しくは、ベビーカー10の「前後方向」とはベビーカーの進行方向に相当する。したがって、「前後方向」とは、図1における紙面の左下と右上とを結ぶ方向であって、図2および図3における紙面の左右の方向である。そして、特に指示がない限り、「前」とは、乗車した乳幼児が向く側であり、図1における紙面の左下側並びに図2および図3における紙面の左側がベビーカー10の前側となる。一方、ベビーカー10の「上下方向」とは前後方向に直交するとともに接地面に直交する方向である。したがって、接地面が水平面である場合、「上下方向」とは垂直方向をさす。また、「横方向」とは幅方向であって、「前後方向」および「上下方向」のいずれにも直交する方向である。
まず、ベビーカーの全体構成として、フレーム部20およびハンドル50について説明する。図1に示すように、本実施の形態におけるベビーカー10は、全体的に、前後方向に沿った横方向中心線を中心として概ね対称な構成となっている。図1乃至図3に示すように、本実施の形態におけるフレーム部20は、それぞれ左右に配置された一対の前脚22と、それぞれ左右に配置された一対の後脚24と、それぞれ左右に配置された一対のアームレスト28と、それぞれ左右に配置された一対の連結杆26と、を有している。
前脚22、後脚24、および連結杆26は、例えば、アルミニウム合金製のパイプから形成され得る。一方、アームレスト28は例えば樹脂から形成され得る。前脚22の上方端部は、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト28の前方部分に回動可能(揺動可能)に連結されている。同様に、後脚24の上方端部が、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト28の前方部分に回動可能(揺動可能)に連結されている。また、連結杆26の上方部分が、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト28の後方部分に回動可能(揺動可能)に連結されている。
フレーム部20は、左前脚22と左連結杆26とを連結する左側方連結部材32、および、右前脚22と右連結杆26とを連結する右側方連結部材32をさらに有している。各側方連結部材32は、その前方部分を前脚22の中間部分に回動可能に連結され、その後方部分を連結杆26の下方部分に回動可能に連結されている。側方連結部材32は、例えば、アルミニウム合金製の板材から形成され得る。また、フレーム部20は、左後脚24と左連結杆26とを連結する左ブラケット34、および、右後脚24と右連結杆26とを連結する右ブラケット34と、をさらに有している。各ブラケット34は、その一部分において後脚24の中間部分に回動可能(揺動可能)に連結され、他の部分において連結杆26の下方部分に回動可能に連結されている。
さらに、本実施の形態におけるベビーカー10は、横方向に延びる構成要素として、一対の前脚22間を連結する前側上部連結ステー36およびフットレス38と、一対の後脚24間を連結する後側上部連結ステー40と、を有している。また、一対のアームレスト28間に屈曲可能なガードアーム42が取り外し可能に設けられている。
このような構成からなるフレーム部20に対し、ハンドル50が揺動可能に連結されている。図1に示すように、本実施の形態において、ハンドル50は、互いに略平行に延びる略直線状の一対の直線部51aと、一対の直線部51a間を連結する中間部51bと、を含み、全体として略U字状の形状を有している。ハンドル50は、U字の両端部を対応する側のブラケット34に回動可能(揺動可能)に連結されている。なお、ハンドル50のブラケット34に対する回動軸線は、ブラケット34と連結杆26との回動軸線、および、連結杆26と側方連結部材32との回動軸線と一致している。このような構成により、図2および図3に示すように、ハンドル50が、フレーム部20に対して揺動し、ハンドル50の直線部51aはアームレスト28の側方をアームレスト28に沿って移動するようになる。
ハンドル50は、アームレスト28の側方を移動可能な一対の直線部51aに摺動部材55をそれぞれ有している。各摺動部材55は、直線部51aに沿って直線部51aに対して摺動可能となっている。さらに、ハンドル50は、摺動部材55の摺動を遠隔操作する遠隔操作装置53を中間部51bに有している。一方、図2および図3に示すように、各アームレスト28には、係合部材55と係合してハンドル50の回動を規制する一対の係合突起(係合突起、図1においては省略)30a,30bが設けられている。なお、遠隔操作装置53を操作して係合部材55を上方に摺動させることにより、係合部材55と係合突起30a,30bとの係合を解除することができる。
前方に設けられた係合突起30aと係合部材55とが係合し互いに係止されることにより、図3に示すように、ハンドル50が第1位置(対面押し位置)P1に固定される。ハンドル50が第1位置P1に固定された場合、ハンドル50は、側面視において垂直軸に沿うようにして回動軸線上に倒立した位置(図3における一点鎖線の位置)からベビーカー10の前方に傾いた状態(前脚側に傾斜した状態)となり、後脚24と略平行に延びる。そして、操作者は、乳幼児に対面するベビーカー10の前脚側の位置からハンドル50を把持し、ベビーカー10を押し進めることができる。このとき、ベビーカー10の後脚側が、進行方向前方となる。
一方、後方に設けられた係合突起30bと係合部材55とが係合し互いに係止されることにより、図2に示すように、ハンドル50が第2位置(背面押し位置)P2に固定される。ハンドル50が第2位置P2に固定された場合、ハンドル50は、側面視において垂直軸に沿うようにして回動軸線上に倒立した位置(図2における一点鎖線の位置)からベビーカー10の後方に傾いた状態(後脚側に傾斜した状態)となり、連結杆26と略平行に延びる。そして、操作者は、乳幼児の背面側となるベビーカー10の後脚側の位置からハンドル50を把持し、乳幼児が進行方向の前方を向くようにしてベビーカー10を押し進ませることができる。このとき、ベビーカー10の前脚側が、進行方向前方となる。
なお、以上のような全体構成を有したベビーカー10は、各構成部材を互いに回動させることにより、折り畳むことができる。具体的には、第2位置P2に配置されたハンドル50をいったん後上方に引き上げ、その後、下方に押し下げることによって、ブラケット34を後脚24に対し図2において時計回り方向に回動させる。この操作にともなって、アームレスト28および側方連結部材32は連結杆26に対し図2において時計回り方向に回動する。このような操作により、側面視において手押し杆20と前脚22とが略平行に配置されるとともに、手押し杆20の配置位置が下げられるようになる。以上のようにして、ベビーカー10を折り畳むことができ、ベビーカーの前後方向および上下方向に沿った寸法を小型化することができる。一方、ベビーカー10を折り畳み状態から展開するには、上述した折り畳み操作と逆の手順を踏めばよい。
次に、主に図4乃至図7を参照しながら、前脚用のキャスター機構60について説明する。上述したように、一対の前脚22の下端には、前脚用キャスター機構60がそれぞれ設けられている。二つの前脚用キャスター機構60は互いに同一に構成されている。図4乃至図6に示すように、キャスター機構60は、前輪(車輪)61と、前輪61を回転可能かつベビーカー10の前後方向に対して旋回可能に保持する車輪ホルダ62と、車輪ホルダ62に設けられ、車輪61の旋回を規制するロック位置P11と車輪61の旋回を可能にするロック解除位置P12との間を移動可能なロック手段75と、を有している。図5および図6に示すように、車輪ホルダ62は、前脚22に固定された基部63と、ピン63aを介して基部63に固定されたシャフト66と、シャフト66へ連結された保持部67と、を有している。
保持部67は、ベアリング70を介してシャフト66に連結された第1部材68と、ピン72aを介して第1部材68に連結された第2部材72と、を有している。シャフト66は、ベビーカー10の接地面に略直交して延びている。第1部材68は、シャフト66の長手方向軸線を中心として、ベアリング70を介しシャフト66に対して回転可能となっている。第2部材72は回転軸73を保持し、回転軸73の両端部にはそれぞれ前輪61が保持されている。すなわち、第2部材72は、その両側に配置された車輪61を回転可能に保持している。また、第1部材68がシャフト66に対して回転することにより、車輪61がベビーカー10の前後方向に対して旋回することができる。なお、図4乃至図6において、一方の前輪61は省略されている。
ところで、回転軸73は、ベビーカー10の前後方向に沿ってシャフト66の軸線からずれた位置において横方向に延びている。したがって、ベビーカー10を走行させる場合、シャフト66の軸線が回転軸73よりも進行方向の前方に配置されるように、前輪61がベビーカー10の前後方向に対して旋回する。ここで図5は、ベビーカー10が前脚側を進行方向前方として走行する場合のキャスター機構60を示しており、図6は、ベビーカー10が後脚側を進行方向前方として走行する場合のキャスター機構60を示している。
また、図4乃至図6に示すように、第1部材68および第2部材72の間には、例えばゴム等からなる弾性体71が設けられている。弾性体71は、ベビーカー10が走行する路面の凹凸を吸収し、ベビーカー10の安定性および乗り心地を改善する。また、第2部材72にはピン74aを介して揺動可能に制動部材74が設けられている。制動部材74は、第2部材72に対して揺動し、車輪61に接触し車輪61の回転を停止させる。すなわち、制動部材74は、ベビーカー10のブレーキとして機能する。
図5および図6に示すように、基部63には、ロック手段としてのロック部材75が設けられている。ロック部材75は、ピン76を介し、その一方の端部75aを基部63に連結されている。ロック部材75は、ピン76を中心として、基部63に対して揺動可能となっており、図5および図6に示すように、保持部67と係合するロック位置P11と保持部67に係合していないロック解除位置P12との間を移動する。また、ロック部材75は、詳しくは後述するように、第1の伝達手段120を介し、スイッチ機構100の摺動部材110と接続されている。第1の伝達手段120は、筒状からなる前脚22の外面上および筒状からなる後脚24の外面上を経て、スイッチ機構100まで延びている(図10および図11参照)。後述するように、ロック部材75のロック位置P11とロック解除位置P12との切り換えは、この第1の伝達手段120を介し、スイッチ機構100により操作される。
図6および図7によく示されているように、第1部材68のロック部材75と係合する部分は円筒状に形成されている。そして、図7に示すように、円筒外周面69aの一部分に、ロック部材75が嵌り込む凹部69bが形成されている。上述したロック部材75のロック位置P11とは、ロック部材75がこの凹部69b内に入り込み、シャフト66に対する第1部材68の回転が規制される位置のことである。
このような構成においては、ロック部材75がロック位置P11に配置されると、前輪61のベビーカー10の前後方向に対する旋回運動が規制されるようになる。以下において、このように車輪の旋回運動が規制された状態を、単にロック状態とも呼ぶ。なお、図6に示すように、ロック部材75が第1部材68の凹部69b内に嵌り込んだ場合、回転軸73が横方向に延びて前輪61がベビーカー10の前後方向に沿い、且つ、シャフト66の軸線が回転軸73よりもベビーカー10の後脚側に配置されるようになる。一方、ロック部材75がロック解除位置P12に配置されると、第1部材72がシャフト66に対して回転可能となり、前輪61の前後方向に対する旋回運動の規制が解除される。
また、ロック部材75は、図示しないトーションバネにより、ロック解除位置P12からロック位置P11に向けて付勢されている。したがって、第1の伝達手段120が弛んでいれば、ロック部材75は、円筒外周面69aに当接した状態あるいは凹部69b内に入り込んだ状態となる。
次に、主に図8および図9を参照しながら、一対の後脚24の下端にそれぞれ設けられた後脚用のキャスター機構80について説明する。二つのキャスター機構80は互いに同一に構成されている。また、後脚用のキャスター機構80は前脚用のキャスター機構60と略同一に構成されている。すなわち、図8および図9に示すように、キャスター機構60は、後輪(車輪)81と、後輪81を回転可能かつ前後方向に対して旋回可能に保持する車輪ホルダ82と、車輪ホルダ82に設けられ、車輪81の旋回を規制するロック位置P21と車輪81の旋回を可能にするロック解除位置P22との間を移動可能なロック手段95と、を有している。図9に示すように、車輪ホルダ82は、後脚24に固定された基部83と、ピン83aを介して基部83に固定されたシャフト86と、シャフト86へ連結された保持部87と、を有している。
図9に示すように、保持部87は、ベアリング90を介してシャフト86に連結された第1部材88と、ピン92aを介して第1部材88に連結された第2部材92と、を有している。シャフト86は、ベビーカー10の接地面に略直交して延びている。第2部材92は、回転軸93を介し、一対の車輪81を回転可能に保持している。また、第1部材88がシャフト86に対して回転することにより、車輪81がベビーカー10の前後方向に対して旋回することができる。なお、図8および図9において、一方の後輪81は省略されている。
ところで、回転軸93は、ベビーカー10の前後方向に沿ってシャフト86の軸線からずれた位置において横方向に延びている。したがって、ベビーカー10の進行方向の変化にともなって車輪81は前後方向に対して旋回しやすくなっている。また、図8および図9に示すように、第1部材88および第2部材92の間には、例えばゴム等からなる弾性体91が設けられている。さらに、第2部材92にはピン94aを介して揺動可能に制動部材94が設けられている。
図9に示すように、基部83には、ロック手段としてのロック部材95が設けられている。ロック部材95は、ピン96を介し、その一方の端部95aを基部83に連結されている。ロック部材95は、ピン96を中心として、基部83に対して揺動可能となっており、図9に示すように、保持部87と係合するロック位置P21と保持部87に係合していないロック解除位置P22との間を移動する。また、ロック部材95は、詳しくは後述するように、第2の伝達手段130を介し、スイッチ機構100の摺動部材110と接続されている。第2の伝達手段130は、筒状からなる後脚24の外面上を経て、スイッチ機構100まで延びている(図10および図11参照)。後述するように、ロック部材95のロック位置P21とロック解除位置P22との切り換えは、この第2の伝達手段130を介し、スイッチ機構100により操作される。
前脚用のキャスター機構60と同様に、第1部材88のロック部材95と係合する部分は円筒状に形成されている。そして、円筒外周面89aの一部分に、ロック部材95が嵌り込む凹部89bが形成されている。上述したロック部材95のロック位置P21とは、ロック部材95がこの凹部89b内に入り込み、シャフト86に対する第1部材88の回転が規制される位置のことである。なお、図9に示すように、ロック部材95が第1部材88の凹部89b内に嵌り込んだ場合、回転軸93が横方向に延びて後輪81がベビーカー10の前後方向に沿い、且つ、シャフト86の軸線が回転軸93よりもベビーカー10の前脚側に配置されるようになる。
また、ロック部材95は、図示しないトーションバネにより、ロック解除位置P22からロック位置P21に向けて付勢されている。したがって、第2の伝達手段130が弛んだ状態にあれば、ロック部材95は、円筒外周面89aに当接した状態あるいは凹部89b内に入り込んだ状態となる。
次に、スイッチ機構100について説明する。図2、図3および図10に示すように、スイッチ機構100は、ハンドル50に設けられた切り換え部材105と、後脚24に設けられ後脚24に対して摺動可能な摺動部材と、を有している。なお、切り換え部材105は、図1において省略されている。
切り換え部材105は、ハンドル50の動作にともないハンドル50の揺動中心L1を中心として動作(移動や回転等)する。本実施の形態において、切り換え部材105はハンドル50の揺動中心L1上に設けられている。したがって、切り換え部材105は、ハンドル50の揺動にともない、ハンドル50の揺動中心L1を中心として回動する。図10および図11に示すように、切り換え部材105は、側面視において、すなわち回動軸線に沿った方向からの視野において楕円形状の輪郭を有するカム面(当接面)105aを含んでおり、カムとして機能するようになっている。
一方、摺動部材110は、後脚24を挿通するようにして配置された筒状部110aと、筒状部110aから延び出て切り換え部材105に接触する接触部110bと、を有している。図10に示すように、筒状部110aは一本のシャフト111によって貫通され、このシャフト111は後脚24に形成された一対の細長穴24aを貫通している。細長穴24aは後脚24の長手方向に沿って延びている。このような構成により、摺動部材110は、後脚24上に摺動可能に保持されている。また、第2位置にあるハンドル50(図2および図11参照)が第1位置まで揺動する際、図3および図10に示すように、切り換え部材105は、カム面105によって接触部110bを上方に押圧し、摺動部材110を後脚24に沿ってアームレスト側に摺動させる。一方、第1位置にあるハンドル50(図3および図10参照)が第2位置まで揺動する際には、図2および図11に示すように、カム面105は接触部110bから離間する側に移動し、摺動部材110はキャスター機構80側へ摺動する。
なお、図1乃至図3から明らかなように、ハンドル50の揺動中心L1は後脚の近傍に位置している。したがって、摺動部材110をハンドル50の揺動中心L1の近傍に配置することができ、接触部110bを筒状部110aから大きく突出させる必要がない。これにより、摺動部材110の接触部110bは、切り換え部材105のカム面105aによって、後脚24の長手方向に対して大きな角度をなさない方向に向けて押圧されるようになる。したがって、切り換え部材105によって摺動部材110を後脚24に沿って滑らかに摺動させることができる。
図10および図11に示すように、後脚24は筒状からなっており、後脚24内には、連結具112と、固定具116と、連結具112および固定具116を連結する圧縮バネ114とが設けられている。連結具116は、筒状部110aを貫通するシャフト111に連結されており、摺動部材110とともに後脚24に沿って移動可能となっている。一方、固定具116は後脚24に固定されている。また、圧縮バネ114は、後脚24内に固定された固定具116に向けて連結具116を引き寄せている。すなわち、摺動部材110は、圧縮バネ114により、後脚24に沿ってアームレスト側からキャスター機構側に向けて付勢されている。
次に、伝達手段120,130について説明する。上述したように、前脚用のキャスター機構60およびスイッチ機構100との間に第1の伝達手段120が設けられている。また、後脚用のキャスター機構80およびスイッチ機構100との間に第2の伝達手段130が設けられている。各伝達手段120,130は、摺動部材110の動作をロック手段75,95に伝達して、ロック手段75,95をロック解除位置P12,P22からロック位置P11,P21へ、並びに、ロック位置P11,P21からロック解除位置P12,P22へ移動させるようになっている。本実施の形態において、第1伝達手段120および第2伝達手段130は、配置位置が異なるが、同一の構成を有している。
第1の伝達手段120は、スイッチ機構100の摺動部材110および前脚用キャスター機構60のロック手段75に両端をそれぞれ取り付けられたリードワイヤ122と、リードワイヤ122がその内部を通過するチューブ状部材124と、を有している。図5、図6、図10および図11に示すように、チューブ状部材124の両端は、後脚24および前脚用キャスター60の基部63に対して固定されている。チューブ状部材124は、前脚22の外面上をアームレスト28まで延び、さらに、後脚24の上端からスイッチ機構100まで後脚24の外面上を延びている。そして、チューブ状部材124は、前脚用キャスター機構60とスイッチ機構100との間において、適宜フレーム部20に保持および固定されている。リードワイヤ122は、チューブ状部材124内を摺動可能となっている。すなわち、リードワイヤ122はチューブ状部材124に対してスイッチ機構側に相対移動すること、および、前脚用キャスター機構側に相対移動することができる。
第1の伝達手段120と同様に、第2の伝達手段130は、スイッチ機構100の摺動部材110および後脚用キャスター機構80のロック手段95に両端をそれぞれ取り付けられたリードワイヤ132と、リードワイヤ132がその内部を通過するチューブ状部材134と、を有している。図9乃至図11に示すように、チューブ状部材134の両端は、後脚24および後脚用キャスター80の基部83に対して固定されている。チューブ状部材134は、後脚24の外面上を後脚用キャスター機構80まで延びている。そして、チューブ状部材134は、後脚用キャスター機構80とスイッチ機構100との間において、適宜フレーム部20に保持および固定されている。リードワイヤ132は、チューブ状部材134内を摺動可能となっている。すなわち、リードワイヤ132はチューブ状部材134に対してスイッチ機構側へ相対移動すること、および、後脚用キャスター機構側へ相対移動することができる。
このような構成により、スイッチ機構100の摺動部材110が後脚24に沿ってアームレスト側(上側)に摺動すると(図10の状態)、第1の伝達手段120のリードワイヤ122は、チューブ状部材124のスイッチ機構側の端部からチューブ状部材124内に押し込まれるとともに、チューブ状部材124の前脚用キャスター機構側の端部からチューブ状部材外へ押し出される。この結果、リードワイヤ122のキャスター機構側の端部に連結されたロック部材75はロック解除位置P12からロック位置P11へ移動可能となる。同様に、第2の伝達手段130のリードワイヤ132は、チューブ状部材134のスイッチ機構側の端部からチューブ状部材外へ引き出されるとともに、チューブ状部材134の後脚用キャスター機構側の端部からチューブ状部材内へ引き込まれる。この結果、リードワイヤ132のキャスター機構側の端部に連結されたロック部材95はロック位置P21からロック解除位置P22へ移動する。
一方、スイッチ機構100の摺動部材110が圧縮バネ114の付勢により後脚24に沿ってキャスター機構側(下側)に摺動すると(図11の状態)、第1の伝達手段120のリードワイヤ122は、チューブ状部材124のスイッチ機構側の端部からチューブ状部材外へ引き出されるとともに、チューブ状部材124の前脚用キャスター機構側の端部からチューブ状部材内へ引き込まれる。この結果、リードワイヤ122のキャスター機構側の端部に連結されたロック部材75はロック位置P11からロック解除位置P12へ移動する。同様に、第2の伝達手段130のリードワイヤ132は、チューブ状部材124のスイッチ機構側の端部からチューブ状部材134内に押し込まれるとともに、チューブ状部材134の後脚用キャスター機構側の端部からチューブ状部材外へ押し出される。この結果、リードワイヤ132のキャスター機構側の端部に連結されたロック部材95はロック解除位置P22からロック位置P21へ移動可能となる。
なお、スイッチ機構100の圧縮バネ114によって摺動部材110を付勢する力は、キャスター機構に設けられたトーションバネ(図示せず)が各ロック部材75,95を付勢してリードワイヤ122,132をキャスター機構側に引き出そうとする力よりも強くなっている。したがって、スイッチ機構100の摺動部材110が切り換え部材105によってアームレスト側に押圧されていない場合、摺動部材110は後脚用キャスター機構側(下側)に位置し、各リードワイヤ122,132は張った状態となる。
次に、以上のような構成からなるベビーカー10のハンドル50を揺動させた場合の作用について説明する。
上述したように、ハンドル50の係合部材55をアームレスト28に設けられた前方側の係合突起30aと係合させることにより、ハンドル50を前脚側に傾斜した第1位置P1(図3参照)に固定することができる。このとき、保護者はベビーカー10の前脚側から第1位置P1に配置されたハンドル50を把持し、ベビーカー10の後脚側が進行方向前方となるようにしてベビーカー10を走行させることができる。また、ハンドル50の係合部材55をアームレスト28に設けられた後方側の係合突起30bと係合させることにより、ハンドル50を後脚側に傾斜した第2位置P2(図2参照)に固定することができる。このとき、保護者はベビーカー10の後脚側から第2位置P2に配置されたハンドル50を把持し、ベビーカー10の前脚側が進行方向前方となるようにしてベビーカー10を走行させることができる。そして、ベビーカー10をいずれの方向に押す場合であっても、進行方向前方に配置された車輪が前後方向に対して旋回可能であり、進行方向後方に配置された車輪が前後方向に対する旋回を規制されていることが、操縦性や走行安定性の観点において好ましい。そして、上述したベビーカーにおいては、ハンドル50の位置に応じて自動的に、前脚用キャスター60および後脚用キャスター80の車輪を旋回可能な状態または旋回不可能な状態に安定して確実に切り換えることができる。
まず、ハンドル50を第2位置P2から第1位置P1へ向けて揺動させる場合について詳細に説明する。スイッチ機構100の切り換え部材105が、ハンドル50の揺動中心L1を回動軸線とし、ハンドル50の揺動にともなって図11の位置から図10の位置へ回動する。そして、ハンドル50が第2位置P2から第1位置P1へ揺動される間、切り換え部材105のカム面105aが摺動部材110の接触部110bを押圧し、摺動部材110が後脚24に沿ってアームレスト側(上側)に摺動していく。このとき、切り換え部材105は後脚24の近傍に配置されていることから、切り換え部材105は後脚24の長手方向と略平行な方向に沿って摺動部材110を押圧する。この結果、ハンドル50の揺動によって摺動部材110を極めて滑らかに移動させることができる。
摺動部材110が後脚24に沿ってアームレスト側に移動すると、上述したように、後脚用キャスター機構80のロック部材95がロック位置P21からロック解除位置P22へ移動する。この結果、後輪81が自動的に旋回可能な状態となる。
また、摺動部材110が後脚24に沿ってアームレスト側に移動すると、上述したように、第1伝達手段120のチューブ状部材124の前脚用キャスター機構側においてリードワイヤ122が弛み、ロック部材75は第1部材68の円筒外周面69aに当接する。そして、ベビーカー10の後脚側が進行方向前方となるようにしてベビーカー10を走行させると、前輪61の回転軸73が横方向に延びて前輪61がベビーカー10の前後方向に沿い、且つ、前脚用キャスターのシャフト66の軸線が回転軸73よりもベビーカー10の後脚側に配置されるように、車輪61はベビーカー10の前後方向に対して旋回する(図6参照)。これにより、ロック部材75が第1部材68の円筒外周面69a上を滑って凹部69b内に嵌り込み、前脚用キャスター機構60のロック部材75がロック位置P11へ配置される。この結果、前輪61が自動的に旋回不可能な状態となる。
以上のようにして、ハンドル50を第2位置P2から第1位置P1へ向けて揺動させた場合、前輪61を旋回可能な状態から旋回不可能な状態に安定して確実に切り換えることができるとともに、後輪81を旋回不可能な状態から旋回可能な状態に安定して確実に切り換えることができる。
次に、ハンドル50を第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動させる場合について詳細に説明する。スイッチ機構100の切り換え部材105が、ハンドル50の揺動中心L1を回動軸線とし、ハンドル50の揺動にともなって図10の位置から図11の位置へ回動する。このとき、圧縮バネ114によって付勢された摺動部材110は、後脚24に沿って後脚用キャスター機構側(下側)へ摺動する。
摺動部材110が後脚24に沿って後脚用キャスター機構側に移動すると、上述したように、前脚用キャスター機構60のロック部材75がロック位置P11からロック解除位置P12へ移動する。この結果、前輪61が自動的に旋回可能な状態となる。
また、摺動部材110が後脚24に沿ってアームレスト側に移動すると、上述したように、第2伝達手段130のチューブ状部材134の後脚用キャスター機構側においてリードワイヤ132が弛み、ロック部材95は第1部材88の円筒外周面89aに当接する。そして、ベビーカー10の前脚側が進行方向前方となるようにしてベビーカー10を走行させると、ロック部材95が第1部材88の円筒外周面89a上を滑って凹部89b内に嵌り込み、後脚用キャスター機構80のロック部材95がロック位置P21へ配置される。この結果、後輪81が自動的に旋回不可能な状態となる。
以上のようにして、ハンドル50を第1位置P1から第2位置P2へ向けて揺動させた場合、前輪61を旋回不可能な状態から旋回可能な状態に安定して確実に切り換えることができるとともに、後輪81を旋回可能な状態から旋回不可能な状態に安定して確実に切り換えることができる。
以上のような本実施の形態によれば、ハンドル50の揺動にともないハンドル50の揺動中心を中心として動作する切り換え部材105が、ハンドル50に設けられている。そして、この切り換え部材105をハンドル50の揺動中心L1上または揺動中心L1の近傍に配置し、揺動中心L1の近傍において動作させることにより、構成部材の撓みやハンドル50の遊び等の影響を受けることなく、伝達手段120,130を介してハンドル50の揺動動作をロック手段75,95へ安定して確実に伝達させることができる。これにより、ハンドル50の位置に応じた車輪61,81の状態の切り換え操作をより安定して確実に行うことができる。また、リードワイワ122,132の移動量がハンドル50の揺動量(揺動角度)に比例しているので、ハンドル50の揺動量に応じてロック部材75,95の状態を切り換えていくことが可能となる。
また、本実施の形態によれば、切り換え部材105と係合する摺動部材110が後脚24に摺動可能に設けられている。そして、ハンドル50の揺動中心L1を後脚24の近傍に配置した場合、後脚24の長手方向に略平行な方向に沿って摺動部材110を押圧するよう、切り換え部材105を動作させることが可能となる。この場合、切り換え部材105によって摺動部材110を後脚24に沿って滑らかに摺動させることができる。したがって、ハンドル50の位置に応じた車輪61,81の状態の切り換え操作をさらに安定して確実に行うことができる。
さらに、上述した実施の形態によれば、伝達手段120,130がフレーム部20の前脚22の外面上および後脚24の外面上に保持されている。したがって、伝達手段120,130の配置経路の自由度を増すことができる。また、伝達手段120,130の配置経路を単純化することができるので、ワイヤ122,132がチューブ状部材124,134内を滑らかに摺動することができる。
なお、上述した実施の形態に関し、本発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。以下、変更の一例について説明する。
上述した実施の形態において、前脚用キャスター機構60および後脚用キャスター機構80の両方にロック手段75,95が設けられている例を示したが、これに限られず、いずれか一方のみに設けられるようにしてもよい。この際、ロック手段が設けられていないキャスター機構の車輪は、ベビーカー10の前後方向に対して旋回可能であるようにしてもよいし、ベビーカー10の前後方向に沿うとともに旋回不可能であるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態において説明したベビーカー10の全体構成は、単なる例に過ぎない。例えば、折り畳み不可能にフレーム部20を構成するようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態において説明したキャスター機構の構成は、単なる例に過ぎない。例えば、特開2002−284015号公報に開示されたキャスター機構の構成を採用してもよい。
さらに、上述した実施の形態において、リードワイヤ122,132およびチューブ状部材124,134がフレーム部20の前脚22の外面上および後脚24の外面上を延びている例を示したが、これに限られない。例えば、リードワイヤ122,132がフレーム部20の前脚22内または後脚24内を延びているようにしてもよい。
図5,6,9,10および11に二点鎖線で示す例において、リードワイヤ122,132のスイッチ機構側の端部は、スイッチ機構100の連結具112に接続されている。第2伝達手段130のリードワイヤ132は、そのまま、筒状からなる後脚24の内部を後脚用キャスター機構80まで延びている。一方、第1伝達手段120のリードワイヤ122は、後脚24の上端まで後脚内を延び、その後、筒状からなる前脚22の上端から前脚内に入り、前脚22の内部を前脚用キャスター機構60まで延びている。
このようなベビーカー10によれば、伝達手段120,130の外部への露出を大幅に抑制することができる。したがって、ベビーカー10を折り畳む際等に、伝達手段120,130が他の構成部材や外部に引っ掛かってしまうことを防止することができる。
さらに、上述した実施の形態において、ハンドル50の揺動動作にともなった切り換え部材105の動作を摺動部材110に伝達し、摺動部材110の動作を伝達手段120,130によってロック手段75,95に伝達する例を示したが、これに限られない。また、ハンドル50の揺動動作を他の動作に変換して取り出すスイッチ機構100は、上述した実施の形態においてのようにカム機構に限定されるものではなく、リンク機構等の種々の既知な機構を用いるようにしてもよい。
ここで、図12を参照して、スイッチ機構の一変形例について説明する。なお、図12において、図1乃至図11に示す上述した実施の形態と同一部分には同一符号を付し、重複する詳細な説明は省略する。
図12に示す例において、スイッチ機構100は、ハンドル50に取り付けられた板状部材、さらに具体的には円板(プーリ)106を有し、この円板106により伝達手段120,130を介してロック部材75,95の状態を切り換えるようになっている。図12に示す例においても、ハンドル50の揺動中心L1は側面視において後脚24の近傍に配置されている。円板106は、その中心がハンドル50の揺動中心L1と一致するようにして、揺動中心L1上に配置されている。円板106には、その中心を挟んで対向する位置に各伝達手段120,130のリードワイヤ122,132の一方の端部が接続されている。
このような構成によれば、ハンドル50を揺動させることにより、リードワイヤ122,132を引っ張ることおよび弛めることができる。このため、ハンドル50の揺動動作によりロック部材75,95の状態を切り換えることができる。とりわけ、本例においても、リードワイヤ122,132の移動量がハンドル50の揺動量(揺動角度)に比例しているので、ハンドル50の揺動量に応じてロック部材75,95の状態を切り換えていくことが可能となる。また、スイッチ機構100がハンドル50の揺動中心L1の近傍で動作して、当該動作が伝達手段120,130によってロック部材75,95に伝達されるようになっているので、ハンドル50の動作をスイッチ機構100により安定して取り出し、伝達手段120,130を介して確実にロック部材75,95を操作することができる。さらに、各伝達手段120,130のチューブ状部材124,134の端部の方向を調整することにより、あるいは、チューブ状部材124,134の端部を回動可能に支持することにより、当該チューブ状部材124,134に沿ってリードワイヤ122,132を移動させることができる。この場合、リードワイヤ122,132のチューブ状部材124,134に対する摺動が極めて滑らかになり、ハンドル50の揺動動作をさらに安定して確実にロック部材75,95に伝達することができる。
図1は、本発明の一実施の形態におけるベビーカーの全体構成を説明するための斜視図である。 図2は、ハンドルが第2位置(背面押し位置)に配置された状態でベビーカーを示す側面図である。 図3は、ハンドルが第1位置(対面押し位置)に配置された状態でベビーカーを示す側面図である。 図4は、前脚用キャスター機構を示す側面図である。 図5は、図4に示された前脚用キャスター機構の縦断面図であって、ロック手段がロック解除位置に配置された状態を示している。 図6は、図5に対応する断面図であって、ロック手段がロック位置に配置された状態を示している。 図7は、図6のVII−VII線に沿った断面図である。 図8は、後脚用キャスター機構を示す側面図である。 図9は、図8に示された後脚用キャスター機構の縦断面図であって、ロック手段がロック位置に配置された状態を示している。 図10は、スイッチ機構を説明するための図であって、ハンドルが第1位置(対面押し位置)に配置された状態でスイッチ機構の周辺を示す部分断面図である。 図11は、スイッチ機構を説明するための図であって、ハンドルが第2位置(背面押し位置)に配置された状態でスイッチ機構の周辺を示す部分断面図である。
ベビーカーを示す部分側面図である。
図12は、スイッチ機構の変形例を示す図である。
符号の説明
10 ベビーカー
20 フレーム部
22 前脚
24 後脚
50 ハンドル
60,80 キャスター機構
61 車輪(前輪)
62,82 車輪ホルダ
75,85 ロック手段(ロック部材)
81 車輪(後輪)
100 スイッチ機構
105 切り換え部材
105a カム面
110 摺動部材
120,130 伝達手段
122,132 ワイヤ
124,134 チューブ状部材

Claims (10)

  1. 前脚および後脚を有するフレーム部と、
    前記フレーム部に揺動可能に連結されたハンドルと、
    前記前脚および前記後脚のうちの少なくとも一方に設けられたキャスター機構であって、車輪と、前記車輪を回転可能かつ旋回可能に保持する車輪ホルダと、前記車輪の旋回を規制するロック位置と前記車輪の旋回を可能にするロック解除位置との間を移動可能なロック手段と、を有するキャスター機構と、
    前記ハンドルに設けられた切り換え部材であって、前記ハンドルの揺動にともない前記ハンドルの揺動中心を中心として動作可能な切り換え部材を有するスイッチ機構と、
    前記スイッチ機構と前記キャスター機構との間に設けられ、前記スイッチ機構の動作を前記ロック手段に伝達して、前記ロック手段を前記ロック解除位置から前記ロック位置へ或いは前記ロック位置から前記ロック解除位置へ移動させる伝達手段と、を備え
    前記スイッチ機構は、前記後脚に設けられ前記後脚に対して摺動可能な摺動部材をさらに有し、
    前記伝達手段は、前記スイッチ機構の前記摺動部材と前記キャスター機構との間に設けられ、前記スイッチ機構の前記摺動部材の動作を前記ロック手段に伝達し、
    前記切り換え部材は、前記ハンドルの揺動にともなって動作する際に前記摺動部材に当接して前記摺動部材を前記後脚に沿って摺動させる当接面を含み、
    前記摺動部材は、前記後脚に沿って付勢されて、前記ハンドルが前記フレームに対して揺動している間、前記切り換え部材の前記当接面に接触し続ける
    ことを特徴とするベビーカー。
  2. 前記切り換え部材は、前記ハンドルの前記揺動中心上に設けられ、前記ハンドルの揺動にともなって前記ハンドルの揺動中心を中心に回動可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載のベビーカー。
  3. 前記切り換え部材は、前記ハンドルの前記揺動中心の近傍に配置され、前記ハンドルの揺動にともなって前記ハンドルの揺動中心を中心として移動可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載のベビーカー。
  4. 前記伝達手段は、前記スイッチ機構の前記摺動部材および前記キャスター機構の前記ロック手段に両端をそれぞれ取り付けられたワイヤを有する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のベビーカー。
  5. 前記伝達手段は、前記フレーム部に保持されたチューブ状部材をさらに有し、
    前記ワイヤは、前記チューブ状部材に対して摺動可能に前記チューブ状部材内を挿通している
    ことを特徴とする請求項に記載のベビーカー。
  6. 前記伝達手段は、前記フレーム部の前脚の外面上または後脚の外面上に保持されていることを特徴とする請求項4または5に記載のベビーカー。
  7. 前記ワイヤは、前記フレーム部の前脚内または後脚内を延びている
    ことを特徴とする請求項4または5に記載のベビーカー。
  8. 前記前脚の下端に前脚用の前記キャスター機構が設けられ、
    前記ワイヤは、前記フレーム部の前記後脚内を当該後脚の上端まで延び、さらに、前記前脚の上端から前記前脚内を通過して前記キャスター機構まで延びている
    ことを特徴とする請求項に記載のベビーカー。
  9. 前記前脚の下端に前脚用の前記キャスター機構が設けられるとともに、前記後脚の下端に後脚用の前記キャスター機構が設けられ、
    前記前脚用のキャスター機構と前記スイッチ機構との間に第1の前記伝達手段が設けられるとともに、前記後脚用のキャスター機構と前記スイッチ機構との間に第2の前記伝達手段が設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載のベビーカー。
  10. 前記ハンドルがベビーカーの後方へ揺動した場合に、前記前脚用のキャスター機構の前記車輪の旋回が可能になるとともに前記後脚用のキャスター機構の前記車輪の旋回が規制され、
    前記ハンドルがベビーカーの前方へ揺動した場合に、前記前脚用のキャスター機構の前記車輪の旋回が規制されるとともに前記後脚用のキャスター機構の前記車輪の旋回が可能になる
    ことを特徴とする請求項に記載のベビーカー。
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