JP2006117012A - 折り畳み式ベビーカー - Google Patents

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Abstract

【課題】 保護フレームを備えた3つ折り自在な折り畳み式ベビーカーであって、畳み抵抗が低減された折り畳み式ベビーカーを提供する。
【解決手段】 折り畳み式ベビーカー10は、3つ折り自在なベビーカー本体20と、ベビーカー本体に装着される背部70と、支持部材60に揺動自在に支持されるとともに背部を囲み、一対のヒンジ82a,82bを有する保護フレームと、を備えている。ベビーカー本体は、前脚22と、後脚28と、アームレスト32と、アームレスト32と回動自在に連結され、後脚とブラケット38を介して回動自在に連結された支持部材と、ブラケットに回動自在に連結された手押し杆50と、を有している。保護フレームの支持点88はアームレストより上方にある。
【選択図】 図1

Description

本発明は、乳幼児の頭部を保護する保護フレームを備えた3つ折り自在な折り畳み式ベビーカーに係り、とりわけ、折り畳み時の折り畳み抵抗が低い折り畳み式ベビーカーに関する。
乳幼児を屋外に連れ出す場合に用いる折り畳み式ベビーカー(以下、単にベビーカーとも呼ぶ)として、必要に応じて折り畳むことができるものが種々提案され(例えば、特許文献1)、実用に供されている。
図8乃至図12に従来式のベビーカー10aおよびベビーカー本体20aを示す。このうち、図8は展開した状態における従来式のベビーカー本体20aを示す斜視図であり、図9は前後方向にコンパクトな大きさとなるように折り畳んだ状態(前後方向に折り畳んだ状態)におけるベビーカー本体20aを示す側面図であり、図10は図9に示す状態からさらに3つ折りして折り畳んだ状態におけるベビーカー本体20aを示す斜視図である。
なお、図8乃至図12に示すようにベビーカー10aは、前後方向に沿った幅方向中心線を中心として対称な構成となっている。
図8に示すように、ベビーカー本体20aは、下端部分に前輪24を設けられた一対の前脚22と、下端部分に後輪29を設けられた一対の後脚28と、前脚22の上端部分と後脚28の上端部分とに回動自在に連結された一対のアームレスト32と、アームレスト32の後端部分と回動自在に連結され、下方側の端部分が後脚28の中間部分とブラケット38を介して回動自在に連結された略U字状の手押し杆50aと、を有している。ブラケット38は略V字状からなり、展開した状態において前方側に尖った頂点が向くように配置されている。ブラケット38の下方側の端部分は後脚28の中間部分に回動自在に連結され、また、ブラケット38の中間部分は手押し杆50aの端部分に回動自在に連結されている(図8)。そして、前脚22の中間部分と手押し杆50aの端部分とを連結する連結バー40が回動自在に設けられている。
また、アームレスト32の前端部分間に一対のアームレスト32を間を連結する屈曲自在なガードアーム34が取り外し自在に設けられている。さらに、一対の前脚22間、一対の後脚28間、および一対の連結バー40間に前側連結バー26、後側連結バー30、および上側連結バー42がそれぞれ設けられている。前側連結バー26、後側連結バー30、および上側連結バー42は、幅方向に沿って離間した一対のヒンジ26a,26b,30a,30b,42a,42bをそれぞれ有している(図8)。また、手押し杆50aの上方にも、幅方向に沿って離間した一対のヒンジ51a,51bが設けられている。
なお、本明細書中において、「前(方・側)」、「後(方・側)」、「上(方・側)」、「下(方・側)」、「前後方向」、および「幅方向」の用語は、特に指示がない場合、ベビーカー(ベビーカー本体)を展開した状態におけるベビーカー(ベビーカー本体)の「前(方・側)」、「後(方・側)」、「上(方・側)」、「前(方・側)」、「前後方向」、および「幅方向」を意味する。ここで、ベビーカー(ベビーカー本体)の前後方向とは図8における左下と右上とを結ぶ方向であり、図8における右下側がベビーカー(ベビーカー本体)の前側である。一方、ベビーカーの幅方向とは右下と左上とを結ぶ方向である。
図8に示すように、ブラケット38の上方側の端部分には切り欠き段部38aが形成されている。一方、手押し杆50aの端部分には手押し杆50aの軸線方向に沿って摺動自在なロック部材52が設けられ、ロック部材52には切り欠き段部38aに係合する係止段部52aが形成されている(図8)。このロック部材52の手押し杆50aに対する摺動は、手押し杆50aの上方に設けられた遠隔操作装置53により操作され得るようになっている。
そして、ベビーカー本体20aを展開した状態において、ロック部材52の係止段部52aとブラケット38の切り欠き段部38aとが係合し、手押し杆50aとブラケット38との相対位置が固定された状態となる。またこのとき、手押し杆50aの端部分の端面は後脚28に当接している(図8)。これにより、ベビーカー本体20aは展開した状態に安定して維持される。
一方、このようなベビーカー本体20aを折り畳む場合、まず、遠隔操作装置53を操作してロック部材52をブラケット38から離間させる。次に、ブラケット38を後脚28に対して後方側に揺動させるよう、手押し杆50aをいったん後上方に引き上げ、その後、下方に押し下げる。これにより、手押し杆50aと後脚28とが略平行に配置される(図9)。また同時に、連結バー40およびアームレスト32が手押し杆50aに対して接近するように回動し、これにより、前脚22が後脚28に接近する方向に移動して手押し杆50aおよび後脚28に略平行に配置される。このようにして、図9に示すように、前後方向にコンパクトな大きさに折り畳まれる。
なお、本願において、後脚を挟んだ状態で前脚と手押し杆とを接近させることを前後方向に折り畳むと呼ぶ。
図9に示すように、このとき、前脚22と後脚28と手押し杆50aとは前後方向(図9における左右方)にずれた位置にある。言い換えると、前脚22と後脚28と手押し杆50aは接近した位置に配置されるが、側面視において重なる位置には配置されていない。しかしながら、図8に示すように、前側連結バー26は前脚22から後方にせり出しており、また、後側連結バー30は後脚28から前方にせり出している。このため、図9に示すように、前後方向に折り畳んだ場合、手押し杆50a、上側連結バー42、前側連結バー26、および後側連結バー30の全ヒンジ51a,51b,42a,42b,26a,26b,30a,30bは同一平面上に配置されるように、すなわち、側面視において同一線上に配置されるようになっている。
さらにまた、前後方向に折り畳んだ状態において、各ヒンジ51a,51b,42a,42b,26a,26b,30a,30bが幅方向に離間した一対の同一線L1,L2上にそれぞれ配置されるよう、各一対のヒンジ51a,51b,42a,42b,26a,26b,30a,30bはその幅方向への離間距離を調整されている(図10)。したがって、前後方向に折り畳まれた状態から、一対の軸L1,L2を中心として、ベビーカー本体20aの幅方向両外方部分を幅方向中央部分に対して前方側にせり出すように略90°揺動させて、ベビーカー本体20aを折り曲げる(屈曲させる)ことができる。このようにして、図10に示すように、幅方向にもコンパクトな大きさに折り畳むことができる。
なお、本願において、「3つ折り」とは、前後方向に折り畳まれたベビーカーの幅方向両外方部分を幅方向中央部分に対して折り曲げることを意味する。したがって、「3つ折り」とはこの定義を満たす限りにおいて、上述してきた構成のベビーカー以外のベビーカーにも用いられ得る。すなわち、「3つ折り自在なベビーカー」とは上述してきたベビーカーに限定されるものではない。
図11および図12に示すように、このようなベビーカー本体20aには座部76と背部70とが設けられ、通常、背部70は後方に傾斜させることができる構成となっている。これにより、乳幼児はベビーカー10a上に座るだけでなく、ベビーカー10a上で横になって寝ることもできる。なお、図11に示すベビーカー10aにおいては、背部70内に支持ベルト72が挿通されている。この支持ベルト72をしぼりまたは緩め、さらに支持ベルト72をその状態に固定することにより、背部70の傾斜角度を変更してその位置に維持することができるようになっている。
ところで、図11および図12に示すように、乳幼児の頭部を保護するための保護フレーム80aを備えたベビーカー10aも開発されつつある。保護フレーム80aは略コ字状からなり、手押し杆50aの端部分間に揺動自在に支持されて背部70を囲む。保護フレーム80aは背部70の傾斜に連動して揺動し、図12に示すように、背部70が倒された状態において、背部70の上方部分から構成されるヘッドレスト70aをその他の背部70の部分に対して起こし、より適切に乳幼児の頭部を保護するようになっているものもある。
このような保護フレーム80aは手押し杆50aの後方に配置されており、これにより、背部70の幅を狭くしてしまうこと、あるいはベビーカー10aの幅を広くしてしまうことがないようになっている。
また、このような保護フレーム80aを3つ折り可能なベビーカー本体20aに設ける場合、保護フレーム80aの幅方向に沿って延びる部分にヒンジが設けられ、このヒンジを中心として屈曲自在としなければならない。そして、ベビーカー10aを前後方向に折り畳まれた状態から3つ折りしようとすると、このヒンジの屈曲軸を3つ折り軸L1,L2と揃えようとする力、少なくとも平行にしようとする力が保護フレーム80aに生じる。したがって、保護フレーム80aが手押し杆と略平行となるまで起きあがった際に保護フレーム80aのヒンジの屈曲軸と3つ折り軸L1,L2とが平行になるようになっていれば、ベビーカー10aを3つ折りする場合に、保護フレーム80aが倒れた状態にあったとしても自動的に起きあがってくる。すなわち、ベビーカー10aを折り畳む前に、背部70の傾斜を戻す手間を省くことができる。
保護フレーム80aを起きあがらせる力は、側面視において手押し杆50aと保護フレーム80aとによってなされる角度θが小さい程、大きく発生し、90°以上となると逆に保護フレーム80aを下方に押し下げる力が発生する。このようなことから、乳幼児の頭部を的確に保護することができる範囲内において、保護フレーム80aの支持点88をできるだけ下方に配置し、側面視における手押し杆50aと保護フレーム80aとがなす角度θを小さくするようになされている。この結果、従来式の3つ折り自在なベビーカー10aにおいて、保護フレーム80aは、少なくともアームレスト32の手押し杆50aへの連結位置より下方に配置されている。
ところで、図9に示すように、ベビーカー本体の3つ折り軸は、前後方向に折り畳んだ状態において手押し杆よりも前方側にある。上述したように保護フレームの支持点が手押し杆の後方に配置されていること、前後方向に折り畳んだ状態において手押し杆と折り畳み軸との間にはガードアーム、座部、背部等が介在すること等から、保護フレームの幅方向に延びる部分に設けられたヒンジを3つ折り軸上に配置すること、すなわち、3つ折り軸と保護フレームの屈曲軸とを揃えることは実質的に不可能である。
したがって、保護フレームを備えたベビーカーを3つ折りする間、保護フレームあるいはベビーカー本体を弾性変形させて撓みを生じさせなければならない。すなわち、保護フレームあるいはベビーカー本体の変形に抗する力が、ベビーカーを3つ折りして折り畳む際における折り畳み抵抗として不可避的に生じてしまう。
特開2004−161238号公報
本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、保護フレームを備えた3つ折り自在な折り畳み式ベビーカーであって、3つ折りする際に不可避的に生ずる折り畳み抵抗が低減された折り畳み式ベビーカーを提供することを目的とする。
本発明は、一対の前脚と、一対の後脚と、前脚と後脚とに回動自在に連結された一対のアームレストと、アームレストと回動自在に連結され、下端部分が後脚の中間部分とブラケットを介して回動自在に連結された一対の支持部材と、下端部分がブラケットに回動自在に連結された手押し杆と、を有する3つ折り自在なベビーカー本体と、ベビーカー本体に装着される背部と、支持部材に揺動自在に支持されるとともに背部を囲み、一対のヒンジを有する保護フレームと、を備え、保護フレームの支持点がアームレストより上方にあることを特徴とする折り畳み式ベビーカーである。このような本発明によれば、ベビーカーを3つ折りする際に不可避的に生ずる折り畳み抵抗を低減することができる。
また、このような本発明において、保護フレームは、支持部材に対して後方側に90°以上揺動しないようになっていることが好ましい。このような場合、ベビーカーを3つ折りして折り畳む際、保護フレームを支持部材に接近する向きに揺動させて引き上げる力が生じ、これにより、ベビーカーを折り畳む前に、都度、保護フレームを引き上げるという煩雑な作業を省略することができる。
本発明は、一対の前脚と、一対の後脚と、前脚と後脚とに回動自在に連結された一対のアームレストと、アームレストと回動自在に連結され、下端部分が後脚の中間部分とブラケットを介して回動自在に連結された手押し杆と、を有する3つ折り自在なベビーカー本体と、ベビーカー本体に装着される背部と、手押し杆に揺動自在に支持されるとともに背部を囲み、一対のヒンジを有する保護フレームと、を備え、保護フレームの支持点がアームレストより上方にあることを特徴とする折り畳み式ベビーカーである。このような本発明によれば、ベビーカーを3つ折りする際に不可避的に生ずる折り畳み抵抗を低減することができる。
また、このような本発明において、保護フレームは、手押し杆に対して後方側に90°以上揺動しないようになっていることが好ましい。このような場合、ベビーカーを3つ折りして折り畳む際、保護フレームを手押し杆に接近する向きに揺動させて引き上げる力が生じ、これにより、ベビーカーを折り畳む前に、都度、保護フレームを引き上げるという煩雑な作業を省略することができる。
また上述した発明において、アームレストと保護フレームとを連結するリンク部材が設けられ、リンク部材により、保護フレームをアームレストの回動にともなって手押し杆に接近する方向に揺動させるようにしてもよい。この場合、より確実に保護フレームを支持部材または手押し杆に接近する向きに揺動させて引き上げることができる。
さらに上述した発明において、保護フレームは連結部材を介して着脱自在に背部に連結されていることが好ましい。すなわち、ベビーカーの折り畳み時に支持部材および手押し杆に向けて揺動させられる保護フレームに背部が連結されていることが好ましい。この場合、ベビーカーの折り畳み時、背部が保護フレームに連動して手押し杆に向けて揺動させられて畳み込まれる。これにより、折り畳んだベビーカーから背部が突出してしまうことを自動的に防止することができ、折り畳み時のベビーカーの寸法を自動的によりコンパクトな大きさにすることができる。
本発明によれば、保護フレームの支持点がアームレストよりも上方に配置されており、これにより、ベビーカーを3つ折りする際に不可避的に生ずる折り畳み抵抗を低減することができる。
以下添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1乃至図7は本発明による折り畳み式ベビーカーの一実施の形態を示す図である。このうち図1は本発明による折り畳み式ベビーカーの一実施の形態を示す斜視図であり、図2は折り畳み式ベビーカーを示す側面図であり、図3は前後方向に折り畳んだ状態における折り畳み式ベビーカーを示す側面図であり、図4は3つ折りして折り畳んだ状態における折り畳み式ベビーカーを示す正面図であり、図5は折り畳み式ベビーカーを示す側面図である。
図1乃至図5に示すように、本実施の形態による折り畳み式ベビーカー10は、3つ折り自在なベビーカー本体20と、ベビーカー本体20に装着される背部70および座部76と、ベビーカー本体20に揺動自在に支持されるとともに背部70を囲み、一対のヒンジ82a,82bを有する保護フレーム80と、を備えている。
このような本実施の形態による折り畳み式ベビーカー10は、保護フレーム80の構成、ベビーカー本体20の手押し杆50の構成、およびベビーカー本体20がさらに支持部材60を有することにおいて図8乃至図12を用いて説明した従来式の折り畳み式ベビーカー10aと異なり、他は従来式の折り畳み式ベビーカー10aと略同一である。
図1乃至図7において、図8乃至図12に示す従来式のベビーカー10aと同一部分には同一符号を付して重複する詳細な説明は省略する。
[ベビーカー本体20]
まず、ベビーカー本体20について説明する。
図1乃至図5に示すように、ベビーカー本体20は、下端部分に前輪24を設けられた一対の前脚22と、下端部分に後輪29を設けられた一対の後脚28と、前脚22の上端部分と後脚28の上端部分とに回動自在に連結された一対のアームレスト32と、アームレスト32の後端部分と回動自在に連結され、下端部分が後脚28の中間部分とブラケット38を介して回動自在に連結された一対の支持部材60と、下端部分がブラケット38に回動自在に連結された手押し杆50と、を有している。
図5に示すように、支持部材60はブラケット38の中間部分に回動自在に連結され、展開された状態において、その下端部分の端面が後脚28に当接するようになっている。また、支持部材60の下端部分には支持部材60の軸線方向に沿って摺動自在なロック部材52が設けられている(図1および図5)。ロック部材52にはブラケット38の切り欠き段部38aに係合する係止段部52aが形成されている(図5)。また、ロック部材52には幅方向外方に向けて突出するロック部材突部52bが設けられている(図1)。このロック部材52を支持部材60に対して摺動させる方法は後述する。
次に、手押し杆50について詳述する。
図1および図5に示すように、手押し杆50は略U字状からなり、一対の直管部55を有している。直管部55は、最も下方に配置された小径の下部パイプ55aと、下部パイプ55aの上方に固定された大径のジョイントパイプ55bと、ジョイントパイプ55b内に入り子式に挿入され、ジョイントパイプ55bから上方に突出した上部パイプ55cと、から形成されている。上部パイプ55cはジョイントパイプ55bの軸線方向に摺動自在となっており、ジョイントパイプ55bに対して上部パイプ55cを移動させることによって手押し杆50の直管部55を伸縮させることができる。
そして、上部パイプ55cには径方向に進退可能なロックピン(図示せず)が設けられ、ジョイントパイプ55bにはロックピンが選択的に係合する嵌合穴(図示せず)が設けられている。ロックピンを径方向外方に突出させて嵌合穴内に挿入することによって、上部パイプ55cとジョイントパイプ55bとの相対位置を固定すること、すわわち、手押し杆50の直管部55の伸縮を規制して固定することができる。なお、ロックピンの径方向に沿った進退は、上部パイプ55cに上部パイプ55cの軸線方向に沿って摺動自在に設けられた操作部材56を摺動させることによって操作することができるようになっている。
なお、図4は手押し杆50の直管部55の長さを短くした状態が示されており、図1,2,3,5は手押し杆50の直管部55の長さを長くした状態が示されている。また、図2および図3には、手押し杆50の直管部55の長さを短くした状態が2点鎖線で示されている。これらの図に示すように、ベビーカー10を展開した状態において、ベビーカー10を押す者の体格に応じて直管部55の長さを伸縮させることにより、ベビーカー10を快適かつ安全に使用することができる。また、ベビーカーを折り畳んだ状態において、直管部55の長さを短くすることにより、ベビーカー10を高さ方向にもコンパクトな大きさにすることができる。これにより、ベビーカー10の扱いが容易となり、また収納スペースを削減することもできる。
また、下部パイプ55aには下部パイプ55aの軸線方向に沿って摺動自在な回動固定部材57が設けられている。この回動固定部材57は各アームレスト32にそれぞれ2つ突設された係止ピン33a,33bに係合するようになっている。そして、アームレスト32の後方の係止ピン33bあるいは前方の係止ピン33aと回動固定部材57とを係合させることによって、乳幼児の背面からベビーカー10を手押しし得る背面手押し状態(図2)、あるいは乳幼児と対面しながらベビーカー10を手押しし得る対面手押し状態(図5)に手押し杆50を固定することができる。回動固定部材57の摺動は、手押し杆50の上部に設けられた遠隔操作装置53により遠隔から操作することができるようになっている。
なお、手押し杆50とブラケット38との回動軸は、支持部材60とブラケット38との回動軸と同一軸線上に配置されている。また、アームレスト32に設けられた2つの係止ピン33a,33bのうち後方側に配置された係止ピン33b、すなわち背面手押し状態において回動固定部材57と係合する係止ピン33bは円柱状からなり、支持部材60とアームレスト32との回動軸と略同一軸線上に突出している。したがって、図2に示すように、背面手押し状態の場合、手押し杆50は支持部材60に対して側面視において略同一線上に配置された状態で固定される。
さらに、手押し杆50の端部分にはロック部材52を操作するためのロック部材操作突起(図示せず)が幅方向内方に向けて突設されている。ロック部材操作突起は、手押し杆50の遠隔操作装置53を操作することにより、手押し杆50の軸線方向に沿って上方に移動することができるようになっている。そして、手押し杆50が背面手押し状態にある場合、つまり、支持部材60に対し手押し杆50が幅方向外方に配置されている場合、ロック部材操作突起はロック部材52のロック部材突部52bの下方に配置されるようになっている。すなわち、手押し杆50が背面手押し状態において、ロック部材操作突起が上方に移動すると、ロック部材操作突起がロック部材突部52bを上方に押し上げ、これにより、ロック部材52とブラケット38との係合状態が解除されて、支持部材60がブラケット38に対して回動することができるようになる。
上述したように、背面手押し状態において回動固定部材57と係合する係止ピン33bは円柱状からなり、支持部材60とアームレスト32との回動軸と略同一軸線上に突出している。したがって、アームレスト32が支持部材60に対して回動する場合、同一軸線を中心として手押し杆50に対してもスムースに回動することができる。これにより、手押し杆50と支持部材60とは側面視において略同一線上に配置された状態のまま、従来式のベビーカー本体20aの場合と同様にして前後方向に折り畳まれる。
また、従来式のベビーカー10と同様に、このように前後方向に折り畳まれたベビーカー本体20において、手押し杆50、上側連結バー42、前側連結バー26、および後側連結バー30の各一対のヒンジ51a,51b,42a,42b,26a,26b,30a,30bは、幅方向に沿って離間した一対の3つ折り軸L1,L2上にそれぞれ配置されるようになっている。そして、この3つ折り軸L1,L2を中心として、ベビーカー本体20を3つ折り状態に折り畳むことができる(図4)。
このように3つ折り状態に折り畳まれたベビーカー本体20は、前後方向および幅方向においてコンパクトな大きさとなり、収納および携帯に便利である。またさらに、手押し杆50の直管部55の長さを縮めることにより、さらに、高さ方向にもコンパクトな大きさにすることができる。
[背部70および座部76]
次に背部70および座部76について説明する。
背部70と背部70の前下方に連結された座部76とは、クッション性を有する材料を内包した布等と支持板等を組み合わせて形成されており、ベビーカー本体20に装着することができるようになっている。また、ベビーカー本体20の3つ折りにともなって屈曲することができるようになっており、ベビーカー本体20の折り畳みを阻害しないようになっている。
図1に示すように、背部70は支持部材60から吊り下げられて支持されており、背部70内に支持ベルト72が挿通されている。この支持ベルト72をしぼりまたは緩め、さらに支持ベルト72をその状態に固定することにより、背部70の傾斜角度を変更してその状態に維持することができるようになっている。これにより、ベビーカー10を図5に示すように用いて乳幼児をベビーカー10上で座らせるだけでなく、図1および図2に示すように用いて乳幼児をベビーカー10上で寝かせることもできる。
[保護フレーム80]
次に、保護フレーム80について詳述する。
図1に示すように、保護フレーム80は略コ字状からなり、幅方向に沿って延びる中央フレーム83と中央フレーム83の幅方向両外方に配置され、一端が支持ブラケット86を介して支持部材60に支持された一対の側フレーム84とからなっている。各側フレーム84と中央フレーム83とはヒンジ82a,82bを介して連結されている。このヒンジ82a,82bにより、側フレーム84と中央フレーム83とは、側フレーム84の長手方向と略平行な屈曲軸L4に沿って互いに対して回動して屈曲することができるようになっている(図1)。
中央フレーム83は乳幼児の頭部に対応する背部70の後方に背部70の一部からなる連結部材74を介して着脱自在に連結されている。また、保護フレーム80の支持部材60への支持点88は、アームレスト32の支持部材60に対する回動軸よりも上方にある。
なお、図2から明らかなように、背部70の構成が同一であるならば保護フレーム80の支持部材60への支持点88が上方にあればあるほど、背面手押し状態の場合に側面視において支持部材60および手押し杆50と、保護フレーム80の側フレーム84とによってなされる角度θが大きくなる。本実施の形態において、保護フレーム80の支持点88は、この角度θが90°より小さくなるように、保護フレーム80の支持点88が配置されている。すなわち、背面手押し状態の場合に、保護フレーム80は支持部材60および手押し杆50に対して後方側に90°以上揺動しないようになっている。さらに言い換えると、背面手押し状態において、背部70が最も傾斜させられたとしても、保護フレーム80は支持部材60および手押し杆50から後方側に90°以上揺動しないようになっている。
このような構成からなる保護フレーム80は、乳幼児の頭部を保護する観点から、アルミニウムや鉄等の金属、あるいは高強度樹脂等から形成される。
次に、このような構成からなる本実施の形態による保護フレーム80の、ベビーカー10を3つ折りする際の作用について説明する。
ベビーカー10を3つ折りする場合、ベビーカー本体20を3つ折りするだけでなく、保護フレーム80も一対のヒンジ82a,82bを中心として屈曲させなければならない。したがって、3つ折り軸L1,L2に沿ってベビーカー本体20を折り曲げる力をベビーカー10に加えた場合、保護フレーム80の屈曲軸L4をベビーカー本体20の3つ折り軸L1,L2と少なくも平行に配置しようとする力が生じる(図3)。
本実施の形態においては、側面視において手押し杆50と保護フレーム80の側フレーム84とによってなされる角度θが90°より小さくなるようになっている。したがって、3つ折りする際に、背部70が倒され保護フレーム80が手押し杆50から離間する方向に揺動していたとしても、保護フレーム80は支持部材60および手押し杆50に接近する方向に揺動して自動的に起きあがってくる。
これにより、ベビーカー10を3つ折りする際に、都度、事前に背部70を支持部材60および手押し杆50と略平行になるまで起こしておかなければならないという煩雑な作業を省略することができる。育児には手がかかり、また乳幼児から目を離すことができないことから、育児においては煩雑な作業を少しでも省略することが求められており、このような作用はとりわけ有用である。
また、保護フレーム80の中央フレーム83は背部70に連結部材74を介して連結されている。したがって、保護フレーム80の自動的な起きあがりにともない、背部70も手押し杆50から後方に突出した状態から手押し杆50に向けて畳み込まれる。すなわち、保護フレーム80は乳幼児に頭部を保護する目的のみに用いられるのではなく、折り畳み時に背部70を自動的に折り畳む目的のためにも用いられ得る。これにより、ベビーカー10の折り畳み状態をよりコンパクトな大きさとすることができる。
このようにベビーカー10を3つ折りしようとすると、ベビーカー本体20の3つ折り軸L1,L2と保護フレーム80の屈曲軸L4とが自動的に略平行に配置されるようになる。しかしながら、上述したように3つ折り軸L1,L2と屈曲軸L4とを一致させることは実質的に不可能である(図3)。すなわち、とりわけ保護フレーム80を弾性変形させながら折り畳む必要があり、保護フレーム80の弾性変形に対する復元力が折り畳み抵抗として生じてくる。
以下、この折り畳み抵抗の大小、すなわち保護フレーム80の弾性変形量の大小について、図6(a),(b),(c)を用い、従来式のベビーカー10aとの比較により説明する。なお、図6(a)は3つ折りする際における保護フレーム80の支持点88およびヒンジ82a,82bの移動軌跡を説明する図であり、図6(b)は前後方向に折り畳まれたベビーカー10の側面視における主要構成部品の位置関係を示す図であり、図6(c)は前後方向に折り畳まれたベビーカー10の保護フレーム80を示す部分正面図である。
図6中において、L3はベビーカー10の前後方向に沿った幅方向中心線L3を示す。
図6(b)または図3からも明らかなように、ベビーカー本体20の3つ折り軸L1,L2は構成上、側面視において、前脚22と後脚28との間を通り、手押し杆50の上方に設けられたヒンジ51a,51bを通過する。すなわち、手押し杆50が側面視において略直線状である限りにおいて、手押し杆50は、ベビーカー本体20の3つ折り軸L1,L2に対し、ヒンジ51a,51bが設けられた上方で交わるとともに、下方に向かうしたがって離間する。このため、図6(b)に示すように、保護フレーム80の支持点88が手押し杆50に沿って上方にあればあるほど、ベビーカー本体20の3つ折り軸L1,L2と支持点88との側面視における離間長さA1,A2、すなわち前後方向に沿った離間長さが短くなる。
そして、上述したように支持点88の幅方向位置を大きく変更することができないため、側面視における支持点88と3つ折り軸L1,L2との離間長さA1,A2が短いということは、保護フレーム80が屈曲する間における支持点88の移動半径R1,R2が小さくなり、支持点88の幅方向に沿った移動距離D1,D2が短くなることを意味する(図6(a))。
このように移動する保護フレーム80の支持点88、すなわち、側フレーム84の一方の端部に対して、側フレーム84の他方の端部、すなわち保護フレーム80のヒンジ82a,82bを設けられた部分の、保護フレーム80が屈曲する間の移動軌跡は幅方向中心線L3と平行になる。図6(a),(c)から明らかなように、ベビーカー10は幅方向中心線L3を中心として対象な構成となっているからである。
これらのことより、ベビーカー本体20の3つ折りにともなって保護フレーム80が屈曲する場合、支持点88の幅方向に沿った移動距離D1,D2だけ側フレーム84が撓む。そして、支持点88aが下方にある場合の支持点88aの幅方向に沿った移動距離D2よりも、支持点88が上方にある場合の支持点88の幅方向に沿った移動距離D1の方が短い。すなわち、保護フレーム80の支持点88が上方にあればあるほど、側フレーム84の変形量は少なくなり、これにともなって折り畳み抵抗も低減される。すなわち、本実施の形態によれば、アームレスト32より上方に保護フレーム80の支持点88を配置しており、支持点88aがアームレスト32より下方に配置された従来式のベビーカー10aに比べて折り畳み抵抗を低減することができる。
以上のように本実施の形態によれば、3つ折り自在なベビーカー本体20と保護フレーム80とを備えたベビーカー10において、保護フレーム80の支持点88をアームレスト32よりも上方に配置しており、ベビーカー10を3つ折りする際に不可避的に生ずる折り畳み抵抗を低減することができる。
また、本実施の形態によれば、保護フレーム80は、手押し杆50が支持部材60に固定された状態において、支持部材60および手押し杆50に対して後方側に90°以上揺動しないようにしている。これにより、ベビーカー10を3つ折りして折り畳む際、保護フレーム80を支持部材60および手押し杆50に接近する向きに揺動させて引き上げる力が生じる。これにより、ベビーカー10を折り畳む前に、保護フレーム80を都度引き上げるという煩雑な作業を省略することができる。
さらに、本実施の形態によれば、保護フレーム80は連結部材74を介して着脱自在に背部70に連結されている。すなわち、ベビーカー10の折り畳み時に支持部材60および手押し杆50に向けて揺動させられて引き上げられる保護フレーム80に背部70が連結されている。したがって、ベビーカー10の折り畳み時、背部70が保護フレーム80に連動して手押し杆50に向けて自動的に引き上げられて畳み込まれる。これにより、折り畳んだベビーカー10から背部70が突出してしまうことを自動的に防止することができ、折り畳み時のベビーカー10の寸法を自動的によりコンパクトな大きさにすることができる。
なお、上述した本実施の形態において、図7に示すように、アームレスト32と保護フレーム80とを連結するリンク部材90を設け、ベビーカー10の前後方向の折り畳みに連動させて、保護フレーム80をリンク部材90により強制的に支持部材60および手押し杆50に接近する方向に揺動させるようにしてもよい。なお、図7(a),(b)は、支持部材60へのアームレスト32の連結部分および保護フレーム80の支持点88部分を示す部分側面図であって、図7(a)はベビーカー10を展開した状態を示し、図7(b)はベビーカー10を前後方向に折り畳んだ状態を示している。
図7に示すように、本変形例において、アームレスト32には支持部材60に対する回動軸44の近傍であって回動軸44の後方側に貫通孔92が設けられ、保護フレーム80の端部部分には支持点88の近傍に支持点88を中心とする円弧に沿った円弧状孔89が設けられている。リンク部材90の一方の端部は貫通孔92を回動自在に貫通し、止めリング(図示せず)等を介して貫通孔92から抜け落ちないようになっている。他方、リンク部材90の他方の端部は円弧状孔89に回動自在および孔の形状に沿って円弧状に移動自在に貫通し、止めリング(図示せず)等を介して円弧状孔89から抜け落ちないようになっている。そして、図7(a)に示すように、ベビーカー10が展開された状態において、保護フレーム80が背部70の傾斜可能な範囲に対応して揺動することができようになっている。また、図7(b)に示すように、ベビーカー10を前後方向に折り畳む際に、アームレスト32の支持部材60および手押し杆50に対する回動にともないリンク部材90が下方に移動することによって、保護フレーム80が支持部材60および手押し杆50に略平行な状態に引き上げられるよう、円弧状溝の形状、リンク部材90の長さ、円弧状溝および貫通孔92の配置が設定されている。
このような変形例においては、ベビーカー10を前後方向に折り畳む際に、保護フレーム80を確実に揺動させて引き上げることができる。したがって、保護フレーム80の支持点88の配置を、保護フレーム80が支持部材60および手押し杆50に対して後方側に90°以上揺動しない範囲に限定する必要はない。すなわち、本来の目的である乳幼児の頭部保護を的確に行うことができるように保護フレーム80が背部70を囲むことのみを考慮して、支持点88の位置を決定することができる。これにより、保護フレーム80の支持点88の配置自由度が増し、折り畳み抵抗をさらに低減することができる。
なお、本実施の形態において、一対の前脚22と、一対の後脚28と、前脚22の上端部分と後脚28の上端部分とに回動自在に連結された一対のアームレスト32と、アームレスト32と回動自在に連結され、下端部分が後脚28の中間部分とブラケット38を介して回動自在に連結された一対の支持部材60と、下端部分がブラケット38に回動自在に連結された手押し杆50と、を有する3つ折り自在なベビーカー本体20に保護フレーム80を設けた例を示したが、当然に本発明はこのようなベビーカー本体20のみに適用することができるのではなく、一対の前脚22と、一対の後脚28と、前脚22の上端部分と後脚28の上端部分とに回動自在に連結された一対のアームレスト32と、アームレスト32と回動自在に連結され、下端部分が後脚28の中間部分とブラケット38を介して回動自在に連結された手押し杆50aと、を有する3つ折り自在なベビーカー本体20aに上述してきた保護フレーム80を設けてもよい。そしてこの場合、保護フレーム80が手押し杆50に対して後方側に90°以上揺動しないようにすることが好ましい。また、上述した変形例と同様に、アームレスト32と保護フレーム80との間にリンク部材90を設けることも可能である。
本発明による折り畳み式ベビーカーの一実施の形態を示す斜視図。 ベビーカーを示す側面図。 前後方向に折り畳んだ状態におけるベビーカーを示す側面図。 3つ折りして折り畳んだ状態におけるベビーカーを示す正面図。 ベビーカーを示す側面図。 ベビーカーの折り畳み抵抗についての説明図。 ベビーカーの変形例であって、支持部材へのアームレストの連結部分および保護フレームの支持点部分を示す部分側面図。 従来式のベビーカー本体を示す斜視図。 前後方向に折り畳んだ状態における従来式のベビーカー本体を示す側面図。 3つ折りして折り畳んだ状態における従来式のベビーカー本体を示す斜視図。 従来式のベビーカーを示す斜視図。 従来式のベビーカーを示す斜視図。
符号の説明
10 ベビーカー
20 ベビーカー本体
22 前脚
28 後脚
32 アームレスト
38 ブラケット
50 手押し杆
60 支持部材
70 背部
74 連結部材
80 保護フレーム
82a ヒンジ
82b ヒンジ
88 支持点
90 リンク部材

Claims (6)

  1. 一対の前脚と、一対の後脚と、前脚と後脚とに回動自在に連結された一対のアームレストと、アームレストと回動自在に連結され、下端部分が後脚の中間部分とブラケットを介して回動自在に連結された一対の支持部材と、下端部分がブラケットに回動自在に連結された手押し杆と、を有する3つ折り自在なベビーカー本体と、
    ベビーカー本体に装着される背部と、
    支持部材に揺動自在に支持されるとともに背部を囲み、一対のヒンジを有する保護フレームと、を備え、
    保護フレームの支持点がアームレストより上方にあることを特徴とする折り畳み式ベビーカー。
  2. 保護フレームは、支持部材に対して後方側に90°以上揺動しないことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式ベビーカー。
  3. 一対の前脚と、一対の後脚と、前脚と後脚とに回動自在に連結された一対のアームレストと、アームレストと回動自在に連結され、下端部分が後脚の中間部分とブラケットを介して回動自在に連結された手押し杆と、を有する3つ折り自在なベビーカー本体と、
    ベビーカー本体に装着される背部と、
    手押し杆に揺動自在に支持されるとともに背部を囲み、一対のヒンジを有する保護フレームと、を備え、
    保護フレームの支持点がアームレストより上方にあることを特徴とする折り畳み式ベビーカー。
  4. 保護フレームは、手押し杆に対して後方側に90°以上揺動しないことを特徴とする請求項3に記載の折り畳み式ベビーカー。
  5. アームレストと保護フレームとを連結するリンク部材が設けられ、
    リンク部材により、保護フレームはアームレストの回動にともなって手押し杆に接近する方向に揺動することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の折り畳み式ベビーカー。
  6. 保護フレームは連結部材を介して着脱自在に背部に連結されていることを特徴とする請求項2,4または5に記載の折り畳み式ベビーカー。
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