JP3133698U - 前二輪後一輪の携帯型三輪自転車 - Google Patents
前二輪後一輪の携帯型三輪自転車 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3133698U JP3133698U JP2007003333U JP2007003333U JP3133698U JP 3133698 U JP3133698 U JP 3133698U JP 2007003333 U JP2007003333 U JP 2007003333U JP 2007003333 U JP2007003333 U JP 2007003333U JP 3133698 U JP3133698 U JP 3133698U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear wheel
- handle
- wheels
- portable
- shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Abstract
【解決手段】前輪1が二つの車輪、後輪2が一つの車輪で、後輪2をペタル3,3の足踏みにより駆動させる三輪自転車であって、ハンドル4を支持する支柱5,5Aと、サドルを支持する支柱7,7Aが伸縮自在にして任意の高さ位置で設定可能なストッパー8,8,・・・付きの中空パイプ嵌合体で構成され、前輪1を回転自在に支持して構成された支持アーム9が後方へ折り畳み可能にして前記ハンドル4を支持する支柱5に取付け固定されてなる。後輪2は、後輪軸の両端に設けられたスプロケット2Aを、延出端にペタル3,3を設けた円板状プレート3A,3Aに取付け固定された円形チェーン3Bに噛み合わせて駆動させる。
【選択図】図1
Description
本考案は、このような問題点に鑑み、複雑な差動歯車装置を必要とせず、サドルを座台とする椅子代りにも使用することができ、加えてペタル踏力による回転トルクを検出して電動アシストすることもできる前二輪後一輪の携帯型三輪自転車を提供することを目的とし、該目的を達成することを課題とする。
(1)後輪を駆動する前二輪後一輪の三輪自転車であって、ハンドルを支持する支柱とサドルを支持する支柱が伸縮自在にして任意の高さ位置で設定可能なストッパー付きの中空パイプ嵌合体で構成されると共に、前輪を回転自在に支持して構成された支持アームが、後方へ折り畳み可能にして前記ハンドルを支持する支柱に取付け固定されてなることを特徴とする前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
(2)左右両端へ延出されたハンドルの支持体が、ハンドルを支持する支柱に回動自在にして任意の方向に設定可能に装着可能であると共に、二つのハンドル握柄のいずれか片方がハンドルを支持する支柱に沿うように折り畳み可能に装着されてなることを特徴とする前項(1)記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
(3)前二輪の車輪と車輪の間隔幅が、任意の間隔幅に調整可能であると共に、一定の間隔幅に設定可能にしてなることを特徴とする前項(1)又は(2)記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
(4)サドルが、前後方向に傾斜可能に設定されると共に、フラットな可撓性の板材を円筒体の上部に載着し、該円筒体の外形に沿って逆U字状に曲げられた形状と、前記フラットな板材の形状が保持されるように構成されてなることを特徴とする前項(1)〜(3)のいずれか1項記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
(5)後輪軸の左右両端にスプロケットを設け、該スプロケットと噛み合う円形チェーンが、一端を延出させてペタルを設けた円板状プレートの内側面に固定されると共に、該固定された円形チェーンの中心が、後輪を支持した車体フレーム板に軸支されて、前記円板状プレートの回転により後輪が回転駆動されるように構成されてなることを特徴とする前項(1)〜(4)のいずれか1項記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
(6)中空の後輪軸の外径部にベアリングを介して円筒軸を嵌合させ、該円筒軸の円周斜め方向に溝を穿設して、該溝にマグネットを取付けたピンの両端部が移動可能に係合されて戻しバネの捩り力で引き寄せられてなり、前記後輪軸の回転トルクにより前記ピンを移動させて、後輪軸の中空部に離間させて設けたマグネットとマグネットセンサーの近接により後輪軸の回転トルクを検出して電動モーターを起動させ、電動モーターの回転力を後輪に付加できるように構成されてなることを特徴とする前項(1)〜(5)のいずれか1項記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
(7)後輪軸被覆外径部と干渉しないように内径部の空いたドーナツ状電動モーターを、後輪を支持した車体フレーム板に後輪軸と中心を同一にして取付け、電動モーターの回転ローラー部を後輪の板フレーム面に押し当て、又は固定して回転力を付加させる構成にしてなることを特徴とする前項(6)記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
すなわち、
1.駆動される後輪が一輪の三輪自転車であるから、複雑で重量の嵩む差動歯車装置は必要とせず、軽量化が図られ、三輪自転車の携帯化を図るのに好適であると共に、三輪車特有の安定走行が得られる。
2.二つの前輪の車輪と車輪の間隔幅の調整設定が可能で後方への折り畳みが可能で、ハンドルやサドルを支持する支柱が回動自在であると共に伸縮自在であり、且つハンドルの片方がハンドルを支持する支柱に沿うように折り畳み可能に装着されるから、コンパクトに縮め、アタッシュケース等に収納して携帯するのに有効となるほか、前二輪の間隔幅の調整により安定スタンドと安定走行が得られる。
3.サドルは、フラットな可撓性の板材を円筒体の上部に載置し、該円筒体の外形に沿って逆U字状に曲げられた形状とフラットな板材の形状が保持されるように構成されるから、安定スタンドの状態でフラットな座台の椅子代りに使用でき、自転車としての走行に供する時は、逆U字状に曲げたサドルとして使用することができる。
4.後輪軸の左右両端にスプロケットを設け、該スプロケットと噛み合う円形チェーンが円板状プレート内側面に円形に固定されるから、チェーンが伸びたりして垂むようなことがなく、且つ円板状プレートで円形チェーンが被覆されるから、チェーンが露出することなく、チェーンに付着した油等で汚れたり、チェーンに巻き込まれたりするのを防止するのに好適となる。
5.中空の後輪軸の外径部にベアリングを介して円筒軸を嵌合させ、該円筒軸の円周斜め方向に溝を穿設して、該溝にマグネットを取付けたピンの両端部を移動可能に係合されて戻しバネの捩り力で引き寄せられ、前記後輪軸の回転トルクにより前記ピンを移動させて、後輪軸の中空部に離間させて設けたマグネットとマグネットセンサーを近接させることにより、後輪軸の回転トルクを検出してモーターを起動させるようにした電動アシスト化が図られる。
なお、本実施例を示す図面は、本考案の構成を理解しやすくするための一実施形態であり、必ずしも本考案はこれに限定されるものではない。
なお、上記した以外は、図5に説明したとおりであるが、電動アシスト式でない場合の後輪2は、スポーク型の車輪を使用しても良い。
前輪1,1の車輪と車輪の間隔を、前輪1,1を回転自在に支持して構成される支持アーム9の調整つまみジョイント13,17により最大限拡げて設定し、サドル6が座台となるようなフラットな板材にして下方へ下げ、椅子として使用するのに適した高さに設定する。ハンドル4を支持する支柱5を引き上げ、ハンドル握柄4A,4Aが左右に水平な状態で背もたれとなるような適当な高さ位置に設定する。
2 後輪
2A スプロケット
2B 後輪軸
2C ブレーキレバー
2a フレーム板
3 ペタル
3A 円板状プレート
3B 円形チェーン
3C 車体フレーム板
3a,4a,11 軸
3b,27 取付ブロック
3c 抜け止めロック
4 ハンドル
4A ハンドル握柄
4B 支持体
4C キャップ
5,5A,7,7A 支柱
6 サドル
6A 板材
6B 円筒体
8,8A ストッパー
9 支持アーム
9A,9B,9C アーム部材
9a 蝶番
9b 支持板
10 係止レバー
10A,23c,24a,34 バネ
10a 係止爪
12 取付ブラケット
13,17 調整つまみジョイント
13A,15A,17A ロックナット
13B,17B リンクボルト
14,19,28 ベアリング
15 軸ボルト
16 ボス
18 支持軸
20,22 引張バネ
21 ゴムストッパー
23 サポートアーム
23a 中空パイプ
23b アーム棒
23d ガイドブロック
24 ストッパー部材
24b ストッパーピン
25 軸棒
26 丸棒材
29 円筒軸
29a 溝
30 マグネット
30A マグネットセンサー
30B リード線
31 ピン
32 電動モーター
32a 回転ローラー部
33 戻しバネ
Claims (7)
- 後輪を駆動する前二輪後一輪の三輪自転車であって、ハンドルを支持する支柱とサドルを支持する支柱が伸縮自在にして任意の高さ位置で設定可能なストッパー付きの中空パイプ嵌合体で構成されると共に、前輪を回転自在に支持して構成された支持アームが、後方へ折り畳み可能にして前記ハンドルを支持する支柱に取付け固定されてなることを特徴とする前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
- 左右両端へ延出されたハンドル握柄の支持体が、ハンドルを支持する支柱に回動自在にして任意の方向に設定可能に装着可能であると共に、二つのハンドル握柄のいずれか片方がハンドルを支持する支柱に沿うように折り畳み可能に装着されてなることを特徴とする請求項1記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
- 二つの前輪の車輪と車輪の間隔幅が、任意の間隔幅に調整可能であると共に、一定の間隔幅に設定可能にしてなることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
- サドルが、前後方向に傾斜可能に設定されると共に、フラットな可撓性の板材を円筒体の上部に載着し、該円筒体の外形に沿って逆U字状に曲げられた形状と、前記フラットな板材の形状が保持されるように構成されてなることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
- 後輪軸の左右両端にスプロケットを設け、該スプロケットと噛み合う円形チェーンが、一端を延出させてペタルを設けた円板状プレートの内側面に固定されると共に、該固定された円形チェーンの中心が、後輪軸を支持した車体フレーム板に軸支されて、前記円板状プレートの回転により後輪が回転駆動されるように構成されてなることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
- 中空の後輪軸の外径部にベアリングを介して円筒軸を嵌合させ、該円筒軸の円周斜め方向に溝を穿設して、該溝にマグネットを取付けたピンの両端部が移動可能に係合されて戻しバネの捩り力で引き寄せられてなり、前記後輪軸の回転トルクにより前記ピンを移動させて、後輪軸の中空部に離間させて設けたマグネットとマグネットセンサーの近接により後輪軸の回転トルクを検出して電動モーターを起動させ、電動モーターの回転力を後輪に付加できるように構成されてなることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
- 後輪軸被覆外径部と干渉しないように内径部の空いたドーナツ状の電動モーターを、後輪を支持した車体フレーム板に後輪軸と中心を同一にして取付け、電動モーターの回転ローラー部を後輪のフレーム板面に押し当て、又は固定して電動モーターの回転力を付加させる構成にしてなることを特徴とする請求項6記載の前二輪後一輪の携帯型三輪自転車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003333U JP3133698U (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 前二輪後一輪の携帯型三輪自転車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007003333U JP3133698U (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 前二輪後一輪の携帯型三輪自転車 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3133698U true JP3133698U (ja) | 2007-07-19 |
Family
ID=43284341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007003333U Expired - Lifetime JP3133698U (ja) | 2007-05-10 | 2007-05-10 | 前二輪後一輪の携帯型三輪自転車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3133698U (ja) |
-
2007
- 2007-05-10 JP JP2007003333U patent/JP3133698U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4686765B2 (ja) | 三輪車 | |
US7992889B2 (en) | Convertible stroller-cycle | |
US6595536B1 (en) | Collapsible vehicle | |
KR100908789B1 (ko) | 한쌍의 전륜이 구비된 접이식 자전거 | |
JP2002504461A (ja) | 折りたたみ式二輪車 | |
JP2010018173A (ja) | X型フレームの三輪折りたたみ自転車 | |
US6338393B1 (en) | Pivoting frame suspension scooter | |
JP2014061870A (ja) | 車両 | |
KR100920263B1 (ko) | 접철식 자전거 | |
JPH0853091A (ja) | 折り畳み三輪車 | |
US7048289B2 (en) | Human-powered vehicle | |
CN213442898U (zh) | 一种电动代步车 | |
CN112158287A (zh) | 一种电动代步车 | |
US6478104B1 (en) | Collapsible motor driven vehicle | |
JP3133698U (ja) | 前二輪後一輪の携帯型三輪自転車 | |
WO2020178842A1 (en) | Folding tricycle | |
WO2007032629A1 (en) | Hands and legs drive folding cycle | |
JP2005239032A (ja) | 折りたたみ式電動二輪車 | |
JP3197810U (ja) | 前二輪自転車、およびその前輪用懸架・操舵装置 | |
JP7413182B2 (ja) | 前2輪型車両 | |
JP3091685U (ja) | 折り畳み型自転車 | |
KR20130101609A (ko) | 한 쌍의 전륜이 구비되는 자전거와 모터사이클의 전륜지지 장치 | |
KR100340597B1 (ko) | 삼륜차 | |
JPH065992Y2 (ja) | 折りたたみ式自転車 | |
JP7042534B1 (ja) | 自転車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130627 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20170627 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |