JP5149607B2 - 摩擦攪拌装置及び摩擦攪拌プロセス - Google Patents

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Description

本発明は摩擦撹拌装置及び摩擦撹拌プロセスに関する。
部材の突合わせ接合をする方法として、回転する工具を突合わせ部に押しあてて、このときに工具と部材とに発生する摩擦熱を利用して、工具の近傍において部材を軟化させ、部材の突合わせ部に沿って工具を回転させながら移動させることにより、部材どうしの固相接合を行う摩擦攪拌接合方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、このような摩擦撹拌接合方法のアプリケーションの1つとして、例えば、アルミ鋳物の改質,アルミ展伸材の結晶組織微細化による超塑性発現,粉末等の他の物質を部材中に分散させる複合化等の改質処理が、摩擦攪拌接合方法と同様のプロセスを用いて行われている(例えば、特許文献2〜4参照)。
摩擦攪拌を利用した改質処理の具体的な適用例として、例えば、ガソリンエンジン等の内燃機関に使用される円筒状のピストンにおけるピストンリング装着用のリング溝近傍の改質処理が挙げられる。ガソリンエンジン等のピストンには、アルミニウム製,アルミニウム合金製又はマグネシウム合金製の鋳物(以下「アルミ鋳物等」という)が広く用いられており、ピストンの周囲にはピストンリングを装着するための溝が設けられ、この溝の表面に耐摩耗性を確保するためのアルマイト処理が施される。
アルマイト処理によって形成されるアルマイト層(被膜)の平滑性はピストンリングのシール性を左右する重要なパラメータである。例えばコンプレッションリング装着用溝の場合、アルマイト層の平滑性が悪いと、燃焼室からクランクケース側へと圧縮ガスが抜ける、所謂、ブローバイを生じさせる原因となる。そこで、このアルマイト層を形成する部分を摩擦攪拌により改質して下地の金属組織を均質化した後に、アルマイト処理を施している。
しかしながら、従来の摩擦撹拌による接合や改質では、工具により攪拌された被加工物質が工具の回転によって外部に排出されてしまい、接合部や改質部にはあたかも切削加工を施したように溝状の欠陥が生じてしまうという問題がある。また、摩擦撹拌による接合や改質の終了後に回転する工具をアルミ鋳物等から引き抜いた際に、所謂、キーホールと呼ばれる工具の先端形状に倣った凹みが形成されるという問題がある。前記したピストンリングの場合には、このキーホールに原因してブローバイが発生するおそれがある。
そこで、この問題を解決する1つ方法として、下地であるアルミ鋳物等においてリング溝が形成される部分を摩擦攪拌により改質して均質化された金属組織を形成した後、リング溝を機械加工により形成し、次いでアルマイト処理を行う技術が提案されている(例えば、特許文献5参照)。この特許文献5に開示された技術では、摩擦攪拌処理後にリング溝を機械加工により形成しているために、その機械加工の際に改質部の表面に形成された溝状の欠陥とキーホールが除去される。
特公表7−505090号公報 特許第3229556号公報 特許第3346380号公報 特開2007−100129号公報 特開2007−64129号公報 特許第3295376号公報
しかしながら、リング溝の機械加工によりキーホールを完全に除去するためには、摩擦撹拌に用いる工具の外径をリング溝の溝幅よりも短くしなければならない。このような条件では、改質部の幅及び深さを十分に取ることは困難である。また、短径の工具を用いる必要があるために、その工具は短寿命となる。これに対して、改質部の幅をリング溝の幅を考慮せずに広く取るための方法として、ピストンに当てブロックを取り付け、摩擦撹拌処理をこの当てブロックにて終了させ、当てブロックをピストンから取り外すという方法を用いることもできるが(例えば、特許文献6参照)、この方法では、ピストンごとに当てブロックを準備する必要があるため、生産コストが高くなる。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、摩擦撹拌された処理部における表面欠陥の発生を抑制することができる摩擦撹拌装置及び摩擦撹拌プロセスを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係る摩擦撹拌装置は、円柱状の先端部を有する工具と、前記工具を中心軸回りに回転させる回転機構と、前記回転機構により回転する前記工具の先端部を所定の被加工物に押し付ける第1押圧機構と、前記工具の先端部の外周が囲繞されるように前記工具が挿入される工具挿入孔を有する治具と、前記治具を被加工物に対して摺動可能に押し付ける第2押圧機構と、前記工具が前記回転機構により回転して前記工具の先端部が前記第1押圧機構によって前記被加工物に所定深さ没入されている状態から、前記工具及び前記治具と前記被加工物とを相対的に移動させながら、前記工具の先端部が徐々に前記被加工物から引き抜かれるように前記第1押圧機構を制御する押圧制御部と、を具備し、前記被加工物を押し付ける方向において前記治具を振動させる振動機構と、前記工具が前記回転機構により回転して前記工具の先端が前記第1押圧機構によって被加工物に所定深さ没入され、かつ、前記工具及び前記治具と前記被加工物とが相対的に移動しているときに、前記振動機構を動作させる振動制御部と、をさらに具備する構成となっている。
本発明の第2の観点に係る摩擦撹拌プロセスは、円柱状の先端部を有する工具の前記先端部を囲繞し、被加工物に対して摺動する治具を所定の被加工物に押しあて、前記治具に挿入された前記工具を回転させながら前記被加工物に押しあてて、前記工具の先端部を前記被加工物へ没入させ、前記工具及び前記治具と前記被加工物とを相対的に移動させることによって、前記工具の先端部による摩擦撹拌処理を前記被加工物に施し、前記工具及び前記治具と前記被加工物とを相対的に移動させながら、前記工具を徐々に前記被加工物から引き抜き、前記工具を前記被加工物へ没入させる前から、前記被加工物から完全に引き抜かれるまでの間、前記治具が前記被加工物を押し付ける方向において、振動機構によって前記治具を振動させる構成となっている。
本発明によれば、摩擦撹拌された処理部における表面欠陥の発生を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、円柱(円筒)形状の被加工物の曲面に摩擦撹拌処理を施す形態を取り上げるが、被加工物は、摩擦攪拌処理を施す加工面として平面または曲率が一定な曲面を有するものであればよく、このような曲面としては、円筒内面,円筒外面,円柱外面,球面,レンズ状表面等が挙げられる。なお、摩擦撹拌処理とは、摩擦撹拌による接合処理と改質処理を含む概念であり、接合処理であるのか、改質処理であるのか、又は改質接合処理であるのかは、具体的な処理事例ごとに判断される。
《第1実施形態》
図1に第1実施形態に係る摩擦撹拌装置の概略構造を表した断面図を示す。摩擦撹拌装置100Aは、円柱状又は円筒状の被加工物10の外周曲面に沿って円弧を描くように摩擦撹拌処理を施す構造を有している。被加工物10は受けローラ20に支持されており、回転テーブル等のモータ(図示せず)によって中心軸回りに回転する。被加工物10にはリング状の溝Gが形成されており、摩擦撹拌装置100Aは、被加工物10を回転させながら溝Gに沿って摩擦撹拌処理を施す。
摩擦撹拌装置100Aは、円柱状の先端部(以下「ピン」という)12を有する工具13と、工具13を中心軸回りに回転させる回転機構としての機能とピン12を被加工物10に押し付ける第1押圧機構としての機能を有する回転押圧機構25と、工具13のピン12を挿入可能な工具挿入孔16を有する治具(以下「押さえ治具」という)15と、押さえ治具15を被加工物10に対して押し付ける第2押圧機構としての機能とこの押圧方向において押さえ治具15を振動させる振動機構としての機能を有する押圧振動機構11と、改質材(フィラ)としてのワイヤ17を被加工物10の表面においてピン12が没入される場所へ供給するためのワイヤ供給機構18aと、回転押圧機構25と押圧振動機構11を制御する制御部26とを備えている。なお、制御部26は被加工物10を回転させる回転テーブル(図示せず)の駆動制御をも行う。
工具13において被加工物10に没入する部分は、ピン12のさらに先端の一定長さ部分のみであり、ピン12は被加工物10に形成された溝Gの深さ程度に没入される。工具13としては、加工対象となる被加工物10の材質等を考慮して、適切な材料からなるものを選択すればよい。
押さえ治具15において被加工物10と接する摺動面14は、押さえ治具15が被加工物10の外周曲面に均一な力で押しあてられるように、被加工物10の外周曲面の曲率と同じ曲率を有し、被加工物10の外周曲面と相補する曲面形状となっている。
被加工物10を回転させると、押さえ治具15そのものは移動しないが、押さえ治具15は押圧振動機構11によって被加工物10に押しつけられているために、押さえ治具15は被加工物10の表面と摩擦しながら相対的に移動することとなり、摺動面14には潤滑のないドライ環境下での摩擦が生じる。例えば、押さえ治具15と被加工物10との間の摩擦力が大きい場合、被加工物10を回転させる回転テーブル等のモータに大きなトルクが要求されることとなる。また、押さえ治具15と被加工物10との相対的な移動速度が低下したり間欠的に変化したりすると、押さえ治具15に設けられた工具挿入孔16の内周面に工具13の外周面が接触して大きな摩擦熱を発生したり、工具13の破損を引き起こすおそれがある。さらに、押さえ治具15が、常時、被加工物10の表面と摩擦状態にあると、被加工物10の表面にスクラッチ等の欠陥を生じさせるおそれがある。
そこで、押さえ治具15の摺動面14は、押さえ治具15と被加工物10との間の摩擦力が小さくなるような構造となっていることが好ましく、その具体例については、第2実施形態として後に詳細に説明する。なお、後述するように、押圧振動機構11は押さえ治具15と被加工物10との間の摩擦を軽減する1つの手段である。
押さえ治具15に形成されている工具挿入孔16はピン12の外周を囲繞しており、ピン12のみが工具挿入口16から突出することができるようになっている。工具13を回転させたときに、定常回転状態では、ピン12の外周面と工具挿入孔16の内周面とが摺動することはない。ピン12の外径を一定とすることにより、局部的な摩耗の発生を抑制することができ、また、ピン12を常に被加工物10の一定深さにまで没入させることができ、摩擦撹拌による処理領域を一定に確保することができる。
なお、被加工物10にピン12のみが没入される構造において、仮に、押さえ治具15を設けない構造とした場合には、ピン12により攪拌された物質(被加工物10を構成する物質及びワイヤ供給機構18aにより供給されるワイヤ17を構成する物質)を被加工物10内に保持する機構が存在しないことになる。これによって、攪拌された物質が外部へ排出されてしまい、被加工物10において摩擦撹拌された処理部にはあたかも切削加工を施したように溝状の欠陥が生じてしまう。そこで、被加工物10にピン12のみを没入させる摩擦撹拌装置100Aの場合には、ピン12により攪拌された物質の外部への排出を抑制して被加工物10内に保持する機構が必要であり、押さえ治具15がその役割を担う。
押圧振動機構11における押圧機構には、油圧シリンダやエアーシリンダを用いることができる。押圧振動機構11における振動機構には、機械構造部品を振動させる一般的な回転式バイブレータ又はピストン式バイブレータを用いることができる。振動周波数は特に限定されるものではなく、例えば、20Hz程度あれば十分である。これは、一般的な摩擦攪拌処理における工具13の回転速度が1000rpm(すなわち16Hz)であり、後に示す図2の摩擦撹拌された処理部である改質部に現れる半円形のリップルマークが1つ形成される際に1回程度振動すればよいためである。
ワイヤ供給機構18aは、被加工物10の表面改質を行うための材料(フィラ)からなるワイヤ17をリール状に巻いて収容しており、このワイヤ17を被加工物10に形成された溝Gに沿って送り出すことによって、ピン12が没入される場所へワイヤ17を供給する。ワイヤ供給機構18aは、ワイヤ17に代えて、シートを供給するものであってもよい。ワイヤ17は被加工物10とともに軟化し、改質部19が形成されることとなる。被加工物10において摩擦撹拌処理を施す部分には溝Gが予め設けられているため、ワイヤ17が押さえ治具15によって溝G内に収まりやすくなっており、ピン12による攪拌によっても外部に排出され難く、ワイヤ17の利用率(供給量に対して改質部19に取り込まれる量の割合)が向上する。
なお、ワイヤ17は、摩擦撹拌処理による改質に適した材質のものが、適宜選ばれる。被加工物10に形成された溝Gを摩擦撹拌処理時に埋めながら同じ材質で組織改質するのであれば、被加工物10と同じ材質のものを用いることができる。ワイヤ17は、溝G内に予め埋設されていてもよく、その場合にはワイヤ供給機構18aは必要ではない。
制御部26は、工具13の回転速度の制御やピン12の被加工物10への没入深さの制御、押圧振動機構11による押さえ治具15の被加工物10への押圧力の制御、押圧振動機構11による押さえ治具15の振動の制御、被加工物10の回転速度の制御等を行う。
[第1処理形態]
摩擦撹拌装置100Aを用いた被加工物10の第1処理形態では、まず、被加工物10を受けローラ20に支持させて、ワイヤ供給機構18aからワイヤ17を溝Gに沿って、ピン12を没入させる場所まで挿入し、押さえ治具15を被加工物10に一定の力で押しあてる。工具13を一定速度で回転させて工具挿入口16に挿入し、ピン12を被加工物10に押しあてて一定深さ没入させる。被加工物10を一定速度で回転させ、その回転速度に合わせてワイヤ17を送り込む。これにより改質部19が形成されてゆく。
被加工物10を360°回転(1回転)させる。これにより被加工物10の全周にわたって摩擦撹拌処理が施され、リング状の改質部19が形成される。ワイヤ供給機構18aは、溝Gの一周分の長さのワイヤ17を供給すると、自動的にワイヤ17を切断するように構成されていてもよい。この第1処理形態では、この間、押圧振動機構11による押さえ治具15の振動動作は行わないものとする。
被加工物10が1回転し、摩擦撹拌処理の開始点がピン12の没入位置に到達したら、被加工物10を継続して回転させながら、ピン12を徐々に被加工物10から引き抜く。つまり、摩擦撹拌処理のオーバーラップ領域を設けながら、ピン12を徐々に被加工物10から引き抜く。例えば、1回転した被加工物10をさらに1/4回転させたときに、ピン12が被加工物10から完全に引き抜かれるようにする。この第1処理形態に係る摩擦撹拌処理によれば、ピン12が完全に引き抜かれた場所において、改質部19の表面にキーホールが発生することを防止することができる。
[第2処理形態]
摩擦撹拌装置100Aを用いた被加工物10の第2処理形態では、まず、被加工物10を受けローラ20に支持させて、ワイヤ供給機構18aからワイヤ17を溝Gに沿って、ピン12を没入させる場所まで挿入し、押さえ治具15を被加工物10に一定の力で押しあてるとともに、押圧振動機構11による押さえ治具15の振動動作を開始する。そして、工具13を一定速度で回転させて工具挿入口16に挿入し、ピン12を被加工物10に押しあてて、一定深さ没入させる。その後、継続して押さえ治具15を振動させながら、被加工物10を一定速度で回転させ、その回転速度に合わせてワイヤ17を送り込む。これにより改質部19が形成されてゆく。
被加工物10が1回転して、被加工物10の全周にわたって摩擦撹拌処理が施されたら、被加工物10の回転を停止して、ピン12を被加工物10から引き抜き、工具13の回転を停止させ、また、押さえ治具15の振動を停止させる。
図2(a)にこの第2処理形態により得られる改質部とその近傍の表面の写真(振動あり)を示し、図2(b)には押さえ治具15の振動動作を全く行わなかった場合の改質部とその近傍の表面の写真(振動なし)を示す。図2(b)に示されるように、押さえ治具15の振動動作を行わなかった場合には、押さえ治具15の摺動面14が被加工物10の表面との摩擦によって被加工物10の回転速度が間欠的に変化したことに原因すると考えられる欠陥が発生していることが確認された。これに対して、図2(a)に示されるように、第2処理形態に係る摩擦撹拌処理方法によれば、改質部19の表面は滑らかであることが確認された。これは、押さえ治具15を振動させることにより、押さえ治具15と被加工物10との間の摩擦力が小さくなることによるものと考えられる。
[第3処理形態]
第3処理形態は、被加工物10を回転させながらオーバーラップ領域を設けて徐々にピン12を加工物10から引き抜くという第1処理形態の特徴と、少なくとも摩擦撹拌処理を行っている間は押さえ治具15を振動させるという第2処理形態の特徴とを併せ持つ処理形態とする。これにより、キーホールの発生を抑制し、さらに、改質部19の表面を滑らかに仕上げることができる。
《第2実施形態》
図3(a)に第2実施形態に係る摩擦攪拌装置100Bの概略構造を表した断面図を示し、図3(b)に図3(a)の矢視AA断面図を示す。この摩擦攪拌装置100Bにおいて、押さえ治具15の摺動面には、被加工物10との摩擦による摩耗を抑制するための硬質膜22が形成されている。硬質膜22として用いられる好適な材料としては、ダイヤモンドライクカーボン,窒化チタン,窒化クロム等が挙げられるが、これらに限定されるものではない。ビッカース硬度Hvが約1000以上の材料であれば、硬質膜22として用いることができる。また、硬質膜22の摩擦係数は小さいことが好ましく、0.1以下であることが望ましい。
押さえ治具15の摺動面にはディンプルや溝等の凹凸パターン(図示せず)が形成されていることが好ましく、これにより、押さえ治具15と被加工物10との間の摩擦力をさらに小さくすることができる。なお、押さえ治具15の摺動面に硬質膜22が設けられていない場合でも、この摺動面に凹凸パターンを設けることにより、押さえ治具15と被加工物10との間の摩擦力を小さくすることができる。
摩擦攪拌装置100Bでは、押さえ治具15にガス供給孔23が形成されており、例えば、空気やアルゴン,窒素ガス等が押さえ治具15と被加工物10との間の摺動面に供給可能となっている。このようなガスが潤滑剤と作用することにより、押さえ治具15と被加工物10との間の摩擦力が小さくなる。このとき不活性ガスを用いると、被加工物10や押さえ治具15の摺動面の酸化を防止することができる。前記したように、押さえ治具15の摺動面に凹凸パターンが形成されている場合には、この凹凸パターンがガスの流路を確保する役割を担い、より良好な摺動性が得られる。
押さえ治具15には、摩擦攪拌処理による被加工物10の表面改質を行うためのフィラとして用いる粉末27をピン12が没入される場所へ供給するための粉末供給孔24が形成されており、この粉末供給孔24の上端に粉末供給機構18bが取り付けられている。粉末供給孔24の下端をピン12を没入させる場所の近くに設けることができるために、粉末の飛散による損失を低減し、利用率を高めることができる。また、押さえ治具15を振動させた場合には、その振動により粉末27が確実に押さえ治具15と被加工物10との摺動面に供給されるようになるために、表面改質を均一に行うことができる。被加工物10に前記したように溝G(図3(a)に図示せず)が形成されている場合には、溝Gへの粉末27の充填率が高められ、利用率が向上する。
なお、摩擦攪拌装置100Bでは、粉末供給孔24を通してピン12が没入される場所へ粉末27を供給する構成となっているため、押さえ治具15と被加工物10との間の摺動面にガス供給孔23を通して供給されるガスによる粉末27の飛散を抑制する観点から、ガス供給孔23と粉末供給孔24は工具挿入孔16を挟んで対向する位置に設けられている。被加工物10の表面改質を粉末27ではなくワイヤ17(又はシート)を用いて行う場合には、ガス供給孔23を粉末供給孔24が設けられている位置にも設けることができる。
《第3実施形態》
図4に第3実施形態に係る摩擦攪拌装置100Cの概略構造を表した断面図を示す。この摩擦攪拌装置100Cが前記した摩擦攪拌装置100Aと異なる点は、工具13に代えて、従来から一般的に用いられている工具13a、すなわち、円柱状のショルダ21にショルダ21よりも短径な短円柱状のピン12aを同軸に設けた構造のものが用いられており、この工具13aを挿入するための直管状の工具挿入口16aが押さえ治具15に形成されている点である。
工具13aを用いて、前記した第1実施形態の第1〜第3処理形態に係る摩擦攪拌処理を行うと、通常、工具13aを被加工物10から引き抜く際に、先にショルダ21が被加工物10から離れるために、キーホールが発生する。そのため、摩擦攪拌装置100Cは、キーホールの発生が許容される用途に用いられる。摩擦攪拌装置100Cによる摩擦攪拌処理でも、押さえ治具15を振動させることより、表面の滑らかな改質部19を形成することができ、また、フィラとしてのワイヤ17をピン12aが没入される場所へ確実に供給することができるため、ワイヤ17の利用率が高く、均質な改質部19を形成することができる。
前記した摩擦攪拌装置100A〜100Cでは、被加工物10に形成された溝Gへフィラとしてのワイヤ17又は粉末27を供給し、溝Gが形成されている部分を改質するとしたが、摩擦攪拌装置100A〜100Cによる摩擦攪拌処理はこのような改質処理に限定されるものではなく、摩擦攪拌接合にも用いることができることは言うまでもなく、表面の滑らかでキーホールの発生が抑制された接合部を形成することができる。
また、前記した摩擦攪拌装置100A〜100Cでは、被加工物10を回転させる構成としたが、被加工物10を固定し、工具13,13aと押さえ治具15を移動させることによって、被加工物10に摩擦撹拌処理を施してもよい。例えば、被加工物が大型板状体であって、そのような大型板状体どうしを接合したり、表面改質したりする場合には、大型板状体を移動させる構成では広大な処理スペースが必要となるが、工具と押さえ治具とを一体的に移動させることにより、狭い処理スペースで大型板状体に摩擦撹拌処理を施すことができ、また、摩擦撹拌装置をコンパクトに構成することができる。
次に本発明を実施例により詳細に説明する。ここでは摩擦攪拌装置100Bを用いた被加工物の改質処理と接合処理について説明する。被加工物としては、アルミ合金製ピストン,電動機ハウジング,真空容器を取り上げるが、被加工物はこれらに限定されるものではない。
《実施例1》
図5に実施例1に係る摩擦撹拌処理の形態を模式的に示す。被加工物たるピストン31が受けローラ20に支持されており、ピストン31は回転テーブル(図示せず)により回転する。ピストン31は、直径がφ100mm、長さが80mmの熱処理されたアルミ合金鋳物である。ここで用いる工具13は工具鋼製で、ピン12の直径はφ8mmであり、ピン12の表面にはネジ模様(図示せず)が形成されている。押さえ治具15は超硬製であり、その摺動面は曲率半径Rが50mmの曲面であり、ダイヤモンドライクカーボンがコーティングされている。
ここでの摩擦撹拌処理では、まず、押さえ治具15を押圧振動機構11(図示せず)によりピストン31の側面に荷重200Nで押しあて、周波数20Hzで周期的に振動させた。続いて、回転押圧機構25(図示せず)により工具13を1200rpmの回転速度で回転させ、ピン12をピストン31に5mm挿入した。次いで、ピストン31を図5に示される矢印方向(図5参照)に1rpmの回転速度で回転させた。ピストン31が360°回転(1回転)した後に、ピストン31の回転速度は一定のまま、工具を60mm/分の速度でピストン31から引き抜いた。工具13が完全にピストン31から引き抜かれた後に、ピストン31の回転を停止し、押さえ治具15による押圧と振動を解除し、摩擦攪拌処理を終了した。
摩擦攪拌処理終了後のピストン31を切断し、形成された改質部の組織観察を行った。図6にピストンにおける観察組織位置を模式的に示す図と観察写真を示す。図6に示される“L”はピン12の引き抜きを開始した始点部32からピン12の引き抜きが終了した終点部34までのオーバーラップ領域を示している。改質部19はピストン31の全周に形成され、始点部32から角度30°分のオーバーラップ領域Lの間にピンは引き抜かれ,終点部34では、観察写真に示されるように、キーホールの発生が抑制されていることが確認された。
また、同様に処理した別のピストン31の鋳肌を研削し、改質部19に幅が約1mmのリング溝を形成し、アルマイト処理を施した。その結果、均一な厚さのアルマイト層(酸化皮膜)が形成された。このアルマイト処理では、形成されるアルマイト層の平滑性(表面粗さ)は従来よりも1桁程度小さくなった。
《実施例2》
図7に実施例2に係る摩擦撹拌処理の形態を模式的に示す。幅が2mmで深さが5mmの溝35が予め形成されたピストン31に対して摩擦攪拌処理を施した。ピストン31の寸法や工具13と押さえ治具15の規格は実施例1の場合と同じである。実施例2では、粉末供給孔24(図示せず)を通して溝35にフィラとしてのアルミナ粉末を供給しながら、溝35に沿ってピストン31の表面を改質した。アルミナ粉末を均一に分散させるため、工具13の回転数は1800rpm、ピストン31の回転速度は0.8rpmとした。摩擦攪拌処理を終了した後、粉末供給孔24から供給したアルミナ粉末重量と、溝35に取り込まれずに外部に排出され回収されたアルミナ粉末重量とから、約90%という高い利用率で、アルミナ粉末が実効的に改質に用いられたことが確認された。また、ピストン31の鋳肌を研削し、幅が約1mmのリング溝を形成し、アルマイト処理を施した。こうして作製されたピストンのリング溝の耐摩耗性は従来の場合よりも数倍高くなった。
《実施例3》
図8(a)に実施例3に係る摩擦撹拌処理の形態を模式的に表した図を示し、図8(b)に蓋への押さえ治具と工具の押圧形態を模式的に示す。冷却路43が予め形成された電動機ハウジング41に蓋42を摩擦攪拌により重ね接合した。なお、電動機とは電動モータや発電機などであり、近年の高出力・小型化に伴い、内部に水冷機構を有するものである。
電動機ハウジング41は受けローラ20に支持されており、図示しない回転テーブルにより回転する。電動機ハウジング41は、直径がφ130mm、長さが180mmの熱処理したアルミ合金鋳物である。また蓋42は肉厚が2mmのアルミ円筒材であり、電動機ハウジング41に嵌め込まれ、重ね接合される。これによって冷却路43が形成される。ここで用いる工具13は工具鋼製で、ピン12の直径はφ6mm、長さは3mmであり、ピン12の表面にはネジ模様(図示せず)が形成されている。また、押さえ治具15は超硬製であり、摺動面は曲率半径Rが65mmの曲面であり、その表面にはディンプルパターンが施され、かつ、ダイヤモンドライクカーボン膜がコーティングされている。
蓋42の重ね接合は図8(a)に示す接合線44に沿って行う。図8(a)に示す接合線44はピン12が描くルートを示しており、摩擦撹拌接合後には接合線44に沿って接合部の痕跡が現れることとなる。図8(b)には押さえ治具15と工具13を平行に2カ所に示しているが、例えば、実線で描かれた一方の押さえ治具15と工具13により摩擦撹拌接合が行われた後、仮想線(二点鎖線)で描かれた押さえ治具15と工具13により摩擦撹拌接合が行われる。
ここでの摩擦撹拌接合では、まず、押さえ治具15を押圧振動機構11(図示せず)により電動機ハウジング41の側面に荷重100Nで押しあて、周波数20Hzで周期的に振動させた。続いて、回転押圧機構25(図示せず)により工具13を2500rpmの回転速度で回転させ、ピン12を、蓋42を貫通させさらに電動機ハウジング41に3mm挿入した。次に電動機ハウジング41を矢印方向(図8(a)参照)に1rpmの回転速度で回転させた。電動機ハウジング41が360°回転した後に、電動機ハウジング41の回転速度は一定のまま、工具13を60mm/minの速度で引き抜いた。工具13が完全に蓋42から引き抜かれた後に電動機ハウジング41の回転を停止し、押さえ治具15による押圧と振動を解除して、摩擦撹拌接合処理を終了した。この摩擦撹拌接合処理は2本の接合線44に対してそれぞれ行われる。
こうして形成された摩擦撹拌接合部にはキーホールが発生しないために、冷却路43からの冷却水のリーク防止に対する信頼性の高い電動機ハウジング41が得られる。このように本発明に係る摩擦撹拌処理は、部材表面の改質のみならず、部材の重ね接合や突き合わせ接合等において、キーホールの発生が抑制された良好な接合部を形成する目的でも好適に用いられる。
《実施例4》
図9に実施例4に係る摩擦撹拌処理の形態を模式的に表した斜視図を示す。ここでは、アルミニウムからなる真空容器51におけるアーク溶接部52の表面改質を行った。一般に真空容器51はアルミニウムをアーク溶接することにより作製されるが、アーク溶接部52ではブローホールが発生することが危惧され、これが真空容器51のリークにつながるおそれがある。そこで実施例4では、摩擦撹拌によりブローホールのない、均質な改質組織を有する改質部53を形成することを目的とする。
真空容器51は直径がφ800mm、長さが600mm、厚さが20mmの円筒形である。真空容器51にはアーク溶接によるアーク溶接部52が形成されている。まず、アーク溶接によって肉盛された部位を機械加工により除去し、平滑化する。この真空容器51を受けローラ20に配置し、図示しない回転テーブルにより回転可能な状態とする。ここで用いる工具13は工具鋼製で、ピン12の直径はφ8mmであり、ピン12の表面にはネジ模様(図示せず)が施されている。押さえ治具15は超硬製であり、真空容器51の内周面と摺動するためにその摺動面は曲率半径Rが500mmの凸曲面となっており、ダイヤモンドライクカーボン膜がコーティングされている。
ここでの摩擦撹拌による表面改質では、まず、押さえ治具15を押圧振動機構11(図示せず)により真空容器51の内面に荷重200Nで押しあて(そのときの反力を真空容器51の対向する内面で受ける構成とするともできる)、周波数20Hzで周期的に振動させた。続いて、回転押圧機構25(図示せず)により工具13を1500rpmの回転速度で回転させ、ピン12を真空容器51に5mm挿入した。次に真空容器51を矢印方向(図9参照)に0.1rpmの回転速度で回転させ、改質部53を形成した。真空容器51が360°回転した後に、真空容器51の回転速度は一定のまま、工具13を60mm/minの速度で引き抜いた。工具13が完全に真空容器51から引き抜かれた後に真空容器51の回転を停止し、押さえ治具15による押圧と振動を解除して、摩擦撹拌による表面改質を終了した。
図10()に真空容器のアーク溶接部における改質前のミクロ組織の写真を示し、図10()に改質後のミクロ組織の写真を示す。図10(b)に示されるように、アーク溶接部ではデンドライト組織を有する不均一な組織が観察されたが、図10(a)に示されるように、改質部53では等軸晶からなる組織が形成されており、ブローホールも観察されなかった。
本発明の第1実施形態に係る摩擦撹拌装置の概略構造を示す断面図である。 第2処理形態により得られる改質部とその近傍の表面の写真(a)と、押さえ治具の振動動作を行わなかった場合の改質部とその近傍の表面の写真(b)である。 本発明の第2実施形態に係る摩擦攪拌装置の概略構造を示す断面図(a)と、矢視AA断面図(b)である。 本発明の第3実施形態に係る摩擦攪拌装置の概略構造を示す断面図である。 実施例1に係る摩擦撹拌処理の形態を模式的に示す図である。 ピストンにおける観察組織位置を模式的に示す図と観察写真である。 実施例2に係る摩擦撹拌処理の形態を模式的に示す図である。 実施例3に係る摩擦撹拌処理の形態を模式的に示す図(a)と、蓋への押さえ治具と工具の押圧形態を模式的に示す図(b)である。 実施例4に係る摩擦撹拌処理の形態を模式的に示す図である。 真空容器のアーク溶接部における改質前のミクロ組織の写真()と、改質後のミクロ組織の写真()である。
符号の説明
10 被加工物
11 押圧振動機構
12,12a ピン
13,13a 工具
14 摺動面
15 押さえ治具
16 工具挿入孔
17 ワイヤ
18a ワイヤ供給機構18a
18b 粉末供給機構
19 改質部
20 受けローラ
21 ショルダ
22 硬質膜
23 ガス供給孔
24 粉末供給孔
25 回転押圧機構
26 制御部
27 粉末
31 ピストン
32 始点部
34 終点部
35 溝
41 電動機ハウジング
42 蓋
43 冷却路
51 真空容器
52 アーク溶接部
53 改質部
100A〜100C 摩擦撹拌装置

Claims (7)

  1. 円柱状の先端部を有する工具と、
    前記工具を中心軸回りに回転させる回転機構と、
    前記回転機構により回転する前記工具の先端部を所定の被加工物に押し付ける第1押圧機構と、
    前記工具の先端部の外周が囲繞されるように前記工具が挿入される工具挿入孔を有する治具と、
    前記治具を被加工物に対して摺動可能に押し付ける第2押圧機構と、
    前記工具が前記回転機構により回転して前記工具の先端部が前記第1押圧機構によって前記被加工物に所定深さ没入されている状態から、前記工具及び前記治具と前記被加工物とを相対的に移動させながら、前記工具の先端部が徐々に前記被加工物から引き抜かれるように前記第1押圧機構を制御する押圧制御部と、を具備し、
    前記被加工物を押し付ける方向において前記治具を振動させる振動機構と、
    前記工具が前記回転機構により回転して前記工具の先端が前記第1押圧機構によって被加工物に所定深さ没入され、かつ、前記工具及び前記治具と前記被加工物とが相対的に移動しているときに、前記振動機構を動作させる振動制御部と、をさらに具備することを特徴とする摩擦撹拌装置。
  2. 前記工具及び前記治具と前記被加工物とが相対的に移動しているときに、前記工具の進行方向前方から前記工具の先端の前記被加工物への没入位置へ、前記被加工物とは異なる材料の粉末,ワイヤ又はシートを供給する材料供給機構をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の摩擦撹拌装置。
  3. 前記治具は、前記工具及び前記治具と前記被加工物とを相対的に移動させた際に前記工具の進行方向前方にあたる所定位置に設けられた孔部を備え、
    前記材料供給機構は前記孔部を通じて前記粉末又は前記ワイヤを供給することを特徴とする請求項に記載の摩擦撹拌装置。
  4. 前記治具は、前記工具及び前記治具と前記被加工物とを相対的に移動させた際に前記工具の進行方向後方にあたる所定位置に、前記治具と前記被加工物との摺動面にガスを供給するための別の孔部を備えていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の摩擦撹拌装置。
  5. 前記治具において前記被加工物と摺動する摺動面に、窒化チタン及び窒化クロムから選ばれたいずれかの膜が付与されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の摩擦撹拌装置。
  6. 前記治具において前記被加工物と摺動する摺動面に凹凸が付与されていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の摩擦撹拌装置。
  7. 円柱状の先端部を有する工具の前記先端部を囲繞し、被加工物に対して摺動する治具を所定の被加工物に押しあて、
    前記治具に挿入された前記工具を回転させながら前記被加工物に押しあてて、前記工具の先端部を前記被加工物へ没入させ、
    前記工具及び前記治具と前記被加工物とを相対的に移動させることによって、前記工具の先端部による摩擦撹拌処理を前記被加工物に施し、
    前記工具及び前記治具と前記被加工物とを相対的に移動させながら、前記工具を徐々に前記被加工物から引き抜き、
    前記工具を前記被加工物へ没入させる前から、前記被加工物から完全に引き抜かれるまでの間、前記治具が前記被加工物を押し付ける方向において、振動機構によって前記治具を振動させることを特徴とする摩擦撹拌プロセス。
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